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テオドロは、道は外れたはずなのに結局同じところに辿り着くのかと、苦笑いをした。 (c0) 2023/09/20(Wed) 21:15:13 |
【墓】 徒花 テオドロ「───何だって?」 寝耳に水というには、あまりにも。 自分の思想、その根底を掘り返すような話だった。 己はよく知っているはずだ。それが何を意味するのか。 「……そうか。じゃあ、俺とアリーを攫ったのも……」 20年もの時間。彼の傘下であってもおかしくはない。 ショックは意外と言うべきほど少なかった。 元よりそのつもりだったから。肩書に踊らされず、 この目で何が正しいのか見極めてみせるのだと。 「とんだ古狸だな。 でも、彼のおかげで今の俺がいるのには違いない」 何なら辞職願を叩きつけたところだったから、 今後の事を考える為には丁度良くすらあった。 ひとつひとつ。縛り付けていたものから決別する。 #収容所 (+0) 2023/09/21(Thu) 0:53:59 |
【秘】 徒花 テオドロ → 法の下に イレネオ/* こんなことを言うのもどうかと思いますが辛くなってくれてありがとうございます。こちらとしてテオドロをこねた冥利に尽きます。 しばらく考えていましたが、キャパ以上に被暴力描写の不慣れさから、あるいはこの男がそんなに面白そうな反応しないためかこちらの返信が大きく遅れてしまいそうだと思い、苦渋の決断ながらこのまま受けるのは良くないな〜〜と。 爪が剥がれたり骨が折れたりする程度の拷問をされたという事実は全然あっても良く(その方がそちらにとって自然ならノリノリで取り込む所存)、暗転、あるいは仮定をすっ飛ばして拷問後なら問題なくロールできるかと思います。 拷問ロールそのものの期待には沿えないので、これもこれなら別にいっかな〜等思ったら是非休憩などに当ててください。 配慮いただきありがとうございます、重ね重ねよろしくお願いします。 (-130) 2023/09/21(Thu) 7:40:42 |
【秘】 徒花 テオドロ → 幕の中で イレネオ/* 休んじゃいましょうか……(PL連絡窓も見る)言いたいこと自体は色々ある男ですが、それはそれとして一つの志を持つ相手への尊重をしたがるような奴でもあるので、敢えて何も言わずに耐える方向になっちゃいそうです。 声援やお声掛けいただきありがとうございました。これからも美味しい物を何だかんだ食べに行っていると思います。 また何かの機会があればちゃんとお話ししたいですね…… (-242) 2023/09/21(Thu) 19:56:04 |
【秘】 徒花 テオドロ → pasticciona アリーチェ「……」 「そういうもんか」 良い人という評価はさておいて、 警察になった理由を聞いては重ねてなんでもなさそうに言う。 理想を抱いていたわけではない。 漠然と自分以外ならもっとちゃんとした理由を持ってるのだとばかり思っていたが、 マフィアという単語も含め、そうでもないという事実は何故だか受け入れやすかった。 「あんたが何をしていようと勝手だと思いますが…… そういう向上心はやはり、誉められるべきものだと思う。 娼婦から警察になるという点では成果を残しているから」 「何故だか知らないが、俺たち幼馴染は…… 他二人を必要以上に持ち上げる傾向があるようだな」 何度目かわからない嘆息をする。あの兄貴分だってそう。 故に三人でうまくやれていたというのも納得できる。 「マフィア……な。俺も、 警察より向いてるのではと幾度となく考えた」 「けれど結局警察の方が肌に合うような気がして終わる。 正義感はないけど正義を振りかざせるのは最高です」 (-249) 2023/09/21(Thu) 20:33:50 |
【秘】 徒花 テオドロ → 路地の花 フィオレ「心中お察ししますが。 よくもまあ俺のツラを拝みに来ましたね」 両の腕を背に回して、気だるそうに見ている。 事実、己はやりたいようにやって、 その結果牢にブチ込まれただけなのだから。 だから言ったでしょう。互いに傷つくばかりだと。 「……心配しなくとも。 取り巻くものが変わり始めているということは…… もう一歩、先に進めるということでもあります」 「俺に会いに来ることがその足掛かりになるなら、 まあ、咎めはしませんよ。俺だって」 (-250) 2023/09/21(Thu) 20:37:00 |
【秘】 徒花 テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ「……」 不思議と。牢の中にいた男の表情は穏やかに見えた。 両の手は背の裏に置きつつ、 寛ぐとまではいかないもののゆったりとしていて。 「今の外よりかは悪くない気もしますね」 そんな皮肉を返す気力も残っているようだった。 「……この世の警察というものは…… なかなか難儀ですね、本当に」 (-278) 2023/09/21(Thu) 23:04:03 |
【秘】 徒花 テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ「心配させないようにしてるんですよ」 そのくらい察せませんか?などという嫌味が、 態度の裏に隠されていた。手前にあるのは気遣いだというのに。 「……啖呵は切ったものの、 その後の警部から出てくるものがアレだと思うと、 まるで俺が道化みたいに思えてきますね……」 「怒りや恨みはないものの、 過去が風化したわけでもなかったから。 考えることが山積みです……言いましたっけ。 俺とアリーチェが臓器売買の為に捕まったことがある話」 (-284) 2023/09/22(Fri) 0:01:58 |
【秘】 徒花 テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ「確証はとれていませんが。 俺たちを助け出したのは警察ではなくマフィアでした。 ……つまりは、そういったものですら敵対している手合い」 「十中八九、20年も裏の市場を牛耳り続けた…… 彼の手引きだとしたら全ての筋が通ります」 同じ顔を浮かべては、 これまでの因果に対し恨み言を吐きたい気分ではあった。 「今の警察は大混乱でしょうね。 無理矢理にでもそれを纏められる人材であろう、俺がそこにいられないことがこんなにも口惜しい」 人を抱え込めば抱え込むほどすぐに限界が来てしまうことを知っていたから、嫌味な言動で遠ざけていた不器用な自分の適材適所を漸く悟るとは思わなかった。 似た者同士の顔を見遣れば、また苦笑いが零れた。 (-291) 2023/09/22(Fri) 1:15:21 |
【秘】 徒花 テオドロ → 路地の花 フィオレ「あんたの助けになれるんだったら、 いつでもこの顔を見せてやりますよ」 なるべく元気そうなそれが良いだろう、と、 疲れや痛みはできる限りは隠しておくべきだ。 「俺も……考えるべきことが多いですからね。 小さいころ。臓器売買の為に、 幼馴染と共に攫われたことがあって」 「恨んでこそないにしろ、 それが今の俺の人格形成に…… 多大な影響を与えたことは間違いありませんから」 (-292) 2023/09/22(Fri) 1:17:57 |
【秘】 徒花 テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ「さて、どうでしょう。俺たちは知っているはずです。 アリーチェはそもそも危なっかしい人間であることを。 彼女も彼女なりに考えているから、 成るようになればいい、とも思っています」 心配ではあるが、心配したって仕方ないことも分かっている。 意志を曲げさせてまで、それこそ鳥籠にでも閉じ込めるように、 そうまでして守るべきほど弱い存在ではないのだ。 「それでも、今託せるのは……あんたしかいない。 この世の中は俺たちの思う以上にろくでなしが溢れていた。 ま、あまり気負わずとも、 あんたのやらかしてやりたいことの一つくらい、 どさくさに紛れてやれたらそれでいいんじゃないですか」 投げやりな言い方ではある。 ただそれは、捻くれた形の声援でもあった。 自分よりも周りの方が優れた存在だとは今も思っている。 何であれ、満足の行く結果を掴んでもらえたらいい。 (-298) 2023/09/22(Fri) 1:53:55 |
【秘】 徒花 テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ「あんたのやれる自信はどうでもいいです。 別に上手くいかなくたっていいですから」 「やること自体が大事なんだよ、エルヴィーノ」 それが己の志に基づくものなら何だって。 なんなら何もしてないのに牢に入れられる世なのだから。ましてや幼馴染や同僚だからとか、そんな肩書は大して重要な話じゃない。 俺にとって、世話を焼くほど価値があると認めた相手がこの状況で行動を起こせないほど弱いわけもないくらいに考えているのみ。だから其方のやれることに対しては満足そうに頷きを一つ挟んで。 「何にせよ、俺が外に出られるか、 逆にあんたがここにぶち込まれるかしたら、 やってくれたな≠ニ大きな声でやります。 酒でも呑めたら尚いい。 ……俺は下戸な方なんだけどな」 牢の外にいた時よりもずっと、 素に近い態度で言葉を続ける男は、 縁起でもなく前向きなことを思い浮かべるのだ。 (-345) 2023/09/22(Fri) 12:11:15 |
【秘】 徒花 テオドロ → 路地の花 フィオレ「ご想像にお任せします。 とはいえ幸い腹は掻っ捌れる前に助かりました」 それが無事だと言うのなら間違いなく、 自分が幸運だったのもやはり違いない。 「……分かってると思いますが。 俺の人格なんかはどうでもよくて、 ここまでの規模、期間の悪質な事件が警察内で起きていたとなれば、一層混乱は広がるばかりでしょう」 「やることが上手くいかなくても、気負わないでとまでは言いません。ただ、……そうですね」 月並みな言葉の一つや二つ、 言おうと思えば幾らでも言えるのだが。 あんたに対してはこれが相応しいだろうと。 「決して枯れないように。 あんたはきっとまだまだ花盛りですからね」 自分と違って、幾多のものを背負うのだろう。 こちらもまた支えくらいにはなりたいと思うのだ。 (-355) 2023/09/22(Fri) 12:55:39 |
【秘】 徒花 テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ「どうりで」 職業柄、精神を削る都合満足な睡眠を取れる方が珍しいだろうから、食に関してはともかく睡眠はあまり無闇に早く寝ろとまでは言わないようにしてきた。 だから浮かぶのは驚きではなく納得だ。 怠けていたと言われるよりよっぽど分かりやすい。 「下戸より余程大事ですね。 ……やはり子守唄が必要ですか?」 遠ざけるための嫌味ではなく、気の置けない相手への冗談として。前の話を掘り返した。 (-364) 2023/09/22(Fri) 14:24:33 |
【秘】 徒花 テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ「面倒な男な自覚がありますから、 それに対して叱るような真似はしませんよ」 「きっと同情するのも違うんでしょう。 俺に言えることがあるとすれば…… 俺もあんたの命を繋ぐことだけを考えるのではなく、 きちんと精神の方も気にしてやるべきだった、と」 儘なりませんね、と柔和な笑みを見せる。 捻くれた人間が多いのだからすれ違うこともある。 だから後悔をしたとまでは言わない。未来が無いわけでもない。 「…………… ……………謝罪の言葉は考えておきます」 (-467) 2023/09/22(Fri) 23:25:49 |
テオドロは、ここのご飯はあまりおいしくないですね。 (c19) 2023/09/23(Sat) 1:45:44 |
【秘】 徒花 テオドロ → favorire アリーチェ「それは」 「命令をした側を撃てばいいと思う」 迷いなく答える。 実際そうなった時、迷いなくそうするとでも言いたげに。 「それで自分が死ぬならそれまでです。 やりたくないことをしてまで生きてたくもないし。 ……他人を持ち上げるでなく、自分を落とす、か」 心当たりは勿論ある。なかなか認められる話じゃないが。 己は人一倍自己肯定の気力に欠けてる、 そんな部分の自覚くらいは持っている。 「そう生きてきたのだろう。俺も、あんたも。 多分ニコだって。だから向き合ったところで、 すぐなんとかなる問題ではないんだと思う」 「今は……その分だけじゃない方の二人≠ェ、 持ち上げてやればそれで事足りるんじゃないですか」 兄貴分の相談はないが、 きっと彼だって。持ち上げる所に反対はするわけもない。 (-554) 2023/09/23(Sat) 9:10:06 |
【秘】 徒花 テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ「あんたは謝罪をくれておいて、 こちらからのは受け取らないつもりですか?」 言葉面はどれだけ普段の嫌味ったらしい言い方でも、 表情は、仕草はやはり穏やかなもののまま。 「でも、……実際、他人ができたことって少ないんでしょうね。今の周りのことについても、俺と、あんたの自分の事についても。 だから俺が謝ることがあるとしたら、エルヴィーノの身が心がどうとかではなく」 「いくら本当に無理なく背負えるからって、 他人を頼らず踏み込まず、一人で歩きすぎたことです」 理由や因縁、辿ってきた道は違うのだろうけど。 そうして至った他者を救う、自分を守るための考えはどうしても似たような歪みばかりがあって、それだけは正されるべきだった。 「俺は……こんな皮肉屋な自分を、 今更消し去るようなことはもうできないでしょう。 あんただって、生活がすぐ治ったりするわけじゃない」 「だから、それでも歩み寄らなきゃいけない。 ……一つの側面だけで物事を判断してはならないために」 それが出来なかった結果が、今の外の惨状だ。 「すみません」 「やはり、もっと早く気付くべきだった」 (-590) 2023/09/23(Sat) 11:20:40 |