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【念】 口に金貨を ルチアーノrrr…… 『……電話で失礼しますねご主人様』 『報告がこのような形になることをお許しください。 後で書面で纏めてきますので、それでは本題を』 『あの男は 個人で動いていて勧善懲悪に節操がない 悪い琴線に触れたら 誰でも狙える んじゃないんですか?誰を目的としてそんな意志を持っているのか、 娯楽なのかどうかも直接話はしていませんので、不明です。 法案の件とも此方ともまた別の陣営のようですね、どう扱って良いのやら』 『それと、この通話もアジトも盗聴されてる恐れがあります。 張り付かれてはいないと思いますが、 この先は基本筒抜けになると思ってお喋りください。 そういう類の人間には誤魔化しきれないものがありますから、 あえて気にせず吹っ切れるのもいいと思いますよ』 『それでは、良い夜を』 (!0) 2023/09/14(Thu) 21:20:44 |
【神】 口に金貨を ルチアーノ「野郎共、今はフィオレ以外俺に近寄るな。 しばらく指示はない、泣きつくならペネロペかヴィットーレのところにでもいってこい。 その代わり金回りの報告だけは手を抜いたら承知しないからな、それ以外は最低限のものだけ連絡しろお」 騒がしいアジト内で群がるアソシエーテ達に一喝入れれば忙しさを隠さず廊下をひた歩いていく。 人気のない場所で通話を一本入れため息をつき、外に出ようとしたところでまた別の電話がやってきた。 「今度は何だ」 「あ? "灰色"が逃げ出した? 」「知るか……あー、どっかで俺の子猫ちゃんが呼んでるから切るぞ」 #アジト (G10) 2023/09/14(Thu) 22:36:05 |
【神】 口に金貨を ルチアーノ「わかってんよお! 俺の耳は良いんだ、鳴き声の聞き分けぐらいできらあ」 足早に元上司の横を透り過ぎようとして足を止める。 その黒眼鏡の奥を一瞬睨みつければ、懐に入っていた手帳を一枚破って押し付けた。 「会議にでんならご苦労さまだ。 ペネロペー、俺の部下が泣きついてきたら頼んだぞ」 きっとまだそう離れていなかった顔見知りにも声をかけながら、すし詰めのような場所には興味もくれずスタスタと男はアジトを歩き回った。 #アジト (G16) 2023/09/14(Thu) 22:53:26 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡その手帳の切れ端に洒落た宛名などはない。 それをどう扱うか、あなたはきっと自由にできる。 イレネオ・デ・マリア 性別男 25歳 警察内では巡査長勤務。 法案に関わる一員ではない がその勧善懲悪の信念に節操はなくこの件に乗じて無差別に私刑を執行する可能性がある 。#アジト (-36) 2023/09/14(Thu) 23:04:38 |
【神】 口に金貨を ルチアーノ>>G17 フィオレ 「mia Gattina、そんなに怖がらないでくれ。遅くなって悪かった」 既に貴方以外のアソシエーテには今後の指示を回している。 ゆっくり時間を取るために一人後回しにしていたが不安にさせてしまったらしい。 「新聞のことなあ……。 俺なんかの立場で詳細をわかっていたらここはお祭りになっていないと思うぜ? 今は偉い連中が被害とこの先どうなるかを見極めてくれるってんだから、俺たちに出来ることはせいぜい…… 大人しく していることだ」ひとまず落ち着かせるようにその背を撫でてやる。 気の利いた言葉よりも、現状報告だらけになる自分の口調はいつもよりも張り詰めたものだ。 その全てを知りたいというあなたの言葉にいつかの自分が重なった。 まあ、誰かさん相手にこんなに素直に縋ったことはなかったが。 #アジト (G20) 2023/09/14(Thu) 23:21:54 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Chiavica テオドロ『お前……』 『 こんな時に休みとれたのか? 』空き時間電話に切り替え返事をした男は心底驚いた声であなたに返答した。 あと一ヶ月は無理だと思っていたと。 『勿論時間は取らせてくれ。 一人子猫ちゃんを置いていくんで泣かせそうだが何も罪悪感を抱えないで良い』 (-42) 2023/09/14(Thu) 23:30:12 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ『暇なわけあるか 馬鹿野郎』 あなたのメッセージにはひとまず即座に返された一言。 しばらく返信はなかったが、漸くまた通知がやってくる。 『先に約束してた用がある その後ならあくが』 『あとは急ぎの用ならメッセージで聞くぞ』 (_1) 2023/09/14(Thu) 23:39:51 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Chiavica テオドロ『そういう仕組みなのか、警察ってやつは。 お休みはしっかり取れるいい職場だなあ』 事件もあって皮肉交じりに。 用件は伝えた、時間も有限だ、出掛けるのだから早めにするかと昼時から夕刻辺りまでの明るい時間を指定する。 夜間でも構わないが、流石に飲みにまで付き合わせてしまいそうだと思って。 『そうだなあ。大変だが立てたい方は俺が決めているし、邪魔されるつもりもないね。 それではまた後で、こちらこそ楽しみにしているよ』 現地集合で頼みたいと伝え、その後通話はきられるだろうか。 離れた地とはいえこの二人で隠れて会わないのもそこそこ珍しいことだ。 せっかくだし新しい服でも出すかと、男は約束の時間に間に合うようにたっぷりと時間を掛けて自室のクローゼットを漁ったそうな。 (-61) 2023/09/15(Fri) 0:17:06 |
【神】 口に金貨を ルチアーノ>>G22 フィオレ 「そこも詳しく俺たちは把握ができていないが……。 新聞の内容だけでも噛み砕いていこうか」 貴方を引き連れたまま座れる場所に向かいテーブルに新聞を広げれば膝にその軽い体を乗せて一文字ずつ説明をしてやる。 大まかな事件、法案、マフィアに関わるすべての人間が狙われていること。 「そりゃあ、警察の連中には会わない、余計な詮索をしないこと。 アジトから出ないのも一つの手段ではあるし、指示があるまで部屋に閉じこもるやつもいるだろうなあ」 今告げた全ての言葉を本日中に破る予定の男は努めて優しく声をかけた。 閉じ込めたいわけでもないが、こうも怯えている姿を見れば連れて行かせてなるものかという気にもなる。 「…………食事ぐらいはしてもいいと思うぞ。 お前達の提案してくれた件、気晴らしが欲しいと思っている連中は多い」 (G25) 2023/09/15(Fri) 0:32:35 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ『現地を教えてもらったほうが助かるが それもお楽しみか?』 出来る限り答えてはやりたいと頭の中でいろんな算段を組みながら予定を考える。 やはりこんな時に大人しくはできそうにないんだな、と苦笑しながら忙しくなった日に憂うつ気なため息を付いた。 『悪いなあ 今も子猫ちゃんが離しにくい それとまさかお前まで今日は非番だったのか 無事で何よりだ』 (_3) 2023/09/15(Fri) 0:49:09 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 路地の花 フィオレ「俺こそお前が夜のお供が欲しいのなら、いつだってこの身は貸すさ」 抱きまくらになるような気分で貴方との添い寝の時間を告げればやってきた質問に片目を開ける。 「そうだなあ。一つは、……避難できる場所があるか、だ。 アジトにいれば危険な目に合わないかどうか。 お前やラウル達を守ってやれるかどうか。 上の連中みたいに格闘が得意でもないもんでね、 いざという時は俺のほうが足を引っ張るかもしれん。 そういう時に情報は役立つ、逃げ道も戦い方も地の利をもって居るほうがずっと楽だ。 そして、……その時はアジトや俺の傍以外の場所にお前たちは逃げなくちゃあならん。 あくまで襲撃や非常事態の話だ」 まるで天災がもうじきやってくるかのような予言をすれば、極々真面目に避難訓練の話をする。 逃げなければいけないときは場所にこだわってはいけない、一つの縄張りにこだわり続けていれば身を滅ぼすと。 「何があるかわからん。 今のうちにお前が安心できる場所はいくつも作っておけ。 景色がいい場所でも好きな男の場所でも良い、金なら用意してやろう……別荘みたいなもんだな? 帰ってくる家はここ、だからな」 だから、 この場所が安心できるか調べたい。 敢えてスパイや裏切り者を探すような言葉を貴方の上司は飲み込んで口に出さなかった。 (-105) 2023/09/15(Fri) 5:08:37 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ『そういうことは急に決めるな!』 『俺が行くことは知らせているのか?』 あくまで急かはこちらの都合ではなく、向かわれる患者側の話だ。 意識は今はどうだとか、見舞いの花はあって良いのかと尋ねながら時間は過ぎていく。 そうしてなんとか見舞いの時間までには都合はつけて待ち合わせ場所へと向かっただろう。 何やら疲れているようだが、しっかりと身嗜み整えて、まるで何処かへ出掛けていたような新品の服だった。 (_5) 2023/09/15(Fri) 5:21:35 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → オネエ ヴィットーレ>>2 「ヴィットーレ、いるか!」 #バー:Collare 、アジトで騒々しくなる開店前。 姿を見せていたマフィア側の男はいつも通り手をひらつかせ……ておらず、忙しない様子で現れた。 「急ぎ女に弁当作りたいんだが、何か余っていないか!」 無礼極まりないと思いつつ、この時間と事件のこともある。 目上に貴方に対してある種の信頼を持って真面目に頼みに来た。 (-110) 2023/09/15(Fri) 6:34:54 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ「一つしか離れてない上に、昔はただの暇つぶしをする相手でな。 好き勝手に自分たちのしたいことをしていたよ、今とは違ってな」 友達の距離感だ、良くも悪くも互いに怪我がなければいいと。 楽しければいいと思っていた程度だったかと、続ける。 今はそのように砕けて仲がいいわけでもないのかもしれない。 「片方は知らんがテオドロには聞いてきてやろうか。 次のあいつの休みに時間がもらえるんだ。 他人に聞かれた方が話しやすいだろあいつも」 「まあ話したくないかもしれないけどなあ、いいかあ? お前の名前出しても」 (-111) 2023/09/15(Fri) 6:51:51 |
【神】 口に金貨を ルチアーノ>>G27 フィオレ 「ま、警察に喧嘩を売らなきゃいいさ。 上司が責任とるような羽目は起こさんでくれ、……お前が怪我をすることも全部俺の責任だからなあ」 「何処に行っても構わんよ。 ――だが、会う人間全て巻き込む可能性があることを肝に銘じておけよ」 本当の意味で貴方を不自由にする命令などしない。 だが、立場とその行動に意味があることを教えてやる。 「見つからんかったら、三日月島のアマラントはいいぞお。 急に貸し切りに出来るような場所ではないが可愛い娘の頼みならわからん。 マスターの筋力が黒眼鏡の旦那ぐらいあってなあ、腕相撲しているのを見てみたいぐらいだ」 何方かの筋力を知らなければ面白くないことを言いながらいつかのその時間を待つことになるだろうか。 きっとこうして余裕があるのもあと少しである予感がある。 だから別れ際に告げるのは日付はできるだけ早い方がいいというアドバイスだけであった。 (G28) 2023/09/15(Fri) 7:35:35 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ一人浮いている姿なのはいつものことだ。 表の顔が放浪息子は人目をあまり気にしていない。 「デートだ、野暮なことは聞くな」 「それにしてもエルは廃人が何も聞いてないと思ってんのかあ? 起きたら全部覚えてるかもしれねえんだ、レディは丁重に扱え」 症状はいつかの状況とあまり変わっていないように感じた。 そうか、と小さく返しながら建物の中では静かに病室へと向かっていくだろう。 (_7) 2023/09/15(Fri) 8:53:33 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ「……最近少し様子がおかしいんだけどな。 歳が違うと、それぞれ悩みも変わるな」 お前の同僚だよと言ってやりたいがここで関係を明かすわけにもいかないので口を閉ざした。 「失礼な、……俺が仲良くない人間なんているものか」 自分たちの縁は内緒だったか? まあ、幼馴染にぐらいバレてもいいだろう。 「とーっても仲がいいお友達だがあ? 酒もたまに飲みかわす程度だ、まあ、……お前が思うほど他人でもないさ」 (-123) 2023/09/15(Fri) 9:42:28 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ「悪いことしてないのにつかまるのはごめんだよなあ、何事も。 夜のお散歩も危ないんじゃないかあ?」 猫に餌をやっていただけの男は笑いながら大通りの方へと向かっていく。 少しずつ人と車の気配が増えてきて、薄暗い景色は人口の明かりで灯されはじめた。 「ほーう……成程な。 そこそこ面倒な性格をしているなあお前も」 「言われなくとも仲良くするさ。中々気に入ってるんでなあ。 だけど、あんたにしか聞けないことも言えないことだってある。 お互い昔の縁ってやつはいい意味で利用していこうぜ」 (-130) 2023/09/15(Fri) 11:21:04 |
【人】 口に金貨を ルチアーノ>>30 リヴィオ 「……丁度顔が見たい時に」 縁のある警察の知人が猫を見上げているのを遠目に見つけてしまった。 今日は予定が詰まっている、法案のこともあり通り過ぎるべきであるのに目に止まってしまったものだから足は自然に向かっていて。 「こういうのは近づいて来ないから向かうしかないぞ」 うまく行かないと逃げるがな、と付け加えて貴方の横に立った。 行く気は全くなさそうだ。 #路地裏 (32) 2023/09/15(Fri) 13:20:12 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ「……あ?」 あなたの言葉に怪訝な声と表情を向けたが、咳払いをすればそのまま彼女に近づいて膝をついて目線を合わせた。 「Buon giorno、ラーラ。 見ないうちに随分きれいになったね。 見舞いの季節の花は貴方ほど華やかではないけれど、 きれいなものを揃えてきたよ。 飾っておくから眺めて少しでも元気になって欲しいな」 歯の浮くような台詞を笑顔とともに送ってみせる。 しばらく視線を合わせようと見つめ続けるが、反応がなければ花瓶に花でも移しに行こうとするだろうか。 (_9) 2023/09/15(Fri) 15:48:45 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Chiavica テオドロあなたを待たせて時間丁度にやってきたのは、 薄茶色のサングラスを掛け、秋の新作の細身のコートを纏った 控えめに見てもどこかの良いところの坊っちゃんだ。 軽薄そうな態度を取ればナンパ男に早変わりであろう絶妙な出で立ちだった。 「テオドロ、会いたかったぞ」 大衆の前では飾った言葉を使うが、飲みを交わしていれば貴方には忖度なく言いたいことは言う男だ。好感の態度を無理に作ってる様子は見えなかった。 「仕事や女はうまくやってるか? お前さんみたいなやつが身を固めたらこの国も安泰だと思うんだがなあ」 軽口を叩きながら、行くかと調子良さそうに人通りがある方を指した。 ここは金を払う方のビーチだったか、自分は気にしないが貴方が大衆の前で肌を見せたがらない生娘のような性格かは測りかねている。 (-174) 2023/09/15(Fri) 18:37:36 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → オネエ ヴィットーレ「いいんやあ? ……例の法案のせいで胃を悪くしそうな女がいてなあ」 「適当なものより愛情とやらが籠もってる料理を食わせたほうがマシだと思ったわけだ」 ルチアーノは手料理をほとんどしない、そしてこんな時間に頼れる店もありはすれど目的を考えればここに行き着いてしまった。 しかし絶妙な言い方の中で感じるのは、まるでその女が部下や身内に聞こえないような気がすることだろうか。 「あんたの飯を金で買えるなら安いもんだ」 そうして男は本心からの歯の浮くような台詞を言いつつカウンターの中に滑り込んだ。 (-178) 2023/09/15(Fri) 18:47:26 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ「悪いなぁ、可憐な君。 あまりにも神秘的な妖精のような君の言葉は 特別な時間にしか聞けないようだ。 また聞きに来るよ、その声が俺に届くまで」 読唇術など会得もしていなければ、その笑顔の意味もわからない。 ただできるのは愛想よく笑顔を送られた分、っ安心させられるよう笑い返してやるだけだ。 「暴れる事が何だと言うんだ、動けるぐらいが健康的でいいじゃないか」 「こうして生きて、眼の前にいるんだから」 あなたの大切な人間は此処にいる、それだけで十分じゃないかと。 最後の言葉には個人的な私怨の重みを乗せて呟いた。 (_11) 2023/09/15(Fri) 18:55:40 |
【人】 口に金貨を ルチアーノ>>41 リヴィオ 「勝手にエキスパートにするなあ、俺は猫自体は好かん。 お前の顔は見るとご利益がありそうでな、変わっていなくて結構」 そう言っている間に涙ぐましい救出劇が行われ、何がロマンスが始まりそうで終わった気配がした。 女も猫もそんなものだろう、赤く残った線だけが生々しく男の手に残って痛みを与えるのだ。 「……ツンデレというやつかね。 治療道具がなけりゃあお優しい元看護師のマダムがやってるスープ屋が近くにある、悪いもんで腫れる前に癒やされに行くか?」 #路地裏 (42) 2023/09/15(Fri) 19:50:02 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ「……ま、そーいうんなら仕方ねえな」 「せめてなにか起こったら動くぐらいの胆力は見せろよお兄ちゃん。 俺はこうして聞くだけならよおくしてやるよ。 人の悪い噂話も、浮ついた恋の話も募集中だ」 話題の種になっていいからな、とケラケラ笑いながらすっかり明るくなった路地の入口で足を止める。 「ま、抱え込み過ぎんな。 俺もガス抜きはこうしてするぐらいだ、あんたら平和にお巡りさんして猫ともども治安を守っていてくれや」 そろそろ解散かね、と何かまだ話したいことはあるかと改めて貴方に問うた。 気まぐれだがそこそこ気分良く散歩はできていたらしい。 (-185) 2023/09/15(Fri) 19:55:14 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Chiavica テオドロ「……見惚れるなよ? ま、さっさと入って……何? 向こうにエステもあるな……。 テオドロ、美人に体を揉まれたい趣味はあるか?」 観光地に浮かれている男はこの場に既にノリノリだ。 雑談をはさみながら誠実を連れて自由気ままに道をゆく。 「なんだ……お前ら本当に女っ気がないな。 適齢期という言葉を知らんのか」 馴れ馴れしい親戚のムーブはこれっきりで息をひそめるが、 その返答や態度にはあまり期待はできないかとつまらなさそうにため息をついていた。 (-191) 2023/09/15(Fri) 20:09:23 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → オネエ ヴィットーレ「本命なんてつくれんよ、これでも三ヶ月の男って有名なんだ」 浮気はしない、だが結婚もしない。 付き合ってもいいが三ヶ月以内に別れる。 それがルチアーノが告白された女に言う交際のルールだ。 曰く、きっぱりとそれ以上の期間を 色褪せずに 愛せないかららしい。「……夜中に路地裏でナンパされちまってなあ。 力を貸して欲しいって言われちまったら、断れん。 俺が協力してやらんと、一人で危険な橋を渡ろうとする女なんだ。 男と二人っきりの部屋でなあんも警戒しないで不用心で、情があるくせに底が見えないから危なかっしい」 目に入った派手なピンクの布、一瞬躊躇したがため息を飲み込んでサッと付けた。 ここでやらねば男が廃るというもの。 「できるだけ支えてやりたいんだよ、あの女のやりたいこと。 ま、俺がしたいこととも都合があってたんでな」 やらないだけでそこまで不器用でもない男は隣に貴方がいれば大きな失敗も起こさないだろう。 さて、聞いてもないことをサラサラと話すのはなんのためだったか。 (-193) 2023/09/15(Fri) 20:48:24 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Chiavica テオドロ「なんだ、俺のマッサージは高いぞ? だが子守唄か腕枕のオプションも付けてやらんこともない」 女の素肌にオイルを塗るのもお手の物、案外尽くすのに慣れているらしい。 「仕事一番かい、変わってなくて良いことだ。 思ったより冗談が通じると気付くのに時間を掛けちまったなあ。 見るからに神経質な男のそれに見えていたんだ許してくれ。 ……苦手なやつとか居たりしないのか。 普段からお気楽な奴とか、何度注意しても悪癖を直さないやつだとか」 入場をすれば慣れはしていないがある程度の案内と人の流れで作法はわかりそうだった。 サングラスを外しこの先は目立つ格好や行為だけは避けると決めた。今更かもしれないが。 (-199) 2023/09/15(Fri) 21:46:42 |