人狼物語 三日月国


129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ

/*
 ハロー!ぴよぴよ(チャレンジ失敗)様!広範囲ヌードル型加湿器よ!

 タイミングについてなのだけど、バーナードのどんな様子を見たいか次第でタイミングが変化すると思うわ!
 というのも、襲撃直後については
バーナードがマジでメンタルメコメコ
かつ、現在アルレシャPL様にお願いして(あとで都合のいいタイミングに捻じ込む想定の下)秘話で殺しに行かせていただいているところで……ラサルハグの蘇生が完了すればまたちょっとメンタルが回復するから……。
 虚無〜グズグズのどれを見たい
か次第になるかと思いますわ。メンタルが虚無に近ければ近いほど遭遇時間と反応が少なくなる気がします。どれ見る〜?!(虚無の見本市を展開する)

 以上、友人のナフがそういうモノとして殺される姿を見てダメージを受けていた直後に従僕が死ぬとかいうメンタル塵コンボに死んでいるバーナードを因果応報顔で見ている加湿器でした!
(-128) 2022/02/28(Mon) 23:11:00

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード

/*
え!
1番酷く弱ってるとこ見たい!
(クズ)

……っと、食いついてしまいましたわ!
そちらの無理の無い範囲で、加湿器様の一番楽しめそうなタイミングにお邪魔したいですわ……!
もし襲撃RP終わって諸々確定してからの方がいいとかありましたら、現実時間での訪問を送らせますので……。

バーナードごめんね〜悪いことしてる自覚あったわよ〜なぴよぴよ(チャレンジ成功)より。
(-132) 2022/02/28(Mon) 23:20:34

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ

「よく分からなかった……分かってしまったんだ?お前に悪いことを教えてしまった気分だよ。いや、気分ではなく事実か。ごめん。押し込めざるを得ない状況に追い込んだのは俺だな」

 あなたとはそもそもの在り方が違ったのだ。あなたという水と器はどちらも自由なものであり、バーナードという風と殻はどちらも不自由なものだった。殻の内で暴れ狂った風が解放を求めた結果がこれだ。あなたという水と器を不自由なものへと変え、バーナードという風は殻を脱して自由となった。

 バーナードはあなたの変化を喜ばしくは思えない。けれどそれも己が受ける報いであるというのなら、巻き込んでしまったあなたに合わせる顔もない。
 今更どんな顔で「俺に何ができる?」なんて聞けるだろうか。


 あなたの生み出していく華のひとつに手を伸ばしてしまおうか。花は嫌いだが、あなたの生み出すこれを僅かでも掬い上げられはしないかと。

「そう。計画はアイツ。俺は俺の持つ情報を曖昧な形で渡した。……俺の不可視なんて"切り札のひとつ"も切ったが、全ては渡していない。俺の風でできることの一部と、お前の探知範囲の詳細は伝えてないよ。囚人相手に全ての手の内を明かしはしないし、仲間を売るつもりもなかったから」
(-133) 2022/02/28(Mon) 23:32:57

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 疾風迅雷 バーナード

納得した、ならそれでいい。分からないほどではないともわかっている。受け入れられない、という状況が分からないだけだ。

「……一発では無理だったぜ」

痛めつける無駄な弾が全くないとは言わないし。
少しだけ悠長に話もしたし。貴方の従者がそのくらい強かったのはその通りだ。
ただ、礼を言われるには及ばない気がした。
受け取れない。


「なんで謝るんだよ」

覚悟がない、つまらない。でもそれはそれで仕方ないんだろう。
感想は抱きはしても、貴方を責めるつもりはない。天に運を任せたとしても、選んで襲ったのは自分なのだし。

「いいよ、ゆっくりで。……つって、俺が言うことじゃねぇんだけど。面白くなくても、お前はお前なんだろ」

弾丸を取り出して、詰めて、銃口がこちらを向くまで。じっと眺めていた。
サブマシンガンを拾って貴方に撃ち込むことも、太腿の愛銃を取り出して引き金を引くこともできるだろう。なんなら、銃口を向けられた時点で動き始めてもきっと間に合う。

でも。
今貴方に与えられそうなものが、役割に見合った施しが、この命くらいしかなさそうなので。
死にたくない。死にたくない、死にたくないが、

ーーそっと、静かに目を閉じた。
(-135) 2022/02/28(Mon) 23:37:16

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ

/*
 オッ!じゃあ襲撃情報が出てラサルハグの遺体を見てからのバーナードと遭遇するのはいかがかしら?!(乗り気)

 完全に商人魂働いてますわ。ラッシャイラッシャイ!1番弱っているところというと、
娯楽室から出る〜自室に帰って準備をする
あたりになりますわね。アルレシャとの秘話開始時のメンタルの都合上、
その時の
バーナードには上手く受け取ってのメンタル回復ができないのだけどお許しいただけると幸いよ!場面を決めた上で話しかけていただければそれに合わせてロールして行きますわよ!

 ナフの処刑にめちゃくちゃ興奮していたしナフの本領発揮!と大喜びしていた加湿器(ぴよぴよチャレンジは華麗に成功していく)でした!
(-136) 2022/02/28(Mon) 23:39:32

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード

/*
わーい!親方今日のオススメ一丁!
蘇生処置受けたその足で、そちらの部屋向かっていいかしら?

回復どころがむしろ追い打ちかけそうな気はしてるわ……何せ目の前で死んでみせた本人だし……!
よかったら八つ当たりでもカラニコモルでも何でも頂戴ね。全て美味しく頂くわ!

(-139) 2022/02/28(Mon) 23:48:00

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード

/*
つけ忘れてた!華麗な成功おめでとう!
(-140) 2022/02/28(Mon) 23:49:55

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード

これはそう、蘇生処置を終えて、死の微睡みから浮かび上がり。
その感覚はこれにとっては……負担より深く眠れた、程度のもの。

時計を見る。
……少し残念そうな顔をして。

それから別の興味に心を移し……いつも通りの足取りで歩く。

向かった先は君の部屋だ。
普段必ず入れていた先触れはなく、直接その扉の向こうから呼びかける。

「バーナード。」

処刑前と何ひとつ変わらぬ軽やかな声。
ただ、その名を呼ばわる。
(-143) 2022/02/28(Mon) 23:57:50

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ

 一発では無理だったと聞けば、尚のこと己にとって唯一無二の彼の奮闘を他者から認められたような心地になって。瞳から僅かに濁りが消える。
 あなたが受け取れなくとも、男は思うがままに礼を投げつけるのだ。


「でしょ。俺のだもの」

 少し和らいだ声音は人間らしいそれに近くなっただろうか。
 彼を本気で獲りに行っているから。彼を本気で求めているからこそ、何もしない選択肢はなかった。


「俺、早く戻りたい。だから、俺のストッパーを捨てる、ね」

 銃口を向けられてもすぐ間に合うような、ひどく緩慢なそれらを見てもあなたが何もせず、かつ目を閉じたのであれば。銃声とともにひとつの衝撃があなたの胸に与えられることだろう。

 しかし、あなたの命は潰えない。


 男の放った銃弾はあなたの横を通り過ぎ、銃弾の軌道と異なる雷があなたの胸に
"体重の乗った拳の一撃"相当の衝撃と痺れ
をもたらす。解けた殺意はそのまま霧散し、あなたの命を刈り取るに至らない。

「考えた上で出した結論ならいい、ってきっと、アイツは言う。お前の言う通り、面白くなくても、俺は俺だから、こうする」

 男はあなたの目の前で武器をしまい始めるだろう。それだけにとどまらず、端末を取り出して治療ユニットを申請しようとすらするだろう。もちろん、あなたはこれらの動作をいつでも止めさせることができる。
(-154) 2022/03/01(Tue) 0:34:48

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ

 あなたが男の部屋を訪れても、呼びかけに応える声は帰ってこない。ずる、ずると引きずるような音がゆっくりと扉に迫り、扉が開かれて。

「――……」

 いつも通りの表情に埋め込まれたかのような濁り切った梔子色があなたを映して、しかし、それだけだ。扉を閉めることもなくゆっくりと踵を返し、またぐらりと身体を揺らしながらベッドへと戻っていく。

 男の看守服は普段の綺麗なものと異なり、各所に血の痕跡が見受けられる。しかしそれは男自身のものではなく、また、返り血と言うには大人しすぎる染み付いただけのようなもの。男が遺体となった彼と触れ合った際についたものだと伺えるだろうか。

 ベッド上には男の持つ銃器の殆どが置かれている。あなたが訪れたのは、男が念入りに武器の手入れを行っている最中のようだった。
(-156) 2022/03/01(Tue) 0:42:28

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード

「バーナード。」

嗚呼、私が見逃したものを見たのだな。

いつも通りの声でもう一度呼びかける。

「どうしたの?」

知っているけど。

扉を開かれたなら、入ってもいいのだろうとのんびりとした足音で君の背を追う。
その静謐な足音は、つい先程の惨状を思わせないもの。
蘇生装置から直接来て、上着は後で拾うつもりだから……白いシャツの姿だけが光景を思い出させるだろうか。

ベッドの端、銃火器に占領されていない箇所を見つけて、そこに勝手に腰を下ろす。

「バーナード。」

「…………それともオレは幽霊で、この声は聞こえてないのかな?」

全く、この場でとばすには悪趣味な冗談だ。
(-159) 2022/03/01(Tue) 0:58:45

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ

 あなたに問われても男は何も言わない。ベッドの上に置かれた端末が表示する襲撃結果があなたの思考を裏付けする程度だろう。あなたがベッドに腰掛けるのを拒まないのもいつも通りではある。そうして手入れを再開するために拳銃を手に取って。

 しかし、あなたの悪趣味な冗談には拳銃に向けていた頭を、まるで首を捩じられたかのような不自然さを孕んだ動作で動かし、再度あなたに視線を戻した。

「ナフ」


 声にならない。喉が震えない。吐息にしかならない。
 彼の遺体を見てから制御を失ったままの喉では文句も言えないのだが、そもそも男に文句を言う資格がない以上は然程問題にはならない範囲だろう。

「なにしにきたの」
(-161) 2022/03/01(Tue) 1:13:14

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード

「嗚呼、やっと見てくれたね?」

嬉しそうに微笑む。君がコレを見る度に見せていた表情だろう。

「君に逢いに来た。いつも通りでしょう?」

それから首を傾げる。急所を露出するような、いつもの仕草。

「どうしたの?」

どうして君は、そんなにも憔悴できるのだろう?
君の大事な彼は、またすぐ戻ってくるのに。

でも、君はそうなると予想していた。
だから、私はそれが知りたくて来た。
(-164) 2022/03/01(Tue) 1:28:46

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 疾風迅雷 バーナード

「そう、お前のだ」

殺しはした。しかし奪ったつもりはない。
そんなの、アルレシャだけの感覚だ。だから肯定をわざわざ口にする。

ストッパーを捨てる、と言われ、いよいよだと思った。
自分のストッパーが、他者へ危害を加えないためのものだから、尚更貴方もそうなのだと思った。

「かっ……!?」

感じる衝撃。は、数秒この身体の息を止め、小さな図体を吹き飛ばすものだった。死にもせず、
ちゃんと受け取った。


がく、と足が震える。尻餅をつくように後ろに転げ、何度も咳き込んだ。その度に既に身体に空いていた穴から新たに血が流れ落ちる。飛び散る。

ひゅ、と細い息が肺から漏れる。

死ななかった。
死ねなかった。

情けを掛けられた、とすら頭に過ぎる。
この立ち位置で、この場面、貴方が殺さないことを選んだことを貴方の強さと感じながら、でも、


酷く、惨めだ。


貴方が治療ユニットを呼ぼうとする間、ぐっと足に力を込めた。
がく、と震える足を引き摺るように、一歩、また一歩と後退って行こうとする。どう見たって、うまく動ける状態ではないにも関わらず。
(-165) 2022/03/01(Tue) 1:30:53

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ

 普段の男であればあなたの微笑みにすっかり気を良くして微笑み返していたことだろう。そんなに俺に見てほしかったの?なんて冗談すら言っていたに違いない。
 首を傾げる仕草にしたってそうだ。曝け出された首元に口を寄せ、白蔓草まで唇を滑らせてもおかしくはない。

 しかし、実際の反応はただあなたを見るだけ。手を伸ばすこともない。端末に視線を向けるだけだ。

「――……」

「しってるくせに」


 このゲームでのあなたの役割を知っているからこそ、それだけを紡ぐように口を動かした。
(-167) 2022/03/01(Tue) 1:42:33

【秘】 泰然自若 シトゥラ → 疾風迅雷 バーナード

「別に。想定していなかった僕が、悪い」

シトゥラが囚人にも同僚看守にも容赦がないのは知っての通りだ。自由であれどシトゥラは一定の基準を持っていた。平等であろうとした。反発を買う事だって理解していたしそれは仕方ないとも思っていた。
しかし、一度懐に入れてしまった相手に刃を向けられる事を、想定していなかった。慣れていなかった。行われてやっと、それが脆い部分だと自覚してしまって。……それをどう補えばいいのか、わからない。罅の補修なんてした事がなかった。

壊れたものも保っているものも、いくらでも拾い上げられるだろう。同じ形のモノはない。様々な花が転がり、咲いて、砕けている。

「……だろうなァ。僕はアンタほど隠してる事はないが折角奇襲するんだ。情報はあるに越した事がない」

致命的な情報を……具体的に何とは思いつかないが、そういったものを手を組んだとはいえ囚人に渡すとは思わない。……いや。思いたくなかった。だからレヴァティにも問いかけてしまったのだ。

「ただの、戯れだったんだよな?」
(-170) 2022/03/01(Tue) 1:46:51

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ

 転がったあなたのこともじっと見ていた。見ていたからこそ男は治療が必要と判断し、申請を行うべきだと判断したのだ。

 あなたが後退しようとするのならば、ゆっくりではあるがあなたとの距離を詰めようとするだろう。もし叶うのであれば、そのままあなたの腕を捕まえるところまでいくだろうが、果たして手は届くだろうか。

「思うこと、色々あると思う。でも、いいだろ、これくらい」

 意趣返しのつもりはない。情けなどでもない。
 ただ、考えた上で、殺す必要がないと判断しただけなのだ。
 強くもない。まだ、まだ見苦しいままの外面だけど。
 ――まあ、つまらないと思ったらお前は殺りに来るだろ。


「逃げて死ぬな」

 そうして傲慢の片鱗をまたあなたにぶつけるのだ。

「逃げずに生きろ」

 そのために治療ユニットを呼んだのだから。
(-172) 2022/03/01(Tue) 1:57:50

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード

「知ってるよ。」

君から口に出したならば、あっさりと。
口にはしなかっただけだから。

「何が起こるのかは知っていた。」

知っていたことは本当だ。


「だけど、どうなるのかは分からなかった。」

だから、見に来た。見に来て、君がおかしいことはわかった。
多分おかしいのはコレの方だということも。


「君が、どうしてしまったのかは分からないんだ。」

ベッドに手を付き、重さでスプリングを軋ませながら、君を無遠慮に覗き込む。下から血色の瞳で見上げるように。

「どうしたの?」

やわらかく目元を和ませ、いたわるような声で再度問う。
(-175) 2022/03/01(Tue) 2:03:38

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 疾風迅雷 バーナード

死に損ないは、生き汚く後退する。
死ぬためじゃない、死なないため。部屋に戻って自分で治療ユニットを呼んで、か細く息をしながら朝を待つのが普通で当然だと思っている。
今ここで大人しく待っていればそんなことはしなくていい、分かっている。
分かっているはずなんだけど。


貴方に手を掴まれて、咄嗟に振り払おうとして、見た顔が貴方のものなのだ。……いつもの、とは言い難いが。

「ひとりでできる」

いいだろ、に対して溢れた言葉がこれだ。
でも振り払えはしなかった。

「生きる、死なない」
「だから、離せよ」

諦め半分のダメ元で、ゆらゆら小さく手を揺らす。
惨めだ、と思ってしまった時点で、もう正常な考えは出来なくなっているのだ。
(-178) 2022/03/01(Tue) 2:11:45

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ

「全てを完璧に想定するなんて誰にもできねえよ。俺だってお前をそうさせるだなんて思ってなかったんだ。であれば、想定足らずはお互い様でノーカン。お前は傷付けられた側なんだ、俺は悪くないお前が悪いとはっきり突き付けろよ。立場がどうこう言うなら言い換えようか、お前はそれが許される立場だ」

 あなたの容赦のなさと平等さを男は知っていた。
 知っていたが、完全に理解はできていなかった。
 だからこそ『ああ言うくらいなら覚悟はできているだろう』と思考し、あなたに罅を入れるような『遊び』に興じてしまったのだ。

 あなたの容赦のなさと平等さを男は知っていた。
 知っていたが、男自身がその平等を信じられていなかった。
 あなたに迷惑をかけっぱなしの自分を、あなたが本当に受け入れて懐に入れてくれていると思うことができなかったのだ。

 足音ですらすぐかき消していく雪の中、膝をつき華を拾い上げていく。砕けたものから砕けていないものまで、拾えるものを拾える限りで拾っていく。

「とはいえ、いくら情報があったところで結局のところは使いようだ。俺なんていうスペシャリストがいたにも関わらず奇襲は失敗、残ったのはボロボロのお前と、俺達の不和や苦しみだけだ」

 そう、呟きながらも。あなたの問いかけには弾かれるように顔をあげてあなたを見る。こちらは膝をついているから、あなたを見上げる形になるだろうか。

ッ、当たり前だろ!
……ごめん、そう聞きたくなるくらいお前のこと、傷付けて、ごめん」
(-181) 2022/03/01(Tue) 2:23:28

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ

 男自身はずっと分かっていた。己が襲撃されて護衛した彼が重傷を負ってから、盤面が狭まり死がより眼前に迫ってからずっと。話し合いで繰り返し命乞いをし、それだけに留まらず直接アルレシャに伝えた程度には。

 ラサルハグを死なせる覚悟はないし耐えられない、と明確に認識していた。


 そして、その通りに耐えられず心が壊れただけだ。自我――外界や他者から区別して意識されるもの――とは呼び難い、外界で構成された『これ』の内側は、明滅する殺意と虚無でぐちゃぐちゃになっている。
 文句は言わない。何も言わない。いつも通りの微笑み以外には何もない。
なくなってしまった。


「しらない」


 だから、己に言わせようとするあなたに対して口元が動くだけなのだ。
(-183) 2022/03/01(Tue) 2:44:39

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ

「ひとりでできるけど。ふたりでもできる」

 ああ言えばこう言う、というほどの精度や自然さのある言葉はまだ出ないが、それでも常であればあなたと軽口を交わす程度には気楽に話しているのを思えば、少しだけ元通りに近づいたようにも思えるかもしれない。

「離さない」

 ぐ、と握ったまま。あなたの傷を痛めてしまうかもしれないがそこまで意識が回らない。大人しく留まらせることを優先中。

「それか、連れてく?」

 要約。大人しくないなら抱きかかえて連れて行くぞ。まだ治療ユニットのほうが恥ずかしくないのではなかろうか。
 遠くから治療ユニットが近づいてくる駆動音を確認し、あなたが大人しく治療されるしかなくなるまではきっと、そこにいることだろう。



/*
 あ、アル、アルレシャ〜〜〜〜〜!!!!なんか想定外の方向に急展開したにも関わらず真摯にご対応いただきありがとうございま、ます……!!一応こちら区切りのような文章を投げさせていただきましたが続けたい等あったら続けていただいて大丈夫です!人気者のアルレシャのお時間をいただけて、アタイ光栄でした……ありがとうございました……ラブ……。
(-185) 2022/03/01(Tue) 3:21:42

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード

口付ける程近くの距離から君を見上げ、濁った梔子を覗き見れば、己の血色がそれを侵すように映り込む。その色彩の奥に見出したものがある。

それはがらんどう。
その空虚の形は己の心の底に居座り続けるものとは全く異なる形をしていて、嗚呼、でも、それでも。

「ふふ……ふ……ふふ……あははっ!」

本質も全く異なるそれだ。だけど、それが君の中に巣食ったことが妙に可笑しくて、
嬉しくて。


両手を伸ばし愛おしきモノを包み込むようにお前の頬へと添える。

「ねぇ、バーナード。
本当はお前に聞きたいことがあったんだ。
何故、そこまで仮初の死を厭うのか。だって、何も
失われない
のに。
アレはお前自身ですらないのに、どうしてそこまで
畏れる
のか。」

己の死すら塵より軽いコレには、君の抵抗が全く分からなかった。
今も何故、それでお前が壊れてしまったのかわからない。

「だけど、それよりいいものを見つけたから、
もういいや
。」

睦言めいて、甘く囁く。

「行っておいで。その
激情
を撃ち尽くして、その果てに
何が残るのか

ねぇ、君はオレを満たし続けて、同じ人間にしてくれようとしたけどさ。
私はお前が
同じモノ
になってくれたらいいなって……今思ったよ。」

初めて、この空虚を分かち合えそうな存在に出逢えたかもしれないと、歓喜した。
(-186) 2022/03/01(Tue) 3:36:03

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 疾風迅雷 バーナード

「……二人、でやる意味、ねーじゃん」

こっちはといえば、ああ言えばこう言う、だ。屁理屈、駄々こね、そうとも言う。
どうして貴方が離してくれないのか、本当に分からない。

握られた手が痛い。もしかしたら、貴方の手を血で汚しているんだろう。

「なんで……本当に、死なねーから…」

抱きかかえられたらそれこそ逃げ道がなくなってしまう。けれど、大人しくこの場にいるのもとても居心地悪い。
また何度か手を揺らす。
それじゃ離してくれないのをもう知っている。
でももう、本当に、一刻も早くひとりにならないと、
溢れそうだ。


治療ユニットが到着してしまったらなす術はない。
けれどその場合も、もう大丈夫だと貴方をさっさと遠ざけようとするに違いない。



/* 生き……てる……!?どうして!?いやでもしかしロールは生物!!ですわ!!ありがとうございますバーナード尊いね……大きくおなり……
こちらもこう……このざまなのですが、ここでアルレシャを一人にしてもなんら不具合は起こりませんのでそれだけ安心していただければ…!勿論続けていただくのでも大歓迎です!らーぶ……!
(-187) 2022/03/01(Tue) 3:37:39

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード



それでも、私は斯くも祈るのだ。


君はこんなモノにならなくていい。

心とは脆く、されど故にやわらかく、可能性を秘めたもの。
原型を留めぬほど砕け果てたとしても、新生を果たしうる。
ひと時の苦難を乗り越えた後、きっと君は癒える。

どうか、私を置いて行って欲しい。


――斯くあれかし。

(-188) 2022/03/01(Tue) 3:47:09

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ

 がらんどうを奥に持つ男をあなたの血色が、頬に触れる熱が、甘い囁きが男を侵
そうとして、擦り抜け落ちる。


 あなたの笑いに文句を言わない。触れられることを拒絶することもない。囁きに拒否を示すことすらない。今はそれをどうこうする形を持っていないのだ。人間の身体という最低限のルールに従う何か歪な集合体がそこには蠢くだけ。

「――――」

 男は知らない。撃ち尽くした先に残る虚無感と徒労感は確実に己を蝕み人間という輪郭を溶かしモノへと変じさせることを。
 男は知らない。撃ち尽くすために行われる一連の作業自体が己の自由意思を投げ捨てた行為でしかないことを。

 けれど、何もない中で思考が巡る度に、何かを忘れてしまっている気がするのだ。そう遠くないうちに彼が戻ってくるその時までに、激情を撃ち尽くすその前に、それが何であるかを見出すことはかなうのだろうか。

 後に、男は喉の震えを思い出す。
 疑問により殺意が解かれていく過程で情を手繰り、その先にある襲撃者に対する猛毒と、己が本気で欲している彼の残滓に辿り着く。
 考えた上で出した結論は死をもたらさず、僅かずつではあるものの男を昨日までの姿に立ち返らせる歩みへと形を変えるだろう。

 空虚をすぐさま癒すことは難しい。それでも、男は人間だ。
 あなたの友人である事実は変わらない。


 今の男は何も受け取れず、何もなく、何かでしかなく。

「そう」


 それ故にそれだけを返して銃器の手入れを終えるのだった。
(-200) 2022/03/01(Tue) 13:05:39

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ

/*
 おかしいですわ!殺す気しかなくマイルドな状態で奇襲するために整えたはずが、アルレシャを殺さないなんて選択肢を……取っ……?!やはりロールは生モノですわね!アルレシャ……アルレシャ好き……頑張り過ぎない程度に頑張って生きて……
 委細承知いたしました!ではこちらで区切りとさせていただきたく思います!きっと治療ユニットが来たらその場をゆっくり離れたと思います。(いい意味で)息苦しくあれ……love!
(-202) 2022/03/01(Tue) 13:10:43

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ

/*
 ハアイ!アルレシャPL様にお付き合いいただいて……その……殺りに行ったんですが……考えた結果
殺さない
選択を取り帰ってきました……なのでアルレシャ・バーナードともに生きています、という報告です!ご安心いただけたらなと思います……かしこかしこ……
(-204) 2022/03/01(Tue) 13:43:23

【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 疾風迅雷 バーナード

/*
加湿器さま!!あ〜んバーナード……!
虚無見に来といてよかった……(悪の感想)

行ってらっしゃいしようと思うのだけど、そのまま部屋で待ってるのと一旦立ち去って完全に時間軸を切るのとどっちがご都合宜しいかしら……?
ぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよ(チャレンジ全部成功)より。

(-206) 2022/03/01(Tue) 16:11:32

【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ

/*
 
>>虚無見に来といてよかった<<


 笑っております。時間軸は……アルレシャがどのタイミングで一人になるのか読めない(いつ奇襲できているか分からない)のが大きいため、一旦立ち去るもしくは暗転を挟む形で時間軸を切るほうが後々見た時に整合性はいい感じになるかと思います!
 とはいえ奇襲が終わったら部屋に帰ってくるという動き自体は変わらないのでお部屋で待っていただいていても大丈夫ですわ。お好きな方でお話させていただきたく思いますの!

 ぴよぴよ様が成功している姿に対抗しぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよぴよチャレンジを全て成功する加湿器より!
(-207) 2022/03/01(Tue) 16:21:12