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【赤】 会社員 雷恩[何度、何人と、こういうことをしたのか、 聞いたり探ったところで事実は覆せない。 今は、「お兄さんにだけ」という言葉に煽られて、 吐息を乱すだけ。 素直に体勢を変えたルミを串刺しにして、 ルミの「最後の男」に成りにいく。] っ煽んの、じょーず、 [乞われなくても唇を迎えに行った。 艶やかな果実をしゃぶるように派手な音を立てて吸って。] (*43) 2024/05/16(Thu) 21:57:38 |
【赤】 会社員 雷恩ルミだから、こうなってんだからな。 [薄い腹を撫でて軽く押した。 他者と比べたことはないが、平均的なサイズのものが その奥で堅さを主張している。 手淫で育てられた先程よりも育っているが、 ルミの裡も十分に整っているので傷をつけることはないだろう。] (*44) 2024/05/16(Thu) 21:58:24 |
【赤】 会社員 雷恩ん、 む、 ……。 ルミ、 っ、 すき、だ、 [再び唇を重ねた。 今度は舌を差し込んで、上と下とでルミの粘膜を摩擦する。 こうすればきっと響く水音がどこから生じたのか わからない。 右手でルミの背を支えつつ、左手は 腹を撫でた後に下に伸ばした。 挿入で快感を得にくいタイプなら、同時に秘芽を 弄った方が蜜も分泌されやすいかと。 少し押したまま左右に動かして、 喘ぐ呼吸の邪魔をしないようにキスから時折解放する。*] (*45) 2024/05/16(Thu) 21:58:52 |
【赤】 会社員 雷恩[選ばれなかった運命など、きっと潰えることを含めた 運命に違いない。 つくられたものでも、継ぎ接ぎでも、無理矢理でも。 最後まで遂行できた道だけが人生となる。 地獄は日常と同じ色をしている。 すぐ傍に潜んでいても気づかないくらいに 溶け込んでいる。 どの色が地獄かもわからないのだから、 この色を運命と言っても嘘にはならない。 ルミのお気に入りのワンピースの 黒 、あの日間接キスをしたりんご飴の 赤 、雷の光と雪に共通している白、 強欲にどれも自分たちの色だ、と運命を主張しよう。] (*52) 2024/05/17(Fri) 0:39:04 |
【秘】 会社員 雷恩 → 従業員 ルミルミに呼ばれるなら、「雷恩」も悪くないな。 「お兄さん」てルミが呼ぶ声がめちゃくちゃ 好きなのは別として。 (-25) 2024/05/17(Fri) 0:39:40 |
【秘】 会社員 雷恩 → 従業員 ルミ[年上に生まれて良かった。 流れる時間が平等な生物同士で良かった。 ずっと彼女の「お兄さん」を享受できる。] (-26) 2024/05/17(Fri) 0:40:02 |
【赤】 会社員 雷恩[自覚もあったが、受け入れるルミの方も 昂りが先刻よりも力を得ていることに 気づいたようだ。 胎を埋める圧迫感を嬉しく思ってくれることが嬉しい。 過去ではなく今の自分を 性的な意味でも好きになってくれたのだと 実感できる。] あぁもう、可愛、 ん、 [応える舌はややぎこちなく、経験の乏しさを物語る。 それを導いて追いかけてもらうのが男の支配欲を擽った。] (*53) 2024/05/17(Fri) 0:40:26 |
【赤】 会社員 雷恩[キスで幸福度を高めていれば、挿入行為が 好きになれなくても誤魔化せたかもしれないが、 欲張りな心がルミの快感をもっと引き出したいと 男の手を動かした。 充血して膨らんだ秘芽への刺激は セックスにより快感を得ることを覚えたばかりの ルミには強過ぎたかもしれない。 悲鳴のような嬌声が上がる。] おかしくない。 ちゃんとルミの身体がセックスで イきたがってるってことだから。 ナカ、俺がすきって締めてくれてる、 ……出したい、から。 俺の、奥でちゃんと呑めるように、イッて。 [ふ、ふ、と荒く息を吐く。 潤んだ瞳の近くで涙を吸う仕草も見せて。 ルミが縋りつき掻き乱す自分の髪は ライオンの鬣のように爆発しているだろう。] (*54) 2024/05/17(Fri) 0:40:57 |
【赤】 会社員 雷恩[絶頂の近くまで導いて、 でも一人では越えさせない。 ぬるついた指を離して細い腰を掴む。 ぐ、と押し込めば柔らかい内臓に食い込んだのを 先端が知覚した。] ルミ、ごめん、結局薬飲んでもらぅ、 っナカで、出したい、 [掴んだ箇所はルミが強く反応した脇腹と尾骶骨のライン。 男を歓待する内壁の蠕動に導かれて、重力に逆らって 精子が昇るのを感じた。] (*55) 2024/05/17(Fri) 0:41:37 |
【赤】 会社員 雷恩[こじ開け、捻じ込み、ぶちまける。 避妊しない挿入が2回目ということは、 膣内射精はこれが初めてのことだ。 薄い膜でも、ないだけでこんなに違うのかと 搾り取られるように数度放熱しながら感心した。 薬があるとわかっているからとはいえ、 こんなにも暴力的な胤付け願望をぶつけてしまう 自分の乱暴さが恐ろしい。 射精感が一旦止まっても、ルミの内部を犯す楔は 穿たれたままの硬度を保っている。 こんなことも初めてで、 一度「終わった」のに離してやれそうもない。**] (*56) 2024/05/17(Fri) 0:42:18 |
【赤】 会社員 雷恩[他の誰にも渡したことがない言葉で ルミへの気持ちを表現出来たら良かった。 「好き」も「愛してる」も、 自分の口から出た響きは既に他の人が聞いている。 もう少し言葉が長ければ、彼女にだけ聞かせられる イントネーションを生み出せたかもしれないのに、 たった二文字ではそれもままならなくて。 二文字で良かったと思うルミと逆のことを考える。 思考の起点がそもそも違うのだろう。 そんな二人でも「好き」に込められた意味に 異議を唱えることはない。 いつか来る終わりの日、 口を開けたり閉じたりする力が喪われても 喉から吐息が零れれば、どちらが聞いていても 「すき」と聞こえる筈。 たった二文字なのに、なんてうつくしい作りなのだろう。] (*62) 2024/05/17(Fri) 21:45:45 |
【赤】 会社員 雷恩[呼ぶ言葉も切れ切れになる。 喘ぐ隙間に呼んでくれるから、「ルミ」と呼んで 全部受け止めた。 導火線に火をつけることが出来たなら、後は 爆発に向かってまっしぐら。 強い締め付けと痙攣が、ルミが達したと伝えてくる。 訓練した訳でもないのに胎内は精子の泳ぎやすい体温に 自然と変化するのだから人体は不思議た。] (*63) 2024/05/17(Fri) 21:46:20 |
【赤】 会社員 雷恩 ……っはぁ、 …………ルミも熱いんだ? 俺はルミのナカが熱く感じた、 ……はは、 [びく、びく、とルミの腹が彼女の意思とは 無関係に引き攣るのを密着した腹で感じる。 子宮が飲めない分が重力に従って落ちて来て、 結合部から滲んで太腿を生温く汚した。] (*64) 2024/05/17(Fri) 21:49:16 |
【赤】 会社員 雷恩……自分でもびっくりだよ。 ルミがまだ足りない。 [戸惑うルミに赦しを乞う笑みを向ける。 繋がったまま、頭を手で支えながらゆっくりと押し倒した。 くぽ、と音を立てて一度抜くと、 不透明な液体が桃色の洞からとろりと零れる。 確かに射精したのだとわかるのに、 引き抜いたものはまだかなりの角度を保ったまま。 脚を持ち上げて挿入した。 腹側の内壁を擦り上げるように剛直が進む。*] (*65) 2024/05/17(Fri) 21:49:42 |
【赤】 会社員 雷恩[自分の世界には誰かがいるのが当たり前だったから ルミが二人だけの世界を夢想している時にも 同じことを思えない。 けれどそれはまだ、「世界の他の誰もがいなくなっても 構わない」という感覚に気づけていないだけかも しれない。 少年の頃はルミを想う気持ちに恋と名付けられなかったように。 手を繋いだままならば、掌の温度は物理的法則で 溶けあい一定になるのだから、気持ちだってきっと。 表出する言葉はありふれていても、 そこに込められた想いは世界で二人だけに共通するものになる。] (*71) 2024/05/18(Sat) 8:13:35 |
【赤】 会社員 雷恩ケロイド作ろうか。 他の誰にもつけられない、ルミだって触れない傷。 [実際には胎内を灼く温度の精液が注がれた訳ではないから、 これは単なる妄想だ。 妄想に独占欲を滲ませて目を細める。 その場所を今も自分の先端だけが触っている。 そう思うと、鎮まるまでじっとしていられなかった。] (*72) 2024/05/18(Sat) 8:14:03 |
【赤】 会社員 雷恩[いい?とは聞かなかった。 「待って」と言われても待てないのだから、 強引に許して貰う他ないのだ。] っ、すぐ、 [抜ける時の甘い声がさみしさを訴えているように感じて 挿入し直すだけだと言う。 さみしいのは自分の方だ。 早く還りたい。] (*73) 2024/05/18(Sat) 8:14:24 |
【赤】 会社員 雷恩[自分だけが挿入の角度や速度をコントロールできる体位 だと思っていたのは間違いだった。 ルミの身体が撓り、思ってもみない角度から締め付けられて 低く呻く。 恐らく屹立が彼女のGスポットを経由したからだろうが、 そんな冷静な分析が出来る筈もない。 「好きな人とする気持ちいいセックス」を知った身体は 雄を歓待し全身で快楽を強請る。 妖艶に動く唇の動きを捉えて生唾を飲んだ。] (*74) 2024/05/18(Sat) 8:14:56 |
【赤】 会社員 雷恩っきもちいい。俺も。 ルミのナカ、堪んない、 [打ち込むという表現が適切な勢いで挿入する。 肌がぶつかってぱちんと破裂音がした。 まだ膣内に残っていた精液が攪拌され、ピストンに 合わせてぶじゅぶじゅと溢れてくる。 痛みを与えないようにという配慮は飛んでしまった。 先刻よりも大きなストロークでルミの蜜壺を摩擦し 子宮口が逃げないように追いかける。**] (*75) 2024/05/18(Sat) 8:15:26 |
【独】 会社員 雷恩/* 了解です。俺もハードな一日で疲れてたから思い切って休みにしましょう。 子宮をケロイドにする発想割とおやばいやつだなと思ったけど気に入ってもらえてハピ。 (-33) 2024/05/18(Sat) 20:14:56 |
【赤】 会社員 雷恩[実際に施したいのは傷というよりも傷跡なのかもしれない。 触ればそれとわかり、消えることのない痕。 ずっと痛かったのだと知った今は、 もうルミが痛がる姿を見たくないと思ってしまう。] もう俺以外につけさせないようにしろよ。 ルミが自分でつけるのも駄目。 [脚を持ち上げれば自然と膝が目に入る。 酷くはないが赤い線が何本か入っている擦過傷は 偶然の演出の為にルミが自ら負った傷だ。 舌先を押し当てて唾液を練り込んだ。 古来より「ツバをつければ治る」と言われる怪我だが、 これは治療の意味よりも傷に自分の遺伝子をマーキングする行為の意味が大きい。] (*81) 2024/05/19(Sun) 22:01:25 |
【赤】 会社員 雷恩……ああ、イイな。 ちゃんと「気持ちいい」って、受け入れてる感じ、 [一度達して女の悦びを知った身体は、 先刻よりも素直に快感を受け取っている気がする。 声は甘く、膣は濡れそぼっていて、 ルミのすべてが男の性感を高めてくれている。 眉根に皴を寄せ、息を詰めた。 高みを一度越えたルミの身体は今回も抵抗なく越え、 熱を寄越せと強くうねる。 対して男の身体は一度達した故に装填に少し時間が かかり、今度は同時とはいかなかった。 それでも圧迫感に急かされて袋が重くなる。 痙攣する蜜壺が捲れてしまいそうだと懸念しながら 数度抽挿を繰り返し、上から注ぎ込むような恰好で 射精した。] (*82) 2024/05/19(Sun) 22:01:49 |
【赤】 会社員 雷恩[繋がったまま抱き締めると、今度は波が引くように 楔が萎んでいく。 栓を失った洞からは小さな破裂音とともに 生温かい液体が零れ落ちた。] (*84) 2024/05/19(Sun) 22:02:48 |
【秘】 会社員 雷恩 → 従業員 ルミ愛してる。 [言葉の方も自然と零れるように。 同じ形に動いた唇に記憶完了のスイッチを押すように 軽くキスをして、目を合わせて微笑んだ。] (-35) 2024/05/19(Sun) 22:03:22 |