人狼物語 三日月国


45 【R18】雲を泳ぐラッコ

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【雲】 使用人 リフル



  ……いいや。
  待ってます。


  ……気を付けて。


[謝る彼女>>D18に首を振って、
顔が赤いのも気付いて、
移りそうになって、

顔を伏せようとしたけれど、
出て行こうとした彼女が扉にゴツンしていたから
思わずそんな言葉を投げた。

彼女がいなくなって一人の部屋で、
これ迄考えていた事を、また一人考えた。

ちょっと深みにはまって、
彼女が数時間後訪れた時は、うっかり寝てしまっていた。
ノックの音で起きるだろう]
(D24) 2020/10/06(Tue) 14:49:18

【雲】 使用人 リフル


  お疲れさん、お嬢様。


[そう迎える顔は、いつも通り。
お疲れだろうから、と、すぐに先程の続きへ話を持って行った]


  ありがとう、お嬢様。

  オレもあんたの事を大事に思ってる。
  いつ死んでも良いって思ってたけど、
  あんたを守って死ぬなら
  それってスゲェいいなと思ったし。

  あんたの為なら人も殺せた。
  これからもきっと、
  同じ様に身を投げ出せると思う。

  でも、きっと
  あんたが言う「大事な1人」は
  オレの言ってるのとは違うんだろ?


[先ほど口付けを受けた右手は布団の上に出していて、
彼女から視線を逸らせばすぐに目に入った。

そこへしばらく縫い留められてから、
もう一度彼女へ視線を戻す。小さく息を吸った]
(D25) 2020/10/06(Tue) 14:49:24

【雲】 使用人 リフル



  オレは旅人なんかじゃない。
  貴族も平民も屠ってきた 盗賊なんだ。


[生まれながらにそうだった事、
犯罪に役立てる為に義手をつけられた事、
沢山の人を苦しめた事、
仲間内で揉めてあの庭に辿り着いた事を話した。

シャーリエという女性は本当に見た事がない事と、
本当は盗賊業は嫌だった事、
この屋敷で真っ当に働けて嬉しかった事も話した]


  ……盗賊だからあんたの気持ちを
  受け入れられないって話じゃねぇ。

  オレは あんたを想っているし、
  もう役には立てないかもしれねぇけど、
  騎士でありたいと思うよ。

  オレにはこれが最上の気持ちなんだが、


  ……あんたには「そこどまり?」
  ってなるのかもしんねぇな……

 
(D26) 2020/10/06(Tue) 14:49:28

【雲】 使用人 リフル



  ……なぁ。

  オレが盗賊だったから、なんだが、
  やっぱりオレがこの国から出たいって言ったら、
  あんたは止めるか?


[ 「戻って来る」
そう萌黄の瞳には意志を湛えるが、口にはしないまま。

これ迄の話で軽蔑されようと、
彼女へ向ける顔は、いつも通りだった。*]
(D27) 2020/10/06(Tue) 14:49:31

【秘】 サティ家次期当主 シャーリエ → 使用人 リフル

[盗賊の一味だったと告白された左手を握れば、
ベッドを覆うようなむちゃな格好になる。]


 返して欲しくなったら、帰ってきて。


[ちゅ、と唇を盗んだ音を奏でた。
ピアノ《弱》よりももっともっと小さい音は、
風にすらかき消される]

[そのままぎゅっと両手で抱きついて、離れた。]

 ありがとう

[賊に触れられた記憶を彼で上書きして、
嬉しいはずなのに涙が落ちる。
リフルが最後の人だよって思うだけで口には出さなかった。
言霊を信じているわけではないけれど、
彼には自由で居て欲しかったから、
少しだけ体温を借りて離れる。]
(-62) 2020/10/06(Tue) 19:29:46

【独】 使用人 リフル

/*
どうして……どうして……
待たせてしまってるのに更にどうして……
(メモ帳が突然フリーズしてロルが消えてしまった……)
(-80) 2020/10/07(Wed) 11:04:23

【独】 使用人 リフル

/*
ほぞんだいじ…… 死
(-81) 2020/10/07(Wed) 11:04:59

【雲】 使用人 リフル

[彼女が一人泣いた日がある事も知らず、己の思う淑女からは想像できない様な気持ちを持った事も知らず、
彼女が見舞いに来てくれる事を、
ただ毎日喜んだ己は浅はかだっただろうか。
彼女が生きて過ごしている事に、小さな幸せを見ていたんだ。

同じ気持ちならよかったと、
思うのはお互い様だろうか]


  ──………


[生に執着しない己に、
彼女の言葉は生きる理由をくれた。>>D32

普段ならハイハイと聞き流していたかもしれない。
けれど、いじらしくも凛とした姿で告げる言葉にこの身は内で反応を示した。
静かで穏やかでありながら己の胸を深く刺して、溶けて、時間をかけて同化していく言葉だった]
(D35) 2020/10/07(Wed) 12:41:12

【雲】 使用人 リフル



  ……うん。


[その言葉には頷かなかったのに、
続く言葉>>D33には微笑んで頷いた。

もしもオレが彼女と同じ気持ちで、
盗賊であった事への負い目も小さければ、
一緒に行こうって攫ったのかもしれない。

けれど同じ気持ちだったとしても、
きっとオレはそうしなかった。
姉妹二人共攫われる事になるこの屋敷の事を考えてしまうから。

彼女が自分で自分の道を決められるのが良かったと思う。
縛られている部分もあるかもしれない。
以前、「こういうの向いてない」とヒールを投げていた事を思い出す。けれど、彼女の心の奥底迄はわからない。
彼女が目指すものがあって、そうすると言うのだから、
応援する以外の選択肢はないだろう。
彼女がオレにそうしてくれるのと同じで。

オレには 彼女の「ありがとう」で
十分過ぎるくらいに十分だ……]
(D36) 2020/10/07(Wed) 12:41:16

【秘】 使用人 リフル → サティ家次期当主 シャーリエ

[町での仮初のデートの時より、
誓いの口付けを受けた時より、彼女の身体が近付いてきた]


  っ……


[何も反応も出来ないまま、彼女は艶やかな唇から不思議な言葉を紡ぎ出し、それから小さな音を、オレと奏でた]


  お嬢様、なに……


[驚きながらも何も出来ないままの己に、
彼女は細い身体を寄せて来た。
抱き締められたと理解が追い付いたのは、彼女が離れてから。
今更に両手を上げようとしてみたけれど、
肘しか浮かべられなかった]


  お嬢様……


[涙ながらに伝えてくれる姿に、
先ほど迄の愛らしい盗賊の様な面影はない。
抱き締められて悦びなんて感じなかったけれど、
彼女が離れて、少し肌寒くなったのは事実だ]
(-82) 2020/10/07(Wed) 12:41:22

【雲】 使用人 リフル



  ……はい……。


[何も言えないまま頷いた。
両手の怪我を言い訳に、彼女の後>>D34を追う事もなかった。
追ってどうする、とも思う。
彼女に掛ける言葉も持っていないのに]
(D37) 2020/10/07(Wed) 12:41:25

【雲】 使用人 リフル

[彼女が去ってしばらくして、ぽっぽと顔が熱くなった気がした。
照れているからではない、と思う。
知恵熱でも出ている様な気分。

そんな己が、外の空気にあたりたくなったのは当然と言えば当然か。のろのろと起き上がって肘を使ってドアノブと格闘して
扉を開ける。開けられんじゃん、と己を詰る。
ガチャン!と思わぬ大きな音がしたが、廊下を見渡しても誰もいなさそうだ。寝てろと咎められるのが面倒だったから、都合が良かった。

足は無事だから歩けたけれど、
鈍っている事を痛感する足取りで、
無意識に向かったのはあの庭だった]


  ………


[庭に出て、ちょっと歩いたり寝転がったりしたかったけれど、
もう出て行くと告げたんだから、
ここにいるのは相応しくないと、
少し空気を吸っただけで退散した。

そこは夜の澄んだ空気がおいしくて、
火照りも一瞬で静まった気がした]
(D38) 2020/10/07(Wed) 12:41:36

【雲】 使用人 リフル

[流石に治療が済まないまま出て行く気はなかった。
我が儘を言って申し訳ないと領主様達には頭を下げたが。

右手は動かないままでも、
左手の指はなんとかくっつけてもらったか。まだぎこちない動きになるのは、ここで出来る事が限られていたからだろう。

この屋敷を出て、
行先は、盗賊団が次に向かう予定だった国、それから、
今迄荒らして来た町や道や家だった。
そこ迄は、出自を明らかにしたシャーリエにしか教えず、
表向きは「義手を完全に直す。できれば右手も治療法を探す。ついでに慈善事業をします。戻って来るかはわかりません」と言って屋敷を出ようとした。
資金は今迄の給料では足りないだろうけれど、
まぁ考えはあるので何とかするつもり。
それより、最初は一人で生活は難しいと思ったので、
誰か人手を貸してほしいとは願い出ただろう。

それから、]


  お嬢様、
  オレが旅立つ日には
  お嬢様のピアノを聴かせてくれませんか?


[彼女がピアノの部屋で泣いていた日から二、三日後にそう乞うた。
だって聴かせてくれると言っていたもの。
厚かましくても、おこがましくても、
彼女の好きなピアノの音を、貰って行きたかった。**]
(D39) 2020/10/07(Wed) 12:41:41

【独】 使用人 リフル

/*
ピアノの部屋って庭から見られるっけって
そんな記述あった気がしたけど探したけど見付からなくて時間切れなったからその部分消してもた
夜って確定したの消し忘れェーぐぅ

何か自分の話ばっかで申し訳ないな……
お嬢様崇めモードが目標で到達点なのでうーん……
(-83) 2020/10/07(Wed) 13:13:25

【独】 使用人 リフル

/*
到達点ってーと決めてたみたいであれだね
決めてた訳ではないけどそうなるかなと思ってて
リフル動かしててもそうなってる

でもばいばいしてんのオレも泣いてんだ……
でも恋仲が違う気がしてならないん………
(-89) 2020/10/07(Wed) 13:33:48

【独】 使用人 リフル

/*
くぅ〜〜( ;꒳​; )ありがとう……
(-95) 2020/10/07(Wed) 18:32:53

【独】 使用人 リフル

/*
せつなーーいぃ!!
ふろはいってかくぞ!

……というのをアクスルくん見えたからちょっと待つ間ヤフ〇オク見てたら落とし忘れてしまっていた。
(-129) 2020/10/08(Thu) 0:47:58

【独】 使用人 リフル

/*
置手紙まさささかかのお嬢様だった……
(-130) 2020/10/08(Thu) 1:20:48

【独】 使用人 リフル

/*
しゃりえ「▽`*)vv」

起きてやがーる
(-132) 2020/10/08(Thu) 1:30:29

【独】 使用人 リフル

/*
てかもう一時半(一行しか書けてない
(-133) 2020/10/08(Thu) 1:31:01

【独】 使用人 リフル

/*
今更だけどこれかピアノ部屋の情報>>2:0
部屋から庭が見えて、防音もされてい、る?
(-134) 2020/10/08(Thu) 1:39:55

【雲】 使用人 リフル

[離れる事になって、己にとっても少し特別な場所になった彼女の庭。ピアノの音が聴こえなかったのは防音のされている部屋だからか。
そこに居たのはたった数瞬だったから、
彼女とすれ違う事もなく。>>D40


──そして旅立ちの日、
朝早くに一人庭を眺めた。
あれから時間が経っていたし、あの夜と同じ様に立ち入りは控えたから、一人彼女に連れられたリコリスの花の跡など見付けられる筈もなく。

ユージーンのいる部屋に一度戻って最後の荷物をまとめると、「餞別」と言ってクッキーやら飴やらを渡してくれた。
ぎこちないながらも動かせる左手で受け取ったら
「本当に大丈夫なのか」と心配されたから、
「ユーディト様が途中迄一緒に居てくれるからな」「そりゃ安心だ。手出すなよ」「まだ死にたくないわ」「お前も騎士だろへなちょこだけどなハッハッハ」などと少々悪ふざけをしながら、
彼の淹れてくれる最後のコーヒーを飲み干した]
(D51) 2020/10/08(Thu) 5:16:03

【雲】 使用人 リフル

[それから諸々の挨拶を済ませた後、
最後にピアノの部屋を訪れた。

己の願い…というより強請りを、彼女は叶えてくれた。>>D42

好きなところに座ってと促されたが、
えーとえーとと勝手がわからずもたもたして、
彼女に座る場所を決めてもらっただろう。

席に着くと、演奏する側でもないのに少し緊張した。
風が優しく部屋と庭を混ぜて、
いつもより一段と綺麗な彼女のドレスを揺らして、
もう音楽が始まっている様な錯覚に陥る。

「あなたに捧げる曲」なんて言われて、
まだ聴いてもないのに目頭が熱くなりそうだ。

嬉しそうにうん、と頷いてからは、
これから聴こえる音を聴き漏らさない様、
身動きひとつせずに大人しく座っていた]
(D52) 2020/10/08(Thu) 5:16:10

【雲】 使用人 リフル

[何度か聴いていた、彼女のピアノ。
今日はすごく、すごく優しい。
いつだって可憐で品のある音だったけれど、今日はもっと自分に寄り添って、包み込んでくれる様な音楽だった。

この屋敷に来てからの出来事が思い出される。
この曲と共に在りたいと思った。
この曲の事を覚えていて、
聴く度にこれ迄の事と、今日この時間を思い出したいと思った。

彼女の音を一つたりとも邪魔したくなかったのに、
終わるとわかる、わかってしまう音が奏でられると、あぁ……と思わず声が漏れた。

鍵盤が沈黙しても、まだ曲が流れている様でぼうっとする。彼女の声で我に返る。
正気なのに、どこか恍惚とした表情で呟いた]


  あぁ…… きれいだ。


[それは、拍手も出来ない代わりだったかもしれない。
彼女に訝しまれる前に、すくっと立ち上がって、]


  こちらこそ、ありがとう、お嬢様。

  あんたも、どうか元気で。


[お辞儀をした彼女に相対して頭を下げた後、
振り切る様に背を向けたが……ちらと肩越しに振り返った]
(D53) 2020/10/08(Thu) 5:16:15

【雲】 使用人 リフル


  
  オレの事は……忘れてくれ。

  でも、
  あんたの事をいつでも想ってる、
  そんな奴がいるって事だけ、

  ……覚えててやってくれ。


[言うだけ言って、「じゃあ」と
左手で少しもたつきながら扉を開ける。

頭の中をさっきの音色でいっぱいにしながら、
堂々とした足取りで屋敷を後にした]
(D54) 2020/10/08(Thu) 5:16:23

【人】 花の名 リフル

― 彼の人の旅立ちの日のあと ―

[私は、庭で彼女に手招きをした。
おいでおいで、と猫なで声で彼女を誘って、
彼女が来たらその場に座って
「膝枕をしてあげる」と上目に笑った]


  いいこ、いいこね、メグ。


[優しく髪をふわふわと撫でながら、
思い切り甘やかす様な声と手付きで彼女を可愛がる。

けれど、
その感覚も、声も、存在も、徐々に薄くなってゆく。
彼女に認知されなくなってゆく]


  ………メグ、
  私の事、
忘れないで
 ね……



[声が消え行く。

私、本当はあの日>>18
「もう私の事は忘れてね」って言おうと思ってたんだ。

私の声が、消え行く。
彼女はやがて目を覚ますだろう]
(39) 2020/10/08(Thu) 5:20:14

【雲】   リフル

[療養中に、義手を扱っている国を徹底的に調べた。
己の義手を作った国を特定したが、
それよりも進んだ技術を持っている国もあり、又、医療も発達していたのでまずはそこへ向かった。
ユーディトをなるべく早く解放してやらないといけないと思ったから、両手の回復が最優先だった。

貯めていた給料や、受勲からの援助も多少あったかもしれないが、義手を直すのには金が足りなかった。
足しにしようと髪を切った。
お屋敷の高品質な洗髪剤のおかげか髪質が良かったらしく、高く売れた。それでも流石最新技術。全然足りなかったから夜の街から朝帰りすると、ユーディトに不審がられたか]


  お嬢様には内緒にしてて……


[今手段は選べないんだ、と真剣なまなざしで訴えれば、
己を置いて帰る事はなかったか。
辛い時には、あのピアノ曲を思い出した。

何とか積んだ金でこしらえてもらった義手は、
以前よりずっと使い勝手が良かった。
けれど右手は結局完治には程遠く、
何か埋め込んだり外に色々着けたりで様子を見る事になった。
それでも一向に良くはならなかったが、
その分左手がうまく使える様になった]
(D55) 2020/10/08(Thu) 5:31:37

【雲】   リフル

[雇ってもらった教会で何とか生きていけそうだと思った時、
ユーディトに感謝を告げて、屋敷に戻ってもらった。
お嬢様への贈り物に押し花でも持たせようとしたが、
忘れろって言ったくせ何やってんだ、と自戒して、
ユーディトに一枚贈った。
彼女はそれを見せびらかしたりしないタイプだと思う。
それでよかった。
この国に咲く美しい花が、こっそりとあの人のいる屋敷に咲いているなんて、ちょっと風情がある。
……何だかロマンチックな事を考えてしまった。

一枚作ったら何となく勝手がわかって、教会でも作った。
教会のみんなで作って、街の人に配って……
街にも馴染んで来た。
街の人達ともたくさん話す様になった。
情報を集める様になった。
あの盗賊団の情報を]
(D56) 2020/10/08(Thu) 5:31:43

【雲】   リフル

[この街にも寄っていただろうと予想した通り、
被害者が居た。
その頃には教会の人間として信用されていたのもあって、
正直に己があの盗賊団の一味だったと話した。
彼らは己を見た記憶がないから咎めないと言った。
それでも罪滅ぼしがしたいと食い下がれば、
雑用を任せてくれた。

本当にこんな事で彼らの傷が癒えるのだろうかとか、
こんなの己の自己満足なのではないかとか、
もやもやとした気持ちを抱えながら、
献身的に働いた。

やがて他にも被害者がこの近辺に大勢いる事を知って、
自分のしようとしている事の無謀さを知る。
生きている内に被害者全員に会って、
全員に毎日尽くすなんて物理的に不可能だ。

やるせない。
それでも何とかしたいと唸る己に、
色んな人が知恵を貸してくれた。

盗賊団の向かった先や構成等の情報が己のもとに集まり、
又、盗賊団の被害者を救う為の団体の様なものが発足された]
(D57) 2020/10/08(Thu) 5:31:48

【雲】   リフル

[それから、一人では成し得なかった事をいくつか成し遂げた。
年月はかかったけれど、盗賊団を結果的に根絶やしにした。
両親は数年前に事故で亡くなっていたらしい事も知った。
涙も出なかったけれど、
存在しなかった墓をひっそりと立てた。

時に荒事に巻き込まれた。
ナイフを人に向けた時はあの記憶が蘇ったけれど、
今度は殺さずにおさめられた。
これもあの経験と、仲間のおかげだろう。
右目に傷を負って死にそうになった時、]


  オレは、こんなところで死ねねぇんだよ!


[そんな事を言っていたらしい。
後で仲間から聞いて驚いた。
心臓に同化した彼女の言葉>>D32が、
今も己を騎士にしてくれていた]
(D58) 2020/10/08(Thu) 5:32:05