人狼物語 三日月国


179 【突発R18】向日葵の花枯れる頃【ソロ可】

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【独】 霧ヶ峰 友紀

/*
うっかり忘れそうだけど使えそうな設定。
・お兄ちゃんがいるよ!
・カフェでバイトしてたよ!
(-9) 2022/10/12(Wed) 21:47:36

【人】 高峰 誠一郎

「はあ…………………………」

色々、断片的に蘇る。
昔のこと、結婚式のフラッシュバック、昔のこと、結婚式のフラッシュバック…………。

嫌な繰り返しだ。

あんまりに強力なボディーブローとアッパーを立て続けに食らったような精神状態で仕事なんかに気が向くわけもなく、体調不良と称して今日は欠勤してしまった。

「はーあ………………………」

家の中に居ると精神衛生上よろしくない理由があったため、彷徨い歩いたところにたどり着いた店に入ってアイスカフェオレを頼んだものの。

味がほとんど分からない。
ぼんやり飲む、それだけだ。
(17) 2022/10/12(Wed) 21:57:21

【人】 高峰 誠一郎

「はあ〜…………………愚痴吐き出してえ〜………………」


店にその一言が響いたかどうかは預かり知らぬところ。

カラン。
空虚な氷の音が続いた。**
(18) 2022/10/12(Wed) 22:26:23

【人】 高山 智恵

 さて、この日の営業は少しばかり慌ただしかった。
 学生たちでごった返す時間帯に、バイトの手がひとり分足りない状態で店を回すことになったのだ。
(当のそのバイトの学生からの連絡はあったか否か……どっちにしたって、今いる人数で現場を捌かないといけないことには変わりないわけで)
 まあ多忙だった分、余計な思考も削ぎ落される訳で、その点では個人的にはラッキーだったのかもしれないけれど。


ゴーストモンブラン目玉飾り付きの紫芋のモンブランはカウンター席に、
 パンプキンタルトは向こうのテーブル席に――
 違う、そのジャック・オー・ランタンケチャップで顔の描かれているオムライスはあっち!」


 いつものメニューに加えて、この季節のメニューも取り揃えている今、ハロウィーンの気分を楽しむ学生たちのお喋りは止まない。
 他愛ない――時に他愛なくないかもしれない――会話に耳を澄ます余裕もなしに、未だおぼつかなさの残るバイトたちと共にこの慌ただしさを乗り切っていく。
(19) 2022/10/13(Thu) 9:35:12
古寺 貴菜が参加しました。

【人】 古寺 貴菜

自分に恋愛というのはとことんまでに向かないんだなぁと、そう思ったのは四人目からの結婚報告を受けた時である。

『お前のおかげでうまくいったぜ』

なんていい顔で言われたら そうか としか思えないし、結婚式の引き出物のバウムクーヘンだってうめぇうめぇと貪り食うってもんである。

四人もの、すこしいいなと思った男がいなくなられると、さすがのアイアンメイデンだって傷つくというもの。
だって普通の女の子だもん。
(20) 2022/10/13(Thu) 9:48:14

【人】 高山 智恵

 こうして混雑時を乗り切って、ひと心地ついた頃だったかな。

 ひとりの客がこのカフェを訪れてきた。
 学生、という風には見えなかったけれど、別におかしいことではない。大学のすぐ近くに立地していることからその大学の生徒が客の多数になるというだけで、近隣の住民や通りがかりの人が店を訪れることだって普通にある。
 さて、その客は常設のメニューにあるアイスカフェオレを注文してきたのだけれど――。


「何かあったんですか、お客さん?」


 いかにも何か愚痴りたい……否、はっきり「愚痴吐き出し」たいと零したその声を私は聞き逃していない。
 さっきまでの繁忙時間帯の修羅場の時にここに辿り着かなくて良かったね、と内心思いながら。
 私はカウンター越しに、ちょっとどころか大分心労を抱えているように見えたその客の愚痴を聞くことにしたのさ。**
(21) 2022/10/13(Thu) 9:49:18
高山 智恵は、メモを貼った。
(a4) 2022/10/13(Thu) 9:50:31

【人】 古寺 貴菜

今日は四人目の男の結婚式の帰りだ。
最近の引き出物はカタログなのがよい、持ち帰るのが楽だ。

「料理がね、小鳥の餌かよって量なのがね、あれは長続きしないよ」

気取って値段の割に量の少ない結婚式の食事など食べた内に入らない。小食でかわい子気取りの女だってアレより食べる。

「変な葉っぱ添えるくらいなら、ベーコン添えた方が人は喜ぶ。それがわからない主催だったという事よ」

ともかく無性に腹が減っていた。
カフェ飯は大盛りとかできないのだろうか、そんなことを考えながら店に入ったわけである。**
(22) 2022/10/13(Thu) 9:56:09
古寺 貴菜は、メモを貼った。
(a5) 2022/10/13(Thu) 10:00:50

楯山 一利が参加しました。

【人】 楯山 一利


『ちょっと、カズ。待ちなさいよ!』

「うっせ、バーカ。
 良いだろ別に。
 俺が何をしよーと、お前には関係ねーじゃん?」

腕を掴んでくるその手は、容易に振り解くことが出来た。
非力なアイツには、俺を引き留めることは叶わない。

「もう、ガキの頃とは違うんだよ。
 いつまでもお節介焼いてくんじゃねーよ。」

吐き捨てるように言った後、アイツの表情はすぐに歪んだ。
眉間に皺を寄せ、悔しさを馴染ませている。
今にも泣きそうなのを、懸命に堪えるかのような顔だ。
(23) 2022/10/13(Thu) 14:06:49

【人】 楯山 一利


一瞬、胸が痛くなった。
だが俺は、素直に謝れなかった。

憎まれ口を叩いてしまうのも、
意地悪したくなるのも、
態度が悪くなるのも、
心にもない事を言ってしまうのも……。

アイツのことが、"好き"だから───。
(24) 2022/10/13(Thu) 14:08:38

【人】 楯山 一利


『……そう。分かった』

それきり、アイツは俺を引き留めることも
何か言葉を掛けて来ることもなかった。
俯いて肩を震わせながら、その場に立ち尽くしているだけ。

また、心が痛くなった。
今なら、まだ謝って済むんじゃないか。
……だけど俺は。


「分かれば良いんだよ。バーカ。」

最後まで憎まれ口を叩き、嘲笑するように舌を出したなら
すぐに踵を返して、アイツの前から去った。
(25) 2022/10/13(Thu) 14:15:21

【人】 楯山 一利


「チッ!
 ほんっとお節介なヤツ。
 俺に構うなっつーんだよ。」

アイツと別れてからも俺の心は落ち着かない。
むしゃくしゃして、その辺に置いてあるゴミ箱を蹴飛ばした。

それは鬱憤を晴らすためなのか、
自己嫌悪に因る八つ当たりなのか……。
もうよく分からなくなっていた。
(26) 2022/10/13(Thu) 14:28:32

【人】 楯山 一利


アイツのお節介は今に始まった事じゃない。
ガキの頃からずっとだ。

同い年にもかかわらず、お姉さん気取りのアイツは
いつも俺のする事なす事に口を出して来たし、
何処へ行くにも一緒で、いつも手を引かれていた。

ガキの頃はそれが当たり前な事だと思っていたし
アイツのことを姉のように慕ってもいた。
だがその考えは、歳を重ねる毎に変わっていった。

俺の身長が伸びて来て、アイツの背を追い越した頃。
アイツは女で、俺が男であることを理解した。

そして……アイツは綺麗な女になっていった。
(27) 2022/10/13(Thu) 14:30:49

【人】 楯山 一利


姉としてではなく、一人の女性として
アイツを"好き"になってしまった。

だが、もう今更そんなこと言えない。

さっきだってそうだ。
アイツにとって、俺はいつまでも弟なんだ。
だからお節介を焼いて来る。
それは昔と何も変わらない。
この先も、この関係が変わる事なんてない。

叶わない恋だと、分かってる。

分かっているのに、この気持ちを上手く抑えられなくて
叶わないことへのもどかしさに辟易して。
俺は、アイツに酷い事ばかり言ってしまう。

素直になれない。
俺はいつまで経っても、中身はガキのままなんだ。*
(28) 2022/10/13(Thu) 14:51:53
楯山 一利は、メモを貼った。
(a6) 2022/10/13(Thu) 15:19:27

【独】 霧ヶ峰 友紀

*
あっとひっとりー!わーい!

しかしとても歯が痛い(コロナで弱ったところに化膿した感じがするズキズキ感)
(-10) 2022/10/13(Thu) 15:32:06

【独】 霧ヶ峰 友紀

/*
後一人とかいたけど、参加人数デフォルトのままにしてたからあと2人参加できるなあ。
きてくれたら嬉しい。
プロローグでネタが尽きるのを避けたい()
(-11) 2022/10/13(Thu) 15:34:02

【人】 高山 智恵

 さて、うちのカフェで出すご飯は、いつものメニューにせよ季節限定ものにせよ、一品の量はそこまで多くない。
 これはいかにもおしゃれなカフェでありがちな「かわい子気取りの女子狙い」的な意図から……という訳ではない。単に「多すぎて食べ残される」という事態を極力防ぐための方針だ。フードロスの問題だってちゃんと頭にある。

 一方で、希望があればライスの大盛りやパンのおかわりだって受け付ける。その分の追加料金は取るけれど、もともとの量の価格はそこまで高くしていないからってことで、どうかひとつ。
 男子でも女子でもそれ以外の子でも、とにかくめいっぱい食わせろ!な学生はいるものだ。単にカロリー不足だとか、たまには思う存分食べたいとか、あとはまあ……失恋してのヤケ食いとか、事情は色々だけれども。
(量に対してのコスパは、少し離れたところの老舗の定食屋のほうが断然いいけれどもね!)


「あ、いらっしゃいませ! お一人様ですか?」


 ほら、今入ってきたお客様も、いかにも無性に空腹で仕方ない……って顔をしていたかどうかはともかくとして。
 別に食べ盛りの学生からじゃなくたって、大盛りおかわりその他の注文は受け付けている。
 メニューボードの端の方にも、ライス1.5倍・2倍・3倍のオプションを記載しておいているけれど、他の要望だって今なら聞ける。なんたって今は店が空いているからね。**
(29) 2022/10/13(Thu) 15:46:13
高山 智恵は、メモを貼った。
(a7) 2022/10/13(Thu) 15:51:06

高山 智恵は、メモを貼った。
(a8) 2022/10/13(Thu) 15:52:45

【人】 古寺 貴菜

メニューに目を通す、写真を見る限りやはり所謂カフェ飯といった感じだが、ライスの量のオプションの値段が書いてある。
今食べたいのは部活帰りの高校球児どすこどすこいといったバカの量の丼物だが……、さすがにカフェにそんな物はない(あったらあったでリピ確定だが)、ここは大人しく大盛りのカフェ飯を受け入れよう。

「すみません」

店員を呼ぶ。
すぐに来た店員に、メニューを指さしながら注文を。

「エビピラフの大盛りと、Aセットのライスを1.5倍で。セットのドリンクはウーロン茶で……、と、それとチキンのドリアを」

厨房に向かう店員の背を見ながら思った。

 うーん…ピラフとライスとドリアで米がダブってしまった

と。
(30) 2022/10/13(Thu) 16:31:22

【独】 古寺 貴菜

/*
一人だけ孤独のグルメしてんじゃん!
もう声が全部松重豊になってんじゃん!
(-12) 2022/10/13(Thu) 16:33:17

【人】 古寺 貴菜

多分……自分のダメなところはこういうところなのだろう。
恋愛対象という括りではなく、男同士の話ができる女。
だからアドバイスを求められる、よく思われようとそれに答えるとどこかの見知らぬ女のものになる。

……あれか?これはなんだ、保護猫の人馴れボランティアか何かなのか?いい感じに女心が少しわかるまでに慣らした男を、見ず知らずの女に譲渡する。
そういうボランティアか何かなのか?

そういう結論にたどり着くたび、やはり自分は恋愛に向いていないと自覚し、かと言って人並みの恋愛に対する憧れが消えるわけでもない。
つまり、どうしようもないと、そうなるわけだ。**
(31) 2022/10/13(Thu) 16:41:37
古寺 貴菜は、メモを貼った。
(a9) 2022/10/13(Thu) 16:47:14

【人】 高峰 誠一郎

呟きははっきり聞こえていて、店員さんに声をかけられてしまった。>>21
ああ。
面倒な客を気にかけさせることになってしまったと眉を下げる。

「いや。……」

取り繕える、のか?
あんなに深刻につぶやいといて?
逡巡した結果、諦めた。

「…………幼馴染の結婚式出てきたんだけどさ。胸焼け起こすくらい幸せそうで」

ぼそりと告げる。

また、カラン。
氷の溶ける音がした。
(32) 2022/10/13(Thu) 17:10:59

【人】 霧ヶ峰 友紀

 
あの人がそんな人なのだと。
憧れの人がそんな事をする人なのだと。
それを私は受け止め切ることができなかった。
今までの自分の青春全てをかけてきた人。
浮気は男の甲斐性だとか、イケメンだから仕方がないとかいうファンの人もいる。
でも私はダメ。
だから思い出の品を捨てようとした。
でも、ダメ。だめだめだめ。
段ボールに詰め込んで押し入れにしまうだけで精一杯。
彼に関するものを詰め込んでしまうと部屋の中は空っぽになったみたいだった。
ポスターや写真の貼られていた壁。
今は何も貼られていなくて真っ白だ。
 
(33) 2022/10/13(Thu) 17:16:43

【人】 霧ヶ峰 友紀

 
「あ゛〜…泣いた…。
 今日バイト休みでよかった…。」
 
 
目が腫れぼったいし喉がガラガラ。
大学だって何度も休むわけにいかないし、お金をもらう以上バイトもこんなことで休むわけにいかない。
失恋休暇とかありませんか?ありませんかそうですか。
腫れぼったくなった瞼や頬を保冷剤で冷やす。
こんなふうになってもお腹は空くしトイレだって行きたいしやらなくちゃならない事は多い。
やんなっちゃう。
 
(34) 2022/10/13(Thu) 17:17:08

【人】 霧ヶ峰 友紀

 
「は〜、しんどい。バイト辞めようかな。
 お金使うこと無くなっちゃったし…。
 バイトは楽しいけど、今は頑張りたくない…。」
 
 
うじうじ。うだうだ。
ブツブツ言いながら。
のっそりと体を起こして顔を洗う。
こういう時にはお酒なのでは?
あんまり飲んだことないけど。
それならコンビニに買いに行こう。まだ夜じゃないけど。
タバコだって吸ってやるんだから。
タバコが似合う大人な女になってオタク生活とはおさらばだ!
 
そう思い立った私は、コンビニに向かう。
そしてお酒コーナーで、いろんな缶を見比べて。
あ、これあの人が美味しいって言ってた…なんて思考が飛んで、小さく呻いた。

正直あの人のことはまだ好き。
でも浮気するあの人は受け入れらんない!*
 
(35) 2022/10/13(Thu) 17:17:38

【人】 高峰 誠一郎

漏らした合間くらいにすごいオーダーが聞こえた。>>30
なるほど。
そういう方法で忘れようとするのもアリだな。

あとでメニューを見直そうと決めたのはまだ誰にも内緒。
元サッカー部の胃袋なめんなよ。**
(36) 2022/10/13(Thu) 17:24:16
霧ヶ峰 友紀は、メモを貼った。
(a10) 2022/10/13(Thu) 17:25:50

室生 悠仁が参加しました。

【人】 室生 悠仁

 
 
  このじりじりと焼くように燻る想いは、
  一生消えることはないんだろうか。
  それとも、いつか、簡単に手放すことが
  出来るようになるだろうか。

  子供の頃から今まで、長く抱え続けた感情は
  時が経ち、大人になったとて色褪せることなく
  相手を目にするたびに、その色を塗り重ねていく。

  一体どれほど、自問自答を続ければいいのだろう。
  一体いつになったら、解放されるのだろう。

  問いかけたとて、きっとなにものも
  答えてはくれやしない。


  ─── 彼以外の存在には、答えられないことだ。

 
(37) 2022/10/13(Thu) 18:08:44

【人】 室生 悠仁

 
 
  暑い、と言えるほどの気温は徐々に下がっていき
  もう秋とも呼べる季節。
  ここ数年の様子だとすぐ冬になってしまうだろうか。

  さつまいもやきのこ類、この時期の食べ物が
  よく出回るようになる頃
  寒がりの俺は朝の冷える時間帯既に着る毛布を
  出してはぬくぬくと過ごしている。
  ご飯も煮物が増えて、すっかり今に順応していた。


  ( 一人で過ごす時間は気楽でいい。
    気を使うことなく、気をつけることなく
    自由に好きに時を過ごせるのは
    望外の喜びというものだ。 )


  仕事の業務も終了して家で過ごすうち、
  憩いの時間に思う。
  けれど、そんな中でもひとつ、例外はあった。
 
 
(38) 2022/10/13(Thu) 18:09:08

【人】 室生 悠仁

 

  机に置いたスマートフォンが軽快な音を鳴らす。
  短く響いてすぐに消えるのは、電話の着信ではなく
  SMSの通知を表している。

  読んでいた本を脇に置いて端末を手に取った。
  送ってきた相手は、─── 予想通りと言える存在。


  『 驚愕、トマトの値段。 』


  体力がないから早めに仕事から上がるようにしている
  俺と違って、彼の帰宅時間は俺にとっての夕飯時だ。
  毎日遅い時間までご苦労だと、労りの思いは持っている。

  今日の事件はどうやら野菜の値段に関することらしい。
  くすり、と小さな音で、誰もいない部屋に
  笑声を響かせる。小さな愉快だ。
 
 
(39) 2022/10/13(Thu) 18:09:40