人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

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【人】 ミア



 [ 伸びた手は、こんな時だって、
  "もしかしたら"来るかもしれない、と。
  忘れも消えもしない過去に従って、銀を 抜いていた。

  薔薇の髪飾りを解いてしまえば、
  ─── 嗚呼 ほんとうに、"なんのために"伸ばしたのか、
  馬鹿らしくなるぐらい伸びた髪が広がるから、 ]

 
(345) 2020/05/31(Sun) 17:31:32

【人】 ミア






           [ 躊躇い無く 切り落とした。 ]


 
(346) 2020/05/31(Sun) 17:31:49

【人】 ミア



  [ 切り落とした瞬間、
   ─── 青薔薇の気が可笑しくなったのかと、
   音楽すら止っていて、

   あの女の子のちぃさな悲鳴だけが届いている。

   磨かれた床に 欠片が散り、
   明らかに不機嫌な"青薔薇"は、
   髪飾りと銀を 手の代わりにつきだして。 ]

 
(347) 2020/05/31(Sun) 17:32:17

【人】 ミア



    ─── それじゃあね。
        今度は大人しい子でも雇いなよ。


  [ 満月で無くて良かった。
   細い影ひとつ、闇に溶かしてくれないだろうから。 ]

 
(348) 2020/05/31(Sun) 17:32:45

【教】 ミア




   [ あれから 薔薇の話は、何一つ聞いていない。
    夢に出てないことは 確かだけれど。 ]


 
(/23) 2020/05/31(Sun) 17:33:06

【人】 ミア



            *


   ─── ってことが あっただけだよ。

 [ 馬鹿なの?って言われた。
  ロイヤルブルーのドレスを指して、自分で無い女が。

  何処、と言われると、何処か、であった。
  生まれ故郷 とも違うような、
  "似たようなやつ"が集まる場所であるような、

  掃きだめに近いところ。
  ずぅっと昔の記憶よりは、まだ、人の住めるところ。 ]

 
(349) 2020/05/31(Sun) 17:33:35

【人】 ミア



 [ 確かにその時の女は馬鹿だった。
  理由もよくわからない怒りに任せたまま、
  同時、明らかに"高そうな"ドレスのまま、
  此処に行き着いて、

  貴族と勘違いした"似たようなやつ"を蹴り飛ばしていた!

  ……どうにも酒場の迷惑な客だったらしいので、
  礼と言うことで一室を借りているのは、その時の話。 ]

 
(350) 2020/05/31(Sun) 17:34:10

【人】 ミア



 [ 売れば幾らになるか。
  この部屋に招いた客皆が口を揃えて言う。

  値打ちが此処の奴らに分かると思う?
  ─── こじつけのよな、売らない理由。 ]

 
(351) 2020/05/31(Sun) 17:34:32

【人】 ミア



 [ 具の入らないスープ、パンは数日にひとつ。
  酒なんて其れこそ気を紛らわせる為の飲み物だし、
  果物は一年に何度か見られれば良い方。
  水ともなれば貴重品も良いところで、
  ましてや飲める状態にするところから始まる始末。

  薄いね、と、或る料理を出された時に、
  舌が肥えてるんだと言われたのは、来たばかりの頃。 ]

 
(352) 2020/05/31(Sun) 17:34:44

【人】 ミア



  [ 懐かしい、と 思うと同時、
   変わってしまった感覚に慣れない自分も居る。

   夢を見なさすぎて不安になるなんて、
   まったく ひどい話もあったものだ。 ]

 
(353) 2020/05/31(Sun) 17:35:10

【教】 ミア




           今日も出ない。



 
(/24) 2020/05/31(Sun) 17:35:40

【教】 ミア




   [ ここ数日の "残す" ための手記には、
          同じ文言が 続いている。 ]**


 
(/25) 2020/05/31(Sun) 17:36:06

【独】 ミア

/*


ごめんうまくまとまらなかった……
覗いてはいますが夜にちゃんときます。
(-248) 2020/05/31(Sun) 17:53:25

【人】 ミア



 [ 別に、酒が入っていなくても、
  満腹になれば人間眠れるものである。

  実際満腹かはさておいて、
  だらだらと会話して、すこぅしずつ食べて、
  ……過去、に浸れば、そうなる。 ]

 
(381) 2020/05/31(Sun) 21:45:18

【教】 ミア



   ひと と 獣の、混じったような、
   薔薇色の瞳の なにかが、


        ────── 、



 
(/28) 2020/05/31(Sun) 21:45:45

【人】 ミア




         [ 飛び起きた。同時。 ]



 
(382) 2020/05/31(Sun) 21:46:02

【人】 ミア



 [ ─── 貴族の馬車が横転してる。
  飛び込んできた話なんて、それだけだった。

  人の波が向かう理由なんて、
  物を漁るためが大半、あとは野次馬と、
  底辺から馬鹿にする程度のものだ。 ]

 
(383) 2020/05/31(Sun) 21:46:17

【人】 ミア



 [ 良い男だったらいやね、と言う、
  自分の手を引く女のような理由も、あれど。

  その自分が出てしまったのは、きっと、
  今日が満月の夜であったからだろう。


         それから、何より、 ]

 
(384) 2020/05/31(Sun) 21:46:33

【教】 ミア



   あれから肉が減った。
   食べるものが減ったのだから当然だった。
   多少は丁寧になった発音と、
   奪い方を忘れてしまった食べ方と、
   この世界じゃあまるで役立たない物書きだけ、
   
   何かの名残でもあるかのよう。


 
(/29) 2020/05/31(Sun) 21:47:10

【教】 ミア



    残りたくない。遺されたくない。
    誰も彼もが置いていく。

    どうして自分だけ生き延びてしまうのだろう。
    生かすためになんだってしていたのに、
    結局なんにもならないじゃないか。


 
(/30) 2020/05/31(Sun) 21:47:31

【人】 ミア




            [ 喧噪。 ]


 
(385) 2020/05/31(Sun) 21:47:48

【人】 ミア



 [ 波を縫った細い女が、膝をつき、
  馬車に埋もれていた男の頭を、其処にのせている。

  辿り着くまで、寄りすぎた野次馬と、物取りと、
  姿が見えた端から急所を蹴り飛ばしてやった。

  ……夢見が悪いから、全部八つ当たりだ。
  その、結果の。

  懲りずに寄るやつは石を飛ばしたから、
  どれだけ矯正されようと、
  手を、付けられなかった何時かなんて、
  そうそう消えない。 ] 

 
(386) 2020/05/31(Sun) 21:48:40

【人】 ミア




  [ 御者を拾い上げた誰かが、無事を確かめている。
    まだまともな奴が居て 多少は安堵すれど、 ]


 
(387) 2020/05/31(Sun) 21:48:53

【人】 ミア



     死ぬの。

 [ 顔にかかった金糸を、ゆびさきで除け、
  挨拶もせず 久方ぶりの会話に何も告げず、
  淡々 と、 ]

 
(388) 2020/05/31(Sun) 21:49:08

【人】 ミア



  [ 遠ざかった香がしていた。
   赤も 紅も どちらとも。

   日常と呼んでいいのか、分からない、
   何時かの過去を想起させるよな、 ]

 
(430) 2020/06/01(Mon) 0:56:13

【人】 ミア



 [ ─── 碧は、未だ、冷静な色を宿そうと、
  そう あろうとしていたから、
  赤の混じった、斑の薔薇色を捉えていたし。
  
  かち合った瞬間だって、
  彷徨っていた視線が漸く合ったよな、
  ずぅっと待っていたよな、時で。 ]

 
(432) 2020/06/01(Mon) 0:56:25

【人】 ミア


 
   ─── …… だったら
   こんなところで倒れないでよ。
   あれから 自衛もしてなかったの。


     そういうところが 嫌い だって、私、
     そんな顔して 、

 
(433) 2020/06/01(Mon) 0:56:39

【人】 ミア



 [ ……こどもの癇癪に、近かったように思う。

  怒っていたのは違いなく、
  叱ろうとしていた、のも、正しかった。
  掠れていた声の理由に 赤はないのに、喉が熱い。

  滲んだよな視界の端。
  染まってしまった指先が通ってしまえば、
  なに って ちぃさく、こぼれ落ちてゆく。 ]

 
(434) 2020/06/01(Mon) 0:57:14

【人】 ミア



  [ 嗚呼 それはもう、
   一生残ってしまう傷だろう。

   ─── こんな、夢に見たよな夜に、
       赤色の化粧なんかされてしまったならば! ]

 
(435) 2020/06/01(Mon) 0:57:43

【人】 ミア



 [ 見開いた碧 は。
  明らかに困惑が色づいていた。

  落ちた手を追おうとしても、宙を切る始末で、
  迷った矢先に、こみ上げる"何か"を隠すよに。

  ……艶さえあった赤色が、唇まで辿るから、
  音を作るときに舌先が鉄の味を報せる。
  飲み込んでしまって、覆った両手の奥で、 ]

 
(436) 2020/06/01(Mon) 0:58:21