【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「……。……ありがとう」 体温計を受け取り、今度は忘れないようにと脇へ差し込んだ。 「うん……さっきリンゴ見たいって言われたけど、別に嫌じゃなかったから大丈夫 それより……台風いつやむの? 最初より人増えてるし……食料ないとか聞いたんだけど……」 不満そうに近くにいる人たちを見ている。 (-53) 2021/06/28(Mon) 11:45:32 |
【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ「台風は明日の夜には通過するって聞きました。 ラジオも聞こえなくなっちゃったので、昨日時点での予報ですけど」 台風が過ぎ去っても、河川の氾濫はすぐに収まらない。 風が弱まるだけで、雨も続くだろう。 「食糧は……うん、結構少ないです。 でも僕、こういう経験はありますから。なんとかしますよ」 何か根拠や手段があるのだろうか。 男は『なんとかする』と言った。 (-55) 2021/06/28(Mon) 11:59:30 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「そうなんだ……」 明日の夜にはこんな状況が終わるのかとほっとした様子。 台風さえ過ぎ去ればすべて解決するはずだ。 その後の雨や交通の復旧などの事情により、明日の夜以降もこの状況は続くのだろうが、世間知らずの未成年に予想することはできなかった。 「セナハラさん……貧乏だもんね」 くす、と思わず笑ってしまった。 以前お金がなくて昼食抜きだなんて会話もあったような気がする。 その時はお見舞いに親が置いて行ったビスケットを一枚あげたが 「今日はあげられるお菓子とかないけど、ほんとになんとかなる?」 楽しそうに揶揄う様な物言いで問いかけた。 (-56) 2021/06/28(Mon) 12:11:57 |
【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワそんな様子を見れば安堵した。 子供に食事の心配をさせたくない、という気持ちは本物だ。 もう戦争は終わった。 あんな思いをする時代では無くなったのだから。 「任せてください。 これでも戦場にいたことはありますから、食糧の調達なら慣れたものですよ」 勿論、年齢を考えれば当然兵士としてではない。 外地と呼ばれる場所で起こった民間人を巻き込む戦いは、当時の日本軍によって報道規制が敷かれていた。 その為、外地で何があったのか認知度は低いのだ。 特に子供ともなれば、知らなくてもおかしくはない。 (-62) 2021/06/28(Mon) 12:52:54 |
【独】 温和 セナハラやっぱりよお!!!!!!!!!!!!!!! おれ被虐待児を殺したくねえよお!!!!!!!!! おれを殺せ!!!! おれを殺せ!!!!!! 殺せ!!!!!!!!! (-63) 2021/06/28(Mon) 12:55:23 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「セナハラさん戦争行ってたの?初耳なんだけど…… よく生きて帰ってきたね」 温和でやさしい貴方が戦争になんて参加したらあわあわしてすぐに殺されてしまいそう。 そんなイメージがよぎり、失礼な発言をする。 「でもそっか……それなら安心、かも……」 信用している大人の貴方の頼もしい言葉に、安堵の息を漏らした。 おなかは減っているが、きっと何とかしてくれるだろう。 入院が続く少年は普通の子供よりも世間の情報に疎く、年齢的に貴方が兵士として徴兵されるわけではないことも、戦争でどんなことが行われているのかもわからなかった。 それ故に貴方の言葉も疑問も持たずに素直に信じるだろう。 「虫とかは……ヤだからね?」 イナゴの佃煮とかなら大丈夫だが、丸のままの芋虫を持ってこられたら困る。 (-66) 2021/06/28(Mon) 13:15:33 |
【赤】 温和 セナハラ「どうなるかは……僕も含め皆さん次第、ですかね。 実を言うと、贅沢できる程の食糧はありません。 争わず助けを待てれば、良いんですけど」 贅沢どころか、全員で生き延びることも難しい。 その事実を子供に対して言える程、人でなしでもなかった。 「メイジくんにも我慢をさせてしまうでしょう。 なるべく僕も頑張りますが、ね」 ちら、とアユミの後ろ姿を見やる。 (*4) 2021/06/28(Mon) 13:29:17 |
【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ「あれ、言ってませんでしたっけ。 でもそうですね……運も良かったと思います。 まだ子供でしたから」 当時10歳程だった男は、少年兵としてすら起用されなかった。 故に遠目でも民間人であることがわかる外見をしていた為、問答無用で撃たれる可能性も低かったのだ。 その言葉が示す本当の意味は、きっと伝わらないだろう。 しかし知らなくても良いことだ。もう必要ない知識なのだから。 「虫は……流石にもう食べたくないなあ。 安心してください、探しに行ける天気じゃないですから」 食べたことがある発言だ。 苦笑しながら、かつて食べた味を思い出す。 (-71) 2021/06/28(Mon) 13:55:41 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「次戦争が起きたら、セナハラさんは逃げた方がいいよ。絶対殺されちゃうから」 当時は子供だから見逃されたのだろうと解釈したようだ。 「(食べたことあるんだ……) じゃあこの病院の中で食べ物探すってこと……?」 食糧庫でも荒らす気だろうか。 貴方をいぶかしげに見ている。 「俺、甘い卵焼きが食べてみたいなぁ」 (-75) 2021/06/28(Mon) 14:18:47 |
【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ「甘い卵焼きは……今は難しいかもしれません。 でも台風が収まって、川の水が引いて、 ……帰れるようになったら、食べられますよ」 子供らしい料理名に、穏やかな声色で返す。 「ええ、病院の中を探してみます。 もしかしたら、戦争中の缶詰とかあるかもしれませんし」 そんな物がないことは自分がよく知っている。 知らぬが仏、言わぬが花。 不要な情報や知識も存在する。 (-86) 2021/06/28(Mon) 15:22:49 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ「俺は多分まだしばらく入院だろうし……川の水が引いたら、セナハラさん……買ってきてくれる……?」 実際買ってこなくてもいい、親がここに来れるようになれば持ってきてくれるかもしれない。 でも、言い知れぬ不安感で我儘をいいたいのか、いつもお金のない貴方に強請った。 「そっか……ここは"人を助ける場所"だもんね…… そういうのもあるかもなんだ……」 ここはこの辺ではかなりしっかりした建物の一つだ。 昔も今のようにが災害とか戦争とかで避難してきた人がいたかもしれない。 そういうことがあったなら備蓄だって用意していてもおかしくはない。 穏やかに余裕をもって答える貴方の言葉は子供を納得させるには十分だった。 (-88) 2021/06/28(Mon) 15:40:46 |
【独】 温和 セナハライヤーーーーッ!!!!!! え?俺を殺して欲しいんだけど、 まずそれには殺し方教えなきゃじゃん 絶対しんどいじゃん、我慢するじゃんメイジくん え?え?どう転んでもメイジくんは苦しむじゃん (-89) 2021/06/28(Mon) 16:15:50 |
【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ「……お店の卵焼きを買ってくるのは難しいですけど、 僕の手料理で良ければ、卵買って作りますよ」 そんな心情を理解してか、自身に可能な範囲の約束をした。 約束を守れる自信は無いが、それでも応じたいという気持ちはは本物だ。 「ええ、ここは人を助ける場所ですから。 お腹が空いているでしょうけれど、少し辛抱してください。 後で白湯でも持っていきましょう。 水でも無いよりはましですから」 (-92) 2021/06/28(Mon) 16:41:47 |
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