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【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ「そうさ。 まだ若いんだから、これからどう楽して生きていくか考えなきゃ」 根拠のない言葉。なのに自信ありげに語る、この男は悪党だ。 悪党は意見も聞かずに勝手に道を曲がり、人気のない道をがたごととタイヤを揺らしながらすり抜ける。 きっとあなたが誰にも見られないように、 ――それは仕事に支障が出ないように── ほとんど対向車もいない場所ばかりを通って、すぐに。 「とうちゃーく」 出発した地下駐車場へと、小さな車が滑り込んでいく。 「ここでいいか?」 (-8) 2023/09/14(Thu) 21:44:08 |
【念】 日差しにまどろむ ダニエラrrr…… 『……』 『………』 『……』 『…………そうですかあ。』 『了解です。』 『またいつでもアジトの方へ。』 『…少し、意見を聞かせて欲しいですねえ。』 『今日は、お疲れでしょうからあ』 『ゆっくり、おやすみくださいねえ。』 (!1) 2023/09/14(Thu) 21:52:01 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡眺める景色に誰もいないこと。 ただ往くには不自然なルートであるということ。 見回りという名の街歩きをする女だ。 そのことくらい、きっと薄々に察していた。 ――それが何のためなのかだって。 …だから。 「はあい。お疲れ様でしたあ。」 素知らぬ顔に、気怠げな声。 けれどドアを開くより前に一度、不自然な一呼吸の間があった。 「……アレッサンドロさん」 「…………。」 結局、くすりと笑って、終わる。 「気をつけてくださいねえ。…帰り道」 ノブに手をかける。 人気のない地下駐車場とはいえ、ひとたび外に姿を見せたなら、即座に車を離れなければならない。 何もなければ、恙無く、外へ。 (-15) 2023/09/14(Thu) 22:15:37 |
【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ「おう、おつかれさん」 ばたんとドアを閉じて、スイッチをぱちぱちと跳ね上げて、 「ん?」 と窓越しに目を向けて。 「勿論、マフィアの幹部として、 最低限必要な警戒はしていきますとも」 に、と、きっと笑っている。 そうしてあなたが立ち去っていく姿を、 ハンドルに肘をついていつまでも見送っているのだ。 見なくてもわかる。 何度も見送られたのだから。 地下駐車場を出てからしばらくして、ぶうん、というエンジンの音が遠く聞こえた。 (-17) 2023/09/14(Thu) 22:22:29 |
【神】 日差しにまどろむ ダニエラ広がる動揺の声。 それらが全て薄膜の向こうにでもあるかのように現実感がなかった。 もとより勤務態度があやふやである女だ。 嘆くも憂うも似合わないのは自分が1番よく知っている。 強いて言うなら、仕事が増えそうだとどこかで交わした雑談のように肩を竦めるくらいで丁度いいような気もしていた。 それも、結局、空気に呑まれてできないまま。 「あー。」 「……甘いもの食べたいなあ…。」 やっとそれだけぼやいて、こつりと革靴の底を鳴らす。 #警察署_朝礼 (G9) 2023/09/14(Thu) 22:29:46 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡いつも通り、女の姿は速やかに消える。 しかしいつもと違うことがただひとつ。 『忘れ物』が後部座席に残されていたのだ。 『忘れ物』は地味な濃色でラッピングされており、落ち着いて車内を見てようやくその存在に気付く程度の――手の平程の大きさをしていた。 ―― Caro . そう貼られたシールを見るに、男性宛てのプレゼントだ。 中に入っているのは、イタリアの伝統工芸である革細工を使ったキーリング。 あなたが封を切らなければ、それも知ることはないのだけれど。 ――まあ、つまり。 あなたの部下は、本当に、ひねくれていて素直じゃない。 そこにあるのはきっと、ただそれだけの事実だ。 (-26) 2023/09/14(Thu) 22:40:24 |
【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ男がそれに気が付いたのは、ガレージに帰りついてから。 あいつが忘れ物なんかするか、という疑問とともにそれを拾い上げて、 ぱり、と封を切り開く。 「………」 息を吸うような音。 しばらく、とんとんと包装を指で叩く音。 …ちゃり。 くるくると、いつも通り鍵を回しながらカウンターへと戻っていく。 革細工のキーリングが、小さな鼻歌に紛れるように、くるくると揺れていた。 (-31) 2023/09/14(Thu) 22:53:52 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ取締法施行により世間が騒然としたその日のこと。 勤務を終えた女が向かったのはあなたのモーテルだ。 あなたがきっと今日は忙しくしただろうということは想像にかたくない。 問題はその忙しさが少しも想像できない上、きっと想像したところでそれを遥かに凌駕しているだろうことだった。 …いるだろうか。 若しくは帰ってくるだろうか。 帰りがどれだけ遅かろうと、その入口で女はあなたを待つつもりでいるが。 ――夕方からは、雨が降る。 女は傘を持ってはいない。 (-37) 2023/09/14(Thu) 23:14:33 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ「へへ。 意外だったってだけです! オレも恥ずかしいことよくあるから、お揃いだなって」 機嫌を損ねた……わけではないのは、尖らせた唇がすぐに収まったことから分かるから。 約束してもらえたことに顔に浮かべた喜色を隠さないままの男は、添削をしてもらえそうとわかれば、ぱ、とさらに表情を明るいものにさせた。 「必要!です!!」 「やった、じゃあえっと今思い付いているの書くから、文章変じゃないか見てもらっていいですか?」 なんて言いながらもやる気百倍そのままに、白紙だったそこに文字を記していく。 時折繋がりがおかしな文章はどうにも子どもっぽさが抜けきらない。 貴方に見せたらそんなところを指摘してもらえたり、もっと上手な言い回しを教えてもらえたりしただろうか。 何はともあれ手助けを得て、一人で済ませるよりはずっと早くに完成させられたはずだ。 貰ったドーナツは最終的にそのご褒美に、普段食べるよりもずっと美味しいものに思えたから、『すげ〜幸せです!』と満面の笑みを貴方に送っていたことだろう。 ──噂していた法がまだ現実となっていなかった、それは穏やかな午後の話だった。 (-46) 2023/09/14(Thu) 23:42:50 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラモーテルの扉には『chiuso』の看板。 本来ならこういう時は一緒に理由の書いた紙が貼られている (ただし、大抵は「昼寝」だとか「散歩」だとか) のだが、今日に限ってはその紙すら貼ってない。 きっと朝から既にモーテルの主の姿はなく、 昼を過ぎても帰る事もなく。 珍しく一般客が寄ってきたかと思えば、 看板を見て首を傾げて帰っていく。 いつもならシエスタの時間と洒落込む頃にも帰らず、 緩やかに伸びる影は建物と空を覆う雨雲だけ。 ぽつ、ぽつと降り始めた雨音が少しずつ数を増し、 モーテルの軒先に隠れても濡れる頃。 「腐れ署長が金でずぶずぶの癖しやがって俺の時間をめちゃくちゃにした挙句大した情報も寄越さずにへらへらしくさりやがるクソが俺がプレデター並みにステルス出来てたらあのボケの歯全部にドリルで穴開けてキンキンに冷えた炭酸をスポイトで毎秒垂らし続けてやるっつーの」 疲労と殺意を漲らせた女が小さな折り畳み傘で防ぎきれない 雨を受け、覚束ない足取りで歩いてくるのが見えるだろう。 そしてあなたの姿を見たなら、驚いた顔で呆然と立ち尽くす。 口をはくはく、どうしたらいいかわからないという風に。 (-55) 2023/09/14(Thu) 23:59:54 |
【人】 日差しにまどろむ ダニエラ>>14 テオドロ 「ええー。だってえ、どれを気に入るか分かりませんからあ。」 たくさん並べた中にひとつでも気になるものがあるなら僥倖。 それくらいの感覚とのことだが出力されたものが情報の渦であることに変わりはない。 「ごめんなさあい。」 「お詫びに今日1日い、がんばりまあす」 非番である。 なあんて、とからころまた喉を鳴らして、ピスタッキオを口の中で溶かす。 「んふふ。やったあ。」 「それじゃあ署内でもお、間食したくなったら教えてください〜」 「…って、みんなに言ってもいいんですねえ。言いまあす。」 などと宣う手元では、スプーンがカップの底を撫でる。 寄せ集めた欠片を最後に口の中に入れて、ごちそおさまでしたあ、と小さく口にするのだった。 (28) 2023/09/15(Fri) 6:09:09 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ「ふふ。」 「おまかせくださあい。」 元気に提案を受ける姿を見て、にこりと弧を描く。 やや大仰な言い回しで応答すると。 散らかった己のデスクを離れ、あなたのデスクの傍へと椅子を寄せた。 それからは、書類の完成まであなたを手伝って。 小さなご褒美が口の中に消えていくのをにこにこ顔で見守った。 穏やかな午後。 まだあなたが何も知らなかった頃。 例えば添削のさなか、やる気百倍で紙面と向き合うあなたの姿に女が一瞬目を伏せたことだとか。 そもそもこの日々を過ごす女の胸中だとか。 ――約束が、果たされる日が来ないだろうことだとか。 そんなことをあなたが知るはずもなかったその頃。 穏やかにゆるやかに、けれどあっという間に、平穏な時間は過ぎ去っていった。 (-106) 2023/09/15(Fri) 6:11:27 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ/* 襲撃予告です。 お世話になってます。おさとうかえでです。 こちら、役職は 波魔 となりました。次回の襲撃対象にニーノくんを指定させていただこうと思っています。 襲撃耐性のある役職(妖花など)であったり、襲撃そのものになにか不都合ありましたらご連絡ください。 ブッキングなどありました際は…そのあとで考えます。 ですが可能でしたらダニエラが襲撃をしたい、という強い意志だけうっすら残しておきます。 上記、まず一度よろしくお願いします。 おさとうかえででした! (-107) 2023/09/15(Fri) 6:12:14 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ強まってきた雨の中、どれだけそこで待っていたのか。 軒先で膝を抱えた女はあなたの姿に気付くと徐に立ち上がり、濡れることも厭わずその姿へと近付いた。 「よかったあ…。帰ってこないかと思ったあ…。」 へにゃりと脱力した笑顔。 髪が頬に張り付き、眼鏡のレンズも結露みたいに濡れていく。 幸いというべきか、この雨のお陰か付近に人気はなかった。 「…おかえりい。お疲れ様あ、ミネ。」 雨音に消されない程度の、けれど決して大声でもない間延びした声。 そうこうしているうちに、女の衣服も雨に濡れて少しずつ重くなっていく。 (-108) 2023/09/15(Fri) 6:14:00 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ/* お世話になっております、おやすみ硫酸ナトリウムです! 朝から三度見しました、とても驚いています… 当方としては襲撃耐性もなく不都合もありません。 ブッキングも現時点ではなさそうなので、是非に襲撃していただければと思います。 早めの予告とても助かりますのでありがとうございました! 牢獄までの余生を走ります。 (-118) 2023/09/15(Fri) 9:16:37 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ/* 朝から目を疑わせてすみません…。 ではその旨で、エリカさんには報告を致しますね! また日付変更24h前になりましたらご連絡をするのですが、 襲撃ロールを行うかどうか 行なうとしたらご希望の形などあるかどうか 上記2点をふんわり考えていていただけると嬉しいです! 襲撃ロールをする+特にご希望がない場合は、お手伝い権を何か悪いことに使おうかな…と思っていましたが具体的には何も浮かんでいません… こちらももちろん引き続き悩みますが、その案も頭の片隅で考えていただけると助かります…すみません…! それではあと数日、余生をお過ごしくださいませ。 おさとうかえででした! (-144) 2023/09/15(Fri) 12:42:58 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → マスター エリカ小指の爪を、するりと撫でる。 マリーゴールドカラーのエナメルの上に塗られたトップコートのお陰で、小さな面積でもつるりと陶器のような手触りがした。 (……ごめんね) 誰にも届けない、届けてはならない言葉が頭をよぎった。 …かぶりを振る。躊躇してはいけない。 だって、これは、必要なことだから。 /* お世話になってます、おさとうかえでです! 今回波魔は襲撃をパスしません。襲撃対象は ニーノくん ご本人には連絡済、承諾頂いています。 以上、何卒よろしくお願い致します! (-149) 2023/09/15(Fri) 12:50:44 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ/* いえいえ、嬉しいですというのも何ですがありがとうございます… また二点についても承知いたしました。 襲撃ロールに関しては折角ですのでさせていただければと思います。 希望の形は現状ぱっとは思い浮かんでおりませんが、お手伝い権の行使はしていただいても全く問題ありませんので先にそちらはお伝えしつつ… 考えてくださってありがとうございます! こちらも何か良き流れは無いかふんわりと考えておきますね。 改めてご連絡等ありがとうございました、数日後よろしくお願いいたします! (-151) 2023/09/15(Fri) 13:04:34 |
【秘】 マスター エリカ → 日差しにまどろむ ダニエラその色を見つめて、あるいは握りしめて。 一体何度、誰にも聞かせられないそれらを 思い浮かべてしまったものだろう。 形にならずに消えた言葉は数知れず。 さてこの先にはまたいくつ。 /* 能力行使対象ニーノくん、確認しましたありがとう〜! 変更ありましたらまたお知らせください、なければそのままで大丈夫です。 引き続き村をおたのしみください、Ciao〜!! (-153) 2023/09/15(Fri) 13:28:30 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラこういう時、お喋りな奴ほど言葉が出ないのはなぜだろうか。 恐らく、その大半は後になって同じ事を口にする。 『言いたい事が多すぎて何も言えなくなっていた』と。 カンターミネもまた、そう口にするだろう。 「なっ」 なんでこっち来ちゃうんだよせめてそこにいた方が濡れなくて済むだろよかったじゃないよなに笑ってんだよあーあー雨が当たっちゃって。 「い、」 一体いつからそこにいたんだよまさか朝からとか言わないよなそうだよな今日仕事のはずだろって事は来たのはさっきだろ昼とかも言わないだろ幾らエーコでもそうそう早退とかしないだろうしいや半休か?いやそこはどうでもいいんだ今なんつった帰ってこないかもって? 「ま……」 まさかとは思うが心配だったとか言う気か?だからってこの雨ん中で膝抱えて待ってたって?本気で言ってるのかおいおまわりさんがこんなモーテルの前で座り込んで誰かに見られたらそれこそ怪しまれるだろ、心配してたんだとしたらあの法律の事だってわかってるだろわかっててここにいるのかそんな訳ないだろ思い上がりすぎだろ俺いやそうじゃなくてああもう。 言葉の欠片だけ、雨よりもずっと少なくぽつりぽつり。 疲労と混乱でこういう時ばかり動かない頭の代わりに、 ひとまず動く身体で近寄り、小さな傘をぐっと あなたの方へと傾けた。ほとんど密着するような距離で、 また口をもぞもぞ動かして、あー、とか、うー、とか、 そういった欠片の後にやっと一言。 「……ただいま、エーコ。」 零した後に、ため息もセットにして、やっと頭が回りだした。 「……これ以上濡れたら風邪ひくぞ、とりあえず入ろうぜ」 鍵を開けて、中へと誘う。 どうせ客は来るまい、看板は『chiuso』のまま。 (-167) 2023/09/15(Fri) 17:37:16 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「んー?」 その欠片だけで、不思議と。 言わんとすることの大半が分かったような気がしてまたへにゃり。 「ありがとお。」 あんまり変わらない背丈の2人がひとつの小さな傘の下。 それでも少しだけ大きい女は、ほんの少し屈む形でもう少しだけ身を寄せた。 頬の水滴を軽く拭う。そんなしぐさでも小指のエナメルが目に留まった。 はあい、とゆるく首肯をしてまた軒先へ。 あなたが鍵を開けるまでの間、ようやく少し濡れた眼鏡を気にしてガーゼのハンカチで拭った。 誘われるまま屋内へ足を運ぶ。先日と同じように、靴底が床を叩いて鳴らした。 「…忙しかったでしょお、今日〜。」 世間話、というには真に迫っている。 たった1日で、がらりと世界が変わってしまった。 (-176) 2023/09/15(Fri) 18:40:17 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ「我らがお嬢はこんな時でもお可愛らしい事で」 嫌味のような言い方で嫌味のような内容の言葉を しかし嫌味ではない音で投げ渡し、 そこでむう、と頬を膨らませる。なんだか諸々悔しいぞ。 折り畳み傘をばさばさやって軒先に水を飛ばして置いて、 屋内に入ったら入ったで今度は白衣をばさばさやって、 こりゃ着回しはやめとこ、と雑に洗濯物として籠に放った。 「……そりゃあなあぁ〜。まあお互い様だろ? で、そんな状態で俺のモーテルの前におまわりさんが一人、 膝抱えて待ってたら心臓止まりそうになると思わねえ〜? 雨ん中で傘も差さないでさあぁ」 なるべく明るい声音で、ふざけるような仕草も見せた。 それからあなたの服があまりに濡れてるようなら、 着替えを貸すから脱いどきなよ、と白衣を放った籠を示す。 そしてシャワーの準備するかあ、とカウンターを越えた。 (-201) 2023/09/15(Fri) 21:57:35 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「あはー。ごめえん…。」 それに関しては。 責められるとぐうの音も出ないというのが本音である。 己の立場がデリケートなものであるという自覚だって当然あるのだ。 …その上で、それでもここに足が向いてしまった。 不在の理由なんて分かりきっているのに、不安を拭いきれなかった。 「……ミネはあ、あたしが逮捕しに来たって、思ったあ?」 お言葉に甘え着替えを借りることにして、上着をするりと脱いで籠に入れる。 背を追いながら、微かに茶化すように、けれどどこか静かに訊ねる。 (-207) 2023/09/15(Fri) 23:05:34 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ「俺も心配させるくらいには普段からあちこちに 虫ばら撒いてるからな、そこもお互い様って事で」 器用な事に歩きながらブーツを脱ぎ捨て、 よろめきながらニーソックスも放り、 ぺたぺたと足音を響かせて歩く。 後ろからの静かな声にもその歩み、止まることなく。 「いいや?エーコは俺をよく知ってるからな。 俺を逮捕するとしたらエーコじゃないね。 ……そう願ってる。お前に俺を捕まえさせるなんて、 そんな惨い事あるか?俺が一番嫌がる事だぜ、それ」 にひ、と笑って振り返る。疲れの色が滲む笑顔だ。 そして上衣を脱ぎながら、もごもごと布の向こうで声がする。 「まあ、エーコが警察の上からの命令で 絶対そうしなくちゃ疑われるってんなら、」 ぷは。 「俺はいいよ。捕まってやるさ。 けど、俺のチームがどうするかはわかるだろ? だから、出来ればお前が逮捕には来ないでほしいな」 ぷち、ぷち。ブラを外して、スカートもその場に落とす。 丁度、浴室の扉前に着く頃。一糸纏わぬ姿で、背を向けた。 (-212) 2023/09/15(Fri) 23:31:04 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「…うん、そっかあ。」 やわらかな声。 「せいかあい。…捕まえないよお。」 「ぜったい。あたしも、ミネを檻の中に入れた人になりたく、ないしい」 それはもちろん、あなたのことやそのチームのことをよく知っているというのもあるけれど。 …けれどの先も、女は告げやしないけれど。 「…でも」 「………」 「……ううん」 ふるりと、言いかけた言葉を止めて。 「とりあえず、行ってらっしゃあい」 微笑み顔で、背なを見送る。 (-227) 2023/09/16(Sat) 0:45:32 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ「お、意外〜。『一緒に入る』なんて言い出すかと思ったぜ」 けらけら笑って、すぐ出るわー、なんて告げて扉を閉じて。 ノズルを捻り水音を出す。ざあざあと外の雨より激しい音の中、 「――――――」 何事か呟いて、大雑把に身体を流した。 「……?あっ眼鏡外し忘れてた」 妙な視界に気付くのは、バスタオルを手にしてからだった。 大雑把に水気を拭いて本当に数分程度で出てくる。 「お待たせ。エーコも入るだろ? 風邪引いたって俺は看病に行けないんだぜ〜?」 へらへら笑いながら、下着もつけずに ぶかぶかのシャツと新しい白衣を身にまとう。 今日はもう仕事場に戻らないで自室内に留まるのだろう。 シャワー使わないにしろ着替えはその辺の使ってくれ、と 示す棚には多少、あなたの趣味に合わせた服が入っている。 (-231) 2023/09/16(Sat) 1:15:35 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「いいのお。…行ってらっしゃあい」 再度、念押すように言って今度こそ見送る。 浴室の扉が閉まる音がした直後、その顔から笑顔は消え失せていた。 次に扉が開いたときには、元の変わらぬ姿でそこにいる。 借りまあすなんて言いながら脱衣して、こちらはきちんと眼鏡を外すと入れ替わるように浴室へ。 ただでさえぼやけた視界が湯気で曇り、霧の中にいるようだった。 「ただいまあ。」 雑に拭いた身体で女が浴室から出てきた女は、眼鏡を外したままあなたと同じように1枚だけシャツを着る。下着はない。 …徐にその手が伸びてあなたの服の袖をきゅ、と掴んだ。 それだけで、続く言葉も特にない。 (-235) 2023/09/16(Sat) 1:32:11 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ浴室が使われている間、鼻歌を歌う。 口遊む音は子守歌。 「ん、おかえり〜」 その姿を見て、おや、と首を傾げる。 続く動きにもまた、おやおやと今度は口に出した。 「……とりあえず、俺の部屋行こうぜ。 廊下で、この格好で、じゃまた冷えちゃうから」 服の袖を掴む、その手に手を添える。 あなたの意図が何にせよ、この後どうなるにせよ。 拒否されないなら、手を引いていく。 熱が足りないならば、腕を抱く。 部屋まで行けたなら、ベッドに腰かけて。 ぎ、とスプリングの音と共に、珍しく静かになるだろう。 (-240) 2023/09/16(Sat) 1:46:07 |
【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラいつもとは違うルートでのメッセージ。 ポストに突っ込まれたダイレクトメールの中に、 見慣れた様式の暗号文。 『荷物を預かってほしい。 時間のある時に、西港のB3番倉庫』 それだけだ。 そこは黒眼鏡の息のかかった倉庫であり、 君は管理用のパスワードを知っている。 人目に触れず侵入することはたやすいだろう。 (-244) 2023/09/16(Sat) 2:01:07 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ視界は不良。 おやおや、の声にまた脱力した笑みが返る。 えへへと漏らす声にも照れや躊躇いはない。いつも通り。 提案にはまた間延びした返事を返し、大人しく手を引かれている。 まるで迷子の子どものようだ。 …いや、どちらかというと迷子から連れ帰られる子どもだろうか。 部屋へとたどり着き、あなたがベッドに腰かけると、そんな女の手がまたするりと伸びた。 肌の表面を掠める程度に頬に触れる。そのまま通り過ぎて、濡れたライムグリーンの髪を退かせた。 珍しくて鮮やかなこの髪の色が、あなたの瞳と同じこの色が、女は本当に好きだった。 「……ねえ、ミネ」 どこか静けさを纏った声が、空気を揺らす。 「……暫く、もう、…会えなくなる…?」 ――現実を見れば。 それが当然であると、女だってわかっている。 (-248) 2023/09/16(Sat) 2:31:38 |
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