【独】 流転 タマオタマオはお祝いで食料をわけられたり、働かなくていいよをされるのは本意ではないのだわ。それならどうすればいい? 答えが出るのは多分もうすぐ。 (-20) 2021/07/01(Thu) 0:33:10 |
【独】 流転 タマオタマオ、肉体がない都合上己を肉として差し出せない点でも殺されたくはないんよな。徒労にさせてしまうから。本当に生きていても殺される気はさらさらないけどね。こいつ図太いのだわ。 (-24) 2021/07/01(Thu) 1:09:45 |
【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ「…………アハ。お前サン、生真面目だなァ」 五日。馬鹿正直そうな返答に、思わず素の笑いが漏れた。 ――そういや、この男。 おれにまでタオルをくれたんだったなァ。と思った。 「入れてくれンのかい、そいつは太っ腹。 あーァ、今ならタカれたのに持ってねェのか。残念だなァ」 結構かなり本気でそう言った。 男の軽薄さからそうとは見えないかもしれないし、 状況が状況なので本気と伝わったかもしれない。 「ンでもう一丁、カンタンな問答があるんだが。 太っ腹なお前サンなら相手してくれるかねェ」 笑顔を浮かべた儘、是も否も待たずに問いを口にする。 「――余所モンのおれと、七つのチサチャンと、お前サン。 誰がイチバン先に飢えるべきで、誰が食うべきだろ?」 (-36) 2021/07/01(Thu) 15:11:15 |
【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク「べきで語るなれば、 餓えるべきはチサチャンで、食うべきは本官ですね」 緊張感のない空気、その延長のままにそう答えた。 「村の地理に明るく、力もある。 動けない子どもを運ぶことも出来れば、 その体力を別へ使うことも出来る」 「子どもを満腹にさせて、満足に動けない大人らと 状況を正しく判断できない子どもとで、 全員が命を落としかねない状況に陥る方がいただけない」 言葉は淀むことなくさらさらと流れてゆく。 「己の手前勝手な思考で語るなれば、一番に餓えるのは 市民を守る警察官の本官で、食うのはあなた。 あなたが食う理由はべきで語った時と同様」 「分けられる量があるのなら、 あなた、チサチャン、本官で、2:1:0の割合でしょうか」 「これらは己に食料分配の権限があった場合の話で、 己は現在の状況であれば医師らに任せます。 己の判断は己の思想に基づいたもので、 智者の知識に基づいた判断が如何様になるかを己は知らない」 (-37) 2021/07/01(Thu) 16:25:22 |
タマオは、無機質な両の瞳をロクに向けた。 (t5) 2021/07/01(Thu) 16:27:11 |
【独】 流転 タマオ>>ロク秘匿 前までの流れぶった切ったけど、そこまでの内容に関してはどう? そっかーとかそうだねーとか以上のものないわねぇっ!!!!!!!!! (-39) 2021/07/01(Thu) 16:39:10 |
【独】 流転 タマオクレイシさんがタマオの思想を聞いたら食って掛かってくるかもなぁとかは呑気に考えている。アユミさんやセナハラとは話せる。ミロクも話せる。未成年にも同じことを言うけど、彼らはどう反応するのかしらね。 (-40) 2021/07/01(Thu) 18:07:54 |
タマオは、クレイシはまだあの子を探しているのだろうかと考えた。 (t6) 2021/07/01(Thu) 22:25:43 |
タマオは、ひらめいた。 (t7) 2021/07/01(Thu) 22:27:18 |
【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ「ねェなァ。――ねェンだよなァ……」 ぼやく様にそう溢して。 向けられた両の目を恨めし気に見据える。 「ご丁寧にマァ、二つも答えてくれちまって。 “全員が命を落としかねない状況に陥る方がいただけない”。 そりゃァごもっとも。もっともらしい建前だ。 ハハ、大人ってのはごリッパな言い訳並べてつくろって。 ちいせェガキから殺すんだよなァ。 ――シカシお前サンはリッパな建前用意しながら。 そうはしねェって言うじゃねェか」 右頬についた手、 その指先で耳飾りを触りながらツラツラと述べる。 「動ける人間つくるためにおれに食わせて、 手前はちっとも食わねェで。 さらにはガキに食わせてやるときた。 酔狂モンだなァ、“警察官”ってのはみんなこうなのかい? ――ちげェよなァ。 そうだったら汚職もなにもねェもんなァ。 アハ、お前サン、ちっとばかし変わってら」 「ここで会ったのがお前サンみてェな変わりモンで助かった。 頼みごとのひとつもしやすくなるってモンだ。 ……そ、頼みごとがあンだ、ほかでもねェお前サンに」▼ (-53) 2021/07/02(Fri) 1:22:59 |
【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク 恨めしげな視線に対して思うことも、なんか機嫌悪そう……だなんて、やはり能天気なものだった。すぐに三日月に歪められた口に、目の前の相手は秋空のような心を持っているのやもしれないと考える。 「本官は警察官に見えているでしょうか? あなたの描く彼らのことは知らないが…… ……そうであるのなら、己は少し救われるかもしれない」 ああ、と一呼吸おいて。 「深い意味はない。 変わり者でも、らしく見えているのなら何よりだ」 (-56) 2021/07/02(Fri) 1:52:39 |
タマオは、なんだか少し満足げだ。 (t8) 2021/07/02(Fri) 1:53:00 |
【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ「ン? ハハ、そいつを被っといてそりゃねェよ。 どっからどう見ても警察官だなァ。 ……マ、おれが知ってンのとはちっとばかしちげェが」 官帽 男の被る、頭の上の象徴を目線で示し乍らそう返す。 頼み事の答えには満足げに目を細めたきり一つも触れず、 その代わり、青い石の耳飾りを指で叩く。 「ところでお前サン。『瑠璃』の、り」 (-62) 2021/07/02(Fri) 3:29:34 |
【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク そうですよね、こっくり頷いて。起立すれば工具箱を回収する。休憩は終わりらしい。 「『りいんかぁねいしょん』」 言い慣れない響き。新しい言葉を話したがる子どものような声音。こんな田舎のどこで聞いたものか。 「……茶飲み話にはなりましたか? それでは」 ビシッと敬礼をし、二つ分の工具箱を少し重たげに運んで行くだろう。 (-63) 2021/07/02(Fri) 3:49:50 |
【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ「ハハ、つまらねェハナシよかこっちのが面白かったろ」 椅子に腰掛けた儘、ヒラリと手を振って背を見送り。 ――耳慣れぬ単語の意味を聞きそびれたと思い当たる。 「『りぃんかぁねいしょん』、ねェ……」 そう、口先で転がして。 次に顔を合わせたらこの話をしようかと考えた。 (-64) 2021/07/02(Fri) 4:17:50 |
タマオは、工具箱をひとつ、元の場所へ片付けた。 (t9) 2021/07/02(Fri) 4:20:30 |
【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオコツン。革靴の音が響き、あなたの視線の先には一人の商人が。 『入り用なものはありますか』 物言わぬ口より、目が良く喋る。 "困り事"でも探すように、じっとあなたを見つめていた。 (-66) 2021/07/02(Fri) 4:29:04 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク 外から来たこの男。働いていたのを少し見たような気がする。 「お疲れ様です」 敬礼をし、工具箱を提げたまま通りすぎて行く。いりようなものisなさそう……………………………………。 (-67) 2021/07/02(Fri) 4:34:31 |
【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオなさそう。では取引相手ではないということ。 興味をなくす。 会話もせず終わってしまう、 「お疲れ様です、お尋ねしたいことが」 こともなく。ひとついいですか。 「あなたは、生きる以上に必要なことがあると思いますか?」 (-68) 2021/07/02(Fri) 4:43:25 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「・・・・・・?」 宗教勧誘かな。恐らく見当違いな考えが浮かんで消えた。 「生きるの定義によります。 自身の生命活動の持続は、必ずしも最優先とされません」 一先ず足は止められた。 (-69) 2021/07/02(Fri) 4:51:12 |
【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ「……?」 はて。 「生命活動の持続以外の、生きる定義を教えていただいてもいいですか」 わかりやすく首を傾げている。 いまいちピンときていないようで、先程の質問も同じような問いかけであると思い付けばたどり着く。 (-70) 2021/07/02(Fri) 4:55:00 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「自身の矜持に則った行いを通すこと。 これが出来ねば生ける屍と同じと誰ぞかが言う」 「誰かの記憶に残ること。 こちらは生きた証とされるものだろうか」 「その他の事物を生きることの定義とする者もあるでしょう。 共通して、個々人の価値観に則します」 「これらは、概ね誰でも等しく『生きる』と表現するもの であろう生命活動の持続よりも、時折優先される。 万人に言えるものではない」 つらつらと言葉を並べて。 「あなたは、生きる以上に必要なことがあると思いますか?」 (-71) 2021/07/02(Fri) 5:08:26 |
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