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![]() | 【人】 フィアンセ 葛葉 桜子>>0:188 [ 私だっていやなことの一つや二つは あるのです。喧嘩は出来たらしたくないけれど 彼は少し言葉が少ないというかそんなところがあって、 私も察しはそこまでよくないので すれ違いはある意味起こるべくして 起こっているのかもしれません。 好き、という言葉も婚約したときに 初めて聞いたものですし、 他者から見れば彼は多分、 いい人とは言われない人です。 それなのに何故好きなのか、と問われるのなら。 私はこう答えるでしょう。 ] (1) 2021/06/07(Mon) 0:50:46 |
![]() | 【人】 フィアンセ 葛葉 桜子彼と出会ったのは運命だったから。 私に優しくしてくれて、寂しさを忘れさせてくれて… 愛されている気がして、それは最初はもしかしたら 錯覚だったのかもしれないけれど 今は間違いなく愛されているから。 私だけの“王子様”だったから。 彼を一人にしたくなかったから 彼の隣にずっといたいと、思った。 (2) 2021/06/07(Mon) 0:51:19 |
![]() | 【人】 フィアンセ 葛葉 桜子[ そんな風に優しくしてくれる人は 他にもいる?もしかしたらそうかもしれません。 でも、私には彼以外考えられないし 彼だってきっと今は私しか見ていないはずです。 だから、私の気持ちが間違っているとは思いません。 ]* (3) 2021/06/07(Mon) 0:51:35 |
![]() | 【秘】 フィアンセ 葛葉 桜子 → おにいさん 榊原 皇仁[ 痕を付けたことはあったか、と思い返してみても 少なくとも恋人になる前はなかったはずで。 痛かったらどうしよう、と一瞬いつもの私に 戻りかけたものの、意に介していない彼の姿を見て 杞憂だったと分かれば、 理性が戻ってくることはなくて。 ] (-3) 2021/06/07(Mon) 0:52:30 |
![]() | 【秘】 フィアンセ 葛葉 桜子 → おにいさん 榊原 皇仁はぁっ、そこ、もっと… [ ぐちぐちと擦り合わせられて聞こえてくる音は 恥ずかしいもの、かもしれませんが 今の私を余計に高めてしまうだけ。 下着がこすれて刺激されるのも 気持ちはいいですけれど… 私は彼で満たされたかったから、 彼に欲しいものを聞かれて答えたのは… ] (-4) 2021/06/07(Mon) 0:53:00 |
![]() | 【秘】 フィアンセ 葛葉 桜子 → おにいさん 榊原 皇仁おうじくんの子種がほしい、な…… なかにいーっぱい、そそいで……? [ そう、彼に囁きました。 一番気持ち良くなるのが、 中に出されることだったから。 自分から下着を脱いでしまえば、 行儀悪く彼の身体に脚を絡めてしまいます。 彼の手を胸へと導いて、 それとも、と言葉を続けるのです。 ] おうじくんは、こっちが欲しい……? * (-5) 2021/06/07(Mon) 0:53:56 |
![]() | 【秘】 フィアンセ 葛葉 桜子 → おにいさん 榊原 皇仁[ 痕を付けられるのはいつもの事。 彼の恋人だという証明になっている気がするから 好きなことです。勿論、見えないところに という前提はありますけれど。 ……といいつつ彼につけた後は 服によっては隠せるか微妙な位置で、 何かに差し支えてしまったら 怒られても文句は言えないでしょうね。 いつもなら子種が欲しいなんて そんなことは思っていても言いませんが。 彼にとっては多分幸運なことに、 今の私は言葉を選ぶことはなくて。 ] (-57) 2021/06/07(Mon) 19:08:24 |
![]() | 【秘】 フィアンセ 葛葉 桜子 → おにいさん 榊原 皇仁まだ、なの……? [ 挿れられない、と言われて 多分露骨にがっかりした顔をしていたことでしょう。 それくらい今の私は快楽に飢えていたので。 軽く撫でられたと思えば、体を起こされて 意図がつかめずに彼のほうを見ていると。 ] ……っ、 それは… [ いつもならそのお願いは頑なに拒んでいたものです。 酷い振られ方をした元恋人のことを どうしても思い出してしまうから 好きになれなくて。 彼だって私が嫌がることは知っているはずなのに なぜ今頼むのか、わからなくて 緩慢な動作で彼を見上げるのです。 ] (-58) 2021/06/07(Mon) 19:10:29 |
![]() | 【秘】 フィアンセ 葛葉 桜子 → おにいさん 榊原 皇仁そうしない、と…… 出してくれないの……? [ 思考が気持ち良くなることに支配されているせいで 嫌なはずなのに、拒めなくて。 背中に手を回してパチン、とホックを外して。 胸をさらけ出せば彼の方へ近づいて 彼のモノを挟み込みました。 ] ……、これでいい…? [ 困ったように、一瞬彼を見てしまったと思いますが。 気持ち良くさせようと胸を上下に動かしてみたり …… 元恋人に教わったように 、動かすことでしょう。]* (-59) 2021/06/07(Mon) 19:12:23 |
![]() | 【秘】 フィアンセ 葛葉 桜子 → おにいさん 榊原 皇仁[ 彼の牽制は実は役に立ったことがあります。 体目当ての人に言い寄られて、 恋人がいるからと言っても全然聞いてくれない そんな人が私の首筋を見て嫌な顔をして。 まあ…危ない目に遭ったのは確かですけれど だから言ったのに… と馬鹿にしたい気分になったものです。 彼には話していませんけれど、ね。 欲に忠実なのは多分お互い様なのです。 搾り取ろうとされる、と言われるなら 否定はしませんが、おうじくんも 人のことは言えないよ?と返すでしょう。 だって、ここまで快楽に囚われるようになったのは 彼に抱かれてから、ですから。 ] (-84) 2021/06/07(Mon) 22:48:13 |
![]() | 【秘】 フィアンセ 葛葉 桜子 → おにいさん 榊原 皇仁[ 促されて渋々、頷くのです。 正直なところ、私の目的は部屋を出ることから 中に出してもらって気持ち良くなることに すり替わっていますけど。 ] おうじくん……? [ 止められて、下手だとか言われるのかと 一瞬、前のことを思い出してしまって 表情が凍り付いていたでしょうか、 優しく髪を撫でられれば 落ち着いていきます。 言われるままに、濡らして滑りをよくして 自分で持っても重たいなと思ってしまう胸を 押し付けながら挟んでゆっくり動かしていけば 彼は満足してくれたでしょうか? いい子、と言われて、彼の好きなやり方を 覚えるのはもちろんですが 前の嫌な記憶も上書きされていくようで。 ] (-85) 2021/06/07(Mon) 22:49:14 |
![]() | 【秘】 フィアンセ 葛葉 桜子 → おにいさん 榊原 皇仁[ 今度は口で、と頼まれれば ぺろりと飴をなめるように舐めたり あむっと咥えればちゅうっと吸い付いて 奉仕をしていくのです。 口の中がパンパンになっても 彼の静止があるまでは、 夢中で貪ってしまっていたでしょうね。 きっと彼から見たら淫乱そのものだったはず。 ] はやく、挿れて……? 孕むまで中に出してよー! 一回じゃやだぁ……! [ 寝かせられて、いい加減我慢の限界だった私は まだ一回すら終わっていないのに 錯乱して次まで強請るくらいになっていました。 彼の頬に手を伸ばして目を合わせて。 普段なら絶対にしないような強請り方で 彼を求めてしまったのです。 ]* (-86) 2021/06/07(Mon) 22:52:04 |
![]() | 【秘】 フィアンセ 葛葉 桜子 → おにいさん 榊原 皇仁[ 初めて会って本名すら明かしていない そんな二人だったはずなのに。 それは、他人からみれば 最悪 の出会いで私達からみれば 運命 の出会いでした。彼とデートをするたびに 元恋人からは貰えなかった愛情を貰えている そんな風に思っていて、それは彼の言葉を聞くまで 勘違いだと思っていたけれど、それでも。 大切にされていると思っていたかったから、 ずっとこの時間が続けばいいのに、と あの時はそればっかり考えていました。 だから、気づきませんでした。 デートプランを立て慣れているものだと 思っていたけれど、そこまでしたのは 私が初めてだとか、彼の想いにも。 彼は、いつもかっこよくて、 それに見惚れて私はドキドキして 彼といられることに心を躍らせていたから…… 彼が不安に思っているなんて、気づかないんです。 「おうじくんを独りにしたくない」とは思っても その理由が自分でも上手くわからなくて。 ] (-156) 2021/06/08(Tue) 22:47:19 |
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![]() | 【秘】 フィアンセ 葛葉 桜子 → おにいさん 榊原 皇仁きもち、いい……? [ 彼の言葉に少しずつ抵抗は薄れていって 気持ち良さそうにしている声が聞こえれば もっとしてあげたい、と自然に思って。 偶に見上げてみたりしたとき 私の頬は嬉しさで緩んでいたことでしょう。 ] (-158) 2021/06/08(Tue) 22:48:05 |
![]() | 【秘】 フィアンセ 葛葉 桜子 → おにいさん 榊原 皇仁[ 体だけのために告白されて恋人になって。 ろくに恋人らしいデートもせずに 抱かれてばかりだった前の“思い出” 大事にされてなかったと気づかせてくれて その嫌な思い出を全て上塗りしていく彼に 私はきっと救われていました。 今では何故付き合ってたのかわからないくらい 元恋人との記憶は曖昧で。 きっと今日、本当に全部塗り替えられたと 私は心から思うのです。 ] (-159) 2021/06/08(Tue) 22:50:03 |
![]() | 【秘】 フィアンセ 葛葉 桜子 → おにいさん 榊原 皇仁……おいしい… [ おうじくんに止められて 糸を引きながら離した口を指で拭って ぺろり、と舐めて呟きました。 彼に奉仕をしている間も ずっと蜜が溢れて続けていましたから 熱を受け入れるのはとても簡単でした。 ] ああああっ、おっき い…… [ 彼から精を搾り取ろうとするかのように 中は蠢いていて、快感が膨れ上がって おかしくなってしまいそうです。 唇を重ねられれば、 溶けてしまいそうなほど彼を求めてしまいます。 ] (-160) 2021/06/08(Tue) 22:50:45 |
![]() | 【秘】 フィアンセ 葛葉 桜子 → おにいさん 榊原 皇仁できる、よ…… 子作り、しよ……? 私も、好き。……ううん。 あいしてるよ、わたしのおうじさま あなたしかいないから、 あなたしかみてないから、おねがい…… [ 私の彼への想いは 彼が今まで出会った誰よりも 彼の両親すら超えてしまうかもしれないほど 深くて、重いから。 その想いが身勝手でなければいいと思いました。 律動がはやくなっていくのに比例するように 私は声が抑えられなくて、意味をなさない音しか 発することが出来なくなっていくのです。 奥に押し付けられれば、子宮口を開かれて その先までいれられてしまいそうな感覚に 甲高い声を漏らして、 彼を煽ることしかできませんでした。 ] (-161) 2021/06/08(Tue) 22:51:53 |
![]() | 【秘】 フィアンセ 葛葉 桜子 → おにいさん 榊原 皇仁ぜんぶ、受けとめたいから…… いっぱいだして……? [ 好きと何度も言われて、 クスリという名の勘違いで高められた私は もう本当に限界で。 達してしまうのはあっという間だったでしょう。 ]* (-162) 2021/06/08(Tue) 22:52:45 |
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