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【秘】 ハチヤ → エン── 事件に放り込まれる前日に ── [ベッドの上でエン君に抱き着けば、かっかとしてたおなかの中が少しだけ楽になった気がするから、エン君が起き上がろうとするのは全力で止めたんだ。 ごめんね、エンくん。 [ほしいものはあるし、あるというか目の前にいるけど、それを言ったらふり払われそうだけど。 今は──…] エンくん あの子の旦那さん、なんなくてよかった…… ほんと、よかった…… [がまんするために爪を食い込ませてたせいで、ちょっと血がにじんでしまった手のひらでごめん、 でも、さわらないなんてできなかったから、おれはぺたぺたエン君の顔をさわったんだ] (-1) 2021/04/03(Sat) 0:09:25 |
【秘】 エン → ハチヤ[こいつは何を言っているんだろう?俺があの女と結婚する?なんてありえない。 けどそうか、あいつは既成事実を作ろうとしてた。そうなってたら、可能性はゼロではない。欠片も愛情のない相手と結婚したいなんて気持ちが理解できないし、あれがクルスでやっていけるとも思わない。けど] ん。ありがとう、庇ってくれて。 でも、あんな無茶すんなよ… [ハチヤが俺の顔を撫でるのを受け入れる。よっぽど力を入れていたのか、どこかに傷を作ってしまったんだろう。すごくあまいにおいがする。においの元を目で追いかけて、唇が開く。あまい。美味そう。 あたまが、ぼんやりする──*] (-2) 2021/04/03(Sat) 0:20:02 |
【秘】 ハチヤ → エン[ 顔の輪郭をたしかめて、エン君だなあって思っていたら、収まったはずの熱が顔にまわってしまったみたいで。 もう一回エン君に縋り付いたら、やっぱりほしいなあって思っちゃったんだ。 ] えんくん [って、名前を呼んだだけで、おれはぎゅーってなっちゃって。 蓋をしてたものがぎゅーってなったところから、ぼろぼろこぼれてきちゃって。 こぼれたものをそのままにしておいたら、ばかになっちゃいそうだったから。 だから、がまんできなかったんだ] エン君、おれの、お嫁さんになって? [……どうしよう、溢れそうなものを吐き出したら収まるって思ってたのに、口にしてみたら頭の中でこぼれてたものが増えてって、やっぱりおれはばかになりそうだ] (-3) 2021/04/03(Sat) 0:22:29 |
【秘】 エン → ハチヤ[一度俺の顔を触るために離していた腕がもう一度背中に回る。ぎゅうっとしがみつく腕の力は案外強い。 濃い血の匂いに頭のどこかがぽーっとなってる。俺の名前を呼ぶハチヤの声が必死で、腕を背中に回してぽんぽんと叩いてやった。続いて耳元で聞こえた声は] ──俺が、お前の一番? なら、いいよ。 [正直結婚とか考えたことなかったけど。というか俺は一生ひとりでいるものだと思っていたけど。 そばにいるのがハチヤなら、それもいいなと思ったから。回りきらない頭で答えた返事は、ちょっと舌足らずかもしれない*] (-4) 2021/04/03(Sat) 0:40:02 |
【秘】 ハチヤ → エン[ エン君から聞こえたいいよの言葉に、おれはエン君をじいっと見つめた。 エン君が一番か、なんて、そんなの一番に決まってる。 だからおれは、エン君にエン君がおれの一番だって伝えたんだ。 そうしたら、低めの体温のエン君のほほに赤みが指して、とろんとした目でへんにゃり笑ったものだから。 だからおれは、エン君をもっととろとろにしたいなって思ったんだ。 ] エン君、おれ、ちゃんと、エン君の旦那さんになる。 [ だからエン君に改めて旦那さんになるって伝えて。 される側でしか知らなかった番らしい行為をしようと、エン君の口に口を重ねた。 *次の日、そんなエン君のことを、きれいさっぱり忘れるなんて、おれには予想できなかったんだ* ] (-5) 2021/04/03(Sat) 1:17:44 |
【秘】 エン → ハチヤ[俺の与えた許可の言葉に、こいつなら嬉しそうな顔で飛びついてくるのかななんて思っていたんだけど。 そうじゃなくて、真剣な顔で見つめてくるなんてずるい。自分で俺が一番ならなんて言っておいて、俺が一番だとこいつの口から言われると。照れるのと恥ずかしいのと嬉しいのとがごちゃごちゃになって、変な顔してると思う。けどいつもみたいにその顔を隠すんじゃなくて、こいつが俺がどんな顔しててもいいと思ってほしいと思ったのだからたぶん、俺にとってもこいつは特別なんだろう。まぁでなければOKなんて出さない] ああ。 ……俺さ、クルスの人たちみたいな、何年たってもすっごく相手が大すきって夫婦、あこがれるんだよな。 [なんて、今まで言ったことのなかった秘密を話そう。濃い血のにおいに酔っぱらったせいだ、きっと。恥ずかしさをごまかすようにハチヤの血の滲んだ指先を舐める。そう、これは冷静じゃなくって血に浮かされたからなんだ。ちょっとだけ血の味の残る唇に唇を重ね、俺はその日もう無理ってなるまでとろっとろにされた。 *それが次の日さっぱりなかったことにされるなんて思ってもみなかった*] (-6) 2021/04/03(Sat) 1:39:01 |
【人】 ハチヤ[ 扉を閉めて、ベッドに戻ると二つ並んだベッドのひとつが膨らんでいる。 おかしいな?おれは一人部屋だったはずなんだけど。 まあ、昨日はパーティーだったし、扉を開けたままだったから、酔っぱらった誰かが迷い込んだのかもしれない。 迷い込んだ誰かさんが起きるまでに、おれは鱗隠しの包帯を巻いておこう。 ああ、そうそう、サイドテーブルにコップと水差しがあったから、水にありつくこともできたんだ。 ……でも、寮のベッドにサイドテーブルはなかったってことと、幻覚じゃ喉は潤わないってことぐらいは、おれにだってわかるから。 *ここ……どこだろ?ってなるよね?* ] (3) 2021/04/03(Sat) 1:58:59 |
ハチヤは、メモを貼った。 (a1) 2021/04/03(Sat) 2:09:39 |
【秘】 エン → ハチヤ[とろとろと意識が浮上する。 したけど、俺はまだ動けそうにないからそのままベッドに突っ伏したままだった。だって…だって、あんなにすごいものだって知らなかった。体のあちこちが痛いし、なんか、うん。ありていにいうと、なんかまだはいってる、みたいな。いやないけど。喉も痛いし、腰に力入らないしたぶん立ち上がれない] ぁ。あーー…… [試しに声を出してみたら、すげー酷い声だった] (-8) 2021/04/03(Sat) 2:21:32 |
【人】 ハチヤ[ここがいつもの部屋じゃないってことはわかった。 じゃあきっと隣で寝てる人の部屋で、おれが迷い込んだのかなって過ったんだけど──… パーティーで知らない女の子から変なものを食べさせられて、それから先がもやもやしてるんだけど…… 今起きてきたのは髪型とか顔だけなら女の子で通るかもしれないけど、体つきはどう頑張っても女の子じゃない。 おれの名前を呼ぶかすれ気味の声も、女の子のものじゃない。 んで、この人はおれの隣で寝かせられてた。 状況的にこの人はおれと同じってことなんだと思う。 …………つまり] ……おれら、誘拐されたの? [って、ことだと思うんだ。 あの子の被害者おれが1番、この人2番。 この人ひどい目に合わされたみたいだから順番逆かもしれないし、他の部屋にもおれ達みたいな人がいるかもしれないから、ほんとはもっと番号があるのかもしれないけど…… 今はそういうことにしとこう。 そういえば、この人なんでおれの名前知ってるんだろ?] (22) 2021/04/03(Sat) 12:12:41 |
【人】 ハチヤ[学園に放り込まれてすぐの頃、何が原因だったのかは思い出せないけど、 おれが大事にしてたものが盗まれて、ぼろぼろになって返ってきたことがあったんだ。 きちんと宝物がぼろぼろにされた分、犯人もぼろぼろにしたけれど、先生にはめちゃめちゃ怒られたし、一部の授業は出れなくなっちゃって。 それ以来、わからないヤツとは付き合ってもいいことなんてないだろうから、おれは必要最低限の人以外と関わらないようにしてたんだ。 だから、えっと、ほんとに] ごめん、きみ、だれ? [知らない=交流がないって言ってもいいから、2番の人に心当たりが無さすぎた**] (23) 2021/04/03(Sat) 12:21:20 |
【念】 ハチヤ[ おれの疑問に2番の人はだんまりで、でもぐるぐるして泣き出しそうなのはわかっちゃった。 ねえ、すごい気になるんだけど。 ちょっと落ち着くまで待つ必要があるっぽい?そんなに2番の人の事情って複雑なのかな。 ……ねえ、おれ、すっごい気になるんだけど! ふるふるしてる布の塊っていつ落ち着くんだろ? おれ、めちゃめちゃ気になるんだけど!! 目の前に答えがあるのにおあずけなんてしたくない。 だから、おれが2番の人の布団を引っぺがしにかかるのは仕方がないことだと思うんだ! ] (!1) 2021/04/03(Sat) 22:55:45 |
【念】 ハチヤ[ 2番の人は服こそ着ている状態だったけど、それでもそこからのぞく首筋や腕にうっ血のあとがあったんだ。 それがなんの痕なのかってことくらい、おれにだって──…ちがう、おれだから、わかる、から。 ] ──ごめん、おれ、お湯持ってくる…… [ これって、他人に見られたくないものだよねって、おれはわかるから、 それを暴いちゃったおれは、ばつが悪くなってその場を去ろうとしたんだけど…… ] (!3) 2021/04/03(Sat) 23:10:06 |
【念】 ハチヤ[ 『旦那さんが旦那さんになった時の匂いがあった』 ──ふと、意識を失う前におれが食べたものを思い出してしまったんだ。 だから、去ろうとした足は止まるし、2番目の人の布団どころか服も脱がそうとするよ、おれ! だって、もしおれが考えたとおりのことがあったなら、この人にもおれみたいな 鱗 が生えちゃうってことだよね!!鱗そのままにしてたら死んじゃうもん!ちゃんと確認しなくっちゃ!!* ] (!4) 2021/04/03(Sat) 23:11:37 |
【念】 ハチヤ[ 『記憶、ないん、じゃ』 2番の人がボタンに手をかけたおれの手を押しとどめなら言った言葉に。 旦那さんの時と同じだっておれはわかっちゃったんだ。 あの時と同じってことは、おれはきっとこの人を手酷く抱いたんだろうなってことだから、必死の抵抗も仕方ないって思うんだ。 おれはしちろが旦那さんだったからまだマシだったけど、この人はおれが覚えてられないほどに面識がないおれが旦那さんになっちゃったんだ。 それは、つらいことだってことぐらいはわかるから。 ] (!8) 2021/04/04(Sun) 0:23:58 |
【念】 ハチヤ[だから、泣きたいだろう2番の人より先に、俺は泣き出してしまうし] ごめん。 おれ、おれのせいで、君に、うろこ、死んじゃうから……。 おれ、覚えてないけど、 君を無理矢理、抱いたんだと思う。 おれの、時が そうだったから……。 ごめん、ほんとうにごめん…… [ぐしぐし泣きながらも、鱗を確認するという鉄の意志は揺らがない*] (!9) 2021/04/04(Sun) 0:24:34 |
【念】 ハチヤ……いたい [ ボタンに集中してたのもあって2番の人の拳骨は、見事におれの頭を捉えたから。 ぐわんぐわんとする痛みに、俺は手を止めちゃうし、もう一回はくらいたくないから、両手で頭を覆いながら2番目の人の顔を見たんだ。 ] (!11) 2021/04/04(Sun) 1:09:38 |
【念】 ハチヤ[ ……うん、ちょっと落ち着いた。 襲われたヤツに服を剥かれかけたら普通は怒るよね。 ちゃんと説明しなくっちゃ。 ] えーっと。んーーー… おれがお嫁さんになったから鱗が生えたんだってしちろが言ってて。 一週間くらい番ってれば血が安定して鱗なくなるって言ってたんだけど、その前にしちろが死んじゃっておれはこうなっちゃった。 あ、しちろはおれの旦那さんのことだよ。 今度はおれが旦那さんになったから、君にも鱗が出るかもって思って、 鱗出たらちゃんとやらないとおれみたいになっちゃうから…… だから鱗あるか確認しなきゃって、おれ思って…… [うまく言葉を選べなくて、でも言いたいことが伝わらないとだめだから。 おれはいろいろぶっちゃけた。ぶっちゃけすぎたけど仕方がない、人命が最優先だからね**] (!12) 2021/04/04(Sun) 1:14:26 |
【念】 ハチヤ条、件……ごめん、頑張って思い出す。 [ お嫁さんになる前に条件があったらしいけど、頑張って思い出そうとしても、きれいさっぱり消えてしまったおれの記憶が戻ることはないみたいで。 思い出して満たさないと2番の人を抱けなくて、 このままじゃおれと同じになっちゃうから、頑張ってみたさないといけない。 そうなるまでは…………そうだ。 ] じゃ、じゃあ、今度から鱗出たら教えてほしい。 鱗出なくなるまで、おれが君の鱗剥がすから! [ 応急処置にしかならないけど、やらないよりはずっといい。 お風呂の手伝いはもちろんするよ!鱗のチェックもしたいもん* ] (!17) 2021/04/04(Sun) 10:10:41 |
【念】 ハチヤ[ 2番の人を湯船につける前に、その衣服を解いていくんだけと… ] …………っ! [ うっ血噛み跡、丹念に舐めたんだろうなって唾液黙りまである状態に、きちんと洗ってやってから寝かせなよ昨日のおれ!!!って、なるよね。 なっちゃうのはしかたないよね。 ] どんだけだったんだおれ…… [ 残された痕は行為の激しさを雄弁に物語っていたから、ごめんねって言わずにはいられない。 真っ赤になったり真っ青になったり、おれの顔はちょっと酷いことになっていただろう。 ] (!21) 2021/04/04(Sun) 10:47:04 |
【念】 ハチヤ[ 言われるままに左手を出したら、その指が2番の人の、おれのお嫁さんの口に含まれた。 ] ──っ! あー… [ 昨晩のあとをそのままにそんなことするのって、おれの理性試してるのって聞きたくなったけど、おあずけされてる真っ最中だから。 それは我慢するつもりだから、尖った歯でかりかりするのはくすぐったくて変な気持ちになるので止めてほしいなあって思うんだ。 ……って、尖った歯の存在を主張されれば、おれにだってお嫁さんが吸血鬼だってわかるんだ。 それがわかれば、この行為も血のおねだりなのかなって気がするから。 ] お嫁さん、吸血鬼なの? 血、吸う? [ おれは、真っ赤な顔のままでお嫁さんに確認することにしたんだ。 名前は聞いていないし教えてもらえなかったけど、お嫁さんはお嫁さんだから、お嫁さんでいいかなって** ] (!22) 2021/04/04(Sun) 11:00:43 |
【念】 ハチヤ[ え、ん。 お嫁さんの名前はエンっていうらしい。 確かめるように名前を口にしていると、エンはおれの手を離して服も着ないでおれに抱きついてきた。 お風呂だから服着てないのはあたりまえだけど、あたりまえだけど! 意地悪って自覚はないんだろうな! なんかぽやぽやした顔をしてるけど、おあずけまるっと無視して襲われるとは思わないのかな。 エンと一緒にいたおれってそんなに信用されてたのかな。 エンの隣にいたおれってどんなヤツだったのかな、エンの隣でどんな顔してたのかな……。 そんなことを考えてたのもあって、腕力の差があるのもあって、ろくな抵抗もできないまま、おれはエンの手によって湯の中に引き込まれてしまったんだ。 ……着替えってあるのかなぁ] (!26) 2021/04/04(Sun) 15:28:06 |
【念】 ハチヤ[濡れた服は脱がせにくいと思うんだけど、それでもエンはおれの首元に牙をたてることができたみたいだ。 しちろみたいに、がぶっと噛むと思ってたから、おれはぎゅっと目を閉じてくるだろう痛みに備えていたわけだけど、なんか空回りしたっぽい] ……んっ [ぴりっとした痛みのあと、滑ったものが首から下を這う感覚に、おれは体を捩って逃げようとするんだけど、 上に乗ったエンがそれを許してくれなくて。 舐める音に混じるような弱々しくて切実な願いに、 おれは頭を捻って応えようとするんだけど、 手強いにすぎる記憶の蓋がそれを許してくれない。 逃げ場なんて見つからないまま、おれはエンが大人しくなるまでされるがままになるしかなくて。 やっとのことでエンを寝かし付けると、おれは一人で部屋の外に出ることにしたんだ*] (!27) 2021/04/04(Sun) 15:44:23 |
【人】 ハチヤ[しっとりした髪のまま、おれは一人で部屋を出たんだ。 おなかすいたからなにか食べるものを探さなきゃって思ったし] 記憶、戻さなきゃ… [やらなきゃならないことがわかったから。] 頭を打つ、 電気を通す、 あと今出来そうなのはなんだろ…… [ 目的はわかったけど方法はわかんないから、それっぽいことは全部試そうって思ってるんだ。 エンが起きたらエンにも聞いてみるつもりだけど、一番いいのは起きる前に記憶を取り戻すことだと思うから。 まあ、起きたらおなかすいてるだろうから、最優先は食べ物なんだけどね**] (27) 2021/04/04(Sun) 15:56:25 |
【秘】 ハチヤ → エン[そりゃ、記憶戻したいって思うよ。 このままじゃ、おれはエンに殺されちゃうもん。 生殺しって殺しっていうくらいだから、続いたら絶対死んじゃうよ! どんな死に方になるかは見たことないからわかんないけど、 あれが続いて殺されるって、絶対ろくな死にかたじゃない] (-32) 2021/04/04(Sun) 16:00:29 |
【人】 ハチヤ[ ──その屋敷はよく似ていた。 ほとんどが焼け落ちて柱のみで間取りを示していたのなら、瓦礫でふさがれた地下に続く隠し通路なんてものがあったなら、ハチヤは気づいただろうけど。 館の形をしていた頃の館の姿を、地下で生まれ地下で育ったハチヤが知ることはないし、 こちらには地下室なんてものは存在自体していないから、きっと偶然の産物なのだろう。 健在のころの屋敷を知るであろう人物は招かれていないのだ。 きっと偶然の産物なのだろう。 ] (29) 2021/04/05(Mon) 1:46:54 |
【人】 ハチヤ[部屋を出たおれはふと窓の外を見てみたけど、真っ暗で何も見えなかったんだ。 吸い込まれそうな黒を眺めていたら、自分がどこを見てるのかわからなくなって気持ち悪くなってきちゃったから。 できるだけ窓から離れて階段を降りていこう。 こういうお屋敷って一階中央に広間があってその奥とかに厨房って感じだろうだし] (30) 2021/04/05(Mon) 1:47:38 |
【人】 ハチヤ[やっぱりね! エントランスホールについたら、大広間って感じのでっかい扉があったから、おれはさっそくお邪魔した。 広間自体もテーブルの上もやたら豪奢だったし、並べられた料理からは湯気がたっていたけれど、 料理に用はなかったのでおれは果物籠だけもらって、 厨房に続く扉に耳を当てて物音がしないのを確認してから、中に滑り込んだんだ] …… [温かい食事が並んでいたのに、滑り込んだ厨房には誰もいないなんて状況、おれだってさすがに変だって思うから] (31) 2021/04/05(Mon) 1:48:27 |
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