よいが来ない ミズガネは、メモを貼った。 (c1) 2021/10/19(Tue) 22:15:19 |
よいが来ない ミズガネは、メモを貼った。 (c2) 2021/10/19(Tue) 22:15:32 |
よいが来ない ミズガネは、メモを貼った。 (c3) 2021/10/19(Tue) 22:15:45 |
【墓】 よいが来ない ミズガネ「誰か!誰か聞こえないのか!? 僕が何かしたのか!?僕が何か悪い事でもしたっていうのか!?」 箍が外れたように叫びだす。口から出るのは美しい歌声でも世界各地の光景を描き出す詩でもない。 ただ、独りが耐えられない哀れな男の絶叫だった。 「どうしてこんなところに来てまで元いた場所の苦痛を味わう事になるんだ! なあ、なあ……誰か、僕を見てくれる人はいないのか!? あぁ…… あぁああぁ……ッ!!! 」男は手入れが行き届いた濡羽色の髪をかきむしり、そのまま嗚咽を零してふらふらと消えていく。 逃げる場所なんて何処にもないのに。 (+2) 2021/10/19(Tue) 22:16:47 |
よいが来ない ミズガネは、メモを貼った。 (c4) 2021/10/19(Tue) 22:17:18 |
ミズガネは、何処かへと姿を消した。いてもいなくても、きっと変わらず世界は回り続ける。 (c5) 2021/10/19(Tue) 22:17:45 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → パイ焼き ゲイザー/* 返事が遅れてすまない。ミズガネPLだ。秘話の返事は後ほど。ゲイザーPLもお仕事と生活お疲れ様。 事前に殺害方法及び現場の報告、非常に助かる。 内容に関しては把握させてもらった。OKだ。 遺体に関してはPLが死体も一人きりの方が大変楽しいという意向により『残っていない』ことにしてもらえると助かる。 また、もし可能であれば ゲイザーが退室時ミズガネの部屋に鍵をかけたか についても記載してくれると助かる。現在秘話にて失踪後時空で部屋を訪れた者がいるからな(鍵をかけてあるかどうかで行動が少し変わると連絡があった)。こちらからは以上となる。丁寧な連絡感謝する。 (-86) 2021/10/20(Wed) 3:41:42 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → パイ焼き ゲイザー出来上がっていないままの男は、いつも通り笑みを浮かべることもなくただ静かに貴方と歓談に興じていた。貴方との宴のおかげか、神経質そうな顔は幾分か穏やかな面持ちだった。 何となく、どこか安心したような、優しげな眼差しも時折していたかもしれない。 そうして訪れた沈黙。貴方が緊張した様子が波紋のように広がって此方も気付いてしまうだろう。 けれど男は気付かないふりをしたまま、貴方の指を受け入れて頬を触らせる。 アルコールが入っているにしてはやや冷たい肌の感触が貴方の指先に齎されることだろう。 「クク……アハ。一周回って随分可愛らしいお誘いだな、ゲイザー?」 貴方の手を取る。拒まれないのなら、頑張り屋さんな指先に恭しく口付けを落とす。手も、唇も、何もかも妙に冷たいままだ。 「それなら温めてもらおうか。 ………………本当に、寒いんだ」 どこか物悲しそうに最後の一言を落としてから、寝台へ向かおうと立ち上がる。 その時だった。 ▽ (-90) 2021/10/20(Wed) 5:10:27 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → パイ焼き ゲイザー「…………?」 体が重い。 立ちくらみだろうか、一瞬くらりと世界が揺れる。 アルコールで削られ始めた思考をどうにか動かして考え込む。 出来上がってしまうと羽目を外すことだってあるが、それでも飲める量の限界はおおむね把握できている。体に起きる変化だって、ある程度は理解している。毎日のように飲んでいるのだから。 いきなり体が重くなるような事、ただの酔いであり得るだろうか? 「……ゲイザー……、お前、このワイン、ちゃんと自分で用意した、か……?」 寝台に向かう足取りが覚束なくなってくる。舌も動かすのが億劫になってきた。でも、それでも尋ねなければ。 これが一回目のささやかな飲み会だったならすぐさま少女が何かしたと詰問していたかもしれない。 けれど、少なからず言葉を交わした今、きつく問い詰めるという選択肢は失われていた。 男の目から見ても少女はドジでおっちょこちょいだけど。たまに大変な失態をやらかしてしまうけれど。 ──それでも、彼女は常に一生懸命だ。 誰かに悪意を向けたことなんて、きっとない筈だ。 (-91) 2021/10/20(Wed) 5:11:57 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → パイ焼き ゲイザー「なッ……ぅ、ぐ……ッ!?」 今度こそ視界が大きく回る。反転する。もう抵抗一つ出来やしない。 跨られる。違和感。 笑みを浮かべられる。違和感。 その嘲笑を聞く。違和感。 その仕草も。声色も。性根も。全てが悪意に満ちていて、まるきり別人のようで。 ああ……違う。別人だ、きっと。 お前、ゲイザーをどこにやったんだ。 あの娘が演技だとかこんな器用な真似、できる筈がない。 あの子を、返せ。 叫び出したいのに、自分の体は言うことを聞いてくれない。 ▽ (-110) 2021/10/20(Wed) 10:46:51 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → パイ焼き ゲイザー鼻先にナイフが突きつけられてようやく理解した。 死が目の前にある。本物だ。本物の死が自分を連れ去りにやってきた。 「ひ……、や、だ……いやだ、いやだ、いやだ……ッ!」 頭も振ることすら億劫だけど、押し返す為の手すらも動かないから代わりに揺らして抵抗する意思を見せる。 神隠しなんて最早どうでもいい。ポルターガイストだって構うまい。 今この眼前にある死を、死神を、誰か遠ざけてくれないか! 「お前っ、何が……望みなんだ……いや、だ……死にたくない……何でもする、何でもする、からぁ……だから、だからっ、助、けて…………!」 恥もプライドも何もかも、捨てられるものは全て捨てて。 懇願する。薬が回り舌をもつれさせながら、男は無様に命乞いを繰り返した。 (-111) 2021/10/20(Wed) 10:47:26 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル【一日目】 「…………」 寄り添うような共感を、ただ静かに黙って受け入れていた。励ましや否定では、きっと素直に拾い上げることは出来なかっただろう。 「……ああ、苦しいな。 …………でも、せめて。せめてお前はさ。もし、恨むとするのなら。世界の方がいいなって思う。 …………そこまで追い詰められるほどに頑張ってきたのだから、お前くらいはお前に優しくいてほしいなって、俺は思うよ」 それが貴方にとって良いことなのか分からない。今の自分では貴方の背を押すなんておこがましすぎて出来やしない。 それでも、声をかけずにはいられなかった。 ユピテル自身の話とも受け取った男は、そっと叶うことも難しい話を重ねて口にした。 ▽ (-118) 2021/10/20(Wed) 11:36:17 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテルボトルを奪われると、男はあからさまにしょんぼりした顔になる。 けれど、巫女が続けた言葉に一瞬瞠目してから少しだけはにかんだ。 「ああ、喜んで。此方としても是非飲むのに付き合わせてほしい。断る理由がないよ」 こちらの返事を待つ貴方を見た。 不満げな、いじらしい声に愛らしい仕草。そうして持ちかけられた話は、たいへんに魅力的な響きを持っていて。 「……ふふ、ぁは。断られにくいからって、下女に声をかけることは多かったけど。こうして誘われることは珍しいな」 ▽ (-119) 2021/10/20(Wed) 11:36:45 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテルボトルを押しやり、机の隅へ。もうそれだけで答えは分かったようなものだろう。 体を前へ倒し、拒まれないのなら絡み合う両の指を、上から自分の手で覆う。 何杯もアルコールを呷った体にしては、やけに冷たい手だった。 「それじゃあ、喜んで美少女と『仲良く』させてもらおうか。 …………ただ。気を紛らわせる為だけじゃない。 お前が知りたくなった。これは……本当だ」 青みがかった緑色が、貴方を覗き込む。 痛いほどに真っ直ぐな瞳が、貴方を見つめている。 (-120) 2021/10/20(Wed) 11:37:23 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル/* ごきげんよう。魚川武NEOよ。沢山投げつけてくれてありがと。アタシはとても嬉しいわ。 1日目、このまま行くと普通に濡れ場にもつれ込むと思うけど大丈夫かしら。アタシは問題ないわ。 同時進行も大丈夫だけど、そちらが忙しくないかが心配よ。 ただ3日目のお返事はミズガネの事情と心情がもう少しだけはっきり確定してからお返ししたいので、もう少しだけお時間いただくわね。 また、そちらの設定についても把握したわ。こちらとしても特に問題はないので、そちらにドンドン乗っかっていくわね。何かあればドンドン好きにして欲しいわ。よろしく〜 (-122) 2021/10/20(Wed) 11:43:00 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → パイ焼き ゲイザー外気に晒された肌が震える。けれど体の震えの原因はきっとそれだけでは無いはずだ。 「やだ、やだっ、ぃ、やめ、やめろ、やめて……どうして、どうして僕が、こんな…………ッ」 体は動かない。頭もろくに回らない。睡眠薬に引き摺られるままにさっさと意識を手放してしまえばいったいどれ程よかった事だろう。 それでも未だ男が起き続けているのは、死の淵に立たされた恐怖に心が締め上げられているからだ。命の危機を感じ取った心が眠ったら終わりだと必死に叫びを上げている。 それが救いになるどころかかえって己を苦しめる要因になっているかもしれないのに。 「……っ、そう、だよ……人恋しかったから、断られにくい下女に声をかけていたんだ……抱かれるのが、嫌だったのか……? それなら謝る、謝る、から……もう手は出さない、約束するから……もうやめてくれよ……ッ!」 腹にぴたりと添えられた刃物にばかり目を奪われる。この後起きるだろう出来事を嫌でも想像してしまう。 体の震えが止まらない。エメラルドグリーンの瞳にはどんどん透明な怯えが満たされていく。 (-126) 2021/10/20(Wed) 12:03:22 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → パイ焼き ゲイザー瞳に一瞬光が灯る。 聞き覚えのある声。見覚えのある仕草。自分の記憶の中にあるものと同じだ。 「っ、ゲイザー……ッ!」 縋るように名前を呼ぶ。どうか帰ってきてくれと。懇願するようにその名を舌で転がした。 けれど、それでおしまい。 「ぃ゛、ぁ、あ、……あ゛ぁああぁッ!!!」 鈍色の牙が皮を突き破り、肉を食い散らかし、内側奥深くまで荒らしていく。 鋭い痛みに男の体がびくりと一度大きく跳ね上がり、その拍子にぎりぎり保っていた涙が我慢できずに目の端から流れて頬を濡らす。 視界が涙で歪み、少女の輪郭をまともに捉えられなくなったのは、唯一の救いになっただろうか。 「いた、い、いたい、痛い痛い痛い痛い痛い……ッ! ……っい゛、ぅああ……やだ、いやだ……たすけ、たすけてっ……許、して……許して…………ッ!」 微睡みに沈みかけていた意識が痛みによって無理矢理頭を掴まされて持ち上げられる。 腹が燃えるように熱い。どくどくと早まる鼓動に合わせて赤い生命が流れ出していくのを感じる。 叫ばずにはいられなかった。歌や詩を紡ぐ筈だったその口は、生きていたいと死神の前で絶望を謳う。 (-130) 2021/10/20(Wed) 12:33:41 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 キンウ>>【ハロウィン】 「ミズガネ。そうそう詩人だよ。今は休業中だけど」 やはり思い出せない。それなら自分の知らないところに住んでいるのだろうと酒で蕩けた頭でそう結論づけた。 「そうだろう?どうせやるなら、好きなことを味わうのなら、より美味しいものの方がいい。 お前、かなりの箱入り娘っぽいよな。せっかくの機会だしここで色んなもの味わってみてもいいんじゃないか?禁止されているとかなら無理強いはしないが」 貴方が飲み進める様子を穏やかに見守っている。飲み終えるまではきっとそのままだろう。 (-132) 2021/10/20(Wed) 12:50:39 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → パイ焼き ゲイザー人でなしの所業をする一方で行われる、慈しむような口づけと慰めるような触れあい。 けれどそれが男の癒しになる筈などなく。むしろ、拒むように男はいやいやと首を左右に振ってみせた。 「ぎッ、ぃ――ぁ……、……………………」 更に深く抉られて、切り分けたパイからソースがとろりと出てくるように真っ赤な命が流れ出て。 男は喉を引き攣らせるように高く鳴き――それきり、動かなくなった。 意識が死神によって刈り取られる瞬間まで苦痛に満ち溢れていて、少女を慮るどころではなかった。 殺人鬼が部屋を出た後、男はひとりきり。誰かに死体を発見されることもない。生きていても死んでいても、ひとりぼっちのまま世界から肉体が失われていく。 グズでノロマのゲイザーは、すぐ人に嫌われてしまう。 だから話し相手なんて、ほとんど居なかった。 ……でも、それでも。 この男は貴方を拒むことはしなかったのだ。 少女に話しかける人間の一人は、こうしていなくなった。 二人だけのテレパスに男の声が響くことは、もう、無い。 (-152) 2021/10/20(Wed) 16:04:34 |
【墓】 よいが来ない ミズガネ目が醒めて、自分の異変に気づいて、耐えきれなくなって逃げ出したすぐのこと。 目眩がする。 どれだけ叫び、泣いて、暴れても。誰一人としてこちらを見てくれる人はいない。 昔からそうだった。 小さな酒場一つもろくに賑やかすことが出来なくて、センスも才能も無い吟遊詩人の声や竪琴に耳を傾けてくれる者などいやしない。 努力を続けるなんてことも出来なくて、すぐに酒と女に逃げては溺れる始末。 いてもいなくてもどうでもいい透明人間のようなものだった。 たまに視線が向けられていたとしても……それはろくでなしの自分を嘲笑うものだった気がする。 「気がする」と言うのは男が悲観的になるあまり見えないものまで見て聞こえないものまで聞いていたからだ。 皆が皆、自分を良くない目で見て馬鹿にするようなことを話しているんだ。 追い詰められた精神は、そうしてありもしない風評被害を勝手に描き出していく。自分で透明な場所に濁った何かを見出していく。 逃げるように館を彷徨い、その足は――時計塔へ。 ▽ (+3) 2021/10/20(Wed) 16:17:44 |
【墓】 よいが来ない ミズガネこの体は壁や床などはすり抜けられないけれど、人や小物は触れない。扉は何故かすり抜けられるから、開閉して何かを主張することも出来ない。 物が掴めないのなら酒に溺れて酔いに逃げることが出来なくなる。ずっと毎日のようにアルコールで思考を溶かしていた身としては、拷問が始まるのだろうかと言う心持ちだった。 そうした小さな考えが浮かんでは消えを繰り返し、足はいつしか時計塔の階段の終わりまで来ていた。技師が入るであろう部屋がまだあったけれど、既に高度はある。もう十分だ。 窓から顔を出す。 重苦しい濁った気分を抱えた自分の頬を、何も関係ないとばかりに風が撫でて走り去っていく。 いてもいなくても関係ないのなら、いっそ死んでしまったほうが楽なのでは? 縁に両手を置いて、体を前へ倒す。 地面があんなにも遠い。 叩きつけられたらきっと、自分は、自分は……。 「死ね」 「――ッ!!!」 ひゅ、と。喉が鳴る。 ▽ (+4) 2021/10/20(Wed) 16:18:08 |
【墓】 よいが来ない ミズガネ「いやだ、いやだ、いやだ……」 階段に蹲る。身を守るように体を丸め、がたがたと震えながら嗚咽を零す。 男は才能も努力を続ける根気もなかったけれど、勇気だって持っていなかった。 こんなところで死ねるほどの勇気があったなら、最初から酒と女に逃げる選択肢など取っている筈ないのだ。 怯える男の脳裏にとある光景が蘇る。蘇ってしまった。 命が潰える直前の記憶だ。 動けない。 何度も何度も命乞いをした。 ナイフが腹に突き立てられる。 泣いて喚いた。耐えられない痛みに絶叫した。 それで相手は満足したのか、より深く刃を差し込んでとどめを刺した。 思い出した。思い出してしまった。 「死にたくない、死にたくない……死にたくない……!」 それでも自分は一度、確かに死んだ。だからこんな事になっている。 死んだのに周り続ける世界にいなくてはならないなんて、悪夢以外の何者でもない。 じゃあどうしたらこれは終わるんだろう。 夢が醒めるには夜が過ぎ、朝が来る必要がある。 それなのにこの館は一向に夜が来ない。ずっとずっと、明るいまま。 酔いに溺れることも出来ず、来ない宵を渇望し続ける。 男は一人、寒さに震え続けた。 (+5) 2021/10/20(Wed) 16:18:47 |
【墓】 よいが来ない ミズガネ…… どれくらいそうしていただろうか。 もう一度覗き込んだ死の淵への怯えが鎮まり、体の震えの原因が強まる寒さだけになった頃。 「……あれは……」 ふと顔を上げ、窓から見える誰かを捉える。 キエがいる。彼は一体何をしている? 全く見当がつかない。 でも、あの何を考えているか分からないインチキ詐欺師探偵の動きは正直怖い。 「あいつ……あそこで、何を……」 ようやく腰を上げる。 なんだか酷く胸騒ぎがする。 行ったところで何かできるわけではないけれど、それでも、それでも……。 男は体を引き摺るように時計塔の階段を降り、外へと飛び出した。 (+6) 2021/10/20(Wed) 16:46:43 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → パイ焼き ゲイザー/* ゲイザーPLさんお疲れ様だ。ミズガネPLだ。 これは質問なのだが、俺の元に「霊の声が聞こえる」という設定の役職が憑霊者な人物がやって来た。 その人物に「自分を殺したのはゲイザー」だという話、それから場合によっては現在キエとゲイザーで行われている話の顛末を伝えてもいいだろうか? キエが狼であることは話さないし、俺がバラすのはその人物一人だけとなる。 もしかすると今後のロールに支障が出るかもしれないと思って連絡させてもらった。都合が悪ければ普通に蹴ってもらって構わない。 (-159) 2021/10/20(Wed) 16:49:46 |
【独】 よいが来ない ミズガネめちゃくちゃおもろいんですけど、ゲイザーっていうかリーパーとキエが赤窓で契約を結んでから共鳴窓にてミズガネがゲイザーに契約はやめとけって言うの面白すぎるんだよな でももう遅いんだよなあ〜!!! (-160) 2021/10/20(Wed) 16:51:32 |
【独】 よいが来ない ミズガネところでミズガネって虐待される星の下に生まれてたりするんですか??? (別村で酷い目にあったミズガネを見る)(酷い目に遭わせた一人が俺) …………これは……因果応報??? (-162) 2021/10/20(Wed) 16:52:40 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル【三日目】 吟遊詩人の部屋に鍵はかかっていなかったから、貴方は部屋に入ることが叶うだろう。 もし、誰も男の部屋に手をつけていない状態であったのなら。 ベッドに血溜まりと凶器が転がっている事に気づける筈だ。凶器はナイフ。既にとっくに乾ききった血がついているから、ミズガネ以外にもこれで殺したことが分かるかもしれない。 それ以外特に変わりはない。誰かが暴れた形跡などもない。 ただ、持ち主を喪った竪琴がぽつんとベッド脇に転がり落ちていた。 男が帰ってくるのは、もう少し後の話。 /* 鍵がかかっていないことが確定したので、お部屋の状況だけ先にお伝えしておくわね。時系列は好きに扱ってもらって構わないわ。ミズガネはもう少ししたら戻ります。 (-163) 2021/10/20(Wed) 17:06:27 |
【墓】 よいが来ない ミズガネ走る。寒さはずっと残り続けたままだけど、そんなことも気にしていられなかった。 胸騒ぎが止まらない。 あの探偵が報酬としてW得体の知れない何かWを要求してくるのを知っている。自分もまた彼と契約してしまったからだ。 もしそれが、取り返しのつかないものだとしたら。 もしそれが、人の大切なものだとしたら。 「おい!やめろ、お前、そいつに何をするつもりだ……っ」 男は叫んで時計塔を飛び出す。 走る。走る。世界に無視をされていても、男は声を上げる。 届かなくても、叫ばずにはいられない。 「キエ!やめろッ、そいつに手を出すなッ!」 手遅れで、どうにもならなかったとしても。 (+7) 2021/10/20(Wed) 17:17:36 |
ミズガネは、か細い断末魔を聞いた。 (c6) 2021/10/20(Wed) 21:47:24 |
【墓】 よいが来ない ミズガネ「はっ、……はぁっ……ゲイザー……ゲイザー…………?」 一度死んで幽霊のような身になったのに、走れば息が上がる。肩を上下に揺らして呼吸を整えれば、何度か咳き込んだ。本気で走ったなんていつぶりだろう。怠惰に生きていたツケなのかもしれない。 男は裏庭までまだまだ遠いところにいる。 だから、裏庭から少女が出て来たところしか見ていない。キエとゲイザーが何をしていたのか男は知る由もない。 でも、か細い断末魔が聞こえた気がした。 勘違いかも知れない。けれど、『勘違い』で済ませたくない。 そうやって『勘違い』で透明にしてしまった者たちは、きっと何人いたのだろう。 (+8) 2021/10/20(Wed) 21:47:52 |
【墓】 よいが来ない ミズガネ「……ッ、ああクソッ!面倒だ面倒だ面倒だ!なんで僕だけこんなにあっちこっちに苦められなきゃいけないんだ!」 濡羽色の髪を掻きむしり、癇癪を起こしたように苛立たしげに叫ぶ。 しばらく自分勝手に喚き散らして、結局また咳き込んで。呼吸を整えるのに幾分か時間を費やしてから――男はまた駆け出した。 何か出来ることはないだろうか。 酒も手に取れないし竪琴も触れない。 何も出来ないかもしれない、でも何か出来るかもしれない。 何にも分からないから、確かめる。 あの探偵が余裕ぶっているのが気に食わない。 自分を殺した奴が今も尚笑っていると思うとそれも腹が立つ。 自分の知っている人達が自分のような文字通り死ぬほど苦しい思いをするのも嫌だ。 身勝手な男は、身勝手な理由で走り始めた。 (+9) 2021/10/20(Wed) 21:48:52 |
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