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ルチアーノは、どら猫は、今日も一匹だ。 (a0) 2023/09/20(Wed) 21:17:44 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「とうとう耄碌したか」 笑い混じりに皮肉って返す。 自分が中年である事は否定しない。事実であるからだ。 変装による仕事にもいつか限界が来る事をこの男は知っている。 「お前さあ」 「引き摺るのか、今を見るのか、どっちかにしろよな」 この男は知っている。 それは掘り返さない方が心穏やかに居られる話である事を。 何れもしようとしてできないからそうなってしまう事を。 「何なら 面の皮を被って 幻覚じゃなくしてやろうか。今ならまだ完全にオーダーメイド可能だぞ。身長以外はな」 さほど冗談でもなさそうに言うこの猫被りは知っている。 それが誰にとっても実によろしくない事である事を。 そして、善し悪しだけでは人の世は回らない事を。 あなたの気分が治ったならば、 車は帰り行く為にまた発進するだろう。 (-10) 2023/09/20(Wed) 21:46:19 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ「つれないなぁ。 お前くらいしか頼めねぇんだよ。」 貴方の言い草に笑いながらも、続ける。 「署内の誰かが、別で動いて警察官をしょっ引いてる。 内部のの奴らは信用が出来ない。だから。 外部の人間で事情を知っていて 比較的マシな判断が出来るだろうお前のがマシだろ。」 そこまでを、この男は考えていた。 「っておい。いや、嬉しいけどさあ。 どういう話したのかくそ気になるな。」 噴き出しそうになった。 聞かなくていいって言ったじゃん!!!! (-17) 2023/09/20(Wed) 22:17:30 |
【神】 口に金貨を ルチアーノその一人のソルジャーはその日の朝、アジト内の何処にも姿を現さなかった。 部屋の中もまるで何処かに大切なものを持って逃げたかのように多くの棚の中身がごっそりとなくなっている。 その現状に不思議なほど部下たちは慌てておらず、何が指示をもらっているのが傍目にも分かられていた。 何を聞いても詳しくは知らないからと口を閉ざすばかりだが。 それでも不安は隠しきれないのか他のメイドマンやソルジャーに指示を仰ぎその日も働いて回るのだ。 ちなみに男の携帯もばっちり連絡は取れなくなったが、とあるケーキ店で今日もいつもの色男を見かけたという噂だけは残っていた。 #アジト (G8) 2023/09/20(Wed) 22:42:24 |
【秘】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ → 口に金貨を ルチアーノ「あいつなら、俺がどんなふうにスラムで生きてきたか知っているだろうからな。 客として来たことなんかは流石になかったが。二束三文の餌じゃ釣れん男だ」 唾棄すべきものであるように明らかに皮肉った物言いで言葉は吐き捨てられた。 言外に告げられる捨鉢がどういう意味だか、何に対する侮蔑を表しているのか。 今、この時には関係のないことは、多くはわかりやすく説明されもしない。 「お前を捕まえて俺にどんな利がある? もっと頭の回らねえ奴ならまだしも。 それに、隠れたって捕まったって、俺は一度目をつけられた時点で終りだ。 最初からそうだった。ひとたび警察に調べられたと知ったなら俺は確実に消される。 安心しろよ、坊や。お前が俺を囮にしたから、俺は破滅するわけじゃあない」 ころりと小首を傾げて、ずうっと年下の子供を相手取るように唇が弧を引く。 指先は、開けてみろとばかりにアタッシュケースを指さした。 貴方の気遣いも、慮りも、優しさも。それを見れば全て壊れる。 たった一つで全てを破壊することの出来る、誰にでも利く毒薬だ。 「アレッサンドロが? はっ、あの伽藍堂が俺をどうとも思っているものかよ。 よしんば情の欠片があったとして、それを見ればすぐに考えを改めるさ」 貴方が中身を検めたなら。或いはそうしないのなら、業を煮やして男は中身を開く。 そこにあったのはここ2年間を中心とした、20年近くにも及ぶ悪行だった。 貴方は知っているだろうか。かの孤児院はここ2年を中心に、引き取り手がたいそう増えたことを。 羽ばたいていった子どもたちは、一体どこへいってしまったのだろう。 → (-28) 2023/09/20(Wed) 22:46:02 |
【秘】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ → 口に金貨を ルチアーノ帳簿には子供ひとりひとりの値段、どこにどんな部品が売り捌かれたか、 その残渣はどんなふうに処理されたか、そうしたことが載っている。 中には子どもたちが元気な時の写真も、バラバラの死体になった後の写真もあった。 実行犯は誰か。当人ではない。ヴィトーの手先として街のチンピラや、 ノッテのシマを今も荒らす小規模な犯罪グループが協力者として使われ、 警察、引いては貴方がたのれっきとしたファミリーの秩序を掻き乱していた。 確かに警察の手に落ちたなどとしてたなら、彼らはヴィトーの存在を黙ってはいないだろう。 牢屋から、或いはマフィアの拷問部屋からひとあしでも飛び出したなら、 塵芥のようなチンピラたちはこの男を一秒でも早く始末しようとするはずだ。 白い散弾銃を以て、跡形もなく。 上級警部ヴィンセンツィオ・ベルティ・デ・マリアは、よりにもよって、 ノッテファミリーが世話をしている養護院から子どもたちを引き抜いて、 貴方の上司の指揮する港の領分を侵して、臓器売買を行っていた。 20年間。ノッテの膝下で。それも、まだ未成年の未来ある子どもたちばかりを殺して。 理不尽、無罪、無辜の魂など。貴方の視界のどこにあるというのだろう? (-30) 2023/09/20(Wed) 22:49:29 |
【秘】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ → 口に金貨を ルチアーノ/* 追記ですが、運営Mさんにお伺いして、 事後は逮捕されても、許しておけない大逆人としてマフィアに捕まっても、 その辺は事後の交流の仕方を担保できればどっちでも大丈夫だよとのことです。 やった〜。どっちがいいですか? (-32) 2023/09/20(Wed) 22:51:55 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ/* 追記ありがとうございますPLです。 や、やった〜。大変素晴らしい文章と設定を食らって絶句しておりました。 この後当PCがRPとしてまとまらない感情を吐き出しますが、 結論といたしましては今回はあくまでマフィア取締法の罪状で検挙する方を選びたく思います。 その上で、時間をずらした上でこのアタッシュケースの行方をRPしていきたいと思いますので、もしかしたら牢屋からの解放後(エンディング時)にマフィアに捕まる可能性もあるかもしれないしかし今は牢屋の中で……という方向性は如何でしょうか? (-44) 2023/09/20(Wed) 23:18:10 |
【秘】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ → 口に金貨を ルチアーノ/* 承知いたしました! こっちはあちこち骨折するくらいまで殴られるくらいのつもりだったのに、 ルチアーノくん……いい子だね……♡ 次いで方針なのですが、こちらは警察に情報が多少なりとも渡っているということで、 実のところばりばり醜聞を全て表で吐き散らして笑いものにされるロールをするつもりでした。 あんまりご都合よろしくないようでしたらちょっと考えます。 あとエピローグは事情を聞いて先走ったアソシエーテ連中に捕まる予定です。 あらゆる予定は未定なので、すり合わせ次第で変えるつもりはもちろんありますが! アタッシュケースについては自由にしていただいて構いません。 そっちは事実上の証拠であるのに加えて、敵対組織への報復だとか、 将来性のある貴方にとって有利に使える道具だろうという見込みもあって持ってきたため…… 上記加味し、警察側に捕まって牢屋の中へ〜というのはこちらオッケーです! 諸々ご対応いただきありがとうございます! (-52) 2023/09/20(Wed) 23:30:17 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ/* RPの方向性は大丈夫です!! PLのNGなどはありません、覚悟を持ってヴィンセンツィオさんの物語を見届けさせて頂きます。 寧ろこちらに合わせていただいていることも多く大変ありがたく思います。 一応甘ったれの言い訳としましてはボスの不在時に貴方が酷い制裁を加えられるのも道理としておかしいと思っていたり。 一端のアソシエーテも手を出すような程に醜悪な事件ではあるので、せめてノッテファミリーとして正しく過不足なく罰するべきであると述べています。マフィア向いてないと思います。 物凄く迷っているうえに怒りの感情が皆無なわけでもありません、少々味気ないような返歌になってしまうのですがお相手していただけると幸いです。よろしくお願いします。 (-58) 2023/09/20(Wed) 23:45:44 |
【秘】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ → 口に金貨を ルチアーノ/* 大人だね……かわいいね……♡ お声がけいただいて、よかったな〜の気持ちがあります。よかった〜。 大嘘だらけ心の病気の掃き溜めなので最後にはきちんと罰を受けるつもりです。 場合によっては生殺与奪の権は貴方に預けるかも知れません。 改めてよろしくお願いいたします。 (-60) 2023/09/20(Wed) 23:51:52 |
【秘】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ → 口に金貨を ルチアーノ/* 取り急ぎ運営さんにも、 逮捕時どういう醜聞がぶちまけられるかは伝えておきました。 運営の地の文を投稿する必要があるかなと思ったので。 タイミングについてはもしそちらが特定のロールをした後がいいなど希望がありましたら、 運営さんとやりとりしてお伝えいただくのが齟齬なく早いかな? と思います。 (-64) 2023/09/21(Thu) 0:06:11 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → コピーキャット ペネロペ「正直今は別の…… それこそ取っておきの顔が見たいね」 自分を叱咤する言葉が頭に入ってくる、だからこそこの状況を説明してやりたいがどうにも上手く言えやしない。 他人からみればただの未練がましい男に過ぎない、それだけでもわかったのが上々だろう。 即答できるように信じて、選ばねばいけない場所がある。 ただのホームシックが体調不良として出てくるのなら重症だ。 「……今のお前の顔はなんか嫌かもしれん」 しかし周りへの疑い癖はすぐには治らんし。 考えても今の頭でまともな答えは出なかったので、眉を顰めて正面を向いた。 消えた幻に一発殴ってやりたいと、殺してやるとも口は嘯けど。 実際また見てしまえは動けなくなるに違いない。 それは、その彼に施された5年間の 教育 の賜物だ。必ず逆らわない、従順で素直で、周りを疑って、それこそ主人が居なくなれば何もできなくなるような人間にする術。 男は何も自覚していない。それが正しいことだと思って、いた。 「あー……何もしたくねえ……。 なにか歌ってくれえ〜、いい年のおにいさんや」 そうして未完成の作品は怠惰に、まるで猫のように人の生活を放棄したがった。 (-78) 2023/09/21(Thu) 1:08:34 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 口に金貨を ルチアーノ/* こんばんは、夏に瓶ラムネです。 夜分遅くに失礼いたします。 運営ちゃんへの報告が済みましたので、 五臓六腑を墓まで様へのご連絡に参りました。 結論からお伝えしますと、 俺は狼なので次回の襲撃にルチアーノさんを選びました。 友人に法を振り翳す男になります……すみません。 また役職等でこちらへ何かある場合や、 こういう理由でしょっぴかれたい等ございましたら 是非ご教示いただければと思います。 ルチアーノさんからのありとあらゆる罵詈雑言や石も受け入れます。 お手隙の際にご確認いただければと思います。 よろしくお願いいたします……。 (-84) 2023/09/21(Thu) 1:29:43 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 無敵の リヴィオ/* こんばんは、五臓六腑を墓までです。 狼陣営をほぼ全員看破したのでもしかして残りのこいつまさかなぁと今日全力で最後の候補者であるリヴィオを占うつもりであった魔術師と申します。 今日調べきって襲撃に合いますので、確定で行きます。 実際に会って話ができたらなぁと思いますが、 罪状が多すぎて検挙内容に困らせてしまうかもしれません。 まず、ニコロ、アリーチェ、ここを執行役として波魔に陣営に売っています。 イレネオ、ヴィンセンツィオ等を調べるために警察の情報網に入り込んで泥棒しています。 あとお金はきれいですが、まあ、マフィアです。あと猫に凄く懐かれます。 シンプルにしょっ引いていただいても構いません、何が提案がありましたらよろしくお願いします。 (-91) 2023/09/21(Thu) 1:48:20 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡/* こんばんは、すみませんこれから多分向かうことにはなる五臓六腑墓までです。 満員御礼だと思うのですが、ちょっと一人では到底抱えきれないブツがありこの4日目時空にお邪魔したいと思っています。 なにか不都合や、またどうこうしてほしいなどがありましたらお知らせください。 そしてこんなことを今確認するのもあれなんですが、 あの店に黒猫放っていたら、その辺にいましたか?と尋ねるのを忘れていました。 つっかえしててもかまいませんが、よろしくお願いします。 (-98) 2023/09/21(Thu) 2:12:42 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 口に金貨を ルチアーノ/* お返事ありがとうございます。 そうです、 狼陣営がひとり、俺です。 もしかして狼スナイパーの方でしょうか? 占われるタイミングで襲撃……素晴らしくタイミングがいいですね。 調べ回っているらしいということで、命を受け参りましたが本当にその通りで。 実際にお会いするのはもちろん大丈夫です。 恐らくこちらも相手がルチアーノさんである以上、 正面から向かいますので、是非。 ロール自体もいつでも開始可能です。 そしてシンプルなしょっぴきでも問題なさそうで安心しました。 冤罪を押し付ける羽目になりかねませんでしたので……。 情報ありがとうございます。とても助かりました。 こちらも何かございましたら遠慮なく。 ではでは、よろしくお願いいたします。 (-99) 2023/09/21(Thu) 2:16:18 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 無敵の リヴィオ/* じゃあもうこれは、正面から電話していいですかね。お友達かな? 冤罪をつけてくれても構わんとまで言う可能性がありますが、 いくつかRPの中で注意事故と、お尋ねしたいことがあります。 ・執行役と勘付いているようなRPをしますが、多分ブラフです。 ・何か、後々知られたらまずいこととかあったら教えてください。 知りたいです。 ・このRPの時間の直後に執行されるか話の展開上わからないのですが、結局は連れて行かれる予定です。 格好つけたい演出などがあれば提案してください。 ・なにか知っておきたいことがあれば口を滑らせるので話せます、気軽にお尋ねください。 (-100) 2023/09/21(Thu) 2:28:12 |
【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ/* だいじょうぶです!(とりいそぎのへんしん どたばたして黒猫を受け取れていませんでしたが、 「行間で受け取っていた」ならしかるべき場所に預けています。 「放っていた」ならお店にいるかと思います。(その場合、他にお店尋ねてくれそうな人に預かってくれって後から頼みます) いじょう、ごかくにんください! (-102) 2023/09/21(Thu) 2:35:01 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡/* 大体想像通りで良かったです。 また勝手に店にいってなにかしています。 確認できました、引き続きごゆるりと牢獄生活をお送りください。 レス自体は概ね朝になるかと思います、どうぞご自愛下さいませ。 (-104) 2023/09/21(Thu) 2:39:59 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「とっておきねえ。俺の素顔なんぞ俺も知らんぞ」 不定期に外見と名前を変える男の特別と言えば素顔だろう。 しかしそれは提供する事ができない。無いものは無いからだ。 実際はカラーコンタクトを外し、 化粧を落とせばそこに『素顔』はあるのだろう。 しかしそういう問題ではないと、あなたもきっとそう思うだろう。 素として振る舞う酒癖の悪さも傲慢も、演じる彼が我ではないと 彼は誰と、そう区別する為の面の皮でしかないのだから。 「顔は嫌だが歌っては欲しい、我儘三昧、猫みたいな奴。 デスメタルでも披露してやろうか?目も覚めるくらいのな」 さて、過去はいつまでもそこにありはしない。 その場に留まり続けるには常に歩き続ける必要があるからだ。 そして曰く、冥府下りの際に不安に駆られ振り向いた詩人は 手に入れられるはずのものを失ったとされる。 「それが嫌なら…嫌じゃなくても帰ったらきりきり働けよ」 いつかは互いに過去から抜け出す必要があるのだろう。 この男には振り返らず進む意思がある。誰かを引き摺る手も。 それが今ではなくとも、いつか。 少なくとも二人を乗せた車だけは、今は前へと進んでいた。 (-105) 2023/09/21(Thu) 2:44:27 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 口に金貨を ルチアーノ/* どうぞどうぞ、電話であれば こちらからよりもそちらからかかってきそうですね。 お友達かもしれません。お友達です。 ・ ブラフについて 了解しました、元気よく否定していきます。 ・ 知られたらまずいことについて 知られたらまずいことに該当するのか不明ですが、 「モブ先輩からマフィアからの押収品である銃を押し付けられ手にしている」 でしょうか。あとは表の性格は嘘ばかりで、 破滅願望がありますがそれは特にまずいことではないと思います。 ルチアーノさんが思うような男ではなく、全て演じています。 本来は過去が原因で色々な歪みのある人間です。 おまけ情報として記しておきます。 それ以外は残念ながら割とまともです。警察なので。 ・ RPの〜 :了解しました、残念ながら格好つけるのは難しそうです。まずは素直に着いてきてくれることを申し出た後、 断られた場合実力行使になると思います。 ・ 知っておきたいことについて 好きなパンはなんでしょうか。気になります。 ・ 意味のない情報 子猫の引っ掻き傷は順調に悪化しています。 発熱しながら気合いで動いているので優しくしてください。 優しくなくても大丈夫です。 こちらからは以上となります。 (-108) 2023/09/21(Thu) 2:56:51 |
【置】 口に金貨を ルチアーノその男は常に疑うことばかりしてきた。 誰かを信じることが怖かった、次は裏切られる事の無いように いつも周りを見ていなければいけないと思うようになった。 しかし同じ程信じる事ばかりしてきた。 いつまでも疑っていたら怖いからだ、蹲って出ていかなければ暗い部屋のまま。 どうか置いていかないで欲しい、一人にしないで欲しかった。 それでも子供でもない自分に都合よく手なんて伸ばされない。 ほんの少ししかないプライドと意地が見栄を張らせて嘘をついてしまう。 だから、一人でも立って歩かなければいけなかった。 知りに行かねばならない、人などいくら疑ってもキリがない。 安寧の場所を求め彷徨うだけのどら猫が生まれた瞬間だ。 その猫は何でも奪っていくぞ、盗られたくないなら財布の紐は緩めておきな。 一体いつからこうなってしまったのか。 はっきりしたのは五年前、否、十年前からその予兆はあったのだ。 寂しくなかったのに。それまで感じたことの無い寂しさを感じる様になった。 憂いもなかったのに。それまで感じたことの無い悦びを教えこまされていた。 満たされていたのに。それまで感じたことの無い飢えも渇きも願いも抱えて。 何もかも変わった日から、自分の居場所は何処だった? (L0) 2023/09/21(Thu) 6:12:16 公開: 2023/09/21(Thu) 6:15:00 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → マスター エリカ【魔術師ロール】 ファヴィオ・ビアンコが居なくなってから自分はおかしくなった。 まるでそれは親や恋人を無くしたときのような無気力な状態。 それまでも、顔を認識すれば喜んで尻尾は振っていたし、 姿が無ければ不安になって周りを警戒するようになっていたが。 まるで洗脳のように、彼と共にいた五年間はルチアーノの思考を埋めている。 あいつが居ないと何も手につかないだなんて考えたくもなくて無理やり足を動かした。 動かないでいるのが出来損ないに思えてしまって、そのままでいられるはずがなかった。 それでも、時々やはり足は止まりそうになるから。 その時は思い出すように自分を支えてくれた友人たちの顔を思い出して、会いに行かねばと思うのだ。 今日もいつも通りで居てくれるだろうかと、不安を紛らわせに行く。 「―― リヴィオ・アリオスト 」手帳に書かれた名簿、一番最後の名前。 最初は一番に消したかったがそれでも疑いを消し切れなかった。 底が見えないのは、振舞い方が同じ存在に誰が心を開けようか。 だから。 「……スープ旨かったな」 もう話しかけられなくなるかと思うと、少しだけ自分も裏切り者になった気分になった。 (-123) 2023/09/21(Thu) 6:16:25 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 無敵の リヴィオ「お」 ふと道を歩いていると、たった今焼きたてのロゼッタが並ぶのを見て思わず衝動買いをしてしまった。好きなパンだ。 ぼおっとしていたので何を言ったか忘れてしまったが、そこにあるパンは一つではない。 「……、今日もいい日になるといいなあ」 おまけを貰ったのに男の顔は晴れない。 手に持った電話を握りしめて一度目を伏せる、今日契約したばかりの最新機種だ。 「Pront、愛しのリヴィオ。――リヴィオ・アリオスト。 俺だ、ルチアーノだ。 後で会えんか? 新しい携帯に猫かお前の写真でも入れておきたいんでね」 男は特に猫が好きなわけではない。 (-125) 2023/09/21(Thu) 6:25:58 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 口に金貨を ルチアーノ後を思って、忙しなく動き続けていた中。 懐で震えた端末の存在に足を止め、 誰からの着信か。その表示を確認して耳に当てる。 あまりいい予感がないのは、 今日もまたろくな夢を見なかったからかもしれない。 夢ってのはいつだってろくでもないものばかりだが。 「──あぁ、ルチ。ルチアーノじゃないか。 電話をかけてくるなんて珍しい。 そんなに俺の声が聞きたかったのかい?」 猫か俺の写真が欲しいなんて、まだご利益が必要かい。 冗談めかすように笑って、そんな言葉を付け足す。 「……OK、夜は空いているよ。 愛しの君のためにどこにでも向かおうじゃないか。 俺も、ちょうど君に会いたくなったところだった」 (-133) 2023/09/21(Thu) 7:43:46 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡とある時間、黒眼鏡の牢屋に声をかけたのは見慣れない警察であった。 再度取り調べがあると無理やり連れ出され付いていった先にあったのは、無機質な壁に囲まれた部屋ではなく、柔らかなソファーと珈琲の香り。 そして一人の男が足を伸ばし待機する休憩室のような場所であった。 「ご機嫌よう黒眼鏡の旦那。 ――ここでの暮らしは寂しくはないかあ?」 貴方の元部下は銀のアタッシュケースを足元に置いて、いつも通りの笑顔を作って出迎えた。 (-135) 2023/09/21(Thu) 7:50:58 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 無敵の リヴィオ「なんだ両想いか? お前の好きな店でもいいが――」 対面で会っていれば、食事に誘うところだっただろうか。 その上夜だ、繁華街のバーも客寄せをしてにぎやかになる時間。 輝かしい街中で共に歩くのも悪くはないはずで。 「……ちっと遠出しないか。 三日月島に行く船着き場の傍に屋台があってなあ。肉が美味い」 結局選んだのは女を口説くにはあまり甘くもない誘い文句。 そんな便利でもない静かな土地に男は貴方を呼び出した。 (-136) 2023/09/21(Thu) 7:59:21 |
【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ「よう、悪いね、俺だけスイートルームに泊まらせてもらっちゃって」 にやけた顔で部屋に入ってきたのは、 警察から貸与されたスウェット姿のアレッサンドロだった。 いつもの黒眼鏡はかけておらず、足元はスリッパだ。 顔は殴られたのかあちこちにはれ上がっていて、 片目の瞼は微妙に開き切っていない。 それでもそこに在る黒い瞳はぎらぎらと黒ずんでいて、 特にへこたれたり落ち込んだりしている様子は見当たらない。 「今ファミリー割引やってるらしいからな。 ガンガン泊まろう」 そいつは囚人だとはとても思えない態度で足を進め、ソファーにどっかと腰を下ろした。 (-137) 2023/09/21(Thu) 8:04:10 |
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