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【秘】 終焉の獣 リヴァイ → 征伐者 ヴィルヘルム[重なる疲労は誤魔化して、手当もしない怪我と出血は何れ治ると見て見ぬ振りを繰り返した図体は、武器を振り下ろしてしまえば直ぐに力尽きてもおかしくはない。 生命の危機に直面していたのは彼よりも寧ろ自分であることも 見えぬ獅子の命に守られていたことすら───気づける筈もなく。] [包み込まれるような暖かさに微睡みそうになるのを堪え乍ら、鉤爪が包帯を引き裂かぬように指先を這わせるのに意識を向けていれば、憎まれ口を跳ね返す言葉も浮かばなかった。>>115 「黙れ」の一言で抑え込もうとする傍ら、寝台に身を乗り上げれば胸元に掌を当てる。脈動する感覚が伝われば、緊張が解けて重い身体を委ねてしまった。 元々今は碌な会話ができる状態ではないのだ。 彼女が此処に至るまで積み重ねたものがどれだけ悲壮に満ちていたとしても───今宵に難儀な会話など不要。] (-3) 2020/12/04(Fri) 14:47:12 |
【雲】 終焉の獣 リヴァイ[揺られる心は、矛盾し続ける思いは、 全てを失う苦痛に折れかけてしまっていたからではない。 (どうしても、この手で救いたかっただけだ。 君だけは────お前だけは。) 理解のされない自殺行為を繰り返し、自分勝手に投げ捨てた。 裁定の基準となる存在を初めから喰らって、喪っていたのに。 幼い頃に交わした誓いに重なるような 約束 が一度舞い込めばそれだけを軸に凭れてしまう。 もう二度と手放すものかとしがみついてしまう。 ────……つまりは。] (D0) 2020/12/04(Fri) 14:47:20 |
【雲】 終焉の獣 リヴァイ(お前を見ると、あの子の顔を思い出す。 ……もういない筈なのに。全く違うとわかっているのに。) [過去に焦がれたかったエゴを相手に押し付けている。 この滾る思いは、きっと恋なんかじゃかった。 彼を介して全く別人の誰かを見つめているようだ。 遥か昔を見つめるアイスブルーは、獅子を真に映さない。] (D1) 2020/12/04(Fri) 14:47:22 |
【秘】 終焉の獣 リヴァイ → 征伐者 ヴィルヘルム[生まれ落ちた時に与えられた未来を絶ってしまえば 死の縁に溢れすぎた異常行為は、精神の許容量を余裕で超える。 悲鳴をあげる内心を抑え込み、涎を垂らす本能を耐え抜き、狂いそうになる自我を殺すのは───唯一手放さなかった終焉に歩を進めるためだった。 (叶わぬ望みを乞うのだとしたら、 与えられるのだとしたら───全てを終わらせてからだろう。) そんな諦め混じりな思いを抱いていたというのに。] [背中に回された腕の感覚に微かながら肩が跳ねた。>>119 相変わらず細くて折れそうな腕が、朧な過去を彷彿とさせる。 征服者として奪うのみだったものが予想外に優しく呆気なく与えられるものだから、一瞬戸惑うような動きを見せた後───巻き付いた尾と共に両腕を抱き返すように回したのだ。醜悪な鉤爪を必死で丸め込みながら。] (一度捨ててしまったものなのに、 もう奪い取るだけしかできないと思っていたのに。 与えられてしまえば、離したくなくなってしまうじゃないか。) (-4) 2020/12/04(Fri) 14:47:30 |
【秘】 終焉の獣 リヴァイ → 征伐者 ヴィルヘルム[他人優先な考えを抱く常時なら、相手の震えも低下しゆく体温だって見逃すことはないのだろうに。 副作用で碌に機能しない脳みそは自身の欲を優先するのみで、他人を思いやることなどできやしなかった。 彼が教え込まれた喜びは、色恋というには酷く優しく包み込むようなそれである。梳かれる髪も、撫でられる方も、慈愛に満ちた手つきが両親の姿を思い起こさせるから、ぐずるように鼻を啜って更に身を寄せる。] ……ばかか。祝え。 私が来たことを祝え。 どれだけ寒い思いをして来たと思っているんだ。 (減らず口の中に隠された本心に気づけたかどうかも不明。 どこか方向性がおかしい言葉で撥ねっ返した口調は 昔に戻ったようで、重ならないのかもしれない。 「寮長」の枷を外した、唯の少女がそこにある。) (-5) 2020/12/04(Fri) 14:47:36 |
【秘】 終焉の獣 リヴァイ → 征伐者 ヴィルヘルム[それ以上の言葉を聞く余裕は既になかった。 鱗に覆われていようと柔らかさを隠せぬ肢体を押し付け、顔を埋めてしまえば息遣いまでもが肌に伝わってしまう。 無意識に伸ばした凶悪すぎる獣の部位は何れ消え去るところであるため感覚器官が未だ繋がっているかも定かではなかった。 生殖行為に程遠いものとはいえ、模倣のようなことをしていることに気づくこともなく、彼が無抵抗の儘に受け入れる選択肢しかとれぬのならば────凶悪な尾の侵入は呆気なく許されてしまった。] ──────ぃ゛、 …………ん、 ふ、 [自覚がなければ、挿入時の締め付けに呻くことすら皆無である。 声を上げるとするならば───痛みを感じる時くらい。 彼女にとっては唐突に突き立てられたも当然の爪の感触に小さな悲鳴が漏れだした。経験も皆無であれば、漏れ出た矯正を不安の一種と勘違いして反射的に、安心させるように更にきつく抱え込み、優しい手つきで背を撫でる。 (どうせ獣の治癒能力で元に戻るのだから、 指先を丸めることなんてしなくていいのに。) ────不意に上がった体温を愛おしむように額を擦りつけながら。] (-6) 2020/12/04(Fri) 14:47:47 |
【秘】 終焉の獣 リヴァイ → 征伐者 ヴィルヘルム[母親のように触れる優しさとは対照的に、侵入を続ける下の部位はどうしても激しさを抑えられない。 探ることにより発見した性感帯が“熱を上げる”と結論に至れば最大限迄引き出してしまうのが性である。 抱え込むのと同時に尾の締め付けも増してしまえば、捕らえた獲物の逃げ場を失くす蛇のようだ。 征服者を演じる必要性が無いにも関わらず、彼の胎内を征服し奪いつくそうとしているのは───植え付けられた本質を表しているとでもいうのだろうか。 ずろろ───……と生々しい水音を立てて引き抜きかける行為さえ、鱗が内側を擦って快感を引きずり出してしまうのかもしれない。 然し、目的はそんなに生易しくはない。故に────再度の貫きは容赦なく、一思いに。一直線に弱点目掛けて突き上げる行為を繰り返そうとして。*] (-7) 2020/12/04(Fri) 14:47:53 |
【独】 終焉の獣 リヴァイ/* 猛烈にえっちすぎてけしからんまでありますけども え?怒 やっぱすけべじゃねえか……食ってやらんと気が済まん…… なんやかんやで左童貞だからうまくできてるかわからない。ごめんなさい。 童貞奪うのが異種姦ってのもどうなんですかねって感じですけどね🤪 (-9) 2020/12/04(Fri) 14:57:18 |
【独】 終焉の獣 リヴァイ/* I am the bone of my Kleshas. Gore is my body, and H is my blood. I have created over a thousand nights. Unknown to Death.(大嘘) Nor known to Life.(そうだよ) Have withstood pain to create many cadavers. Yet, those hands will never hold anything. So as I pray, unlimited Shindoi desu. (-17) 2020/12/04(Fri) 20:37:28 |
【独】 終焉の獣 リヴァイ/* 何回みても好きなんですけど えっ????????????? は…?愛した……………………… 怖いじゃねーよ 完堕ちしなさいアンポンタン (-20) 2020/12/04(Fri) 20:46:22 |
【秘】 終焉の獣 リヴァイ → 征伐者 ヴィルヘルム(大切なものを守りたくって、 求められれば与えたくって、 お節介をかけたがる癖に、享受の仕方を知らなかった。 手を伸ばしても冷たいばかりが常識で、 不意に舞い込んだ熱源に驚いて───喜んで。 傷だらけの姿が誰かの記憶を呼び起こすから、 自分も何かを与えてあげたい筈なのに、 全てを成し遂げてしまった今は何も持ってはいないから。 どうすればいいのか……わからなくって。) [数日間何も食べずに走れば重量も驚くほどに減っている。 脱力した四肢をそっくりそのまま委ねてしまって、元の色に戻りかけた瞳を細める。 人形のように預けてしまった身体でも、生命だけはここにあるのだと脈動が叫んでいるのはきっと伝わるだろうから。 長い長い五年間、互いに受けた痛みの数を、弱ってしまった心の傷を、祈り合った無事の証を───不器用ながらに分け合ってしまおうか。] (-23) 2020/12/05(Sat) 2:04:12 |
【秘】 終焉の獣 リヴァイ → 征伐者 ヴィルヘルム[獣の本能のままに繁殖行為を繰り返すようだ。 上半身で包み込んでこそいれど、暴走する下半身のそれは分け合うには程遠く……言葉にするなら押し付けているに等しい。 相手のことを考えない腸内への侵攻は、その中をヒトの性器ではない形に新たに作り変えて都合の良いものにしてしまう。 常人ならばまず体感することすらない、許容範囲外の感触を味わわせる一方で、自覚をしない頭は恥じらう姿を視界に入れるやいなや寂しさを覚えてしまったようだ。 柄でもなく反射的に片手を頬に添えた。] ……何故顔を背ける。もっとよく見せろ。 (離れていってほしくないのだ。今だけは。) [ぐずるような声色と同時に叩き込んだ衝撃に思いやりの欠片なんてひとつもない。 元々排泄器官である場所は性器は兎も角───人外の尾など受け入れる手筈すら整っていないというのに、無理くり刻み込むように苦痛を運ぶ。 引っかかりを覚えようと力任せに突き進む動きを水分と腸液が加速させ、卑猥な水音がひっきりなしに響いていた。] (-24) 2020/12/05(Sat) 2:04:18 |
【秘】 終焉の獣 リヴァイ → 征伐者 ヴィルヘルム[肩の痛みを伴わず食い込む指に頼られている感覚を覚えれば、心が微かに満たされた気がした。 顔の輪郭をなぞるように撫でつけて、表情を覗き込もうとした。 羞恥で染まっていることも、その原因も察知するには自覚が足りない。更に熱を加速させるかもしれないなんて猶更に。 違和感から苦痛へ。苦痛から快楽へ。 無理やり塗り替えるような暴力に適応してしまえば、本能の思うつぼ。 元から存在していないような抵抗感を溶かしてしまえば欲が増していくだけだ。 性感と共に上がっていく体温に応じるように責める速度が増していき、探る深さまでも徐々に多くなっていた。 誰にも知られぬ奥底へ───前立腺では飽き足らず、結腸にまで魔の手を伸ばすように。] [新たに開拓を押し進めながら、今や愛撫にすり替わった刺激を与えることも忘れない。 思考回路の機能を時たま狂わせて、戻ることのできない猟奇的な快楽の底へ落とし込んでいく。] (-26) 2020/12/05(Sat) 2:04:23 |
【秘】 終焉の獣 リヴァイ → 征伐者 ヴィルヘルム(未知の感覚に身を震わせた、 まるで満たされないような声色が 自分の名前を呼ぶものだから、心が搔き乱されてしまう。 赤と青が混じった色合いが揺れて、大きく息を吐いた。) 何も恐れることはない。 安心しろ……な? 私がいてやるから。 ずっと、ずっと傍にいてやるから。 [桁外れな返答をしたのは、混濁した意識と重ねた影の影響だ。 表情だけは慈愛に満ちて、優しい声色で囁いてやるだけ。 過去に溺れかけてしまえば押し付けられた欲求に反応することも叶わないのだ───“今”は。 その熱でさえも温もりとして享受しようとくびれた腰を擦りつけながら、強すぎるくらいに抱き込む力を増した。] [その間も尾の動きは留まることを知らず、奥底を目指して許しがたいところまで明かそうとする。 ぐぽ、ぐぽ、と腹の奥から酷い音を奏でながら焦らすように遊ばせた後───快感を受け止め、開きかけている其処に狙いを定める。 そして。] (-27) 2020/12/05(Sat) 2:04:30 |
【秘】 終焉の獣 リヴァイ → 征伐者 ヴィルヘルム守ってやる お前は私が喰ってやる。 人生の最期まで───私のものだ。 [重過ぎる 約束 を再確認するかのような譫言と、泥濘を打つような音を立て、一気に最奥が貫かれたのはほぼ同時のことだった。*] (-28) 2020/12/05(Sat) 2:04:34 |
【独】 終焉の獣 リヴァイ/* これをかき上げるのにどんだけの時間とどれだけの残機がお亡くなりになったでしょうか 夢ならば どれほど よかったでしょう 未だに結腸責めのことを夢に見る(世界一汚いLemon) (-25) 2020/12/05(Sat) 2:06:15 |
【独】 終焉の獣 リヴァイ/* 一時間前のぼく「もう少しで焼肉屋行くけどこれワンチャン肉焼きながら死ぬかもな〜^」 焼肉屋ぼく「人権ないなった」 (-39) 2020/12/05(Sat) 19:14:27 |
【秘】 終焉の獣 リヴァイ → 征伐者 ヴィルヘルム[捕食するには抵抗が足りず、抱きしめるには熱量が足りない。 元より死にかけの獲物を食う趣味は無いのだ。今も昔も。 怪物と人の身体の境目を彷徨うと同時に、本能と情を持ち合わせた正反対の行動は更に相手の性感を高めて深みに落とす要因にしかならない。 降りしきる雨で冷え切った体温を取り戻すべく、 甘やかす 欲望のままに貪りつくすことしか脳内の選択肢が残っていなかった。] (自分以外の誰かに傷を負わされた痛々しい姿が 傷だらけの誰かと重なって、行き場のない苛立ちが溜まる。 守りたいのに、守れない。どうしたらいいのかさえも…… やるせなさと溢れ出る庇護欲をそのまま相手へ注ぎ込んだ。) [普段絶対することのない行為に走ったのは、肉体に鞭を入れすぎた反動と副作用のせいだ。 普段の彼女であったならば、彼をもっと見ていたならば。 ……こんな結果にならなかったであろうもう一つの理由を相手の意思で隠されてしまえば、気づくのはもう少し先になる。] (-42) 2020/12/06(Sun) 0:13:06 |
【秘】 終焉の獣 リヴァイ → 征伐者 ヴィルヘルム[眼帯を投げ捨てた右目は今や二本の爪痕に切り裂かれ、光でさえも通すことを許さない状態だ。 唯一の頼りの左目が蕩けた表情を映し込めば、喜色を浮かべた表情が緩む。末端の冷えを補うように指先を滑らせて、再度きつく抱き寄せた。 緩やかに撫でる手つきはどこまでも母のような優しさを帯びて、まるで悪夢に怯える子供をあやすかのようだった。 快感に上ずった声がまるでぐずるように向けられるから、囁くことを止められない。抱き寄せて近くなった唇が、まろやかな息遣いを耳へと直に当てていた。] だいじょうぶ、だいじょうぶ、 恐がらなくてもいいから……力を抜いていろ。 [零れる嬌声と共に引き出される温度が合わさった肌に沁み込んで、微睡むみたいに瞼を下ろした。五感の殆どを遮断して絶頂へとのぼりつめる熱を全身に受け止める。 不可抗力の戦きも全てまとめて包み込んで───封じ込めて。溺れるが如く縋りつくのを受け入れながら、暴力的な愛撫を満足するまで与え続けた。] (-43) 2020/12/06(Sun) 0:13:11 |
【秘】 終焉の獣 リヴァイ → 征伐者 ヴィルヘルム[反抗の欠片もない。快感を更に受けるように反る動きを感じたなら片手をゆっくり上に向け、梳くように髪を撫でようとした。 辿るようになぞっていけば、 鉤爪が覚えのある感触を引っかけた。 開きかけた瞳がその色合いを認めれば、 思わず笑息が零れていた。……ぐ、と握りしめて再度微睡む。 まるで自分の獲物であると証明しているようだった。 苛立ち飢えた本能が歓喜の咆哮を上げるように牙を剥き、───割り開かれた弱点の全てを快感で貫き通す。] ああ、 ────はは、私のモノだ…………! [長い期間暴かれず、一見慎ましい肉孔が、ふちを乱し人外の部位に押し広げられ穿たれる様だけでも恐ろしく淫靡であるのに。腰が勝手に跳ね上がり、快感を逃さぬような背のしなり具合は女のそれより淫らで、震いつきたくなるほどに官能的であった。 念を押すように軽々と引き寄せて、自身に縫い留めるように深く刺し込む。 生殖器官でなければ、内部に熱いモノは注げない。代わりにふる、と先端を震わせ、刻みつけるように締め付ける内壁を荒らしていった。 苦しそうな呼吸を整えるように肩を撫でつけ、無意識下で真に求めた温度に到達したことを認めた。 侵攻は収まり、ず、ず───とゆったりした動きで尾を引き抜いていく。当初は苦痛しか伴わなかった行為は、今はどのように感じていたのだろうか。 肉体が温度を取り戻し、奪う必要がなくなった今は再度突き立てることもなく、酷い違和感と共に脅威が去ったことを知らせていた。] (-44) 2020/12/06(Sun) 0:13:17 |
【秘】 終焉の獣 リヴァイ → 征伐者 ヴィルヘルム[……獣の猛攻が終わりを告げるのは突然だ。] ……………… んん、 ん? [長い夢から醒めたような心地だった。霞んでいた世界が徐々に輪郭を持ち始め、酩酊していた思考がすっと冷えていく。 本能的に求めた熱に満足し、解放するように脱力した四肢と尾から抜け出すことは容易だった筈だ。 未だ寝ぼけた子供のように撫でられる感触に身を委ねていたが、投げかけられる声に今度こそ意識を引き寄せるて──漸く現在の状況を察したのだ。] ───── うぁ ぁ!? (これは……どういうことだ? どうして此奴と裸で寝台にいるんだ!? )[強すぎた酒に記憶を奪われた夜のような副作用だった。 砦の外壁を攀じ登り、怪我の確認をしたところまでは覚えているが 無意識下に走った恐慌も、口走っていた譫言も、今となっては失われた羞恥の過去である。 改めて広がった予想外の──どこか重なるようで重ならない──光景を受け入れるには準備が足りず、距離を取ろうと藻掻きかけた刹那の事。] (-45) 2020/12/06(Sun) 0:13:23 |
【秘】 終焉の獣 リヴァイ → 征伐者 ヴィルヘルム ────── ッ ひ、 [獣の意識から抜け出してしまえば薬の効果も朝の光と共に完全に消えるという予告。 片手に握りしめたいつかの髪紐に驚いたように目を見開くと同時、 すっかり濁りが抜けて澄んだ氷のような瞳が燃えるような視線とかち合い、息を呑んだ。] ……… ぁ あ、 や、やめ、 はなして、 [蛇に睨まれた蛙のように縮みあがってしまえば、きっと体制だって逆転されてしまうだろう。 昔のように金的を食らわすには知らない前科を重ねすぎていた。 混乱と怯えで若干震えた声が言葉にもならぬ単語を落とす頃には、潤んだ瞳が見上げていた。先ほどの凶暴性とは程遠い、初心なひ少女が其処にいる。 先ほどとは打って変わった弱気な態度が燃えた欲に油を注ぐなど知ることも無く。*] (-46) 2020/12/06(Sun) 0:13:29 |
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