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【秘】 嘘 氷室 凛乃 → コウコウセイ 夜川 彗/* なーるほど、狼側はそんな感じで行ってるんですね。 是非お願いします。 多分見られることができそうな秘密なので! (-187) 2022/02/01(Tue) 23:01:09 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → 調律 水銀 莉桜「…………莉桜ちゃん、それ……」 更衣室での一連のルーチンをしながら、 あなたの体を見ていると―― いや、見ているのもおかしな話なのだが―― 汗をかいていないように見えることに気づいた。 気の所為かもしれないし、水気に混ざって、 気づけていないだけかもしれないけど。 浴衣を着かけているあなたを、じっと見つめている。 (-201) 2022/02/01(Tue) 23:42:06 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → ダンサー 堂本 棗「ううーむ、要介護戦士だ……」 自分の心臓もバクバクしている。 それが滑走によるものだけかどうかはわからないが。 背中をぽんぽん撫でられると落ち着いてきた。 本当に、あなたがいてよかったと思うのだ。 「くっ…………なんでもするよ、私が」 多分、賭けの話をしてる。 (-206) 2022/02/01(Tue) 23:48:26 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → コウコウセイ 夜川 彗……あなたが目星をつけた場所には、 氷室のパソコンといくつかの書類だけが置いてある。 お手洗いか、あるいは飲み物かなにかを補充しに行っているのだろう。 ……待てばもちろん戻ってくるし、 悪戯心があれば色々できそうだ。 (-218) 2022/02/02(Wed) 0:19:02 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → ダンサー 堂本 棗「……確かに!」 いや、どう考えてもそうはならないのだが、 そこまで気が回るほど余裕がある状態でもなく。 気が回ったとして、指摘したかは別の話。 「じゃあ、再開していきます」 といってももう練習に毛が生えたほどの距離だ。 さすがにもう、失敗することはない……。 (-220) 2022/02/02(Wed) 0:28:10 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → 調律 水銀 莉桜「いや……莉桜ちゃん、 汗、かいてないんだね」 浴衣を脱ぐ所作にちょっとドキッとする……けど、 やっぱりその体の性質が気になる。 というよりも、これは……『秘密』のレベルではないのか? じっとあなたの、翡翠のガラス球を見つめる。 問い質すようなことはしない。 体質などと言い張ってくれるなら、そこまでにするし、 教えてくれるなら、それを飲み込む。 そういう心づもりだ。 (-222) 2022/02/02(Wed) 0:36:57 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → ダンサー 堂本 棗「はい、どうもね。 おかげさまで滑り切れました、と」 努めて平静でいようとしているが、 普段よりだいぶ楽しそう。 きっとあなたの目論見は成功しているだろう。 「賭け……賭けかあ……」 ううむ、と考え込む。 こんな流れで何かを要求するのは厚かましいと思うし、 それにやってほしいことも……と考え、 一つ思い浮かんだ。 「また、エスコートしてくれる? スキーでも外食でも買い物でも、 なんでもいーけど。おまかせプランで」 (-230) 2022/02/02(Wed) 1:35:37 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → ダンサー 堂本 棗「堂本くんと一緒だからだろうなー、 すごく楽しく感じるのって」 好ましい人と遊べばなんでも楽しい。 もちろんスキー自体も悪くなかったけれど。 「……まあ、そういうわけだから、 また適当に連れ回してほしいとこ。 堂本くんの都合が悪くなければだけど」 おねだりはしたけれど、 負担だったり義務になるぐらいなら 求めるつもりはないのだ。 (-244) 2022/02/02(Wed) 7:11:49 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → コウコウセイ 夜川 彗さて、あなたが残されたものを見れば、 あなたでも聞き覚えのあるような、 いわゆる暴力団の名前だとか、 連絡先が書いてあったり、 あるいはいろいろなデータベースに アクセスしているような画面とか、 なんだか重要そうなものがいろいろ転がっている。 「……夜川さん?」 そんなものに熱中していたならば、 そのうちに主が帰ってくるだろう。 (-245) 2022/02/02(Wed) 7:34:29 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → コウコウセイ 夜川 彗……この少女をどうしたものか。 露見した場合は必要に応じて 処理 をしても、最悪は仕方がないという話はしていたが…… ここに来て少し考えが変わっていた。 ある程度閉ざされた空間だし、 言わばみんな道連れのようなものだ。 「人の情報を覗き見る根性については、 物申したい気がするけど」 『お互い様』なら周りの反応を見てから、 考えても遅くはない。 「怒っても仕方ないしね…… どのみち政府主導なら、 共有させることによる連帯感がどうとか、 そういう理由もあるんでしょうし」 それに、ここで『自分』が受け入れられるかは、 実際気になるところではある。 (-253) 2022/02/02(Wed) 10:07:18 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → ダンサー 堂本 棗「はじめてのオフ会だよもう〜」 偶然にしろ、はじめてがあなたなのは喜ばしく、 そして楽しいことだった。 「別に外食だっていいけど、 何も言わずにそれやるとさすがにね」 なんて言いながらあなたにエスコートされたり、 時にはアドバイスされながら、 滑走を繰り返す。 ペアでダンジョン潜ってる図だなー、と思った。 いつもと違うのは自分が予習できてなかったところぐらい。 (-262) 2022/02/02(Wed) 12:31:28 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → 調律 水銀 莉桜「莉桜ちゃん…………」 暖まらない体も、 誂えた硝子のような瞳も。 ここまで状況証拠が揃えば、 なんとなくの予想はつく。 ただ、それは事実としてあるだけだ。 氷室にとっては……あなたは水銀 莉桜という個であり、 その裏に肉体や出生の秘密があろうとも、 一人の人間と認識できる事実は変わらないのだ。 「大丈夫、大丈夫だからね」 先ほどのように、あなたを抱きしめる。 わたしにとっては変わらないよという気持ちが、 わたしは莉桜ちゃんを見ているよという気持ちが、 伝わるように、優しく。 (-277) 2022/02/02(Wed) 16:03:08 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → ダンサー 堂本 棗「うむー。あともう暫く付き合ってもらうからね」 ……こう過ごしているとあなたの秘密のことなんて、 忘れてしまいそうになる。 結局のところ、実は狐だとか、 前世がどうとかは、 今のあなたへの評価にはほとんど関係ないのだろう。 繰り返せば、きっと完走もできたはず。 楽しい時間だったな、と感じた。 (-295) 2022/02/02(Wed) 18:16:27 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → コウコウセイ 夜川 彗「……さあてね。どっちだと思う?」 板チョコは一応もらったが、 手をつけるつもりは別になかった。 あなたの釈明にもそう興味はない―― 何度か表でも聞いたような、意味のない文章。 「……まあ、いいでしょう。 こうなれば時間の問題だ、し」 隠そうとしたところでもはや無駄だろう。 そうならば、 (-319) 2022/02/02(Wed) 20:27:27 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → コウコウセイ 夜川 彗「手前、いたって不調法、あげますことは 前後間違いましたらご免なお許しを蒙ります……なんてね」 お互いの承知でもって、 なるべく無関心、無関与でいようとした世界。 それでももしもの時にといろいろ学んではいる。 「さる暴力団組長の隠し子、それが私、浪川凛乃ってわけ。 『普通の』人生を送るために親子揃って色々やってちゃ、 情報分野の一つや二つも突出すると思わない?」 ずい、と一歩踏み出た。 貫禄やら何やらを感じるかはあなたの心持ち次第。 (-320) 2022/02/02(Wed) 20:31:51 |
【秘】 嘘 氷室 凛乃 → 調律 水銀 莉桜「焦らず、ゆっくりでいいからね」 あなたの肢体に触れれば触れるほど、 人間と区別がつかない。 区別の必要も感じない―― あなたが莉桜であること、 それがもっとも重要だからだ。 ねだられるまま、あなたを包み込んで、頭を撫で続ける……。 (-322) 2022/02/02(Wed) 20:40:15 |
氷室 凛乃は、水銀 莉桜に微笑み返した。 (a54) 2022/02/02(Wed) 20:53:10 |
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