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【墓】 朝日元親>>+40 守屋 「……無茶言わないでください」 隣に並んだ姿を見て、短く息を吐く。 まあ、元気そうで何よりだ。 早いところ、頭のガーゼも取れてくれれば尚いいんだけど。 もう一度、窓の外を見る。 グラウンドに、数日前の自分を幻視した。 それそのものをもうどうにか思うことはない。 良い気もしなければ、悪い気もしなくなった程度には昇華したつもりだ。 「それじゃ、僕は行きますよ。 次は目を覚ました時、僕以外の人がいるといいですね」 なんだ、なんて言うくらいだし。 先輩の返事も聞かず、窓際から離れた僕は談話室を出る。 体育祭を楽しみにする、その呟きには触れなかった。 台無しにするような言葉しか、僕は吐けそうになかったから。 (+41) 2021/11/06(Sat) 2:31:11 |
【秘】 朝日元親 → 牛丸紗優「ん、その時はまた、ここに来るよ」 おやつを持ってね、と軽く笑う。 そんなものが見つかるかは分からないけど、見つかるといいとも思う。 「チャージ期間はずるいな。 もうなんでもありじゃないか」 肩を竦めた僕だったけど、こういう軽口は嫌いじゃない。 結局僕も、この場所で牛丸さんと話す時間は結構好きらしい。 長閑な時間が過ぎていく。 暴走騒ぎなんて、まるで嘘みたいに。 でも、嘘なんかじゃないことは僕こそよく知っている。 だからこそ、この長閑さに安らぎを覚えるんだろう。 (-261) 2021/11/06(Sat) 9:40:13 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜『そうだ、先輩』 『今日少し部活遅れます』 談話室を去った後、短な業務連絡を送る。 流石にこれ以上部活に穴を開ける気はないから、遅刻してでも部活には顔を出すつもりだった。 (-275) 2021/11/06(Sat) 12:34:01 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜『見舞いです』 『病欠してる奴がいるらしいんで』 『まあ、すぐ戻りますよ』 長居するつもりはない。 その通りに大した遅刻もせずに放送室に現れることになる。 (-277) 2021/11/06(Sat) 12:50:09 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜放課後、見舞いを終えたあと。 「お疲れ様です」 静かに部室の戸を開けて、先輩の姿を確認した僕は、手提げのビニル袋の音を立てながら適当な椅子に座る。 ビニル袋の中に、リットルの牛乳が入っているのは外から見ても分かるだろう。 「……」 台本読みの邪魔をするのもなと思った僕は、それ以上の声をかけずにいる。 無意識に、深々とした溜息が毀れた。 (-282) 2021/11/06(Sat) 13:57:56 |
【独】 朝日元親みんな〜〜!! もうすぐエピ入るよ〜〜〜!!! 既知2人しか結んでないのに勢喜→自分→守屋と連日墓落ちされた上、同室の勢喜が何故かログインできない不具合に見舞われてる不幸少年朝日くんのことをよろしくな〜〜〜!!!! (-308) 2021/11/06(Sat) 19:19:17 |
【独】 朝日元親牛丸噛まれないでくれ牛丸噛まれないでくれ牛丸噛まれないでくれ牛丸噛まれないでくれ でないと自他ともに認めざるを得ない疫病神になる (-310) 2021/11/06(Sat) 19:28:20 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜「……これですか?」 尋ねられると僕は、ビニル袋の中身を取り出す。 外からも見えていたようにリットルの牛乳がひとつ。 あと、カステラが入っていた。 袋にもカステラにも、コンビニのロゴが入っている。 「おやつです。 ……そういうのに頓着ないと、驚かれるらしいので」 廃棄パンで食費を浮かせていた僕は、嗜好品としての甘味をあまり食べたことがなかった。 「案外合うと勧められたものですから。 先輩も食べますか?」 (-328) 2021/11/06(Sat) 20:57:53 |
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