人狼物語 三日月国


176 【R18】実波シークレットパラダイス外伝【身内】

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【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘

「……そうだね、キミが辞めるとか言ってた時から少し思っていたよ」

本当にその節はすみませんでした、望月課長。
この場に居ない課長に手を合わせて謝った。頭の中で。

「おとぎ話みたいかもだけど、実際そうだろう。
 一人に決めてみれば、だんだん収まるかもしれない……と思ったんだから」

「その話は初耳だけど……なんていうか嫌なトラウマだな……。
 いつの間にか童貞も処女もなくなってた気がしたってどういうこと?」

なくならないよ、ヤらなければ。

とはいえまぁ、そのあたりからがただの想像が妄想となり、性癖にまでなってしまった……ということなんだろうけれど。
ヤバい記憶はそのままなくしてたほうが良いと思われる。壊れるから。
いや、既に壊れているか。
……とは言えず。

「この旅行に来て何人と何があったかは聞きませんが……
 俺との事はどうでしたか。
 忘れたいとか、思いましたか」
(-64) 2022/09/29(Thu) 2:28:30

【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘

「当たり前にしてはいけないよ、鹿籠くん」

お互い様だ。
自分も成長するにつれて性癖を自認してなんでもできるようになってしまった。
けれども、自分も本来そうだけれど、殆ど先天的に備わっていたんだろう自分と、酷いことが原因で後天的に芽生えてしまったあなたとでは違うことがある。

「キミのそれは多分、治すことはきっと可能だよ」

そのためには多分、まずは一人に溺れて愛し愛される必要があると思うのだけど……。
流れるようにに口元に手を当てて、いつもの口癖の「ふむ……」を零し考える。
気持ちが良いのは嫌いではないようだが、このままでは今以上に彼は壊れてしまうのではないかと。

(-71) 2022/09/29(Thu) 8:04:52

【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘

「俺は思うんだ。
 自分たちの性癖の症状は、多分、本気で付き合える人間が出来て初めて緩和されるんじゃないか、と。
 だってそうだろう、夢中になれる相手ができれば、性癖の如何で興奮したからといって目の前の相手をすぐに襲ったりせずに我慢できるし、意中の相手と発散し合えれば満たされるものだってあるから。すぐに興奮しないですむようになるかもしれないだろう」

大事な話なのに。
すぐにこうやって興奮してしまうからいけない。
またひとつ、はぁっと熱い息を吐いて、それでも言葉は紡いでいく。

「キミの過去は、なんだっていい。
 この旅行で何をしてきたかも、大丈夫だ。お互い様だし全部受け入れる。
 鹿籠くんもそれでもよくて、少しでも可能性を信じて緩和したいと思っていて、その相手が俺でもいいなら…………」

「俺と付き合ってみないか」
(-72) 2022/09/29(Thu) 8:07:53

【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン

「ええと……確かにどこ行ってもは、ありますけどここは他の皆が確実に寝に来ますから……」

それならリラクゼーションルームがいいです、とこくりと頷く。
同じように備え付けの浴衣に身を包んでいるが、こちらはまだ皺も少ない状態で乾かしたばかりの髪はまだ少ししっとりとしていて、風呂上がりなんだろうことが容易にわかってしまうことだろう。

いつも香ってくるあなたの匂いは、わかりやすく、そして甘い。
性癖のこともあるけれど、自分はこれに酔わされているのではないか? と思いながらも実際嫌な気は普段からしないのだからそのまま酔わされておこうとも思うのだ。

あなたと連れ立って部屋をでた後は、カメラもあるからどうしたって誰かに見られる可能性はあるというのに、人目を少しだけ気にしながらリラクゼーションルームに向かって、その扉を開いて入った。

こういう場所は、店員を伴う場所の場合、マッサージを受けながらその話に兆してしまうために来たことがない。
ここの場合は温泉の後の休憩場の意味合いもあるのだろう、店員が常駐し接客するタイプというわけではないようだ。
もうほとんど人は部屋に帰ってしまうような時間だから人はまばらで。
奥の方にはカップルなどで楽しめる個室タイプもあり、それならそっちの方がいいのではと、小さな個室の中に入っていく。

「…………はじめて来ました、こういう場所」

あなたの場合は慣れてそうだなぁと、頭一つ分くらいは目線の違うあなたを見上げた。
(-73) 2022/09/29(Thu) 8:26:29

【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 忌部 永信

「へー……………」

間。

「まぁ、それならそれでいいですよ。
 俺にとって重要だったのは、課長があなたを食事に誘った事実です」

自分は誘っても応じてもらえないままだし、きっとこれからもないだろう。

望月課長がそれでどうするつもりなのか。
それは自分には知りようもないし、もう聞くつもりもないけれど。
想像の通りであったらいいと、そっと息を吐いた。


―――それはそれとして。

「潔白をアピールしていただけるのは大変良いかと思うのですが、相手が俺ですと慎重になられたほうが良いと思いますよ。
 あんまり必死なので、大分苦しいんですよ。
さっきから


もう本当。
こんな性癖嫌だと思った。
(-75) 2022/09/29(Thu) 8:41:06

【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 忌部 永信

たったひとりにだけはセクハラをしない、なんて。
俺には、それはもう愛の告白のようにしか、聞こえない。

「ばっ……こんな所では、嫌ですよ。
 せめて人気のない所に連れて行ってください」

はぁッと、熱い息を吐く。
湧き上がってしまった興奮と欲を耐える姿はあなたにはどう映るだろうか。
何にせよ、あなたの選択をこの男が拒むことはない。
部屋に帰って一人でヌけと言われればそうするだろうし、何処かに連れて行かれるなら、黙ってそれに従うだろう。
(-82) 2022/09/29(Thu) 10:56:51

【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘

「ん……っんぅ……!」

これほどの提案をしたのだから、あなたが口づけをしようと近づいてきた所でそれを拒否するようなことは一切ない。
それでも、最初は触れるだけであったそれが深くなり、舌の侵入を許してしまえば、くぐもったような声が漏れ出た。

「……鹿籠、くん?」

俺は何か、押してはならないスイッチでも押してしまったか。
今までとは違う、かといって抱いたときとも違う、強く妖しい笑みと、わざと俺の性癖を刺激してくる言葉に、それでなくても我慢をしていた身体が陥落するのは簡単で。

「ん、した……。
 プールの時は榑林くんと慰めあったし……、バーで性癖知られて、酔って……牧之瀬くんにトイレに押し込んでもらった。
 性癖バラされた後にはシャワー室で千堂くんが俺を縛ってくれた、し、ん、ふ。
 退職届、持っていって……かちょ……が引き止めて、くれたから、それで、俺を慰めてくれて……。
 さっきも……忌部課長、の話聞いてたら……コーフン……した、から」

言われるがまま。
この旅行にきてあったことを説明していく様は、もう欲に負けた顔で。
二重人格なのではないかと言えるほどの変わりように、ゾクゾクしたような、期待を含ませた視線を返した。

「いいよ。
 俺のこと……全部、知って。
 だからきみの事も……全部、教えて。
 俺はどんなきみも、全部、受け入れる、か、らァ……、っ、ん、ふっ」

顔を掴まれ、返した視線は動かせないまま。

口の中も、耳も気持ちがよすぎるのは、そこが男が自覚する性感帯だから。
小さく身体を跳ねさせて、言葉にならない喘ぎをあげて、縋るようにあなたの背に手を回した。
(-84) 2022/09/29(Thu) 11:19:17

【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン

堂々としていれば、上司と部下が二人で歩いていたからといって誰が不思議に思うだろうか。
そんな事、冷製な頭をしていれば考えずともわかるというのに、今の自分にはそれがわからない。
それくらい、自分は緊張してしまっていた。

だってそうだろう。
子供の頃物を教えてくれる先生に例外なく劣情を抱いて恋をしたかのような錯覚をしたように、似たような想いを、これまでの経験上わかっていながらも抱いてきたのだから。

「いや……少なくとも店員さんに迷惑をかけるような所にはいけませんよ。
 ホテルの食事で、配膳の時の説明を受けるのも苦しいっていうのに」

もう隠すこともないから、自分もいろんな物を避けて生活しているのだと白状する。
一人でゲームするのは気楽だから好き。
テレビを見るのは、解説者やキャスターの説明や解説に、勝手に欲情して一人でヌかなければならなくなるから苦手なのだ。

部屋に入って、いくつか置いてあるクッションを集めるのを手伝って出来た柔らかい場所は、これからの情事には必要なものだ。
おいで、と手を差し伸ばされれば、どきりとして、おそるおそるその手を取った。
思えば……薬であったり、性癖を刺激されてもいない状況でこういうことになるのは非常に珍しいことだ。
あなたにおいては、常に欲を乞える先生みたいなものだから、常に欲をはらんでいるという事に他ならないのだけど。

「は、い……」

そうして優しくエスコートでもされるかのように、あなたの足の間に膝をついてそっと肩に掴まるように手をおいた。
あなたの顔が普段よりも近くて、長いまつげさえしっかりと見ることができる。
その事になんだかもう、情事に慣れない生娘にでもなったかのように、心臓をばくばくと跳ねさせていた。
(-85) 2022/09/29(Thu) 11:42:33

【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘

それが損になるのは、”今の”あなただけ。
なんだか、鹿籠吉弘という男に眠っていた深淵を呼び起こしてしまったかのような、そんな気さえ頭をかすめたが。
今はもう、そうであっても違っても良いじゃないかと、自分でない自分のような誰かが耳元で囁く。

でも、俺は知りたかった。
錯覚でもなんでもない本当の愛とかいうものが、どういうものなのかを。
そのチャンスにもなるのではないかと差し出した手は、何故かこんな形で絡め取られてしまったけれど。

「ん、ふ、ぅ……は、ぁ」

こんな狂人とも呼べそうな男とどう付き合うのが正解なのか、俺にはもうよくわからない。
それでも自分にも小さな頃から暴れている狂気という名性癖の魔法が、心の中にある扉をたやすく開いてしまった気がする。

「俺、ねェ。
 本当はキミの、キミたちの味方魔術師、なんだ。
 だから、来るのが遅かった俺、を、いっぱい苛めて、愛してよ」

何度も、何度でも。
全部やったって良い。
望まれるなら、また、キミの奥まで入ったって良い。

あのときとは対称的に、遊ばれ慣れた身体が悦びで震える。

俺だけじゃなくても良いから、俺のこと、キミに合うように変えてしまってよ。
(-91) 2022/09/29(Thu) 13:45:21

【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 忌部 永信

「……部屋」

こくりと頷く。
確かに今の時間なら、皆出払って遊んでいるはずだ。
人が来るなんて言うこともそうそうないだろう。

もっとも、互いの性癖を全員に知られてしまっている今、無関係の施設の人以外に見られてもなんとかなるのではないかなんて、そんな風に思ってしまうようになるから、この性癖による興奮はたちが悪い。

「飲食物は経費で落ちます、よ。
 他に……強いて言うなら耳と口の中は弱いですかね……」

何を素直に白状しているのか。
それももう本人はよくわかってはいまい。
とはいえ、流石に苛められるのが好きなのだとは、本人が自覚していないので口から出ることはないだろう。
もっともっと、快感で溺れてしまったあとならば、希望として口から出てしまうのだろうけど。

少し兆してしまってるのが恥ずかしいから。
腕を掴まれて、あなたに少し身を隠すようにして店を後にして。
部屋に入ってしまえば、その欲に負けた艶ある瞳を隠そうとはしない。

「色々、教えて下さいね。……課長」
(-93) 2022/09/29(Thu) 13:58:50

【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 忌部 永信

「んぅ……っ、あ、ぅあ」

引き寄せられたなら、その力に抵抗を見せずにその腕の中。
煙草と酒の香りがしそうなそのシャツに顔を埋めて、食まれている耳から得る快感に体を震わせた。
食む水音と低音の声が耳に響いて、その音すら耳を犯してくるようにすら感じられて、その後唇に当てられた指に、こくこくと数回頷いて返して、それから。

「は、ァ……この匂い、好き、ですよ」

と、ぺろりとあなたの指を舐め、もう一度、あなたのシャツに顔を埋めた。
(-100) 2022/09/29(Thu) 15:35:50

【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 忌部 永信

「……っふ、んぐ」

タバコの匂いを追いかけて、嗅ぎ慣れた甘い香りが鼻をついた。
すぐにそれが誰のものであるかなんて、茹だった頭であってもすぐにわかるけれど、それを指摘するほど無粋な真似はしない。
差し込まれた指をさも大事なもののように舌を絡め、歯の裏などをざらりと撫でられたなら、わかりやすくくぐもった声を上げて身体が跳ねる。
しばらく口腔と耳を犯され続けていれば、だんだんと体の力が抜けて、すぐ背後にあった壁に、ど……っと体を預けて潤んだ目で貴方を見た。

「ん、もどかし……くて。
 もっと、ほし……身体ぜんぶ、触って。ここ、も、ぐちゃぐちゃにして、苛めて、くださ」

もう完全に起立してしまったそれを、あなたの身体にぐりぐりとおしつけるようにしながら肩に掴まって、言葉を紡ぐ。
ナレートフィリアは決して、卑猥な言葉を好むというわけではないから、言葉にするのが恥ずかしいと思う気持ちはそのままだ。
それでも、言葉を口にしては嬉しそうに目を細めていた。
(-103) 2022/09/29(Thu) 16:36:04

【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生

「ふ……っ、ん、ぁっあ」

喉奥で吸い上げられれば、その強い快楽から耐えるように、いやいやと首を横に振った。
そうこうしてると待ち望んでしまっていた、手を後ろで縛られてしまっていて、もう自分でうまく座ることすら敵わない。
パイプの這う壁に背を預け、蕩けた目で貴方を見上げて。
耳すら犯されるかのような低い囁き声に酔いながら、すり、と頬を擦り寄せた。

「気持ち、よかったから……。
 っん、俺を、ぐちゃぐちゃに犯して、トばしてほし、ぃ」

放置され続けている窄まりが、きゅんと締まって鳴いた気がする。
(-108) 2022/09/29(Thu) 17:12:05

【秘】 経理課 富武 瑛 → 人事課 緑郷 溢

/*
いえいえお気になさらず!
生存メンバー、既に大半占い終わっていまして……性癖が気になったから仕方ないですね……。
もう狼二人の2択でして。※見学除く

なるほど、こちらは10月入ったら別の村がありはする、のですが。
終わってないロールたくさんあるので、両方並走しながら頑張る所存です。
ウオウオオレはやるぜ。
ロールはがんばってやるとして、一応先にPL情報で性癖は受け取っても構いませんでしょうか?
その方がロールしやすい部分もあるかもしれないなー、と思っております!
(-109) 2022/09/29(Thu) 17:16:29

【秘】 経理課 富武 瑛 → 人事課 緑郷 溢

/*
なるほど……、当方はリバではありますが人を見るため。
緑郷ちゃん相手だと自分が抱く側だと思っているでしょうね。
どっちでもいけるけど、相手を見て左右固定にしようとするタイプです。

性癖開示するまでのお相手はどちらもこっちが攻めだったのに、性癖開示した後だとみんなこっちを受けにしてきました。
クソ雑魚です。

となりますと……。
何らかの要因があってえっちする流れになるといいですかね……わかりやすく簡単なのは、富武にめちゃくちゃ何かを説明してくれれば勝手に発情するのでおすすめです。
こういう流れでいかがでしょう!
(-121) 2022/09/29(Thu) 19:23:53

【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 忌部 永信

「んんッ、ふ、ぁ」

口の中を深い口付けで蹂躙されているのが、ひどく心地よくて目を閉じた。
口から吐いて出るのは小さな喘ぎ声ばかり。
普通ならきっと、とろけるほどの口づけのあとに、衣服の中をいじられそんな事を囁かれたなら、恥ずかしくて俯いてしまうだろうけれど。
この男に限って言えばそういった言葉は全て愛撫のようなもので、恥ずかしさと嬉しさに頬を染めてしまうのだ。

「あっ、あ、同時にっ、さわ、ったら、キモチイイの、すご……」

背中に壁がなかったら、とっくに膝を折って座り込んでいただろう。
あなたの肩に掴まって、ずり落ちるぎりぎりの所で耐えているから、身を捩ることすら敵わないし口を抑えて声を止めることだってできない。

「ゃ、ここでシたら、誰かきちゃう、かも……みられ、るッ」

口ではこんな事を言いながらも、今、この扉を開かれたらどうなるんだろうなんて、そういうスリルすら快感に変わってしまっている気がして、ゾクゾクと身体が震えた。
(-124) 2022/09/29(Thu) 19:39:47

【秘】 経理課 富武 瑛 → 営業 榑林 由希子

「は……ッ、ふ…………」

びゅくびゅくと、波打つように精をすべて吐き出して、強く抱いていた手を少し緩めテキを落ち着けていく。
お互いの息が整い、高鳴りっぱなしだった鼓動が落ち着いてきた頃には、あの言うことを聞いてなどくれなかった媚薬の効果はどうなっただろうか。

「えと……」
「その、大丈夫ですか。榑林さん」

自分の方は随分と落ち着いた……気はしているけれど、と。
おそるおそるあなたの顔色を窺うだろう。
(-127) 2022/09/29(Thu) 20:13:27

【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生

「ぁ……ッ、んぅ」

貴方が考えている間も、耳をいじられて小さな喘ぎ声を漏らし、切なさに身を捩った。
捩った拍子に麻縄が胸を擦って、それが新たな快感になるのだから縄師というのは凄いのだなと思わざるをえない。

胸も、下も、後ろも、全部触って欲しいけど。
熱い吐息を吐きながら、膝をすり合わせることすらできない不自由さに、快感をどうにも逃がすことが出来ずに震えている。
そんな時に指が口の前にやってきたなら、迷わずその整った指をぱくりと咥えた。

「ん……っむ」

ぴちゃり、とシャワーではない水音が響く。
まるであなた自身を大事に咥えているかのように、舐めたり咥えたりして、自分の唾液でどろどろになるまで刺激を続けただろう。
(-129) 2022/09/29(Thu) 20:32:43

【秘】 経理課 富武 瑛 → 広報さん 牧野瀬 幸

折りたたまれるようにされていた身体が、軽くなる。
ゆるゆるとキスに応えて、重みがなくなれば、トイレにもたれるように背を預けて足をおろし、抜け出ていかれたばかりの空洞にそっと手を添えて目を細めた。
その様子はとても怒ってるようには見えないだろうし、むしろ扇情的に映るかもしれない。

「だい、丈夫……、俺も、気持ちよかった……から」

服は脱いでいたとは言え、確かについた精液のべとつきはすぐに無くなるものではない。
互いにそれを拭きながら「ごめん……」と申し訳無さそうにはしたものの、お互い様としか言いようがない状況だろう。
服を着る気力がなかなか戻ってこないのだが、互いに着込んでしまうまではここを出ることは出来ない。

「出たら、シャワーでもあびに風呂に行こうか」

バーで飲んでたとはいえ、まだ閉まるような時間ではないはず。
閉まっていたなら部屋のシャワーで我慢するしか無いが、今はまだずっと立ってるのがキツいから、できれば座ることのできる所に行きたかった。
(-130) 2022/09/29(Thu) 20:45:05

【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 忌部 永信

もう全身どこを触れても気持ちがいい。
舌と指が気持ち良い所をずっと触っていたから、完全に出来上がってるような状況だ。
震えている身体にキスの雨が降ってきて、薄く目をひらいたらずるずると頭が下がっていくのが見えて、何をされるのかがわかって小さく息を呑んだ。

「あ、ぁあ、んんっ」

昨日のスライムなんかより強い快感が、胸を、そして硬く立ち上がっているそれを咥えられて走る。
まるで本当に見られているかのように言うから、だんだん、本当にそんな気になってきて羞恥に顔を赤く染め、掴まる肩がなくなって、あなたの頭に手を添えて、くしゃりと髪をしならせた。

だ、め、見な、いで
、恥ずかしい、からァ」

ぶんぶんと頭を振りながらもされるがまま。
やめて欲しいわけじゃないくせに、いやいやと甘さを増した喘ぎ声を上げた。
(-144) 2022/09/29(Thu) 22:18:54

【秘】 経理課 富武 瑛 → 研究員 鹿籠 吉弘

自分は確かに彼を心配したし、誰にでも興奮して跨ったり股を開いたり出来る自分の性癖にも辟易していた。
だから、似たような境遇と望みを持つあなたに心から同情もしたし、症状を緩和出来る可能性があるなら試そうと思っていたのだ。

「……っ、キミ……は」

誰だ?

と、その赤い瞳に問い、そしてその瞳に囚われていく。
この赤い瞳は、どうやら鹿籠吉弘本人とは少し違うものらしい。
だけど、自分の目からは確かに鹿籠の姿ではあるし、この囚われてしまった状態では正しい判断が出来ないようだ。

意識ごと犯されて、その魅力から抜け出すことは敵わない。


「ん、ぅあ、い、いた……あっ、ア”……ふ、ぁ――――ッ!!」

己自身を急に強く握り込まれ、衝撃に目を顰めたが、そんな物は一瞬だ。
脳まで犯されて魅了された身体には、それも強い快感と変わって身体中を駆け巡っていく。

――良い、それで。
俺は、キミの、キミたちの物だから。

どうか犯し尽くしてほしい。
壊して良い、壊してほしいならいつだって。
いつだって、どんな形だって、俺はキミに溺れよう。


そして、性急に高められた快感は絶頂となり、白い白濁をあなたの手へと吐き出してしまうだろう。
(-148) 2022/09/29(Thu) 22:36:01

【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生

「……?」

言われたことがよくわからなくて、首だけ傾げてあなたを見つめた。
指を抜かれ、薄く開いたままの唇は唾液で煌めいて、口端からはだらしなくたらりとそれが垂れている。

「どっちが……。
 それ、は……キミが、犯されたいってこと、かな」

それならそれで構わないと思う程度には、男はどっちになるのも慣れている。
とはいえ手足を縛られたままでは動くこともできないのに、どうしたらいいのだろうかと困惑した表情を浮かべた。
(-150) 2022/09/29(Thu) 22:47:56

【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 忌部 永信

「ア……っ、かちょお、に、俺の、しゃぶられてる……っ、にげ、られな……
 っ、っ、ふぁ、あっ、音、たてちゃ……見られちゃう、んっ」

腰を掴まれて壁とはさまれてしゃぶられてしまったら、どうあがいても逃げられない。
身体だけ捩ってみても、それは逆に刺激ばかりつよくなって責め立てられていく。
舌使いと水音が響いて、いやに大きく聴こえてくるのは耳の錯覚なんだろうか。
それとも高められた性感が、大きく聞こえるように暗示をかけているのだろうか。
それは今まさに、自分の言葉で自分を刺激してフェラで蹂躙されてる男には、全くわからないことだ。

「あっ、だめ……ク、くる。イ……っちゃ」

急激な刺激に、思い切り出したくなる感覚が襲ってきてぶるぶると震える。
なけなしの理性が、口の中に出しては駄目だと訴えて、「離して、離して」と口をついて言葉になった。
(-154) 2022/09/29(Thu) 23:06:00

【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン

「え……店員も社長の息がかかってるんですか……?」

流石にそれは予想してなかった、という顔だ。
この会社にはもう慣れたと思っていたが、まだまだ青かったのかもしれない。

強引ではなく優しい力で導かれるように腕を惹かれて、身体がゆるりと傾いて一歩、膝が前に出る。
弱い耳にリップ音が響いて、脱がせやすい浴衣にするりと手が入ってきて、簡単にはだけられてしまった。

「あ……」

「……っ、キス、してください……深い、ものを。
 耳も、弱くて……、そ、う、してたら……もう全身、どこでもよくなってしまうので……」

耳に息がかかってゾクゾクと身を震わせているから、その言葉には嘘はないとわかるだろうか。
説明を求めるような問いかけは、自分にとって罠でしかないけれど。
それでも逃れられないし逃れるつもりも、余裕もなくて、ぽそぽそと小さな声をあなたに届ける。

男だから優しく抱かれずとも構わないし、酷くされてもヨガれるくらいには開発されきった身体だけど、その優しさが別の何かを刺激してるようにすら思えた。
(-158) 2022/09/29(Thu) 23:22:12

【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生

「……苦しい……って、あ、っ
 キミ、唾液程度では十分にはほぐれないだろう……」

いや、寧ろそれがいいのか。
男性の体は自然には濡れない上に、締まりの強い後ろの孔を使うしか無い。
慣れている身体であっても、唾液程度ではほぐすのだけは出来ても滑りは悪いし互いに痛みを伴うはずだ。

「っく、手も足も出せない……」

縛られているのだから当たり前の話。
自分のものを挿れろというのなら、それはそれでかまわないけれど、これでは腰を動かすのすら難しい。
不自由さもまた快感になってしまうのは、今の今まで弄られていたからわかるけれど、それでもこちらがタチということならあなたの身体にかかる負担の方を気にしてしまい、酔がすこし冷めた気がして目を顰めた。
(-191) 2022/09/30(Fri) 1:45:04

【秘】 経理課 富武 瑛 → 広報さん 牧野瀬 幸

そもそもトイレの個室はそんなに広くない。
あなたが着替えるのを待って体力を少しでも回復させて、それから緩慢な手付きでゆるゆると着替えを始める。
シャツのボタンを止めて、匂いと言われたらなんとなく気になって、自分の匂いを嗅いだ。

「……確かに、これはちょっと、早く流してしまわないといけないな……」

汗よりも、精液の匂いのほうが際立つとかよろしくないにも程がある。
シャツも風呂の後洗わないといけないなと考えながら、腰のだるさに耐えながら下まで履いていると頭の上から声がした。

「また……」
「そうだな、別に、構わない」

シラフの時に性行為に挑むことは、実は殆どない。
とはいえ、この男をその気にさせるのは簡単だということを、性癖を知ってしまったあなたならわかっていることだろう。
男は拒みなどすることはない。
自分の中にある性癖をきちんと知って、発散させながら生きているから。
それゆえ長続きする関係を保つことは正直難しいけれど、理解した上でまたと言ってくれるのなら。
きっと可能なのだろうと、そう考えている。

「ん、服は着た。……行こうか?」

立ち上がらせてくれ、とあなたに甘えて手を伸ばした。
(-192) 2022/09/30(Fri) 1:57:36

【秘】 経理課 富武 瑛 → 営業 榑林 由希子

「………………すみません、箍が外れました…………」

それは偏に媚薬のせい。
そして性癖のせいであるが、自分でも激しくしすぎたかもしれないと思って、あなたを抱きしめたまま耳元でうめいた。
まともに顔が見れないというのが正解かもしれない。

「いや、普段はもっと……いや……どうかな……」

普段から性癖を刺激されてしまうと直ぐに興奮してしまうので、普通よりは激しいのかもしれない。
そもそも普通がわからないのだがどう判断したら良いだろうか。
けれども聞こえてきた声は普通で咎める様子も全く無いから、おそるおそる身体を上げて、腕の下にいるあなたの顔をじっくりと見て、苦笑した。

「…………慣れているとは思っていましたが、余裕ですね?」
(-194) 2022/09/30(Fri) 2:04:39

【秘】 経理課 富武 瑛 → 経理課 望月 ロビン

目の熱さが、変わった。
こんな自分にでも少しは興奮してもらえるのかと、少しだけ嬉しくなって近づいてくる唇に合わせて目を閉じた。
触れるだけのキスでも気持ちがいいと感じたのは、いつぶりだろうか……?

「ん、ぅ……っは」

優しく入り込んできた舌に自分のものを絡めて応えると、段々と互いの体の熱も高まってきた気がする。
歯の根に舌が這うと、わかりやすく身体をびくりと跳ねさせてそこが気持ちのいいポイントなのだと示してしまう。
更に大きくなった心臓の音がうるさくて、性的な行為にこんなに緊張したことがあっただろうかと思うほどだ。
酸素がだんだんと足りなくなって、頭がぼうっとしてきた頃、ゆっくりと離れていく舌を追いかけて口から出た自分の舌にきらめく唾液の糸が出来て、ぷつりと切れて落ちていった。

「え……と。……っ、
 一人でするしかないときは……考えたこと……あります……。
 かちょ……、ロビン、さんだったら、優しくしてくれるんだろうな、とか……
 沢山、触れてくれ、るんだろうな……とか……」

急に名を呼ばれてびくりと震えた。
名前で呼ばれたのは、きっと初めて。
今だけの特別だ。
だから、合わせるように下の名前であなたを呼んで、恥ずかしそうにはにかんだ。
(-198) 2022/09/30(Fri) 2:27:18

【秘】 経理課 富武 瑛 → 開発部 忌部 永信

「ち………っふぁ、あっ、ああっ」

もういつでもイッてしまえる状態で、再確認でもするように状況を説明されて。
しかも直接的な表現までされてしまえば羞恥心はさらに大きくなった。
言葉にならない喘ぎを上げ、男根の気持ちが良い所を執拗に刺激されてしまえば、やだやだと頭を振って。
それでも開放されずに絶頂を向かえると、ついぞ我慢ができずにあなたの口の中へと精を吐き出してしまう。

「うそ…………ぃやだ、かちょお……吐い……吐いてください〜〜〜」

恥ずかしさと申し訳無さで泣きそうになりながら、絶頂を迎えたばかりで途切れ途切れの息を肩で吐いて、今度こそへなへなと部屋の入口でへたりこんでしまうだろう。

――まさか、こんなに抵抗感もなく咥えておいて初めてだとは思わないし、流石に気づかない。
(-199) 2022/09/30(Fri) 2:38:46

【秘】 経理課 富武 瑛 → 正社員 千堂 歩生

「……っ」

挿れるにしろ挿れられるにしろ、この状態で焦らされるのはつらい。
苦しげに眉間にシワを寄せながら、熱い吐息を漏らすとなにやら荷物から妙な形をしたものが出てきた。

エネマグラ。という名前だけは聞いたことがあるが馴染みはない。
それもそのはずだ、この男は突発的に性癖で興奮するため、大体において人がいることが多い。
人を相手することは多くとも、道具を挿れたりした経験は殆どないということだ。
直接的な形をしたディルドやバイブといったものなら分かり易いが、エネマグラとなると一体どのようにして使うのかすら理解が追いついていない。

「両方……って、まさか、それをこっちに挿れるつもりか……?」

何か嫌な形をしている。
こういうときの悪い予感というのは、得てして当たるものだった。
(-210) 2022/09/30(Fri) 7:38:26
 


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