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![]() | 【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード「スゲーだろ。冷凍しようかと思ったもんな。 や、冷凍もいいんだけど自分用のじゃスペースがさ」 流石にアジトの共用冷蔵庫の一角を借りる訳にもいくまいし。 「ああ、温めてこようか。キッチンなら今時間空いてるだろ」 きっとそれも共用の物があるだろうし、とキッチンの方角を指さす。 上の者が居たら流石に場所を譲るが、誰も居なければ使ってしまおうという魂胆だ。 どれ温める?と尋ねるようにパンを指した。 (-276) 2023/09/14(Thu) 20:09:18 |
![]() | 【人】 渡りに船 ロメオ>>142 ヴィンセンツィオ 「ああ〜……成程。ありがたいもんすね、口コミって奴だ。 話題になるくらいは美味いっても分かりますけど」 オレも最初はただの常連客だったすから、とこれは客目線の同意。 自分も最初は歩き回って焼きたてのパンの顔を覗き見ては選ぶ立場だったけれど、今はバイトとしてカウンターでじっとしている。 必要があれば棚にパンを足し、並び替え、会計をする。そのくらいだ。 「まあ。人の顔覚えんのは得意で」 「わざわざ客に覚えてんぞとまでは伝えないすけど。 来てくれる人の顔はまあ、大体。意識してるわけでもないすけど」 ──これは少し嘘だ。 街の人間の顔を覚えておいて損な事は無い。 人の暮らしの中に自然に寄り添うこういう店では色々な人が来る。 酒場や賭場には来ないような人間でも、こういう場所には来たりする。 マフィアとしてのちょっとした情報収集も兼ねてこの仕事をしている面はあるのだ。 そしてそれがどんな風に響くかは分からないのも、また事実だった。 「覚えておいたらサービスもできるしね」 「常連贔屓したりして。あんまよくないけど」 真っ当らしい理由はいくらでも言える。 表情も声音も相変わらず。 レジに金額が表示されれば、木製のカルトンをコン、と置いた。 #パン屋 (155) 2023/09/14(Thu) 20:35:09 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ「あ"あ〜〜〜〜これだよこれ。 やっぱ酒飲まねえで一日は終わんねえな」 酒とつまみを取り出す様子にはおう飲め飲めと返しつつ。 被った少女のうわべが台無しになるおっさん臭さを披露した。 「なあんだ、つまんねえ。」 人様の恋愛事情につまんねえとは横暴も良い所。 とはいえ酒が入っているのもあり素面より機嫌は良さそうだ。 「俺の方がねえだろ。もうすぐ三十路だし、 何より不定期に名前と見た目が変わる男とか嫌すぎねえ? 確かに素材は良いけどよ」 くつくつと笑いながらオイルサーディンを一切れつまみ、 片肘つきながらショットグラスを傾ける。 「俺ぁ今更足抜けする気もねえんだわ。 お前はまだできなかないだろうが…」 「ま、なけりゃ独身貴族同士仲良くしようなあロメオ君よ」 (-280) 2023/09/14(Thu) 20:44:52 |
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