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【人】 鳴海 海音海を見ていた…… やっぱり [ やっぱりなんて思うけれど 海は広いのだから。別の場所だってあり得た。 でも俺はあの後ろ姿は宵稚なんだ。 見間違いじゃなかったんだ。……そう思いたくて。 返事はこの後続くことはなく、 もう10分は眺めていられるな。 なんて何度も、何度も君のくれた言葉を 繰り返し読んでしまうんだ。 ] (78) 2022/08/16(Tue) 4:15:58 |
【秘】 鳴海 海音 → 闇崎 宵稚[ 乗せられなかった言葉に気がつくことはなく。 それでも数分後に再び来た続きに 君がその間悩んでいたことを察することになる。 ] なあ、この空白の時間 何を考えていたんだ? [ 何を迷っていたんだよ。 この時間が、 今の俺たちの距離のようで 勝手に落ち込む俺は身勝手だな。] (-28) 2022/08/16(Tue) 4:16:03 |
【人】 鳴海 海音[ 嬉しいんだ。君がこの村に居てくれて。 パン屋の向かい。 君の姿は見えたかな。 俺が来た時に見えなくても 俺は待つつもりだよ。 そして君の姿を見つけたら 笑顔で手を振るんだ。 ] (81) 2022/08/16(Tue) 4:16:47 |
【人】 鳴海 海音[ 本当は抱きつきたかった……けど 高校時代隣り合っていた距離より 一歩分、距離を置いて。 近付き過ぎて一歩下がられたらと 心のどこかで思ってしまってたんだ。 俺たちは高校最後の日から 時は止まっていて…… 少なくとも俺は、そうで。 一歩分、その距離が俺には 分厚い透明な壁があるようで 縮めることは出来ずに 君の様子を伺ってしまうんだ。 ]** (83) 2022/08/16(Tue) 4:17:22 |
【独】 鳴海 海音/* 馴れ馴れしいのか 遠慮してるのか その中間なのか、多分中間なのかな 馴れ馴れしくしたいけど 出来ない〜〜!みたいなの 宵稚さんが隙を見せたら遠慮なく行く気ではる。 だが宵稚さんはガードが堅そうだ (-29) 2022/08/16(Tue) 4:23:05 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音[高校三年の時。 その様を二人で眺めている時があったのなら。 いちど、一度だけ。 『帰りたくない』 と、言葉と共に涙したことがあっただろう。 その時に、お前には打ち明けられたのだ。家の話を。 今はなんとか叔父叔母の家に転がり込めていると。 打ち明けられたのが、思えば、救いだった。 なんともないとは、実際に思っていた。 大学はもう諦めていたけど、音楽関連の仕事につこうって、 そういう進路が定まる年だったし。 ちょっと自立が早まっただけだろうと感じていたから。] (-31) 2022/08/16(Tue) 6:51:08 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音 ……。ありがとう、海音。 …海音がいたからだよ。 俺が俺のままでいられたのは、さ。 [抱きついてくる海音を突き放す事なんかできなくて。 まるで自分の事みたいに悲痛な顔をしてるもんだから、 大丈夫だって、背中に手回して、 後ろ髪を手で梳いて撫ぜ、背中を優しく叩く。 そんなふうに思ってくれる友人がいるからこそ。 家の事情ひとつで挫ける程、俺は弱っていなかった。 それは本心だ。 この先も、それが続くって。思ってた。] (-32) 2022/08/16(Tue) 6:51:33 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音[ でも、俺はお前の本当の気持ちは、察せられなかった。 ] [ 親愛が、恋慕に変わる事は、無かった。 ] [ 無意識に、俺を好いてくれる人間が、 いつまでも『そう』だと、感じてしまえなくなったから。 ] (-33) 2022/08/16(Tue) 6:52:17 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音[硬直し、困惑していたように思われたのかもしれない。 でも、違うんだ。 初めて知った、アイツの音色。 思い返せば理解出来る位には、伝わった愛情。 その『音』に、聴き入ってしまっていた。 そのせい、 そのせいだ。そのせいだって、何度も後悔した ] (-34) 2022/08/16(Tue) 6:54:42 |
【秘】 闇崎 宵稚 → 鳴海 海音[ 心のどこかで、『やっぱり』と感じてしまった。 ] [ 俺を愛していると、伝えてくれる人間は、 いつもそうやって、突然消えてしまうんだ ] ** (-35) 2022/08/16(Tue) 6:56:51 |
【独】 鳴海 海音/* 卒業式に桜の木の下で告白してキスね ありがとう王道 その後二人は7年くらい会えてないんだけど← それがまたいいんだよね〜〜〜〜!!!! 思い出の中の二人はどうなの?そんなふうに映ってるの?! 最高です青春してる。 (-38) 2022/08/16(Tue) 9:34:28 |
【独】 鳴海 海音/* 最後の秘話!!!! すれ違いすぎて君達はよ会話しろってなりましたね(ニコッ でも素直に話せないの 見つめ合うと素直におしゃべりできないから…(TUNAMIかな 君たちに一番必要なのは会話です 7年間かー…… 宵稚くんは仕事に打ち込めてただろうし 海音は何やってたかな 死に場所探してたかな((不穏 (-39) 2022/08/16(Tue) 9:41:27 |
【人】 鳴海 海音― 回想 ― 欠けた、こわれた、閉じ込めた ……それでも [ 小学生の後半から宵稚の身長がぐんぐん伸びて 正直俺は焦ったね。 牛乳をこの頃から沢山飲んでさ 今では宵稚の身長には届かず悔しい、負けた。 成果が出たかどうかは未来の俺が知ってるさ。 俺の武器は跳躍だ。アグレッシブな動きは任せとけ! なんて時もあったな。 俺はツートップになれたって思ってるよ。 宵稚のパスは俺に収まるんだ。 俺だって 宵稚のパスを誰にも渡さない って強すぎる意志があったからね。 君が繋いだパスで俺が点を取る。 その瞬間がとっても気持ちいいんだ。 君がそのために努力してくれてるのを知ってるよ。 だって俺は君をずっと見ていたから。 壁打ちや筋トレだって俺も混ざったりしてさ 一緒に成長出来て嬉しかったよ。 これも幼馴染の特権ってやつだね。 ] (93) 2022/08/16(Tue) 18:28:32 |
【人】 鳴海 海音[ 宵稚は俺と一緒によくいるけれど。 俺が誰かといる時は入ってこなかった。 まあ、俺が宵稚を見つけると話を切り上げて 宵稚の方へ行ってたってのもあるけどな。 ああ、部長の話? そりゃあ俺ってば実力はあるし? 背もおそらく高い方だし? でも部長としてバスケ部を率いるより、 俺は宵稚と一緒にバスケをしたいだけだったから。 勝つことよりも一緒に楽しくできればよかったんだ。 だから断ったよ。 「二人で沢山点取るエースになりますから!」って宣言してさ。 ] [ 君は自分をモブだと思ってるの? 違うよ、全然違う。 君は俺の世界の中心。は大袈裟かな? 重い? それくらい大きな存在ってこと。 君がいるから 毎日が楽しくて。 君がいないと寂しくて。 探してしまうんだ。 君と触れた手が嬉しくて離し難かった。 そのことを今でも覚えている>>84 ] (94) 2022/08/16(Tue) 18:29:10 |
【人】 鳴海 海音[ 君の信頼や期待に応えようと>>85 いいとこ見せようとしたこともあったね。 でも失敗しても君は責めることはなかったね。 格好悪い俺も受け入れてくれているようで 俺を見ていてくれてるようで。 だから俺もけじめの為に『宵稚』って 呼び始めたんだ。 小中までの俺じゃないよ。 頼りになる君の親友だ。と。 それが俺の思惑とは別の意味で 君が受け取ったことに気がつかないまま>>85 ] ( 言いなりの人形じゃない。 君は君の意志で 俺のために動いてくれる。 そんな君が大切で、特別で いつしか俺の想いは 育っていってしまった。) (95) 2022/08/16(Tue) 18:29:25 |
【人】 鳴海 海音 [ 俺の掌に。 体の中に。 人の体の半分以上は水分なんだろ? きっと俺の水分は全部宵稚への想いになっていた。 少しずつ溜まっていって いつしか全部が想いに染まって。 それからは溢れるだけ。 体に収まりきらなくなったものは 溢れて体から出てしまうんだ。 俺はその栓の仕方を知らなかったんだ。 ] (97) 2022/08/16(Tue) 18:30:01 |
【人】 鳴海 海音ああ、音楽好きだよ 大声で歌うとスカッとするだろ? 確か小さい頃も……一緒に歌ったよな [ 小さい頃、大声で歌った記憶がある。 それはいつだったか、なんの歌だったか。 ただ”よいくん”はいたことは覚えていて。 だから一緒に歌ったと言う事実だけは 記憶に残ってるんだ。 だから彼が忘れていそうなら。 ] 小さい頃、だもんな。 きっとふとした時に思い出すかもよ 俺と一緒に歌った歌を思い出してくれよな (99) 2022/08/16(Tue) 18:31:57 |
【人】 鳴海 海音んーー、バスケは 俺がいなくても大丈夫だろ それに俺のバスケの相方は お前だけって決めてたんだ ってことで 軽音でもよろしくな! [ その時からか、いつからか 俺は自分がいなくても大丈夫なように 過ごしていた。 それはきっと深層心理な部分。 心にいつの間にかあった意識。 ”俺は鳴海の家の人間だから” その理由もおそらく今は残らない記憶の一つ。 それでも宵稚だけには この意識は適用されなかったみたいだ。 ] (100) 2022/08/16(Tue) 18:33:06 |
【人】 鳴海 海音[ 軽音同好会が 1日だけの軽音部になって 学園祭や体育祭、この際どんなイベントでもいい 晴れ舞台で演奏することも 俺は宵稚と一度は叶えてみたかった夢だ。 たとえそれが叶わなくとも目指してたってことは いい思い出になったんじゃないかな。 ] [ 音楽の傍らでバスケも趣味程度には続けていたさ。 ストリートバスケ。3on3。 村の子に教えたり、上級生とコートの奪い合いしたり。 宵稚だって続けていたことを知っていたから たまに呼び出したりしてな。 歌いながら音楽に合わせて バスケをしたこともあったな 音に合わせて動くこと、いつもより特別で 楽しかった覚えがある。 でも音楽やるものにとって指は大事だから 段々と、誘う回数も減っていった。 ] (101) 2022/08/16(Tue) 18:33:21 |
【人】 鳴海 海音[ いつも一緒だった俺達は、 毎年のお祭りだって一緒だった。 それが当然のように。 でもさ、いつか宵稚に彼女が出来たら…… その時は笑顔で男になった宵稚を 見送るつもりだったんだ。本当だよ本当 そんなことはあったかな、どうだろ 俺の場合は「バスケが恋人だから」とか 高校なら「音楽に嫉妬されたくないから」なんて 言ってただろうな。 女子達の宵稚を狙うあのギラついた目。 恋する瞳。俺はすぐ気がついた。 ……俺も同じ気持ちだったから。 ] (102) 2022/08/16(Tue) 18:33:53 |
【人】 鳴海 海音[ 村のお祭りにしては神妙で厳かなお祭りだった。 若者は賑やかなことが好きだからな。 退屈だと言うクラスメイトもいたか。 それでも俺はこの時だけ 聴ける音を毎年楽しみにしていた。 神事の雅楽と舞、 笙の音のアシストをする波の音。 海に揺蕩う灯籠を宵稚と静かに眺める海辺。 ] (103) 2022/08/16(Tue) 18:34:01 |
【秘】 鳴海 海音 → 闇崎 宵稚[ たった一度だけ見せた君の本音。 頬を伝う雫。 海に消えてしまいそうな宵稚を離したくなくて。 抱きしめたよ。力一杯に。 背中に回った手に 宵稚も同じ気持ちだと思ってしまった。 俺と離れたくないのだと。 でも君は強かった。 未来を見据えていた。 俺との違い。 俺の勘違い。 勘違いでも俺のこの想いは本物だったんだ。 ] (-45) 2022/08/16(Tue) 18:34:23 |
【秘】 鳴海 海音 → 闇崎 宵稚今日は、帰らない なんてのはどう? 二人でここで朝日を見よう [ 夜通し語り合ってさ、 二人で静かに海を見続けてもいい。 きっとこんな日はもうこないだろう。 そんな高校最後のお祭りだったらいいな。 ] (-46) 2022/08/16(Tue) 18:34:38 |
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