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【人】 祓魔師 ダンテ[ 彼の長い時間のいっときに自分が沿わせてもらえれば良いと思っていた。 だから、些細なことを一緒に楽しいと分かち合ってくれる、彼とならどこに行ってもきっと楽しいはず、そんな風に思えるのは彼自身の魅力なんだと。 自分との出会いで、彼が変わってくれた部分があった。そのことをいつ自分は知ることができるんだろう。 永久にわからないままなのかもしれない。 死ぬ間際まで、日記のようなメモを書いて、ヴィと何をしたとか、彼が何を話したとか、それで自分は何を思ったのか、語彙のある限りを彼と過ごした日々を表す言葉に費やすんだろう。*] (102) 2021/04/28(Wed) 4:45:29 |
【秘】 祓魔師 ダンテ → 宵闇 ヴェレス[ 休暇が終われば職場に戻り、いつもの仕事をする。一箇所に二週間ほど留まり、本国に結果を書面で報告し、また次の土地へと向かう。 合間に、趣味の詩文を原稿に書き、途中途中を職場のサークル仲間に送りつけて評価を言い合って慰めにしているんだろう。 仕事中のどうでもいいような散文詩はヴィにたまに添削してもらったりしているが、彼と一緒に旅をした思い出はこっそり完成させてからヴィにあげようと思っている。 完成はいつになるのかわからないままだが、一年やそこらで出来るかと思っている>>-390*] (-395) 2021/04/28(Wed) 4:46:29 |
【人】 祓魔師 ダンテんーなるほどたしかに [ 文具の方が嬉しいと言われれば納得してしまう。自分も多分そう言うものの方が嬉しいのは確かだ。両方贈れば良いのではと考えてしまうからだめだ。] いや、ヴェールは君が使って せっかく、次の旅行の時に持っていけば君の身が少しは楽になるかなって思ったのに …って、自然と次のことを考えてた [ 言い終わってから少し恥ずかしい。そんな理由もあるから自分が受け取るわけにはいかないと、気恥ずかしさを埋めるような言葉を続けて。] ほんとだ、何かの巢なのかな [ ヴィが波打ち際で足を濡らして、小石をなげている。本当にきてよかったと心から思えて、それから手を伸ばせばこちらに駆け寄り手を繋いでくれた。 穴ぼこを自分が足で掘ろうとしたり、 彼はそれを見て止めたのかただ見ていたのか。 何をしても、全部が楽しかった。] (103) 2021/04/28(Wed) 4:50:22 |
【人】 祓魔師 ダンテ明日は青い海が見られるね [ 自分もヴィと同じくすごく楽しみだった。 今はもう日が落ち海は藍色に濃く 自分の人並みの視力ではだんだん視界がおぼつかなくなる頃合いだった。 ランタンを借りようといったのも、自分のためであって、ヴィはたぶんこんな暗闇でももっと違う世界が見えるのかもしれない。*] (104) 2021/04/28(Wed) 4:50:52 |
【妖】 祓魔師 ダンテ[ あの時可愛いなんて言われて驚いたのだった>>$8何とも反応し難いのだなと思ってしまって、ヴィが自分の言葉にあまり反応しない理由がわかったような気もする。 そして今も、ダンテに何事もなくてよかったと安堵する様に自分が驚けば>>$9ヴィは人の気も知らないでと拗ねたような仕草をする。 この薄暗い場所でもかろうじて自分にも見えてよかった。] そうだよね [ 自分が彼を心配するのと同じく彼もそうしてくれたんだろう。なぜだか自分ばかりが捧げるような気がしていたが、きっと鏡のようなものだ。 彼が返してくれる色々を自分は気づけずにいることがたくさんある。] だめ? [ ヴィの返事は得られないままで、焦れたようにそれだけを返した。彼は笑うままだったろうか。 多分シュンとした犬みたいに一瞬振る舞い、その後は、手を取り目的通りに、食べ物を買いに行く。 彼は僕が好き、僕は君が好き。 ただそれがわかっていれば満たされるような気持ちがするのに、彼に触れたい触れて欲しいと思うのはなぜなんだろう。] ($10) 2021/04/28(Wed) 5:01:04 |
【秘】 祓魔師 ダンテ → 宵闇 ヴェレス[ 夜遅くに部屋に戻り、眠る時間。 自分が必ず先に寝てしまう。 いつでもそうだ、きっとさいごまで。 ヴィは明け方まで何をしているんだろう 目を瞑る自分に落とされた冷たい口づけには気づかないままかもしれない。 眠りの間も傍にいてほしい、起きていたなら口にできない願いを、眠気の最中に腕で彼を探すような仕草をして。**] (-396) 2021/04/28(Wed) 5:04:39 |
【秘】 宵闇 ヴェレス → 祓魔師 ダンテ[ 彷徨う手を取り指先に口吻て、そのまま夜の中青く光る波が打ち寄せる海を、そして曙に白々と輝く海を眺めていた。]** (-398) 2021/04/28(Wed) 5:15:41 |
【秘】 祓魔師 ダンテ → 宵闇 ヴェレス[ >>-398ヴィを探して彷徨った腕は受け止められて無意識にそれを掴もうとする。ひんやりとつめたく、与えられる口付けには気づかないまま。] (-425) 2021/04/28(Wed) 7:58:55 |
【妖】 祓魔師 ダンテおはよう [ 波の音で自然と目が覚めて、外はもう白みはじめていて、すぐそばにヴィの姿を見つけて寝ぼけて笑う。 ごそごそと彼に近づき擦り寄っておはようの口付けをと強請った。目が覚める限り自分はそうするんだろう。*] ($11) 2021/04/28(Wed) 7:59:35 |
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