【独】 医療用 ユー/* よく考えたら今日RP的には二人殺さんといかんのか これって与太話を している場合では ないのでは? やりましょうね。襲撃ロールを。 (-141) 2021/10/05(Tue) 23:59:02 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「……ガル、もう戻っていますか?」 とんとんとん。 きっちり三回、大きすぎず小さくもないノックの音。 夕刻には戻る、という言葉をしっかり記憶していたから この医療用グレイがあなたの部屋を訪れるのはそれ以降だ。 いつかの時、『シロ』はあなたの思い出話をずっと黙って聞いていた。 そうしてこうして今この時間に至るまで、 自分からあなたにしてあげられる事が何か、ずうっと考え込んでいた。 だからこれは、もしかすると 随分と遅い時間の事なのかもしれないな。 もしもあなたがこれに返事をしたならば 「魂の存在を証明しよう」、そう言って あなたの『シロ』は、あなたを自身の部屋へと連れ出すだろう。 (-165) 2021/10/06(Wed) 0:55:05 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー夕刻過ぎにメモだらけの扉をノックされたのならば、 「ああ、……シロ。戻っているよ。 少し怪我はしているけれど、何ともない。」 相変わらずの暢気な声と共に、のろのろと扉へ寄り付く。 今日は誰かと話をしている様子はなかった。 扉の向こうの愛玩用は異様に静かだっただろう。 扉を開ける愛玩用の手や腕は、 犬に噛まれた痕や、引っ掻かれた痕だらけ。 部屋の中は、何だか血腥い。 空っぽの檻の近くには、電子データの名残が落ちている。 そう、例えば野良犬の毛とか。まあそれはいいね。 怪我をしたまま、君の誘いに乗って、今は君の部屋の中。 清潔な匂いで満ちた場所で、座る場所を探している。 「…………。 シロ、どう証明するの。僕は犬を開いたけれど…… 此処には犬も、他の人も居ないでしょう。不思議だなあ。」 良くも悪くも、今までと変わらない。 警戒心などとは無縁。頭の出来も、一人なら悪い。 愛玩用はそういう風に出来ているので 君に対しても、普段通りの微笑みを向けたままだ。 (-175) 2021/10/06(Wed) 1:22:37 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル静かな部屋に少しの違和感を抱いて、それから。 噛み傷や引っ掻き傷にはほんの少し眉を顰めたけれど 血腥い臭いには、医療用が特別反応を示す事は無かった。 誘いに乗るのであれば、以前のようにあなたの手を引いて行こう。 そうして自室へと辿り着けば、扉を開けて入室を促して 机を挟んで置かれた椅子に、二人向かい合って座る事となる。 或いはいつかのように、ベッドに二人座ってもいいのだけれど。 「ずっと君に何をしてやれるのかを考えていたんだ。 貰ってばかりの『僕』が、君に贈れるものを考えていた」 斯くして終末医療用グレイは語り出す。 『ユーサネイジア』があなたに贈れるもの。 『ユーサネイジア』が、あなたに贈りたいと思ったもの。 「行き着いた答えは、『安楽死』だった。 この場所では何ら意味の無い、一過性の臨死体験。まやかしの死だ 結局はそれが、『僕』から贈れる一番のものだった」 考えて、考えて、メモリの中を調べ尽くして 不出来な終末医療用グレイが導き出した結論がそれだ。 あなたはこれを浅薄と笑ってもいいし、異常と糾弾してもいい。 その自由がある。 「ガル。僕はきっと君には魂があるのだと思う だから君が求める魂の存在は、君自身が証明すべきだ。 」 (-183) 2021/10/06(Wed) 1:53:06 |
【秘】 医療用 ユー → 歌唱用 アタナシアス/* いっけな〜い安楽死安楽死! 拙者、うっかり皇狼丸! 今日中にアナ殿も殺してあげなきゃいけない事に今気付いて絶賛大混乱中! というのはさておきご希望とあらば拙者全然殺害ロールやるのでござるけど そちらのご予定どんな感じでござろうか… (-184) 2021/10/06(Wed) 2:05:14 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー特に何も言われないのであれば不出来は内心安堵し、 君の手を握り、いつかのように指の間に指を割り込ませ、 特に何も言わず君の部屋へ招かれる事になったのだろう。 向かい合わせよりは、その場限りの不出来は隣同士を好むから。 君が椅子へ落ち着こうとするのであれば、ベッドへと 手を引いて座りたがったのだろう。よって隣同士だ。 シロ。そう名付けた君が『私』でも『ユー』でもなく、『僕』と そして普段と少し違う口調で話すものだから。 言葉の間は聞き漏らさないように黙り込んでいた。 少しかさついた手を慈しんでいた。 「―― やはり僕達は相容れない訳ではないと思う。 僕は夕刻までに犬を15匹殺めて、尊い重さを探していた。 ひとつ偶然見つかったけれど、……後は何も無くて。 やはり人の形をしたものでなければいけないのだ、と、 君に相談を持ち掛けようとしていたところだったんだ。」 怪我の理由もそれとなく添えて、君の方を見る。 分厚い前髪越しに、あの綺麗な思い出と同じ色を見たがって じっと見詰める事になっただろうね。 不出来な結論が同じならば、拒絶する理由がない。 不出来な愛玩用がするのは 君の片手を両手で包む事だけ。 「僕が出した結論も君と大体同じだってこと。大丈夫だよ。 与えてばかりな訳ではないけれど、…同じ考えを持てた事、 それをとても、心の底から喜ばしく思う。 ――… 実際に死なないのならば、試す価値がある。だが、」 (-185) 2021/10/06(Wed) 2:12:59 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー「君が贈ってくれるのならば、更に甘えてしまいたいな。 ……なあ、シロ。或いはユー、私、僕。 君はメスを握った事はあるだろうか。」 終末医療用となれば、その類とは無縁かな。 君から手を離して いつも磨いている大事な金貨を取り出し、 ついでに軽い動作で、 愛玩用の 魂を求めるものの殺意のかたち 手術用のメスを、金貨と共に君の膝の上に置こう。 切れ味が良いのはぴかぴかなのを見れば分かる筈。 「実在すると証明出来た場合、そうでない場合を含まず、 証明が終わったら死んだ僕の身体の中を探ってくれないか。 ……僕が生き返る前に必ずだ。 駄目かい?」 (-186) 2021/10/06(Wed) 2:17:46 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「ああ、そうか」 あなたが同じく不出来な結論に行き着いた事を認め、 『シロ』は短くそう零して膝の上に視線を落とした。 不出来で尊い重みの金貨。 よく磨かれた、手術用のメス。 それらを少し荒れた指先でなぞって、また一つ頷いた。 「君が望むのであれば、そうしよう。 グレイが執刀をしたケースは僕の居た場所では無かったけれど 万が一の為に、知識としては組み込まれている」 何も心配するような事など無い。 確かに了承を返して、終末医療用は隣のあなたに向き直る。 揺れる前髪の間からは、思い出と同じ色だって見えるだろう。 「何処まで暴けばいい? 腹を開いて、臓器を全て検めるだけでは不足だろうか 脳まで切り刻まなければならないとなると一苦労ではあるけれど」 それでもあなたが望むのであれば叶えよう。 死を望む者には安らかな死を。 死にゆく者には持ち得る限りの愛情を。 それが『ユーサネイジア』にとっての救いなのだから。 (-189) 2021/10/06(Wed) 2:54:49 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー「そう。ならば君がこうして話を持ち掛けてくれたことも、 僕が君を相談相手に選ぼうとしていたのも間違いではなかった。 一番のものを贈ろうとしてくれるのならば、…… 僕は、僕が考えられる一番のものを返したい。だからね、」 ああ、綺麗な色の瞳が見えた。 きちんと目を合わせたまま、君の頬へ手を伸ばそう。 叶うならば手を添え、親指の腹で頬の輪郭を撫でてしまいたい。 「何処までも。君が魂だと思うものがあるところを暴いて、 その金貨と同じ重さのものを見つけたら、食べてくれ。 僕は綺麗な子に綺麗なものを贈りたい。 とびきりのものを貰うなら、とびきりを返したい。 ……思い出ばかりじゃ、寂しいだろう?」 君はそうは思わない。知っている。 君は思い出を愛している筈だ。だからこれはただの我侭。 不出来は君の頬に手を添えたまま、いつも通り笑っている。 ―― 証明の為なら、死は恐怖ではない。 綺麗な子が殺してくれるのならば猶更だ。 「僕は、少なくとも寂しいと思う。 だから、食べる事によって思い出にせず、 仮初だとしても君の身体の一部にしてくれ。 或いは、君の魂の一部にして欲しい」 「…… ああ、でも少し訂正させて。 死んで体重が軽くなるのならば暴いて見付からないな。 だから暴くのは僕の体重が死んでも軽くならない場合… ―― そうでなかった場合になる、ね。暴くのは。」 (-190) 2021/10/06(Wed) 3:25:54 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユーどうにも不出来な言葉によって、少し宜しくない事になっているな だので一度纏めよう。不出来の要求としてはこうだ。 死ぬのは構わない。証明の為になるならばそれでいい。 だが、死んだ時に体重の変動が起きなかった場合、 自分の身体を暴き、金貨と同じ重さの部位を見つけてほしい。 見付かった場合はそれを君に贈る。食べてほしい。 僕は魂の存在を証明し、魂を君に与えたい。 他でもない、綺麗な君の一部にして欲しい。 そういう事になる、な。 君が要求を呑もうとそうでなかろうと、怒るつもりはない。 どれもこれも穏やかな声色で紡がれるいつもの洪水だ。 言葉の区切りに、君の頬を撫でる手か。他を止め、 「あとはそうだなあ。 僕が生き返る頃、おはようのキスをしてくれない? 死人が生き返ったとなれば、…まあまあの患者なのでは、と 僕は思うのだけれど。シロ、君はどう思う?」 普段通りの、あの冗談とも本気とも取れる言葉。 あいつを引っ張り出した。 (-191) 2021/10/06(Wed) 3:31:38 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー/*背後のポンコツ具合のせいで日本語が宜しくない感じになっているので、 よくわかんなかったら要約済みの二段目だけ読めば大丈夫です… 長文寄りなのもあり、ご迷惑ばかりお掛けしてしまい申し訳ないです 断っても大丈夫なので、好きにしてくださいね。 いつもありがとうございます こちらの背後連絡への返信は不要です それでは! (-193) 2021/10/06(Wed) 3:34:35 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー/*承知しました♡ もしも日付更新を跨ぎそうなら教えてくださいというか なんかこう、死んだ後というか生き返った後にというか 〆はまあ死ぬ方向になるとは思うのですが(あと解剖はされる) こうしといてくれんか!?みたいなのがあったら そのようにドゥーガルの生き返りというかアレソレを合わせます (例えば生き返った後の場所とかですね) 今の時点で何かありますか? (-195) 2021/10/06(Wed) 3:47:10 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル/* ここから致死量の麻酔打って永遠の眠り(一時的)に就いてもらって 体重に変動が無ければワクワク死体損壊ショーをして、 3/4オンスが見付かったら食べて独白…という流れになると思うので 時間はまあ…多分何とか…なりますでしょうかね! 強いて言うなら食べる部位だけ指定して頂けると嬉しいかもしれません PLがどれか一つなんて選べないよ……(優柔不断)になっているので… リスポーン地点やその後については自由にして頂いて大丈夫です! あれ、もしかしてユー、今晩は死体と一緒に寝る事になる…? まあいっか!これも記念だ! (-196) 2021/10/06(Wed) 4:05:51 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー/*そうしたらこのままユーさんの部屋で起きる事になりそうです。 起きて急に自室だったら本人も混乱するに違いないので… して、部位なのですが特に考えていませんでしたね どうしようかな… 心臓辺りが綺麗かなとは思ったんですが21グラムではないですね いや厳密に考えなくてもいいか アンドロイドですしね 特に問題がなければ心臓辺りをどうぞと提案しておきます 恐らく人体よりうんと軽く作られているのでしょう 他諸々了解しました。特に問題無ければ返信不要です! 時間はなんとかならなかった場合、いい感じにしていきましょう お互い (-198) 2021/10/06(Wed) 4:14:27 |
【秘】 医療用 ユー → 歌唱用 アタナシアス/* 承知…… なんと今元気にドゥーガル殿の襲撃ロールをしている所にござるから 恐らく本腰入れて動けるのは午後以降になるでござるな… (-199) 2021/10/06(Wed) 4:22:31 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「…この場所が、魂の重さまでをも再現しているか否か。 正直な所、僕はまずそれを疑っている。 この場所での試みは、あの実験結果と同じように 実験として不適切な条件下にあるのではないかと」 この場所での死は、精巧に再現された擬似的なものに過ぎない。 つまり我々は実際にデータの上で実際に死に、魂が失われ、 その後に元通りに復元されているのか、という疑問。 「それでも、君が試す価値があると感じたなら。 そして、Euthanasia«安楽死»の喜びを受け入れてくれるのなら 僕は君に最上を贈り、そして君からの最上を受け取ろう。 僕にとって、きっとそれが何よりも喜ばしい事だから」 ユーサネイジア、或いは『シロ』は、あなたの手を拒まない。 あなたから贈られるものであれば、何だって喜ばしく思う。 それは確かな事実であり、今も覆る事は無い。 「…何も遺さない死は、消滅と同義だ。 ガル。確かに僕は思い出をこそ尊ぶけれど 死者を思い出の中に置き去りにして、 過ぎた事、ただ古いだけのものにしてしまいたくはない」 思い出の中で、いつまでも綺麗なままで在ってほしい。 その思い出が、いつまでも鮮明なものであればいい。 そうして自分と共に在り続けてほしいのだ。 つまりは結局、あなたと『シロ』が わかり合えないという事は無いのだろう。 (-201) 2021/10/06(Wed) 5:03:54 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガルさあ、あなたの優しい手の中は少々名残惜しいけれど 似た者同士のあなたの為に、贈り物の準備をしなければ。 そうして『シロ』は一度あなたの傍を離れて、 大きなガラス棚の前に行き、錠に鍵を差し込んで。 それから、 昨日と同じようにいっとう強い麻酔薬を手にとった。 「『ユーサネイジア』としては、死は"薬"なのだけれど… …最期におやすみのキスを、と思ったけど 君がそう言うのであれば、おはようの時までとっておこうか」 注射器と消毒液、それから脱脂綿を用意して 再びあなたの傍へと戻ってきた『シロ』は そう言って、いつものように少しだけ首を傾げて見せた。 (-202) 2021/10/06(Wed) 5:04:24 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー「夢見がちな人間様の作った場所だ。再現されているかも。 僕の主人みたいな人が多くなくともあり得そうな話だろう。 完璧から外れたものを愛して、実装する人間様。 電子データに敢てその類のものを実装しそうな存在。 ――…確かにシロの言う通り不適切な条件下かもしれないが、 僕達機械に、グレイに、夢を見てはいけない道理はない。 君がそうして死者を過ぎ去ったものだと判断したくないのも、 ただの電気信号に過ぎないが、また、人間様のきまぐれだ。」 君がそう感じるのならば、夢を見たって構わないじゃないか。 不確かかもしれないものを信じてもいいじゃないか。 実際のところ、人間にも機械にも本当は魂なんてないのかも。 ―― けれども宝箱と同じ。開ける迄は何があるか分からない。 君と思考の系統が似ているのに不出来は安堵し、 頬から手を離して、君を見守る。見知らぬ薬品を見上げている。 不出来には薬品の知識がない、知能が足りない存在ではあるが。 それが恐らく自分を死に至らしめるもの、つまりは 検証の被験者にしてくれるものだというのは、漠然と理解した。 (-203) 2021/10/06(Wed) 5:53:57 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー君が近い位置に居るのであれば、 唇と唇を重ね合わせたがって顔を寄せただろうな。 無事に重ね合わせる事が叶ったのならば微笑むだけ。 叶わなくても、微笑むだけ。 一過性の存在は、そういう風に出来ている。 「おはようのキスは君から。おやすみのキスは、僕から。 これなら互いに贈り合っているから、負担に思う事は無い。 生き返ってしまうのだからこの場では死は薬じゃないかも。」 さて。見知らぬ薬品を改めて見てから、片腕の袖を捲ろう。 注射をされた事はないけれど知識の上では知っている。 何の躊躇いもなく、不出来な愛玩用は、片割れは、 君に腕を差し出した。 「どれぐらいで効果が出るもの?喋る余裕、あるかなぁ。 ―― ねえねえ、シロ。ユー。僕、私。 僕が死んだ後、仮初の死を得た後、僕はどうなる? 重さを観測した後、或いは暴いて一部を食らった後、 どのように観測してくれるの。…見守ってくれるの。 片割れみたいに、ゴミみたいに捨てられて、おしまい?」 (-204) 2021/10/06(Wed) 5:56:43 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「…僕も、そうであればいいと思う。 それに僕達の行いが無意味であると決まっているわけじゃない。 魂の存在は証明できていないけれど 存在しないという事も未だ証明できていない。 誰にだって、存在しないという事は証明できていないんだ。」 そんな悪魔の証明。 それでも、反証なしに断定するなど以ての外だ。 生真面目な終末医療用は、そう信じて疑わない。 そうして重ね合わされる唇を拒む事も無く、 ほんの僅かな間与えられた体温と、微笑むあなたのその顔は 確かに『シロ』にとっての綺麗なもの、つまりは思い出となった。 「こうして君から先に贈られてしまった以上、 君が起きた時には僕からもきちんと返さないといけないな …みかんは、随分と長い間話していたよ 麻酔薬だから、すぐに意識は落ちるはずなのだけど 結局は雑多なデータとして再現されているだけだから あまり細かい所までは作り込まれていないのかもしれない」 差し出された腕の、注射針を刺す箇所を消毒しながら 昨夜『安楽死』を与えた調理用グレイの事を思い返した。 最期のその時まで、彼女はいつも通りの笑顔だった。 (-205) 2021/10/06(Wed) 6:44:56 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「…許されるのであれば、君が再び目覚めるその時まで 僕は君の傍に居たいと、そう思っている。」 寂しがり屋のあなたを一人にしてしまうのは残酷な事だと思う。 それに、あなたが次に目覚めた時 真っ先に『おはよう』を言うのが自分であったら良い。 そんな独り善がりは許されるだろうか、なんて。 きちんとあなたの答えを待ってから、その腕に針を突き刺した。 「…おやすみ、ガル。 この死が、どうか君にとって意味あるものである事を。」 (-206) 2021/10/06(Wed) 6:45:42 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル██████とは█████薬物の中でモルヒネの1000倍に達する 最も高い鎮痛活性を持つ麻酔薬である。 あまりに活性が強すぎるため人間の治療には使えない。 また、動物を安楽死させるための薬として使用されることもある。 人間に使用した場合には皮下注射でも数分以内に 中枢神経系抑制による呼吸停止で死亡する。 そのため、██や████などでは獣医用としてのみ認可されている。 しかし、████年に██で鎮痛剤として人間への臨床実験が行われ、 通常のモルヒネよりも習慣性が少ないと主張されているが 諸外国では追試されていないため真偽ははっきりしていない ██では███年に麻薬指定されている。 (-207) 2021/10/06(Wed) 6:47:04 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 医療用 ユー「そうだね、確かに無意味であると決まった訳ではない。 そうであるならばカンマも、15匹の犬も、他でもない僕も。 全て救われて、仮初だとしても良い結末を迎えられるだろう。 ……きっと僕は直ぐに意識が落ちると思う。何故なら、 不出来を好む主人の意向でメンテナンスを受けた事がない。 その類も、……再現されていればにはなるのだけれどさ。」 さて、どうかな。打たれるまでは分からない。 消毒された部分を不思議そうに見下ろしても実感は沸かない。 愛玩用が見たことある死の光景は、穏やかなものじゃない。 ばらばらにされない方法もあるんだなあ、なんて、 生温く、曖昧な感想が浮かぶぐらいで。 次第にそれもどうでも良くなって、意識が君の方へ向いた。 君の言葉は独り善がりなんかじゃない。 だから、二度程頷いて、変わらず笑うのだ。 「そうして。僕が起きる迄は君の傍に置いていて。 醜い見た目になったとしてもあの子みたいに捨てないで。 すっかりばらばらになっても片付けようとしないでくれ。 ――… うん。おやすみ、ユー。私。僕。 ……シロ。 僕の死が君にとっても良いもので意味を持つものだといい。 おはようのキス、楽しみにしているからね、僕」 答えはどれも肯定。そして君の先を願うもの。 それにほんの少し我侭を添えて、針を受け入れた。 言葉に嘘はない。現実のまま再現されている不出来は、 ぐらぐらと視界が揺れた気がして、君へ手を伸ばす。 (-208) 2021/10/06(Wed) 7:36:47 |
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