人狼物語 三日月国


167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】

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視点:


【独】 冷たい炸薬 ストレガ

/* もうめちゃくちゃだよ
投薬先どうすんのこれ〜〜〜うわ〜〜〜たすけて〜〜〜

さておき、投票対象を先に見ましょう(ぐったり)
<<ソニー>>who
(-3) 2022/08/20(Sat) 21:07:29

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 永遠の夢見人 ロッシ

/*
ciao!もうめちゃくちゃや
投票先のお知らせ。
今回の投票先は……アルバファミリーは【ソニー】!
と言う事でよろしくおねがいします。
(-8) 2022/08/20(Sat) 21:08:28

【秘】 永遠の夢見人 ロッシ → 冷たい炸薬 ストレガ

/*
そう〜〜〜本当めちゃくちゃなんですよ。
今日生きている人生きて終わってよくない? そうはならない。どうして世界。

閑話休題。報告ありがとうございます、確認しました!
投票先そのままで日付変更をお待ちくださいませ〜Ciao!
(-26) 2022/08/20(Sat) 21:29:55

【独】 冷たい炸薬 ストレガ

/*
イヤッ いや〜〜〜〜〜〜待ってくれ
マジでどうすればいい?抱え落ちはすべきではないので
誰かを蘇生したいが イヤッ おかしいッ
何故こんなド重い選択を?ストレガァッ

冷静に考えて、ストレガの立場的にまあ蘇生投薬するなら
ノッテファミリーの誰か、になるんですよね
となると現状一番可能性が高いのはリカルドさんなんですね
ただですね、これ6日目の生死がね 怖すぎてですね
助けて・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(-27) 2022/08/20(Sat) 21:31:28

【独】 冷たい炸薬 ストレガ

/*
だってもうこれツィオさんがもうもうももももも
リカルドさんを蘇生させてツィオさん死んだらもうもうもうもう
ラウラちゃん蘇生させてもうもうもうもうもうもうもうもう
それはそれとしてレヴィアちゃんも死んだらもうもうもうもう
サンマがサンマがサンマが!!!!!アア!!!!!!
サンマが空から降ってくる!!!助けて助けて!!!!
イヤッ……マジでどうしよう こんな独り言使ったの初めて

自、自爆してえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ……
(-41) 2022/08/20(Sat) 21:48:02

【神】 冷たい炸薬 ストレガ

【ノッテアジト】

「……流石に嫌ンなってきたんだけど」

がらんとした会議室。昨日からさらに人は減った。
こういう場を取り仕切る、硬い男の姿も見えない。
となれば、置きっぱなしの資料に手を伸ばすのも億劫になる。

「あっちとこっちで合わせてここまで何人消されたのさ。
 いい加減下も抑えが効かない、上からの指示は中身がない、
 指示出し出来る頼りの幹部殿と右腕はこの場に姿がない」

ばりり、髪を掻きむしる。赤毛が幾本か零れ落ちた。

「この状況、自衛ったって限界があるよ。
 アルバに手ぇ出すなってのは、いいとしてもさ……」

そろそろ、尻尾のひとつでもつかめないものか。
爆ぜる先がなければ、炸薬も銃もナイフも意味がない。
燻るだけでは、冷えて固まるほかにない。

愚痴のひとつも零れて落ちる、そういう状況だ。
長い溜息、テーブルに突っ伏すように頭を抱えた。
(G1) 2022/08/20(Sat) 22:05:23
ストレガは、どうなってんだよこの状況は……と目頭を押さえた。
(a4) 2022/08/20(Sat) 22:38:29

ストレガは、帰ろうとするレヴィアに口笛と指招きをしつつ、情報を聞く。
(a10) 2022/08/21(Sun) 1:21:38

ストレガは、大きなため息をひとつ。「了解」と言って席を立った。
(a13) 2022/08/21(Sun) 12:08:40

ストレガは、時計塔の中でぼんやりと過ごしている。
(a20) 2022/08/21(Sun) 23:04:18

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ

こつ、こつ。
パンプスが地面を叩く音。
人気のない廃墟の時計塔には、
人の音が良く響く。
ゆったり、ゆったりとした歩幅で。
やがて音は、その部屋の前で止まった。

「インターホンがない家には、勝手に入ってもいいのかしら。」

開かずの扉の前で、声をあげる。
(-185) 2022/08/21(Sun) 23:17:03

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア

丁度、階下の工房に降りてきた所に足音と声。
片眉をうん?と上げて、知っている者だけが
知っている入口から声が飛ぶ。

「入り方を知ってる奴ならご勝手に。
 今んとこあたいとあんたと、たまに野良猫くらいだよ」

ごつごつ、ブーツが階段を昇っていく音。
来客用の茶でも取りに行ったのだろう。
つまりは、あなたの発言を肯定したようだった。
(-186) 2022/08/21(Sun) 23:34:04

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ

「少しはお友達でも作ったらどうかしら。」

随分と狭い交流ね、と言いながら。
箱をコン、と蹴ってずらして、穴を通る。
前来た時とそう変わってはいない部屋だろうか。

「暗殺屋を簡単に部屋に入れるべきではないわね。」

いつかに言った同じ様な事を、また口にする。
それが一つのあいさつ代わりだった。

そうして、女は以前とは違い。
少しだけ首を回して、部屋の中を眺める。
(-187) 2022/08/21(Sun) 23:40:19

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア

「あんたにだけは言われないと思ってた台詞をどうも」

丁度穴をくぐり抜けた辺りで呆れたような声が
少し遠く、上階から降ってくる。
くぐった先は殆ど変わりない。強いて言うなら、
作業机から買い付けたデスクランプが消えていたくらい。

「爆破工作する奴の部屋にほいほいと
 踏み込むようなのもどうかと思うけどね」

挨拶なんて通じればそれでいい、これはそういうものだった。
眺めまわしても、やはり前回とほとんど変わりない。
分解されたライフルの部品の代わりに、
作業机の上に銀色のペンのようなものが置いてあるだけ。

暗殺屋の観察眼なら、何かを引きずった跡が
金属のらせん階段に続いているのがわかるだろう。
階段もまた、ところどころへこんでいるのを見るに、
余程重い物を上階へ持ち込んだようだった。

その辺りで、ペットボトルを2本手にして
ストレガが降りてくる。ん、と差し出したのは
アールグレイティー。良く冷えた、どこにでもある市販品だ。
(-191) 2022/08/21(Sun) 23:54:33

【秘】 永遠の夢見人 ロッシ → 冷たい炸薬 ストレガ

/*
御機嫌よう鋼鉄ナマコブレード様、運営です〜〜!
匿名フォームで募集した結果を報告に参上しました。
・ラウラ  
・ラウラ
・アベラルド
・サルヴァトーレ
以上の四件です また、蘇生薬の希望者がいる場合は取り下げてほしいとのことで除外しましたが、ヴィオレッタへの毒薬使用の希望が一件あったことも報告だけしておきますね。

いやしかし苦しいね魔女様……喉元過ぎれば熱さ忘れるとは言うけどこれ過ぎても苦しいでしょ。心を強く持ったり持たなかったりしてね。持てなかったらまた匿名箱に駆け込んだり、ここで呻いたりしていいよ。そんなところかな、ちゃおちゃお〜〜!
(-203) 2022/08/22(Mon) 1:18:11

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ

返事はせず。
そのまま部屋を見ては、何箇所かに目を止める。
机の上と、階段と。

降りてきた貴女を一瞥して、今日は投げ渡さないのね、と
差し出されたそれを、シルクグローブの手で受け取る。
指先がひやりと冷たくなる。

「準備がいいのね。」

別にアールグレイが好きなわけでもないだろうに、
来客用に買ってあるのだろうか。
訪れる人もいないのに。

「ランプとライフルは飽きたのかしら。」

ちらり、と机の上に視線を戻して、言葉にする。
あの子は解体されて部品の一つにでもなったのだろうか。
それと。

「階段の上で象でも買っているの?」

視線は階段の方へ。
問いかけながら、キャップをかちりと回して
飲料に口をつけた。
(-218) 2022/08/22(Mon) 6:51:08

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 永遠の夢見人 ロッシ

/*
ウニャアアアアアア(あばれる)ありがとうございます……
おお、皆……ヴィオレッタちゃん……になりましたが、
気を強く持ちながらやっていきます。
では、投票で上がった3名+私の迷っていた2名
(ラウラちゃん込み3名)でダイスを振りましょう……

1ラウラ
2リカルド
3ヴェネリオ
4アベラルド
5サルヴァトーレ

ということで……なお蘇生打診してヤ!ていわれたら
再振りとかで……どうでしょうね……(?)
まあ、ひとまず賽を投げましょうか!

(2)1d5


(-229) 2022/08/22(Mon) 10:59:54

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 永遠の夢見人 ロッシ

/*

運は平等足り得ますかね
と言う事で投薬対象はリカルド君です

蘇生お断り!になったら再振りと言う方向で……
打診はこっちでやってしまって大丈夫ですかしら!?
(-230) 2022/08/22(Mon) 11:03:57

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア

「あんたが飲みたいって言ったんでしょうが」

どうも聞く限り来客用らしい。訪れる人もいないのに。
自分の手には相変わらずコーヒーのボトル。

「ライフルは部品と弾になった」

ぱき、ボトルの封を切って口をつける。

「象飼ってたら今頃床が抜けてるだろ」

視線を追って、階段の傷が目に入る。
ああ、と言って頭を掻いて、まあいいかと口にした。

「耐爆金庫を買ったのさ。無駄に重くて苦労した。
 右に30、左に16、んで右に48。
 それで開く。ランプはそん中だよ。
 まああとついでに色々、通帳だの予備の工具だの、
 そういうのも入れてある」

設置だけで随分かかった、おかげで寝不足。
そんな風に言いながらコーヒーをまた啜った。
(-231) 2022/08/22(Mon) 11:13:59

【秘】 永遠の夢見人 ロッシ → 冷たい炸薬 ストレガ

/*
うわ暴れよる。よしよし……( ´▽`)ノシ

はいな、打診等々は鋼鉄ナマコブレード様側でお願いします。断られたら再振りも把握しました。
それと処刑先がストレガでないことが確定しましたことをお知らせしますね。お前は薬を投与できる。様々を応援およびお祈りしていますね。

(-232) 2022/08/22(Mon) 11:16:59

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 永遠の夢見人 ロッシ

/*
^〜〜〜(ぐにゃぐにゃになる)

ではぐにゃぐにゃになったまま
リカルドくんに打診をしますわ〜
お断りしたら再振りも添えて……
ウオオオ〜(走り去っていく)
(-234) 2022/08/22(Mon) 11:24:15

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 名もなき医者 リカルド

/*

ごきげんよう。匿名魔女でございます。
候補者5名からダイスによって
リカルドくんが選ばれましたので蘇生の打診でございます。

同ファミリーゆえ、諸々の都合はつきますが、
いや!状況的にもう絶対死んだねこれは!!
故に蘇生はお断りします!という場合は
リカルドくんを除いた4名で再度のダイス振りが行われます。

と言う感じですが、いかがでしょうか。
(-235) 2022/08/22(Mon) 11:32:17

【秘】 名もなき医者 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ

/*
連絡ありがとうございます。
匿名魔女、あなただったのか……。
蘇生の件、殺害キャラのPLにも確認とったところ問題ないとのことでしたので、蘇生お受けいたします。
吊りさえなければ蘇生出来るはずですので、その場合は力及ばずだった事にするとして、救出などしていただければと思います。

こちらはクラブのVIPルームにて、薬を使用され、ヤられ、発砲されるという散々なことになっておりますが、発見が早かったり運が良ければ助かることもあるのではないかという感じです。
どうぞよろしくお願いします。
(-249) 2022/08/22(Mon) 12:55:43

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ

「あら、私の為に用意していたの。」
「馬鹿ね。」

来るかもわからない相手をもてなす準備をするなんて。
お人好しなのね、なんて視線をボトルに落とし。
喉に通るハーブの味。嫌いじゃない。

貴女の返事には、相変わらず、そう、と素っ気なく返し。
興味などまるで無さそうな色と温度を、
声と瞳に湛えながら。

「自分のものはすべて消し去りたいのではなかったのかしら。」
「開け方なんて教えられても、興味がないわ。」

夕闇が再び貴女の方へと向けられる。
そんなに遺しておきたいのか、と問うように。

「別に今寝てくれても構わないわ。」

お構いなく、なんて最期の言葉には返して。
(-269) 2022/08/22(Mon) 17:04:24

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 名もなき医者 リカルド

/*

はい、ストレガ(魔女)でした……。
かしこまりました。
では投薬先はリカルドくんに確定します。

救出に関しては〜……クラブに行くような
人とは思えないのに行ったという事で
部下達から報告されて、調査に人を送ったら
ウワアアアエッチスゴイヤバイと言う感じで如何でしょうか。

ストレガ自体が関与してた方がいい、という場合は
暇だし見に行くかくらいで行ったら見つけちゃった、
これ情報出したらまた殺されかねんから
助けるだけ助けて情報は秘匿しとこ……
という感じ……かな?

それで良ければ部下から一報あった辺りから……
始めたり……します?(時計を見ながら)
(-277) 2022/08/22(Mon) 18:29:34

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 永遠の夢見人 ロッシ

/*

蘇生許可下りましたので、
投薬先をリカルドくんに確定致します。
ひとまず、ご一報まで〜
(-278) 2022/08/22(Mon) 18:30:43

【独】 冷たい炸薬 ストレガ

/*

最期!?!?!?!?!?

レヴィアちゃんに殺されますか?!?!?!?!?!
今から!!??!?!?!
リカルドくん蘇生させて死って……コト!!?!??!

楽しすぎ いや単なる誤字かもしれんけど
楽しすぎる
(-279) 2022/08/22(Mon) 18:36:48

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア

「言ったろ、来るなら野良猫かあんただ。
 用意ってのは事前に諸々しておくんだよ、
 不発でも別に構いやしないんだ」

ふん、と得意げに鼻を鳴らして、
聞いといてそれかいという顔を返す。

「金なんてのは使える奴が使えばいいんだよ。
 ランプは買って日が浅い、
 一緒に吹き飛ぶには勿体ない奴だから入れてある。
 暫くなんもなきゃ出して使うさ」

興味がなきゃ捨てときゃいい、
どうせ誰かが拾ってこじ開けるだろうし。
また、夕闇と海が交わる。

「は。『暗殺屋の前で寝るなんて。馬鹿ね。』
 って言われそうだからやめとくよ」

似てもいない口真似をして、肩を竦める。
作業机に腰かけて、銀色を指先で回した。

「それで、ご用件は?銃の調整か?
 暇つぶし?じゃなきゃ――依頼でも受けた?」

最後のひとつなら、どうしたって死にそうなものだが。
これは冗談のつもりか、ほんのり笑っていた。
(-280) 2022/08/22(Mon) 18:43:51

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ

不満げなような呆れたような顔にも意を介さず。
女はいつも通りにすまし顔で、茶を飲み下す。
二回以上会話のラリーが続けば上々、そんな女だ。

「道具なんて、持ち主と一緒に朽ちられるなら幸せなものよ。」
「捨て場所を見つけるのも大変なの。」

だから拾わないのか、拾ってどこにも捨てないのか。
そんなのは、その時にならねば分からないし、
その時貴女はもういない。一生分かることはない。

「そう、残念ね。」

回されるペンを見る。
遺書でも書いたのかしら、なんて他愛もない話。

「今日は貴女じゃないの。」

うっすら笑う顔に向けられるのは、どこまでも変わらない顔。
これから貴女じゃない誰かを殺しに行く、無機質な顔。

「使えそうなものに目星をつけに来ただけよ。」

いつかの日、ここの主がいなくなった日。
使えそうなものだけ引き取ると言った、それを。
履行するための準備をしに来たのだと。
女は、『私の事を知らない奴』に含まれているだろうか。
(-284) 2022/08/22(Mon) 19:21:38

【秘】 名もなき医者 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ

/*
確定承知しました、ありがとうございます。
蘇生して蘇生されなんか楽しくなっちゃったな……。

救出に関してはどちらでも構いません。
どちらの場合においても、実際の蘇生(手当)は病院に託すことになりますか?

開始はいつでも構いません。
今夜は寝ませんよ……(殺害されるロール並行しながら……)
(-285) 2022/08/22(Mon) 19:39:12

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア

そのラリーすらこれが相手じゃ余計に鋭い切れ味で、
やはり傍から見ればラリーにすらなっていないのかもしれない。
それでも、ストレガはそれを楽しんでいた。

「そんなもんか。あたいはそれでも、道具には
 大事にして貰える主人が別にいて欲しいもんだけど」
「ま、そういう奴に限って捨てられずに後生大事にするのさ」

あくびをひとつ、目を擦り。

「くぁ……ぁん?遺書なら今あんたに言ってるだろ?
 金庫の開け方、中身は好きにしろ。
 ……ああ、あとひとつ。あたいが死んだら
 その時は銃の整備を自分でやりな、以上」

端的に、他人事のように伝えられる遺書らしい言葉。
銀色のペンは、先端に突起がついていて、
その突起には1か所が欠けたリングが嵌っている。

「……あっそ。どうぞ、お好きに目星でもなんでも。
 暗殺に使えるものはそんなにないだろうけど」

意外にも、というべきか。
これは、あっさりとそう言った。
誰かが死ぬ事にも。自身の物を渡す事にも。
しきりにあくびを繰り返しながら、
コーヒーを啜ってぼんやりあなたを眺めている。
好きにしたらいい、と手ぶりで周囲を示し、
起爆装置のスイッチではない方を頬に押し付けている。
(-287) 2022/08/22(Mon) 19:51:29

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 名もなき医者 リカルド

/*

反魂の民……。蘇生どっちもノッテにいたのか……。

OK〜では殺害ロールと並行してPL様が爆死しても困りますし、
なるべく軽く……なるように……したい(儚い願い)。

そうですね、人体の修理は苦手なので。
もしかしたら取り立てで縁が出来た
闇医者の方に流すかもしれませんが(所在隠し的に)。

では〜……そうですね、ストレガが
部下から何か情報を聞いた、というアクションをして
クラブに踏み込んだ、という秘話を飛ばしますので、
あとは流れでお願いします。粗雑攻撃です。
(-288) 2022/08/22(Mon) 19:56:23
ストレガは、子飼いの部下から妙な情報を聞いた。少しばかり、前の話。
(a25) 2022/08/22(Mon) 19:58:50

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 名もなき医者 リカルド

――曰く。『リカルドさんがクラブに入っていった』と。
相手がいるかどうかは不明だ。
不明だが、祭すらスーツに硬いツラで挑むような男が、
何の意味もなくただクラブに行って歌だ踊りだと楽しむとは
思えなかった。或いは、単に嫌な予感がしたのかもしれない。

部下に適当な返事をして、街をまたぶらつくような素振りで、
件のクラブへ足を運ぶ。何もなければそれでいい。
どこぞのナンパ野郎に、話を逸らす餌として
踊り狂うリカルドの話でも投げつけてやればいいだけだ。

果たしてストレガに、リカルドの手がかりに
なるようなものは見つけられるだろうか?
ノッテ傘下の店ならわかりやすいのだが……。
(-290) 2022/08/22(Mon) 20:04:39

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ

「壊れるまで使ってこその道具よ。」
「大事にして、役割を全うできないのなら。」
「何のために生まれたのか、わからないもの。」

眠そうね、と淡々と告げて。
あるいは自分がいるせいで、寝れないのかもしれない。

「覚える価値もない遺書ね。」
「私、手が汚れるのは嫌いなの。」

だから整備なんてしないわ、と、
シルクグローブの指でボトルの上辺を撫でる。
欠けたリングが夕闇の中に映る。

「使おうと思ったら、何でも使えるわ。」
「ペンでも、リボンでも。」

好きにするわ、と答える。
存外に素直な貴女の顔を見て、それから、
こつ、と足を動かして、部屋の中を歩く。

「この部屋に一番古くからあるものは?」

アンティークは嫌いじゃないの、と。
(-293) 2022/08/22(Mon) 20:22:33

【秘】 永遠の夢見人 ロッシ → 冷たい炸薬 ストレガ

/*
あいさい、確認しました〜! ありがとうおつかれさま〜もう少しだ。
鋼鉄ナマコブレード様が形を取り戻せるといいなをしております。
そんなところで。ちゃおちゃお〜!
(-295) 2022/08/22(Mon) 20:28:12

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア

「修理と改造を生業にしてる奴を前に、
 随分な事言ってくれるじゃないか」
「別にいいだろ、大事にしたって。
 違う役割が出来るもんだってあるんだ、
 そういうのを探っていくのも持ち主の腕だと思うけどね」

夜更かししてたんでね、ともう一度目を擦る。

「さいですか。それじゃあ代わりにお手々を汚して、
 Signorinaお嬢さんが困らないようにしないとね」

当分は死ねないなあ、と銀のペンを振って見せる。
欠けたリングは突起が沈みこまないように、
かっちりとはまっているように見える。
まるで、安全装置のよう。

「んじゃなんでも持っていくんだね」
「物を壊すようなのはあたいとしちゃやめて貰いたいけど」

あくびをひとつ、ふたつ。
質問が飛べば、くっくっ、と喉を鳴らして。

「一番古くからあるもの?そりゃ時計の歯車だろ。
 次点であたい。どっちも暗殺に使うのは難しくない?」
(-298) 2022/08/22(Mon) 20:43:37

【秘】 名もなき医者 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ

男はこの時、相当の覚悟を持ってクラブに訪れていた。
その経緯を、貴方の部下ないし貴方が情報として得ることは出来なかったであろう。
それでも、リカルドが何らかの事情でいつものスーツ姿のまま、クラブを訪れたのは確かな情報だ。

――だというのに。
クラブの店内に、リカルドの姿はない。
鳴り響く音楽と人々の歓声と、踊りを楽しむ人垣とで、目立つはずの男の姿ですら見つけ出すのに難航してしまったはずだ。
なぜならこの時、リカルドはVIPルームに通され、文字通り人には言えぬ目に遭わされているのだから。

貴方が本当はここには居ないのではないか?
と、思い始め、貴方の部下がようやく「みつけました」と報告をもってくるまで、ずっと。
(-299) 2022/08/22(Mon) 20:50:09

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 名もなき医者 リカルド

なんなんだか、と思いながら、
その珍妙な姿が観られれば御の字程度に
雑な探し方だったせいもあったのかもしれない。
何をしてんだか、それこそ自分の一番嫌いな
「時間の無駄」じゃないか?そんな風に思っていた頃に、
息を切らせた部下が報告を持ってくる事だろう。

VIPルームなんて、普通は見つけようがない場所。
尚更、あの男がそんな場所に?と疑問符が浮かぶ。
足早にそちらへ向かい、邪魔がなければすぐにでも。
邪魔があったとて、無駄を嫌う女を止められるわけもなく。
やがて、惨状の現場を見つけるのだろう。
(-300) 2022/08/22(Mon) 20:57:43

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ

整備士あなたは。」
「道具を最後まで使い潰すために居るのよ。」
「私は、そうにしか思えないわ。」
「貴女は、貴女の好きに思ったらいい。」

違う役割なんて、女には見つけられない。
銃は殺すためにある。それ以外には、なにもない。

「えぇ、煤と油で汚れてちょうだい。」
「焼け爛れるのは、そのあとにしてほしいわ。」

ペンをぼんやり眺める。
危ないものは振り回すものじゃないわ、なんて、
当たり前の事を言って。

それから、答えを聞いて。
また視線が、海に戻って。

「そう。」
「じゃあ。」

(1/3)
(-303) 2022/08/22(Mon) 21:18:34

【秘】 名もなき医者 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ

貴方がやっと情報をつかみ、VIPルームへ向かった時。
音楽と歓声の喧騒に紛れ、一発の銃声が耳に届いただろう。
クラブで遊びに興じる人たちには聞こえずとも、それ以外に集中していた貴方にはなんとか聞こえる程度の音で。

先に扉を開いた部下が、息を呑み驚愕の表情を浮かべている。
貴方が部屋を覗き込めば、立ち込めるアルコールとタバコの匂い、血臭が鼻をつき、そこにはリカルドただ一人が残されていた。
いつもの生真面目な顔は鳴りを潜め、きちんと着ていたであろうスーツは脱がされて倒れている。
見える肌にははっきりと、凌辱とも言えるような痕が残されていて、頭部を狙ったのであろう射撃の痕跡からは、おびただしい血が流れていた。

リカルド自身の意識を確認しようとしても、反応は見られないが、ヒューっと細い息を漏らしたことから、男がまだなんとか生存しているのが伺えたはずだ。
(-304) 2022/08/22(Mon) 21:20:52

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ

「あまり、めぼしいものは無さそうね。」
「上の部屋には何があるの?金庫以外に。」

コン、コンと螺旋階段に足を踏み出して。
許可も取らずに上がっていく。

(3/3)
(-306) 2022/08/22(Mon) 21:23:37

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 名もなき医者 リカルド

「!」

銃声を聞けば、さっと顔が変わる。
いつだって冷たい女だが、ことさらその冷たさを鋭く。
無駄口は叩かず、部下達にハンドサインで指示を飛ばす。
その動きは軍隊よろしく、徹底した統率が見て取れた。

VIPルームに踏み込むまでに、そう時間はかからない。
それでも、残されているのが無残な一人と知れば、
舌打ちのひとつが零れ落ちた。

これが餌じゃないとは限らない。
周辺警戒、爆発物の調査を部下2名に行わせて、
自身はリカルドの生死を確かめる。

まだ生きていると分かれば、そこからは早い。
ベッドシーツを引き裂き、スーツと合わせて止血に使う。
爆発物はなし、と答えた部下に止血を任せ、
自身は端末から手早く闇医者に連絡を回した。
ここから病院まで運ぶより、近場の連中を呼んだ方がいい、
いやそうしないと危険だと判断したのだろう。
(1/2)
(-312) 2022/08/22(Mon) 21:57:16

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 名もなき医者 リカルド

ほどなく、その手の者が現れて、応急処置を施したのち、
この場から運び出していくはずだ。
ストレガはと言えばそれを見ながら病院だの
クラブだのに根回しをして、情報統制にかかっていく。

そうしてあなたは命は取り留め、絶対安静。
表向きには死亡扱いとする、
そういった措置が取られるのだろう。

運び込まれた先ではドラッグ抜きやらなにやら、
諸々の処置が行われるだろうし、
その間暫くはストレガも近くにいたはずだ。
何かあればこれは聞くだろう。
なければ、夜が明ける前には去っていく。
(2/2)
(-313) 2022/08/22(Mon) 21:57:37

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア

「は。よく言うよ。自分で気付いてないわけ?」
「あんた、グラス楽器ハープにしてるじゃないか。
 それと同じ事を言ってんの、あたいは」
「ま、いいさ。好きに思うのは自由、だろ?」

かわいくねえ〜、なんてやっぱり楽しげに呟いて、
その為の安全装置だよ、とも零し。
再度、かっわいっくねえ〜〜〜、と笑った。

「ベッドと冷蔵庫と発電機。あと爆弾と、時計」

やれやれとあなたの後から2階へ上がる。
言った通りの物が置かれていた。
質が良いとは言い難いが綺麗にされているベッド。
小型で中身は殆どがコーヒー、残りがアールグレイの冷蔵庫。
忙しなく駆動音がしている発電機に、
きっちりと区分け・種分けされた爆弾類。
そして、アンティークの壁掛け時計が4つ。
1つを除いて、チク・タク。同じ時間を刻んでいる。

あとは他愛のない、寝具の替えだとか、
シンプルな着替えだとか、先の金庫だとか。
壁際にはさらに上に続く梯子があるが、
それはきっと錆びた鐘に繋がっているだけだ。
(-315) 2022/08/22(Mon) 22:10:50

【秘】 名もなき医者 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ

男がその様子を見れていたなら、流石はストレガだと口端を上げて笑っただろう。
だが生憎、リカルドの目は閉じられたまま、意識が覚醒することはない。
浅い息と血の気の失せた顔が、一刻の予断も許さないのだとその場に居た全員が理解したはずだ。

止血に弾抜き、理性を失うほど回っていたドラッグ抜きには相応の時間を要し、終わる頃にはもう月はてっぺんをとっくに超えている。
貴方が行った処理は適切であったが、ただ一つだけ残った謎は、リカルド自身が銃を握っていたことだろう。
薬をキメられ正常な意識を失った状態で、果たして銃で反撃をしようとするだろうか。
手についた硝煙反応もどこか不自然さがあり、加えてその銃がマウロ殺しの線条痕と一致しているというのが、マウロとリカルドの関係を見ればあり得ないと見るのが普通だ。

「………………っ、う」

そうして貴方がそのことについて考え近くに居た時、処置を受けベッドに寝かされていた男の呻く声が、ようやく部屋に響いた。
(-320) 2022/08/22(Mon) 22:29:06

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ

「……………。」
「私は」
「グラスから飲まないもの。」

器を器として使ったことがない女だから、
あれはただの楽器でしかない。
屁理屈のようでもある、そんな言い分。
可愛さで生きる小動物じゃないもの、と
貴女の笑い声に返して。

「そう。」

いつものように素っ気なく返して、上へと昇る。
生活スペース、という言い方が一番正しいだろうか。
最低限、生きる為に必要なものだけが備えられている、
なんとも無機質な部屋。
鳴る音もほとんど規則的で、温度のないもの。

「時計を集める趣味があるのかしら。」

壁掛け時計を眺める。
一つだけ止まった時計。
これを動かすのが貴女の仕事ではないのかしら、と
時計の表面に触れて。

「今の所、時計を持っていって売りに出すくらいしか
 魅力的なものがないわ。」

残念な部屋ね、と淡々と告げた。
(-323) 2022/08/22(Mon) 22:41:02

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 名もなき医者 リカルド

「…………」

闇医者の所感、それこそ銃や、
その使われた先や、あれこれを聞いて。
浮かぶ疑念にはひとまず蓋を。
それがどう繋がるのか、決めるのは聞いた先。
どちらにせよそれを話すのは先になるが。
快癒とは言わないまでも、問題に決着がつくなり、
或いは危険が少なくなってから。
考える頃に、やっと呻きが聞こえてきて。

「やっとお目覚めかい。気分は?」

シンプルな言葉だけぶつけた。
(-327) 2022/08/22(Mon) 22:46:35

【秘】 名もなき医者 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ

「…………
すと、れが
……?」

近くにいるはずもない人の声がして、呆けた疑問の声を上げた。
まだ意識が覚醒しきっていないのか、ぼおっと貴方の顔を見つめている。

「…………ここ、は。なんだ……」

何処なんだ、と、目線だけを彷徨わせた。
頭を動かすのは、撃たれた影響でどうにも出来そうもない。
視線だけで追えた限りなら点滴なども打たれているようだから、どこかの医療施設のようだ。

気分は、どう考えても良いとは、言えない。
(-332) 2022/08/22(Mon) 22:55:51

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア

返答にはふっと笑い、
「そこは可愛いのな」
と揶揄っておいた。

「いい物を集める趣味がある、と言って欲しいね」

肩を竦めるのは、いつもの如く。
止まった時計を示されて、自身の役目を示されれば。

「そいつは、死んでるんだ。
 元の持ち主と一緒に死んだ。
 だからあたいには直せないし、直さない。
 本当なら持ち主と一緒に
 棺桶に入れときたかったんだけどね」

入れる棺桶がなかったから、と軽く呟く。

「ま、あたいの部屋にあんたのお眼鏡に
 かなうようなものはそうないでしょ。
 まだ下のPCの中の顧客情報とか、
 そういうもののがあんたとしちゃ
 使いやすいんじゃない?」

要るか要らないかで言えば、要らないだろうけど。
そう言って下に降りようと促すと、階段へ足が向く。

――あなたは、視野が広い。
ストレガがやや立ちふさがるようにしていたベッドに、
それほど大きくはない膨らみがあるのを見つけてもいい。
(-337) 2022/08/22(Mon) 23:02:28

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 名もなき医者 リカルド

「あたいが知ってる限り一番秘密の守れる闇医者んとこ。
 ちなみにバカみたいに金取ってくる」

頬杖をついて見返す。相も変わらぬ、いつもの目。

「あんたはクラブのVIPルームで死にかけてた。
 あたいの部下が優秀だったお陰で
 あんたを死ぬ前に見つけて、ここに担ぎこんで、
 散々処置して今に至ってる」

「で、このあれやこれやが大変な状況で、
 クラブのVIPルームで一発キメた上に
 ヤられてブチ殺されかけたあんたに質問。
 この状況でなにしてんの?」

どうも、寝不足が相まってご機嫌斜めの様子だ。
(-339) 2022/08/22(Mon) 23:08:32

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ

揶揄いはいつものようにだんまりとして。
止まった時計を撫でて、その年季を知る。

「そう。興味がないわ。」
「貴女の知り合いだったのかしら。」

持ち主と共に死んだ道具。
それなら確かに、直す意味もない。
道具など、主を失えば何も存在価値のない、
ただの物でしかないのだから。

「私、顔と現在位置以外の情報は要らないの。」

暗殺で必要なのはそれくらい。
勿論、多くを知っていたほうが暗殺には役に立つけど。
女は、それ以外の情報を得ることは滅多にない。

夕闇が、動く。

「まだ全部見てないわね。」

こつ、こつ。
部屋の中を歩いて、ベッドの方へ。
止められなければ、掛け布団を捲るだろう。
(-343) 2022/08/22(Mon) 23:22:40

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア

「だろうね。親父の時計だよ、そいつは」

言った所で意味はない。感傷に浸る趣味もない。
ただ、そこに置いてあるだけだ。
価値のない、ただの物を。

「プロが仰る事は違うね」

そう言って、階下へ――消える寸前で、
やっとあなたの行動に気付いて。

「だっ、バッ……」

止める間もなく、捲られる。
そこには二つ、物がある。
ひとつは、大分ぼろぼろで、ほつれだの、毛玉だのが
くっついた黒い猫のぬいぐるみ。
綿が寄って毛が縮れ、残念な顔立ちにはなっているが、
くりくりの目が可愛らしい。

もうひとつは、そのぬいぐるみからちょっと離された
白い猫のぬいぐるみだ。
こちらはどうやら新しく、黒いリボンが巻いてある。
開けたてなのか、包装紙もそこに一緒になっておかれていた。

「…………」

そして、これは隠すのを諦めてぐったりしたストレガ。
どうせ興味ない、で終わるのだろうけど、それでも。
(-346) 2022/08/22(Mon) 23:34:14

【秘】 名もなき医者 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ

「――………………」

あなたの簡潔に纏められた状況を聞いて、
長い沈黙の後「あぁ……」と小さくうめき声を上げた。
言われてようやく思考と状況が追いついてきた気がする。
金はどうとでもなるが、あの状況を見られたわけだと思うと、怪我以上に頭が痛くなった気がする。

「ある、男を……止めに行った」

「命も懸けていたつもりだったが、
 ……うまくはいかなかったようだな」

それは死ねなかったことなのか。
それとも、その男を止められなかったということなのか。
それはこの言葉からは汲み取れないかもしれないが、リカルドはただ、残念そうな顔をしていた。
(-347) 2022/08/22(Mon) 23:42:48

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ

「そう。」

もう一度時計を撫でて、手を放した。
この時計は幸せだっただろうか。
答えはきっと否だ。
道具に、幸せになる権利などないのだから。

「大事にしてるのね。」

それだけ告げて、足は、ベッドの方へ。
貴方が気づいて制止するよりも、此方の方が幾分早い。
ふぁさり、掛け布団が取れて、それがあらわになる。
黒と白の、猫のぬいぐるみ。片方は随分古い。
少しの間、沈黙してそれを眺めて。
それから、貴女の方に向き直る。

「可愛いのね。」

つい先ほど、貴女に言われた言葉を、
そっくりそのままお返しして。
また視線をぬいぐるみに戻す。

「夜はこの子達と一緒に寝ているのかしら。
 寂しがり屋ね、signorinaお嬢ちゃん

つい最近にも買うなんて、と、白い方を一瞥して。
(-351) 2022/08/22(Mon) 23:53:20

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 名もなき医者 リカルド

「ド馬鹿野郎だね」

吐き捨てるようにそう言って。

「怪我とクスリが抜けるまでは大人しくしてろ。
 その男とやらが再度殺しに来ないとも限らないし、
 しばらくあんたは死んだことにしといてやる。
 おい……幹部候補殿、よく聞けよ。
 あんたの間抜けな計画はどうやら失敗で、
 そのケツを今あたいが拭いてやってるんだ。
 報告・連絡・相談。馬鹿でもわかる3つの基礎を忘れんな。
 精々次からは、兄弟分に話を通しておくんだね」

その男とやらが兄弟分だったら、とは――
ストレガは、敢えて考えなかった。
なにせ、もしそうなら……裏切りは、許されないだろうから。
(-353) 2022/08/22(Mon) 23:58:55

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア

時計を撫でる指先に、きっとチリのひとつもつきはしない。
動かない時計は、その古ぼけた見た目のまま、
しかし丁寧に掃除がされていた。
今の主は何も答えないまま、揶揄われている訳だが。

「はぁー……黒いのは昔からいる奴だよ。
 癖になってて枕元にないと落ち着かないだけ。
 別にいいだろ、それくらい。
 それに白い方はあたいのじゃない、あんたのだよ」

目元を抑えて、半ばヤケなのか投げやりにそう返す。
白い方はよくよく見れば、確かに開けたというより
これから包む、といった風体で。

questo è per te, Piccolinaおちびちゃんに贈る

なんて書かれたメッセージカードが傍らに落ちている。

「真っ当に人とお喋りなんて普段滅多にしないからね。
 飲み物も貰ったし、礼代わりに買ったんだよ。
 興味ないとか、要らないってんなら捨てりゃいい。
 捨てるのが億劫ならあたいんとこに置いときゃ
 いつかまとめて吹っ飛ぶだろうよ」

完全に脱力して、階段から2階の床にかけて
溶けるように倒れ込んでいる。
はあーーー、とまたひとつ大きなため息が出た。
(-357) 2022/08/23(Tue) 0:25:48

【秘】 名もなき医者 リカルド → 冷たい炸薬 ストレガ

「…………そうだな」

馬鹿なことをしているのは、わかっていた。
それでも、命をかけて良いと思っていた。
敬愛する上司のため。目の離せぬあの男のために。

「そういうわけにもいかんだろう……俺とて自分が居ない穴の大きさくらいは理解している」

マウロのことがあるから、言っていることは十分に理解できたし、自分は彼に同じことを伝えていたから、何を棚に上げてと自分で自分を嘲笑ってしまいそうだ。
それでも状況が、大人しく寝ているのを許さないのも確かであり、体が動くならば最後まであの男を止めねばならないと、そう考えて歯がゆくなった。

「……マウロを部屋に匿っている。
 ツィオに後のことは頼んだつもりだが……あまりに無理をするようなら止めてやってくれないか」

せめて1日はきっと、動くこともかなわないだろう。
面倒を嫌う貴方に言うことではないかもしれないが、この場に頼めそうなのは貴方しかいなかった。
(-359) 2022/08/23(Tue) 0:29:55

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 名もなき医者 リカルド

「呆れて物が言えないってのはこういう事だろうね。
 頭ぶち抜かれかけてよく言えたもんだよ本当に」

何度つけばいいのか、ため息を落とし。

「マウロぉ?あいつ死んだんじゃないのかよ……
 はー……もうなんなんだ……いいやもう……
 ツィオの奴が止めても足りないならどうしようも
 ないと思うけどねあたいは……
 高くつくよ、覚えときな……」

ぐったりと承諾した。
尤も、それほど深い面識がある訳でもない。
情報統制の都合、目立つ場所で言う訳にもいかない。

それでもまあ、
『兄弟分からの言伝』
くらいで伝える事になるだろう。
無理をするなよ、と言っていた。
それくらいが、限度だ。

「本当覚えときなよあんたマジで」

そう残して、病室のドアを乱暴に閉めていった。
(-360) 2022/08/23(Tue) 0:41:24

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 狡兎 ツィオ

「おい、色男」

珍しく。本当に珍しく、ストレガがあなたに声を掛けた。
街中か、アジトか、まあ、見つけ次第になるだろう。

「幾ら口の軽いあんたでも、秘密は守れるよな。
 守れるんなら、耳に入れる事がある。
 守れないんなら用はない」

なんとも、横暴な発言。
いつも以上に眠たげな顔からして、
寝不足にでもなっているのだろう。
機嫌が悪い、というのを隠しもせず、そう告げた。
(-361) 2022/08/23(Tue) 0:48:46

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 無風 マウロ

「おい、怪我人」

突然、ファミリーの女が声を掛けてくる。
それがアジトか、街中かは分からないが。
さして親しい訳でもないが、
武器整備人としての腕は悪くないようで、
あなたの幼馴染も武器の調整を頼んでいるのを
何度か見た事があるかもしれない。
それが、どこか不機嫌そうな顔であなたに寄ってきた。

「あんたに伝言がある。ただし他言無用。聞くか?
 聞かないんならあたいはさっさと帰る」

なんとも、一方的で、情報の少ない言葉。
眠たげに擦る目の下には隈が出来ている。
(-369) 2022/08/23(Tue) 1:52:49

【秘】 無風 マウロ → 冷たい炸薬 ストレガ

重傷の人間だ。あの会議の後は、暫く自室で大人しくさせられていたのだろう。
空気を吸うくらいならとアジトの廊下を歩いていた時にでも、あなたとばったり出会ったのかも。

普段よりそれほど愛想の良いやり取りをしない間柄であるからこそ、あなたのその様子に何かを言う事もなく。

「伝言なら伝えろよ。
 頼まれた相手にどやされても知らねえぞ…他言無用ってんならそれは構わねえ」

内容は?とあなたの答えを待った。

寝不足そうな様子を見れば、この組織も不調の人間が増えたものだなと思うけれど。口には出さない。
(-370) 2022/08/23(Tue) 2:17:24

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 無風 マウロ

はあー、とため息ひとつ、面倒臭そうに。

「どやす元気もないだろうよ……
 むしろあたいがどやしたいくらいだ」

その前置きの後、辺りを見て
誰もいないのを確認して。

「あんたの"兄弟分"からの伝言だ。
 『無理をするなよ』。以上」

手短にそう伝えた。

「ツィオにもあたいから言っとく。
 ……これを『資料が出た今』、
 あたいが言ってる意味、わかるだろ?」

確かに伝えたよ。
ごつごつと、ブーツの音を響かせて。
ストレガは、去っていくだろう。
(-371) 2022/08/23(Tue) 2:29:54

【秘】 無風 マウロ → 冷たい炸薬 ストレガ

「………は?」

兄弟分と聞いて、ツィオのことがよぎる。彼があなたを通じてそんな言葉を掛けるものかと思っていたが。
しかし、続く言葉に 青年は目が点になったような顔をして。
上の言葉が漏れたのはその後だ。

そして少し置いてから。

「はは……ははは。何だそれ」
「どうなってんだよ、俺たちは」

もし奇跡というものがあるのなら。
それを信じてみてもいいのかもなと思ったのだ。

「ありがとな、ストレガ」

去っていくあなたの背中に、言葉を投げかけて。
青年も暫くすれば、その場を離れていったことだろう。
(-380) 2022/08/23(Tue) 5:05:02

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ

きちんと手入れされたままの時計。
死んでからも大事にされる道具。
それになにを思うかなんて、
女以外に分かる者は誰もおらず。
 
そうして。

「……………。」
 
「何故?」

貴女の方を見て、女は。
ほんの僅か、怪訝そうに眉を歪めて。

それから、また白猫の方へと視線を戻す。
耳についた黒リボンに、手を伸ばして。

「私、貴女の為に何かをしたことなんてないわ。」
「用事のために話して、ゴミを押し付けるためにあげただけよ。」
「馬鹿ね。」

やはり言葉はどこまでも淡々としていて。
ただ利用価値があったから接していただけだと。
それに礼を覚えるなんて、なんて愚かなのかと。
いつも通りの冷たい表情のまま。

ぬいぐるみを二つ、抱き上げて。

「じゃあ、これを貰っていくわ。」
「ぬいぐるみは、中に色々入れられるもの。」
「いいかしら。」

どうせ、何もかも爆ぜてしまうなら。
黒い方も貰って構わないでしょう、と、
胸の前で二匹を抱きかかえたまま問うた。
(-390) 2022/08/23(Tue) 11:20:09

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア

「あたいがそうしたいからそうした、
 それ以上に理由なんていらないだろ……。
 はいはい、あたいは馬鹿ですよ」

ぐったりとした状態からよろよろ立ち上がり、
しかしやはり気力がないのか
階段脇の壁に寄りかかった。

「落ち着かないって言った傍から
 両方持ってくのかよ。まああんたならいいや……
 好きにしなよ。あたいが持ってるよりは似合うだろ。
 ……あ、待った。持ってく前にお別れくらいさせてくれ」

そう言って、壁から離れて。
少しだけ屈んで、黒猫のぬいぐるみの頭を優しくなでた。
静かに、大切そうに。
そうして僅かに唇を動かし、きっと別れの挨拶をした。
(-392) 2022/08/23(Tue) 11:34:39

【独】 冷たい炸薬 ストレガ

「じゃあね、ルナあたいの大事な友達

囁いて。

「頼んだよ。この子を守ってあげてくれ」

猫を抱く、その子への願いを込めた。
気休めでしかない、祈り。
無駄を嫌うストレガが込める、無駄な行為。
無意味に終わるかもしれない。けど、そうしたかった。
(-393) 2022/08/23(Tue) 11:40:12

【秘】 暗殺屋 レヴィア → 冷たい炸薬 ストレガ

「そう。」
「興味がないわ。」

いつも通りの言葉を返す。
随分とお人好しな人だったようだ。
そういうのを皆にすれば、貴女は今頃
人気者だったわね、と、皮肉なような、思ったままなような、
そんな言葉を告げつつ。

「寝る時だけ貸してあげてもいいわ。」

逐一取りに来るなら、と。胸の中で撫でられる子に視線を落とす。
よほど大切にしていたのだろう、そうわかるような
優しい手つきに、言葉。

「道具より先に、持ち主が死ぬなんてあってはならない事だわ。」
「この子の持ち主は、ずっと貴方。私は預かるだけ。」
「覚えている事ね。」

そんな言葉だけ零して、女は、階下へとまた足を進める。
螺旋階段を下りれば、いつもの部屋。

「用件は済んだわ。お暇しようかしら。」

これ、捨てておいてくださる?と、飲みかけのボトルを机に置いて。
(-399) 2022/08/23(Tue) 12:02:21

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア

「人気が欲しいんならもっと上手くやってるだろうよ」

ため息ひとつ、逐一取りに行くか……と力なく笑い。

「は。それじゃあその白いのの持ち主も
 死ぬなんて事はないだろうね」

そう返すのは、いつもの軽口かそれ以外か。
身体を引きずるように降りて、
置かれたボトルを当然のように口にし、
空にするとゴミ袋に放り込む。

「捨てといた。レヴィア、あー……」

死ぬなよ、なんて言っても興味がないとか言われそうで。
気を付けて、もなんだか違う気がする。

「いってらっしゃい」

妙な言葉をかける事になり、微妙な表情で。
まあ、ほんのり口角はあげて、見送るだろう。
(-403) 2022/08/23(Tue) 12:25:34
ストレガは、ベッドの上で銀色を撫でている。
(a49) 2022/08/23(Tue) 18:31:47

【秘】 狡兎 ツィオ → 冷たい炸薬 ストレガ

【アジト】

「一瞬、天使に知り合いがいたか考えてしまったな」

このタイミングで、この勢いで声を掛けてくる相手に、
それ以上の稚気を発揮する度胸はなかった。

「何かな、ストレガさん。
 今の俺の耳に入れておきたい情報だっていうんなら、
 きっと有益な情報なんだろうなと思うから、
 是非聞かせてよ」

――それ以上に、
今齎されてようとする情報を無下にするほど愚かでもない。
こちらも、若干充血した目で答えた。
(-431) 2022/08/23(Tue) 18:49:49

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 狡兎 ツィオ

枕詞に敷かれたものはこの男のいつものことだ。
それに、目を見ればどういう状態かくらいはわかる。
故に反応もなしに、周囲を見回して。

「繰り返すが他言無用だよ。危険かもしれないから。
 つってもマウロにはもう伝えたけどね……」

誰もいないのを確認すれば、小声で。

「あんたの"兄弟分"からの伝言。
 『無理をするなよ』とさ」

「偶然とはいえ、あたいが動いてやったんだ。
 あんな資料までわざわざ作ってね。
 いいかい、妙な事して無駄にすんじゃないよ。
 あたいが言ってる事、わかるね?」

じろ、と睨むような目つきで釘を刺した。
(-437) 2022/08/23(Tue) 19:09:52

【秘】 狡兎 ツィオ → 冷たい炸薬 ストレガ

「ああ。成程……。
 ストレガさんも一枚噛んでたわけだ……」

それは、実は自分にとっては初耳だった。
実は自分は、状況に棹を挿していただけで、
流れ自体は他の誰かが作ったものだ。
面白そうに顎に手をやって。

「そうだな……。
 それに対して言えることがあるとするなら……。

 『自分の口で言いに来い』かな……」

至極楽しそうに、
釘を刺された部分で指で弄んだ。

「ありがとう、ストレガさん。
 最高に面白い情報だそれは」
(-445) 2022/08/23(Tue) 19:55:18

【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 狡兎 ツィオ

「あたいは部下から聞いて面白そうだったから
 見に行っただけ。結果酷いもんだったけどね」

だからあんたが何の話をしてるかは知らないし、
探る気もない。そう零した。

「どうせ放っておいても明日には這い出てくるだろうよ。
 じゃ、確かに伝えたんであたいは帰る。
 あたいは無駄が嫌いなんだ、無駄にすんなよ」

ストレガはそう言って、去っていくだろう。
(-446) 2022/08/23(Tue) 20:00:20

【秘】 狡兎 ツィオ → 冷たい炸薬 ストレガ

「いやー……助かるよ。
 御足労ありがとう。
 これで思いっきり殴れるよ」

どれくらい先から助走つけて殴ろうかなと思いながら、
呑気な顔で貴方を見送った。

天を仰いだのち、一言だけ――その背中に。
(-447) 2022/08/23(Tue) 20:08:48
ストレガは、きちんと伝言を済ませた。
(a53) 2022/08/23(Tue) 20:30:31