人狼物語 三日月国


75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】

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視点:


自酔:シェルタンメレフ

【独】 求愛 シェルタン

「…………メレフ」

 その名前を呼んだ。
 鏡写しのような自分たちで。

 もっとも、“  ”に近い彼。

「いかないでくれ」

「分からないんだ」

 鏡を、見つめていた。
(-3) 2021/05/26(Wed) 20:35:37

【人】 求愛 シェルタン

「さ、さっかり朝飯を食うんだぞチビども。
 特に野菜。好き嫌いしちゃ体壊しちまうぞ〜?」

 いつも通りの、世話焼きな、よく通る声が、
 食堂の広い空間に響いていく。

 
──何かから目を逸らしている。ハッキリと。


「……噂のこともどうにかしねえといけないし、
 今日はさっさと朝飯食わないとな……」
(2) 2021/05/26(Wed) 20:40:27
シェルタンは、サルガスにぶつかった子を窘めた。
(a0) 2021/05/26(Wed) 20:48:50

【人】 求愛 シェルタン

>>6 ルヘナ

「おう、何だ?」

 ぶつかった子と一通り話終えて、
 しゃがんだ状態のままそちらに向き合う。

「……だよなあ。
 不安に思ったり、嫌気がさしてる奴もいるだろうから、
 そろそろ抜本的に何かしなきゃ、と思ってたんだよ」

「レヴァティの放送、スピカの看板。
 それだけでどうにもならないってんなら、

 あとは……『見回りの当番』を作るしかないかなって。
 誰も当番したくね〜ってんならオレがもう森の近くに居座ってやろうかなって思ったけど。
 
 
それでオレが居なくなったら元も子もないからさ、困ってた
(11) 2021/05/26(Wed) 20:55:50

【人】 求愛 シェルタン

「おいおいレヴァティ、手でも滑ったのか?気を付けろよ」

 それだけ言った。
(14) 2021/05/26(Wed) 21:01:50
求愛 シェルタンは、メモを貼った。
(a4) 2021/05/26(Wed) 21:02:47

求愛 シェルタンは、メモを貼った。
(a5) 2021/05/26(Wed) 21:02:54

【人】 求愛 シェルタン

>>16 ルヘナ

「賢いなあルヘナは」

 ほんの少し、憔悴した表情を見せて。

「ああ、頼む。
 暇だったらオレが演奏でも踊りでもなんでもするし。

 ……でも多少は寝ろよ、身体に悪いからな。
 いざというときに眠気で、とかもシャレにならない」
(20) 2021/05/26(Wed) 21:10:24
シェルタンは、サルガスの声を聴いて、思わず息を呑んだ。
(a8) 2021/05/26(Wed) 21:11:57

【人】 求愛 シェルタン

>>a6

「毎晩毎晩二人で、ってのも非効率だし、

 他に立候補する奴がいたら、2人か3人を
 適度に交代させる形でいいんかなあ……」

 伏せた瞼の下には、
 うっすらと暗い色が滲んでいた。
(23) 2021/05/26(Wed) 21:13:58
シェルタンは、心ない生徒たちを叱りつけた。具体性に欠けたまま。
(a13) 2021/05/26(Wed) 21:19:23

【人】 求愛 シェルタン

>>24 ルヘナ

「そう見えるか」

 言い竦められた様子で、
 大きめの嘆息をひとつ吐く。

「寝ようと思ってもなかなか寝付けたもんじゃねえわな。
 まさにオレがそうなわけなんだし……
 でも、目を休めるくらいはしとくよ、ありがとな」

 ゆったりと立ち上がって、
 身体をほぐすように、じっと伸びをして。

「そうと決まれば食って体力つけとかねえと。
 流石に連日ベーコンは飽きるし、他の肉っと」
(29) 2021/05/26(Wed) 21:24:06
シェルタンは、食べ物を取る間、思わず歯軋りをして、「くそ」と吐き捨てた。
(a21) 2021/05/26(Wed) 21:26:23

【人】 求愛 シェルタン

「やめろよ、そんな、まるで」

  「生徒の中に犯人がいるみたいな言い方……」


 食事が喉を通らない。
 何もかもが、重くのしかかっていく。
(33) 2021/05/26(Wed) 21:33:57

【独】 求愛 シェルタン


大人に愛を注がれた者がいることも


子どもたちに犯人がいるかもしれないということも


酷く胸を締め付ける。
(-17) 2021/05/26(Wed) 21:36:32

【人】 求愛 シェルタン


「はいはい、チビたち朝飯に集中しろ!
 さっさと食わねえと授業に遅れるぞ」

>>34 シトゥラ

「なんだ?オレと“遊”びたいってのかよ。
 別に構わないけどな、イけるならさ」

 軽口に付き合うためか、
 わざと挑発的な語調を選んだりして。

「お、なんだ、今日は飯食うつもりなんだ。
 イクリールのおかげか?いいことじゃないか」
(37) 2021/05/26(Wed) 21:40:31
求愛 シェルタンは、メモを貼った。
(a28) 2021/05/26(Wed) 21:46:23

シェルタンは、メレフとルヘナを交互に見て、何かを思案する。
(a29) 2021/05/26(Wed) 21:48:46

【置】 情愛 シェルタン

「知らない方がいいことは、
 此処には嫌になるほど沢山ある」

 ウィンナーを齧り、咀嚼する。

「分からない。でも。
 子どもたちが、大人の下に何かをしているのだとしたら
 オレはそれを知らなきゃいけない」

「許すわけにはいかないから」


 酷く味のしない食事だった。
(L0) 2021/05/26(Wed) 21:55:11
公開: 2021/05/26(Wed) 22:00:00

【人】 情愛 シェルタン

>>43 シトゥラ

「……卒業、か。
 あんま考えたくなくっても、
 時間はどんどん過ぎていくもんだなあ」

 おう、と軽く受け答えをする。

「言われなくとも。
 そっちこそ大切にしろよ、色んなモンをな。

 これでも、結構心配してるんだから」
(45) 2021/05/26(Wed) 21:57:08
求愛 シェルタンは、メモを貼った。
(a34) 2021/05/26(Wed) 22:00:20

シェルタンは、カストルとスピカを見て、首を傾げている。
(a37) 2021/05/26(Wed) 22:07:39

【人】 求愛 シェルタン

「ルヴァ団はいつの間にか大所帯になったなあ。
 2、いや3人か?たった一人からすげえ進歩だ」

 食器を戻して、元気な声のする方へ。
 メレフとルヘナの呼び違いかどうか不安になる。
(53) 2021/05/26(Wed) 22:14:22

【人】 求愛 シェルタン

「雑だな……つーか、
 森の方あぶねーからさ、
 もしもがないようにオレも遠くから見とくからな」

 今日も中庭行くか、と決めたのだった。
 窓から空を見上げる。

 雲がかかってはいるものの、
 それなりに空が見える晴れの日だった。
(61) 2021/05/26(Wed) 22:35:21

【秘】 求愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ

 げ、やっぱり来たか。

 とでも言いたげな表情で、それを受け取り、
 開いたスペースに文字を書き。

 少し歩いて、送り主の彼の部屋の下へ。


            『お前、ここの事 何か探ってるだろ』



『そっちこそ。いいけど
 何か聞きたいなら直接きなよ

 字だけだと いろいろ面倒だし』
(-37) 2021/05/26(Wed) 22:44:59

【人】 求愛 シェルタン

「スピカにイクリールも来る、となると、
 マジでピクニック状態だな。

 いっそお弁当でも用意するか」

 量必要になりそうだが……と、
 誘われた彼女のことも見やるが。
(75) 2021/05/26(Wed) 23:19:25

【秘】 求愛 シェルタン → 褐炭 レヴァティ

/*

あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああやったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(???????)
(-56) 2021/05/26(Wed) 23:30:56

【秘】 求愛 シェルタン → 褐炭 レヴァティ

/* 
分かりました。
此方も色々場を整えておきます。

最高の初襲撃といたしましょう!
(-62) 2021/05/26(Wed) 23:43:59

【秘】 求愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ

「偉そうだな偏屈野郎」

 挨拶代わりの、ドア越しでの皮肉の応酬。
 やつれてはいるものの、
 比較的元気そうな声ではあった。

 程なくして扉が開き、

「でもま、来てくれてよかった。
 “いやだ 手紙のままで”とかされたらどうしようかと」

 いつもよりほんの少しだけ着崩した程度の、
 いつも通りのクラスメイトの姿が出迎えた。
(-80) 2021/05/27(Thu) 0:14:49

【秘】 求愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ

「ひでえ顔」

 へにゃ、と表情を崩して笑う。

「ま、俺もか」

「証拠、証拠、か。
 メレフは本当に、……あー、単刀直入に、
 “生徒たちの中に、神隠しとされるものの犯人がいる”
 と思ってるんだな」

 それなのに自分の部屋まで足を運んできてくれるとは。
 信頼されてるんだなあ、とも思って。

「座れよ、立ち話も何だし」

 仮眠でもしてたのか、椅子に掛けられた毛布を剥がして、
 抱えたまんまシェルタンはベッドに腰かける。

 幾つか楽器が並んでいる以外、あまり特徴はない部屋だ。
(-94) 2021/05/27(Thu) 0:44:05

【秘】 求愛 シェルタン → 徒然 シトゥラ


「ど〜したシトゥラ」

 気軽に呼ばれれば、年上相手だというのに、
 これまた軽い感じで名前を呼び返す。

 いままでの関わりで、かなり気兼ねなく付き合える関係になっていることの現れなのだろう。

「まさか本当に遊びに来たわけじゃないだろな」

 笑み交じりに。
 普段ならば仕方ないな、と言う素振りのひとつでも見せるものだが、気分がいいのか、ひたすらに嬉しそうだった。
(-105) 2021/05/27(Thu) 1:31:12

【秘】 求愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ

 椅子あるけどまあいいか、掃除してるし。
 ふんわりとそんなことを考えて、

 次の句には思わず驚きを隠せずに、
「なッ……」だの、間の抜けた声を漏らす。

「……なるほど、な」


 非難するでも、悲しむでもなく。

“諦めてた選択肢を提示されたこと”に対する、
 ある種尊敬に近いような感情を見せて。

「やめとけ、とは言っとくよ。
 ンなことしちまったら、
 次に大人んとこにつれてかれるのはアンタだ」

 だが、理性でもって、
 しっかりと友人の発言を窘めた。

 ▼(続)
(-108) 2021/05/27(Thu) 1:39:30

【秘】 求愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ

「ハッキリ言おうか。

 オレは、大人の下に子どもがつれてかれるのを望まない。
 そのために出来る限り穏当な方法で尽力、協力する」

 じっ、と、目を見つめて。

「───……だけど。もし、万が一。
 犯人を“殺し”でもしちまったら」

「絶対に一人で抱え込むな」


「……出来る限り、付き合ってやるからさ」
(-110) 2021/05/27(Thu) 1:45:25

【秘】 求愛 シェルタン → 徒然 シトゥラ

 呆れた様子で両手を広げ、次の言葉を促す。

 何を突き止める、と言われれば、
 実に真剣な表情で押し黙って。
 .
 .
 .
 暫くして、口を開いた。

子どもが大人の下につれてかれている。

 っていうのは、もう間違いないことだと思う。

 どうしたらそれを防げるか、また、
 誰がそんなことをしているのか、ずっと調べてて」

 生徒のうちの誰かが、とは言わなくて。
 ただただその事象のことだけを気にしていた。

「……最近疲れた顔見せてるからさ、心配されてるよな。もちょっとシャキっとしないとなあ」
(-116) 2021/05/27(Thu) 1:53:22

【独】 求愛 シェルタン

「どうして?」

「愛は俺の為だけに注がれればいいのに」


 陰鬱な心の中。
 それだけを、ずっと想っている。

わざと治療を受けるのじゃ、だめだ。
きっとそれでは
ああいうこと
はしてもらえない。
自分は可憐な少年なんかじゃない。もう青年だ。

 そう思って、ずっと身体には気を遣った。
 こっそり森の外、大人たちのいるところに行っては、
 独り学んだ踊りで、食らいついてもらおうと頑張った。

 それなのに。悪い子たちが。
(-117) 2021/05/27(Thu) 1:59:41

【独】 求愛 シェルタン


「……行こう」

 ヘイズは何かしてもらえたのだろうか。
 恋人を抱くような、甘い甘いそれを。

 玩具にぶつけるような、激しく熱いそれを。


 昂ぶりはもう抑えきれないところまで来ている。

 衣装箱の中に隠れた、淫猥な下着。
 あの大人たちに貰ったそれを着けて。

 ふらりと、部屋から出て行った。
(-119) 2021/05/27(Thu) 2:04:51

【置】 愛はどこ? シェルタン


(夜はルヘナと見回るをする約束だったから)

 日も沈む夕暮れ。
 子供たちの目を、盗んで。

 独り、森の中の方へ歩いていく。

 立ち並ぶ看板を、
 ただ、物悲しそうに見つめていた。
(L8) 2021/05/27(Thu) 2:07:14
公開: 2021/05/27(Thu) 2:20:00
シェルタンは、現状を酷く嘆いている。
(a79) 2021/05/27(Thu) 2:09:11

【独】 求愛 シェルタン

(いない。誰もいない。
 間が悪かったか。今日は出払っているのか。)

 いつもなら、“顔見知りの”大人が屯している場所は、
 饐えた匂いだけを残して、人一人すらいなかった。

 鎌首をもたげた熱情は、肌寒い風のなか、
 徐々に収まっていくのを感じる……

「……ハア、何やってるんだろう、オレ」

 そう、呟く。
(-121) 2021/05/27(Thu) 2:14:34

【独】 求愛 シェルタン


 そのまま、湖の方へ歩く。
 水面を見た。1年ほど前から、
 どんどん伸びた背丈。堀の深くなった顔を見て。

 醜いな、と何度も思った。

 「……メレフ」

 一番。
 大人のもとに連れて行かれたくない相手の名前を呼んだ。
 何故だかは、今になっても上手く言えないけれど。

 何かが、癪だったのだ。
(-124) 2021/05/27(Thu) 2:21:37

【人】 求愛 シェルタン

>>L10 メレフ

「わり、ちょっと遅れた」

 着替えに手間取ったのか、
 歩きながらストールを巻くという有様で。

「は〜にしても、看板マジで分かりやすいな。
 遠くから見ても、ルヘナより目立ったかもしれない」

 酷い良い草だ。
(100) 2021/05/27(Thu) 2:34:51

【秘】 求愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ

「オレは」

 思わず前のめりになる。
 肌蹴たストールからは、
 ほんの僅かに
赤い痕
が見えて。

「アンタが思ってるほど、優しくないから。
 殺してしまえばいいって、思わないはずがない」

 ベッドの上で膝を抱えて座り直す。

「……俺は
メレフが人を殺す
より、
   
メレフが大人の処に行く
ほうがよっぽど嫌だ」 

 一度口を開いてしまえば、
 水が流れるように、言葉が漏れていく。

「分からなくてもいい。
 ……分かってもらいたいもんでも、ねえしさ」

 何故か。いつも通りの軽口だけは、出てこなかった。
(-131) 2021/05/27(Thu) 2:53:16

【人】 求愛 シェルタン

>>101 ルヘナ

「あってたまるもんか、昼の休みにずっと仮眠してたし」

 朝よりかは活力の戻った顔で、
 任せろ、と微笑む。

「とはいってもまあ……何事も起きないのが一番だけどな。
 昨日の今日でまた、とか、本当に洒落にならねえや」

 森の方に視線を向けるの、
 僅かに苦々しく笑みを歪めた。
(103) 2021/05/27(Thu) 2:57:06

【秘】 求愛 シェルタン → 徒然 シトゥラ

 頬に触れられたまま、
 す、と研ぎ澄ました表情を作って。

「二度とこんなことしないように縛り上げる」

 即座に帰ってきた返事は、
 厳しいようで、甘さの残る答え。

「……本当は“治療”されるんだろうけどさ。
 オレは、誰も大人の手にかかってほしくないから。
 だから、子供達の間で解決したい」

 だが、そこに迷いはない。
 本当に、心の底からそうしたいと思っている様子だ。
(-132) 2021/05/27(Thu) 3:02:42
シェルタンは、メレフが偶に夜の森に入っていくのを思い出している。
(a80) 2021/05/27(Thu) 3:05:16

【置】 求愛 シェルタン


(出くわしても別にいいんだけどさ)

 自分が森に入っていく時でさえなければ。
(L12) 2021/05/27(Thu) 3:05:59
公開: 2021/05/27(Thu) 3:10:00
求愛 シェルタンは、メモを貼った。
(a81) 2021/05/27(Thu) 3:13:10

【人】 求愛 シェルタン

>>104 ルヘナ

「ヤなこと言うなって。
 でもまあ、そうか。起きたら起きたで、って話か。

 今日のところは、ただ、闇に乗じて他の誰かがフラッと連れ去られないように考えてたらいいかな」

 護身具か何かなのか、フルートを軽く弄んでいる。
 折れたらどうするつもりなのだろうか。

「ひとまず、中庭から森に面してるところを……
 視界が悪くならない程度に入って歩く感じかな。

 そこならまだ、足場も悪くないだろうし」
(105) 2021/05/27(Thu) 3:24:04

【人】 求愛 シェルタン

>>107 ルヘナ

 淡い光に照らされる
金の髪
と、
銀の笛
を揺らし、

 僅かに見開かれた
琥珀色の瞳
で、
 
 ルヘナ。貴方の事をじっと見つめる。

「……こういう言葉が適当かは分からない。
 っつか多分酷く聞こえるだろうな、ええと。

 
『いなかった』ことにされていること自体
は目先の問題か?
 ……オレはこういう事態を招いた原因があると考えてる」

 “犯人”の存在は、今までの会話で何となく分かる。
 アンタも察してるんだろう?と問う。

「だから結果的には、“この今”は壊すつもりだが。

 ……いなかったことにしている、ということ自体は、
 どうしても後回しになっちまう。。……」

 視線を、僅かに地面に落とす。
 歯がゆさからか、もっと他に何か理由があるのか。
(108) 2021/05/27(Thu) 3:52:33

【人】 求愛 シェルタン

>>110 ルヘナ

「……それが分からないほど向こう見ずじゃないよ。
 分かってるよ、一人でなんでもできる筈がないって。

 だけど、他に出来ることはないか
 やれることがあるんじゃないかって、
 探してしまってるだけ。……臆病者なのかもしれないな」

 話を続けながら、歩いていく。
 夜の中庭は、どこまでも静かだ。

「自分以外の誰かが大人の所に連れてかれるなんて、
 考えるだけでも、本当に嫌になる。

 この見回りで、何か変わってくれるといいんだけど」
(111) 2021/05/27(Thu) 4:27:00
求愛 シェルタンは、メモを貼った。
(a83) 2021/05/27(Thu) 6:02:28

求愛 シェルタンは、メモを貼った。
(a84) 2021/05/27(Thu) 6:02:54

【秘】 渇愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ


 
ああ、それならいい。

 少しでもそう思った。思ってしまった。

 言葉が詰まる。
 
嘘は付けない。でも何を言えばいい?

 そう迷っているうちに、次の言葉が投げかける。

「え、オレは、ッ……」

 その質問に対しても、酷く動揺した様子を見せて、
 重なる焦りに、思わずと言った様子で口を開く。

 ▼
(-145) 2021/05/27(Thu) 7:32:15

【秘】 渇愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ


オレが連れていかれる
のは……」

 そこまで零して、
 しまった、と弾かれたように苦々しく顔を逸らす。

 唾液を呑む、ごくり、という音が、
 静かな部屋に響いた。
(-146) 2021/05/27(Thu) 7:36:09

【秘】 渇愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ


 痛々しいほどの沈黙が暫し、流れて。
 .
 .
 .
 やがて観念したように口を開く。
 誰にも言ってこなかったことだが、
 彼も“そう言っていた”から。これも平等なのだろう。

「……オレが何でここにいるか。
 オレみてえな世話焼きで体力馬鹿な人間が、
 なんで“療養”する必要があるか。

 疑問に思ったことはある、よな。多分」

 ストールを巻き直して、
 やっと、あなたの瞳を真っすぐに見つめる。
 どこか寂しそうな、笑みを浮かべていた。
(-148) 2021/05/27(Thu) 7:53:04

【秘】 渇愛 シェルタン → 徒然 シトゥラ


 目を丸くしている。
 何か、と問われれば。

 “望んで受けている”という部分に対して。

「……イクリールに情が沸いたか?」

 僅かに、口角を上げて、冗談めかして笑う。

「シトゥラ。どこまで言えばいいかな。
 ……オレは、“大人に働きかけられて”、
 “病状が良くなった”生徒だよ」

 貴方なら言いふらさないだろう、と。
 それと、納得してくれるだろう、という信頼でもって。
 
 そんな秘密を、打ち明ける。

 ▼
(-151) 2021/05/27(Thu) 8:20:32

【秘】 渇愛 シェルタン → 徒然 シトゥラ


「中等部まで、オレは小柄で、男らしくなくて、
 塞ぎこみがちだったの。シトゥラは見てきただろ」

 揉んでいる顔は、今よりもずっとあどけなくて、
 暗くて。人と交流を避けがちだったころの面影を残している。

「高等部に上がる直前くらいかな。
 こっそり、呼ばれたんだよ、外の大人に。
 このままじゃ学業にも支障が出るからってさ」

「……それで、そのままついていって。
 ……おかげで、今のオレがいる」

 そこまで聞けば、ただの美談。
 “治療”などと称して、邪険に扱う必要もなさそうだが……?
(-154) 2021/05/27(Thu) 8:25:22

【秘】 渇愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ


「なーんだ、疑問に思われてる自身あったのにな」

 ようやく、いつもの調子を取り戻したのが分かる。

「ま、いい。つか、そうだな。
 オレは中等部まで、今よりずっと小柄で、
 ずっと暗くて……塞ぎこみがちだった。

 周りのこと気にしてる余裕なかったから分かんないけど、
 メレフ、アンタは見たことあるかもしれないな」

 伸ばした髪は腰ほどに。
 華奢な身体で、いつも無表情だった自分の姿。
 今でも、鮮明に思い出せる。

「それが、オレの此処にいる理由──“だった”」

 ▼
(-155) 2021/05/27(Thu) 8:33:26

【秘】 渇愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ


「中等部から高等部に上がる直前くらい。その時だな。
     
───初めて、外の大人に呼ばれたのは


 ぎゅ、とストールを握りしめて。
 それは、されたことを暗喩するかの如く。

「……その“おかげ”で。
 オレはやっと分かったんだよ。
が。

 家族にはずっとずっと蔑ろにされ続けて、誰もオレの事を望まないみたいで、どこまでも暗い道のなかにやっと光が差したような、……だから、……もっと魅力的になりたいな、好かれる存在になりたいな、って、色々頑張れた」

 自分の中身を掬って、抉り出して、
 その行為が、怖くて、でも、信頼の証として止められなくて。

 ▼
(-157) 2021/05/27(Thu) 8:40:02

【秘】 渇愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ


「でも足りないんだ。
 子どもたちと親しくするだけじゃ、
 足りないんだよ、
何か
が」

「だから、オレは……
 大人たちに、……そのために、
 森に入っていって……」

 段々と、怖さの方が勝ってきたのか、
 沈黙が、言葉たちを埋め尽くしていく。

 「大人のところへいくのも、出来ればオレが良い」


 「……おかしい、のか。コレって」


 肯定するのも否定するのも自由だ。
 ただ、話を打ち明けたかっただけなのだから。

 視線を僅かに落として、返答を待った。
(-159) 2021/05/27(Thu) 8:46:02

【秘】 渇愛 シェルタン → 徒然 シトゥラ


 そっとストールを脱いだ。
 見やすいように、襟元を広げる。

 そこに見えるのは、
赤い、痕。

 傷痕ではない。より、ふかい、意味を持つソレ。

「……オレの推察じゃ。
 “大人は、子どもの病気や悩みに、
 都合のいいところを見つけては、それにつけ込む”」

「オレはな。大人たちに、
 たっぷりの
を教えてもらったよ。

 家族から見放されて、何の愛も知らなかったオレには、毒が転じて薬になった」

 ▼
(-161) 2021/05/27(Thu) 9:03:01

【秘】 渇愛 シェルタン → 徒然 シトゥラ


「……それで。
 
オレはその“治療”を、望んでいる


 再び、治療と呼ぶ。
 並々ならぬ感情の籠った、言葉だ。

「……オレだけでいいんだ。
 大人のところに、連れていかれるのは」

 しっかりと、真っすぐに見据える。
 “前髪の向こう”と、目を合わせられるように。
(-162) 2021/05/27(Thu) 9:04:57

【秘】 渇愛 シェルタン → 徒然 シトゥラ

 触るのならば、抵抗することはないだろう。
 むしろ、いいだろ、と微笑んで。

「……あーもー、ワガママだから言いたくなかったけど。
 “オレだけが欲しいもの”、なんだ」

 ある種、狂った状況下に置かれたからか。
 気を抜いていたからか、
 ムッとした表情で、そんなことを言う。

「喜ぶ奴もいるかもしれない。
 本当にそれらをされて治る子もいるだろうし。

 でも、オレは、それを独り占めしたかった。

 ただでさえ大人が子どもを連れて行くのも嫌なのにさ、
 子どもが自分から誰かを連れてってるかもしれないんだぜ?」

「ずるいだろ、そんなの」

 他の誰にも言わなかった本心が、漏れた。
(-167) 2021/05/27(Thu) 9:34:55

【秘】 愛欲 シェルタン → 懐疑心 メレフ


「……やっぱ、あるんだよな、他の、カタチが」

 だから目の前の友人は、触れられることを拒絶しても、
 それなりには、生きていられるのだから。

「アンタの姉ちゃんも、……ああ、……
 もしかしたら。されたの、同じ奴だったりして。

 ……
独り占めしたい
なんて思ったのも。 
 それしか知らなかったわけだから、だから、オレは」

 着崩してた服が、今になって恥ずかしくなる。


「でもさ、メレフ。
 アンタが大人のところに行って欲しくないって思ったのは。

 独り占めしたい、だけじゃ、なかった。
 何だって分からないんだけど……何か、癪だったんだ」

 “水鏡”を見るような、気持ちで。
 ずっと見つめている、から。
(-172) 2021/05/27(Thu) 10:06:08
シェルタンは、草笛を作っている。
(a97) 2021/05/27(Thu) 10:41:09

【秘】 渇愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ

「……寄り添うだけ、か。
 実感湧かねーな、マジで」

 曖昧な話に、
 “つかそれ愛じゃなくて恋じゃん”とツッコミを入れる。
 でも、それでもいいとは思った。あるのなら。

「い〜や違う違う。
 “大人の愛を”、独り占めしたくて。
 メレフに対しても変わらない、と、思ってたけど」

 反応を見れば、可笑しそうに笑って。

「案外“そう”なのかもな。
 オレは、アンタが
ああ
されるのは嫌だ」
(-179) 2021/05/27(Thu) 11:11:56

【人】 渇愛 シェルタン

>>133 ルヘナ

「変わるのだとしたら、オレ達じゃないよ。
 ……このギムナジウムだ」

 そうでなきゃ、何も変わってないのも同じだ、とも言う。

「意味がないことはないだろうよ、
 “この見回りに意味がないこと”が分かるのだって、
 一つの進歩ではあるんだから……後ろ向きだけどさ」
(139) 2021/05/27(Thu) 11:34:27

【秘】 渇愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ

「…………オレは」

「…………死なれるのも、嫌だな。
 でも、酷いことされるくらいなら、ってのも分かるし」

 ベッドのシーツを、指でなぞって。

「……オレは、出来るだけ足掻いてみる。

 自分からは望まないようにするけど、大人に何かされるのは嫌ってほどじゃないから。誰も酷い目に遭わないように、したい」

 歪んだ思想を解きほぐすまでは、まだ遠くて、
 だけど、大事な一歩は踏み出せたような気がして。

 自分を大切にすることは、まだ難しかったが。
(-186) 2021/05/27(Thu) 12:05:43
渇愛 シェルタンは、メモを貼った。
(a107) 2021/05/27(Thu) 12:14:19

【人】 渇愛 シェルタン

>>140 ルヘナ

「全部は知らない。
 ただ、そうだな。

 “神隠しの噂の裏には大人がいること”
 “そしてそれは、一部の生徒の手引きで成り立ってること”」

 横目で表情を窺っている。

「そのくらい。その先は、まだ分からないけど。
 ……でも多分。知りたくなかった、ってようなことがたくさんあると思う。

 オレは知りに行くし。
 勿論ルヘナも、言うまでも無さそうだけどな」
(144) 2021/05/27(Thu) 12:28:08

【秘】 渇愛 シェルタン → 徒然 シトゥラ

「オレは皆の思うようなヤツじゃないよ。
 今言った通り。優しいなんて、とても」

 必要なら、なんだってするさ、と溢す。
 欲を向けられると、嬉しそうに目を細めて。

「……内緒にしてくれたらいいよ、今のところは。
 酷いことがしたいわけでもないし。

 ただ、……二度とやらないでくれたらいいだけだから」

 どこが満足げに、息を吐いた。
(-192) 2021/05/27(Thu) 12:34:58
シェルタンは、見回りの中、僅かな物音を耳にした。
(a111) 2021/05/27(Thu) 12:44:57

シェルタンは、ルヘナに頷いた。
(a115) 2021/05/27(Thu) 12:59:22

【人】 渇愛 シェルタン

>>a116 >>a117

 フルートを根っこから掴んで、
 音のした方を覗くことに決めたようだ。

 足音を立てないように息を潜めて、
 ゆっくりと、向かって行く。
(150) 2021/05/27(Thu) 13:07:24

【人】 渇愛 シェルタン

>>147 >>152 サルガス メレフ ルヘナ

「……何をしている?」

 馬乗りになっているクラスメイトと、
 組み敷かれている年少の子。

 それを見れば、思わず底冷えた声を浴びせてしまう。

「なあ、おい。
 
何をしているんだ


 走り寄って殴りかからないだけ、
 まだ理性があったのかもしれない。

 「……」

 ただ、二人の返答を、待っている。
(168) 2021/05/27(Thu) 19:20:55
シェルタンは、ただ、信じたいだけ。
(a131) 2021/05/27(Thu) 19:26:14

【人】 渇愛 シェルタン

>>170 >>173 深夜の森


      「裏切り者なのは……どっちが?」



険しい顔のまま問いただす。
自己の主張が苦手で、要領の悪いサルガスを、メレフは利用しているのではないか。

ただ、その可能性を、
冷静になり切れず
考えてしまう。

「……いや。悪いサルガス。……メレフも。
 ……本当に何もない、んだよな、二人とも」

でも。心に残る甘えが、今だけは自分を落ち着かせた。

決定的な瞬間を見たわけでもないのに、
身内を無闇に疑うわけにはいかないから。
(175) 2021/05/27(Thu) 19:43:18

【秘】 渇愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ

「オレは誰かさんとは違って危ないことはしないよ」

 そう言い、だが、安堵したように笑う。

「まあ。そうだな、
 体力があるとはいえ荒ごとは得意ってわけでもないし、
 その辺りは……任せる」

 病気の話を聞けば、意外そうに目を丸くして。

「え、病気でもなかったのに誰にも知らせなかったんだ。
 ……いや、でも、そういうこともあるよな。

 ん。そっちもあまり心配しないでおくよ」
(-242) 2021/05/27(Thu) 19:59:09

【人】 渇愛 シェルタン

>>176 >>177深夜の森

「じゃあ逆に聞くけどさ。
 “勝手に深夜の森に入ってる”アンタの方こそ
 大人と内通してるかどうか疑うのは。

 おかしいことじゃないだろ。なあ。
なあ!?


 売り言葉に買い言葉といった様子で。

 そう簡単な話ではないとは分かっているものの、
 思わず、激しい口調で捲し立ててしまう。

「……とりあえず。サルガスを寮まで送ろう。
 ルヘナ、頼めるか?……一人で動くのは危険だから」

 此処にいる四人全員を指した言葉で。
 頭を落ち着かせるために、深く、深く息を吐く。

「サルガス。勝手に森に入ったことは良くない。
 けれど……あー、……友達が心配だったもんな

 だから、いいよ。あとはオレたちが探すから安心して」
(179) 2021/05/27(Thu) 20:08:36

【独】 渇愛 シェルタン


「…………これは愛じゃなくて、
欲?


 そんなはずは、と。

「……どうしたらいいんだ」

 ただ、嘆いている。
(-251) 2021/05/27(Thu) 20:39:45

【人】 渇愛 シェルタン

>>182 >>183 >>185
メレフ


 「どうでもいいっつったらどうすんだよ」


 とんでもない思考をした偽善者。

 身じろぎ一つせずに言い放つ彼は、
 中らずと雖も遠からず、といったところで。

 虚勢を張っているようにも見えるかもしれないが。

「はあ……やめだやめだ、本当に悪い。
 オレは……メレフがそういうことするやつじゃないのは、
 ……見てきたオレだからわかる。筈だったけど。すまねえ」

 ルヘナの諭す声、それだけなら思う通り、
 矛を収めることはできなかっただろうが、

 サルガスの悲痛な嘆願に
 やっと落ち着きを取り戻して。

「……友達、か」

 思うところがあるようで、ぽつりと呟く。
(187) 2021/05/27(Thu) 20:56:36

【人】 渇愛 シェルタン

─深夜の森─

「こういう言葉が正しいか分かんねえけどさ、
 メレフはオレが一人にしないよ。

 いっつも世話焼いてるし、
 こーいうときに仲違いするのが一番マズいのは分かってる」

 むず痒そうにして、頬を指先で掻いて。

「誰も、大人のとこに行かせたくない。
 それだけは本当に、心から思ってる」
(189) 2021/05/27(Thu) 21:03:40
シェルタンは、サルガスのほうにゆっくりと歩いていく。
(a142) 2021/05/27(Thu) 21:14:27

【人】 渇愛 シェルタン

>>192

「……サルガス。そうだな。
 あんたは空回ってばっかりだよ」

 ゆったりと歩み寄って。
 言葉とは裏腹に、声色は優しくて。

「頑張りすぎなんだ」

「頑張れば頑張るだけ、物事は良くなる
 なんてことは、実はあり得ないんだって」

 近くでしゃがみこんで、また、
 “中庭のとき”と同じように撫でる。

「……手伝うから。だから、一人でどうにかしようとしなくていい。頼んでくれたら、何だって手伝う。

 な。今までいっぱい頑張ってきたろ、サルガスは。
 その分、甘えてくれたっていいんだぜ、兄ちゃんたちに」
(193) 2021/05/27(Thu) 21:16:16

【置】 渇愛 シェルタン



        
「これは
じゃないのか?」



  見回りが終わった夜。
  まだ、森に佇んでいた。
  
           どうしても寝付けなかったから。
           こっそりと寮から抜け出した。

     
「――――他人にお節介焼く前に、自分を大事にしろよ。馬鹿野郎」


 その言葉のおかげで、この向こうには行かないで済んでいる。
 ストールを、きつく、きつく握りしめて。

 「どうしたらいいんだろう」

 自分以外の誰かが大人の下に連れていかれる。
 昔は、ただ
──
で歪んで見えていたそれが。
 今はどうしても、胸が騒めいて仕方なくなる。


 自分と同じことをされた子がいるということ。

 おかしいことだと諭されて、漸く歪みが正されたようで。

 彼の姉ちゃんも。ともすればヘイズや他の子たちも。
 どんな気持ちで、
消えてい
ったのだろうか。
(L22) 2021/05/27(Thu) 21:51:50
公開: 2021/05/27(Thu) 22:00:00

【置】 渇愛 シェルタン


 いつの間にか身体は、
 荒された痕が目立つようになってしまった。

 
もっとほしい?

 
まちがっている?

 
どうしたらいい?


 纏まらない思いが、心から胸を見たし、
 胸から上がってきて、
じわり、
と視界を歪ませる。


  「オレは、どうしたらいいんだよ」



 精一杯足掻いてもがこうにも。
 先の見えない水の底では、全てが無駄に思えて。
(L25) 2021/05/27(Thu) 21:56:29
公開: 2021/05/27(Thu) 22:00:00
シェルタンは、水面を見るように、メレフの姿を見た。
(a152) 2021/05/27(Thu) 21:57:01

渇愛 シェルタンは、メモを貼った。
(a153) 2021/05/27(Thu) 22:07:33

【秘】 渇愛 シェルタン → 徒然 シトゥラ

/* 
アアアアアアアアアアお待たせしてしまい申し訳ありませんわ、順次お返し致しましてよ
(-268) 2021/05/27(Thu) 22:15:56

【秘】 渇愛 シェルタン → 徒然 シトゥラ


「本当の


 積み重なる言葉。
 のちに、“お前の愛は、おかしいんだ”と言われる彼の。
 最初の、歪みの矯正だった。

「オレはそれでも。
 内通者の子供のことは許せない。

 これが偽物の愛って言われるのも癪だ」

 困ったように、眉を寄せて。

「……分からないよ。
 そんなこと言われても、オレは」

 今のところは──それが答えだった。
(-270) 2021/05/27(Thu) 22:24:14
シェルタンは、首筋を温めて、揉みほぐしている。
(a159) 2021/05/27(Thu) 22:25:50

【置】 渇愛 シェルタン


 精一杯に、これまでのことを見つめ直して。

 誰にも内緒で、深夜の森を見回った。
 とても寝付けそうにはなかったから。

「頑張りすぎてるのは。
 オレも、一緒なんだよな」

 その頑張りが結実することは少ないというのも。

 ───実体験からだから、笑えない。
(L29) 2021/05/27(Thu) 22:54:15
公開: 2021/05/27(Thu) 22:55:00

【人】 渇愛 シェルタン


「……なんか」

 
誰か
居なくなってから、
 面と面を向かって会話することが無くなった気がする。

「やっぱり、……みんな、分からないなりに、
 空気には勘付いてたりするのかな」

 今日も色々なものを洗濯する。
 
 汚れたもの、汚したもの、全部、ぜんぶ。

 今日も、雲のかかった淡い晴れ空だ。
 
(215) 2021/05/27(Thu) 23:05:49

【秘】 渇愛 シェルタン → 徒然 シトゥラ


「……いつか、な」

 聞こえなかった言葉を推察することもなく、
 曖昧な表情で、頷いた。

「オレは、正直、事件が起きなければそれでいいから。
 ……ああでも、そう、もし。もしもだぞ。
 もしオレと親しそうなヤツが犯人だったら。

 ……ちゃんと、“知っておきたい”よ」
(-289) 2021/05/27(Thu) 23:34:22

【秘】 渇愛 シェルタン → 空仰ぎ メレフ

「体力ないなら尚更無茶するなって」

 夜森に行くときについていってやろうかな、と思いつつ。

「良くなるなら、よかった。
 別に
そういう
のとはもう関係なく、
 根っこから……スキンシップ?が好きだし。

 ああ、それと」

 部屋から出ようとする背に、声を掛ける。

「悪かった。
 オレ、分かんなかったといっても、
 色々酷い言葉をアンタに言っちまったから」
(-294) 2021/05/28(Fri) 0:01:13

【秘】 渇愛 シェルタン → 褐炭 レヴァティ

/*
 はいは〜いお疲れ様でございます。
 そうですね、そのために迂闊に隙を晒してるところです。

 とりあえず、雰囲気としては
 “あ〜自分で良かった”ってなるはずなので、あんまりギスギスしないと思います。

 捕まって“治療”をうけているところを、秘話(あるいは置き手紙で指定)であるPC招く運びにしちゃおうかなあって思ってるますが、まああまり難しいことはないかなあと。
(-298) 2021/05/28(Fri) 0:23:24

【秘】 渇愛 シェルタン → 褐炭 レヴァティ

/*
(既読をあらわす ロケットのスタンプ)
(-306) 2021/05/28(Fri) 1:39:19

【秘】 渇愛 シェルタン → 褐炭 レヴァティ


 琥珀色の瞳は、じっと貴方を見据えている。
 険しく、だが、諦めの滲んでいる、表情で。

「呼び戻しに来た、って風じゃなさそうだな」

 まだ夜も深い。
 自分が居なくなったことが騒がれてるはずもなくて。

 だから、示すことと言えば───

「アンタ、か。
 アンタが……“神隠し”を?」

 それに繋がる。ひとつ、ため息を吐いた。
(-310) 2021/05/28(Fri) 1:59:02

【秘】 渇愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ

/* 御機嫌よう!炎症でしてよ。

色々見た感じ、過密スケジュールになっておりまして、
夜見回り→一旦部屋に戻って秘話の流れをやる→深夜シェルタンがまた抜け出す


 という形が一番自然になるかなあ、と思いますわ。
 そこでご提案なのでございますけれど。

 その深夜。弊シェルタンはある要因にて大人のもとに連れていかれますわ。

 どうでしょう?いらっしゃらない?(お誘い)
(-311) 2021/05/28(Fri) 2:09:07

【置】 渇愛 シェルタン



    「……何か変われたらいいな、ルヘナ」


    深夜。
      
───シェルタンは一度姿を消す。


   今日の我々にとっては、何も関係のない話だが。
(L36) 2021/05/28(Fri) 2:18:09
公開: 2021/05/28(Fri) 3:00:00

【秘】 渇愛 シェルタン → 褐炭 レヴァティ


「似たようなもんじゃんか」

 抵抗する意思なんかさらさらないのか、

 両手を挙げて、また、自分もゆっくりと、
 そちらへ近づいていく。

「あ〜あ、フルート置いて来るんじゃなかった。
 絶対、鼻っ柱叩き割ってやったのに……」

 口だけは達者であった、が。

「……オレで最後にしてくれない?
 それか定期的にオレを連れていく感じじゃダメ?」

 言いたいことといえばそれくらいだ。
(-315) 2021/05/28(Fri) 2:24:25
シェルタンは、イイ感じの棒を森の中庭側に放り捨てた。
(a177) 2021/05/28(Fri) 3:01:58

【秘】 渇愛 シェルタン → 褐炭 レヴァティ

「脇腹突いてやろうか」

 いい感じの棒を手渡されて困っている。

 口振りからすると、問題はもっと根深くて、
 先兵を倒したところで解決するような話じゃないらしく。

「でも、まあ、そうか。元々オレは、
 “また”大人のとこに行きたいとは思ってたんだよ。

 だから、それについて異論は特にない。
 帰してもらえるならまた足掻く猶予も貰える」

 ぽい、と棒を中庭側へ放り捨てる。

「行こうぜ。

 ……あああと、オレは特にレヴァティをどうもしない。
 表向きには無視されるだろうから関係ないだろうが。

 他の奴と話してて、良くわかったんだけどさ……
 根っこから物事を考えなくちゃならんらしい、オレは」
(-321) 2021/05/28(Fri) 3:05:40

【人】 渇愛 シェルタン


時間は遡って、年下の子たちがいる現在へ。
遠くから眺めていただけだが、不審な様子を見ると、
ゆっくり皆のもとへ歩いてくる。

「どした〜?喧嘩か?」


声が遠い!
(230) 2021/05/28(Fri) 3:27:46

【人】 渇愛 シェルタン

「ん〜。ルヴァほどの体力馬鹿が珍しい。
 遊び疲れた……ってわけじゃないよな」

 イクリールの方にまず向かったから、
 こちらから見えるのもルヴァの背だけだ。

「大丈夫か?何か困ったこととかないか」

 そう、声をかけてみる。
(232) 2021/05/28(Fri) 3:40:10

【人】 渇愛 シェルタン

>>235 イクリール

「痛いところを突いてくるな……」

 近頃は、色々な子たちに心配をかけさせてしまっている。
 自覚しているし、どうにかしたいとは思うのだが。

「まあ、最近は色々調べ物してるしな。

 明日は一息入れようと思うから、
 多分疲れた顔をしなくて済むとは思う」
(236) 2021/05/28(Fri) 3:55:04
シェルタンは、中等部は難しい時期なんだな、と何度も感じている。
(a180) 2021/05/28(Fri) 4:00:24

【人】 渇愛 シェルタン


「何回も言ってるけど、余り一人で抱え込まないようにな。

 オレも最近はイイ感じに吐き出せてるし、
 誰か悩み相談できる相手くらいは作っとくといい」

 草笛をとりだして、吹いてみたり。

「……こんな狭いとこですらよく分かんないものだらけなんだ。無理に一人でなんとかしなくていいよ」
(241) 2021/05/28(Fri) 4:29:09

【秘】 お節介焼き シェルタン → 懐疑心 メレフ

「それで吐かれたら嫌じゃん普通に。
 ま、そんなに待ち遠しくしてなくても、
 様子見て、これからやっていくとするよ」

 からかうように言って。

「……おう。今日はありがとな」

 そのまま、見送るだろう。
(-329) 2021/05/28(Fri) 6:00:53
求愛 シェルタンは、メモを貼った。
(a187) 2021/05/28(Fri) 7:29:52

【置】 求愛 シェルタン


「あの愛は、愛じゃなくて、
と呼ぶらしい」

“本当の愛”
を見つけたほうがいいらしい」

は、良いとされる愛とそう変わらないらしい」

・欲で満たされていた自分は、欲でしか満たされないのか?

・彼が連れていかれるかもしれない、というときに、
 抱いた感情は嫉妬か、それとも執着だったのか?

・愛とは?欲とは?恋とは?
(L39) 2021/05/28(Fri) 8:08:50
公開: 2021/05/28(Fri) 8:10:00

【独】 現実という欲に呑みまれた一つの愛 シェルタン

/* テスト
(-332) 2021/05/28(Fri) 8:19:07
求愛 シェルタンは、メモを貼った。
(a190) 2021/05/28(Fri) 8:25:06

【置】 求愛 シェルタン


 今は何も分からないけど。
 寄り添ってくれる友達がいることが、嬉しくて
 いつだって力が沸いてくる気がした。

「友達として、愛を求めていたものとして


 そして、    」


 ちょっと妖しくて、でもずっと心優しい彼の言葉。

 「お前
くらい
しか
頼めない
し」

 不器用で偏屈で、でも人一倍親しくしてくれる彼の言葉。

 それらを胸に抱いて、
 深夜の森を一人歩く。

 まだ……大人の
に対してとか、
 愛を見つけることとか、色々な答えは出ないけど。

 それでも。やっぱり。
 
何かが変われ
る気がしたんだ。

 知りたいと思えば思うほど、気持ちが膨れ上がるんだ。
(L44) 2021/05/28(Fri) 10:48:41
公開: 2021/05/28(Fri) 11:00:00

【置】 求愛 シェルタン


 神隠しの噂だって解決のめどが立ってないのに、
 なんだか、酷く遠回りをしてる気がするけど。

 
愛を独り占めしたい
と思う気持ちも、
 完全に消し去れたわけでもないけど。

 彼らの欲のおかげで今の自分があるということも、
 決して忘れてはいけないけれど。

 ……一先ずは一歩前進、というところだ。

 今日は、それでいい。

                      
よかったはず。
(L45) 2021/05/28(Fri) 10:53:47
公開: 2021/05/28(Fri) 11:00:00
求愛 シェルタンは、メモを貼った。
(a194) 2021/05/28(Fri) 10:58:45

【独】 求愛 シェルタン


「……大人がオレを求めるから、
 オレはそのこと自体を求めた」

「みんなが否定するから、これは良くないこと」

 ひとつひとつ、反芻するように。

「……でもオレは、治療に連れてかれて、
 またああされたら、きっと、嬉しいと思う」

 それだけは。否定のしようもない事実だ。
 それを捨てるには、あまりにも、自分の心は脆い。

「本当の愛が見つかれば、変われるのか?」

 それだけが、今を生きる頼りになるのかもしれない。

 下着をゴミ袋に詰めた。
(-334) 2021/05/28(Fri) 11:18:28

【人】 求愛 シェルタン


(何してんのアレ?)



森の方にはとても気をつけている年長者、
小さな小さなお化け(?)に気づく──!

選手、ひとまずは見守る選択をした様子です。
(249) 2021/05/28(Fri) 11:27:51

【秘】 求愛 シェルタン → 褐炭 レヴァティ

「……そうなんだ。
 どうせ大人と会ったこと、
 バレちまうんなら先に言っちゃうけどさ、

 俺は最初“普通に呼ばれて”、それを気に入って、
 “こっそり自分から”会いに行ってたよ。

 同じ大人のとこに連れてかれるかは知らん。

 もしかしたら、ほんとにアンタの言うような方向で、
 オレの心の病気を根っこから治すことして貰えるかもな」

 案に、今までは歪みのある関わりだったことを示唆して。

「白々し。なんでもいーけど」

 あんまり引っ張るなよ、と斜め後ろをついていく……
(-337) 2021/05/28(Fri) 11:42:12

【秘】 求愛 シェルタン → 褐炭 レヴァティ

「悪い人だと思う。
 話を聞いた人はみんな“おかしい”って言ったから」

 誇張された言葉遣いの意図を僅かに掴みかねて、
 実直に、どこか他人事のように、答える。

「本当はな?オレが他の子が連れてかないでって思ったのは、
 
オレ以外を愛してほしくなかったから
だ。

 それは愛じゃないだとかヤバいだとか言われて、
 ちょっと考え直したところで。……じゃなかったら、
 さっきもらった棒でなんかしでかしてたよ」

 “自分はどこかおかしいらしい”という視点から語るためか、
 どうにも客観的な言葉が出るらしい。
 呟きも、自分語りの上で聞き流していく。

「モノの考え方が歪んでるし、
 本当に何か考える時は気をつけたいと思う……

 ……レヴァティ。
 アンタがこうするのにも理由があるだろうことも含めて。
 慎重に、答えを出していくよ」
(-341) 2021/05/28(Fri) 12:19:30

【秘】 求愛 シェルタン → 褐炭 レヴァティ

 相槌を打つ。
 ただ、穏便に話が進むならそれ以上のことはないから。
 この深夜の話は、きっと誰にも言わないでいる。

 〜〜〜

 大人たちが遠目に見える。
 知ってる顔。知らない顔。どちらも居る。

 笑みを作って、頭を下げて。
 怯えることもなく、其方へ歩いていく。


 最後に振り返って。
 用が済み、去ろうとでもする貴方の顔をじっと見つめて。

「正しくなくとも、さ。
 せめて、間違ってるものを、
 間違ってるって言うくらいはしたいかな」

 苦笑をしてみせた。
(-349) 2021/05/28(Fri) 12:56:19

【置】 求愛 シェルタン

品定めでもしているかのような、粘つく視線を一身に受けて、喜びと、生まれた戸惑いの感情に包まれる。

何度か大人に会いにくることはあったが、今日はいつもより人数が多いように思えた。誤差の範囲ではあるのだろうが。


ストールを脱いで上着のボタンを外し、恥じらいつつも、身を捧げるかのように、彼らの集まりの中へ。

抵抗をしなければ痛くされることはない。最初に“治療”を受けた時は随分と失敗をしてしまったから、二回目からはちゃんとするようにしているのだ。

「よろしく、お願いします」


恭しく言えばすぐに、周りは大人だらけになる。その生温い空間に自分がいるのは、やはり嫌ではなかった。
(L51) 2021/05/28(Fri) 19:03:22
公開: 2021/05/28(Fri) 20:00:00

【置】 求愛 シェルタン

衣擦れの音。
片足をあげれば、何のひっかかりもなく、裾の広いズボンがする、と脱げる。それを両足分、一セット。

譲った下着を着けてないことに対する文句が投げかけられる。
すみません。


その間にも無遠慮に腹や背中から上着の中に手を突っ込まれて。風がよく通るから肌寒いな、とも思った。

「はっ……ぅ、くはッ……」

自分や、子どもたちの手じゃ、どうしても得られない感覚。

一年と少し前から、随分と身体はゴツくなって、顔の彫りも深くなって。
整っていても、醜くなったはずなのに


それでもまだ“この治療”をして貰えるのは、お情けからなのか、まだ
を抱いて貰えてるからなのか。
(L52) 2021/05/28(Fri) 19:09:27
公開: 2021/05/28(Fri) 20:00:00

【置】 求愛 シェルタン

撫で回すのも程々に、何度も蹂躙されて、知り尽くされた“弱点”を、いくつかの指が執拗に追ってくる。

かりかり、と爪を立てられたり。
二つの指で、ぐにと押し開かれたかと思えば、なぞる様に擦られたり。

「──ッ、ふ、ぅうっ、……!」

思わず目の前の大人に縋り付く。度重なる友人との会話もあって。ここにきて、ようやく感じるものがある。
この場にいる人間たちは、結局誰でもいいんだな。


上着を捲り上げるついでに上体を引っ張られて、前屈の姿勢になって。内股を叩かれれば“もっと広げろ”というサインだと受け取って。
(L53) 2021/05/28(Fri) 19:11:14
公開: 2021/05/28(Fri) 20:00:00

【置】 求愛 シェルタン

地面を踏みなおし、膝を曲げ、触れやすいように腰を高く上げる。
ねっとりと絡みつくような手の動きが、下半身に集まっていくなかで。

──太腿に冷たい、鉄の感触がする。

何かと思えば、布をじょき、と裂く音が聞こえ始めて。鋏か。下着の件で不興を買ったからか、こちらの帰りのことは考慮してくれないらしい。

人目を盗んで寮に戻れるような時間までには、解放してくれないだろうな、と、変に冷静な頭で思った。


2日目の深夜の、話。
(L54) 2021/05/28(Fri) 19:12:38
公開: 2021/05/28(Fri) 20:00:00

【秘】 求愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ

/*
ぐっすり寝てましたわ!悪うございましてよ。
おデートのタイミングとしてはもう更新後に深夜の森を歩くとっかかりを頂ければ。

アクションやら置き手紙やら!全体に見える部分!としましてはそうですわね。更新後10分くらいにそれっぽい手紙をひとつ置きますわ。それから行きますわよ。
(-397) 2021/05/28(Fri) 19:20:54

【秘】 求愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ

/*
あそう。翌日はおデート後の時間軸ですわ。

もうお分かりですわね?大人に“♡♡♡♡♡♡”なことをされたシェルタンとメレフなのでもうそれはそれはど曇りまくりでしてよ。罪のミルフィーユはすぐそこですわね。
(-398) 2021/05/28(Fri) 19:22:34
求愛 シェルタンは、メモを貼った。
(a200) 2021/05/28(Fri) 19:29:46

(a203) 2021/05/28(Fri) 19:39:54

シェルタンは、どこ?
(a207) 2021/05/28(Fri) 19:58:07