人狼物語 三日月国


65 【ペアRP】記憶の鍵はどこ?【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

[メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ

視点:

全て表示


【秘】 クラヴィーア → アマミ

 
[その言葉は届いていない。
 ただ撫でられる感覚だけはかろうじて拾えた。
 幸せに顔を緩ませる。

 自分で言うのもなんだが、昔より健康的に肉のついた体、それに服の上からも膨らみがはっきり分かる胸元は女性的な姿をしている自覚がある。


 耳に指が伝う感覚。]

 んっ……


[酔いは体を敏感にさせる。甘い吐息が勝手に零れる。
 首をなぞられくすぐったさに意識が浮き上がりそうになる。
 体はほんのわずかに、期待を勝手に持つ。

 
(-14) 2021/04/03(Sat) 10:42:40

【秘】 クラヴィーア → アマミ

 
[それ以上何もなく。体は自然と落ち着いて睡眠欲の方が上回り深く眠りに落ちた。

 もしも、もしも酔っていなかったら。
 眠気が強くなければ

 きっと、私は貴方を引き止めてしまった。


 間違いをおかしてほしい、という欲に負けた。

 私に手を出す意味を理解の上でその手を伸ばされるのなら
 雨じゃなくて、貴方が私を濡らしてくれるのなら

 私だって、本当は 貴方がほしいんだ
 ]*
 
(-15) 2021/04/03(Sat) 10:45:00

【墓】 アマミ




[どうして幸福な夢は覚めてしまうのか。
きっとそれは、夢だからなのだろう。>>+3

覚ましたくなければ、現実に落とし込むしか道はないのだ。




覚めたくなければ、願ってはいけないと。
そんなこと己も彼女も知っていたはずだ。




(+7) 2021/04/03(Sat) 19:01:49

【墓】 アマミ


[アマミは自身でも驚く程に冷静でいられた。感覚はあの島でクラヴィーアの傷の手当をした時に近い。

気に入らないが今は声>>1の言う通りにするしかないということは分かっていたが、重要なのはクラヴィーアがなんの記憶を失っていたか、だ。
己の記憶におかしなところがない以上、
彼女に何かあると考えるのが自然であろう。



   ............。


[その言葉>>+6が答えだった。
有り得るかもしれないという懸念があったとしてもいざ的中すれば流石に動揺はするものだが、面を隠しているならば顔色の変化を見られることもない。]

(+8) 2021/04/03(Sat) 19:02:08

【墓】 アマミ


[彼女から微かに感じる警戒心は皮肉なことにどこか懐かしげのあるものだった。

あのころはどちらかと言えばアマミの方が彼女を警戒している節があったのは否めないが、それから今に至るまでの軌跡を彼女は丸ごと取り上げられたことになる。

まるであの島でのクラヴィーアとの出来事をなぞるように、アマミはお面を外して。]


   ごきげんよう。

   ...さぁね。俺は君の記憶を取り戻すために
   手伝い役としてここに連れてこられたようだ。

   有り体にいえば、君に巻き込まれたと言うべきか。


[状況整理のために改めて鍵を探せば記憶が戻ることなどを伝えた後、行こうかと声をかけるが彼女はどう答えただろうか。
警戒心が少しでも薄まればいいとは思うが、それが難しいのは人嫌いのアマミが何より分かっていた。]*

(+9) 2021/04/03(Sat) 19:04:18

【墓】 アマミ


[もうひとつ気になることがあったとすれば、記憶をなくしたとしてクラヴィーアが大人のままか少女に戻ったかという事だったが。

心が動くよりも先に事態の解決を望む姿>>+10は少なくとも少女のそれとは趣を異にするとアマミは解釈する。]


   そう、手伝い役だ。
   1人じゃ心細いだろう?


[とは言ったものの、彼女はまだ状況を整理出来てないらしい。無理もない事だが、続く言葉には思わずふふっと笑いが溢れてしまう。

そうだ。クラヴィーアという女は、そういう人であった。]

(+12) 2021/04/03(Sat) 22:50:17

【墓】 アマミ


[アマミはクラヴィーアへと告げる。
嘘ではないが、記憶を戻してもらわないと困るという己の意志を。]


   どうやら君が記憶を取り戻さないと
   駄目なようだ。
   それに、時間制限もあるらしい。

   これはもう、君だけの問題じゃない。


[記憶をなくせば人は死んだことと変わらない。それはあの島でもよく分かっていたことだ。
クラヴィーアに死なれては己も困る。

伴侶に選ぶと決めた女の問題は、決して他人事ではない。
しかし彼女の疑問>>+11には一度首を傾げて、その真意を理解すると1人納得するように頷いた。]

(+13) 2021/04/03(Sat) 22:52:11

【墓】 アマミ


[目の前の彼女には「大切な人」が何を示しているのかがきっと伝わっていないのだろうとアマミは解釈した。
記憶をなくしたからだけではなく、
己が彼女に伝えて来なかったせいなのかもしれない。



   生憎、俺の記憶は抜けていないからね。

   2人ともか、どちらかが抜けているかしか
   有り得ないとしたら、きっと君の方が記憶が無いと
   考えるのが自然さ。

   それでは不十分かな?


[そう、そこまでは推測でも充分たどり着ける領域だ。しかし彼女の不安を拭うために必要な情報量にはまだとどかないもしれない。
だからこそアマミは彼女に手を差し伸べて言うのだ。]

(+14) 2021/04/03(Sat) 22:53:23

【墓】 アマミ




   少なくとも言えるのは。

   俺は君を守るためにここにいるという事だ。
   俺の目を見て嘘じゃないと思うなら、

   俺の傍を離れるな。**




(+15) 2021/04/03(Sat) 22:55:06

【墓】 アマミ


[人間は足さえあれば歩ける。
彼女の足を支えるのは何も自分だけのことではなかったようだ>>+16
考えてみれば当たり前のことかもしれないが、人との付き合いがないアマミにはそれを察するのに時間を要するのである。]


   だろうな。
   俺がもし君の立場なら1人はごめんさ。


[助けを求めることは決して悪では無い。
そこに後ろめたさがあったとしても、そうやって互いに義理を通して行くことで人はこれまで生きてきたのだ。

だからアマミは彼女の問題に躊躇いなく
首を突っ込むことになる。


こちらの返答は納得いただけたようで>>+17、彼女の聡さを改めて実感しつつアマミは彼女の答えを待っていた。]
   
(+24) 2021/04/04(Sun) 11:58:48

【墓】 アマミ


[たとえば記憶の欠片をピースに例えるとして。ピースを填める外枠は何に当たるだろうか。

それは即ち記憶を元に感じた情動と言うべきか。欠けたピースがアマミであろうと、クラヴィーアが気づかないのも無理はない。

そもそもアマミというピースが存在する、その事実そのものをこの館の主は彼女から奪ったのだから。
アマミは今の彼女にとっては、外枠の更に外側にいる異分子でしかないのだ。]


(+25) 2021/04/04(Sun) 11:59:53

【墓】 アマミ


[嘘じゃない。>>+19
そう答える彼女は少なからず己を思い出してくれているのかと一瞬そんな期待が脳裏をよぎる。
しかし、そんな都合のいいことなど起こり得るわけはない。

期待はすぐに捨て去られることとなる。]


   俺は無理して人を守るような人間じゃあない。
   単純に、君に危険な目に遭われたら俺が困るんだ。


[それは義理ではないのだと、今一度つよく彼女に主張するのは自身がクラヴィーア程に義理堅い人間ではないことを示すためだった。

彼女と自身では思考の根幹が決定的に異なっているのだと。]


   俺か?俺は.........アマミ。
   君がこの先二度と忘れられなくなる名だ。


[そう意味ありげに微笑むとクラヴィーアの一歩前を歩くことにした。]

(+26) 2021/04/04(Sun) 12:02:25

【墓】 アマミ


[それからアマミは彼女に顔を向けないまま、クラヴィーアにひとつ提案を示す。
それは言葉遣いのこと。いきなり示されればクラヴィーアは混乱するだろうか?
アマミは彼女程気遣い上手でもなければ優しくも無いためにそこまで気が回せないのだ。]


   ところでこれは老婆心のようなものだが...
   その口調、喋りづらくないかい?


[クラヴィーアの提案に乗る形で玄関を調べている時>>+20、さりげなく話題提起を試みるのだった。]**

(+27) 2021/04/04(Sun) 12:03:32

【墓】 アマミ


[それから結局、大方の予想通り玄関の扉が開くことは無かったわけだが。

彼女が
それ
を手にした時、アマミは独り言のようにその名を呼んでいた。

Бабачика(バーバチカ)、『蝶』と。

しかしクラヴィーアが静かに怒りを滲ませた時>>+21にはその通りだとしか思えず、同調するように下唇を軽く噛んでいただろう。]


   あぁ。それについては同感だ。
   人の記憶で遊ぶとは、悪趣味が過ぎる。

   
[赤の他人がヘラヘラと弄っていいほど記憶というものは安くないのだと。
彼女の前では久しく怒りで声を震わせていたのだ。

昨日ロゼリアを追い返した時よりも
怒りは強かったが、今の彼女がどう覚えているか
分からない以上、比較出来たのかは不明だ。


(+28) 2021/04/04(Sun) 12:07:30

【墓】 アマミ


[それから彼女の様子を見つつ探索を続けることになるのだが記憶の鍵を探すのは手伝えるが直感的に正解を導き出せるのはクラヴィーアのみだ。

ならばと彼女の進む方向について行く事にしたのだが、彼女の前に出ようとすると何故か彼女が更に前に出てくる。

彼女の言葉>>+19は、その行動の裏付けとなるのだろう。
アマミはその場に立ち止まって、彼女に語りかける。]


   クラヴィーア。突然だが...
   これは俺の持論なんだけどね。

   記憶を無くすというのは
   死んだも同然だと俺は思うんだ。

   その人が得た経験や感情の成り行きが
   丸々抜け落ちてしまうからな。
   その人の歩みの記録が無くなったというべきか。


[緊張を解すための話題提起にしては少々重すぎたかもしれない。
それでもアマミは言わずにはいられないのだ。このまま彼女の記憶が戻らない可能性は避けたかったから。

アマミは前に出ようとする彼女を止めるように腕を彼女の前に出して庇ったのだった。
奇しくもこの言葉を彼女に向けたのは初めてではなかった。


(+29) 2021/04/04(Sun) 12:09:43

【墓】 アマミ





   だから、クラヴィーア。


            死ぬなよ。絶対に。*




(+30) 2021/04/04(Sun) 12:10:40
アマミは、メモを貼った。
(a5) 2021/04/04(Sun) 16:51:41

【墓】 アマミ



   まぁ...色々とね。
   

[困ることがあるのかと聞かれたなら、ついついはぐらかすことになってしまった。>>+31
「求婚予定の女性に記憶を無くしままでいて欲しくない。」

などと、まさか今の状況では言えるまい。]


   その辺は好きに呼んでくれていいよ。

   ん?あぁ、意味は.......明日になればわかるさ。


[起きる確証を持っていられるのは、ここが夢の中であるとわかったからだろうか。
夢は必ず覚める。それが自然の摂理というものだ。

ところで、記憶があってもなくても変人としての印象を植え付けてしまったようだ。
己は何も変わっていないから評価が変わらないのは当たり前だが。


アマミは相変わらず嘘をついたり自分を取り繕うのは下手くそなのである。]

(+36) 2021/04/05(Mon) 6:11:22

【墓】 アマミ


[会話の中で彼女の言葉を指摘したが、もしかしたら説法などと誤解されたのかという不安が過ぎり。]


   ............いや、気にするな。
   変ってわけじゃない。


[余計なことを言ってしまったかとアマミは口を噤んだ。
今のクラヴィーア>>+32に我が家にいた頃の彼女のような振る舞いを求めるのは酷が過ぎる。

彼女の顔色から察するに、余計な不安を煽ってしまったようだ。
アマミは彼女にすまないと一言謝罪を告げて。]


   バーバチカ島の再来、か。
   皮肉なもんだ。



[とぽつり呟く。
それはクラヴィーアの前で発した言葉であるが、彼女に向けた言葉というよりは独り言に近い。
しかし彼女は記憶の重みを忘れてはいないようだったから。>>+33
無くなったのはもしかしたら己の事のみかもしれないとアマミは推測を伸ばすに至る。


もしも記憶をなくした者と無くしていない者、立場が逆であればなどと、何度もたらればの空想を思い描いてしまうのだ。]

(+37) 2021/04/05(Mon) 6:12:26

【墓】 アマミ



[大切な人の記憶を預かる。
己の大切な人の記憶を預かるという名目で奪われる。

彼女にとって大切な人との記憶が奪われる。

どちらにも通ずるような声の主の物言いは、腹立たしく思えてならないものだ。

気づけばアマミは無意識に彼女を庇うように差し出された手は怒りを堪えるように拳を握りしめていた。>>+34



(+38) 2021/04/05(Mon) 6:13:24

【墓】 アマミ


[思想に耽けてしまいそうになった時、聞こえた声はどこか弱々しい...あるいはか細いと言うべきか。>>+35
彼女の顔色を覗けばどんな表情を見ることが出来ただろうか。]


   ふむ、どうして俺がこんな事をするかは。
   帰った後に改めて教えてあげよう。

   さぁ、今は時間が惜しい。
   少しでも気になることがあれば言ってくれ。


[アマミは考える。
彼女は己を大人のようだと思ったかもしれないが、お面の奥に伏せた焦燥は。
少しずつ確実にアマミに負荷をかけ続けていた。]*

(+39) 2021/04/05(Mon) 6:15:28

【人】 アマミ

──回想:三年後 アマミside──

[実際のところ、あの島でアマミがクラヴィーアに告げた3年という時間は縁切りのようなものであった。
それは火が自然に収まるのを待つかのよう。

そもそも婚約や恋愛など政略の利害に基づいた極めて合理的なメソッドに過ぎない。
それはアマミが人生を経て培った持論のひとつであったが、その持論は極めて非合理な少女に3年の刻をもって壊されることとなった。

元来アマミにとって、自身と添い遂げようとする女達は皆金や名声にがめつく蛇でしかない。
長年培い続けた持論を直ぐに手放すことは出来ず、アマミは少女にあの言葉を告げた。>>0:81

未熟なEveは蛇に唆され、リンゴを食べて堕ちた。
未熟なリンゴは果たして毒か、蛇か。あるいは両方か?


アマミは3年も経てば、糸は切れると思っていたのだ。
そして想定では3年経った頃にはもう二度とクラヴィーアに会うことなどないはずだった。]

(34) 2021/04/05(Mon) 6:42:57

【人】 アマミ


[しかし、それがどうしたことか。
少女は心身共に成長を遂げ、自身の前へと現れた。

あの時アマミは自身が培った経験や想定の中ではありえない事が起きたと、彼女には見えないお面の奥目を丸くしていたのだ。


    「アマミさん、私は貴方が好きだ。

     貴方の側にいさせて下さい。」



そう頬を赤らめながら告げるクラヴィーアを前にして、アマミは思い知らされる。
彼女は蛇なんかではなかったのだと。

『未熟だったリンゴ』は毒など微塵も入ってはいないのだと。

自身の想定した二者択一の中には
そもそも正解なんて存在しなかったのだと。


(35) 2021/04/05(Mon) 6:45:42

【人】 アマミ


[彼女を前に己の経験など何の役にも立たない偏見に過ぎないと気づいた時、アマミは彼女を家に招き入れることを決めた。



   「君にはまいったよ。」



そう冗談交じりに彼女に告げたアマミだったが。
あの時の彼女に対する心象はそれに尽きるのだと、アマミは今でもそう言うだろう。

らしくないのは承知の上で、運命とはこういうものなのだとすら思えてしまったのだ。]**

(36) 2021/04/05(Mon) 6:54:08

【墓】 アマミ


[彼女に合わせるように探索をしていると、どこかのタイミングで書斎のような場所にたどり着いたことがあっただろう。

クラヴィーアには鍵はありそうかなどと尋ねつつめぼしいものを探していると、一冊の本がアマミの足元にパタンと落ちてきたが。


その表紙を見た時アマミは驚いたように息を呑んでしまった。

その本がかつて自分が書いた小説『όργανο』だったからだ。]

(+40) 2021/04/05(Mon) 7:00:43

【墓】 アマミ



   ............。


[アマミは本をパラパラとめくり始める。
クラヴィーアをモデルとした一人の少女が成長する軌跡を描いた長編文学は、自身の彼女への感情の変遷を分かりやすく書き記していた。

彼女への想いを指先でなぞっていくようにページをめくると、最後のページが空白になっていた。]


   クラヴィーア。
   すまないが、そこら辺にペンはないか?


[クラヴィーアの捜索の邪魔をしない程度にアマミは彼女に尋ねるのだった。
そして彼女からもらったかあるいは自分で拾ったペンで空白のページに文字を書き始めるのだった。]**
(+41) 2021/04/05(Mon) 7:01:22

【墓】 アマミ



[追及こそされないが彼女は実に聡いとアマミはよく知っている>>+43
ならばアマミが何者であるかは、彼女もそのうち気づくことになるのだろう。

なにより、それをアマミが知ることは重要では無いのだ。]


   あぁ、約束だ。
   忘れたりするなよ?


[アマミはカーテシーをするクラヴィーアの頭をぽんと撫でようとする。
その様子は貴族らしく凛と振る舞う彼女と対照的に、砕けていた。]

(+49) 2021/04/05(Mon) 23:54:02

【墓】 アマミ


   それは...?


[クラヴィーアがガブリーシュの実を見つけた時、彼女はなにか思うところがあるような様子でその実を触れていた。
消えた途端に聞こえた笑い声は、彼女の様子を見ていたアマミの耳には届かない。


ピアノはアマミにはまるで思い当たる記憶が無いが、もしかしたら己と出会う前の彼女の記憶の中にあるのだろうか。
彼女があの島で失った記憶だとすれば、知る術は誰にも持ち合わせてない。

途中見た蝋燭や鞭をクラヴィーアが触れた時、アマミの中には嫌な予感が浮かんでいたが。それ以上を考えるのはやめることにした。


考えだすと、声の主を本気で殴り飛ばしてしまいそうになるからだ。]

(+50) 2021/04/05(Mon) 23:56:07

【墓】 アマミ


[別々に行動をしていたために彼女が手紙の切れ端を見ていたことには気づかない。
そもそもそんな手紙を彼女が書き留めていてくれたことすら、アマミは知らないのだ。

彼女の誕生日が近いことを彼女から聞く機会はあったか、
なんにせよ誕生日はいつだったかと気になっていたのは本当のこと。


返事を求めてクラヴィーアの方へと目を向けると、見当たらないという返事が来る。>>+47


   あぁわかった、気にしないでくれ。


[そう言ってアマミは自身で拾い上げたペンで空白のページに綴る。]

(+51) 2021/04/05(Mon) 23:56:56

【墓】 アマミ





          最愛なる君へ。

   
     『Dear you, Klavier.』





(+52) 2021/04/05(Mon) 23:58:04

【墓】 アマミ


[書き終えてアマミは本を閉じた。
もしかしたらこれが鍵である可能性はあるから、一応手元には持っておいて。

クラヴィーアの後を追うように書斎の奥へと進んだ時、彼女が落胆したように休憩を進言した時にはその意図を察して。]


   キリがないな、これはさすがに。
   君は少し休んでいろ。


[座り込むクラヴィーアに大丈夫だと、そう言って上着を脱ぐとその上に本を置き、腕まくりをして気合を入れる。
しかし彼女から声をかけられると立ち止まって。]


   どうした、突然。
   .........大昔の記憶を捨てた事はあるさ。

   それが具体的にどんなものかは
   捨ててしまったから分からないけどね。
   恐らくは幼少期の記憶だ。


[彼女が真面目に尋ねた時には変に誤魔化さない方がいいということは知っていた。
それ故にアマミには話すことを躊躇する理由はなかったのだ。]*

(+53) 2021/04/05(Mon) 23:58:43