【人】 末っ子長女 シャーレンひゃっ! あ、えっと…怪しいもの? 怪しいというか、あれが何に使うものかわからなくて眺めてた…の。 [掛けられた声にビクッと身体を震わせた>>92 敵意は感じなかった為、眺めていたものを指差して首を傾げる。 指指す方には船で使うだろう道具。 書物には船も船で使う道具も記されているけれど、挿絵等はないからシャーレンが実際に見てもそれがなんなのかわからなかったのだ。 道具について教えてもらい、一緒に海辺を歩き、帰り方がわからないと言えば途中まで送ってくれた。 人を見る目はあると自負しているから、警戒はすぐに解いていて、また会おうという約束に素直に頷いたのだった] (103) 2021/12/02(Thu) 23:25:04 |
【人】 末っ子長女 シャーレン[>>94ぎこちなさを感じ取った為、本名ではなく偽名をシレッと名乗った。 書物に載っていた花の名前。 気に入った花だったからか自然と浮かんだのだ。 後々、偽名を名乗った事を後悔するなんてこの時は考えもしなかった*] (105) 2021/12/02(Thu) 23:33:26 |
【人】 末っ子長女 シャーレン―合流前・マンユゥと― ふふ、ありがとう。 マンユゥにそう言ってもらえて、少し前向きになれるわ。 [彼女が幼い頃に読んでほしいとねだった素敵な恋の物語。 読んでいる時は気づかなかったけれど、今思い返してみればシャーレンも素敵な恋に憧れていたのかもしれない。 一度、彼女と恋愛の話になった時に想い人がいると伝えた事がある>>87 それがリル族の青年だとは流石に言えなかったけれど] (114) 2021/12/02(Thu) 23:54:32 |
【人】 末っ子長女 シャーレンマンユゥは優しい子ね。 それじゃあ、話を聞いてもらいたい時は貴女を頼りにさせてもらうわ。 [少しは気が楽になっただろうか>>90 妹分である彼女が心配してくれて、シャーレンも気が楽になったように感じる道中だった*] (115) 2021/12/02(Thu) 23:55:06 |
【人】 末っ子長女 シャーレン─数年前のこと─ へぇ…やっぱり、実際に見ないとわからないものね。 [彼の表情は仮面に隠れて見えないけれど、雰囲気が柔らかくなったから笑ったのだろうか、なんて>>116 足が濡れない場所へ連れて行ってくれて、間違っても飲むなという忠告に頷き海水に指を伸ばす。 海水を飲むのは危険だと書物に載っていたし、危ないことは流石にしない] ん…しょっぱい…。 [濡れた指を舐めれば、しょっぱさに唇をキュッと引き結ぶ。 彼とわかれてから、その日はなかなか寝付けなかった。 初めて海を見て、初めてリル族の人と話して、初めて海水がしょっぱいと知った。 早く約束の日が来ないかなんて、心待ちにしてしまうほど、彼との出逢いは特別だったようだ] (136) 2021/12/03(Fri) 15:49:28 |
【人】 末っ子長女 シャーレン今のところ、大丈夫よ。 えぇ、わかったわ。 [いつ家族に見つかるかと怖かったけれど、家族はみんな忙しいから気付かれる事はなかった。 それでも、彼と会うまでは毎回気を張っているのだけど。 徐々に仲良くなって、海辺の近くにある作業小屋に入れてもらうようになって>>117 ただ話をするだけだけれど、少しづつ彼に惹かれていった。 いつかは別れが来るとわかっていても、会うことを止める事なんて出来る訳がなかった*] (137) 2021/12/03(Fri) 15:50:59 |
【秘】 末っ子長女 シャーレン → コンねぇ、リー 貴方は私の初恋なの でもね 本当の貴方の名前を教えてくれるまで、教えてあげない [その日が来る可能性は低くても、いつかは貴方の名前が知りたいと。 そう思っている*] (-31) 2021/12/03(Fri) 15:53:06 |
【人】 末っ子長女 シャーレン─ 新居への道すがら─ [ヴィス族の一行から離れ、新居のある方へと向かう。 荷物は兄たちが運んでくれたが、儀式が終われば両親の待つ家へ帰る。 歴史ある家と言っても、使用人は数人のみで基本的には自分たちの力で生活をしている。 シャーレンは田畑の作物や花壇の世話もするし、食事の用意も日常的にしていた。 シャーレンの家の事をよく知らない者が、シャーレンが家事や作物の世話を出来る事を知ると驚く。 見た目からしてお嬢様だから無理もないが] お兄様、荷解きしてくださったのですか? [荷解きが終わったのか、新居のある方から歩いてくる見知った姿たちに駆け寄った。 随分先に着いていたようで、荷解きもリル族の方が来る前に終わったらしい] ありがとうございます、お手数お掛けしました。 あの…お父様とお母様のこと、よろしくお願いしますね。 [儀式が終われば、今までのように会えなくなる。 それが寂しいと思えど、我儘は言わないし言えない。 それぞれに頭を撫でられ、その手に擦り寄って元気をもらえば兄たちとわかれ、新居へと] (203) 2021/12/04(Sat) 0:00:25 |
【人】 末っ子長女 シャーレン[そして新居へ辿り着き、旦那様になる方と互いの顔が認識出来る距離まで近づいたシャーレンは思わず足を止めてしまった。 ずっと知らぬ顔が待っていると思っていたのだ。 けれど、シャーレンを待っていたのは>>192] もしかして、リー…? [驚きすぎて声は出なかったけれど、唇は彼の仮の名を紡ごうと動いた。 シャーレンの知る彼が旦那様になるのであれば、散らすしかないと思っていた華は散らすことなく美しく咲き誇るだろう*] (204) 2021/12/04(Sat) 0:03:02 |
末っ子長女 シャーレンは、メモを貼った。 (a23) 2021/12/04(Sat) 0:08:52 |
【秘】 リー → 末っ子長女 シャーレンどうして、初めて会った時に 本名を伝えなかったのか。 多分それは、信用できなかったから。 最後だって分かった時に言えば良かったのに。 苦しい思いをするなんて、思ってなかった。 [ だからこそ本名を知るときは 最上の幸せが待っているかもしれない。 ]* (-48) 2021/12/04(Sat) 0:13:18 |
【人】 末っ子長女 シャーレン─数年前:彼との幸せな時間─ 他の人がどうかはわからないけれど、私は書物に載っている海がどんなものか興味が湧いたの。 実際に見れて良かったわ。 果物?好きだけど…いいの? [海を見れて、道具も見れて、満足気に頷いていれば、果物は好きかと聞かれた。 唐突な問いに答えれば、もぎたてをくれると言う>>205 嬉しいけれど、会ったばかりの彼に気を使わせてしまった気がして、眉を下げた] ありがとう。 あ、甘酸っぱくて美味しいわ! [甘酸っぱい蜜柑に思わず表情をほころばせた。 今まで食べた蜜柑も美味しかったけれど、彼と半分こしたものは格別に甘くて、家で食べた時にその事を思い出しては首を傾げてしまうのだった] (231) 2021/12/04(Sat) 10:43:33 |
【人】 末っ子長女 シャーレンそれは…そうかもしれないけれど…。 [シャーレン自身に偏見がなくとも、両親や兄たちには多少なりとも偏見はあるだろう。 それをわかっているから、否定の言葉は言えなかった>>206 それでも、会うのを止めなかったのは彼を愛してしまったから。 彼以外の者と結婚しなければいけないと伝えた日、シャーレンたちは初めて唇を重ねた。 彼もシャーレンを好きだと彼のぬくもりから伝わってきて、涙を流してしまった*] (232) 2021/12/04(Sat) 10:45:32 |
【秘】 末っ子長女 シャーレン → コンいつかは貴方の名前を知って、私の名前も知ってもらおうと思っていたの。 貴方の名前が本当の名前じゃない事、気づいていたわ。 けれど、貴方以外の人と結婚しなければいけないと伝えた日。 貴方の名前を聞けなかったのは結婚するのが貴方じゃないと改めて絶望したくなかったから。 [貴方の本当の名前を知る時、それが案外すぐで喜びが溢れてしまうなんて。 この時は思ってもみなかった*] (-58) 2021/12/04(Sat) 10:47:51 |
【人】 末っ子長女 シャーレン─新居のそばにて─ [少し離れていたから、声は届かなかった>>227 けれど、彼の唇が紡いたのはシャーレンの仮の名だった。 それだけで、嬉しさが溢れ出してしまいそうになる。 以前から会っていた、なんて家族たちに知られる訳にはいかない。 私たちは"初対面"だと思わせなければ] 初めまして…。 ヴィス族のシャーレンと申します。 貴方は、コン様…で合っていますか? [彼のそばまで近づいて、挨拶の為に一礼する。 手は届く距離、けれどいつもよりは離れた距離感。 それでも、彼を見つめる表情が溢れ出す嬉しさを必死に抑えようとしているのがわかってしまうだろう。 他の者から見たら、今のシャーレンは何かに耐えるようで、けれど嬉しさが滲んだ表情をしていた*] (233) 2021/12/04(Sat) 11:45:44 |
【秘】 リー → 末っ子長女 シャーレン 自分が憎悪を向ける相手が自分だと、 この世で誰が思う? 自分が本当の名前を伝えなかったという そんな小さな事で、あんなに、あんなにまで 俺の姫に恋焦がれてしまうはめになるなんて。 [ どうしてあんな名前をつけたのか。 リーというのは、梨。 けれども、離縁とも同じ音。 そんな偽名をつけたのだから 別れるのは必須ということに リー、いや、コンは自分を笑った。 だから彼女の笑顔がまた見れたとき、 コンはごめん、と一言謝るだろう。 ]* (-67) 2021/12/04(Sat) 21:52:10 |
【人】 末っ子長女 シャーレン─現在に至るまでの話─ みんな私みたいに何にでも興味を持つ訳じゃないと思うわ。 本当?それでも嬉しいわ! 私、まだ知りたい事があるの! [やりたいからやっただけだと言ってくれる彼は優しいと思う>>264 甘酸っぱい蜜柑を食べ終わると、あれは何?こうゆう時どうするの? と、彼に瞳を輝かせて問い掛けた] また…会ってくれるの? [>>265別のものを今度あげようと言われれば、また会ってくれるのかと驚きで目を丸くする。 彼もヴィス族へ偏見はないように見えるけれど、次の機会があると思ってもみなかったし、シャーレンもまた会いたいと言うつもりはなかった。 だからこそ、とても驚いているし嬉しいと思う] (278) 2021/12/04(Sat) 23:06:35 |
【人】 末っ子長女 シャーレン無理よ…! 貴方への気持ちを忘れることなんて出来ないもの! 絶対、絶対に忘れないんだからっ…! [彼が優しく抱きしめてくれるから、その温かさに縋るようにぎゅっと抱きしめ返した>>266 きっと彼を好きな気持ちは変わらないし、忘れるつもりだってない。 その日、帰る頃には泣きすぎて少し目元が赤くなっていた。 いつもより時間も遅かったし、家族には心配されたけれど、結婚の事で泣いていたと思われたのか問い詰められることは無かった*] (279) 2021/12/04(Sat) 23:07:39 |
【秘】 末っ子長女 シャーレン → コン貴方と結ばれるのが私じゃない。 そう思うだけで辛かった。 貴方を旦那様と呼びたかった。 貴方を忘れるなんてこと、出来るはずがなかった。 [婚姻の儀の日に、願いが叶うなんてその時は思ってもみなかった。 奇跡はあるのだと神様はいるのだと、思う日が来るなんて。 彼が一言謝った時には、許す代わりにおねだりを聞いてもらうかも*] (-74) 2021/12/04(Sat) 23:35:56 |
【人】 末っ子長女 シャーレン─新居のそばにて─ [>>298周りに人は見えないが、どこで誰が聞いているかもわからない。 婚姻の儀だって終わっていない。 そんな中で抱きついたり、親密な距離感でいれば何を言われるかもわからない。 儀式が終わるまでは、不安要素は少ない方がいい] 良かった…。 いえ、お気になさらず。 …そう、ですね。 少し休ませて頂こうかと。 (303) 2021/12/05(Sun) 0:41:34 |
【人】 末っ子長女 シャーレン[彼が近寄って来たと思えば、手を差し出された。 キョトンとしてしまうが、続いた言葉に頷いて>>299] 見せたいもの、ですか…? では、お手をお借りしますね。 [宴の時は家族がいるし、少しでも早く2人きりになりたい。 新居なら荷解きも終わっているのだし、2人きりになれるだろうと彼の手にそっとシャーレンは手を重ねた。 それに見せたいもの、というのが何なのかも気になる。 まだ少しだけ、夢じゃないかと心がふわふわしていた*] (304) 2021/12/05(Sun) 0:42:25 |
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