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【秘】 陽光の元で ニーノ → 渡りに船 ロメオ/* こんばんは!おやすみ硫酸ナトリウムです。 お話してくださってありがとうございました、良い感じに0日目が終わったのであそこで秘話を一旦切りたいと思います。 ロメオさんとの空気感が掴めて嬉しかったです… 平和時空が続いている間に共鳴窓をのんびり動かそうかと考えたのですが、プロローグがお酒の話で終わったのでお酒を飲みに行くor温泉がピョンと湧き出たのでそちらの話にするのも楽しそう……でうろうろしてしまいました。 上記二つに限らずもし何かご希望あればお伺いしたく…! お手隙の際にお聞かせいただければ幸いです、宜しくお願いします! (-10) 2023/09/11(Mon) 21:40:33 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 陽光の元で ニーノ/* こんばんは!万人の夢です。 0日目秘話、ありがとうございました……! きっとロミオはこんな感じだと思います。対面でも多分そう。 そして共鳴窓、このまま飲みに行っちゃおっかな!?と思っていたので飲み約束を平和なうちに果たすのはありかな〜と思っていました! 良ければ飲み時空でいかがでしょうか!? (-17) 2023/09/11(Mon) 23:15:29 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 渡りに船 ロメオ/* お返事ありがとうございます! じゃあぜひ飲み時空で…嬉しいです! そんな感じで窓を動かしますね、またまったりとお付き合いいただければ幸いです。よろしくお願いいたします! (-34) 2023/09/12(Tue) 7:29:26 |
【鳴】 陽光の元で ニーノ──文面上でのやりとりをしてから数日後。 普段は昼間に顔を合わせることの方が多いが、本日の時刻は陽も暮れた夜に近い頃。 確か貴方が教えてくれたバーは此処だった気がすると、待ち合わせ時間の十分ほど前に店の前でそわついていた。 あまなんちゃら…と頭の中でバーの名前を朧気に思い出そうとしながら、時折周囲に視線を配らせる。 来てくれるかな。 (=0) 2023/09/12(Tue) 7:36:08 |
【人】 陽光の元で ニーノ>>24 リヴィオ 突然の大声に気を害していないだろうかと過ったのは一瞬のこと。 いつものように笑みを浮かべてくれた貴方の姿にほぅと息をこっそり吐いた。 そうして肩を軽く叩かれると瞬いたが、距離の近くなった黒猫には瞳の輝きが増して。 許されるかな、多分許されると思う。 ので、指先を伸ばしてつんと黒猫をつついた。 「新入りにゃんこだったんだ」 「かわいいけれどオレがつけたら笑われそう。 リヴィオせんぱいだとこれでもかっこいいから流石ですね」 少しばかり署では奇人扱いされている貴方を、それでもこの男は素直に慕っている。 常に自信に溢れている姿を見ればこれもまた"かっこいいな"と感じているわけで。 「どこかで買ったんですか?」 #街中 (33) 2023/09/12(Tue) 7:43:44 |
【人】 陽光の元で ニーノ>>50 リヴィオ 「オレが?……そっか」 「へへ、お揃いは嬉しいけどちょっとはずかし〜かも…… でも最近のリヴィオせんぱい見てたら気になってきちゃったから、その内何か着けてみようかな」 思い浮かべているピンはシンプルなもの。 それでも手を出したことのないお洒落アイテムは、手に入れるだけでもまず背伸びしないといけなさそうだ。 向けられたウインクからは普段と変わらず貴方からの自信がひしひしと伝わってくる。 そんな上司の姿はやっぱり好ましく、近づいてみたいものだなと。 「へえ〜〜〜贈り物!すてきですね! 誰から頂いたんですか?友達とか〜……」 そういえば最近のせんぱいは毎日つけてるな〜と思い返す。 それぐらいお気に入りということで、品自体もそうだが渡してくれた相手への好意もあるんだろう。 そう……毎日身に着けたくなるぐらい…………ハッ…… 「…………こ、恋人……?」 スクープ…!?みたいな態度を見せては思春期のような反応をする19歳。 #街中 (52) 2023/09/12(Tue) 13:46:31 |
【人】 陽光の元で ニーノふにゃふにゃと動く白い頭を見下ろしては時折指先で撫でる。 誰かに触れられたことも気にしない小さな猫は、紙皿に注がれたミルクを一生懸命飲んでいた。 スラムに近い路地の裏。休日に予定がなければこっそりとこの辺りに来てしまうのは常のこと。 足を運んでいると知られれば今の家族に良い顔をされないとはわかっているが、わかっているからこそ相手はこんなところに来やしない。バレはしないだろうのちょっとわるい魂胆だ。 今日は先客が居たのでお邪魔しますと貢物をしたわけだが。 「大きくなれよ〜……」 陽も暮れかけてきた時間帯、ぼんやりしてたらなんだか眠たくなってきてしまった。 行儀悪く座り込み薄汚れた壁に凭れながら、ちいさな生き物に語り掛けた声は微睡んでいる。 子猫はやっぱりミルクを飲むのに必死なので返事はしない、代わりにゆぅらりと短い尾が揺れていた。 #路地裏 (56) 2023/09/12(Tue) 16:07:16 |
【人】 陽光の元で ニーノ>>63 カンターミネ うと、うと、うと。 少しずつ船を漕いでいた男はもうちょっとで眠りの底に落ちてしまうところで──けれど唐突にぱっと顔を上げる。 重たい瞼に言うことを聞かせるように、何度か瞬きを繰り返してから。 「…………」 顔を向けた先には少々距離の開いた場所で立ち尽くす人影。 こちらは貴方に見覚えはない、ないので考えていた。 たまたまここを通った誰かか、それともスラムで生きる子どもか。 にしては服装が小綺麗なのでやはり前者か、というか子どもというには体付きが……いや、どちらにせよだ。 「……ごめん、猫苦手? でもこの子が先にここに居て、オレが邪魔しに来ちゃって。 だから場所代支払ってて〜……ええと、そう……」 笑みを浮かべてくれてはいるが、自分に、というよりかは子猫を警戒しているようにも見える。 なので無害ですよを伝えようとして口を開くも、先ほどまで寝惚けていた頭は上手く働かない。 「…………だいじょうぶ。 噛んだりしない、オレも……安心して、通っていいよ」 オレも……?それはそうだろ、何言ってんだ……。 チョイスミスに気が付いたのは言葉にしてから、適当に流してくれたらいいなとぼんやり思っていた。 ちなみに子猫はまだ元気にお食事中。 #路地裏 (67) 2023/09/12(Tue) 20:06:18 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ「ねー」 電話番の、ゆるりとした時間。 相変わらずの気怠い声が、書類仕事に向き合うあなたに投げられた。 「署長代理?さん、ニーノくんお話とかしたあ?」 「どんな人だろおねえ」 たかだか巡査の身の上で、ご挨拶という立場でもない。 何やら漏れ聞こえる噂を聞くに、新たな法令を敷こうとしていることくらいしか、女は知り得ていなかった。 …とまあ、つまり。 いつも通り、暇を持て余しての雑談のようだ。 (-63) 2023/09/12(Tue) 20:50:54 |
【人】 陽光の元で ニーノ>>69 カンターミネ 今度は先程より重くない瞼を動かし何度も瞬きをしながら、ちょっと待てポーズの貴方を見つめていた。 じわりじわりと理解し始めたのは先ほどの言い間違いを流してもらえていないこと、それをはちゃめちゃに笑われていること。 「っち、ちが──言い間違え! 寝惚けてたの! オレは噛みつきません!」 で、突然さっきまで隣に居た人間が声を大きくしたので、子猫がびくっと震えた。 それにすぐに気が付き「あっ、ごめん…」と声を小さくすると同時に、なでなで。 落ち着かせるように額を指先で擦ってやったが、続く貴方の言葉にはまた声が大きくなりそうになった。何とか堪えた。 「危機はないってば、も〜…… ……オレはキミのこと見たことない。 でもよく街うろついてるのは一緒だから、見られてたかも。 というかオレくんじゃなくてニーノだかんな」 「あと子猫目当てじゃなくて、ただの里帰り……育ちがそこで。 昼寝は確かに……ちょっと気が抜けてたのは認めるけど。 っていうか、キミこそ猫は苦手じゃなくても『オレ』には苦手意識持ってた方がいいんじゃない、こんなところに座り込んでるやつ危ない人間かもしれないだろ」 『そこ』とスラムに続く道を指差しつつ、最後の言葉には「女の子だし」と付け加えた。いや勿論危機は無いんだけれども、意識としてこう……。 靡く白衣に関してオレくんは勿論怯えていないが、子猫は少し警戒したようで無害そうな大きいやつの後ろにぴゃっと隠れた。 #路地裏 (72) 2023/09/12(Tue) 21:56:31 |
【人】 陽光の元で ニーノ>>70 リヴィオ 「……う、うん」 「あッいや、"はい"、です!」 目の前にいるのは黒猫ピンを付けていてもかっこいいなと思える顔がいい相手。 微笑んでそんな風に言われるとなんだか気恥ずかしさが湧いて、瞬時の声は小さく砕けたものになってしまった。 が、すぐさま上司への返事としては相応しくないと気が付き、謎の訂正を加えている。 流石せんぱいは無敵だ……とまた謎の感心を抱いていたところ、恐る恐るの問いに返ってきたのはとりあえずの否定と。 でもなんだかちょっと含みがあるかのような言葉と所作で……。 「フリーだけど、友人じゃなくて……?」 「……も、もしかして今から可能性がある、みたいな…… それともえっと、なんか……ひみつのかんけ〜…」 なに、なんなのせんぱい、その反応と顎撫では……! とまでは流石に言葉にしないが、ぐっと握った拳には堪えた何かが現れている。 ぐるぐると深く突っ込むか葛藤して思考を働かせる中──気が付いたのはそうじゃないことで、そしてかなり今更の気付きだ。 「──はっ、リヴィオせんぱい仕事中じゃん! ごめんなさい!オレと話してたら平和を守れないですよね…!」 #街中 (73) 2023/09/12(Tue) 22:07:44 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラゆるりとした時間が流れる中で、この男はといえば眉間に皺を寄せていた。 向き合う書類は朝の見回りの報告書なのだが、所謂デスクワークが苦手なのである。 言葉を上手くまとめるとは如何に、どう…などと考えていたところで、かかる声にはぱっと貴方へと向いて。 「ううん、オレもまだ話したことないです。 でもなんか噂だと……マフィアが嫌いそう?なんでしたっけ。 取り締まるための〜新しい法令作ろうとしてるとか……」 「ダニエラさんは賛成側です?」 知識量としては勿論こちらも同じ程度。 何せほやほやの新人で下っ端である、上の世界は分からないことの方が多い。 元々雑談は好きだし、目の前の難題から一時離れられるとなれば男は乗り気で話を広げようとしていた。 (-68) 2023/09/12(Tue) 22:14:22 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ「ええー?やだよお。もちろんー。」 「だって、仕事増えそうだしい。」 眉根を寄せての即答だ。 散らかり果てたデスクの上で、書類も気にせず頬杖をつく。 どうせもういらないものが殆どなのだから、問題ないらしい。 そんなデスクだというのに、同じ仕事を2度も3度もやりたくない女の作る書類にはいつも抜けがない。 それでいて何故かきっちり時間には帰る準備を整えているのは女の特技だ。 「ニーノくんはあ、賛成ー?」 雑談を投げてきたのもどうやら、己の仕事を終えたためらしい。 あとは、後輩の眉間の皺を見ての息抜きの提案か。 (-73) 2023/09/12(Tue) 22:38:15 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ「あはは、それはそう。 ダニエラさんは相変わらずですね」 「オレは家族都合で、表向きには賛成って言っておかないとですけど」 この言い方をしてる時点でお察しといったところだ。 にしてもゆるゆるしているように見えるし書類も散らばっているけれど、恐らくやることは終えているのだろう。 相変わらずはそこもということ、すごいなあとは内心のそれだ。 「マフィアのひとにも……いろいろ事情があるのかなって思って。 そしたら、なんだかなーって感じです」 書類で疲れていたのもあってか、答えながらもぺとり、机に頬をくっつけていた。 (-79) 2023/09/12(Tue) 23:11:45 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ「そりゃそうだよお。」 「それよりお菓子とか食べてたいしい。」 けたけたと控えめに笑う。 足をゆらゆらと揺らしたせいか、椅子が軋むような音を立てた。 「んー。事情かあ〜。」 「でもお、一応世間的には悪い人なんだよお。」 「ニーノくんは、事情があったら悪いことしてもいいって思う〜?」 頬杖の手で頬を押し潰しながら。質問の内容の割に声色は軽い。 本当に世間話の延長の、素朴な疑問であるらしかった。 (-95) 2023/09/13(Wed) 0:38:39 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ>>77 カンターミネ 「……ッ、」 瞬間、男は顔を逸らした。 揺れた裾の向こう、見せつけるようにして一時曝された白肌を視界にいれないようにするため。 それは年頃の男子には刺激が強い故に照れたもの──では、なく。 「んなわけねぇだろ……」 顰められた眉と零した声音から感じ取れるのは、はっきりとした"嫌悪感"だ。 #路地裏 => (-123) 2023/09/13(Wed) 9:49:53 |
【人】 陽光の元で ニーノ>>77 カンターミネ からかうと面白そう、などと考えられていることも勿論知らず。 「──────……」 貴方の態度に何がしかの反応を示してビュンッと顔を逸らしていた男は、それでも。 唐突な早口には目を瞠って驚いたかのようにそちらを見上げた。 え、なんて?ついていけてません。 「ちょっ、……あの……???」 口を挟む隙がこれっぽっちも見当たらないから。 目の前を大股で歩いて行く姿にぱくぱくと唇を動かしながらも、言葉をただただ受け取るばかり。 とりあえずは最後教えてもらえた名を記憶し、それから、おまわりさんって。 「なんで知ってんの……?」 残されたウインクと投げキッスにはげえ〜の顔をしつつ、既に貴方は去った後。 零した疑問を拾い上げてくれそうな誰かは今のところちいさな毛玉しかいない。 危機、去りました…?と言わんばかりに顔を出した子猫を、そうっと抱きかかえてはその後頭部にほんの少し鼻先をくっつける。 「ぐ〜…………」 「…………苦手なタイプだ……」 情けない声をあげる大きな生き物に擦り寄られながら、子猫はようやく「みゃぁ」と鳴いていた。 #路地裏 (100) 2023/09/13(Wed) 9:52:37 |
【鳴】 陽光の元で ニーノ「あ!ロメオさん!」 貴方が到着したのを見ればぱっと顔を輝かせた男は、そのまま駆け寄っていく。 こちらの服装はシャツにスラックスにベストと、ジャケットを外したスーツスタイルだ。 もっとラフな出で立ちをしていることもあるが、職業柄か家柄かきっちりとしていることも多いのであまり珍しくはない。 「ちゃんと迷わないで来れた! でも普段入らないからそわそわしてて、来てくれてよかった」 「い、胃薬はいるほど飲むかなぁ。 わかんね〜けど……っていうかお金も! オレ働いてるからちゃんと出すよ」 えいと腕を小突くのは普段のじゃれ合いのひとつ。 一先ずは此処で立ちんぼしているのもなんだからと、二人で店内へと足を運ぶのだろう。 けれど入ってすぐこちらは足を止める。 昼間の店とは異なる薄暗さ、その中に漂う大人な雰囲気に圧倒された様子で店内を見回して。 「おっ……オレ、場違いじゃない……?」 先程の腕の小突きとは異なり、今度はちょん……と貴方の服の裾を握った。 (=2) 2023/09/13(Wed) 10:03:11 |
【人】 陽光の元で ニーノ>>82 リヴィオ 反応は予想出来ていたものだった。 滅多なことで怒ったりもせずにいつも微笑みを返してくれる。 そんな寛大さだって男が貴方を憧れている要素のひとつ。 それでも礼儀というのは大切だから、訂正は自分の意識を正すための儀式だ。 ……とはいえ。 「かっ、からかってたんですか!? っていうか後輩かあ、そっか、なるほど、な〜んだ……」 正したところですぐにまた崩れるのだが。 勝手に変な想像しちゃったな、なんて肩を落とす。 にしても誰だろうなと考えて、なんとなくわかるような、わからないような。 「でもそうやって毎日着けてくれたら渡した相手もうれしいだろうな。 オレもせんぱいに何か渡したくなったら、渡しますね!」 サプライズにならないような言葉を添えて、今度握り直した拳はやる気から。 仕事を邪魔してしまっていることに関しては気にしなくてもよいみたいだけれど。 「あ、そういえばリヴィオせんぱいに話したいことがあって…… またえっと、ご飯とか行ってくれたらうれし〜んですけど……」 それでもやっぱり引き留め続けるのは悪い。あんまり約束を取り付けられるタイミングも多いわけではないから、最後にそれだけ、と。男はちらり、貴方を見上げていた。 #街中 (101) 2023/09/13(Wed) 10:24:07 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ「好きですねえ、お菓子」 それもやっぱり相変わらず。 でもそんな貴方の朗らかさを好いものと感じているのは事実だ。 だから目元を緩めていたものの、投げかけられた問いにはん〜とすぐに答えの出なさそうな声。 考え込むようにしてそのまま一度瞼を落とした。 「…………いい、とは言いませんし。 警察の立場で、言っちゃだめだろうなとも」 「それでも裏にあるものを考えないで、肩書だけで悪い人って頭ごなしに決めつけてたら。 取り零してしまいそうなものがありそうで、……ううん。 なんというか、オレだったら嫌だ」 「悪いことに手を染めないと、生きられないときだってあるし……」 そうして視界を少し開けば、まだ数文字しか書き始められていない書類に指先を滑らせる。 「だから、分かりたいなって思うんです。 理解したからって何ができるかはわかんないですけど。 ……変ですかね」 (-127) 2023/09/13(Wed) 10:32:18 |
【鳴】 陽光の元で ニーノじゃあ割り勘!と元気な返事を返したりしていた店前。 その快活さは店内に入ってすぐ、ひととき鳴りを潜めていて。 「え、え〜でもぉ……あっ、待って、待って」 店を教えてくれた辺り貴方はこういう場に慣れているのだろう。 さすがだな、なんて内心感心しきる前に歩き出してしまう。 それで指先を離すということはなく、ちゃんと着いていけば隣り合ってカウンター席に座ることになるのだろう。 すぐにつまみの注文をしている辺りも"慣れ"を感じて、今度こそ素直に感心しながら。 「こんにちは〜……こんばんはか。 えっとドリンクメニューはこれで……」 テーブルに備え付けられていたメニューを開けば、視線を落として文字を追う。 文字を……追う……お洒落な響きがたくさん……並んで……。 「………………」 「……なっ、名前だけじゃ何がなんだかわかんね〜んだけど……!?」 どうしたら……!?みたいな顔で貴方を見上げた。適当に選んで博打するのかなって思ってる。 (=4) 2023/09/13(Wed) 12:44:25 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡「ね〜〜〜にいさん〜〜〜いる〜〜〜?」 『Mazzetto』の扉をばーんと開けるのは休日を過ごしていた男。 普通の店ではこんな開け方はしないけれど、そうお客さんもいないだろうと見越して家に帰ってきたときみたいな行動を取った。 ちなみに他にお客さんがいた場合は慌てて謝罪しているのがいつもです。 「にい……」 「……ちょっとドライブ……営業中じゃないのか……?」 きょろと見回しても気配を感じなかったところで見つけたカウンターに置いてあるボード。 せめて扉の前に立てかけるべきでは?ニーノは訝しんだ。 戻ってくるかな、どうだろう、わかんないけれど勝手にカウンターに腰掛けていた。 しばらく待っている、三十分ぐらい、戻ってこなかったらすごすごと帰ることだろう。 (-140) 2023/09/13(Wed) 12:51:36 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「なんだお前、来てたのか」 がたん。 突然カウンターの奥の扉が開いたと思えば、 この店の主──アレッサンドロがいた。 短パンにサンダル、柄シャツと、外出していたとは思えないような恰好だ。 手元ではちゃりちゃりと車のキーを回している。 きっと彼の愛車である、赤のフィアット500──日本では某"怪盗"の三世の愛車として有名な──のキーだろう。 いつの間に帰ってきたのだろうか。 「待たせて悪かったな。 珈琲飲むか?」 答えもきかずに、ちゃかちゃかと準備を始める。 どうせ、お茶菓子的なものも出てくるだろう。 (-143) 2023/09/13(Wed) 13:16:06 |
【人】 陽光の元で ニーノ>>103 リヴィオ 「好ましいとかそういうんじゃないんですけど、えっと…… そゆ話あんまり知らないから……あったらどきどきしたなって感じです」 とはいえ人の色恋話題でそわつくのも失礼な話かもしれない。 反省からか頬を掻きながらも苦笑して、次には瞬きを二度。 そしてすぐ苦味の伴った笑みをいつもの微笑みに変える。 どれだけ自信に溢れていたとして、人の想いまでを決めつけることはしない。 あくまでも自信を抱き胸を張るのは己の手の届く範疇であると示す、貴方の態度がやっぱり好ましかったから。 「きっとそうですよ! そういうの直接確認してみるのもいいって、この前聞きました。 オレは恥ずかしくてまだできないけど……」 「……わ、ほんとうですか? ありがとうございます! じゃあまた連絡しますね!」 貴方にだから聞いてみたいことがあったけれど、中々機の得ることができなかったもの。 ようやく尋ねる一歩を踏めたことにもそれを快諾してもらえたことにも笑みを深め、感謝を言葉に載せた。 「仕事中に話してくれてありがとうございます! 見回り、がんばってください!」 そして最後にはそう声を掛けて、見送る姿勢だ。 ついでにぶんぶんと手だって振っていることだろう。 #街中 (106) 2023/09/13(Wed) 14:04:19 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡「わ゛ッ」 がたん。 カウンターで勝手にうつらうつらしかけていたので、突然の音にびっくりして椅子から転げ落ちそうになった。 はっとそちらへと顔を向ければ相変わらずの貴方の姿がそこにある。 回されているキーからやっぱりドライブに行っていたんだなと納得。 「お、おかえり〜……びっくりした……。 いらないって言ってもくれるんだろ。 もちろん貰うけどさ……」 思い浮かべるのはそのキーで動く愛車だ。 車のことは詳しくないけれど、かっこよくて目立つ奴だというのは知ってる。 貴方が厭うタイプでなければ、乗せてもらったこともあるかもしれない。 「な〜営業中にドライブ行くの……百歩譲っていいとして。 このボード、扉に置いておくべきじゃない? 入って誰も居なかったらお客さんびっくりするだろ」 そして準備してくれる姿を眺めながらカウンターにあるボードをつんと指差し、先程感じたことをそのまま伝えた。 (-148) 2023/09/13(Wed) 14:12:51 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「よくわかってるじゃないか」 言っている間にもカップには黒い液体が注がれて、 湯気と珈琲の香りが賑々しくも立ち込める。 古くレトロで、せまくるしい車内。 あまりものに執着しないアレッサンドロにしては珍しく長く乗っていて、あなたもその座席に何度も座ったことがあるだろう。 「俺がいないときに来る客だろ? 俺の珈琲が飲めないということだ。 じゃあべつに、びっくりしても問題ないな」 店主としては問題発言だ。 「で? 今日はどうしたんだ、お前」 今更そう訪ねながら、 すぐに珈琲のなみなみと注がれたカップが置かれて、 頼んでもいないメレンゲ菓子も並んで出てくる。 さくさくとしたアーモンド生地が、ころりと皿の上で転がった。 (-149) 2023/09/13(Wed) 14:26:05 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡「流石にわかるよ、もう」 最初は珈琲の味に慣れなくて難しい顔をしていたことも多かった。 が、飲み続ける内にすっかりと慣れて、今ではこの店を訪れたときの楽しみのひとつ。 言葉にはしないが香りに目を細めて出てくるのをそわりと待ちながら。 あの車に乗ってドライブもまた行きたいから今度ねだろうかな、とも考えながら。 「おみせの人としてど〜なの、その発言……」 続く言葉にはついジト目になってしまった。 貴方らしいといえば貴方らしいのだけれど。 尋ねたそれには「あ、そうそう」と用件を伝える前、出てきたカップとお茶菓子に目を輝かせて。 「やった〜!おやつもありがと!」 「……あ、で、そう、うん。 なー、にいさんってカンターミネって人知ってる? え〜〜〜っと……先生?らしいんだけどさ」 今よりもう少し陽が高い頃の出来事を思い出しながらも問いかける。 返事を待つ間にまずはカップに口をつけ珈琲を一口。香ばしい苦味が口内に広がって、それが不思議と心地よかった。 (-156) 2023/09/13(Wed) 15:49:57 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ「そりゃあだってえ。おいしいし〜?」 さも当然と宣って。 そんな話をしていると、口寂しくもなってきたらしい。 引き出しを開け個包装のミニドーナツを取り出して、包みを開けて、ぱくり。 咀嚼のさなかあなたの言葉を聞いていた女は、同じくん〜と難しそうな声を上げる。 「変じゃないと思うけどお。」 「…ニーノくん、苦労しそお。」 これでも言葉を選ぼうとしたのだが、結局選びきれなかったような気がする。 指先についたシュガーの粒をごみ箱に払い落とす、そのしぐさに合わせて小指のエナメルがゆら、ゆら揺れて。 「……どんな事情があっても、悪いことは悪いことだよお」 「悪いことしたって事実はなくならないしい。」 「被害に遭った人に、『仕方なかったんです』なんて、通じないよお。」 「あたしたちは警察なんだから、それくらいでいいんじゃないかなあ。」 「…と、ダニエラ先輩は思うわけでしたあー。」 冗談めいた口調で締めて席を立つ。 個包装をひとつ、あなたのデスクにお裾分けした。 (-157) 2023/09/13(Wed) 16:24:08 |
【人】 陽光の元で ニーノ>>108 エルヴィーノ 衝撃の後と謝罪の後。 罵声も暴力も飛んでくることはなく、身体を支えてもらえたので目を丸くした。 更にぶつかった相手が見知った上司だったので、瞳はさらにまあるくなる。 「エルせんぱい……!? わっ、えっとすみません前方不注意気を付けます! せんぱいこそなんで──あ、見回り中か……」 答えを聞くでもなく解は導き出された、記憶していたシフト的に。 チェスを教えてくれるときと様子としては変わらない、ので怒っていなさそうだと判断すれば息を吐いてちゃんと立った。 「えっと、オレ今日は休みで。 この前来たとき調子が悪そうな子が居たから、大丈夫かなって。 里帰りついでの様子見、みたいな……そう、あ〜」 「……ここで育ったんです、ある程度まで」 特別必死に隠していることではないので告げてみる。 それでも毎度少しだけ緊張するのは事実だ、見上げる瞳は花浅葱の色が変わるだろうかと少し、窺うように。 #スラム (111) 2023/09/13(Wed) 18:30:51 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ「え〜そうかなあ」 変じゃないと言ってもらえたのでうれしさがひとつ。 苦労しそうには自分ではわからないから間延びした声を落とし。 今日はミニドーナツだ、なんて煌めくエナメルにぼんやりと視線を注ぐ。 最中に耳に届くのは、そう深く考えなくてもよいと背を擦ってくれるような言の葉だ。 それを受けてゆるり目を細め、お裾分けしてもらえたと分かればにへらと笑みを。 「……悪い、に。 歩み寄ってくれる誰かがいたら、もしかしたら。 世界を憎まずに済むこともあるのかな……とか」 「そういうの、考えすぎなのかもですね。 だからダニエラさんの考えを聞けて良かった。 ドーナツありがとうございます、頑張れそ〜」 えいしょと姿勢を正し個包装越しにドーナツを撫でた。 今食べるか、頑張ってから食べるかは悩みどころだ。 うーんと少し悩みながらも、ふと。 「そういえば流れ的にはちょっと変わるんですけど。 ダニエラさんってどうして警察目指されたんですか? 悪いことを取り締まるため?」 (-164) 2023/09/13(Wed) 18:42:34 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「あはっはっは、いい理解者を得て幸せだ、俺は」 なんとも楽しそうに笑う。 自分の分の珈琲をカップに注ぎながら、 本人は……ソーセージをはさんでいないホットドッグ用のパンをかじっている。 これもまあ、昔からだ。 この男は、味気のあるものにあまり興味がない。 「ここは俺の店だ。 つまり俺が決める」 商売をまともにする気があるとは思えない発言をしながら、 尋ねられたことには首をかしげて。 「カンターミネ…ああ。 知ってるよ、店に来ることもある。 あいつがどうした」 またロクでもないやつに関わったな、なんてことは口には出さない。 (-170) 2023/09/13(Wed) 20:11:17 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ「んふふ。どおいたしましてえ。」 伸びた声は、つい今まで真面目そうな話をしていた人とは思えないほど。 左手でそっとあなたの背中をたたく。いつもの練習の延長線。 「ええー。聞いちゃうう?」 「……んー。」 小首を傾げ、数拍。 やおらにその口元が柔らかく緩む。 「………今は、秘密う。」 転がすように囁いて、その瞳はあなたを映し細められる。 するりと傍を離れると、自分の席にもう一度座った。 ぎし…と同時に、軋む音。 「ちょっとお、恥ずかしいしい…?」 「でもお、…いつか、教えたげるよお。」 「…約束う」 ゆら、ゆら。足をまた揺らす。 頬杖をつく、元の姿勢に戻ったならば、「それでいい?」とまた、間延びした声。 (-172) 2023/09/13(Wed) 20:31:05 |
【鳴】 陽光の元で ニーノまだ緊張の抜けきっていない男はボトルをまじまじと眺めるほどの余裕を生み出せていなかった。 ので、キープボトルのタグには気が付かないまま、そもキープボトルの概念も知らない初心者だが… 笑われると少し恥ずかしそうに一瞬頬を膨らませたが、それこそ子供っぽいのですぐにやめて。 「えっと……えっと」 何が気になるかと言われると、全部気になる。分からなさ過ぎて。 強いて言うならを探そうとする前、貴方からの例示を受けたのでぱっと顔を上げた。 「オレ、コーヒーは好き! 生クリームコーヒーってうまそ〜……! 最初それにしようかな、ええっと、ホワイトルシアン?」 「ロメオさんはいつも何頼むの?どんなのが好き?」 おいしそうを思えば単純なので瞳の輝きが戻ってくる。 その勢いのままに貴方の好きなものも知りたくなって元気に尋ねていた。 (=6) 2023/09/13(Wed) 20:49:19 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡本当に思ってんのかな〜なんて考えながらも、貴方が楽しそうなのはいいことなので胸は暖かくなる。 何とも随分シンプルなパンを食べているとは思うが昔からなので今更指摘もしない。 喫茶店してるくせにあんまり興味ないんだよな、そういうところ。 「客入り気にしないならそれでいいと思うけどさ〜」 「え、ここにもくるの?そっか…… いや、今日スラム近くで子猫にミルクやってたんだけどさ。 道通り辛そうにしてたから大丈夫だよって話しかけたんだけど」 「なんかオレの素性知ってる変な人で…… めちゃくちゃ早口だし…… …………さらっと肌見せてくるタイプで、すげ〜苦手 」経緯を話そうとしたつもりが後半愚痴になった。 幼少期の身売り経験から、男はずっと"そういう"のが苦手だ。渋い顔。 「あのへんだと有名だって、評判聞いてみろっていうから気になったの。 にいさんだったらなんか知ってるかなって。 先生って呼ばれてる理由とか」 今でも足を運ぶものの、それでも家に引き取られる前と比べたら随分と頻度は減ってしまった。 そちらの情報には疎くなってしまったので、こうして貴方に聞きに来たというわけである。 (-182) 2023/09/13(Wed) 21:28:25 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ叩かれた背は予期はしていないもので、最初の方なら緊張してしまっていただろうか。 今は驚きよりも素直に励みとして受け取ることができたから、形作った笑みはそのままに。 それでも囁かれた言葉にははたりと瞬き、少しばかり呆けた表情を向ける頃には貴方は自席に辿り着いていて。 「……約束してくれるんですか?」 秘密、は今は話したくないに近いということ。 それなら話さなくてもいいのに、いつかの日に約束をしてくれるという。 なんだかそれがうれしくて、だから素直に唇を動かした。 「ぜんぜん……それでいいです、嬉しいです。 あはは、でもダニエラさんでもはずかし〜ってなること、あるんですね」 意外だったって笑う、あんまりそういうのはなさそうに見えていたから。 理由は前にも聞こうかと悩んで、やめたものだ。それでもやっぱり気になって今尋ねてしまったわけだが。 貴方の過去を思えば悪を庇うような言葉は言わなかった方がよかったのかもな、とはそこまでを思い出して今更のように。 けれどほんとを有耶無耶にもしたくなかったから、話したことは後悔しないまま。 「お菓子も楽しみも貰えたから、仕事へのやる気が百倍になったかも……です!」 (-184) 2023/09/13(Wed) 21:47:14 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「俺はデキる男ゆえ、ちゃんと収入はある。安心しろ」 あまり信じてはいけない類の大人の言葉だ。 パンののこりを口に放り込みながら、 「ああー……」 女の行動を聞いて、……難しそうな顔になる。 「そういう女だ。気にするな」 …なんてわけにはいかないよな、と顎に手をあてた。 「街で…ガキ相手に青空教室みたいなことをしてるらしくてな。 あのとおり、話すのが好きなやつだから」 口から生まれたに違いない。 「だから『先生』。誰が呼んだかまではしらねえなあ。 いろんなところで喋るし話も聞くから、いろんなことが耳に入るんだ。 お前の素性も、誰かから聞いたんだろうさ。 ……お前、ああいう女と関わらない方がいいぞ。 趣味じゃないだろ」 腕を組む。 「フィオと遊んでろよ」 (-186) 2023/09/13(Wed) 21:51:12 |
【人】 陽光の元で ニーノ>>117 エルヴィーノ シエスタの時間になればよくチェス勝負を挑み惨敗してはまたやってくるわけだが、流石の休日にまで突撃はしに来ない。 そんな男は出自を伝えても貴方の瞳の色が変わらなかったことに安堵し、息を吐いた。 「そ〜です、ここから養育院に拾ってもらって、そこから養子に。 警察になるまでは……頑張って詰め込みました。 恩返しできるの、それぐらいしかなかったから」 詰め込み勉強を頑張ったと胸を張るのも変な話だが、実際そうなのでそれ以外伝え方がなかった。 頬を掻きつつもつい苦笑する、頑張りはしたが記憶としては"大変だった"が真っ先に来るので。 「っていっても、なれただけで全然なんですけどね。 報告書も文章纏めるの時間かかるし、資料渡されても読むの遅いし理解も〜…… ……あ、だから評価甘くしてくださいって言ってるわけじゃないですよ! いつか追いつけるように頑張るし、ちゃんと!」 「でも……へへ。 エルせんぱいに褒めてもらえてうれしいです。 あんまり、出身とかでの偏見、ないんだなって」 #スラム (124) 2023/09/13(Wed) 22:05:47 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡声にはしないが、『ほんとお……?』と顔で訴えた。 とはいえ貴方がきちんと収入があるのは時折やってくる贈り物が証明してくれている。 自動車の仕事儲かるんだなって、最終的な理解はそこに落ち着くわけだが。 「あの人が青空教室〜……? ……意外と良い人……? 」青空教室のイメージとしては慈善活動っぽさがあったので。 うん……?と首を傾げつつも、続きにもきちんと耳を傾けた。 ひとまず先生と呼ばれる理由には納得し、最後。 信頼している相手から“関わらない方がいい”を聞けば素直に受け取った、ふか〜く頷く。 「オレはああいう人よりねえさんの方が好き……。 でもにいさんがそんな顔する相手も珍しいよな」 「あ、フィオねえには最近会った? オレは会った」 ふふんと謎に自慢げな態度を見せ、そこでようやくアマレッティを摘まんで口に運ぶ。 さくりとした食感とアーモンドの香ばしさ、珈琲との相性もばっちりなので目を細め、うま〜の表情。 (-191) 2023/09/13(Wed) 22:19:29 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ収入についてそれ以上細かくいうことはなく、 納得した様子ならそのままに。 「どうだかな、子供相手にも態度を変えない奴だからな…」 「話し相手が欲しいだけじゃないのか」 …ただあの女のことは、と、少し付け足して。 「やかましいんだよ。 あれはあれで便利だが。 頼んだことは大体やってくれるしな。 …ま、お前にはそうだな」 珈琲を一口。 「フィオか、ちょうど最近うちに来たぞ」 「お前も会ったか」 ほー、と一声。 (-193) 2023/09/13(Wed) 22:46:27 |
【鳴】 陽光の元で ニーノ「お、おお……おお…………」 さらさらと貴方の唇から零れていくお酒の名前の数々。 ミルクコーヒーもおいしそうだし、温かいカクテルだって物珍しいし楽しそう。 そっか、ちゃんとフルーツ系もあるんだって納得しながら、そういうのもさっぱりしていていいんだろうなとか考えつつ。 「チョコミント……!?」 そんなのもあるの……!?の声色である。 瞳を輝かせながら口からハワワ…の声でも出てきそうなところ。 「……ど、どうしよ、ロメオさん。 全部おいしそうに聞こえるんだけど」 「全部飲んだらオレ潰れる……?」 入るまではそんなに飲みません的なことを言っていたくせに、すぐに覚悟は瓦解した。あれもそれも、気になる。 (=8) 2023/09/13(Wed) 22:50:46 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノあなたの言葉に、女は静かに微笑んだ。 遅れてひとつ、ゆるりと首肯する。 「…うん、やくそくう」 言葉と共に、へらへらと口を歪め。 少なくともあなたの“ほんと”を女が気にした風はない。 どちらかというと気にしたのは。 「んむー?どおいう意味かなあ。」 「あるよお、恥ずかしいことくらい〜。」 こちらの方らしい。 むすりと口を尖らせて、けれどもそれもすぐ収まる。 「なあんて。いいよお。」 「ふふー。そろそろニーノくんの定時が怪しくなってきちゃうかなあ。」 「…邪魔したお詫びに、ちょっとくらいなら書類見てあげて、いいよお。」 添削というやつ。 「それともやる気百倍のニーノくんには必要ないかなあ〜。」 (-204) 2023/09/13(Wed) 23:42:50 |
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