【人】 医療用 ユー「……さあ、私は私の仕事をしなければ」 監察官の不在、定期メンテナンス、それから塔の攻略。 ほんの少しざわついていた空気が落ち着いた頃。 医療用グレイは、頃合いを見て一度席を立つ事にした。 「ルツ。 スオとリヤの姿が見えませんが、手伝いは必要ですか?」 最後に聞こえた話題はベッドメイキングがどうだとか。 であれば残るは洗濯物の取り込みと、 それから食事の後の洗い物くらいだろうか。 何れも手が必要になるのはもう少し後の用事だ。 二人はそれまでに戻って来るかもしれないな。 不要であればそれに越した事はない。 つまるところ、返答はあってもなくても問題無いのだ。 (92) 2021/10/03(Sun) 23:39:38 |
【赤】 医療用 ユー「ああ、わかった」 "患者"に死を与えるのは、終末医療用の本分だ。 終末期の患者の、病の苦しみを和らげる。 結局のところ、それは過程に過ぎない。 患者を安楽死させるという、ある種の殺人、或いは自殺幇助。 それを請け負う医師の心理的負担を肩代わりさせる。 『ユーサネイジア』は、本質的にはその為に作られたものだ。 「君が望むのであれば、僕は喜んで請け負おう たとえ一時のものだとしても、 確と彼らに安らかな死という薬を与えよう。 きっと君が安心して眠りに就く事ができるように」 (*16) 2021/10/04(Mon) 0:07:42 |
【人】 医療用 ユー「名札…後で作っておきましょうか」 ぽつり、呟いて席を立つ。 腕章とはまた話が別なのだ。 名札を作るなら、そこに書かれている名称は 『ユー』でなければならない。 ともあれ工作も医務室でやってしまう事にしよう。 働き者の誰かが、怪我をして帰って来たら大変だ。 (97) 2021/10/04(Mon) 0:34:41 |
【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん/* Hi.平和なアンドロイドの村に紛れ込んだ狼その一です 襲撃ロール……襲撃ロール?やるかはともかくとして。 念の為死因の提示だけしに来ました次第です。 死因がわからないと死亡ロール難しいかなと思って… 特に問題無いようであれば、 『致死量の麻酔薬を注射した事による が死因となります。中枢神経系抑制による呼吸停止』 が、描写の上ではどう調理して頂いても構いません。 もし思い切りぶっ壊されたいなどがありましたら頑張ります。 こちらからはそんな感じです。日本国憲法第25条でした。 (-56) 2021/10/04(Mon) 1:12:20 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル朝食の後、あなたが昼食の支度に行く前。 その中間に位置する時間。 医療用グレイは、あなたの部屋の扉の前に居た。 「…ガル、居ますか?」 きっかり三回、大きくも小さくもないノックの音。 貼り付けられたメモが落ちないよう それらのある場所はきちんと避けて。 「取り込み中でしたらすみません。 気が付いたら居なくなってしまっていたから、心配で」 (-60) 2021/10/04(Mon) 1:32:30 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガルノックをしてから室内から聞こえる声に気付いて しまった、と思ったのは至極当然の事で。 それでも来訪を歓迎する声に僅かに首を傾げた。 「あなたがそう言うのであれば。…失礼します」 扉を開けて 迎え入れられた室内は、少なくとも 『ユー』、或いは『私』にとっては あなた一人しか居ない、はずで。 ともすれば、主人と連絡を取っていたのだろうか。 いいや、外部とのやり取りには必ず本部からの検閲が入るはず であれば通話は行えないか、なんて 詮無い思考は一度置いておく事にしよう。 部屋の中身にも、取り立てて反応するような事も無く。 「花束では、『私』の代わりにはなりませんでしたか」 そんな、ちょっとした意地悪だけをあなたに投げ掛けるのだ。 (-69) 2021/10/04(Mon) 2:11:22 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガルカンマ、という名前には当然聞き覚えがあった。 二人歩く道すがら、あなたの口から聞いた名だ。 医療用たる『ユー』が昨日今日の事を忘れるわけもなく。 あなたはここに彼は居ない、と言ったけれど その上で、そのように"彼"に言葉を投げ掛けるのは 染み付いた習慣のようなものなのだろうか。 ああいけない。 そういうふうに誰かの行動を分析しようとするのは きっと"医療用"の悪癖だ。 そんなふうに思い直して、これまた詮無い思考を打ち切って 大人しくあなたの隣に腰を下ろす事にした。 「…昨日は、きちんと周りに声を掛けてから席を立っていた 私はそのように記憶しています。 それが単なるあなたの気紛れならば、それでいいのだけれど」 『ユー』も『私』も、決して饒舌とは言えない。 ただ贈られ愛でられる花束のように、 望む誰かの苦痛に寄り添う事しかできはしないのだ。 (-74) 2021/10/04(Mon) 3:00:19 |
【独】 医療用 ユー/* あんまり愛情注がれると殺しちゃうよぉ…… いや"そういう"やつではないとPLはわかっているんですが。 多分PCもわかっているんですが。 こっちも博愛気質なのでおあいこですね。 (-82) 2021/10/04(Mon) 3:37:13 |
【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん/* 結果については了解しました。 ちゃんと明日も朝ご飯があって本当によかった。よかった〜〜〜 襲撃ロールはできるならしてあげたいな〜くらいの気持ちです。 とはいえ日本国憲法第25条、そろそろ寝ちゃうので もしかしたらちょっと三日目にもつれ込むかもしれませんが。 ロールをするかしないか、その辺りは本搾りレモン様の都合と相談かなぁとも。 今日はちょっとお忙しそうなのもあり。 それから破壊については…どうだろう ユーの襲撃の動機が『安楽死させてやろう』なので 頼まれない限りは物理的に破損させそうになく… ああでも、物凄く失望させてくれればいけるかもしれません。 死者の存在を踏み躙る、或いは軽んじる人間がとても嫌いなので それと同類なんだな〜と感じたら殺意がすごい事になります。 ピンポイントでそんな事思うような事あるだろうか。ううむ。 今のところはそんな感じです。 意外と明確に殺意を抱くって難しいですね。 (-87) 2021/10/04(Mon) 4:11:21 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「……え、あ、 ああ、いや…?」 このいや、は好ましくないか、という問いへの返答であって 決して自身に与えられた名称以外の呼ばれ方への拒絶ではない。 という事は言わなければ伝わりそうにないのだけれど。 「ええと…あなたがそう感じて、そう決めた事であれば 『ユー』も『私』も、それを好ましく思っている、のだと思う あなたがくれるものなら、きっと何だってそうだ。 だから当然断る理由は無いのだけれど…」 急な事で戸惑っている、というのが正直な所。 手元に落としていた視線があちこち彷徨って落ち着かない。 本来の名称と別の名で呼ばれるのは初めてではないけれど そもそも『ユー』だってその内の一つなのだけど。 これは今までのそれとは何だか少し話が違う気がする。 「…それほどに意味のある呼び名を与えられたのは きっと、これが初めてだから。 だから少し、戸惑っていて…不安にさせていたらすみません」 (-89) 2021/10/04(Mon) 4:44:34 |
【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん/* ではそんな感じでやるだけやってみましょう。 やらないよりやった方が絶対お得ですからね。急に真理に到達してしまったな ちなみに日本国憲法第25条もかなり行きあたりばったりな方です。 その上実はレスバが主体であんまり実力行使をした事が無いので 暴力に舵切った瞬間よちよちの暴行ロールになるかもしれません。 微笑ましくお付き合い頂ければと思います。敬具。 ともあれ寝て起きて諸々をしてからになると思うので 取っ掛かりを投げるのは確実に午後以降になると思います。 気長にお待ちくださいね。 それまでに頑張って皇狼ユー(概念)を降ろさなければ… (-90) 2021/10/04(Mon) 5:01:00 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「私の名前は……」 あなたがくれたものほど綺麗なものではない。 そう、きっとあなたが思うほど 『ユー』も『私』もそれから『シロ』も、 ただ綺麗で清潔なだけのものではないのだ。 それをあなたに言うべきなのだろうか。 言うべきではないのかもしれない。 あなたほどには饒舌ではない医療用グレイは あなたの前では、余計に言葉を探す事に関して不出来になる。 それでもあなたがくれる、不出来で綺麗な重みには きっと釣り合わないものを隠したまま受け取ってしまうのは。 それは嫌だ、と感じるのは 『ユー』なのか、『私』なのか、それとも『シロ』なのか。 「… ユーサネイジア«Euthanasia»、つまり安楽死 それがこの"終末医療用グレイ"に与えられた名称… 『ユー』というのは、それが相応しくない時の呼び名です」 こと病院という場に於いて、 気持ちの問題、というものはとても重要視される傾向にある。 たとえば4の付く病室が無いだとか、 内装にポジティブな印象を抱かせる色を取り入れるだとか そんな工夫が日々大真面目に行われている場所なのだ。 たとえばそのような場所で、 『死』という名前はどのように扱われるだろうか。 これはたったそれだけの、不出来で歪で下らない話。 (-98) 2021/10/04(Mon) 13:03:55 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「あなたがくれるものなら、きっと 仮にどれだけ途方も無いものだとしても 私が拒む事は無いのだと思う」 終末医療用グレイの長い髪は、首の後ろで一纏めにされている。 いつだってそう、ただ清潔さを印象付ける為に。 見目好くあるように作られてはいるけれど、 過度に飾り立てる必要は無い。そういう用途だ。 「…それでも、ガル。 あなたの大切なものを贈る相手は、選ぶべきです」 『シロ』は変わらずベッドに腰を掛けたまま。 ただ手元の辺りに視線を落として、そこに居る。 あなたがそれでもいいと思うのであれば、 その尊い重さを与えるのは容易な事だ。 (-99) 2021/10/04(Mon) 13:05:40 |
【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん「……みかん。」 あなたが塔の探索を終えて、拠点へ戻ってきた後の事。 医療用グレイは、薄っすらとした消毒液の臭いと共に あなたの元を訪れた。 「もしお疲れでなければ、少しあなたと話がしたくて。 …塔での探索は、あなたにとって少しでも 抱えた蟠りに対する薬になり得るものでしたか?」 (-102) 2021/10/04(Mon) 13:43:26 |
【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかんあなたの返答には、そうですか、と頷いて 不都合が無いのであれば、自室へと招こうか。 この話は、気安い立ち話とするには少しばかり問題がある。 「…私達の為の"薬"となる事が、あれらの存在価値である それは確かな事です。けれど 適切でない用法では、却って病状を悪化させる事に繋がる」 道すがらにそんな事を話しながら。 あなたに歩調を合わせて、必要であれば手も引いて 『ユー』に割り当てられた部屋へと行き着けば 静かに扉を開けて入室を促した。 机と椅子と、細々とした家具と大きな棚と、それから。 医療用グレイが身に纏っているよりも、少し強い消毒液の臭い。 室内はそんな病院じみた空気。 「みかん。 この薬は、何れは私達以外のグレイにも処方されるものです。 その時の為に、私達は適切に治験に協力しなければならない。 あなたが不適切な処方を我慢して、不調や過不足を隠して 自らを抑圧しているだけでは、それこそ存在価値を果たせない」 人間達が、それと真摯に向き合ってくれるかはともかくとして。 「難しい事かもしれませんが、 "あなた"がこの治験に感じた事を教えてください。 」医療用グレイは"あなた"と向き合う事を望む。 そうあらねばならないという論理、にこにこ笑顔の向こう側。 "ただそれだけ"なら、きっとああはならないのだから。 (-107) 2021/10/04(Mon) 14:52:52 |
【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん──なにも。 自身の問いに対し、すぐに返ったその答えに 医療用グレイは前髪の向こうで一人目を伏せた。 「……そうか」 自覚症状の無い傷病。 目に見えない傷跡を一つ一つ拾い上げて、輪郭を顕にして そうして適切な処置を探るのは、 今は『ユー』の役目ではないはずなのに。 嘆かわしい事だ、監察官。 あなたもこの場所も、結局まるで用を成していない。 きっと僕達に必要なのはこんなものではなかった。 「人間«監察官»に望むような事は、何も無かったか。 塔にあったものは、君に何ら変化を齎さなかったか。 料理をしている時間、ただ道具として正しく役割を果たす事 この場所でも、それだけがただ"君"の幸福だっただろうか?」 今この場では何一つとして権限を持たない医療用グレイには 監察官が居なければ、個々のストレス値などわかりはしない。 だから事実がどうであれ、あなたの答えた事が全てだ。 「であればきっと、君は元居た場所へ返されても いつか廃棄されるまで、ずっとそのままなのだろうな。 」机を挟み、二人向かい合って座った部屋の中 不治の病との診断結果を一つ言い渡した。 (-122) 2021/10/04(Mon) 16:57:32 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガルあなたが髪に手を伸ばせば、それは大人しく受け入れられる。 長さは大体腰の辺りまでだろうか。 どれだけゆっくりと言葉を紡いでも、 編む手はきっと手持ち無沙汰になる事は無い。そんな長さ。 「…私は、私が見送る者である事を快く思っています 思い出だけは、いつだって綺麗なままだから。 思い出は、…死者は、私を失望させる事はないから」 誰が死んでせいせいしたなどと言い放つ人間が嫌いだ。 死にゆく者の前で遺産の話をする家族が嫌いだ。 生きている人間は、いつだって『私』を失望させる。 不実による失望に比べれば、寂しさなど大した事ではない。 「きっと『私』にとっては、寂しさよりも 一人残される事より、ただ裏切られない事が重要なんです。 いつからか、『私』はそのようになってしまった。 だからこれも、『私』はただ喜ばしい事だと感じているんです いつか必ず居なくなってしまうあなたからの贈り物だから。 だから余計に愛しく思うのは、きっと… 何れは正されなければならない『私』なのでしょうね」 いつかは正されなければならない。 たとえいつかは消えてしまう『私』でも、 せめて今だけはそのままで。 (-130) 2021/10/04(Mon) 18:07:59 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガルそうしてあなたが仕上げを終えて、その手が離れた後。 手渡された手鏡を覗き込む。 そこにはいつも通りの『ユー』の顔があって、 それでもあなたから贈られたものだけがいつもと違う。 「…すみません、ガル。 いつだってあなたからは貰ってばかりだ。」 『ユー』も『私』も、それから『シロ』も。 気付けばあなたから貰った、綺麗なものばかり。 「今は『シロ』から返す事ができるものはありそうにない。 だから今、この場では あなたの願いに応える事を代わりとさせてほしい」 今はその格好で居てほしい。 その願いに応える事で、あなたがくれた綺麗なもの達に 不出来な『シロ』は、少しでも報いる事ができるだろうか。 (-131) 2021/10/04(Mon) 18:09:02 |
【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん「…………」 監察官という"人間"に用意した食事を食べてもらえない調理用。 機能不全に陥った道具。 自ら作った食事、その残飯の処理を行う調理用。 用法外の役割を求められる道具。 そんな所感を抱いていた。 終末医療用グレイの『ユーサネイジア』は、 自身の──グレイの事を"道具"だと認識している。 そんな価値観の上であっても、その有り様は不健全だった。 「与えられた役割を適切に果たす事。 それが道具としての幸福だ。 中にはそうではない者も居るだろうけれど、 それが僕達グレイの大半に共通する、普遍的な幸福だ。」 そう淡々と並べ立てながら席を立って、あなたに背を向けて 大きなガラス棚の鍵穴に鍵を差し込んだ。 「僕がこうして君に問うのは、『僕』にとって必要な事だから 彼らにとっても、きっとそうなんだろう。 僕達は結局、誰かの事を気に掛けるのが存在価値だから だから必要としている者には、 適切な"薬"を与えなければ気が済まないんだ」 (-139) 2021/10/04(Mon) 19:15:11 |
【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん「だから、みかん。」 並べられた薬品類は、どれもこれも強い強い麻酔薬ばかり。 その中でもいっとう強力な、 人間に対して使うべきでないものを手に取った。 「君がそれに思い悩んでいるのかはわからない。 ただわからないというだけで、先ほど言っていたように 苦悩と名の付くものは感じていないのかもしれない。 だからこれは『僕』の自己満足だ。 終末医療用グレイである『ユーサネイジア』にとっての救いだ。 もし、君がそれに付き合ってくれるのであれば まやかしに過ぎずとも、少しの間だけは 『よくわからない』事を考えなくて済むような そんな"薬"を僕から君に贈らせてほしい」 どんなに強い薬も、仮想空間の中で再現されたデータに過ぎない。 殺すのは、0と1で構成された仮初めの身体だけ。 この空間の中で、一時的な死を体感するだけで きっとグレイ達の本体には何ら影響を及ぼさない。 それでも、一時の死の安らぎが、その記憶が 願わくば、君にとって意味あるものである事を。 (-141) 2021/10/04(Mon) 19:19:47 |
【秘】 医療用 ユー → 愛玩用 ドゥーガル「……ありがとう」 同意を示すあなたに、『シロ』はただそれだけを返した。 短い言葉だけれど、想いは切実なものだ。 あなたに『ユーサネイジア』を拒絶されなかった事が嬉しかった。 医療従事者として、そんな思想を抱くのは間違っていると そう咎められる事が無かった事に安堵した。 それでも。 それを許すかどうかは、自分達が決めていい事ではない。 正常も異常も、結局は人間達が決める事だ。 そうあるように定められているものだ。 だからいつか、メンテナンスを受ければ きっと消えてしまう『私』なのだ。 「…ああ、ええと… 大丈夫です、何か嫌な事があったわけではないとわかったから。 あの時は…話題が話題でしたから、気になってしまって。 …ただ、外出時は一声掛けて頂けると…私は、安心します」 毛先を弄ぶ手を気にする様子はない。 またもや徒爾な思考を打ち切って、そんな要望を一つ。 贈りたがりというのはお互い様なのかもしれないな、なんて。 この心配性の医療用グレイは、 あなたにこうして心配ばかりを贈るわけだけど。 (-155) 2021/10/04(Mon) 20:28:25 |
【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん「君がどう感じているかはわからないけれど 『僕』の幸福は、道具としての役割を適切に果たす事だ それが僕達にとっての幸福であっても良いはずだ」 消毒液と、脱脂綿を取り出して 「その上で、人間達が僕を失望さえさせなければいい」 注射針を宛てがう箇所を清潔に。 「死にゆくものを軽んじるな。 死者を汚すな。 死者の思い出を踏み躙るな。」 それからシリンジに薬液を満たして、 「たったそれだけの事ができないなら」 あなたの腕を取って、針を刺す箇所を指でぴんと張って 「僕の大切なものがこれ以上傷付けられる前に」 皮膚が撓まないように、針がきちんと刺さるように。 「人間達が、これ以上僕を失望させる前に」 (-165) 2021/10/04(Mon) 20:58:42 |
【秘】 医療用 ユー → 飴色の世界 みかん「全て平等に殺してしまうしかない。」 「生の苦しみへの特効薬は、安らかな死だ。」 「死は愚か者への特効薬だ。」 「僕«ユーサネイジア»はそうだと信じている。」 (-166) 2021/10/04(Mon) 20:58:55 |
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