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【独】 手探り ノル……アベルの部屋に忍び込んだ、夜のこと。 「チィ、お願い」 小さな生き物が、右手から床に降りる。それに続いてたくさんが足元を通り過ぎる感触がある。 僕にも誰にも見えない、透明な手足をつつく感触でしかわからないネズミの友達。とても賢いチィ。と、その友達みんなが協力者だった。 ネズミたちがアベルに集って、体を押さえて、口に入り込む。予定。うまく説明が伝わってれば。 できるなら眠ったままで、終わらせたい。 終わらせたかった。 頭を瓶で殴っても、死ぬまですごく時間がかかるんだね。 重いものを選んだけど、僕の力がなかったせいかもしれない。 チィたちへの心配は、問題なかった。動けないようにすることはできていた。けど、アベルには誰がこんなことしてるのか見えていたし、逃げようとしていた。 「……っは、ぁ、はっ……」 何回も振り下ろしたから、走った時みたいに心臓がうるさくて 目眩 がする。あ、頭の形がおかしい。ここから棚の下まで動かして、たまたま落ちてきた瓶に当たって死んじゃった……って、できたらよかったんだけど。いつか読んだ本はそんな感じだったし。でも無理そう。 そっと瓶を床に置いたつもりだったけど倒れて、音がする。でもさっきまでの音よりは大きくないからいっか。 じっとアベルを見下ろして……1回、呼んでみる。 アベルが起きてる間はなんだか駄目な気がして、他のみんなはよくても駄目って言われる気がして、呼べなかった言い方。 (-0) 2022/07/18(Mon) 0:11:07 |
【独】 手探り ノル「……おとうさん」 僕の声が響くだけ。返事はない。 無視した訳じゃないよ。喋れないだけ。 駄目って言われなかった。 それで、もうひとつやったことないのを思い出す。いいかな?いいかな。いいよね。 手を広げて、思い切り抱きついてみた。 あっ、まだあったかい。 「お父さん。僕の。ずっと僕のお父さんになって。……」 誰かに見つからないように早く離れなきゃいけない。 だからそうしたのは一瞬だけだったのに、離れるときはとても、満ち足りた気分。嫌な気持ち、さっきまであったはずなのに。 駄目って言われなかった。 僕、早く、 お父さんのところに行きたい。 みんなつれて。 (-1) 2022/07/18(Mon) 0:12:33 |
【人】 手探り ノル「ふぁぁ……?なんか、あつまってる……?」 なんだか大きな声がした気がして起きてきたので、呑気な欠伸をしながらやってくる。 悲鳴だったかの確証もない。のんびり歩いて、まだ部屋には入らず廊下にいる。 去っていく誰かとすれ違うかもしれないし、近づけば雰囲気に戸惑ったように様子を伺う。 「……どうしたの?」 (17) 2022/07/18(Mon) 0:36:25 |
【独】 手探り ノル心から、僕は知らない風にいなきゃいけない。 僕は知らない。その部屋に何があるか。 知った後は、僕が殺してないアベルの死体がある。 そう思い込むのに、叫び声を聞いてから随分時間を使っちゃった。 (-2) 2022/07/18(Mon) 1:04:13 |
【赤】 手探り ノル「ベリ兄」 これはワルゴを見つける前。君の部屋の前あたりか、秘密の会話。 「時間ないから短く言うね。 アベルもう見つかっちゃった。 ユーが混乱してる。バレないように頭の中のこと声にしないように気をつけて。 大広間に来て。集まり終わった後、また話そう」 この後会っても、ノルは何事もなかったかのように接するだろう。 この会話がなければアベルのことは強盗でも入ったのだ、と思えるほどに。 (*0) 2022/07/18(Mon) 1:23:01 |
【赤】 手探り ノル(ベリ兄) (どこ?) 二人を送り届けて、一人の時間を作ってから。 屋敷の中をひっそり、歩いて探す。 この屋敷の中に侵入者なんかいない。危険はないから警戒する必要もない。 君もきっと一人になる時間があるはず。 話をしないと。 (*2) 2022/07/18(Mon) 23:04:12 |
【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント「余ってたらいいなって」 そう、電源。こういうのは君が得意だと思ってるから。 「できそう?……おー、できてる。すごい。ありがとう」 パチパチからピコピコまで、見守って画面を覗き込んだ。 「壊れてもなさそう。これ、また育てて遊ぼうよ。 ごはんあげとこ……」 横から操作してごはんボタンを押す。よく食べてる。 (-14) 2022/07/19(Tue) 0:09:18 |
【赤】 手探り ノル「ふふ……へへへ、ベリ兄!やっと二人で話せるね」 さっきまで、にこにこできる雰囲気でなかったからできなかったけど。 君の姿を見つければ笑って。 中で話そ、と部屋へと手を引く。 「あのね、ごめん。もうちょっと事故っぽくしようとしたのに、一回じゃ死んでくれなかったから、あんなになっちゃった。 でも僕一人でもちゃんと殺せた。から、お父さんからはもう邪魔ないから、大丈夫」 どうかな。これで君の心配は一つくらい減ったかな? ノルはこれまで、アベルのことを『お父さん』と呼んだことはなかった。 「でも……」 一旦、君を見上げて言葉を切る。 この先、どうするのが一番か。君が分かっていないなら、しっかり伝えなければいけない。それを考えている。 (*4) 2022/07/19(Tue) 0:37:45 |
【赤】 手探り ノル「うん。大丈夫。何にも」 いつもより積極的に頭を近づけて、嬉しそうな様子で撫でられている。 「……ダメだよ。僕はお父さんのこと話さないほうがいいと思う。……けど」 兄にとっては多分、まだ引き返せる段階なのかな、と考える。 話し合っていいことが起こると思ってる。 一つも良いこと、あるわけない。 疑う空気になっても……何が悪いんだろう。もっと最悪のことがあるのに。そうだ、後で仲直りすればいいんだし。 「フィーと話、してみていい? なんとなく、大人だし。それでまだみんなには内緒にして……話し終わったらみんなへの説明、考えよ。 ……こっそり説明しにくくなるから、僕たち疑われないようにしようよ。クロが怪しいって言って、クロ、疑われて貰おう? それで、その次はクロに説明して、謝ったらクロだったら分かってくれるよ」 つまり、濡れ衣を着せるということだ。 話し合いで解決すると思ってるんだよね?なら、後で謝って解決って思ってくれないかな。 ……本当に怒っている子がいたら、僕が一人ずつやるより、早く終わらせられるかもしれない。 僕がやったんじゃなくて、他の誰かがやってて、僕は何も知らなかったら……って考えたら不思議じゃない。 (*7) 2022/07/19(Tue) 14:05:31 |
【赤】 手探り ノル「クロだったら分かってくれるよ……ありがと。 ねぇ、ゆっくり二人で話せる時間、うまくできなかったらここに手紙置いておくね」 分かってくれないほうがいい。クロが素っ気ないのは雰囲気だけだから……本当のこと、僕たちに先がないこと、知ったらきっとちゃんと悲しい。 手紙は、もしものときの保険でもある。 「今日も一緒に寝ていい?」 ついでに作戦に関係ないお願いも。 (*9) 2022/07/19(Tue) 19:40:38 |
【秘】 手探り ノル → 無線通信 ユングフラウ「………ユー、ユー……」 解散したあと、夜のこと。 君が掃除を終えたあとだろうか、部屋へ訪問する。 部屋に帰っていなかったら別の場所になるだろうけど、でも、秘密の話だから。 二人だけになれるところがいい。 (-30) 2022/07/19(Tue) 19:46:10 |
【赤】 手探り ノル「やった。もちろんだよ」 前みたいにちゃんと掴まえておくよ、と、さっきまでの話なんて嘘みたいに。 いつも通りに笑い返して、またみんなの集まる場所へ行くだろう。 (*12) 2022/07/19(Tue) 21:13:25 |
【赤】 手探り ノル/* いいわよ! 一体誰に票が集まるのかまったく読めないけど……2人ほど声をかけてクロへの疑惑、深めますわ! ここでハグベリーだけになったら覚悟なさそうなのだけがわたくし心配なのですわ〜死んでも覚悟支援しますわ! もしノルが処刑されちゃったら後から手紙の形でハグベリーの背中を押しまくりますわ!皆殺しの覚悟させたいですわ〜〜〜! (*13) 2022/07/19(Tue) 21:20:20 |
【秘】 手探り ノル → 包帯 タンジーコンコン。 「タンジー、タンジー……いる?」 まだ夜にならない頃、君の部屋の戸を叩く。 もしいるなら声は届くだろうし、いなかったら少し待ってから去るだろう。 (-39) 2022/07/19(Tue) 21:31:46 |
【秘】 手探り ノル → 無線通信 ユングフラウ「よかった、いて」 ほっとした様子で息をつく。 「あの、……ううん、何も……鍵とか確認したけど、どこも大丈夫だった。 それで……誰に話したらいいかな、って」 持ち込んだ情報は、強盗の可能性を低くするもの。 部屋に入って、「閉めて」と廊下に声が響かないようにしてから。 「……誰に話したらいいのか、分からないこと、あって」 (ユーだったら大丈夫かなって思って) 俯き床を見る。聞きたくないことかもしれない。 (-40) 2022/07/19(Tue) 21:40:51 |
【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント「……ほんとに?」 画面をググっと近づける。 「みて。かわいい」 まだ幼体のキャラクターがもちもち動いている。 この簡便な絵にやけに愛嬌があるのだ。 「遊んでって言ってる」 遊んでアイコンが出ている。誘惑誘惑! (-59) 2022/07/19(Tue) 22:48:29 |
【秘】 手探り ノル → 命灯癒光 リーディエ/* お話!したいですわ!無になっておりましたわ40本のナスの花flower様! わたくしも速度は安定いたしませんわ…… リーディエはどちらにいらっしゃいますかしら? ノルは……どこにでもいますわ!42箇所にいますわ!逆に話す場所を絞れませんでしてよ! (-60) 2022/07/19(Tue) 22:53:52 |
【秘】 手探り ノル → 無線通信 ユングフラウ見慣れた本棚を見遣る。 ユーそのものみたいだと思う。この屋敷の、家族のことがいちばん真ん中にある、みたいな。 「3人一緒だったから。平気。ありがとう」 この部屋に来るとき、僕は混線なんか気にしないで近くに座ることが多い。んだけど。 今日はクッションを引っ張って、距離があるよう座った。ついでにクッションをもうひとつ拾って、抱える。 ……言葉、選ばなきゃいけない。ショックがないように。 「 あの 、夜。僕、途中で起きて、トイレ行ったんだけど。……見たの」半分顔を埋めながら話す。 「暗くてあんまりちゃんと見えなかったんだけど、あとで考えたらあれ……瓶持ってたのかも、しれなくて」 凶器は酒瓶だったと、フィラメントが言っていた。それを覚えている。 (-61) 2022/07/19(Tue) 23:10:52 |
【秘】 手探り ノル → 包帯 タンジー「何してるかな、って。それで……暇だったら、絵描きに来ないかなって思ったんだ。……」 でも、それだけにしてはノルはこっそり、周りを気にする様子でいる。 口実にしたわけじゃなくて、もし1人でいて平気じゃないなら続きを描きにこないかな、と思ったのは本当。 それだけではないだけ。 (-62) 2022/07/19(Tue) 23:16:24 |
【秘】 手探り ノル → 無線通信 ユングフラウ口を開き、最初の1音を言いかけて。 「……あ、そっか」 言ったら皆に言うのと同じ、になるかもしれない。 どうしよう…… 「僕がトイレの方行って……何でそっち行くんだろ、って思ったの。あっちだったらアベルの部屋あるほう、だし……」 「……力あるほうだし」 力のない小さい子よりは、力のある誰かのほうがありえるように思えてしまう。君もそうだろうか。 「あと、雰囲気がなんか……いつもと違ってたような気がして。 ……ごめん、見てたら確かだったのに。あのときついていけばよかった」 そこまで喋ると、クッションへ完全に顔を埋めた。 (-71) 2022/07/19(Tue) 23:50:06 |
【秘】 手探り ノル → 命灯癒光 リーディエ/* 探されておりましたわ! では……廊下から外でも見てましょうかしら! 2階におりますわ!1箇所に絞れましたわ (-73) 2022/07/20(Wed) 0:04:33 |
【秘】 手探り ノル → 包帯 タンジー「うん」 出てきてくれたことに少しだけほっとした様子で、でも行こう、と声をかけた後は早足で自室へ向かう。 転ばないくらいだから、君にとっては早くもないだろうけど。 部屋についたらいつもよりやっぱり急いだ様子でドアを開け、「いらっしゃいませ?」といつもよりおどけて、入るよう促す。 室内は、前見た時と同じだろう。日数が経ってないのだから変わりようがない。 スケッチブックはベッドの下から出して、広げた。 前、ノルを描いてもらった時、妥協点は君より少し低いくらいだったので、ここに描かれているノルは大分のっぽになったのだろう。日が経つと違和感がすごい。 そして、ここにはアベルの姿も描かれている。 「……タンジー、大丈夫?」 画材を出す前に急に問う。大丈夫なわけないかな、とは思ってる、けど。 (-74) 2022/07/20(Wed) 0:15:37 |
【神】 手探り ノル入り口に留まっている。 話すなら僕も、誰かが入ってきた様子はなかったって言うべきなんだろうけど。 この部屋へ続く廊下を見る。 他に誰か来ないのかな……。 少しだけ待ってから、足を進める。中へ。 「僕も、3人分だけだけど、部屋の窓とか確認した。 誰も入ってきてなさそうだった。よ」 (G4) 2022/07/20(Wed) 0:43:56 |
【秘】 手探り ノル → 包帯 タンジー「……だよね」 頷く。気持ちわかるし。 わかるから……この話題はきっと避けてほしいだろうな、って思う。 「あの……あれ。だ……どう思う?」 誰がと言いかけてしまって、言い直した。 僕はもう誰かがやった、と思っているけど、君はそうじゃないかもしれない。 ノルは話すことを選んでいる印象を与えるだろうか。何を言うか迷って、君と話している。 (-85) 2022/07/20(Wed) 1:07:33 |
【秘】 手探り ノル → 命灯癒光 リーディエ窓から外を見ていた。 もしかしたらそれは、クローディオが穴を掘っている時だったかもしれないけど、ここからじゃ見えない。 誰もいない庭を見下ろしているだけだった。 「リディ。……大丈夫なの?」 あの時、直接様子は見れなかったけど。話し声からすると、大丈夫じゃなさそうだな、と、思ったから。 君の目をじっと見る。見るだけだ。 (-87) 2022/07/20(Wed) 1:14:21 |
【秘】 手探り ノル → 無線通信 ユングフラウ「……うん。そうかもね」 止められるかといえば、絶対止められないとは思う。 もしもを考えることも止められないだけ。 次の質問には首を横に振る。 「わかんない……けど、わかんないから、もしかしたら他の子にもなにかするかもしれない」 「……終わらせるつもりだったら、強盗が入ってきた、ってことにする。よね?」 この口ぶりは、強盗がいると強く主張していなかった誰か、ということを示している。 (-90) 2022/07/20(Wed) 1:32:29 |
【秘】 手探り ノル → 命灯癒光 リーディエ「僕も、大丈夫」 小さくたぶん、と呟いた。 君はあんまり大丈夫じゃないんだろうなぁ、と思う。 「……そうだ。本、あとちょっとで読み終わるよ」 だから楽しい感想の話でもできたらいいな。 あとちょっとという事は、文量からするとかなり急いで読んでいるのがわかるだろう。 (-92) 2022/07/20(Wed) 1:44:39 |
【秘】 手探り ノル → 無線通信 ユングフラウ君の言葉に考え込む。 (確かに、そう。だけど……) 考えが漏れ聞こえてしまうかもしれない。 「……けどユー、それ、平気なの? 許さないって言われるかもしれないよ。だって……、 僕だったら許さない 」真面目な、小さな声だ。口に出すのも憚られたけど、思わず言ってしまったような。 「大丈夫なら、いい……けど」 全然よくはないけど。そうしたいなら止められない。 「……うん、聞いてみるつもり。いつ聞けるかは分からないけど。 みんながいないところで話すつもりだから」 (-98) 2022/07/20(Wed) 2:13:28 |
【秘】 手探り ノル → 包帯 タンジー「……」 「僕は」 鉛筆を拾う。でも手の中でくるくる回すだけ。 「僕は誰がやったのか……、あの夜に、瓶持って歩いてた人がいたら。 その人の仕業だって、思う?」 誰がやったのかわかるかもしれない、と言いかけたのだ。 そして、あの夜に見かけた人物がいると、質問で示した。 聞きたいかな、と不安そうな瞳を見返す。 (-100) 2022/07/20(Wed) 2:21:56 |
【秘】 手探り ノル → 命灯癒光 リーディエ「……僕、心配するようなことないよ? リディとか、ユーの方が大変」 心配して来てくれたのかな。と思って、もっと気にする子があちこちにいるよと言いたげに。 君が何を考えているかは、分からない。 「早く読みたかったんだ……うん、分かりそう。 読み方は練習したほうがよさそうだけど。僕にあの主人公のワクワクした台詞が言えるか怪しい。 でも、気に入ってくれそう。悪い人いなくて、ハラハラはするけど、恐くはないし」 (-103) 2022/07/20(Wed) 2:49:27 |
【秘】 手探り ノル → 無線通信 ユングフラウ「……ユー、ごめん、そうだよね」 泣いてしまった君を見てたら、離れてなんていられない。 (ごめん) 漏れ伝わってしまうことを気にせずに、君を抱きしめようとする。 「ずっと仲良しでいたいよね」 (ずっとみんな一緒にいたい) 「ユーとも、ずっと一緒がいい。泣かないで」 (お父さんとも、ずっと一緒がいい) ノルは口に出してアベルを父と呼んだことはなかったけれども、心の中では度々そう呼んでたことを、君は知っているだろう。 「みんな、ずっと仲良しじゃなくても、喧嘩したら仲直りできるくらいがいいよ……」 (みんな好き、大好き) 嘘偽りない本音だ。でも今の空気じゃ疑い合うしかなくて、冷静でいられる気もしなくて…… 「……ユーがみんなに、やったって言って、信じてもらえるかな。その間に僕が話を聞きに行って……」 (傷ついてほしくないけど、僕が手伝って助けられたら……) きっと疑い合うのを見るだけで君は傷つくのだろう。他の誰かが疑われても。 なんとか傷は最小限で、君の風避けになれないだろうか……。 (-106) 2022/07/20(Wed) 3:53:11 |
【秘】 手探り ノル → 無線通信 ユングフラウ君が離れるまで、自分からは離さなかった。 できたら、もっと君が落ち着けるまでそうしていたかった。 「……うん」 頷く。うまくできるかな。これをみんなに見せて、元通りみんな仲良しに。 受け取った手が紙の端をつぶした。 「うん、頑張る。頑張ってくれてありがとう」 もう一回ユングフラウに抱きついて、今度はすぐに離した。 「大丈夫。見せてくる」 なんとかするよ、と言ってから、部屋を出ていこうとする。 (-112) 2022/07/20(Wed) 12:08:57 |
【神】 手探り ノル「……そうかな」 預かった手紙を、折り畳まれたまま手の中でくるくる回している。 これを見せたらみんな、どう思うかな。 どうするんだろう。 「……見つけた、って、言ったら?」 躊躇いがちに発した言葉だ。でもこの静かな空間なら、きっとよく響いた。 (G10) 2022/07/20(Wed) 13:06:35 |
【神】 手探り ノル「……読んで」 フィラメントとクローディオを見、少しだけ彷徨った手が、クローディオへ手紙を押し付ける。 「見つけたんじゃなくて、聞いたって言った方がよかったね」 君たちにとって見覚えのある筆跡だろう。 別人が真似して書いたとか、そんな小細工はない。 『僕が全部やりました。 ――ユングフラウ』 それだけ書いてある。 (G14) 2022/07/20(Wed) 19:12:02 |
【秘】 手探り ノル → 包帯 タンジー「まだ、分かんないから。 他のみんなには秘密にして」 念の為そう前置きしてから。 「 クロ 。アベルの部屋の方に行く、クロを見た」と伝える。 ……この後手紙で伝えられる内容を知ったとき、君は混乱するだろうが。 今この場で伝えられる名前はユングフラウではなく、クローディオだ。 (-129) 2022/07/20(Wed) 19:16:27 |
【秘】 手探り ノル → 電球 フィラメント「電球の刺激も強すぎるかも」 目を瞑った。まぶしー。 「あとひと押しなきがするけど……ここは諦めるのだ」 カタナを収める剣士のごとく、内ポケットにゲームを仕舞った。シュ。 「でもまた見せるからね、次の形になったら」 進化もかわいいんだよ。おすすめ。 (-135) 2022/07/20(Wed) 19:57:46 |
【秘】 手探り ノル → 命灯癒光 リーディエ「うん。みんな……」 みんな心配だ。心配って言うだけじゃなくて、なんとかしたいけど。 「おー、そうかも。わかった、ベリ兄と一緒に読めばいいんだ。 じゃ、僕はナレーションするから、ベリ兄が主人公。 リディはなにやる?」 その場にいるどころか組み込んでいるよ。読み聞かせというか、ちょっとした劇。 (-138) 2022/07/20(Wed) 20:15:34 |
【秘】 手探り ノル → 無線通信 ユングフラウ嫌じゃないよ。 言い残したのはそれだけで、君の心の声に返事はしなかったし。 きっと、聞こえもしなかった。 (-141) 2022/07/20(Wed) 20:39:03 |
【秘】 手探り ノル → 包帯 タンジー「……僕はそう思ってる。他の誰かとも思えない、し」 こんな話、誰にでもできることじゃない。 でも誰かに話したかった。 「……一人じゃ、抱えてられなくて」 小さな声で、目を逸らす。 「どうしても、そうだったら許せる気、しなくて」 (-147) 2022/07/20(Wed) 21:21:02 |
【神】 手探り ノルまた口を開くのはフィラメントとワルゴが出て行ったあとだ。 「……誰かを庇おうとしてるなら、誰を庇おうとしてるんだろう」 僕が疑ってるのは、ユーじゃない。 (G32) 2022/07/20(Wed) 21:27:40 |
【秘】 手探り ノル → 包帯 タンジーこれは話し合いの最中。 君へ視線を送ったあと、その場にいるクローディオを見る。 ユーはクロを庇ってるんだって。視線で指すみたいに。 (-148) 2022/07/20(Wed) 21:29:29 |
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