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【赤】 食人嗜好者 アルレシャ『グラトニー』は笑った。かの観賞室に、『グラトニー』は戻っていた。 透けたドレスを翻し、豪奢なレッドベリルを飾ったほとんど裸と言っていいような衣装。 女である身体に、あってはならない陽芯を宿し。白い肌は派手に彩られている。 それぞれの顔を見て、いったいだれが寄越されたのかを知ると、たいそう声を上げて笑った。 「やあ、皆さん。ようこそ、最下層へ。 私は『グラトニー』、あちらは『エンヴィー』。あちらは、『スロウス』と呼んでおくれ。 なにせ仮面に呼ばせる名前は惜しいからね、よぅく頭に刻んでくれ……。 ……もっとも、名乗りを挙げるのは遅かったかな?」 三者、仮面をつけられた新しい従業員たちを見遣り、女はほうとため息をつく。 コロンビーナマスクの下に隠された笑顔は、うっとりと頬を上気させていた。 (*3) 2021/07/05(Mon) 20:06:59 |
【赤】 食人嗜好者 アルレシャ「どうしてくれようかな。VIP達はやはり君たちが快楽の内に落ちるのが好きだろうか? 私はもっとエキサイティングに血を見たいのだけど、彼らの意向には逆らえないからな……。 おっと、先輩にちゃんとご挨拶するんだよ。君たちより一歩先に落花した、ムルイジだ」 過剰なまでに扇情的な衣装に身を包んだ『グラトニー』は、興奮冷めないように歩き回った。 彼女のものだろうトレイの上には様々な器具が置かれている。 異常な形の性玩具から、消毒された針、おぞましい程痛々しげな拷問具に至るまで。 それらは全て『グラトニー』があなた方に向けるために、ここにあるものだ。 「ああ、そうだ! 『スロウス』にも誉れを与えないとね、『エンヴィー』にだって。 どうだろう、満たされたかな。それとももっと物質的な褒美がほしい? これまでここに立っていられるということは、成果を認められてるということさ。 それなら、いろいろなものを望むことが出来る。法外な報奨でも、私のようにね」 (*5) 2021/07/05(Mon) 20:19:00 |
【人】 食人嗜好者 アルレシャ「、……」 食堂に入ったアルレシャは、少しばかり黙り込んだ。 ふたりほどであればまだ気のせいと思えたものの、そして真相を知った今となっては。 朝の食事を楽しむ面々は、あまりに……初期よりも、見知った顔が減ったように見えた。 少し気落ちしかかるのを、気丈に胸を張って中へと進みいる。 何事もないかのように、いつもどおりにダッチブレッドfoodとブラッディ・ブルsakeを手にとった。 (6) 2021/07/05(Mon) 20:51:43 |
【赤】 食人嗜好者 アルレシャ>>*6 「そう。まあ、けれど、仕方のないものだね。人の感性には向きがある。 それにあなたのように冷静でいてくれる人がいるから、こちらも仕事がしやすいというもの。 次は……そろそろ私が、VIPの気に入った人間を連れてこようか。 誰があたるかというのも加味して決めなければいけない話だけれどね」 あまり強要するものでもない。聞いてみて、答えを聞いて、それで頷いた。 それが長所であるとも短所であるとも、何とも評価すべきではない。 きちんと『グラトニー』は、かれらの意向を尊重したいとは思っているのだ。 (*10) 2021/07/05(Mon) 20:54:50 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ>>*8 >>*9 「私が恵まれている? ふふ、そうかな。本当に恵まれているのはVIPのかれらさ。 私であっても彼らの食指のひとすくいで、ここには立ってはいられなくなる。 まあ、それは登城するのを望まずに色々と別のものを望んでいるからではあるのだけどね」 一介の医者が、ただそれだけの地位でここにいられるものだろうか。 奇怪なものを用意して、様々な趣向をこらして。それはただの婦人科医の領分ではない。 女は赤く塗ったルージュを指で弾いて、ひみつめいて口にした。 「食糧だよ。美食と言えばいいかな。もっともそれが何かは、見た人もいるだろうけれどね。 私は若い雌のアミルスタン羊がたいへんに好みなのさ」 じっとりと濡れたような瞳は貴方を見ている。熱く燃える情熱を抱えた貴方。 それから、流れ落ちるように首を傾けて、相手の望むものを聞いた。 「いい心がけだよ。なにせそれこそが、この仕事のために重要な原動力のひとつなのだから。 『スロウス』は冷静に適切に、やるべき仕事をこなしている。それこそ必要な力。 貴方は貪欲に、さらなる苦痛を与える。それはVIP達を大変に楽しませる素質。 私は、よりかれらに近いから何を求めているかというのが手にとるようにわかるだけさ」 その嫉妬は、そしてその怠惰は。まさしく類稀なる力であるだろう。 そうした同僚を持つことに大変満足したように、ひとりで頷いて、"従業員"たちへとむきなおった。 (*12) 2021/07/05(Mon) 21:03:25 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ「了解だとも、『スロウス』。そういうこともあるだろう。 貴方がそれを受け入れているのなら、私があれこれと言うべきこともないさ。 或いは『エンヴィー』は、その手を以て貴方を手に掛けたがるかもしれないが。 まあ……一度VIPの意向を聞いてからだ」 過剰に嘆くことはなかった。それもまた、このパーティや倶楽部のあるべき姿だ。 誰もが足元を崩すのだ……それは誰に限ったことでもないのだ。 追い縋って助けようとするのは、いっそそれこそ、茶番も甚だしい。 「――さて!」 『グラトニー』は従業員たちの方を向いた。手にしたワイヤーがきらきらとエッジに光を反射する。 仮面越しに彼らを見定め、そして中継するVIP達のほうへと手を伸ばした。 「君たちがこれよりどのような"研修"を受けるのか、何を君たちに望むのか? それらはすこしのスパイスと、彼らの希望によって左右される。 せいぜい、隣のものよりも多くを望まれないことを祈るといい、笑顔を向けてあげなさい!」 あなた方を値踏みして、紳士淑女は歓声を上げる。 やれ、慰みものにすべきだ。やれ、舌を切って飾ってやるべきだ。 水責めをしながら犯してみたい。太ったネズミに食わせよう。蠍を口に食わせよう。 性器を露出し互いにまぐわい合え。女のように犯されよ。 彼らは口々に、あらゆる望みをあなた方に向かって吐き散らす。 /* ……ということで、研修を決めるためにまずはVIP(プレイヤー)の意向を聞こうかと思います! ご自分の操作するキャラクターにどんな目にあってほしいのか、ロールの形などでお聞かせください。 どのように主張するかは前日の二人を参考にするといいかもしれないですわね……。 (*14) 2021/07/05(Mon) 21:13:05 |
【人】 ルビーの花 アルレシャ>>5 ゲイザー 少しいつもより陽気な様子を損なっていた眉をきゅっと引き上げて、せいいっぱいの笑顔で。 いつもどおりを装いながらに、彼女の置いたパイに手を伸ばした。 もしも近くにいたのなら、にこりと微笑みかけて挨拶だってしただろう。 「今日のパイも、お楽しみね。いつもとびきりの驚きがあるけど、今日はどうかしら」 アルレシャの手にとったひときれは(72)1d100。幸運が指先にあれと、願うように。 (12) 2021/07/05(Mon) 21:27:16 |
【人】 ルビーの花 アルレシャ>>15 サダル 前日 「手引している人間を一時抑えることができれば、旅の間だけでも……。 その後は……なんて考えても、今の私には何も出来ないわね。そこまでの力なんてないもの」 不思議な力はおろか、政治的であったり経済的であったりの力も。 身を守るのはかんたんなことなのだろう。もう同じスポンサーの旅には搭乗しなければいい。 けれど、彼らは? ……写真で見た姿を頭に浮かべて、眉を下げた。 「サダルさんだったかしら、貴方はとても……強い人ね。 人の嘘や隠し事を見抜くのは出来るけれど、疑い、敵意を向けるのは……どうかしら」 眼前に見える賓客達の踊る様子のなんときらびやかなことだろう。 麗しい足取りは……けれどその下に踏み越えられている者たちがいるのだ。 ふう、とため息を吐いて、ぎこちない笑みを貴方に向けた。 「ごめんなさいね、こんな話。貴方も船を楽しんで。ここには、いいものもきっとあるから。 そうでなかったら、きっとここまで私も嘘や噂に気づくことは、なかったのだろうし……」 (27) 2021/07/05(Mon) 22:29:33 |
【人】 ルビーの花 アルレシャ>>21 ゲイザー 「おはよう、パイのお嬢さん――お名前聞いていなかったかも。私はアルレシャよ。 朝早くからこんな素敵なものを手掛けて、さすがというところかしら」 キレイに装飾を施されたパイを見て、素直に心からの賞賛を送った。 朝食を用意する従業員たちはそれよりも早く起床せねばならないだろう。 女教皇のカードをまじまじとみて、それから視線を彼女に向ける。 「そうかしら、安心……してもらえるといいわね。何せ医者だもの。 ここでは仕事に来ているわけではないけれど、いつでもそうありたいものだわ」 (28) 2021/07/05(Mon) 22:35:36 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ>>*15 >>*16 敵意の視線を受けた、それだけでぶるりと身震いした。けれどそれは恐れではなく興奮に。 いつぞやに体を合わせたときよりもより高揚したようにとろけた瞳が貴方を見た。 喉をかするような吐息にふるえる唇は、いまにも吸い付いてしまいそうだった。 それを指でそうっと押し留めて、女は一歩下がる。仕事の話だって、重要だ。 「焚き付けたい人、ふむ。私はいいと思う。 色々と此度のことで話を聞いてきたんだろう? それに任せたほうが面白いものも見れそうだ。 よければ聞かせてほしい……ああ、勿論話がはっきりとしてからでも大丈夫さ。」 (*20) 2021/07/05(Mon) 22:52:55 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ/* 平日ですものね……オリンピお盆控えてこの時期はどこも大変そうです、大丈夫ですわよ。 墓下と連携してちょっとずつ表にエッチをお届けしていきたいところですわね。 (*21) 2021/07/05(Mon) 22:54:46 |
【秘】 ディーラー サダル → ルビーの花 アルレシャ──立ち上がるその直前。 貴方にしか聞こえない声量で、ぽつりとこぼす。 「……ねえグラトニー。私、君のこと興味あるんだ。 明日にでもさ、どこかゆっくりお話しない?」 (-42) 2021/07/05(Mon) 22:59:11 |
【人】 ルビーの花 アルレシャ>>31 サダル(前日) どことなく、打つ手の無さを感じているようでもあった。相手が大きすぎるせいだろうか? けれど、それでも諦めきれないからにこそ、ここでこうして話をしているわけでもある。 細いシルエットのドレスを曲げる膝は、細くて頼りのないものだ。 「貴方と? ……いいえ、はい。喜んで。 私、これでもダンスは得意なのよ。貴方を夢中にさせてしまえるかしら」 少女めいた明るさは少し元気がないせいか削げているが、年齢通りの強かさは消えず。 今度こそはうまく笑顔をかたちどって、貴方へところりと首を傾けてみせた。 二人の女は、しばしの間ホールを魅了するかのように踊り続けているのだろう。 (39) 2021/07/05(Mon) 23:34:11 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → ディーラー サダル「――私で良いのなら」 少し訝しむようでもあり、意外そうな様子であった。 女の方は、特別に気にかけられるような心当たりがないようだった。 考えを巡らせて、それからああと、何かに納得がいったように瞬きをした。 「私は、ただただ折れるつもりはないけれど」 (-49) 2021/07/05(Mon) 23:36:25 |
【秘】 ディーラー サダル → ルビーの花 アルレシャ「……ううん」 端的に答える。いつも被っていた微笑の仮面はなく、真面目な顔で言葉を返す。 「……これは単純な好奇心。貴方という人がどんな人なのか、興味が湧いただけだよ。 私は貴方にも嫉妬してしまうけど、別にいきなり取って食おうだなんてしないさ」 嘘偽りなどないように見えるだろう。 スロウスとは既に話した。同僚に興味が湧いたというのなら、グラトニーと話がしたいと思っても、何らおかしなことではないだろう。 ──女の言う通り、翌日。四日目。 貴方にもう一度誘いの声がかかるかもしれない。 場所は貴方の好きなところでいいから、話がしてみたい……と。 (-52) 2021/07/05(Mon) 23:45:37 |
【秘】 陶酔飛行 バーナード → ルビーの花 アルレシャ/* ■バーナードPLより 悩みすぎてお便りさせて頂きましたわ。「これが絶対やりたい!」はないので、何か案があれば教えて頂ければ幸いですわ! ・前提として最初同じ場所に集めてもらえれば、ダビー(実は「俺の物」と思ってる)とカウス(合同訓練もある別国の軍人)なのは普通に驚くので、その時点で割と舌打ちしますわ 私、実はソロールの描写には自信がそこまでで、特にこんな設定持ってきつつも、記憶蘇らせるためのメンタルリョナを自分でやって自分で反応するのはあまり得意分野ではない懸念があるんですけど、おそらく美味しいのもこれとは思うんですわ。なのでソロ系なら、 ・記憶蘇るかショー(VIPに設定を全公開する。本人記憶ないので身体が受けに慣れてる記憶もないのでそれだけで混乱しますし、記憶そのものが改竄なのもあれですし、なんなら自分の半年前のハメ撮り映像でも見せられたら絶望ドッキュンですわ。絶望しながら犯して折れて壊れるか、開き直るか、最後まで耐え切るかどれかに賭けるとかでもいいかもですわ。完全に戻るか自体も賭けてもいいかもですわね) ・2人でするならダビーと割とセックス自体もしてるくらい仲良しなので、どちらかと言うとモブレ互いに逢う方がダメージ受けそうですわ。ただVIPが2人が好き同士なの知ってないと興奮度は下がりそうですわ ・最低中の最低の提案するならダビーに資料渡して脅してバーナードのメンタルリョナを担当させるとか最低すぎるのも考えましたけど、ダビーPLお嬢様の負担が凄そうなのであれかなと思いましたわ (-53) 2021/07/05(Mon) 23:54:44 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 陶酔飛行 バーナード/* ごきげんようお嬢様! 実は3者にはすでに同じ場所(観賞室)に集められていただいてるつもりてしたわね。 これは少し説明が足らなかったかもしれないので後で再度アナウンスいたしますわ……。 提示していただいた中だと、ダビー様に資料をもとにしたを渡して調教者側として育てる名目でお相手いただくのがよろしそうですわね。 急に第三者が挟まるより事情を知っている同士でロールした方がやりやすいかと思われますし、 双方の研修を進められますので……いかがかしら? (-103) 2021/07/06(Tue) 9:20:44 |
【秘】 陶酔飛行 バーナード → ルビーの花 アルレシャ/* ご機嫌ようお嬢様、ダビーPL様と【ダビーにバーナードの資料をもとにしたもの渡して調教者側として育てる名目でバーナードをボコボコにする】でOKとの同意が出たのでその流れでお願い、赤窓提案お願いできたらと思いますわ。(実は凶狼、サダルじゃなくてアルレシャと誤解していてこれ送ってしまっていたの許してくださいまし!皆さん強すぎますのよロールが!) どっちも雛みたいなピヨピヨ具合かもですので、容赦なく赤窓から色々言って頂けたらとても助かりますわ。 集められてるにつきましては私もそんな気がしてたんですけど、「お、お前まで!?」みたいなロールをもうしていいのかと、カウスはどうするのかなと思っていたので念の為書かせて頂いただけなのでお気になさらないで!たくさん配慮して頂けて感謝しておりますわ! あとアルレシャとの送り狼、もうこの状況だとそう 大惨事なのでスマートに送ってバイバイした感じで…多分なんとなく2人ともそんな気分だったのかも…ですわ。ご配慮ありがとうございます。 (-118) 2021/07/06(Tue) 12:10:58 |
【秘】 陶酔飛行 バーナード → ルビーの花 アルレシャ/* よく考えたら狼お二人忙しくなりそうと言っておりましたし、念のため先ほどに似た文章を3人全員に送らせていただきましたわ。余裕がある方に赤窓提案して頂けたらと思いますわ。どうぞよしなに。 (-121) 2021/07/06(Tue) 12:22:02 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ/* すごく話し合いが進んでる レアメタルスライムお嬢様になっててごめんなさいね…… 現状の振り切りとしては予備候補被襲撃者に事情を説明しつつ2:1でセットする形になるかしら? バッティング先のCOは出ているし説明はしやすそうに思いますの。 共食いに関しては日程加味する形になるかもしれませんわね、また夜運営側にご意見伺いするのがいいかもしれませんわ。 (*29) 2021/07/06(Tue) 12:46:49 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 陶酔飛行 バーナード/* そう……数時間後にいやでも再開するのがわかってたので秘話で続けるのも白々しい展開になるなと思ってたんですのよね。伝えられないけど。 把握致しましたわ、ダビー・バーナード両名への研修はそのように運んでいきましょう。 自分の手でバキバキに壊し壊されるプレイを楽しんでいってくださいまし! 夕まで動きがガバガバなのは見えておりますので、集合の旨だけひとまずアナウンスしていきますわね。 (-125) 2021/07/06(Tue) 12:52:51 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ新たに従業員となったカウス、ダビー、バーナード。彼らは観賞室に集められている。 仮面をつけられているものの、それぞれが誰かというのは全く気づかぬということないだろう。 その前に立つ人物らの様子から、自分たちが何故連れてこられこれから何をされるかというのもまた、想像に難くはない。 あなた達は船の最下層(ボトム)へと落とされたのだ。 (*30) 2021/07/06(Tue) 12:55:45 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → ディーラー サダルアルレシャはやはり不思議そうな気色を表情に滲ませていた。それだけ見ればあどけない年の頃のようだ。 純粋な興味として持ち得る話があるというのが、言葉通りの意味で信じられないようで、きょとんと小首を傾げて……。 それでも、アルレシャはあなたの誘いに了承するだろう。 「それならば、明日私の部屋においでらして」 そっと口付けるかのように囁いて、返歌は持ちかけられただろう。 (-126) 2021/07/06(Tue) 12:59:16 |
【秘】 ディーラー サダル → ルビーの花 アルレシャ翌日。約束通り、女は現れる。 「アルレシャ様。いらっしゃいますか」 控えめなノック。凛とした声色。 他者とすれ違うかもしれない廊下だからか、女は『ディーラー サダル』の仮面を被ったままだ。 (-134) 2021/07/06(Tue) 13:57:00 |
【秘】 ディーラー サダル → ルビーの花 アルレシャ狼お嬢様Aですわ。ちょっとあの、懺悔したいことがあるのですけれども…… ・ナフにテンガンを無事暗殺させたい ・狼お嬢様A、最終日にやりたいことできちゃった という身勝手により 今日の動き『狼三人でラサルハグに投票し、サダルがアルレシャを噛む』(そういう流れになる相談のロールはする)(特にラサルハグ投票について) を提案させていただきたいのですが……いかがでしょうか……あまりにも身勝手かつ二人の今後について関与することなので、もしやりたいことあったら遠慮なく断ってほしいのですわ!!! (なお任意投票については運営三人から許可を得ていますわ) (-163) 2021/07/06(Tue) 17:15:30 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 凝望 デボラ/* 出雲名物 荷物にならぬ 聞いてお帰れ 安来節 松江名所は かずかずあれど 千鳥お城に 嫁が島 俺がお国で 自慢のものは 出雲大社に 安来節 出雲八重垣 鏡の池に 映す二人の 晴れ姿 愛宕お山に 春風吹けば 安来千軒 花吹雪 私しゃ雲州 浜佐陀生まれ 朝も早うから 鱒やどじょ (-171) 2021/07/06(Tue) 18:36:29 |
【人】 ルビーの花 アルレシャ>>50 ゲイザー 少しだけ目をぱちくりと瞬かせて、それから吹き出すように笑った。馬鹿にしているわけではなく、女にとっては突拍子が無かったのだ。 まるで母が娘を見るようにきゅうと目を細めて、はにかむ少女を見守っている。 「私は大したことなんてしていないわ。駆けつけたはいいけど慌てふためいただけだもの。 少しの失敗はあったかもしれないけれど、皆無事だもの。前を向いていればいつか報われるわ」 安楽椅子が揺れるように頷きながら、なんだか見上げるような称賛を聞いている。 少しばかり大げさだと思っているようではあったが、わざわざそれを言葉で制して謙遜したりはしなかった。 そう思っているのなら、それでいいのだ。ひとつの憧れに無為に傷をつけるようなことはしない。 「ふふ、なんだか照れてしまうわね。よく、人を見ているのね、まるで占い師のあの子のよう。 ……ねえ、よかったらあなたもパイくじを引いてみない? よい結果が出るかもしれないわよ」 (57) 2021/07/06(Tue) 18:53:36 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ「わからぬならわからぬもの。無理に理解しなくていいさ、そう――何もわからなくたっていいの。 貴方達と来たら、我々の領域に入ったにも関わらず無作法にしているじゃあない? 反抗的であればあるほど賓客達は盛り上げるけど、でも、ごめんなさいね。 そればっかりじゃ、見世物はつまらないのよ」 もうそろそろ、口調を取り繕わなくたっていいだろう。『グラトニー』は普段どおりに話し始める。 それは、この船の情勢が傾き始めていることの顕れだ。全く以て、事はうまくいっている。 『グラトニー』は『エンヴィー』と『スロウス』の言葉を拾いながら補足する。 「カウス、あの子の"研修"についてはまたじっくりと考えましょう。 もう二人に関しては、貴方をよく知るものから大変に熱い要望が届いているのでね……。 バーナード、貴方の"研修"はダビーがいたします。けれどそれだけでは意味がない。 心より屈服し、自らの意志で"従業員"としての勤めを果たすための研修でなければ。 ダビー、『スロウス』からの資料に目を通すように。貴方には過去の追体験を手伝ってもらうわ。 簡単に壊してはいけません。けれど温い時間稼ぎなど必要ありません。 もしも貴方が手を抜いていることがわかったなら、バーナードには肉体的苦痛を与えましょうか。 どのようにしようかしら。一回ごとに爪を剥いだって私は構わないわ。 やわらかな指さえ残っていれば、いくらでも奉仕はできるものね、ねえ、ダビー?」 はだかの王は長い笞の先で双方を突いた。声音は明るく、心から楽しんでいるようだった。 その笑みには少女のような無邪気さに加えて、魔女のような残忍な興奮を乗せている。 互いの運命は互いに握られている。 ショウが成功しなければ、どんな末路になろうと構わない、そう思っていることが伝わるだろう。 (*38) 2021/07/06(Tue) 19:49:48 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → ディーラー サダル/* 御機嫌ようお嬢様! お嬢様です。 ・ナフにテンガンを無事暗殺させたい →ラサルハグ投票 こちらについては運営・ラサルハグ・ナフ・テンガンあたりと話が通っていれば私は大丈夫ですの! アルレシャ噛みについても問題はありません。 けれど私は敗北主義者お嬢様ではないのでタダで噛まれるつもりはないですわ! しかして凶狼としての権利を拒否してまるきり剥奪するのもわたくしの主義には合いません! 未来をつかみ取りたいと願うのならばわたくしと勝負し負かせることを条件とします! 明日の朝日を拝むのは手前ェであると主張するなら尋常な勝負を希望しますわ!!!!!!! (-179) 2021/07/06(Tue) 19:54:16 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → ディーラー サダル「はい!」 返事とともに白い両腕が伸びて、サダルを部屋の中へと引きずり込んだ。 ぱたん、と控えめな装飾の施された扉が閉まる音が背中に。 そして視界には、前面の大きく開いた赤いベビードールを着たアルレシャが。 裸足にピンヒールを履いた上背はやはり貴方よりも高く、解いた髪がふわりと降りかかる。 上から伸ばされた手は、貴方を包み込もうとするようにくるりと背中に回った。 「来てくれて嬉しいわ、サダル!」 (-180) 2021/07/06(Tue) 19:59:02 |
【秘】 ディーラー サダル → ルビーの花 アルレシャ/*お嬢様!ごきげんよう! 投票に関してはすでに関係者には話を通していますわよ! そしてアルレシャ噛み、 望むところですわ♡ ちょっとPLが時間なくて置きレスになりますが、それでよろしければ楽しく勝負しましょうね♡ なお、先に必要か分からない連絡ではありますが 勝負して「キャラチップにある顔面の要素(目とか)」は欠損させないでもらえると助かります……それ以外の手足胴体その他は勝負の結果どうなっても構いません。 (キャラチップにある部分のところが大きく変わってしまうと、PLが想像しにくくロールに影響が出てしまうので……申し訳ない……!) (-181) 2021/07/06(Tue) 20:03:10 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → ディーラー サダル/* ブラックジャックですわよ ブラックジャックですわよブラックジャックですわよ ……別に喧嘩で決めてもいいですけれど。え? いや顔意外はバキバキにしていいんですか? へえ……どうしよっかな……ブラックジャックやめようかな…… (-183) 2021/07/06(Tue) 20:09:30 |
【秘】 ディーラー サダル → ルビーの花 アルレシャ/* えっブラックジャック!?えっ……すごいまともだ……指一本くらい食べさせようかなとか一瞬思ってた…… いやなんか 私の予想合ってたら貴方拷問好きそうなPLさんじゃないかなって……スプラッタ好きそうって思ってたので……うわめちゃくちゃ失礼な発言しましたわね もっとわがまま言っていいなら最終日喋りたいので頭部と舌と喉狙わないでいていただけたら助かります……でもブラックジャックでいいならブラックジャックしましょうわよ……おろろ…… (-192) 2021/07/06(Tue) 21:30:17 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → ディーラー サダル/* 暴力で勝負はフェアじゃないですわよ……PLとしてのブラックジャックとしましょうか。 秘匿会話で何をしようとしていたかにはよりますが、そっちは強く当たって流れで……。 いえゴネで勝負してもいいのですがわたくし意地張ってしまいそうなので! なんかそういうのは……よくないかなって! とはいえダメ元くらいでサブプラン用意してたなら、そっちに時間割いてもらったほうが、 ゆっくりやりたいロールが出来るのかもなあという懸念もあり……。 答えとしては「噛まれてもいいけどバクチ次第にしましょ」ということになってしまうので、 決着つけるのに時間がかかると困るな〜って場合も含めて色々考えてもらって大丈夫です。 (-195) 2021/07/06(Tue) 21:40:36 |
【秘】 ディーラー サダル → ルビーの花 アルレシャ無垢な少女のような可憐さで、淫蕩な女のような艶やかさを纏った貴方に引き摺り込まれた共犯者。女性らしさを惜しげもなく晒した貴方と違いこちらの女はあまりにも飾り気がなかった。 黒いシャツにグレーのパンツ。手首まで覆う手袋をしてポシェットを持っているが、それもまた簡素なもの。唯一装飾品があるといえば十字の髪留めくらいだろうか。 色のない女は涼やかな微笑の仮面を被ったまま貴方に身を委ねる。 「こちらこそ応じてくれてありがとうございます、アルレシャ様。……いや、いいか。アルレシャ」 『サダル』のような話し方で、『エンヴィー』のように貴方を呼んだ。 (-196) 2021/07/06(Tue) 21:44:42 |
【秘】 ディーラー サダル → ルビーの花 アルレシャ/* 一応アルレシャ噛むにあたって考えていた流れは「『私はあれだけ(三日目冒頭)叫んだのにお前だけ本性晒さないのずるい、指でもやるからその本性見せろ』と頼み込み、そのまま応じてくれるなら人の体を食べるアルレシャの模様を録音。 それをVIPに提出して体も売りながら『同僚怖いんですけど引き離してくれない?』という最悪裏切りカスロールをしようかな……と考えてました…… ごめんなさいめちゃくちゃ独りよがりしてました申し訳ない!すごい!ドッタンバッタン大騒ぎお嬢様のフェアプレーに感謝! オーケー把握しました、博打での決定なら全然大丈夫です。勝負師らしいので。望むところ! (-197) 2021/07/06(Tue) 21:50:36 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → ディーラー サダル/* フフどうしよ引き止めてよかった。 診察した患者の名簿を賓客に売って、女達を引き渡す代わりに調理した肉をいただいてる設定ですの。 つまり食人は賓客達公認で、質のいい脳や子宮、卵巣を優先的に引き取るために敢えてこの地位に居るんですわよね……どうやって売り渡されるのかわたくしもちゃんと考えないといけなくなりましたわね……。 そしてこの設定後で運営に怒られたらどうしようかと今思いましたわね…… 問題なければめくっていきましょうか。一本勝負でよろしいかしら? (-199) 2021/07/06(Tue) 22:00:27 |
【秘】 悪い子 ナフ → ルビーの花 アルレシャ/* ご機嫌よう、昨日まんまと逃げ出したワンちゃんですわ。 あしたまた落とされるとのことでしたので、少しロールできたらなあと思った次第ですわ! お忙しいでしょうから無理なさらなくてもだいじょうぶでしてよ! (-208) 2021/07/06(Tue) 22:42:06 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → ディーラー サダル「これくらい、お安い御用というところよ。此度は私もさほど出番もないようだし。 貴方が遊びに来てくれて、私も嬉しいわ。 さ。早速する? それとも、お茶でもしてひといきつきましょうか?」 貴方が来るのをよほど楽しみに待っていたのだろう。 ほとんど裸といって等しい、下着らしい下着もつけていない姿のままぎゅうと腕に力を込めた。 部屋の中はカーテンが引かれて薄暗く、薄っすらと香の匂いに満ちている。 ひょっとすると部屋を訪れた用事というのを、勘違いしているのかも知れない。 (-212) 2021/07/06(Tue) 23:08:11 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 悪い子 ナフ/* そうなんだ(そうなんだ)まだ固め途中なのか通達は来ていないですわね! ロールについては大歓迎ですわよ! フフなんだろう。拷問の話かな。 ちなみにテンガンのご飯にナフの体を混ぜようカナ!? とか思いついていました。 (-214) 2021/07/06(Tue) 23:10:27 |
【秘】 悪い子 ナフ → ルビーの花 アルレシャ/* よっぽど事故らなければ問題なく…ですわ! おほほ…とんでもない内容飛んできましたわね!?わたくしそういうの大好きですわよ!テンガンさまもめちゃくちゃにしてやりましょうね…♡ 2度目の墓落ちですし、もうそれは泣き叫んでも構わず何でもしていいとされておりますわ! テンガン様を刺してから逃げ回っておりますし、捕まえられてしまうでしょうからね……うふふ (-229) 2021/07/07(Wed) 1:35:00 |
【秘】 ディーラー サダル → ルビーの花 アルレシャ/* あっぶねーーーーーーーー……!ですわよ! よかったですわ聞いておいて……!というか冷静に考えたら既に描写されていましたものね!?薬イベントの時! まあ設定は……多分大丈夫じゃないかしら……多分…… 今になって噛まない方が美味しいかなと思ってきたけどそれはそれとしてPLお嬢様と戦いたいのでやりますわよ!いきますわよ! (これどちらがディーラー側とかあるかしら……?) (-237) 2021/07/07(Wed) 7:36:26 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 悪い子 ナフ/* わ〜い。とりあえず置きレス気味ながら受け付けておりますのでね、 なんか出来そうな時にうまいことやっていただければと思いますわ。対よろ対よろ対よろ! (-238) 2021/07/07(Wed) 7:40:32 |
【人】 ルビーの花 アルレシャ>>62 ゲイザー 「貴方のパイがあったお陰で、朝の食堂を楽しみに思っていた人もあると思うわ。 だってふふ、ひとコーナー任せられる期待の新人だもの。いつか有名になるかもね」 激辛パイはひと騒ぎ起こしたかも知れないけれど、激甘パイにも人は来たし。 彼女は知らないかも知れないけれど――ざわめく騒動のなかでも、それは光になったのだろう。 現に女も、惹かれるように今日はここへ来た。それが、証左になっている。 「ふふ。運命は自分の目で見定めなさい、ということかしらね? ……もうこの船旅も折り返しになることだし、どう、何か身になるものはあったかしら?」 啓示が顕れないというのも、またひとつの啓示なのかもしれない。 (63) 2021/07/07(Wed) 7:46:54 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → ディーラー サダル/* 同値の場合はあいこということで再度やり直しでいいのじゃないかしら! ところで現在の状況、ラサルハグ噛みはいいとして、 ナフ→南瓜落としを待っている テンガン→暗殺を待っている のように見えるのですけれど、これどっちか不成立になりませんこと? なん……大丈夫? ひょっとしてここで噛み合いをしている場合ではなくなってる? 全部又聞き状態なのでわたくしピンと来てないのですけれど……。 (-240) 2021/07/07(Wed) 7:49:15 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → ディーラー サダル/* というのもナフから「明日また落とされると聞いて」って秘話が来たんですのよね。 輻輳作業が難題を引き起こしてるかもしれない……もちぱいお姉様の処理順とにらめっこしようかしら。 (-244) 2021/07/07(Wed) 8:38:38 |
【秘】 ディーラー サダル → ルビーの花 アルレシャ/* おはようございます、お嬢様ですわ。お嬢様。 ブラックジャックに関する流れはそのような感じで大丈夫ですわ! で、ナフとテンガンの件なのですが……二人が互いに能力を行使した場合各役職の処理順番的におそらくテンガンが先に行われるのでナフが落ち、その結果テンガンが地上に残るという感じになると思いますわね。 あの…………やっぱりこれテンガン噛んだ方よろしい気がしてきましたわ……テンガン、流石にそろそろ落として差し上げたいですし……ドタバタ大騒ぎお嬢様とのブラックジャックはやりたいのでやりますが (-246) 2021/07/07(Wed) 10:16:49 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → ディーラー サダル/* テンガン的には流れまかせでいいよとのことですかやはり落としてあげたいのが母心ですわね。 運営コメントでもう1日伸ばすのは(人数比はおいといて)確定ですし、三人落としが可能そうならそうするのにわたくしも賛成いたします。 お話確認ありがとうございましてよ! (-250) 2021/07/07(Wed) 10:26:24 |
【秘】 ディーラー サダル → ルビーの花 アルレシャ/* というわけで今ナフに確認を取っていますが、それはそれとして。わたくし本日テンガンにセットしましたわ。スロウスが事前にアクションでテンガン『連行』した(正確にはそうじゃないのかもしれませんが)らしいですから、自然っちゃ自然ですわね。最初の予定通り! (-251) 2021/07/07(Wed) 10:33:15 |
【秘】 ディーラー サダル → ルビーの花 アルレシャ「……君、"暴食"を名乗っているけど"色欲"も名乗れそうだよね」 はあ、と小さく吐き出された吐息にはほんの少しの呆れが混じっていて。 ぽんぽんと貴方の背に回してそっと叩く女は珍しくほんの僅かに表情を素直に晒していたのだった。 「私、アルレシャという人がどういう人なのかお話聞きたくてやってきたのだけど。勘違いしていない? 対価として交われって言うなら別に構わないけど……」 (-257) 2021/07/07(Wed) 10:55:45 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → ディーラー サダル/* 把握致しましたわ! 現状の布陣だとワンチャン猟師カウンターが飛んでくることもなさそうですが一応わたくしもセットしておきますわね。 本当はもっと爆発して死ぬはずの村なんですわよね……謎に静かですわね…… (-262) 2021/07/07(Wed) 12:23:33 |
【人】 ルビーの花 アルレシャ>>64 ゲイザー 「まあ、そうだったの? でも、誰も止めに来たりするようではないし……黙認されてるのかしらね? だったらいいんじゃないかしら、船の人たちも意外と寛容……なの、ね」 無邪気に語る言葉はほんのりと語尾を凍りつかせながらも。ぱ、と懸念を笑顔で覆い隠す。 通りがかるスタッフ達も難色を示すような顔をしては居ないようだし。……噂を思えば、それは不気味なほどに優しいのかもしれないけれど。 「私? ふふ、貴方に声をかけた人は、きっとたくさんいるのじゃない、人気のパイ焼きお嬢さん? ……それとも何か、思うところでも、あった?」 からかい混じりに言いはするものの、貴方の表情の翳りに全く気づかないわけではないのだろう。 きっと同じことを思い浮かべているのかもしれない。ほんのりと声量を抑えて、周りに聞かれないようにする。 (65) 2021/07/07(Wed) 12:34:02 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → ディーラー サダル「……あら? 違った? 私のことを知りたいと言うのだから、てっきりそういうことかと思ったのに。それともそうやって引いて見せるのもディーラーの駆け引きかしらね」 ぱちりと赤い目を見開いて、少し考えた末にするりと腕を背中から下ろした。なあんだ、と部屋の奥へと引っ込んでいく。 一人部屋とはいえ、格好はベビードール以外の着衣もなく胸も陰茎も平然と露出して、代わりのように足を白いレースが覆っている。 待ち構えていた興奮の残滓が雁首をほんのり持ち上げ、今にもそうした行為に及ぼうとするような服装だ。誰か別の人間に見られるかなんて考えもしないのだろうか。 そのままの格好で、部屋に備え付けられた道具でお茶の準備をする。 「何がいいかしらね、紅茶、それともお酒? 従業員になにか持ってこさせようかしら」 (-264) 2021/07/07(Wed) 12:42:41 |
【秘】 ディーラー サダル → ルビーの花 アルレシャ「違うよ。セックスなんて、人の素顔を見る為と考えたくない事を忘れる為のものでしかないじゃない。聞けるものなんてあんまりない。 本当に、素直にアルレシャの話を聞きたかっただけだよ。私たちは目的の為に集っただけの人間で、相手のことなんてあまりよく知らなかったから」 生娘のような恥じらいなどとうの昔に失われていた。扇情的な姿を何の感慨もなく見ながら更にもう一つため息をついた。誰かと寝る事に関して何の躊躇いもないが、積極的にしたいとは思えなかった。 「お任せする。胸焼けするほど甘いものじゃなければなんでもいい。アルレシャの好きなもの飲みなよ」 たいてい何でもいいが一番反応に困るのだが、本当に何でもよかったのでそう答えてしまった。 (-265) 2021/07/07(Wed) 12:54:17 |
【秘】 悪い子 ナフ → ルビーの花 アルレシャ/* 対よろでございましてよ〜! ひとまず吊りでも襲撃でもない墓落ちになりますし、ばったり出くわして連れ戻されても良いかなと思っておりますわ。 わたくしも今日は夜にしかレスができませんし、ゆっくりで大丈夫でしてよ!kiss (-267) 2021/07/07(Wed) 13:54:26 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → ディーラー サダル「なんだか不思議な言い回しに聞こえるわ。私の話なんて、特別に面白いものなんてないと思うわよ、サダル。 もしくは貴方自身に、他者の話を聞いてみたい要因があるのかもしれないですけれど」 暫しのやりとりで、相手が特別に自分を見上げているわけではないというのは分かっていた。特別に蹴落としたいかもしれないが。 十把一絡げの人間にどんな話を望むのかというのを、アルレシャは到底理解しきれないようだった。 不思議そうに首を傾げながら、部屋の隅の内線電話の方に歩いていく。その間、好きにテーブルについていても問題はないだろう。 「なんでもいいなら、そうね、折角だし。 ……もしもし。ええ、例のもの、どうかしら? そう、よかった……それなら部屋に持ってきてちょうだい。 そうね、合わせるなら白のリースリングはどう? うんうん……そうよね、お願いするわ」 電話をかけている先はどうやらある程度話のできる人間のようだ。てきぱきと応対は進められる。流れ的にはロビーだろうか? 電話を終えるとアルレシャは丸っこい乾燥した花をガラスのポットで淹れ始めた。ふわんと香るのは、ジャスミンだろうか? (-271) 2021/07/07(Wed) 14:45:25 |
【秘】 ディーラー サダル → ルビーの花 アルレシャ「面白い面白くないとかは別にいいよ。ただ、どういう人か知れたらそれでいい。生い立ちとか……どうしてそんなにいつも楽しそうなのかとか。 要因?それは……私があれだけ本性晒したのにスロウスもグラトニーもあんまり変わらないから。何か隠してるものあったら見たいなと思って。私一人だけずるいよ。……その、スロウスは……全部何も隠してなかったけど」 まるで子供が駄々をこねるかのような言い草で答える。その間に断りを入れてから席についた。 電話を入れ、それから飲み物の準備を進める様子をぼんやり眺めている。 「……おしゃれだね、アルレシャ」 ぽつり、なんて事ない感想がこぼれ落ちる。 (-272) 2021/07/07(Wed) 15:53:44 |
【秘】 ディーラー サダル → ルビーの花 アルレシャ/*そういえば時間が迫ってきてるので先にお伝えしておきますわね グラトニーへ エンヴィー、5日目開幕全体攻撃人狼CO任意投票ロールしていい? (-274) 2021/07/07(Wed) 16:02:17 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 悪い子 ナフそれはどこへ逃げた時だったろうか。もはや灯篭の火に囚われた後だっただろうか。 体に張り付くようなドレスを着た女は、まるで保健所の犬でも見るような目で貴方を迎え入れた。 待っていたのだろうか、探していたのだろうか。それとも、最初から動向を眺めていたのだろうか、すぐに帰ってくると思って? 「残念でしたと言うべきなのかしら。でも、私としては喜んで迎えてあげたいわ。 なにせ貴方を気に入ってくれた賓客はたくさんいるの、本当よ。よく頑張りましたね、素晴らしいショウだったわ」 それは今でなければもっと快い言葉だったろうか。 今でなければ誇らしい言葉だっただろうか。 『グラトニー』は微笑んで、貴方に手を伸ばした。 (-275) 2021/07/07(Wed) 16:10:53 |
【秘】 ディーラー サダル → ルビーの花 アルレシャ/* これで察することができたら超能力者ですわよ!! つまり……グラトニー側は何もありません!! えーと、とりあえず端的に言うと三日目冒頭のようなクソ長ソロールを地上と赤窓にぶちまけるだけですわ。そこでサダルの人狼CO及び吊り懇願(任意)をしますの。以上! 喧しくなるのでサダルをクリックしてミュートにしておいてほしいですわ! (-277) 2021/07/07(Wed) 16:16:33 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → ディーラー サダル「ふふ、そうね。誰にでも秘事はあるもの。けれどもそれをうまく扱えない者ばかりではないのよ。貴方は隠すのに苦労ばかりしてきたのでしょうね。 己の秘するべき事に、後ろめたく思うところがあるのかしら。激情のように叩きつけたのはそれが初めて? 余程に自らのペルソナと剥離していると、それを迫害してきたのでしょう。だからこそ人の秘事も暴きたいと思うのね」 嫉妬、と。最初に名乗りに擬えたのは彼女だっただろうか。 悠々と、厚かましい程高座から言葉を囁きかけながら。 自分は少しも己の悪癖に恥じることはない、とでも言いたげだった。 花の香りをうつろわせる薄琥珀色のお茶が、白い磁器に注がれる。その横には蜂蜜の香るクッキーも。 まるで優雅なお茶会でもしているような並びであったが、それを取り囲む全てがそれにそぐわなかった。異質だ。そのくせ平然と纏っている。 「貴方は自身の本性とやらに、余程思うところがあるのね」 (-281) 2021/07/07(Wed) 18:24:38 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ/* 吊り時間が迫っているにも関わらず思いっきり様々を詰められていませんわ…… こんなにバタバタしたの初めてだから ごひ どうすればいい? ゼロは俺に何も教えてくれない (*45) 2021/07/07(Wed) 18:47:17 |
【秘】 ディーラー サダル → ルビーの花 アルレシャ「……そうだね。あんなに昂って、あんなに愉快になったのは初めて。感情が抑えられなくなったのも初めて。 ……秘密を知りたがるのも、そうなのかも」 恍惚とした様子で喋っていたものの、そんな空気も声と共に萎んでしまう。 濁りきった深緑色の視界に広がる華やかな世界。 絵に描いたような麗しい甘やかな空間の中心に座する女は、いつ見ても変わらぬ調子で。 彼女が何かをしたわけでもないのに胸の内でもやもやと何かが燻っていく。ああ、その強さが羨ましい。 「……今更変えたいなんて思わない。私は妬ましいと思った気持ちを燃やしてここまで動いてきたのだから。 でも…………これが醜いものだっていうのは、痛いほど理解してる」 可憐なお茶会からあからさまに浮いている色味も飾り気もない女は、更にその表情を曇らせた。 (-284) 2021/07/07(Wed) 19:05:34 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ/* ひとまず襲撃先はよいとして、誰が迎えにいくかですわね……。 一応『スロウス』がやった手筈になっているのかしら。 それとも改めてどちらかがお迎えしたほうがいいのかしら。 わたくしが万一の保険でセットしてるのがよくないのかもしれん 外すか (*47) 2021/07/07(Wed) 19:24:50 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → ディーラー サダル「どうして? 醜いと感じるのは、人を羨んでいるから? 人が能く見えるのは、おかしいこと? では、誰の尊ぶところもよく見えず、根拠も無いのに見下しているのは美しいこと? 貴方のペルソナは人の能を見抜いている。無根拠に他を羨んでいるようには見えないのだけどね」 お茶をすする。あまり茶菓子には手を付けず、喉を潤す程度に留めている。 白いテーブルクロスを挟んだ向こうで、女は針のように鋭い紅玉で貴方を見ている。 今までそうして来たように、見初めた人間の中に何かを見ては、満足そうに微笑んだ。 「誇りなさいな。その情念を。貴方は誰よりもよく見える目を持っている。 そして自らの目的が為に研ぎ澄まされた美しい牙をね。 その体も、黒子に徹する仮面も。人の機微を見抜く感性も。醜悪なものなど一つもないわ」 ……コンコン。 扉の外からノッカーの鳴る音がする。従業員が何かを運んできたようだ。 (-286) 2021/07/07(Wed) 19:35:43 |
【赤】 ルビーの花 アルレシャ/* 有能〜〜〜〜〜ッ! 把握いたしました。それならば雰囲気より実行力優先でセットしたほうがよろしいですわね。 有難うさようなら、研修のことも考え……なんとかします。 墓下に行っても元気でね……。 (*49) 2021/07/07(Wed) 19:39:05 |
【秘】 悪い子 ナフ → ルビーの花 アルレシャ「…ぁ、…い、やだ……」 少年は、バルコニーから場所を移そうと振り返ったところで。 "研修"を担当していた1人が立っているのを見た。 口からは、震えた声が。 顔は、青ざめて 今にも泣きそうなほど怯えていて。 あの時であれば、素直に受け止められた言葉も。 今は地獄への誘いでしかない。 少年は、『グラトニー』の手を取れなかった。 取れなかったけれど。貴女から少年の手を取ることは容易だっただろう。 少年は、一歩も動けなかったのだから。 (-288) 2021/07/07(Wed) 19:46:11 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → 悪い子 ナフ「まあ、こんなに怯えてしまって。外の世界で恐いことでもあったかしら? 自由の世界など貴方のような人間には、伽藍堂の暗黒に等しいでしょうに」 まるで己のいるところが暖かい光のようにでも言う。 それが可哀想な孤児かなにかにでも向けられる、類まれなる慈悲ででもあるかのように言う。 「貴方に似合いの仮面をあげましょう。似合いの罰を与えましょう。 ……貴方に捧げられた救いの手の主は怖かった? なら、彼にも等しく、喜びを手向けましょうね……」 女の手はそっと貴方をつかまえた。逃げることを許さない力をしていた。 アリスを誘う子兎のように、白い手は貴方を誘い込む。 もう、二度とは戻れない。貴方を救うものは居ない。だって彼は、貴方によって、――。 (-290) 2021/07/07(Wed) 19:51:21 |
【秘】 ルビーの花 アルレシャ → ディーラー サダル……部屋へ従業員が入ってくる。仮面をつけている。モレッタマスクは口を塞いでいる。 唇と歯で固定して真っ黒く顔を隠す貴婦人の仮面は、一切の自己主張を許さなかった。 裸同然の格好のままで、平然と従業員を迎える。顎でテーブルを指すと、すぐに食事は並べられた。 カトラリーと共にドライな風味の白ワインが並べられる。コクのある料理には丁度いいだろう。 無言のままに従業員は食事の準備をし、女はそれを目を細めて眺めていた。 いいえ、貴方の顔を、かもしれない。 銀色のクローシュがあけられる。ふわりと、レモングラスの爽やかな匂いが立ち上った。 皿の上に乗っているのは蒸し物のようだ。固くならないようレア気味に仕立てられている。 香草の匂いに包まれて、食材本来のかすかな香りが上品にまとめられていた。 桜のようなピンク色の蒸し物は、白子のようにも見えるが、それにしてはとても大きい。 ナイフによって右側と、左側に分けられる。その片方が、貴方の皿に乗せられた。 皺の寄った見た目とは裏腹に中身はみっちりと詰まり、ナイフを入れれば柔らかく切り取られる。 大皿の上には、プレートが乗せられていた。奇しくもそれは前日まで厨房に居た従業員の名前と同じ。 女は天使のようにささやかな喜色を表情に乗せて、貴方が食器を手に取るのを待っている。 「ちょうど調達が間に合ったところなの。これほど鮮度がいいものは外ではなかなか食べられないわ。 貴方が来ると聞いていたから、最高の料理人の腕に手を掛けて調理してもらったのよ。 食べなさいな。『エンヴィー』」 (-292) 2021/07/07(Wed) 19:59:12 |
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