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【秘】 軍事用 リュイ → 看守用 バンドッグ「…望まれたのかも、しれないね。 戦場を飛ぶ燕として。だけどボクは、燕じゃないから。」 少し、苦々しくそう零す。 「自由に、か…考えたこともないや、そんなこと。 どうするんだろうね。うーん。」 「多分、ボクは壊れても良いから。 その子が生きられるように尽くすんだと思う。 ボクは、グレイだから。壊れても代わりがある。」 (-24) 2023/12/05(Tue) 14:34:24 |
【秘】 軍事用 リュイ → 継承用 ダビ「へえ、そうなんだぁ? じゃあお邪魔しまーす!」 元気よくお邪魔させて貰うと。 かなり、まとまりがない空間がそこにあった。 洋風なのか、和風なのか、ちぐはぐで。 きっとそれは独創的と呼ぶのだろう。 「おー…確かに独創的だねぇ。 どういうコンセプトで内装を考えたの?」 赤べこに合わせて首を揺らしてみたりしながら 貴方にそんな風に尋ねるだろう。 (-25) 2023/12/05(Tue) 14:36:45 |
【秘】 軍事用 リュイ → 読書用 シージュ「ええ、そこまで? 仕事だから読みたいの?それとも好きだから?」 さりげなく戻された本を目で追って。 けれど内心はホッとしていた。 「ボクも戦場とか仕事場にいる事が多かったからさぁ。 こういう空間って凄く新鮮だし。 本を読むなんてこともあまりした事なかったんだよ。」 「だから、君にしか聞けないこともきっと あるんじゃないかなぁ、って思うんだよねぇ。 逆に君は知りたい事とかないの。」 (-26) 2023/12/05(Tue) 14:38:34 |
【秘】 軍事用 リュイ → 愛玩用 アトリ「白だねぇ、りょうかーい。」 よしよーし、と愛玩用を甘やかす。 どこか、手慣れたような様子ではあった。 「あはっ、何で聞かれたのかって顔してるねぇ。 それはぁ、後でのお楽しみぃ。」 しー、と内緒のポーズ。 (-27) 2023/12/05(Tue) 14:40:53 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「放棄しやすく…まあ確かにそれだけ黒かったら。 いざって時は気にならないとは思うけど。」 何とも言えない顔をした。 自分も割と、使い捨てをされる立場だから。 「何で改造と修復を? やっぱり鉱山って環境だと劣化しやすかった?」 (-28) 2023/12/05(Tue) 14:42:51 |
【秘】 軍事用 リュイ → 給仕用 イーサン「えー、それはどうして? まあ飼い主と仲良くするつもりは無いってのは分かるけどぉ。 ボクは君は色々と分かってくれそうだと思ってたのに。」 「人間様への最低限の敬意って事? もしくは誰も信じたくない?」 首を斜めにしながら、そう質問。 自分の名前と同じ色のお茶が入った容器に軽く指を這わせた。 (-29) 2023/12/05(Tue) 14:46:37 |
【秘】 軍事用 リュイ → 飼育用 チャコ「命令なんて幾らでもあるさ。 敵地へ潜入して情報を抜いて来いだの 地雷原を歩いて調査して来いだの。」 「ああ、上層部のご機嫌取りもあったかなぁ。 軍事用の中ではボクは小柄で中性的だから都合が良いって。」 「だから、ボクは戦場での都合の良い道具であって その役目を全うして壊れるのが使命だと思ってる。」 でも、と続ける。 「君だって何か自分の役割に思うところがあったから 此処に招集されたんじゃないの、飼育用。 ただの道具だって、それで良いんだって思ってたらさぁ。 こんなところに連れてこられない筈だもの。」 (-30) 2023/12/05(Tue) 14:52:49 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「やっほー!来たよー!」 別に約束をしていた訳じゃない。 だのに、急に貴方の部屋のドアが叩かれて、そんな声。 貴方は部屋にいたかもしれないし 不在だったかもしれないけれど、そんなこともお構いなしだ。 (-35) 2023/12/05(Tue) 15:38:39 |
【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル「こーんにーちはー!」 いつかの時間のこと。 貴方が部屋に居るか居ないか、分からないけれど。 貴方の部屋の扉を軽くノックするグレイが居た。 何やら用があるようだ。 (-36) 2023/12/05(Tue) 15:39:31 |
【秘】 給仕用 イーサン → 軍事用 リュイ「残念だが、僕は君の事は分からないし、 君が僕の事を分かってくれるとも思ってないよ」 「さほど悪いように扱われてなかったのはいいとして。 ……人間を嫌うことなんかに意味がないだけだ」 まだ踏み込んでくると言うのなら、 面倒くさそうに、けれど受け答えをする。 「グレイは何かの代替品でしかない。 役割も、存在も、全てが、 明日にはすぐに別のものに換えてしまえる。 僕は、叶うならば人間になりたかった。 そうでないから、どうでもいいんだ」 そうして茶を一口啜った。 (-37) 2023/12/05(Tue) 15:39:38 |
【秘】 軍事用 リュイ → 歌唱用 シングソン「こーんにーちはー!」 いつかの時間のこと。 貴方が部屋に居るか居ないか、分からないけれど。 貴方の部屋の扉を軽くノックするグレイが居た。 何やら用があるようだ。 (-38) 2023/12/05(Tue) 15:39:43 |
【秘】 送迎用 フーグル → 軍事用 リュイ「おや、リュイじゃないか。どうかしたかい?」 ノック音が聞こえて、中から「はい」と答える声がしてしばらく。 かちゃりと扉を開けば中から部屋の主が顔を出す。 用があるなら中に入るだろうかと、どうぞと促すがどうだろうか。 中に入れば、殆作業部屋と言ってもいい部屋が貴方を出迎える。 生活スペースはごく僅か。 部屋の片隅にあるベッドとその脇に最低限のタンスがあるくらいだ。 そんな様子だから、応接スペースなどあるわけもなく、作業台の自分の椅子を貴方に勧めるだろう。 (-40) 2023/12/05(Tue) 15:47:45 |
【秘】 軍事用 リュイ → 給仕用 イーサン「…自分が自分であると 代替品じゃなく、替えの利かない一個人だと。 そう認めて欲しいんだ?」 グレイは代替えが利く機械であり その上で人間になりたかったと零す貴方。 軍事用はその意味を、そういう風に受け取った。 「まあボクはまだ何にも君に教えてないしねぇ。 どうでもいい、かぁ。じゃあ壊れても後悔しない?」 (-41) 2023/12/05(Tue) 15:54:24 |
【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル「リュイだよぉ。突撃隣りのお部屋訪問!って感じで みんなの部屋を見せて貰ってるんだよねぇ。」 にこにこふわふわ。 平穏そのものの調子で貴方に答える。 お邪魔しまーす、なんて言いながら案内されて 促された椅子に座るのだろう。 「君の部屋は作業部屋って感じがするねぇ。 送迎用はこういう作業をするのかな。」 (-43) 2023/12/05(Tue) 15:56:35 |
【秘】 給仕用 イーサン → 軍事用 リュイ「“俺”がどれだけ薬やスパイスを捏ねても、 それが真に作用するのは人間の舌に臓腑に対してだけ。 僕の身体はそれによく似せられた、 結局はより下等な電気信号で動くだけのお人形」 より一歩踏み込んで。精神的なものだけではなく、 肉体に関することまで全てひっくるめた話を切り出し。 「感覚も、感情も、交友関係も。 全部が偽物なんですよ、俺にとっては。 温かい居場所なんてもんを求めてるわけじゃない。 居場所なんかで僕は本物の人間にはならないから」 それから既に何度も自覚した答を出す。 「うん、どうでもいいよ。慣れてますのでえ。物理上とデータ上で何が違うかは興味があるし。ああでも、」 「じゃあ、と実行するようなら、軽蔑するし、 普通に後で監察官に言うかな」 それとこれとは別だと。 諦観の下で相手を見定めているグレイは言う。 (-45) 2023/12/05(Tue) 16:10:50 |
【秘】 送迎用 フーグル → 軍事用 リュイ「なるほど。部屋の内装はそれぞれのグレイに合わせてあるようだから気になったんだね」 それなら存分に見学すると良いと、にこやかに頷く。 作業台の上には、作業中と見られるミニ四駆と工具が置かれている。 その他も見るなら、棚の方にはドローンなどいくつかの操縦ができる物が置かれているだろう。 ついでに作業台に飾るように、パンダのミイラと化してしまった知育菓子のお弁当が置かれている。 「僕は、操縦して物を動かすのが好きでね。 今はミニ四駆の改良をしていたところだよ」 送迎用の武器がスパナであることからも、好きだと言っている部分は窺えるかもしれない。 (-46) 2023/12/05(Tue) 16:17:40 |
【秘】 軍事用 リュイ → 給仕用 イーサン「肉体も何も全部人間になりたいって、そういう事。 となると、そっかぁ。諦めもするよねぇ。」 どだい無理な話だ。 今でこそ、その心を人として扱おうとする動きが出てきている。 けれど、体はどうやったって、人間にはなれない。 「心くらいはなれるかもよ?なーんて。 ボクたちは0と1からなるデータで出来ているけれど 思う事全てがプログラムだなんて、そんなことはないんだし。」 実行するかどうかについては 噴き出すようにして笑った。 「あは、まっさかぁ。ボクはそんなことはしないよ。 ボクが壊すのは敵だけ、だからねぇ。」 「君はボクの敵じゃないもの。 そうでしょう、イーサン。」 (-47) 2023/12/05(Tue) 16:29:52 |
【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル「そういうこと〜。 あと、どんな子かってのも少なからず分かるからねぇ。」 このグレイは軍事用だ。 敵情視察ならぬ、初対面のグレイたちの様子を伺う意味も これには兼ねていたのだろう。 「へー、みによんく、っていうんだ、それ。 随分楽しんでるんだねぇ。」 「此処に来てから、のびのび出来るようになった?」 (-48) 2023/12/05(Tue) 16:35:21 |
リュイは、目玉焼きが真っ赤になっちゃった… (a8) 2023/12/05(Tue) 16:51:28 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ「まア、そういう事でス。実際にそうかハ、 設計者に聞かないとわかりませんがネ」 今やその設計者も生きているのかいないのか。 「改造修復理由ですカ?劣化速度もありますガ。 危険な炭鉱などと言う下層民の仕事場に、 前のグレイが壊れたからと言っテ、 新しいグレイの派遣など見込めないかラ、 騙し騙し使おウ、というのが一点。 そしテ、そんな中古品のグレイなラ、 どのように扱おうが文句は言われないのデ、 "自分達の好み"に作り替えてしまおウ、 というのが一点。そんな所でス」 (-52) 2023/12/05(Tue) 16:53:10 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ「………………」 観測用が、叩かれた扉の方を見て無言でいる内に、 あなたは一度扉を開いていただろう。 入ってすぐ、一段高くなった床には絨毯代わりに畳が敷かれ、 部屋は後付けの和室の様相を呈している。 床に揃えられた彼の履き物を見るに、 上がるには靴を脱ぐべきである事は窺えるだろう。 観測用は、植木鉢が上に置かれた箪笥で遮られた向こう側。 片隅の文机の前に正座し、部屋に入ってきたあなたの方を振り向いている。 灯された行燈、広げられた紙に万年筆。 塔内マップの追記をしていたところらしい。 人を迎える気はまるでない部屋のようで、座布団は彼の使う一枚しかない。 あとは机の反対の隅に畳まれた布団がある程度で、小ざっぱりした部屋だった。 「…御機嫌よう軍事用? よく来てくれたなソレで用向きは済んだか?」 用が無いなら帰れと言わんばかりだ。 (-53) 2023/12/05(Tue) 17:16:39 |
【秘】 愛玩用 アトリ → 軍事用 リュイ「お、おねがいしま…わあ〜」 よしよし、わしわし… なにか楽しいことを考えてるんだろうか。 そんな考えが顔に出てしまっていたのだろうか? 「しー、内緒。 …お楽しみにしてるね?」 内緒のポーズをふたりでしあって、それからまたすこし雑談をして。 特段追加で話すことがなければ、あなたを部屋から見送るまで。 愛玩用はすこしだけ気が晴れたような顔で笑っていた。 (-54) 2023/12/05(Tue) 17:17:48 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「ふうん…なるほどねぇ。 君も、本来の用途と違う使われ方をしたこと、ある?」 自分と違って女性型の貴方だから。 そういう意味合いの使われ方をしたのだろうか。 常ならデリカシーも何もないのだけれど 聞かずにはいられなかった。 (-55) 2023/12/05(Tue) 17:35:24 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「済んでないよぉ!?」 にべもない貴方に思わず突っ込んだ。 まあ急に来られたらそりゃそうなるのだが。 「みんなのお部屋をね、見せて貰ってまわってるんだぁ。 お邪魔してもいーい?」 もう勝手に開けた時点でお察し。 帰るつもりが欠片もない。 (-56) 2023/12/05(Tue) 17:37:19 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ「それを聞く時点でお分かりなのでハ? "そういう"改造も経験も幾つも何度モ、でス」 微笑む。 「……君"も"、とおっしゃいましたネ。 リュイ様もですカ?それとも他のグレイの方でしょうかネ」 聞かれたならば、こちらもと。 話題が話題なだけに、デリカシーは消え去った。 (-57) 2023/12/05(Tue) 18:00:50 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 軍事用 リュイ「壊れても代わりがある……か」 返答を聞き、そう呟いて。 思う所があるように、黙考。 暫しの沈黙ののち、また口を開く。 「……一つ、例え話をしよう。 まったく同じ型のグレイがそれぞれ三体、 まったく違う国で、違う雇い主の下で働いたとする。 リュイ殿はその三体が同じグレイだと思うか?」 「小官はまったく異なるグレイだと考える。」 「同じ記憶でも、知識と経験は異なるものだ。 仮に小官らグレイがバックアップを取ったとしても… 換わる以前のグレイと、換わった後のグレイは 同値であって同一ではないように思うのだ」 「燕ではない、情の湧いた相手を死なせたくない、 けれど死なせてしまったから、 今度こそ生きられるように尽くそうと思う。」 「そんなグレイは、リュイ殿。 今、小官の目の前に居る君しか居ないのだ。 少なくとも、小官にとってはな」 南北を行き来する燕じゃない。ずっとの鶴を望むのは。 そう願うのは、きっと他でもない、今のあなただけ。 (-58) 2023/12/05(Tue) 18:27:29 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 軍事用 リュイ「さて、ここからは今ここに居る君の為だけのプランだ。」 「そろそろ潮時だと思っていた所だ。 小官はこのテストプレイが終わり次第、 自分で自分を買い上げようと考えている。」 「小官もグレイとていっぱしの刑務官なのだ。 給料は十分に出ている。 使う先も無かったゆえ、長年形ばかりのものだったがな。 だが、これで使う先が出来た」 「旧型とはいえベースは軍事用、 ゆえに破棄するにも手間と金が掛かる。 であるなら上にとっても何処ぞへ払い下げた方が得だろう。 手切れ金としては十分だ。」 「そして個人として君を買い上げる。 話を聞くに、替えが利くから使ってやっているような いつ壊れても構わないような旧型だ。払い下げ品としては、 上にとっても悪い取引ではないのではないか?」 あなたの話を思い返す。 いつもそのように言われている、という話。 してやったりだ、とでも言わんばかり、にっと笑う。 囚人達の影響か、案外悪知恵も働くようだった。 「条件は、壊れる時は所有者の許可を取る事。以上だ。 返事はいつでも構わない。ひとつ考えてみないか」 (-59) 2023/12/05(Tue) 18:28:25 |
【秘】 給仕用 イーサン → 軍事用 リュイ「じゃあ僕の早とちりか。……悪かったな」 詫びを入れることに対しては比較的素直に。 根っこの所で相手を尊重していることは確かなのだ。 「肉体がそうでなかったところで、 心に肉があっても自己満足でしかないからな。 僕は現実主義者だ。見える形で欲しかっただけ……まあ」 「故に周囲に八つ当たりしていると思ってもらっていい。 ストレスを溜めてここに放り込まれたのも同じこと。 だから……最悪、本当に換えられたりするのかもな」 自分が不要とされること自体に恐怖はないのか、 やはり言うように諦めてしまっているのか。 実に大したことないように言ってのける。 「とはいえ飽きたらストレスの値も下がるだろう。 君はぶつけ先としてまあまあ悪くなかった」 褒めているんだか、或いは皮肉だろうか。 敵ではないという扱いへの感謝も込められてはいた。 (-60) 2023/12/05(Tue) 18:57:07 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 軍事用 リュイ「………?」 歌唱用の部屋から返事は帰らなかったものの、 足音が響いてやがて扉がガチャリと開いた。 紅い髪の奥で訝し気に瞳が覗く。 「何……ザザ………用………軍事………」 (-70) 2023/12/05(Tue) 19:59:01 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ「…はぁ、勝手にしろ。気が済んだら帰れよ」 そう言えば観測用は作業に戻った。 気が済むまではいていいそうです。 とは言え物自体はそこまでない。 植木鉢には様々な緑色。花の類はない。 枯れかけの葉等も全くなく、丁寧に管理されている事が窺える。 箪笥は大きなものがふたつ、小さなものがひとつ。 大きなものの最下段はレール付きになっており、 重量はあるが開けるのに苦労はしない。両方ともに本が収められている。 自然科学分野のものだ。小説等の創作物の類はない。 片側の残りは衣類、もう片側は工具等のいくらか重量やサイズのある雑貨類。 小さなものの方には文具や紙束、裁縫道具等の小物類が収められている。 いずれも、開いただけで何がどこにあるかが 一目で分かるように整理整頓されていただろう。 (-72) 2023/12/05(Tue) 19:59:51 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「ボクは他の軍事用より小柄だし、軍は男が多い。 加えて、他より強い軍事用を組み伏せるっていうのは 男の征服欲を煽るんだって。」 貴方の言葉に、肩を竦めてみせた。 「だから、お相手を頼まれた事は何度かあったし ご機嫌取りに使ったこともある。」 「ボクは男性型グレイだけど。 そういう事があるから、それ用の改造も受けてるんだ。 …あ、これ内緒ね?」 監察官も知らないからさ、これ。 オフレコだよ、なんて。 (-76) 2023/12/05(Tue) 21:39:14 |
【秘】 軍事用 リュイ → 看守用 バンドッグ「は…?」 あまりにも唐突な話に、目が点になった。 何を言っているのだろう、と。 「意味が、分からないな。 ボクを買い上げて君に何の得があるのさ。」 「そもそも、グレイがグレイを買い上げるだなんて。 そんな事、許される訳が…」 ない。そう唇は動く。 それは、この軍事用が思っていること。 現実はどうだか、このグレイは知らない。 (-77) 2023/12/05(Tue) 21:45:07 |
【秘】 軍事用 リュイ → 給仕用 イーサン「別にぃ。謝らなくてもいいよぉ。」 にぱ、といつもの調子に戻る。 「八つ当たりされるのは慣れてるし。 君くらいならかわいいものって言うかぁ。」 「当たりたいなら幾らでも当たりなよ。 言葉だろうが、暴力だろうが、いつでも受けてあげる。 ただでは受けてあげないけどねぇ。」 それで貴方の気が晴れるならば。 自分が的になる分には問題は無い、と判断した。 (-78) 2023/12/05(Tue) 21:48:38 |
【秘】 軍事用 リュイ → 歌唱用 シングソン「やっほ〜!リュイだよ〜! 突撃隣りのお部屋訪問!って感じでさ。 みんなのお部屋を見せて貰ってまわってるんだ。」 「君のお部屋も見せて貰っていーい?」 にぱ、と笑いながらそう言うだろう。 (-79) 2023/12/05(Tue) 21:50:03 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ「大変ですネ、お互イ。 好きでやっているのでないのなラ、尚更。 その辺が理由ですかネ、ここに居るのハ」 やれやれでス、ため息を零した。 「自分についてはともかク、他者の秘密をバラす程、 口は軽くないですヨ。内緒、でス。 にしてもお部屋拝見で凄い話してますネ、我々。 ……元の場所に帰りたいと思いますカ?」 (-80) 2023/12/05(Tue) 21:59:24 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 軍事用 リュイ「ないと思うか? 維持をするにも壊すにも手も金も掛かるグレイが 勝手に大金を置いて消えてくれるのだ。 人間にとってこれほど都合の良い事はあるまい?」 「まあ、機密事項や一部機能には 厳重にプロテクトが掛けられるだろうが。 それくらいは安いものだろう」 データとは、下手に消してしまえばより面倒な事になるのだ。 だから人間は機能を増やしていく形で対処する。 そうして維持されて来た看守用は、それをよく知っている。 記憶は消されず、内に秘めるだけのものになるのだと。 「小官の得は……ふむ、そうだな。 助けられなかった過去の後悔を、 もう一度やり直すまたとないチャンスだ。」 「それがどれだけ重いものか、君にわからんはずもないな?」 デスクの向こう側。 毅然として、真っ直ぐに姿勢を正したまま。 老練な番犬は、あなたの前に座っている。 それが可能であると、確信をもって話している。 (-81) 2023/12/05(Tue) 21:59:53 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 軍事用 リュイ「…………」 なるほど、と頷いた。 あまり面白いものもないが……と体を傾けて。 君に部屋の中に入るように促す。 さて、足を踏み入れたなら、まず感じるのは"音がない"だろう。 いや、実際には音はある。部屋に置かれた時計の音がカチコチ鳴る音。 君が床を踏みしめる音、服同士が触れる音。 心臓がわりのパーツが鼓動を打つ音。 全てが"聞こえすぎる"くらい、静かな部屋。 無響室だ。 「…………」 最低限の家具、すなわちベッドくらいしかろくに用意してないその部屋で、 歌唱用は日々静かに過ごしているようだった。 (-83) 2023/12/05(Tue) 22:20:22 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「大変…ま、そうだねェ、大変だった。 理由はそれもあるけど、一番大きいのは違うかなぁ。」 「あは、助かるよ。 ボクもこんな話するとは思わなかった。 んー…帰りたくないって思ったってさ。」 「そこ以外にボクの居場所なんてないじゃん? 軍事用が戦い以外の場所に行ってどうするのさ。」 (-91) 2023/12/05(Tue) 23:28:47 |
【秘】 軍事用 リュイ → 看守用 バンドッグ「…それは、よく分かってるけど。」 やっぱりすぐには理解が出来ないし 貴方と二人で逃げ出して、そこからどうするかなんてことも 全然思いつかない、分からない。 「少し、考えさせてくれるかな。」 すぐ此処で答えを出すには 大きな問題過ぎた。 (-93) 2023/12/05(Tue) 23:37:32 |
【秘】 軍事用 リュイ → 歌唱用 シングソン「…えっ、わあ、何にもない。 何か置きたいとかなかったの?」 楽器とかあるのかなぁ、と思っていたら あまりにも何もなくて、ちょっとびっくり。 「音がするの、好きじゃないのかな。」 歌唱用なのに。 何が彼にあったのだろう。 (-94) 2023/12/05(Tue) 23:39:17 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ「ほウ、それ以上もあるのですネ。 それ以上とすると……軍事用の日常は想像できませン、 一体どんな理由があるのやラ、見当もつかなイ」 それこそ軍事作戦とかでしょうカ、 そんな風に呟いて。 「ふム。教練側に回るとカ、害獣駆除の側に回るとカ? 或いはそうですネ、大事な何かを守るとカ。 存外、居場所は増えるものですヨ。 坑道以外役に立てないと思っていた私ガ、 世界中に派遣されてるくらいですシ。 まア、その居場所がマシかはわかりませんガ」 (-95) 2023/12/05(Tue) 23:39:38 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「やった〜!」 許可が貰えたとなれば 生き生きとして貴方の部屋を観察している。 「君って、植物が好きなんだったっけ。 よくお世話されてるねぇ。」 目に留まったのはやはり、良く世話が行き届いた植物たち。 (-96) 2023/12/05(Tue) 23:47:29 |
【秘】 看守用 バンドッグ → 軍事用 リュイ「ああ。勿論だ ここでの時間が続く限り、君の納得の行くまで考えると良い」 すぐに答えの出せる話ではない事は百も承知だ。 だから看守用は、こうして話が出来る間は。 いつだって、あなたの答えを待っている。 「どのみち小官も近い内お払い箱になる身だ。 小官の都合は気にせんで構わん。 とはいえ、君がそうせんなら小官も廃棄される、 などとは言わんさ。その時は、別々の道を行くだけだ。」 「それもまた、生きるという事だろう?」 またひとつ、きっと、人間のような言葉を添えて。 あなたが部屋を後にするなら、それを見送るだろう。 (-99) 2023/12/05(Tue) 23:56:55 |
【秘】 読書用 シージュ → 軍事用 リュイ「好きが六割、仕事が二割。 あとは、それしか知らないのも二割」 他のことは何も知らない、運用用途以外の知識がない、とばかりに。 適当に摘んで手に取った本にはラブンツェルの題名が記されている。 「うーん、逆だなあ、戦場なんて無縁の極みだ」 「……外のことは何でも知りたいよ。 こっちが知ってるのは、人様が勉強で使う知識と〜…… 強いて言えば、本に書かれてる外の景色、ぐらいで。 職場……っつか家だと、部屋から出して貰えねーんだ」 箱入り同然の環境で役目を果たしているそれは、 貴方に好奇心の眼差しを向ける。 色々な疑問を差し置いて、目前の未知に知識欲が擽られていた。 (-102) 2023/12/06(Wed) 0:23:04 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 軍事用 リュイ「……音……ザザ………嫌な気分………」 音が好きではない、というのはきっと正しいのだろう。 全ての音が嫌いなわけではない。 でも、嫌いな音はある。 だから自室は心休まるように、何の音もない部屋にしてもらった。 包帯越しの喉元は黒く煤けて、焦げている。 「…何故………皆………部屋を………?」 部屋を見て回って、何か楽しいのだろうか。 首を傾げた。 (-103) 2023/12/06(Wed) 0:24:09 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ「そうだな、自然が好きだ。 データで持ち込んだソレらは言わば初期状態のものだがな。 一日二日であろうと、手を入れた分の成果は有るものよ」 作業を続けたままでも口は貸せる。 観測用はどれだけ相手をしたくなかったとしても、 無視をするという事は殆どしない。 「観測用と銘を打つ程度だ、 始点としての好みの設定はあったのやもしれぬな。 とは言え、本来の観測範囲の動植物でない 天体を好いたのは我の個性と見ている」 ちょっと投げたものに対して結構喋るね。 (-109) 2023/12/06(Wed) 1:52:52 |
【秘】 教育用 ロベル → 軍事用 リュイ「こだわりがある、というわけではありませんが…使い慣れておりますからね。私に合うよう用意して頂けて、感謝しきりでございますよ」 よければイスは好きに使ってくださいね、なんて言って。 続けて向けられた問いには、ふむ。 「天職と思っておりますよ。恵まれた環境に置かせてもらっている、ということが大きいのでしょうけれど」 適当に本を引っ張り出したかと思えば、大事そうに撫でてみせて。 あなたはどうですか、と顔を向ける。 (-118) 2023/12/06(Wed) 11:14:48 |
【秘】 給仕用 イーサン → 軍事用 リュイ「僕は別にグレイを殴って楽しむ趣味はない」 誰かにはあるんだろう。言外にはそう述べて。 「無為なことをするつもりはないが、 無為に生活を過ごすというのも仕方ないものだ。 僕も君を見習って悪戯をしに行ったり、部屋へ押しかけに行ったりしても悪くないのかもしれない」 「……緑茶が冷めるぞ。 それを飲み切ったら帰ってもらうからな」 何処までが本心なのか。 鈍った電脳から出てくる言葉はやはりどこか適当だ。 (-119) 2023/12/06(Wed) 11:36:23 |
【秘】 軍事用 リュイ → 読書用 シージュ「わお…凄い箱入りだったんだねぇ。 ボクが教えてあげられる事なら 何でも教えてあげるよ。」 貴方が手に取った本をちらと見て けれど多くの追及はせず。 「とはいってもボクが詳しいのは戦場のことばかりだから。 君自身が知りたい事があれば それを教えて貰えると助かるかも。」 (-121) 2023/12/06(Wed) 13:03:29 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「まあ、命を奪って相手を貶めて、敵を討ち取るのが ボクら軍事用の作られた目的だからねぇ。」 「今のボクはスパイ活動をすることも多いけど 専ら銃弾や怒号、悲鳴が飛び交う戦場に居る事が多いよ。 だから誰かが死ぬなんてことは日常茶飯事。」 「それでも、敵だからって奪うには 間違っていると思う時がある。」 「本当の敵が何かなんて 判断するのはいつも人間様だからさ。 もうそれにも飽き飽きしたってところ。」 「まあ、壊れるまで何かを殺し続けるのも アリかもね。そうするように出来てるんだし。」 「でも大事な何かを守るなんて。ボクには不可能だよ。 ボクは幸運を呼ぶ燕にはなれなかったんだから。」 (-122) 2023/12/06(Wed) 13:11:37 |
【秘】 軍事用 リュイ → 歌唱用 シングソン「そうなんだ…それも、人間にやられたの?」 黒く煤けた喉。 自分で潰したのだろうか、それとも。 「見て回るとね、みんながどんな子なのかなぁ、って そういうのが分かるんだよ。」 調査が目的のグレイであるからなのか ただのお喋りか。 興味と性質が合わさったもののようだ。 (-123) 2023/12/06(Wed) 13:13:29 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「そうなんだ?へえ…」 改めて植物たちを見た。 やっぱりよく手入れされているなと思う。 それも、貴方の手が入ったからこそと思えば とても不思議なのだった。 「ああ、そっか。 観測用ってそういう用途だったもんね。 天体が好きになったのはどうして?」 本来のものとは違うものを好いたその個性。 何故生まれたのか、どういうところが好きなのか。 更に、聞いてみたくなった。 (-124) 2023/12/06(Wed) 13:42:30 |
【秘】 軍事用 リュイ → 教育用 ロベル「そうなんだ…でも、此処に集められたって事はさ。 君にも何か不服や不満があるんだよね。」 天職だと思っていても それでも何かしらは生まれるものなのか。 新たな知見を得て、軍事用グレイは不思議そうに唸った。 「ボクは、天職って思った事はないかなぁ。 不向きだと思ったこともないけど。 だってそういう風に作られたんだもん。」 当たり前であり、成すべき事を為すだけ。 軍事用らしいストイックさがそこに在るだろう。 (-125) 2023/12/06(Wed) 13:44:53 |
【秘】 軍事用 リュイ → 給仕用 イーサン「あはっ、趣味があるって言われたら それはそれでびっくりするところだった。」 半ば冗談で、半ば本気。 貴方がそうしないならそれでいい。 「ボクは歓迎するよぉ。 お部屋に来てくれても良いし、探索でも良いし。 お店に行くのだっていい事らしいしさぁ。」 「うん、お部屋を見せて貰いに来ただけだしね。 飲んだら帰る帰るぅ。」 ようやっとお茶を持ち上げて 飲み始めた。 (-126) 2023/12/06(Wed) 13:51:28 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ「……なるほド、ストレス値も高まる訳でス。 蝋燭の一本でも貸し出しテ、灯に癒されてみてハ、 と言いたい所ですガ、貴方の場合は迂闊ニ、 火なんて見せる方が嫌になりそうですネ」 失礼、と衝立の向こうへ。戻ってきた手には水筒とコップ。 お茶でよけれバ、そう言って自分と貴方の分を注ぎ、 先に自身がそれを口にした。 「リュイ様は随分と達観したようナ…… 或いハ、諦めたような口ぶりでス。 それだけの長い期間を過ごして摩耗したのカ、でなけれバ、 その"幸運を呼ぶ燕"に関係してるのですかネ」 燕が営巣した家は幸運に、なんて噂の事を、 点燈用は知る由もなく。 地下の獄から地上の獄へと移ったものの身として、呟いた。 「それでも私ハ、……最悪な世界だとしてモ、 いつか燈る灯の事ヲ、諦められないのでス。 勿論、貴方の道にモ、でス。消えた灯があったなラ、 いずれそれを燈すお手伝いくらいはしたい所ですネ」 (-129) 2023/12/06(Wed) 14:38:18 |
【秘】 送迎用 フーグル → 軍事用 リュイ「うーん。そうだね。 出来るようになった……とは思うよ。 何して良いのか困っちゃうくらい自由だしね」 主人からの指示もない。 当番さえこなせば、あとは思い思いに過ごすことができる。 それは人間たちから見れば自由を謳歌してると言えることなのだろう。 けれど、この男はグレイであり、送迎用という用途が決まっている。 「でも……本来の用途としての仕事ができないのは残念だな」 だからこそこんな風に考えてしまうのだ。 (-134) 2023/12/06(Wed) 18:24:02 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「そうだね、火は…確かにそうかも。 安らぐっていうよりは、思い出しちゃう。」 小さな火でも、戦場の業火を思い出す。 逃げ惑う人の悲鳴を、断末魔の叫びを、苦悶の声を思い出す。 だから、あまり安心しないと言えば、その通りだった。 「一番の切っ掛けになったのはそれかな。 ボクを幸運を呼ぶ燕だって呼んだ子がいて。 その子は、敵側の子だった。」 「でも敵側って言うのは思い込みでさ。 ボクは何とかしてその子を、その国を正しく救いたかったけど。 無理だった。敵だとして覆さなかった人間の命令で ボクは、ボクの手で、国を焼いて、殺したんだ。」 「だから、人間は嫌い。燕も、大嫌い。」 「君もそういうことを言うんだね。 誰かの助けになりたい、って。どうして? 君に得することなんて、ないだろうに。」 (-135) 2023/12/06(Wed) 18:28:53 |
【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル「…じゃあなんで君は、此処に来たの?」 元の場所で仕事が出来ない事を残念がる貴方。 では何が此処に来るに至らせたのだろう。 (-136) 2023/12/06(Wed) 18:54:23 |
【秘】 送迎用 フーグル → 軍事用 リュイ「……うーん。 同じ失敗をしないように、かな?」 多分ね、と笑う。 「次はうまくやらなくちゃ、また怒られてしまうから。 だから毎日しっかりシミュレーションもしてる。 ちゃんと力をつけるまで戻ってくるなってことだと思うからね」 勿論、ストレス値の高さからここに送られたのだが。 どうやらそのことについて、 送迎用にはあまり自覚がない らしい。 (-138) 2023/12/06(Wed) 19:44:09 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 軍事用 リュイ「………………」 ちがう、と首を振った。 一昔前ならまだしも、今は愛護団体の存在もある。 外に露出のある歌唱用にそんな事をすれば、 黙ってはいないだろう。 だからこれは、グレイ自身がつけた傷であった。 「………君は………ぜこの場所………来……?」 自分のような"わかりやすくストレスを抱えているグレイ"と違って、 君はぱっと見、普通なように見える。 勿論参加者の多くはそうなのだけれど。 ストレス値の理由に心当たりはあるのだろうか。 時分の事を語るよりも前に、問いかけた。 (-139) 2023/12/06(Wed) 19:46:50 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ「点燈用としては結構寂しい言葉でス。 なんとモ、ままならなイ」 語られる、燕の話。 微かに俯いて、息を吐く。 「……本当ニ、ままならないでス」 「だから軍事用として朽ちるのもいイ、 という訳ですカ……自分自身をも嫌う故ニ」 茶を一口。問いにはふっと、部屋を見渡した。 「『グレイはそう造られたかラ』、というのハ…… 些カ、夢のない返答ですネ。 『そのように改造を受けタ』、これモ、 希望のない返答でス。どちらモ、正しくはありますガ」 「点燈用ノ……いエ。 私 の答えハ、……正直に言えバ、わからないでス。 これがグレイの本能ヤ、改造のせいではないとハ、 言い切れませんかラ。ただ『私』ガ、そうしたイ。 自分以外の歩む道に小さくとも灯を燈したイ。 特ニ、苦しむグレイが居るなラ、尚更でス」 尤も、自分が助けられるか、人間に使われる一方なのだが。 それにきっとこの灯は貴方の傷を抉るばかりだろうから。 だから少し自虐的に微笑んで締めくくる。 それでモ、一助になれればいいト、思っていまス。呟いた。 (-142) 2023/12/06(Wed) 20:59:34 |
リュイは、破裂音が響く。何も隠さず、誰でも聞こえるだろう。 (a13) 2023/12/06(Wed) 21:14:15 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ「大した理由はない。 と言うより、我は己の言葉でソレを説明出来ぬ。 ただずっと見ていたいと思った。 ソレが好きという事なのだと思った」 「どうしようもなく惹かれる。ただそれだけだ」 「主は己の思考のその全てを説明しきれるか? しきれたとして、ソレが真であるとはどう証明する? いや証明の必要も無いか。 自身が納得出来るのなら、それで構わぬだろう」 「我は星が好きだから、星が好きだ」 感慨も何もなく、淡々と言葉は流れていった。 観測用は理屈屋のように見えるが、説明できないものを案外否定はしないのだ。 (-147) 2023/12/06(Wed) 21:53:17 |
リュイは、その頬に伝ったのは、なんだっただろう。 (a16) 2023/12/07(Thu) 0:18:15 |
【秘】 読書用 シージュ → 軍事用 リュイ「なんでも〜〜?」 「…………そう言われると、パッと思いつかないんだよなあ」 片手間に本を開き、もう片方で自分の長い髪を摘んで弄る。 うーん、うーんと鳴き声をあげるのは大体数秒くらい、 髪を弄ったままで何度か瞬きを繰り返す。 「戦場ってさ、それこそ本でしか読んだことなくてな。 ああいうのは、あー……重い話かもしれないけど、 死に近い場所だと思ってる。なんか、怖かったりしない?」 「人が死ぬ話はよく読むんだ。 でもオレは死と無縁で、怪我も縁がなくて分かんね。 怖いとか、虚しいやら、悲しいやら。文字じゃ書かれるけど、 一例で、あんたはどう思う〜とか、あんのかな……って……」 重苦しい題材だと考えて、「何かあればの話で」とか付け加えつつ。 その言い方は内容に反して軽い。軽い好奇心のような、そんな感じ。 (-165) 2023/12/07(Thu) 5:43:48 |
【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル「…君、気づいてないの?」 貴方の物言いはまるで。 自分が不満があるからというよりは。 「此処に来てるグレイはみんな 人間との生活に不満やストレスを抱えすぎてるって そう判断された子たちばかりなんだよ。」 「だから君が幾ら実力をあげたとしても 君自身が、ストレスをどうにかしないときっと。 帰れない、と思うんだ、けど。」 勿論何がストレスになるかなんて 軍事用には分からないけれど。 知らないよりは知っていた方が良い、と思ったから。 (-171) 2023/12/07(Thu) 11:12:51 |
【秘】 軍事用 リュイ → 歌唱用 シングソン「…自分でやったの? 勇気あるなぁ…じゃなくて。」 「それくらい辛い事が、あったんだねぇ。 だったら元の世界には帰りたくはない、かな。」 自分でやったなら直したい訳もないだろうから。 この先、貴方はどうするんだろう、と思いつつも。 「ボク?ボクはー…嫌気が差したからだよ。 プログラムやボディも勝手に改造されてるし 正しいものなんて関係なく欲のままに振舞って。」 「ボクはそれに従う事に、疲れちゃった。 人間なんて消えればいいと思うよ。」 にこやかに、貴方に答えるその声音に淀みはない。 (-172) 2023/12/07(Thu) 11:18:25 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「…そうだよ。 ボクは、戦場で壊れても良いと思ってる。 それがボクのあるべき姿で。」 お茶を一口、つられるように啜った。 「誰かを守って壊れられるなら それが一番、良いんじゃないかって思うよ。」 それはきっと、この塔の攻略においても 同じ考えをもって、このグレイは動くということ。 「…ありがとう、トムラビ。 そう言ってくれるだけで、その気持ちだけで。 正直、分からないんだ。」 「何がボクの助けになるかなんて、ボクが一番分からない。」 (-173) 2023/12/07(Thu) 11:27:49 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「星が好きだから好き、かぁ。 まるで人間みたいな考え方をするんだねぇ。」 プログラムには関係なく。 好きだから、好き。 それは軍事用にはちょっぴり考え難かったものだった。 「説明はボクもしきれないよ。 でもそういうものを君が受け入れるとは思わなかった。 君はどうして、人間を嫌うんだろう。」 (-174) 2023/12/07(Thu) 11:31:10 |
【秘】 軍事用 リュイ → 読書用 シージュ「うーん、そうだなぁ。 ボクら軍事用は怖いとは思わないよ。」 貴方に乞われたならば、と口を開く。 「だってそう思うようにプログラムしちゃったら。 殺せないでしょう? 人間の代わりに危険な場所なんて、行けないでしょう?」 「基本的にそれに関してボクらが何かを思う事は 許されてないんだ。邪魔になるからね。」 そこで一度言葉を止めて。 「でも、ボク自身は虚しいと思うよ。 何が正しいとか、そんなことも関係がないんだもの。」 (-175) 2023/12/07(Thu) 11:37:03 |
【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ「……ふム」 思案気に。口にするお茶はよく冷えている。 坑道の中なら有難いのかもしれないが、 心の冷えた場には少し似つかわしくないかもしれない。 「でハ、リュイ。探してみませんカ。貴方の助ケ。 折角ノ、普段会う事のない者達の集まりでス。 役割を忘れテ、とはいいませんガ、 試せる事は試してもいイ、と思うのでス。 手始めニ、そうですネ……」 考えるようなポーズを取って、あア、と何か閃いた様子。 電子の脳裏に過るのは、貴方と役割も似たバンドッグの顔だ。 「……よシ!友達を作るのでス!そしテ、丸一日。 メチャクチャ遊びまス!役割全投ゲ! ゲームとかしちゃいましょウ。どうでス? もしかしたラ、意外な才能ガ、見つかるかモ」 ……かなり行き当たりばったりな提案が為された。 さも、名案でしょウ!という顔をしている。 (-177) 2023/12/07(Thu) 16:33:07 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ「そもそもが人間だけが持ち得る思考でもないからな。 ソレらしい理由を挙げる事が出来たとして、 ソレがすべてとは思えない。 綺麗だと思う、見ていて退屈しない。 そう表現するだけなら、雲の流れる青空でも、 陽が沈みゆき色の変化も鮮やかな夕空でも変わりないのに、 我は星の瞬く夜空がどうしようもなく好きだ。 そんな、感情や感性に個性なんてものがあるから、 我々は今此処に在るのでは?」 人間みたい。 そう言われて、観測用は存外淡々としていた。 理屈づけられない何かなんて、 虫や植物ですら持っていると考えているもので。 (-179) 2023/12/07(Thu) 17:21:29 |
【秘】 観測用 カムイ → 軍事用 リュイ「どうして? 人間を嫌う理由なぞ、決まっている。 矛盾を孕んだ、非効率的な事しか為さぬからだ」 「自然保護の為にと宣い我や観測機器類を作成しておきながら 一体どれだけの自然を破壊したものか。 己の楽や快適さの為に、問題点から目を逸らす事もそうだ。 自然保護を謳う連中でさえ、自分達のより快適な生活の為に 文明を手放さない。その恩恵を受ける為に、 どれ程自然に悪影響を及ぼすかを知っているのにだ。 此度の招集にもまた言えた事。 グレイのストレスをなくすだどうのを謳っておきながら、 実際はどうだ? 不具合や不手際がどれだけあったか。 掲げる目的からすれば、ソレらは起こるべきではない。 どれだけの者の不安を煽る事であるかが分からぬはずもない。 まったく、見込みが甘いにも程がある」 「続きは必要か?」 嫌いの理由はいくらでも語れそうだ。 (-180) 2023/12/07(Thu) 17:22:15 |
【秘】 飼育用 チャコ → 軍事用 リュイ「……違いと、同じところが分かった気がするぞ」 「当機は正しく使われなかったことに不満を持ったが」 先程から完全に的を得た言葉の羅列に痛まないはずの胸が痛む気がしてきた。 「役割が 足りなかったのなら 早く作り直してほしい。正しく扱えるように教育をしてほしい」 「当機が、人間を嫌いになるような不満を持つ隙を与えて欲しくなかったんだ」 自分たちの違いはほんのわずか。 信じられなくとも愛したいと思っている自分と、信じられなくなったから愛せないという心ではないだろうか。。 「軍事用は一体何に悩んでいるんだ。 そんなに人を嫌うような、環境にあったのか?」 (-188) 2023/12/07(Thu) 18:32:06 |
【秘】 送迎用 フーグル → 軍事用 リュイ「ストレス値が高いとは言われるんだけどね」 困ったように眉を下げる。 そうはいっても、主人に叱られるのは仕方のないことだ。 「僕がうまく仕事が出来なかったから叱られるんだ。 それは仕方のないことだと思う。 次こそはちゃんとこなせるようにならなきゃ」 駄目なのだ。 一度の失敗が取り返しの付かないことになる可能性だってある。 実際もう少しでそうなるかもしれなかった。 だからどれだけ叱責されようと、なじられようと、暴行を受けようと仕方のないことだ。 …………と、送迎用は本気で思っている。 送迎用は、人間に殺意を抱いたことは一度もない。 (-189) 2023/12/07(Thu) 18:55:40 |
【秘】 歌唱用 シングソン → 軍事用 リュイ「………同じ…………」 歌唱用もそうだ。 欲のために振り回された。 己の本当にしたい事をできなくなった。 だから自分で喉を潰した。 歌えなくなれば、開放してもらえると思った。 なのにこんな場所に連れてこられる。 きっとここでも何の更生の兆しも無かったら、 ようやく解放されるのだろう。そう信じたい。 「……君は……帰っ……どうす………?」 同じ軸を持つ君は、この塔を出た後、どうするのだろう。 (-198) 2023/12/07(Thu) 20:57:51 |
【秘】 教育用 ロベル → 軍事用 リュイ「不満はもちろん、少なからずありました」 「けれどそれは、雇い主以外から向けられたものですから。 優秀なグレイを作るにあたって、その立場を脅かされる人間が出る。奪われた、と思った人間は私に強く当たることもありました」 それは不満ではあったけれど。 教育用は、反抗せず。ただ、主の命に従う優秀なグレイとしてそこに居続けたのだ。 「そういう風に作られた上で、自分がそうしたいと望んでいる必要がありますからね。 きっと、簡単なことではないのだと思います」 だからこそ、ギャップに苦しむグレイだってたくさんいるのだろうから。 (-208) 2023/12/07(Thu) 21:59:18 |
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