人狼物語 三日月国


177 【誰歓RP】bAroQueチップで遊ぶ村【月見】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ

視点:


【人】 高比良

 あ! 惜しい!
 「もっと良く狙えよー」

[仲見世から露店を冷やかして、みんなで向かったのは射的
と言っても全員でやるわけじゃなく、周りで囃すだけの奴もいるけど]

 「警官になるなら射撃は大事だぞー」
 うるせ、交番のおまわりさんだからいいんだよ!

[と言いながら、おっちゃんに「もう一回!」と小銭を渡す
狙いを定めて指を引けば「ぽすっ」という音がして、小さい人形が棚から落ちた]

 「はいよ、景品」

[渡された金魚animalのぬいぐるみをちょいと眺めて、そばで見ていたちび達の一人に渡す
俺が持っててもしょうがないしな]
(9) 2022/10/06(Thu) 1:21:10

【人】 高比良

 「なんか食おうぜ」
 「あ、オレたこ焼きがいい」
 「ボクもたこ焼き―」
 「はいはい、食べてもいいけどゆーたは一個なー」

 んで何舟あれば足りるー? 一人何個ずつよ?
 「適当でいいんじゃね?」
 それじゃ割り勘にすんの面倒だろーが!

[ヤイヤイ言いつつたこ焼きを買い込みみんなでつつく
代金は食べた個数に関係なく人数で割ったけど、誰も文句は言わない
あとでさりげなく誰かがバランスをとる、それがいつものことだから]

 「あ、おれちょっとさっき見た小物の露店寄ってきたいんだけど……」
 「いいよ、行ってこいよ」
 なんだ、お土産でも買うのか?

[そう言えばさっき貝細工の露店で真剣に眺めてたなぁ、と思い出す]
(10) 2022/10/06(Thu) 1:22:17

【人】 高比良

 「……あー」
 
「ちょ、お前余計なこと言うなよ!?」


[一人が何か思い出したように声をあげて、それを慌てて遮る
その様子で俺たちは全員「何か」を察した]

 はいはい、行ってらっしゃい
 「ほんと何でもないから! ただの土産だから!」

[とか言いつつ顔を赤くしてそそくさと移動するそいつの背中に
「ひゅーひゅー」と浴びせるのは忘れなかった]

 なに、あいついつの間に
 「いや、まだ告ってないらしいよ」
 「え、相手誰よ?」
 「ばぁか、そればらしたら殺されるわ」

[学校で見てればすぐわかるぜ?って事らしい
そういう話とか、俺たちには関係ないと思ってたんだけど]
(11) 2022/10/06(Thu) 1:24:19

【人】 高比良

 みんな成長するんだなぁ……
 「なんだそれ爺臭い」
 「でもま、いつまでもこうしてふざけては居られないよな」

[みんなしてしみじみとため息なんか吐いた後で、それはさておき、と笑う]

 「お前らは欲しいもんとか気になるとことかねぇの?」
 あ、そうだな、ちょっとばらけて動くか
 「んじゃ、どうする?あとでまた集まる?」

[軽く集合時間を決めて、個人行動をすることにした
まだ思い出とかに浸るには早いから、まだ今のままでいたいから

ま、難しいことは後回しにしたいだけなんだけど!**]
(12) 2022/10/06(Thu) 1:25:03

【人】 高比良

[個別行動になったんで、また食い物の露店を覗く
珍しい小道具もいいけどやっぱりまだ食い気の方が重要だと思う俺]

 おじさーん、魚竜の串焼きちょうだい! 塩で!

[今日のはとくに新鮮だよ、っていう呼び込みにつられて串焼きを一つ
分けられないうえにちょっと値が張るものは(と言っても小銭で買えるけど)、仲間がいるときには買いにくいし
一人で食ってばかりというわけにもいかないから
焼きたての串焼きに嚙り付いて周りを見る
めったにない夜のお出かけにはしゃいで走る子供が通り過ぎていく
転ぶなよ、と思いながら目で追えば、その先に暁にーちゃんの姿が見えた
隣にいるのが噂のお相手さんだろうか?
声を掛けたら邪魔になるかと串焼き片手に去ろうとして]

 「おーい、浩也ー!」

[気付かれた―!と焦るけど、呼ばれた以上知らん顔はできないから、素直に二人の傍に向かう]
(30) 2022/10/07(Fri) 1:11:20

【人】 高比良

 せっかく邪魔しないでいようと思ったのにー
 「やっぱりか。 そういう気づかいするような子だっけお前」
 え、邪魔されたかった?

[とか言うやり取りをくすくす笑う声が聞こえて、あわてて隣の人に頭を下げる
「噂は聞いてます」というのに「いったい何話したんだ」と突っ込んで]

 とーちゃんたちなら舞台の方だぞ
 「あぁ、おじさんたちには家で挨拶と思って」
 そっか、朝からそわそわしてるからさ、二人とも

[ちらちらとお相手さんを見ながら、こういう人が好みなのか―とか思う
柔らかそうな雰囲気は確かに暁にーちゃんに似合ってる]

 「何見てんだよ」
 え、お似合いだと思って

[あ、二人して照れてんの]
(31) 2022/10/07(Fri) 1:12:38

【人】 高比良

 えっと、暁成兄さんをよろしくお願いします、でいいのかな

[二人そろってありがとうとか言うからなんだかくすぐったくて]

 じゃ、また家でって事で、二人でゆっくりしときなよ
 絶対父さんがゆっくりさせないからね、たぶん

[串焼き冷めるし、とか言うと、兄ちゃんも「後でな」と言って二人で歩いて行った]
(32) 2022/10/07(Fri) 1:13:28

【人】 高比良

 あ、そろそろ時間じゃん!

[冷やかして回るだけでもそれなりの時間になって
最後に赤いりんご飴を買った。らしくないって言われるけど好きだからしょうがない
そうして決めていた待ち合わせ場所に顔を出す]

 「あ、お前またりんご飴買ってんの」
 いいだろー、祭くらいでしか買えねーんだし
 「長谷ちゃんは?」
 「あれ、あいつに時間とか話してたっけ?」

[長谷ってのは例の小物を買いに行ったやつだ
そういやあいつが行ってから場所決めたんだ
どうする?とか言ってると、遠くからそいつが来るのが見える]

 「……なんか様子おかしくね?」
 おーい、どうした長谷ちゃん

[ゆっくり、どこかぼっとした様子の長谷は俺たちの前に来るなりこういった]
(33) 2022/10/07(Fri) 1:14:57

【人】 高比良

 「告ってきた」

 
「「「えぇぇっ!?」」」

[話を聞かせろと思わず詰め寄る俺たち、きょどる長谷

やっとのことでひとつ、細工物の髪留めを選んで包んでもらうと声を掛けられたのだという
振り返るとまさに意中の子で、思わずその場でそれを渡したんだそうだ]

 「そんで、気付いたら告ってて……」
 「んで、返事は???」
 「いや、それがその、つい……」

[返事は今じゃなくていい、もし受けてくれるなら
「学校にそれを付けてきて欲しい」

とか言ったらしい]
(34) 2022/10/07(Fri) 1:16:52

【人】 高比良

 うわぁ……
 「言うなよー、恥ずかしいんだから」
 「つまり明日学校で?」
 「下手すると公開処刑じゃん」
 「ダメな前提で言うなぁぁ!」

[長谷もだけど、向こうも頭を抱えてるんじゃなかろうか
でも、でもだ、その場で断られなかったっていうのは]

 「とにかく明日はそばにいてくれお前たち」
 巻き込むな巻き込むな
 「一応付き合うけどさぁ」
 「んで、誰に告ったん?」

[それに関しては黙秘らしい、良いかすぐわかるし]

 んじゃ、また明日ってことで
 「そうだな、また明日」
 「休むなよ長谷―」

[とまあ、こんな感じで俺たちの観月祭は終わった]
(35) 2022/10/07(Fri) 1:18:59

【人】 高比良

[家に帰るとみんな先にそろっていた
予想通り、父さんが二人を質問攻めにして、その後で結婚式やらの話をしていた
「まだ数日榛名に居るからゆっくり決めよう」と暁にーちゃんが言わなければ、たぶん止まらなかったんじゃないかと思う

俺はといえば、明日の長谷のことが気がかりで

どうしたもんかと思ってるうちに寝ちゃったんだけど]
(36) 2022/10/07(Fri) 1:19:51

【人】 高比良

―― 観月祭翌日 ――

[いつになく早く学校に向かうと仲間たちと長谷はすでにそろっていた
平常心を保ち切れていないのか落ち着かない長谷を励ましつつ、教室に入ってくる女子を見る
そうして、一人の女子が入ってきて長谷の顔色が変わった
見るとその髪には新しい髪留めが飾られている……!]

 「ちょっと、なんでアンタたちまでいるの!」
 え、成り行きで
 「……ちょっと長谷君、こっち!」

[長谷の腕を掴んで教室の隅へ向かうのを見守る
髪を見ればもう答えは見えたようなものだけど、どちらにしても狭い教室なので話している声は聞こえてしまう
まして、教室中の人間が事の成り行きを黙って伺っていれば

「……実は前から……」とか聞こえてきて、最後に女子が頷いて長谷が「ありがとう」と言ったところで教室中から拍手が上がる
その騒ぎに我に返った二人が教室から飛び出して、ちょうど来た先生に怒られていた*]
(37) 2022/10/07(Fri) 1:21:51

【人】 高比良

 ……ってことがあったじゃん?
 「あー、あったあった!」
 
「やめろ蒸し返すな恥ずかしい!!!」


[あの大騒ぎの観月祭から二十年経って、今日は久しぶりにそろって飲み会である
あの告白騒ぎは今でも俺たちの酒の肴だ]

 「んで、今日は嫁さんどうしたよ?」
 「こんど子供が受験なんだよ、だから留守番!」
 うわ、もうそんな年かよ……

[あの騒ぎの張本人は結局その時の子と誰よりも早く結婚して親父になった
他もそれぞれ結婚して、いい歳した大人の仲間入りをしている
旅館の息子はきっちり跡を継いで相変わらず繁盛してるし、職人見習いだった奴は榛名に戻って工房を開いた
俺はといえば、榛名の港前の交番で毎日忙しくしている
みんながそれぞれ決めた道に進んで、何とか幸せに過ごしてる]
(38) 2022/10/07(Fri) 1:24:13

【人】 高比良

 「悪い!遅くなった!」

[遅れてやってきたのは難関突破して医者の資格を取ったやつだ
今日は休みだったはずだが、受け持ちの患者が体調を崩したという]

 「お、先生やっと来たか」
 しょうがないさ、患者は放っておけないもんな
 「そうなの、だから残念だけど今日は飲めないんだよなぁ」

[予定があるからとちょっと抜けてきた、というあたり仕事も仲間も大事っていうこいつらしかった

あの時、進路もバラバラでもう揃わないって思ったけど、今でも俺たちはこうしてる
そんな仲間に出会えたってのは俺の誇りだし、多分これからも変わらない……と思う]

 「それじゃ、そろったからも一回乾杯しようぜ」
 「あ、おれジュースね」

[ビールをよこせ、それは俺のグラスだと騒ぎながら銘々がグラスを掲げる]
(39) 2022/10/07(Fri) 1:25:56

【人】 高比良

 それじゃ、俺たちの今までとこれからに……

 
「「「「乾杯!!」」」」
**
(40) 2022/10/07(Fri) 1:27:10