人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

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【人】 武藤景虎

[ぐるぐると考えてたら呼びかける声が聞こえて>>365、びくりと肩を揺らす。

何か言おうとする前に、何故かくっきーが謝りだして、正直言ってる意味がよくわからないまま、言葉が途切れるまでは黙って聞いていた。]

 えーと、ごめん、
 何でくっきーが謝ってるのかはわからないんだが。

 謝るのはオレの方なので。
 その、ノックもなしに開けて悪かった。

 あと、いろいろとこう、ベタベタと、
 触って、しまってだな……?

[先に男だと思い込んでいたのは此方だし、くっきーが謝る理由は特にないと思う。

別のコテージを借りられるか聞いてくる、というのには、あからさま複雑な顔はしてしまった。
それは、元々女子と一緒だったりしたら、オレがやろうとしていたことではあったけれど。]
(370) 2023/03/03(Fri) 20:07:14

【人】 武藤景虎

 
 ……いや、いいよ。このままで。
 くっきーが女子だからって何か変わるってわけでもないし。

[それは実際のところそうだ。
変に意識して仲良くなった関係が壊れるのは嫌だし、知ったところで壊れるとも特には思ってない。
女子だとわかったことで急に意識し出すのは正直キモいと思われそうなので意識しないようにはしたいけど。

何より、このままいつもみたいに距離をあけて踏み込まないように踏み込まれないようにするのが一番自分に優しいとはわかっていても、そうしたくはなかった。]

 ここで部屋を分けたら気まずくなって話しづらくなりそうだから……、その方が嫌、だな、と。

 大丈夫、寝てる間はベッドから出ないし、いや、トイレとか起きたりするかもだけど、あーー、くっきーのベッドの陣地には足を入れないので……。

[こう言ってくる男がいたら基本信用しない方がいいとは言ってやりたいが、今まさに自分が口に出してるのでどうしようもない。
いや、ほんとに陣地を越えるつもりはないから。]

 まあ、くっきーが無理、というなら、うん、別の部屋でも……、とは、思うが……。

[寝れるかどうかはわかんないけど、気まずいまま別れた方が、眠れない気はするので。]*
(371) 2023/03/03(Fri) 20:08:18

【人】 片連理 “椿”

[リビングのソファに引っ掛けた上着を取って、ウッドデッキに降りてみた。

 外は涼しい風が吹いている。実に過ごしやすい気候だ。
 しかし、一体今がいつの季節なのか、どうにも特定し難い。
 楓に初めて会ったのは冬だったような気がするが、時間の感覚が曖昧な椿にはあれからどのくらいの時間が経っているのか、よくわかっていない。ここに来るまでに見た木の葉の様子はどうだったか思い出して見ようとしたが、それももう記憶に靄がかかったようになってよく思い出せはしなかった。

 デッキには階段がついていて、ここから直接外に出られるのだが、一歩外に出た先は、恐ろしいほどに暗い。
 遠くにぼんやりとした明かりのようなものが見える気はするのだが、少なくともこの建物の周りは随分暗い。まるでそこだけを切り抜いて闇に貼り付けたかのようだ。

 階段を下りるのはやめて、デッキをぐるりと一周しただけで室内に戻る。今度はもう一度階段を上がって二階へ向かった。ホールにはリビングにあるのと同じ、やわらかそうなファブリック地のソファが置いてある。三人掛けほどだろうか、ゆったりとした大きさだ。

 寝室の中も覗いてみる。ベッドが三台並んでいて、どれもきっちりアイロンのかかったシーツで整えられている。まだ使われた形跡はない。

 上着を部屋の隅にある外套掛けに掛けて、奥の梯子を上る。屋根裏は部屋というよりは物置で、壁際にローチェストがいくつか並んでいる。中には衣類とタオル。便利ね、と呟いて、そこから数枚を選んだ。]
(372) 2023/03/03(Fri) 20:49:33

【人】 片連理 “椿”

  お皿、洗ってくださったの?
  ありがとうございます、わたくし、やりましたのに。


[カウンターの向こうから、椿が身を乗り出している。
 先程までとは違って、赤くて太いボーダー柄のワンピース姿に変わっていた。
 サイズが少し大きいようで、袖は折られているし、裾は踝を超えて床ぎりぎりまでの長さがある。ふわふわとした素材で、首元にはフードもついていた。
 グレーの髪はタオルに包まれて頭頂にまとめられており、項の後れ毛くらいしか見えておらず、肩のあたりにはまだほんのりと湯気が漂っている。]


  シャワーも使えるみたいですわね、
  お着替えも用意されていますのよ、
  屋根裏に色々と。ご覧になるといいわ?


[にっこりとして、椿は天井の方を指差した。]**
(373) 2023/03/03(Fri) 21:02:10

【人】 一匹狼 “楓”

[椿と初めて会ったのは、楓の感覚では秋のことだった。>>372
 過去の出来事ではあるが、それほど昔という気はしなかった。

 ここまでの旅路では冬枯れの木を見た気はするのだが、真冬ほど寒かった記憶もない。
 しかし細かいことは朧げで、今がいったいいつなのか、彼も把握しきってはいないのだった。

 記憶がはっきりとしているのは湖からこの小屋までの道程だが、季節は判然としなかった。過ごしやすいことだけは確かなのだが。
 日が暮れて随分経った今なら、夜風もいくらか冷たくなっているのだろうか]
(374) 2023/03/03(Fri) 21:41:00

【人】 一匹狼 “楓”

[食器を洗い終え、拭き終わったあたりで彼女に声をかけられた。>>373
 カウンターの向こうを見てみると、どうやら風呂上がりらしき彼女の姿があった。そういえばバスルームから音がしたな、などと思い返す]


  ……、任せきりってのも落ち着かねェから。
  じゃあ……見に行ってみるか……。


[なんとなく彼女が直視しづらくて視線を逸らす。
 『マイペースな女』というのが彼の内心の感想だった。
 彼女らしさを感じる部分でもあるのだが]
(375) 2023/03/03(Fri) 21:41:16

【人】 一匹狼 “楓”

[キッチンから出ようとしたとき、視界の隅に映った彼女のワンピースの裾が床ギリギリなのに気がついて>>373


  裾踏んで転ぶなよ。


[彼女を見やって一言だけ告げると、螺旋階段へと足を向ける。

 言った通りに屋根裏を覗いて、緩めの長袖Tシャツとイージーパンツを選んだ後、戻ってきてバスルームに入るだろう]**
(376) 2023/03/03(Fri) 21:41:27

【人】 天原 珠月

[ふぅん、なんでもないのか。>>292
妙に気になってしまったが、脇をくすぐって吐かせるという昔のやり方をしている暇はなさそうだ。
質問の答えに関しては正解!と笑ってみせる。
一個ってどっちを数え忘れたの?とジト目もありつつ。]

 新月の夜でも、ここにふたつも月があるってこと。
 これはどっちか攫われちゃうかもねぇ。

[わざとらしく顎に指を添えて。
世の中にどれほど月の文字を持つ人がいるかという話でもあるけれど、実は一緒の文字が入っているのはお気に入り。]

 ……うんうん、そうそう。

[壁一枚あるかないかの違いは、ちょっと、なのか。>>293
男女というくくりで考えるとそんなわけはないだろう。
ただそこに幼馴染という関係性と、過去にベッドに潜り込んだ回数と、今気恥ずかしそうにしたら幼馴染はどんな顔してくるんだろうと一瞬思ったなんて認めたくない、を含めると、ちょっとという表現が適切と頷くことになる。

向こうも納得しているようだ。なら、いい。]
(377) 2023/03/03(Fri) 21:48:07

【人】 天原 珠月

[恒例の幼馴染的やりとりの後。
仰せのままに、なんてのたまう姿>>294にため息ひとつ。]

 王子としてはマイナス30点、騎士としてはマイナス5点!

[とても偉そう。]

 料理人としては99点だから許す!

[デザート楽しみにしてるんだからね!と。
渡されるものをほいほいと胸元に抱えていき、飲みたいとねだったぶどうジュースにもちろんと笑顔で頷く。>>295
見た目はワインのボトルのようなオシャレなデザインで、正直、味というよりそちらに惹かれてしまったのだ。
来年のキャンプでは自分もお酒を飲める年齢になっているが、幼馴染はもう大丈夫なのだし、飲んだりするのだろうか?
お酒が強いとか弱いとか、どっちだったっけ。]

 こっちから勧めてあげれば良かったかなー。
 バーベキューにビールとか最高みたいに聞くし。

[あ、なんならコテージの冷蔵庫に完備されていたりして。
それなら後でせっかくだし飲んだら?と言ってあげよう。]
(378) 2023/03/03(Fri) 21:48:41

【人】 天原 珠月

[しっかり軍手をはめてその地に立つ。
もう慣れたもので、手早く木炭も並べられるし、新聞紙の効率のよい丸め方に設置方法も熟知しているのである。
火を起こすことに関してはエキスパートかもしれない。

では、何かを焼くことに関しては? 
それは……炭を食わされるのでは、と幼馴染と幼馴染の父を青ざめさせた過去が教えてくれるだろう。

幼馴染の声が背後から聞こえる。>>297
職人の背中を見せた後、サムズアップでにかっと笑った。]

 こんなもんよ。

[良い感じに燃え上がる火が涼しくなってきた風にちょうどよく、明るく照らされる部分は少し熱い。
まず彼が運んでいる料理を興味津々に覗き込む。
バケットとカラフルなタルタルソースに、お魚はマグロかな?
おおーと素直に歓声を上げるのは少し子供っぽい。]

 ソース、これ、パプリカ?
 
[ちゃんと色合いまで綺麗でワクワクする前菜だし、緑のピーマンが入っていないのもとても素敵だ。]
(379) 2023/03/03(Fri) 21:49:29

【人】 緑山 美海

>>355
小首を傾げて、手の隙間から覗き返す。

「···怒ってないよ?」
「このくらいで怒らないってば、こういうやり取りもイヤじゃないし」

女の言う『イヤじゃない』は『好き』という意味なので、気にしないで欲しい。
もの言いや態度が素直ではないのだけなのだ。

「ふふっ、確かにそうだった」
「···綺麗な夜景を見るとお仕舞いって気分になっちゃう、今日はお泊まりだったね」

まだ初日。
明日にはバーベキューや特別なお散歩もする予定だし、貴方とお酒を飲むこともやっていない。

「また明日も綺麗な星空が眺められるといいな」
(380) 2023/03/03(Fri) 21:59:53

【人】 緑山 美海

帰りの荷物はきっと半分こ。
『宗太郎とお揃いで嬉しいな』っと笑いかければ、きっと優しくて単純な貴方は持たせてくれる、とお嫁さんは馬鹿なことを考えているみたい。

>>357
「それさっきと一緒じゃん」
「···んー、そうだな。例えば、ね」

自分が言われて嬉しい言葉を思い浮かべ、だいぶ躊躇した後に、口を開く。

「········愛してる、とか、好き、とか」


もごもごと小さな声だったので貴方の耳にちゃんと届いてたかは、わからない。
(381) 2023/03/03(Fri) 22:01:32

【人】 緑山 美海

>>358
「ふふっ、やっぱりありがとう。感謝させてよ、嬉しいんだからさ」
「安心して、宗太郎が太らないように毎日ちゃんと考えてるんで」

いいお嫁さんに感謝してね。
そんなやり取りをしているうちに時間は過ぎていく。

>>359
暖かい空気に静かな場所、落ち着くいつもの珈琲の香り。
眠たくなる条件は充分に揃っていて、瞼が段々と重くなっていった。

声を掛けられれば、「うん」と頷きを返し。

小さな欠伸をすれば、テントの中のベットに戻ろうとするだろう。
甘えてもいいのなら、貴方に運んで貰おうかな。お願いしてもいい?*
(382) 2023/03/03(Fri) 22:02:42

【人】 黒崎柚樹


[武藤はずっと私のこと、男だと思っていて。
そして私がそれを知りつつ、訂正してこなかった >>369 理由。

この不思議なキャンプ場に来てからの私の思いは全く別にあるけれど、半年前にそうしていたのは、"一番、何も言われないで済むのがこの形だった"から。

女の子みたいな格好して、女装かと言われるのが面倒臭かった。

自分の身体と顔に似合うのはこういうのだからと、男っぽい格好のまま自分は女だと言えば、LGBTがーとか、ジェンダーがーとか、自分はそうとは思っていないレッテルを貼られてしまう。何枚も。
それをまた否定するのも面倒で。

────色々全部が、面倒だった。

そういうのを気にしない、私を私として見てくれる人を探すのすら面倒と思っていたくらいには。

正直なところ、男の人を怖いと思ったこともなかった。

自分にそういう欲を向けてくる男なんて居るわけないと思っていたし、居たところで、いくらでも抵抗も撃退もできるだろうと。]
(383) 2023/03/03(Fri) 22:03:41

【人】 黒崎柚樹


[バスルームから出て武藤の姿を探すと、ベッドルームの隅で顔を覆っていた。 >>369
困惑極まれり、という時に、彼が時々する仕草。

ごめん、驚かせて。武藤が気付くまでは解らないようにしておくつもりだったんだけどな。]

 …………え……?

[半年前も武藤は言ってた。
黙っててごめん、と言った私に、「何がごめんなんだ…?」って。

今も武藤は同じ風なことを私に真っ直ぐ告げてくる。
記憶が無くても、私のことを好きじゃなくても、武藤は武藤で、そんなことに、私は泣きたくなってしまう。]

 や……そんなのは、

[気にしないでいいよ、と首を横に振る。

ノックしないでドア開けるのは男同士なら不思議でもないことだし、触られるのも嫌なわけではなかった。
でも知ってしまった以上、武藤は私とは居たくないだろうなと思った────のだけど。]
(384) 2023/03/03(Fri) 22:04:15

【人】 黒崎柚樹


 …………?良いの……?

[コミュ強でやたら友人が多い武藤(以前見せてもらったLINEグループは呆れるほどの数があった。未読バッジの数もすごく多かったけれど)は、でも、ある一線以上には人を踏み込ませない人で。

一人暮らししているマンションへ人を呼んだのは、男を含めても私が初めの1人だと言っていた。

言葉を交わせば交わすほど、警戒心の強さが見えてきて、同時に、人に対する臆病さも透けて見え。

なんかね……自分と似てるなと、思ったんだ。

そう気付いた時には、好きになっていた。

その武藤が、"このままでいい"なんて言ってきたから、私は心底驚いた。

今の武藤にとっての私は、まだそこまで深く踏み込み踏み込まれた存在では無いはずなのに。]
(385) 2023/03/03(Fri) 22:04:32

【人】 黒崎柚樹


 ん……私、も。
 武藤とこのまま気まずくなるのは、すごく嫌だ。

[多分、武藤には相当に口にするのが難しい言葉だったと思う。

"気まずくなりたくない"という、自分の弱さを晒すような本音を出すことは、きっと、武藤にはすごく勇気の要ることで。

だから私も本音で返した。
私も武藤と一緒に居たい。武藤が嫌でないのなら。

でもこの男は、その後もこちゃこちゃと陣地とか何とか言い募っているものだから、思わず笑い出してしまった。]

 や、まあ、"陣地"は……そんなに厳密でなくとも……?

[ベッドから出ないとかトイレ行かないとか、そんなことまで考えなくて良いことなので。うん。

いや、この場合、警戒心を持つべきは私の側なのだけど、ていうかこの武藤とえっちすることになったりしたら、それは浮気になるのかな?いや、しないけどね?でもね??貞操観念的には、同じ部屋で並んで寝るのも案外だめだったりするのかな???

武藤の混乱が伝染したのか、私の側もおかしな考えてで頭がぐるぐるし始めてしまったのだけど。]
(386) 2023/03/03(Fri) 22:05:12

【人】 黒崎柚樹


[ああ、でも、伝えたいこと、あったな。
これは言っておかないと。

床にぺたりと座り込んでいる武藤と視線を合わせるように、私もしゃがみ込む。

また前髪から水滴が落ちて、いい加減、私も髪をちゃんと拭くべきだな、どれだけ動揺してバスルームを出てきたんだかと苦笑しながら。]

 これだけ言っておくね。

 私は武藤をキモいとか、思わない。

 何考えても、何言っても、何しても、絶対思わない。

[ああ、やっと武藤の目をちゃんと見られた気がするよ。

男と思われたまま、否定せずに居続けるのはそれなりに辛くはあったものなので。

言いたいこと言ってにっこり笑った後、まだぐしょぐしょなので髪乾かしてくるねと、私は再びバスルームへ消えたのだった。**]
(387) 2023/03/03(Fri) 22:05:38

【人】 天原 珠月


 んー、ひとつ、いただきます!

[バーベキューの材料運びを手伝おうとしたものの我慢できなかった様子で、バケットにソースとお魚をのせて、口に運ぶ。
んんっと瞳が丸くなり、眉が寄せられ、頬が紅潮していく。
例え一瞬前までぶすくれていても、幼馴染の料理には敵わなくて、みるみるうちにふにゃっと緩んでしまう。
ひたすら無言でもぐもぐとし続けているのだが、表情が言葉より雄弁なのはいつものことだったろう。]

 おいしい。雅空兄ぃ、これ最高に美味しい。

[料理を讃える言葉だけは控えめにしない。
美味しかったら素直にそう言うのは、反抗期だろうが思春期だろうが、ぶっきらぼうな言い方になろうが。]

 4面を焼く。なるほど?

[すごい、お肉の塊って意外と迫力があるものである。
アルミホイルで包むということは、直火で中まで火を通す必要はないと言うことだろう。
いや、そもそもこの厚さだと無理か。うん。
私に焼かせようなんてさすが良い度胸をしている幼馴染だ、と楽しくて少し危険なバーベキューの始まりだった。*]
(388) 2023/03/03(Fri) 22:06:25
村の設定が変更されました。

【人】 片連理 “椿”

  いってらっしゃいまし。


[転ぶなよ、の声にはワンピースの両脇を摘んで持ち上げ、舞台役者がするようなお辞儀をしてみせた。

 一人になってから、湯を沸かして棚で見つけた茉莉花茶を淹れた。
 濃いめに淹れてから水を足して少しぬるめの温度に調節する。
 このやり方は片割れに教えてもらった気がする。よく、寝るまえに二人で茶を飲んだ。
 いつでも緊張状態だったわけではない。落ち着いた日々もそれなりにあったはずだ。それがいつ崩れるか予想がつかなかっただけで。あらためて、過ぎた日を懐かしく、寂しく思う。

 大きな花柄のマグカップを持って、二階のホールへ移動した。大きなソファの端に座る。思った通り、やわらかくて座り心地がいい。

 楓に対しては、今はできるだけ楽しげに、人間のように振る舞おうと努めてはいる。
 どうやっても愉快ではない話をしにきたのだ、そうでないときくらいは楽しい方がいい。椿には椿の目から見たものしかわからないし、そうでなくても気分が目まぐるしく変わってしまうから、楓がどう感じているかについては想像することも難しいのだが、椿の方は楓を好ましく思っている。彼は飾らず、真っ直ぐで、強い。そういう部分に、素直に憧れを感じる。たぶん、以前もそうだった。

部屋着がふわふわで、茶が温かくて、だんだんと瞼が重たくなってくる。
やがて椿はそばのローテーブルにカップを置いて、ソファの肘掛けにもたれてうとうとし始めた。]**
(389) 2023/03/03(Fri) 22:23:08

【人】 一匹狼 “楓”

[彼の入浴はいつも烏の行水。
 今夜もそうするつもりだったけれど、用を済ませて出ようとしたとき、湯気で曇った鏡に目が留まった。

 濡れた手で拭ってみると、映り込む姿は当然のように水滴で歪んでいる。

 鏡の中の自分の輪郭を、震える指先で静かになぞった]
(390) 2023/03/03(Fri) 22:51:07

【人】 一匹狼 “楓”

[バスルームから出てみると、彼女の姿は無かった。
 それを気には留めずにキッチンで水をグラス一杯飲み干して、再び螺旋階段に向かう。

 2階ホールに出てみると、ソファに沈む彼女の姿があった。>>389
 よく見ると眠りに落ちかけているようで]


  椿、寝るならベッドにしとけよ。


[起こすつもりで、少しだけ声を張った。
 彼女にとっては聞き慣れた声音であろう。大勢相手に重要なことを話そうとすれば、どうしてもそういう声になる。

 彼女に声をかけた後、彼はまっすぐにベッドに向かった。
 >>121自分の荷物が脇に置いてある、一番出入り口から遠いベッドだ]
(391) 2023/03/03(Fri) 22:51:30

【人】 一匹狼 “楓”

[楓にとって椿とは、気が合う人、護りたい人、謎多き人、そして……他に想い人のいる女性。>>389
 好意的に思ってはいるが、一歩引いたところから見ている部分もあった。

 彼女にどう思われているか、彼は完全に把握しているわけではないものの、悪しからず思われているのは感じている。
 けれど彼女に対し踏み込んで近づく気は、今のところ、あまりなかった]**
(392) 2023/03/03(Fri) 22:52:59

【人】 緑山 宗太朗

『イヤじゃない』>>380 に、ニコニコを返した。
「そう言ってくれると思ってた!」と上機嫌。ちゃんと謝りはすれど、そこに深刻さはなかったのかも。

「絶対見れる……いや!
見せるし!


絶対!と何故か気合を入れた。天候は人の気合いではなんともならないが。
しかし、暫くは晴れと天気予報で見た気もするし大丈夫だろうと思っている。
緊急事態(?)には、晴れ乞いなどを行う男の姿が見える可能性もあったりはする。

荷物の提案も、それ >>381 ならすんなり飲むだろう。
この男は単純で、更に"お揃い"という言葉と"半分こ"に弱いのだ。
(393) 2023/03/03(Fri) 23:28:33

【人】 緑山 宗太朗

「なんだよぉ、代案を教えろよぅ!」
強請った。自分のじゃさっきの >>357 が限界で、代わりを出すのには……国語辞典を読む必要がありそうだったから。

そして、例えばで出された言葉達にほーと口を開けて。
「そんなんでいいの?」
きっちり聞き逃さなかった男は、ぽかんと口を開けたまま、ゆっくり首を傾げて。
(394) 2023/03/03(Fri) 23:28:49

【人】 緑山 宗太朗

「やった〜、美海料理長ダイスキ!」>>382
感謝を示した。毎日いっぱい考えて作られた美味しい物を、遠慮なく食べれる事ほど幸せな事は無い。



時間が過ぎて、『うん』と眠そうな頷きと声を聞いて。

「眠い時に歩いたら転ぶかもよ。」
「ほら美海、こっち。」

腕を広げて抱き上げ待ちの姿勢。
お姫様を抱える時と同じ姿勢になってしまってもいいのなら、この腕の中にどうぞ?宗太朗運輸は丁寧に運べるよ*
(395) 2023/03/03(Fri) 23:29:36

【人】 片連理 “椿”

[声がする。
 慣れた声だ。
 
 夢の入り口に立つ彼女には、その声が音として聞こえていても、何を言おうとしているのかが聞き取れない。目も開けられない。喉が重たくて声も出せない。代わりに、右手をひら、と振った……つもり。

 大丈夫、わかっている。貴方が言うのなら、たぶん、ただしい……]
(396) 2023/03/03(Fri) 23:49:09
片連理 “椿”は、メモを貼った。
(a26) 2023/03/03(Fri) 23:52:34

【人】 月島 雅空

 おお、流石だな。まさに熟練の技だな。

[彼女の火おこしの技術は堂にいっている。
今回は炭となど豊富に置かれていたが、小さい頃から乾いていた枯れた枝を探すのも一番上手だった。

覗き込んだ先では火は起こっていた、後はこれをある程度満遍なく広がっていけばいいが、風も珠月を手伝ってくれている。時間の問題だろう。

雄々しくサムズアップする珠月>>378に惜しみなく賞賛を向ける。

もってきた前菜料理を覗き込む珠月へとテーブルに置いて見せつつ、こういう時に素直な反応をするのは作った当人としても嬉しくなる。]

 ああ、正解だな。

[緑のそれが嫌いなのは知っている。だから無理に食べさせようとは思わないのだが、あまり甘やかすのはなんなのでそれを口にはしないでおく]
(397) 2023/03/04(Sat) 0:04:10

【人】 月島 雅空

 めしあがれ。元々前菜だしな。

[手伝おうとしてくれたとしても火の番が必要なので待ってもらうことにするだろう。

珠月が食する間に網へと油を湿らせたキッチンペーパーで軽く塗っておき、油を網になじませておくなか、届く喜びの声、そして猫が液体になった時のような緩んだ表情。]

 口に合ったようで何より。
 せめて珠月から見て全部で70点ぐらい欲しいしよかったよかった。

[そんな足し引き>>378して64点の幼馴染は、牛もも肉のことを頼んでまたコテージに戻る。
ちなみに料理の腕が残念>>379なのは理解しているが、油が滴るタイプではないし、そもそもそんなに長時間離れないので大丈夫だろう。]
(398) 2023/03/04(Sat) 0:04:36