人狼物語 三日月国


260 【身内】Secret

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視点:


【人】 会社員 雷恩



 カフェで働いてるって言ってたよな?
 今度、そこに客として行くよ。
 どこにある何て店?


[この機を据え膳としないだけの理性を見せて、
10歳の頃よりも上手くなった手つきで頭を撫でた。*]
(63) 2024/05/06(Mon) 19:54:26

【人】 会社員 雷恩


[唐突に話しかけた相手に上手く言葉を返せないのは
女の子がまだ小さいからだと解釈する。
自分は「弟」で、自分よりも小さい子をあまり知らないが、
幼稚園児くらいだろうか?

女の子が喋れないなら自分が喋れば良いと思う程度には
純粋に育った少年だった。]


 ルミな。うん、覚えた。


[それだけは10年以上経っても記憶にあり]



 俺はー、うーん、みんなは「ライ」って呼ぶよ。
 「雷恩」って名前だとみんなあの動物のことだと思うだろ。
 遠足で揶揄われたからヤなんだよねー……


[最初に名前呼びを渋ったのは自分だという記憶はなく。]
(75) 2024/05/06(Mon) 22:41:23

【人】 会社員 雷恩

[初めに買ったのはただの間違い。
次は、ルミという名前の年下の友達にあげる為に買った。

バニラ味も、コーヒー味も、ソーダ味も、
ルミと分け合った。

冬になるとおやつはアイスではなくなったから、
屋台から買った焼き芋を半分こにした。

雨の日に傘を持っていなかった子は
冬には寒そうな恰好のことがあったから、
母に甘えて家に連れて行く日も増えた。

自分が大人になってから思うのは、
みんなができる行動ではないということ。
ルミが帰る時には母はいつも付き添っていた。
その「親」がどういう人物なのか、あんなに小さい子を
公園に放置する人間に対しての悪口を
子には決して聞かせなかった。]
(76) 2024/05/06(Mon) 22:42:15

【人】 会社員 雷恩



 大きく……?
 そーだな、この辺に住んでるなら
 同じ学校に通えるだろきっと!


[歳の差が幾つなのかも気にせず、何歳差まで同じ学校に
通えるかの知識もなく。

「大きく」で想像する姿はルミのランドセル姿くらいのもので。

「もっといっしょ」が意味するのは、公園に行かなくても
校内で会える、程度の感覚。

多くの少年がそうであるように、
少女と出会った当時の少年は恋を知らなかった。]
(77) 2024/05/06(Mon) 22:42:51

【人】 会社員 雷恩

[思春期の訪れでよそよそしくなっても、
女の子を家に連れ帰ることで噂になることを恐れても、
何か明確なきっかけがあって彼女を拒否した訳ではない。

ただ、習慣というものは途切れれば再開は難しく、
反芻しない記憶は薄れて行く。

「大きくなったら」――過ごす時間は短くなった。

クラスが変わった友達とあまり遊ばなくなるのと同じ感覚で
公園に行かないならルミと遊ぶことはないという日々。

それでも高校くらいまでは何となく気になった時に
何度か公園を覗いたことがある。
授業を何となくサボった時、部活が急に休みになった時、
ルミだってその頃には学校に通う年齢だっただろうに、
相変わらず一人でいた。

酔っ払いのおじさんが近寄ろうとするのを牽制するように
ベンチの近くに座ってみる。

高校生になって増えた小遣いは、もう分け合うアイスではなく
ほかほかのコンビニの肉まんも買えるようになっていた。]
(78) 2024/05/06(Mon) 22:43:29

【人】 会社員 雷恩


 んーいや、どっちでも。
 名前自体そんな呼ばれないしな、
 どっちでも恥ずいならルミの呼びたい方でいいよ。


[喋り方はこんな感じだったか?
どうにも男心を擽るようなトーンに聞こえてそわそわする。]


 ストーカーもいるんだろ、
 危機感持ってくれよ……。


[流石に数日後に彼女がストーカーにどうにかされたなんて
ニュースを見たら立ち直れない。

どこかの誰かが殺されるニュースにいちいち感情は揺れないが
それが知り合いなら話は別だ。

ストーカーは今どこかで彼女を見ているのだろうか。
自分が触れていることで、逆上しないと良いのだけれど。]
(79) 2024/05/06(Mon) 22:44:33

【人】 会社員 雷恩

[ルミはもう小さな子ではなく、扱える言葉も沢山あるだろうに、
接客業の癖なのか、道中は殆ど此方が喋っていた。
振り返ってみれば、ルミのことを殆ど知らないままだ。

好きな食べ物も知らない。
公園で縁日があった時に自分は甘くて食べられなかった
りんご飴の残りを美味しそうに食べていたのは覚えているが、
りんご好きなのだろうか。]


 俺ももう小学生じゃないからな?
 そこまで無条件に信頼すんなよ〜頼むから。


[苦笑する。
レイプ魔扱いは御免被るが、人畜無害と思われるのは
男のプライドが廃るというやつだ。

――そういえば、思い出した。
食べかけのりんご飴を渡した後になって、
「間接キス」と気づいて内心狼狽えたことを。

意識した過去があるなら、自分はやはり
彼女にとって人畜無害ではないだろう。
]
(80) 2024/05/06(Mon) 22:48:47

【人】 会社員 雷恩

[折衷案のように出した「後日」では満足できないらしい。>>73
夜営業だけのカフェというのは自分がよく知るものとは
営業形態が異なるようだが、休日にカフェを巡るような
趣味はないので自分が知らないだけかもしれない。
とにかく、職場は嫌なんだなという印象を受け、
それ以上に。

どこか必死にも見える姿に、眉根に皴を寄せた。]


 心細いって……ストーカーのこと?
 それとも他に何かある?
 エントランスでする話じゃないか。

 部屋までは?エレベーター?


[実家にはもう一本連絡を入れておくことにしよう。*]
(81) 2024/05/06(Mon) 22:49:16