人狼物語 三日月国


230 【完全RP/R18G】アダムとイヴにさよなら

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視点:


【赤】 苗床環者 メディウム


…………ぜんぶ。

[答えになっていない答えを返す。求めてよ、なんて。ひどすぎるよ。
ありったけを注がれても足りないくらいずっと求めているのに。



ゆるりと、彼の口内にあった舌がこちらへ侵入してくる。意識が、確実に、塗りつぶされていく。呼吸を忘れてしまうくらいじっくりと口内を蹂躙されて。]


ーー……は、ぁ、



[やっと解放された時には、もうすっかり力が入らなくなっていた。抱き寄せられた身体が、熱い。]
(*32) 2023/11/29(Wed) 23:37:07

【赤】 苗床環者 メディウム

[背中を優しく撫でる手にすら、反応してしまう。首から背骨にかけての部分は、一体化した葉脈が色濃く見える場所の一つだった。]


…………すきなところ、触ったり、舐めたり、して、いいよ…………



[息も絶え絶えに、伝える。]*
(*33) 2023/11/29(Wed) 23:37:49

【赤】 苗床環者 メディウム

[僕も
(私も)
全身が熱くって、おかしくなってしまいそうなのに。気がついてるの、かな。僕のことも
(私のことも)
ひっくるめて「メディウム」として、愛してくれているの、だろうか。

知らないふりをしながら、彼は的確に僕らを昂めていく。]


…………ぁ、あ、
は、う…………

[葉脈伝いに撫でる手も、甘噛みされる首筋も。囁かれる声も。全てがとても甘美でしかない。だけど、]


こ、ここ、も。触って……?


[今の今まで避けられていた、とくに目立つ性感帯……胸の中心の方へ、彼の手を導いた。]*
(*37) 2023/11/30(Thu) 0:12:42

【赤】 苗床環者 メディウム

[透ける葉脈を皮膚越しに触れられる事すら、己を昂らせるには十分ではあったけど。もっと強いものが欲しくなって、直接性感帯へと触れてもらう。]


あ、ぅ……あっ…………ん……!
(は、ぁ…………)



[自分で触れた時とは、比べ物にならない快楽を与えられて。そこだけでも達してしまいそうになる、けれど。……まだ気をやってはいけない。]


…………ぅ、ふっ………ね、ねぇ……こ、こっちも……下、脱がせて。

……ここ、も、触って……
もっともっと、頂戴。



[上は自分で脱いでしまったが、本来は脱がせてもらう、が作法だったはずと。下の衣服をすべて脱がしてもらう事を請う。既に受け入れようとしている、己が生殖器のある場所を指し示して、嘆願する。

今は気がつけていないけれど、彼の、それに、兆す兆候がない事を知ったなら。僕は僕だけが求めている事を、恥じるだろう。
]*
(*40) 2023/11/30(Thu) 10:23:01

【人】 苗床環者 メディウム

− 緋雁との話 −


[咲けるようになった僕らと雷恩が並んでいた時に、緋雁どのと出会ったことがある。彼は、戦闘員というらしくあまり積極的に交流を持つ機会は無かったのだけど。

……先日、博士と何か……甘やかなやり取りではない、むしろその逆……話をしていた事は聞いていた。


だからこそ、少しためらっている。彼にとってはきっと、僕らも「異物」として映るのだろう。尊い大樹へと寄り添い咲こうとする花へ、何を思っているのだろうか。]


こ、こんにちは。緋雁どの。えっと、そこで雷恩、どのと出会ってな……少し道案内していた所だ。お、お邪魔になりそうなら、僕はこれで……


[つい、そんな風に雷恩と距離を取ろうとしてしまった。
(一時的に離れるだけよ、すぐ戻るわ)

一応、そう“彼女”は伝えてくれたけど]*
(118) 2023/11/30(Thu) 14:04:09

【人】 苗床環者 メディウム

− 再び直青と、羅生と −


[「ご挨拶」は済ませたけど、僕らは基本的に彼らがいる場所では極力雷恩と出会わないようにしていた。……干渉はしない、と言われたけれど。それでも、僕らが今雷恩の側で咲けるのは。あくまでも「彼にとって望ましい」からなのだ。

……いつか、「望ましくない」ものへと変わってしまったなら。きっと僕らはそのまま大地へと還されてしまうんだろう。

そう思っていたある日だった。]


…………あ……な、直ちゃんどの。羅生どの、お久しぶり、です……


[雷恩と会話中、昔読んだ本の話題になって。たしか離れた部屋にあったはず……と取りに行った先で、ふたりと、鉢合わせしてしまった。なんとなく気まずさを覚えて、口籠もる。]


えっと、せ、誠実に、お付き合い、させて、いただいています……


[目的の物を探すのも忘れて、居た堪れない気持ちで言葉を紡ぐ。]*
(119) 2023/11/30(Thu) 14:13:55

【赤】 苗床環者 メディウム

>>*41

…………「人間」の「雌」は、そういうもの、なの。
(もう。貴方ったら。)



[下を脱がされ、露わになった女性器を見るなり尋ねられる。……そんなこと言わせないでよ、恥ずかしいんだから。向こうの性教育は一体どうなっているんだろうか。本当に最低限しか教えられていないのだとしても、彼は僕らを翻弄するのが上手すぎる。]


…………大丈夫、だから、
はやく、



ーー……あッ、ーーーーーッ!



[そこ、に。女の部分に、触れられた。異物感は少しあれども、丁寧に這う感触はずっと待ち望んでいたもので。中へ、外へ、与えられる悦楽は確かに僕らの意識をさらに遠くへ塗りつぶしていく。

己のものとは思えない、高く媚びる様な声と。力が入らず委ねるだけの身体と。これからまだ先があるというのに、耐えられるか分からない。
そんな風に思うのに、もっと、求めたくなる。
]
(*43) 2023/11/30(Thu) 16:26:56

【赤】 苗床環者 メディウム


(植物の方は、私を求めてくれているのね……でも、人間の方は。……まだ火が付きそうにないのかしら?)



[内なる声に、ハッとなる。そうか、この先へ行くには。彼の「人間」も昂らせなくてはいけない訳で、

ちらりと、目線をやったそこは、何の兆しもない様に、見える。その事実に、僕は悲しくなってしまう。
こんなに、こんなに、求めているのは、きっと、僕の方だけ。
]


…………ふ、……えっと、「人間」の「生殖器」の方、なにも反応、しない…………?
駄目なのかな、僕じゃ。



[悲しそうにしおれる様子は、向こうにも伝わっているだろう。]*
(*44) 2023/11/30(Thu) 16:27:39

【人】 苗床環者 メディウム

>>124

[後ろに下がっていく羅生どのを見て、このふたりに、決定的な「なにか」が起こってしまったことを察する。だけど、以前の様に一方的な言葉を投げかけることもできやしないから。……ただ、それが平時であると、そういうふりをする事にした。]



……あ、ああ。ここに書物は、けっこう多いんだ。博士たちが、大切に保管していたから。

えっと、そこにある本とか、面白いが……夢物語は、あなた方の好みに合うだろうか。


[穏やかに振る舞う彼へ、なるべく普通に接する。苦手意識はまだ強いけれど、雷恩の大切なひとだから。僕らが、切り捨てられることの無いように。相応に振る舞うことを心掛けるようにした。]*
(125) 2023/11/30(Thu) 17:12:42

【赤】 苗床環者 メディウム

>>*45

[告げられた言葉に、きょとんとする。形を保てない、とは。予想外の理由であったけれども。]


…………え?それ、だけ?
僕で、僕らで、ちゃんと、…………できそう、なら。それくらい気にしないよ。
(そのくらいなら大丈夫よ、受け入れられるわ。……私たちは、「環境」で「媒体」で「培地」だから。枝葉ごと、愛してあげられる。)



[元よりこの身は一種の「苗床」である。植物を受け入れることなぞ容易いと、思われる。姿が崩れてしまおうが、彼が愛おしいひとである事に変わりはないのだから。]
(*46) 2023/11/30(Thu) 17:47:22

【赤】 苗床環者 メディウム


必要、なら、手伝いは、するから……

……だから、
(だからね、)

遠慮しないで、来て……



[求める身体の熱はまだまだ消えそうにない。一方的ではなく、相互で愛し合えるように。そっと彼の首筋に歯を立てた。]*
(*47) 2023/11/30(Thu) 17:50:56

【人】 苗床環者 メディウム

>>126

[物語でも大丈夫なのか、と安堵する。学術書もいくつかあるから、そちらの方が興味あるのかと思っていたが。問われたのなら答えるべきだろう。]


うーん……とはいえ、『旧人類』の物語がいくつかあるからな……ああ、これとかはどうだろうか。


[差し出したのは、いわゆる「SF」に分類される物語だ。たしかこれの内容は、『宇宙から飛来した上位存在によって人類が進化し、古い世界は終焉を迎える』というものだった。これなら、気に入ってもらえるだろうか。]


雷恩も、気になる本があれば。紹介するから……


[傍らにいる愛しいひとへ、告げる。……自分でも驚くほど、彼らと穏やかな時間を過ごせただろう。]**
(127) 2023/11/30(Thu) 18:00:08

【赤】 苗床環者 メディウム

>>*49

…………う、うん。


[承諾し、伸びてきたのは生い茂った腕で。……これを、堪えていたという事だろうか。苦しくは、なかっただろうか。
こちらこそ、彼を満足させるに足るだろうか。
]


大丈夫、だと、思うけど……ちゃんと、言うね。
(……優しく、お願いするわね。)



[あてがわれたそれの大きさに、少しだけ身体がすくんでしまったけど。…………受け入れるために、力をできるだけ抜いた。]*
(*50) 2023/11/30(Thu) 18:12:43

【人】 苗床環者 メディウム

[>>120

その場から離れる前に、伝えていない事を思い出した。]


あの、緋雁どの。僕らは、その、雷恩、どのと、少しだけ、懇意にさせていただいているん、だ。

だから……その……これからも、誠意をもって、接していくから。

いつか、きみたちが僕らを不要とする日までは。



[そう言って、少し離れた物陰から2人を見守ることにした。]*
(131) 2023/11/30(Thu) 19:28:33

【人】 苗床環者 メディウム

>>134

[一瞬、振り返って答える。]


僕らは、
(私たちは、)


僕らだよ。/私たちよ。


「人間」と「植物」。
(138) 2023/11/30(Thu) 20:00:59

【人】 苗床環者 メディウム

[>>136>>137

物陰から、雷恩と緋雁どのが談笑する様子を見守る。
僕らのこと、必要だと、思ってくれてるのかな。


少しくすぐったい気持ちになったけれど……僕らの葉脈がどうのこうの、と言い出したときは流石に飛び出して小突いた。


緋雁どの、にも。咲いていることをみとめてほしいな、なんて思いながら別れた。]**
(139) 2023/11/30(Thu) 20:06:10

【赤】 苗床環者 メディウム

[受け入れる準備はできていたとはいえ、初めて、で味わうにはそれは苦しくて。]


ーーーーーッ!!!



[言葉にならない悲鳴をあげてしまった。最大限、気遣ってはくれているんだろうけど。元よりかなり体格差がある身では限度はあるだろう。

だけど、
すごく苦しいのに、
すごく気持ちいい。


花と、樹木と、ヒトが交わる匂いで部屋が満ちていく。植物の交わりではなく、ヒトの交わりでもなく……動物のようだ。片隅に過ったものはすぐに交合の歓喜に飲み込まれてゆく。貪られるだけ、貪られたなら、昇りつめるのはすぐだった。]*
(*53) 2023/11/30(Thu) 20:25:27

【赤】 苗床環者 メディウム


…………はぁ…………



[胎内へと注がれたそれに、彼の方も達せたのだと知る。恍惚とした余韻に浸りながら、優しく撫でる手の感触を味わう。]


…………よか、った…………


[彼の呟きへの返答か、自身の感想か。どちらともつかない台詞を吐く。しばらく、そうやって抱き合っていただろう。お互いに体温を分け合いながら。]
(*56) 2023/11/30(Thu) 21:04:53

【赤】 苗床環者 メディウム

[……そのうちに、彼は僕らから繋げた性器を引き抜いただろうけど。]


…………まっ、て…………



[俯きがちに伝える。……我ながら、本当に、恥ずかしいことに。]


…………も、少し、だけ…………したい。



[一度だけでは僕らの方が、足りないと、訴えている。彼の方はもう満足しきってしまっているかもしれないから、情事後の昂った身体も合わせて、いっそう赤くなってしまっていたかもしれない。]


…………雷恩、『種子たね』を、もっと、ちょうだい…………
*
(*57) 2023/11/30(Thu) 21:13:07

【赤】 苗床環者 メディウム

>>*58

……ありがとう。



[再び腕の中へと収まる。愛おしい熱を全て洩らさず受け止めるために。

『種子』は要らないと、そう思うことにしていた。きっと、一度欲しがってしまったなら、更に求め続けてしまうだろうから。そういう“エゴ”が僕らには根付いていた。きみを知ってしまったから、これからもずっと、僕らはきみを欲するのだろう。

実を結んでも、その後も、ずっと。]
(*59) 2023/11/30(Thu) 21:36:21

【赤】 苗床環者 メディウム

ねぇ、雷恩……僕らのこと、好き?*
(*60) 2023/11/30(Thu) 21:36:59

【赤】 苗床環者 メディウム

[与えられた言葉へ、花を綻ばせる。
睦言もなにも要らないと、強がっていたこころが今ではすっかりと開いていて。

未だに臆病な僕らは、幾度も疑ってしまうかもしれないけれど。


これだけは、嘘偽りのない本心を告げる。]
(*62) 2023/11/30(Thu) 21:55:00

【人】 苗床環者 メディウム

ー どこかの地 ー


[……あの日から、色々あって。僕らは雷恩のいる組織への同行を許可された。痛み止めは雷恩がいればどうにかなるし、ある程度の調剤も用意できるとの事だったから、少し戸惑いながらもそちらへ行くことにした。研究所のみんなはお祝いしてくれたし、外の貴重なデータを送るための機材も用意してもらった。

初めて見た、外の景色は『楽園』とは程遠い様相だったけれども。興味深いものがたくさんあって、退屈はしなかった。

不安だった共同生活も、なんだかんだで受け入れてくれるAIたちがいて。血と硝煙に塗れた彼らの生き様を直接見ることはほとんどなかったけれど、それでも僕らなりに馴染めていたと、思う。


…………外の空気は、澱んでいて、あちこちに危険な機械が跋扈していて。『旧人類』の犯した罪とは、ここまでのものだったのだろうか。考えても分かりそうにはない。ただ、僕は、僕らは。

新しくできた居場所で、あの人の隣で咲く。それだけだから。]
(164) 2023/11/30(Thu) 23:58:02

【人】 苗床環者 メディウム

[差し込んできた日光を浴びて、光合成をする。無機炭素がいくつか酸素になって空気に溶けていく。

僕ら1人ではこの世界を変えるなんて事は出来ないし、そもそも僕らがどうにかできるとも思っていない。『楽園』で真似事の失楽園を演じてみたりもしたけど、新たな礎なんてものになれる様な器でも、きっと無い。


ただただ、僕らは愛した人のために息をする。]


…………さよなら。


[なんとなく口を吐いて出た言葉が、誰かに伝わるでもなく消えてゆく。いったい誰に別れを告げたんだろうか。かつて生きてきた『旧人類』へなのか、それとも僕らが僕らへと成る前の存在にだったのか。


……僕らの雷恩アダム僕らイヴを呼ぶ声がしたから、応えるようにそちらへと向かった。


彼らが失った楽園を、再び取り戻す日まで。その日まではさよなら。
]**
(165) 2023/12/01(Fri) 0:11:11