─火曜日・正午/私立野薔薇大学・校門─

ええ！俺の顔覚えてねーんすか！？
そんな…あんなに真面目に講義受けているのに、悲しいわー。
…なーんて、さーせん多分面識はねーっす。
俺、情報学部なんで。名前は御剣 千隼ね。

[どうやら俺の記憶は間違ってはいなかったっぽい。
ならばと挨拶代わりに大袈裟な茶番を挟みつつ、すぐにネタばらししてから名を名乗った。
相手>>22からしたら変な奴に写ってるだろう。
俺だってそう思う。]

ここら辺、けっこー色々あるっすからねー。
あ、ならこの前新しく出来た讃岐うどんの店って知ってます？
あそこ、近くの学生か教員だと大盛り無料ってサービスやってるらしいよ？

[先程の詫びと言ってはお粗末だが、近場に確か出来たっす店の話をした。
前にSNSで載せてるのを見つけて、行ってみたかったんだよな。]

─火曜日・午前/私立野薔薇大学・第三講義室─

あれ、もしかしてサガネちゃん独り占めしたらファンの子に刺されたりしちゃう？
そしたら守ってよ〜、こんだけ身長違うんだしさ！

[冗談めかした物言い>>27にはこちらも同じトーンで返した。約束があれば楽しい授業も倍身に入るというもの、講義は真面目に受けて、後のお楽しみにも思いを馳せた**]

─火曜日・午前/私立野薔薇大学・第三講義室─

フフ、さすがにそれはないと思いたいけどよ。
ま、万が一があればちゃーんと守ってやるから安心してくれていいぜ？

[刃傷沙汰になるとは微塵も思っていないが>>29、こういう軽口の叩き合いは好ましい。
ぱちりとウィンクを送りつつ、教授が教室へ向かう足音を聞けば、前を向いて真剣に講義を受けることだろう**]