人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

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【人】 舞戸 黎哉

[誰かがいつか誰かに伝えた言葉。
そうとは知らず、その悲劇も知らず、口にしていた。*]
(92) 2020/08/18(Tue) 12:47:20

【赤】 空閑 千秋

   
─敦久さん─
 
   そうですか?
   それは、相手の人にカッコつけなくて良いから、では。
   大事な人にはカッコよく見せたいでしょう。
   カッコよく見せたくて、無理するでしょ。
 
 
[つまりはそういうことですよ、なんて笑う。
 そんな風に甘えを見せられる、
 甘えて甘やかせる程度の関係が心地よかった。

 今後またどこかの駅で会うかも知れない。
 若しかしたら仕事の時に。
 法廷で出会ってしまったら?
 そこは私情を挟まずに、公平にね。
 そんなところで出会わない方がきっと良いけれど。]
 
(*19) 2020/08/18(Tue) 13:25:57

【赤】 空閑 千秋

 
   ふふ、それは楽しみにしておきますね。
   もし何かあったら連絡してくれても。
   司法関係の友人は多いですから?
 
 
[なんて。別れ際には名刺を差し出したかもしれない。
 けれどその前。
 抱き上げられれば驚いて縋り付いて
 しかしその余計な一言に。>>*18
 
(*20) 2020/08/18(Tue) 13:26:18

【赤】 空閑 千秋

 
   …………ふーーーーーん?
 
 
[セクハラで訴えて買ってやろうかとも思ったけれども
 彼が私を運ぶ間。
 首筋に、鎖骨に、耳元に、
 強く吸い付いて紅の華を散らしてあげましょう。


 ……ダイエットしなくては。
 目方を増やすのは、よくないから。
 そんな一つ、また忘れられない記憶を呼び起こされての
 意趣返しというもの。]**
 
(*21) 2020/08/18(Tue) 13:26:38

【人】 恋塚 暎史

−明け方・ラウンジ

 言われない。言われたこと……
 小さい頃に言われたくらいで、
 年重ねてからは言われなくなった。

 [ 彼女の驚きようは、簡単にわかった。

   学生時代も、そんなに言われたことはない。
   ここに来てからも、直接言われたことない。 ]


 別に、住み込みだけど予定ないから
 誘えそうだったら僕からでも誘いましょうか?

 [ 誘うだけなら問題ない。
   断られても、問題ない。

   たのしそうに計画を立てる彼女。
   バーに行きたいらしい。
   指を立てる仕草は相変わらず。  ]


 相変わらず、可愛い。

 [ そう言って、ラウンジからでる
   彼女の背中を見つめるだろう。

   朝酒を求める声が、多くなり始める。
   忙しさに、没頭しようか。  ]*
(93) 2020/08/18(Tue) 15:29:12

【人】 空閑 千秋

   
─桜の間─
 
   そうだよ? 


[驚く彼女にふふ、と笑って。>>60
 勉強はできたし勉強に逃げてた、なんてね。
 結局、わたしの胸のどちらにピアスはあったかな。
 右でも左でも、わたしは嬉しい。
 きっと、右だったかな。
 けれど連絡先を受け取っての彼女の言葉に>>61
 わたしは目を瞬かせて、また笑う。]
 
 
   こちらこそ、よろしくね。
   ……今度どこかに飲みにいきましょ?
 
 
[なんてわらって、次の約束をしながら。
 それが果たされるのはいつのことだろう。


 きっと、意外とそれはすぐ。]**
 
(94) 2020/08/18(Tue) 17:10:21

【人】   卯月 侑紗

  ー 数ヶ月後・ラウンジ ー



  ええ、あなたなら。


[だって他の誰よりも、このコメディを
 かぶりつきでご覧になれるのは
 暎史さんただおひとりなのですから。
 なんたって登場人物のおひとりですし。

 カウンターの上で頬杖ついた暎史さんの真似して
 私もその正面で同じポーズをとって
 唇をきゅっとあげてみるの。]

  
  えへ……暎史さんに言われると
  ホントに私、やれる気になるんです。
  こう、謎の説得力っていうか!


[可愛い、なんて一言で
 耳まで熱くなってしまうのだから
 言葉の力って不思議です。
 傷がついた顔じゃあ、まだ自分では
 胸を張れませんが、癒えれば、きっと。]
(95) 2020/08/18(Tue) 17:55:02

【人】   卯月 侑紗

[グラスの底に溜まった
 カシスの澱まで飲み干したなら
 私は席を立ちましょう。
 あまり長居してもお仕事のお邪魔でしょうし。]


  あははは……うん。
  本当に辛くなったなら今度はちゃんと
  よしよしして、って甘えますね。


[そう言ってスカートの裾を翻したなら
 振り返らずに、ホテルを後にするでしょう。]
(96) 2020/08/18(Tue) 17:55:53

【人】 和宮 玲

──明け方・ラウンジ──

 じゃあ言われたの久しぶりなのね。
 やっぱり恥ずかしい?

[>>93どう言う気持ちなんだろう。
カッコいいと言ってあげたほうが良かったか。]

 え、あ。
 そっか。年中忙しいのかと思ってたわ。

[住み込みだから、いつも忙しいのでは
なんて思ってたけどそうでもないみたい。
言われてみれば当然なんだけれど……。]

 ……またそう言うこと言う。

[口元に手を当てながらくすりと笑う。
そうしてラウンジに背を向けて去っていく。

後ろ手に回した手が
楽しそうに指を動かしながら。]**
(97) 2020/08/18(Tue) 21:50:43

【人】 和宮 玲

──桜の間──

[ピアスをつけたのは千秋さんの右胸に。
私は左で、彼女が右。
>>56響き合うその音色を聞く機会があるかは
未来の話だから分からないけれど。]

 えぇ、楽しみにしてる。

 うぅん。私から誘うわ。


[それはこの宿のような会合にはならないだろう。
だってそこはきっと宿の外の話。


ただお酒を飲み、会話をするだけ。

きっと十分楽しいだろう。]**
(98) 2020/08/18(Tue) 22:08:44

【赤】 木原 敦久

── 桔梗の間 ──



  こえーなー……
  でもまあ、なんかあったら頼りにするよ
  あんたなら信用できそうだし?


[くつくつ笑いながら名刺を懐にしまい。>>*20
抱え上げた彼女の物言いたげな圧力には>>*21
素知らぬ顔を]


  あっおいこら
  そこシャツじゃ隠れないだろ
  帰ったらまたすぐ仕事だってのに


[見えるとこへわざとつけた痕は
セクハラにならないのかよ裁判官さん。
まあ訴える気は微塵もないし、隠すと逆につつかれるから
ついてしまったもんは堂々と見せるつもりだけど。
今は誤解されると厄介な相手も、いないわけだし]
(*22) 2020/08/18(Tue) 22:30:52

【赤】 木原 敦久



  結構いい性格してるじゃん


[楽しげに笑いながら
こちらも彼女の耳裏へ、華を咲かせた。
気の置けない戦友に対する、証のように**]
(*23) 2020/08/18(Tue) 22:31:01

【人】 美雲居 月子

   ───百日紅


[ 交わることで、満たされてきた。
必要とされていると感じられた。
自由にできない恋愛の代わりに
ここで一夜限りの恋人を作って
満足したような気がしていた。
時折乾くことがあっても
気のせいだと言い聞かせて。

だが、最後の夜。
最後の男になってくれるというのならば
その人に触れて欲しいのは───

逸らされた目。
告げられた言葉に眉尻を下げた。
だが、そちらを見る瞳だけは
動かすことはなく。
肯定が落とされれば、小さく
「ありがとう」と告げて、
その手を取った。]

 
(99) 2020/08/18(Tue) 22:38:57

【人】 美雲居 月子


[ 抱きしめられた体の温もりが、
心地良くてそっと目を閉じる。
たくましい腕は、柔らかく包みこむ。
手のひらを添えた胸から感じる鼓動に、
そっと耳を寄せるように頬を添えた。

静かな部屋の中で、身動ぐと
かすかに布の擦れる音だけが響く。

彼の体にまた少しだけ近づけば。]

 
(100) 2020/08/18(Tue) 22:39:16

【人】 美雲居 月子



[ 至極ゆっくり、ゆっくりと、
体を離して、彼の方を見上げる。

その目があった瞬間、
眉根を寄せて、泣きそうに笑った。

いつか誰かが、
誰かに、そうしたように。


返事ができなかった。
そんなこと、できるはずがないと、
きっと互いにわかっているはずだから。

わたしが逃げるだけならいい。
彼が逃げるだけならいい。

だけど、その手を取り合ってしまったら
どちらにも、きっと、責任を
取ることはできないから。]

 
(101) 2020/08/18(Tue) 22:40:19

【人】 美雲居 月子



[ 唇を結んで、また頬を寄せる。

愛しているのかと問われたら、
きっと「わからない」と答えるだろう。

戯言でしか、軽口でしか、
そんなものは口にしたことがないのだ。
ずっと、ずっと、触れないように
生きてきたのだから。

ただ、最後に抱きしめてくれたのが
この人で、よかったと思う。
同じ気持ちを分かち合える人。
この世の誰よりも、今お互いを
理解し合えている気がしたから。

分け合った体温が微睡に誘う。]

 
(102) 2020/08/18(Tue) 22:40:42

【人】 美雲居 月子



[ 黒い闇

柔らかな光


ふたりだけの部屋を包んでいた。]*
 
 
(103) 2020/08/18(Tue) 22:41:53

【人】 三谷 麗央

―― 千秋と ――
>>82


 プロポーズ。
 そう思ってくれるなら、話が早いな。
 まだ出会って一日も経ってないけど、遠くない未来。
 貴女に、正式にそう言えるようになりたい。


[ クスリと笑った彼女の言葉を>>82
 そのまま受け止めるように笑う。
 次いだ問いかけへ一度まばたいた。
 自らの内心を確かめるように。]


 ……欲しいのは、どちらもだよ。

    昨晩、一緒にいた時みたいな貴女もだし、
    まだ、俺が知らないでいる貴女も。

 ……千秋は、
 ……誰かを選ぼうという気になった?


[ 軽く頭を振って、迷いを打ち消すように目を閉じ、開く。
 彼女の返事を待つように唇を閉じてじっと見つめた。]**
(104) 2020/08/18(Tue) 22:43:48

【赤】 三谷 麗央

  ――睡蓮
 

 ほんま、優しいな、月子は。

 こっちとあっちと、遠う離れてしもたのに、
 そんなん、言うてくれるなんて。


[ 首後ろへ掛かる手に>>*15、引き寄せられて返す声。
 それもまた、このひと時だけの設定でしかない虚構だ。
 二人を取り囲んだ演技と嘘のうたかたに、
 そっと声を触れさせる。
 容易く壊れはしないかと、どこまで続いているかと、
 確かめるように。]
(*24) 2020/08/18(Tue) 23:03:32

【赤】 三谷 麗央



 でも。無理は、せんでもええんやで?
 ずっとずっと、俺だけのもん、
 ――て、いう訳には。

 きっと。いかへんのやから。


[ それはこの場の真実でもあったし、
 かつて経験した恋の終わり方でもあったけれど。
 月子にとってはその言葉はどう届いただろう。
 小さく傷む胸の内を情と欲とで覆い隠すように、
 口づけ、彼女をベッドへ押し倒した。]
(*25) 2020/08/18(Tue) 23:03:37

【人】 空閑 千秋

 
   …………。
 
 
[彼の言葉に目を瞬かせる。>>104
 そんな風に聞こえたからそのまま返しはしたけれど
 今この場で、そんな風に言われると
 その言葉がなぜ出たのだろうと不思議に思ってしまった。

 ただ一晩、肌を重ねた相手。
 ましてや互いに別の誰かとも肌を重ねる場所において
 そういった言葉をなぜ使えるのだろう。

 物として、奴隷としてなら、あげられた。
 この躰を使ってくれて構わない。
 壊れるくらいに形を刻み込んで。

 けれど、人としての自分までは。
 両方、だなんて。]
 
(105) 2020/08/18(Tue) 23:30:29

【人】 空閑 千秋

 
   ……私には忘れられない人がいるんです。
 
 
[真っ直ぐな視線に私も真っ直ぐに視線を返す。]
 
 
   だけどその人は、既に常世の人だから。
   その気持ちはもう何処にも行けないの。
   その人への気持ちを密かに大事に抱えてる。
   ……そんなわたしでも、良いかしら。
 
 
[この、心の中に抱えている想い出ごと。
 この、体に抱えている傷ごと。
 全て、というならそれごと受け入れてもらえなければ
 わたしはきっと壊れてしまう。

 壊れて、遠くに逃げ出してしまうだろう。
 だから、少し視線を伏せて黒革の首輪を外した。
 外した首輪を、彼の手に握らせようとする。]
 
(106) 2020/08/18(Tue) 23:30:50

【人】 空閑 千秋

 
   そんなわたしでも良いのなら。
   わたしの今の命をあげる。
   でも、それは普段はつけられないから。
 
 
   もっと別のもので、わたしを縛りつけてくれる?
 
 
[わたしの命をあげるから、
 その代わりにわたしをこの世に縫いとめていて欲しい。
 そんな願いを込めて彼に囁いた。
 死後のことはまだ分からないけれど、
 彼がそれを受け入れてくれるなら
 それを契約成立、とし。
 それが受け入れられないのなら
 ただ不成立となるのだろう。]**
 
(107) 2020/08/18(Tue) 23:31:13

【見】 宮野忠左衛門利光


[ 橋から身を投げたらしい彼女の亡骸が
  見つかったと耳にした時には、
  身体中の血の気が全て引いていくのが分かり、
  膝が抜けてへたりこんでしまいました。


  
  
あぁ、何故。
  どうして独りで逝ってしまうのだ
  
どうして独りで逝かせてしまったのだ





       
  
美鶴。 

       
  
美鶴。 
  ]
 
 
(@5) 2020/08/19(Wed) 0:34:07

【見】 宮野忠左衛門利光


[ どのようにして家に辿り着いたかは
  あまり記憶にありませんが、
  虚な眼をあげて目にした父と、兄の、
  激昂と落胆はそれはそれは凄まじく。

  お前が誑かしたのだろうと俺を責め、殴り、
  刀さえ向けました。
  抗う気などさらさら無く、このまま
  斬られれば彼女のもとへ向かえるなぁと
  空虚が満ちる眼で、向けられる刃を
  ぼんやり見つめて居りましたが、

  
まさか貴様が身の程も弁えず
  懸想したのではあるまいな
と、
  
美鶴も美鶴で馬鹿な女だ、
  我が家の名誉に傷を付けよって、


  …そう投げつけられた言葉が耳に障り
  滾る血が身体を焼き、ギリ、と噛み締めた
  奥歯の音を最後に湧き上がる
  途方もない怒りに我を忘れ
  


  ……気付いた時には兄を、そして父を
  斬っておりました。 ]
(@6) 2020/08/19(Wed) 0:41:50

【見】 宮野忠左衛門利光


[ 気が狂いそうな血の臭いに、
  胃の腑から込み上げるものを吐き出しながら、
  ふらふらと立ち上がり、そのまま出奔し。

  いつしか二人で見た桜の木の下で
  ようよう腹を切って果てるまで、
  お天道様の当たらぬ場所を、
  人には言えぬことを科しながら、
  ただ息をしているだけの日々を
  過ごしていたのでありました。

  
  三途の川で会えるはずが、人殺しで
  おまけに身内斬りの俺は上手くあちらには
  行けぬということなのでしょうか、
  もがくうちに段々と記憶すら朧となり
  ただただ空を漂うだけの亡魂となり果て、
  それでもこの愛しい名前に縋るように
  此処から離れられず、
  美鶴を探しに行く意気地もないままに。 ]
 
(@7) 2020/08/19(Wed) 0:46:09

【見】 宮野忠左衛門利光


[ そうして訪れたいつかのあの時。
  生身の人間に触れ、あろうことか
  当の本人から抱くことを許されて。

  俺のような実体の無いものをさえ恐れず、
  託し、また慈しんでくれた美しい彼女。

  …あの日から、臆病な己の中で冷え切った心の中に
  小さな灯が燈ったように。
  ほんのりと淡い温もりが常に側に在るのです。

  ああ、そうなのだ。
  いつか、俺に胆玉が座った時。
  己の罪咎をきちんと向かい見る事が出来た時。
  そのときは今度こそ美鶴の待つであろう
  川の畔へ向かえば良いのだと解して。

  今までを思えばさほど遠くないであろう日を
  静かに待ちながら
  

  
  今日もふわりふうわりと、宿の中を漂うのでした。 ]
 
(@8) 2020/08/19(Wed) 0:49:09

【見】 宮野忠左衛門利光



 
…トントン お寺の 道成寺

  釣鐘下ろいて 身を隠し

  安珍清姫 蛇に化けて

  七重に巻かれて ひとまわり 

  ひとまわり…
  

              **


   
(@9) 2020/08/19(Wed) 0:53:48

【人】 木原 敦久

── 朝・ロビー ──



  ……っくしょい!


[鼻を啜りながら、ロビーのソファで
眠気覚ましに買った缶コーヒーを傾ける。
身に纏っているのは浴衣ではなく、ジャケットとスラックス。
そして傍らには荷物と、あとはチェックアウトするのみ。

くしゃみの原因は十中八九、
明け方中庭でうとうとしてたせいだろう。
椿の間に戻って内風呂で温まったけど遅かったらしい。

それでもまだ少し寝足りなさはあるけど
帰りの電車で睡眠をとるつもりだから、問題ない]
(108) 2020/08/19(Wed) 1:15:28

【人】 木原 敦久

[さて『美雲居』の彼女が
ロビーを訪れるのはいつだろう。
チェックアウトの時か、それより前か。
どちらにせよその姿を見つけたなら]


  おはよう
  そこの黒髪ロングのお姉さん
  昨日俺が渡したやつ、まだ持ってる?


[昨日のように呼び止め、問いかけようか。
まだ持ってるようなら]
(109) 2020/08/19(Wed) 1:16:33