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【人】 ウイエ[大して親しいわけでもない女に こんな話されても困るんじゃないかなあとは自分でも思った。 それでも口にしてしまったのは 誰かに聞いてほしかったのかもしれない。] ありがとー。 まあそんな感じでね。 暫くちょっと充電中なのさ。 [力なく笑い、話を打ち切ろうとする。 オーブンの方に視線を向けて。] (1) 2021/12/22(Wed) 0:00:54 |
【人】 ウイエーーー............、 [いつの間にか距離が近くなっていて、 後ろから聞こえた声に一瞬ぎくっとした。 振り返らずに少しだけ間を置いて。] ......、そう......だね。 寂しかったからきみを呼んだの。 誰かと一緒に食卓を囲みたくてさ。 [寂しかった。人恋しかった。 言葉はなんでもいいけれど、 つまりはそういうことなんだと思う。] (2) 2021/12/22(Wed) 0:02:11 |
【人】 ウイエ......うん。 [小さく頷く。] あたしも、 一緒にランチして楽しかった。 ご飯、美味しそうに 食べてくれて嬉しかった。 [確かに彼は偶然出会った 「誰か」でしかないかもしれないけど。 この時間が終わってしまうのが 寂しいなとも思った。] 今日会ったのが 仁志くんでよかったなって思ったよ。 [それも本当。] (5) 2021/12/22(Wed) 9:03:23 |
【赤】 ウイエ[自分にとって彼が偶々知り合った「誰か」であるように 彼にとっての自分だってきっと、「特別」ではない。 可愛い、カッコイイ、好み―――でも、それだけで。 決して自分を「好き」なわけじゃない。だろう。 なのに。 今だって、聞こえないふりなんかして 狡い男だなと思うのに。 そんな風に囁かれたら変な勘違いをしそうになる。] …………ん、………っ [ちゅ、と耳元に落ちるキスの音に ぴくりと肩が震えた。 ゆっくりと手をかけて振り向かせられれば 頬を僅かに上気させ、 期待と苦味がないまぜになったような顔が 彼の瞳に映るだろうか。] (*2) 2021/12/22(Wed) 13:06:51 |
【赤】 ウイエ……は、……… ふ、 [重ねた唇は先程食べた食事の味がした。 ゆっくりと顔を離し、間近で見つめ合う。] ……また…そんなこと… ん……… [口にしかけた言葉は二度目のキスで塞がれた。 唇を重ねるたびに頭の中にぼんやりと靄がかかって。 今だけは色んな事がどうでもよくなってしまう。 ヒトシくん、と、小さく名を呼んだ。**] (*3) 2021/12/22(Wed) 13:15:01 |
【赤】 ウイエ[二度、三度と繰り返す口付けは まるで酸素を奪われるようだ。 温度が離れると寂しくなって、 自分から隙間を埋めて求めた。] ......、ん、ひとし、くん...... はぁっ、...... そんなこと、言わないで...... [心音が早くなってしまうから。 可愛い、と脳に響く声はあまく、 じんわりと顔が赤くなるのがわかる。 ちょっと悔しいくらいにーーー上手い。きもちいい。] (*6) 2021/12/22(Wed) 16:39:06 |
【赤】 ウイエーーーはぁ、んんんっ...... ふ......! [逃がさないと言わんばかりに 腰に手が回って、口付けが深くなる。 浸入した舌と舌が絡み合い、 ねとりと唾液を纏って口内を這う。 すがるように彼の服をぎゅっと掴んだ。 いつしか彼を見る眼差しはとろんと潤み、 燻った熱を持て余すように 時折小さく内腿を擦り合わせていた。**] (*7) 2021/12/22(Wed) 16:40:55 |
【赤】 ウイエちが、……や、………ひゃんッ……… [指摘に咄嗟に否定しかけたけれど。 首筋に吸い付かれてぞくっと肌が粟立つ。 足元から力が抜けていくような心地。] ………ん、 ふ、 んん…… [聞く間にもまた唇が重なり、 湿ったリップ音が辺りに響いた。 首に、耳に、顔に散らすように唇が落ちる。 菓子を作っていたオーブンは既に焼き終えて 放っておいたら冷めてしまうだろうけれど。 反比例するように身の内の熱が昂っていく。] (*10) 2021/12/22(Wed) 19:05:07 |
【赤】 ウイエ…… 、ん……… [身体は確かにこの先を求めていて。 ここまで来て戻る選択肢が 浮かばないのは自分も同じだった。 もう確認なんてあってないようなものだったけれど。 間近で見つめ合ったまま小さく頷いた。 寝室は扉を開けた先にある。 ごくごく普通のシングルベッドだ。] (*11) 2021/12/22(Wed) 19:06:50 |
【赤】 ウイエ[寝室はそこまで広くなく、 ベッドとちょっとした棚がある程度。 カーテンを閉めてしまえばもう部屋は薄暗い。 言葉もなくベッドに腰掛けて ちらりと彼の方を見れば 手早く服を脱ぎ捨てていて、 無駄な肉のない体が映った。 既に勃起している彼のモノを見て ああこれからするんだな、と どこか現実感なく考える。 見慣れた自分の部屋なのに 彼かいるだけでまるで別の場所のようだ。] (*14) 2021/12/22(Wed) 21:25:59 |
【赤】 ウイエ[自分もエプロンを外し、髪をほどき、上下の服を脱いで。 シンプルな下着姿になれば 掌に収まる程度のCカップの胸と ほどよく括れた体が露になる。 先程のキスに煽られて ショーツには既に小さく染みが出来ていた。] ......脱がしてくれる?仁志くん。 [少し照れ臭そうにねだって手を伸ばせば 彼の手で生まれたままの姿が晒されようか。**] (*15) 2021/12/22(Wed) 21:29:59 |
【赤】 ウイエ……う。 改めて言われると こっちまで照れるじゃない......。 [下着が取り払われ、 身体に視線が落ちるのが分かる。 ベッドに体を横たえられてまたキスをされた。 触れる手は優しく、壊れ物を扱うようなのに 首に吸い付く力は強い。 所有印じみた痕がきっと残ってしまうだろう。] ん、っふ......っ ぁあ、んん......んぅ...... [胸の膨らみに彼の手が伸び、柔く揉みしだかれ。 くりくりと先端を捏ね回されれば 徐々にそこが色づいて固さを帯び始める。 どこかもどかしい疼きが腰に溜まって モジモジと足を動かしてしまっていた。] (*20) 2021/12/22(Wed) 23:59:56 |
【赤】 ウイエぁ、やだ、ちょっとま、......っ [足に手が伸びて咄嗟に閉じかけたものの 流石に力で叶うはずもない。 その奥の花弁はひくひくと震え、 既に男に抱かれる準備をして 物欲しそうに潤っていることだろう。 太股の間に彼が割りいってーーー 近づく顔に何をしようとしているか、分かって。] (*21) 2021/12/23(Thu) 0:03:20 |
【赤】 ウイエんんんっ! [ちゅ、と花弁にキスが落ちて。] んあぁっ......!!やぁん......っ [じゅる、と音をたてて蜜を吸われ、 ぞくぞくと背筋に甘い痺れが走った。 秘裂を舌が沿えばぱっくりと開き とろとろと新しい体液がこぼれ落ちる。] はぁっ、あ、ぁぁ、ぁんん、 ひとし、くん......ぁぁ、っ、 それ、......っ、はぁあ、......んううっ......! [口での愛撫にぼうっと視界が滲む。 秘豆を舌先で弄られながら喘ぎ、 時折びく、びく、と腰を浮かせて 足で彼の頭を挟んでいた。**] (*22) 2021/12/23(Thu) 0:17:26 |
【赤】 ウイエや、んんんっ……!! [そこが弱いと悟ったのだろう。 充血して膨れた秘豆を何度も舌が往復し、 強く吸い付かれてじんと痺れた。 久しく人の手で快感を与えられていなかった身体は あっさり高みへと追い詰められていく。 ちゅぷ、じゅる、といやらしい音が部屋に響いて 甲高い声と共に身を捩らた。] あ、ぁぁっ、仁志、くんっ……ぁぁぁんっ! やぁ、やだ、だめ、だめなの、あっあっあっ ふぁぁぁん、い、イっちゃ……っ イっちゃう、 [いやいやと髪を乱して身悶える。 執拗な責めは弱まるどころか強くなるばかりで。 絶頂を促す声と共にぢゅ、と吸われ びくびく、と大きく全身が痙攣した。] (*25) 2021/12/23(Thu) 10:02:30 |
【赤】 ウイエあっ、も、だめぇ、イくぅぅっ、………んんん あぁぁぁあ!! 〜〜〜〜〜〜っっっっ!!! [ぶわりと頭が白くなる快感が駆け抜ける。 爪先にぴんと力を籠め、 絶頂の波が通り過ぎた後に くたりと身体の力が抜けた。 固定していた足の力を緩め、 頬を紅潮させて荒く息を吐きながら 彼の方を見下ろしてとろんと笑う。] (*26) 2021/12/23(Thu) 10:03:09 |
【赤】 ウイエ......うん、きもち、よかったよ...... ん、ふ......はぁ、......っ [キスは愛液特有の独特な味がした。 少しだけ眉を寄せたけれど 交わりが深くなればそちらに意識を持っていかれる。 恋人同士のような甘いキスは じわじわと身心を侵食して麻痺させる。 ーーー彼に、このまま溺れていきそうになる。] 仁志、くん......、 ーーーあたし、...... [快楽に蕩けて弛緩した身体は とうに彼を受け入れる準備が出来ていて。 蕩けた女の眼差しが彼を見つめた。 情欲のこもった視線に小さく頷き、 続く言葉を口にしようとして、] (*29) 2021/12/23(Thu) 12:23:51 |
【赤】 ウイエ......あーー...... [現実的な話にふと冷静になった。 それはそうだ。 自分だってこんなことになるつもりはなかったし、 今は恋人もいないのだから用意などない。 近くのコンビニまで買いにいくって手もあるけど、 何だか気が抜けてしまうし。 んー......と少し考えたあと、上体を起こして。] (*30) 2021/12/23(Thu) 12:24:55 |
【赤】 ウイエ......じゃ、しょーがないかな。 流石に生でするわけにはいかないし。 [あっさりと言いながらベッドに座る。 張り詰めきった彼の屹立を見つめ、 そっと身を寄せた。] (*31) 2021/12/23(Thu) 12:26:05 |
【赤】 ウイエ[男からすれば大層不本意なお預けなのだろうが、 ないものは仕方がない。 がっくりと肩を落として歯噛みする様子が なんだか少し可愛く見えて 不謹慎にもちょっと噴き出しそうになってしまった。 こちらと言えばまあ、 物足りなさはないではないけれど どこかで少しホッともしていた。 自分を「好き」かどうかも分からない男相手に 最後まで許してしまうことに、 不安がないわけではなかったから。] (*33) 2021/12/23(Thu) 14:00:57 |
【赤】 ウイエあはは、欲張り。 [そんなわけで、しょんぼりしている青年とは対照的に 女はさっぱりしたものだった。 からからと笑い、指先で男根をくすぐり囁けば 正直に反応する様がなんとも好ましい。] はい、じゃあそこ座って。 優しい羽衣恵おねーさんが慰めてあげようねー。 [胡座をかいて座るよう促し、 四つん這いになってはらりと落ちる髪を耳にかけた。 右手を竿に添えたまま、ちゅ、と先端に口付ける。 亀頭を口に含み、ゆっくりとしごき始めようか。**] (*34) 2021/12/23(Thu) 14:05:39 |
【赤】 ウイエ「表情はよく見えないが、 声の調子から感じてくれているらしい。 それに機嫌を良くして。 髪を梳く手が心地よく、好きにさせながら ちゅくちゅくと先端を吸い上げ 溜めた唾液を舌で撫でつけて指を絡め、竿を扱く。] ……ん、 ふ、……… ンン、 はぁ …… ちゅ、ぢゅるっ… [顎を動かし、雁首の段差を 唇に引っかけるようにしながら 緩急をつけて口淫を促せば 口の中に先走りの味が広がった。 丹念に愛撫を施すうちに ]腹の奥が鈍く疼きを覚えるのは 気付かない振りをして。 (*37) 2021/12/23(Thu) 16:11:18 |
【赤】 ウイエ[どこか上ずった声は快感に耐えているのだろうか。 先程とは立場逆転した体勢で 我慢しなくてもいいのに、と目を細めた。] んっ、…いい、よぉ…… このまま、イっちゃって……… うけとめ、たげる……♡ [竿を扱く手のスピードを早める。 肉棒が熱く固く膨張するのを感じ取れば 射精を促すべく、じゅるっと強く先端を吸い上げた。*] (*38) 2021/12/23(Thu) 16:13:48 |
【赤】 ウイエ[彼の口から切羽詰まったような声が漏れて そろそろ限界が近いのだと悟る。 吸い上げた直後ぶわりと口の中で陰茎が膨れ どろりと生温かい液体を吐き出した。] ン、 んんんっ……! [びゅ、びゅ、と断続的に出る白濁を シーツが汚れないよう全て口で受け止める。 多量の精液はそれでも受けきれず、 口端から零してしまったが。] ん、ぐぅ……、ぷはぁ、けほっ [ティッシュに吐き出そうかとも思ったが 遠くて手が届かなかったのでそのまま嚥下してしまう。 喉に引っかかる独特の感覚に、けほけほと何度か咳をして。] (*41) 2021/12/23(Thu) 19:13:13 |
【赤】 ウイエ[ところで。 男性と言うのは一般的に 賢者タイムが存在するものだと記憶しているのだが。 目の前の屹立は達しても鎮まる素振りを見せない。 まだ足りないのだろうかと過りはしたが それはひとまず置いて。 身体を起こし、彼の正面に座る。] …… 仁志くん あの、さっきの…… その、 [掘り返すのも何だか気恥ずかしい。 もじ、と身を寄せ、上目で彼を窺う。] (*42) 2021/12/23(Thu) 19:19:33 |
【赤】 ウイエ[万が一、もしかしたらさっきのは 気持ちよくて口走っただけかもなって。 ちょっと思ったけれど、そんな考えはすぐに否定された。 いざ改めて聞くと予想以上にどきどきしてしまって、 じわわわ、と顔が赤くなるのがわかる。] ん、そ、そっ、かあー...... ありがと..... な、なんか、照れるな [恥ずかしそうに軽く頭をかいた。 確かに店の外では会ったばかりだけれど。 恋に時間は関係ないとも言うし。 男女が一夜を過ごせばこういうこともまたありえる話だ。 それに。] (*45) 2021/12/23(Thu) 21:14:31 |
【赤】 ウイエあはは、 こーゆー時なんて言えばいいんだっけ。 んーと、じゃあ...... [店員と客と言う立場以外では初めて会った 寂しい時にそこにいた、 ちょっと良さそうな年下の男。 夕食に招いた時点では まだ そうだったかもしれないけれど。でも、進展させたいと思っていなければ 恋になる可能性を感じていなければ それこそキスされた時に叩き出していただろう。 楽しかったのだ。 彼と過ごした今日一日が。 もっとほしいと思った。 彼の隣でなら、願った自分でいられるのでは ないだろうかと期待するほどに。] (*46) 2021/12/23(Thu) 21:17:02 |
【赤】 ウイエ[正式に付き合いをはじめる、と言うことであれば、 今日を逃したところで 今後体を重ねる機会はいくらでもあろうものだけど。 それはそれとしてこのままでは収まらないらしく。 欲望に忠実に申し出る彼に、思わず表情が緩む。 そういう素直でかわいいところ、結構好きだ。] だめ、っていったら我慢するんだ? ......なんて、うそうそ。 いーよ、いってらっしゃい。 [実際のところ、自分の方も 半端に熱が燻ったままで。 たぶんこのまま彼を帰したら 思い出して自分で慰めてしまったかもしれない。 ......恥ずかしいから言わないけれど。] (*48) 2021/12/23(Thu) 23:22:37 |
【赤】 ウイエ[コロコロと表情の変わる彼を微笑ましく見送り 帰って来るまでの間を待つ。 大体ここから往復で15分くらいかな。 全裸に腰まで隠れる大き目のカーディガンを一枚羽織り、 寝室からダイニングキッチンへ。 フォンダンショコラは焼き上がっていて 既に冷めてしまっているので 明日食べるつもりでラップして冷蔵庫にしまう。 ざっとキッチン周りを片付けて そうしてまた寝室へと逆戻り。] (*52) 2021/12/24(Fri) 10:27:12 |
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