【赤】 天狗 1回生 ヨシツネ彼女の目線が、こちらの下腹に向く。 途端、顔に熱が込み上げてくるのを感じた。 だって僕の下腹にあるものが、分厚い修験装束の袴をうっすらと押し上げている事に気付いていたから。 「そ、そうだよ、ね。 君だけ脱がされてたら、失礼だよね。」 僕を助けてくれている彼女に、せめて真っ当でいたかった。 袴の紐を解いて、ストンと脱ぎ落す。 下着は西洋風の装いで、それもゆっくりと降ろしていく。 そうして、既に十分に滾っている雄が露になった。 「自分で脱いでいくっていうのも、な、中々――なんというか、込み上げるものがあるね。」 別に露出の性癖は無いけれど、このシチュエーションには羞恥や興奮が入り混じった、なんとも言えない感情が湧く。 彼女も、僕に脱がされている時はこんな気持ちだったのだろうか。 (*5) 2023/06/25(Sun) 12:07:35 |
【赤】 天狗 1回生 ヨシツネ彼女の脚の間に割り入って、互いの下腹を密着させる。 彼女の秘裂に、僕のものが触れる。 自分でも驚くほど熱い体温が、彼女に伝わってしまうだろうか。 何度か擦り付けて、彼女の蜜に濡らす。 そうすれば相手の痛みが少ないと教えられていたから。 「は、入るよ。 ゆっくり、息してて。」 彼女の負担にならないよう、慎重に様子を伺う。 彼女の呼吸に合わせ、息を吐いているタイミングで、ゆっくりと腰を半歩進ませた。 ものの先端が、半分ほど彼女の中に潜る。 「わっ!」 再びの感嘆の声、初めて直接感じる女性の胎内に戸惑ってしまうが、それでも腰を引く事なく、半歩、また半歩と腰を進めていく。 (*6) 2023/06/25(Sun) 12:07:57 |
【赤】 天狗 1回生 ヨシツネ「痛くない?大丈夫?」 印のおかげで負担は減っていると知っていても、やはり彼女の様子が気にかかる。 小柄な僕より、なお小さな彼女を傷つけたくなかったから。 そうして、たっぷりと時間をかけて、僕のものが彼女の最奥にたどり着いた。 (*7) 2023/06/25(Sun) 12:08:10 |
【赤】 天狗 1回生 ヨシツネ「…そっか、やっぱり相手は僕だけじゃないよね。」 彼女に聴こえないよう、一人呟く。 彼女が初めてなら、覚悟していたものが無かった。 別にそれは何とも思わない。 彼女が許した人なら、悪い人ではないだろうから。 けれど、それなら…。 (*8) 2023/06/25(Sun) 12:08:30 |
【赤】 天狗 1回生 ヨシツネ「僕も、もう少し君に甘えさせて欲しい。」 懸命に抑えていた、種族としての本能。 目の前の雌から精気を取り込む為の、捕食者にも似た感情。 それを、彼女にだけ露わにさせて欲しい。 「いいかな?」 最後に一言だけ、彼女に確認をとった。** (*9) 2023/06/25(Sun) 12:08:40 |
天狗 1回生 ヨシツネは、メモを貼った。 (a8) 2023/06/25(Sun) 12:13:45 |
【赤】 天狗 1回生 ヨシツネ心の奥に閉じ込めた、獲物を狙う蛇に似た仄暗い肉欲。 それをこれから彼女に見せる。 彼女が僕の言葉の意味を理解して了承したのかは分からないけれど、もしそうでなくとも、これ以上僕は僕を止められる気はしなかった。 初めてではないなら、少し無茶をしてもいい。 …少しで踏みとどまれるかは、彼女次第だけれど。 (*28) 2023/06/25(Sun) 15:39:10 |
【赤】 天狗 1回生 ヨシツネゆっくりと唇を重ねる。 先ほどまでの啄むようなものより少し深く、舌の先端を彼女の咥内に挿し入れて、彼女の舌の先端に触れる。 「もう一つ、工夫をしようか。」 僕の一言に、彼女の様子はどうだろう。 怪しむだろうか、抵抗しようとするだろうか、どちらであったとしても、関係はないのだけれど。 彼女の下腹に触れて、指を走らせる。 胸元に印を刻んだ時と、同じ動作。 もっとも、印の効力はまるで違うものだけれど。 「これは、僕の魔力にだけ反応する。 僕の魔力を取り込まないと、どこまでも快感を増幅する 印それこそ、空気に晒されているだけでも反応してしまう程に。 この印は僕の望んだ時に現れて、僕の魔力を感知すれば止まる。 簡単に言うと、 僕が側に居れば何の効果もない印 淡々と説明する。 胸元に刻んだものは、あくまで彼女の負担を和らげるための印だった。 けれど、この印は真逆。 僕が彼女を弄ぶための印。 (*29) 2023/06/25(Sun) 15:40:00 |
【赤】 天狗 1回生 ヨシツネ「例えば僕が魔力を断ってしまうと、すぐに効果が現れる。 どうなっちゃうのか、試してみようか。」 無意識に身体から発せられている魔力を、全て身体の内に留める。 印は、僕がいなくなったと判断して、すぐに彼女を快感へと押し上げるだろう。 それこそ、胸元の印とは比べ物にならない程の強い快感へと。 そんな事に構わず、ゆっくりと腰を揺すりだす。 快感に押し流されているだろう彼女の様子など、気に留める事なく。 すぐに動きは大きく、早くなって、互いの下腹から粘着質な音が響く。 最奥を意識的に突き込んで、彼女へより快感を与えようとする。 程なく、下腹から込みあがってくる熱を感じて、より動きは激しくなり…。 「出るよ。」 彼女の状態など、構う事はしなかった。 ただ、僕自身の欲求を吐き出す為に。 一際強く腰を打ち込んで、印の効果に晒されている彼女の最奥へと白濁を注ぎ込んだ。** (*30) 2023/06/25(Sun) 15:40:13 |
天狗 1回生 ヨシツネは、メモを貼った。 (a10) 2023/06/25(Sun) 15:47:29 |
天狗 1回生 ヨシツネは、メモを貼った。 (a11) 2023/06/25(Sun) 16:58:25 |
【赤】 天狗 1回生 ヨシツネ印の効果は想像以上で、半ば絶叫にも近い声が彼女から響く。 彼女から得られる精気も、これ以上なく充溢していて恍惚感すら覚えるほど。 もっと欲しい、もっと彼女が乱れる姿を見たい。 普段であれば不浄として意識の外へと追い出すような、歪んだ思考。 僕も、彼女に乱されているのだろうか。 (*53) 2023/06/25(Sun) 19:08:13 |
【赤】 天狗 1回生 ヨシツネ彼女が絶頂から降りて来た頃を見計らって、声を掛ける。 精液は、古来から魔力の塊として重用されている。 暫くは印は静まっているはずだから、会話もできるだろうと。 「ねぇ、もっとすごい事しない? それに、君も僕もグランドを楽しめてないでしょう? もし嫌だって言ったら、印を無理やり起動させるけど。」 立派な脅し、普段の僕からは想像もつかないような言葉。 やっぱり、彼女以上に僕が彼女に酔っているのだと思う。 セレモニーが始まって、すぐに二人そろって保健室へと訪れた。 せっかくの初めての初めてのグランドなのに、これではもったいない。 彼女の手を引いて、保健室を後にしよう。 抵抗するなら、宣言通り印を活性化させて前後不覚の内に連れ出してしまおう。* (*54) 2023/06/25(Sun) 19:08:32 |
天狗 1回生 ヨシツネは、メモを貼った。 (a13) 2023/06/25(Sun) 19:09:44 |
天狗 1回生 ヨシツネは、メモを貼った。 (a14) 2023/06/25(Sun) 19:10:06 |
【赤】 天狗 1回生 ヨシツネ「何でって、それは精気を得る為で…。 だから、こうして印を使って…。」 印を刻んで、彼女を拒否できない様にして――…。 でも、それは僕が一番嫌いな事>>0:3で。 僕はなんで彼女に対して、こんな事をしているんだろう。 (*84) 2023/06/25(Sun) 21:55:35 |
【赤】 天狗 1回生 ヨシツネ「あれ?」 精気に酔っていた思考が、だんだんと明確になってくる。 彼女を傷つけたいわけではなく、無理やりに従わせたいわけでもない。 ただ、精気が欲しいだけなのに。 「僕、変だ。 君の事、大切にしたいのに。 傷つけてばっかり。 僕じゃない、誰かみたいになってる。」 周囲から精気を吸いこむ。 逆に言えば、その場の影響を人一倍受けやすいという事。 一晩地下で戦い続けるなんて無茶をしたせいで、闇の魔術が発する魔力を取り込みすぎた結果だろうか。 それとも…。 「君が初めてじゃないってわかって、それも仕方ないって思ってたのに。 君の事、独り占めしたい。 もっと、君の事知りたい。」 僕自身、認知していなかった心の奥底から言葉が漏れる。 理性で縛り付けていた本心が、少しずつ顔を出している。 (*85) 2023/06/25(Sun) 21:55:55 |
【赤】 天狗 1回生 ヨシツネ「ねぇ、行こう。 僕達二人で。」 彼女の手を引いて、保健室を後にする。 けれど意識はどこか朧気で、向かう先も明確にならないまま。 ただ、彼女の手を痛いほど握りしめて。* (*86) 2023/06/25(Sun) 21:56:03 |
天狗 1回生 ヨシツネは、メモを貼った。 (a19) 2023/06/25(Sun) 21:58:12 |
【赤】 天狗 1回生 ヨシツネ「僕の事?」 彼女に問いかけられても、まだ少し意識は覚束ない。 言われてみれば僕自身の事を誰かに話した事もなかったし、話すべきでないとも思っていた。 けれど、彼女が望むなら、目的地の無い散歩には丁度良いかと思って。 「僕には二つ上の、血のつながりのない兄様がいて――…」 それから、色々と話した。 珍しい種族だからと攫われて、「鑑賞品」として生きていた事。 同じく囚われていた兄様に助けられた事。 兄様が闇に囚われて、自分の手で兄様を討った事。 今まで誰にも秘密にしてきたことを全て、彼女へと打ち明けながら。 (*103) 2023/06/26(Mon) 0:00:50 |
【赤】 天狗 1回生 ヨシツネ―→魔道具クラブの部室内― グランドには初めての参加だったが、どこもかしこも人と物で溢れている。 彼女と学内のあちこちを見て回っていたが、一息つこうと立ち寄った場所がここだった。 ここなら魔道具クラブの人間以外は立ち寄らないし、グランドとなれば出店に掛かりきりだろうから。 こっそり休憩するには丁度いいだろう。 それに、個人的な目的もある。 「覚えてないのに、初めてって言えるの? もう少し、用心深くした方がいいんじゃない? あんな事をした僕と一緒に周りたい、なんて言っちゃう事も含めてさ。」 彼女が先ほど口にしていた事>>*91、事情をくみ取る事は出来ないから、何が起きたのかを知る術はないけれど。 質問のついでに、大図書館に寄った時に買っておいたミルクセーキ>>1:26を差し出しながら。 (*104) 2023/06/26(Mon) 0:01:10 |
【赤】 天狗 1回生 ヨシツネ「僕がまた我慢できなくなって君を手籠めにしようとしたら、どうするの?」 彼女を問い詰める。 逃げ出すだろうか、攻撃するのだろうか。 彼女の事を知りたくて、疑問を投げかけた。** (*105) 2023/06/26(Mon) 0:01:17 |
天狗 1回生 ヨシツネは、メモを貼った。 (a23) 2023/06/26(Mon) 0:03:15 |
【赤】 天狗 1回生 ヨシツネだまし討ち同然の僕に対して、それでも彼女は仲良しだと言ってくれる。 わざと「手籠め」なんて強い言葉を使ってみたけれど、それでもまだ僕を恐れるような様子はない。 それは確かに僕にはありがたい事だけど、彼女の考えはあまりにも…。 (*128) 2023/06/26(Mon) 18:11:56 |
【人】 天狗 1回生 ヨシツネ「甘い!このミルクセーキより10倍は甘い!」 言い換えれば、「チョロい」とも言えるか。 だから、下卑た噂をするような輩が面白がっているのだろうか。 「――…『僕が怖い』って言われたら、印も何もかも解いて、引き下がるつもりだったよ。 それだけの事をした自覚もあったからね。」 どんな理由があれ、彼女の善意に付け込んだ。 彼女が怒って、僕を拒絶したとしてもおかしくない事をした。 それがわからないほど、自分本位な性格じゃない。 「あぁ、でも、そっか。 だからかな。」 一人呟く。 家族から引き離された僕にとって、甘えられる相手なんていなかった、子供らしく我儘を言える相手なんていなかった。 でも、彼女なら受け入れてくれるから、我儘を言って、僕の幼稚な独占欲を否定しないでくれたから。 だからこそ、彼女を独り占めしたいのだろう。 (106) 2023/06/26(Mon) 18:12:47 |
【人】 天狗 1回生 ヨシツネ「行こう、グランドはまだまだ始まったばかりなんだから。 次は、君が行きたい所に行こうよ。」 彼女を促す。 初めてのグランドなのに、こんな人気のないところで過ごすなんてもったいない。 すぐに行きたい所が思いつかないなら、また大図書館に行ってみようかと提案してみよう。 あそこなら、きっと今も活気づいているだろうから。 ちなみに、印を外すよう提案されたら、全力で拒否をする。 「独り占めしてる感ないから」と、子供のような理由を告げて。** (107) 2023/06/26(Mon) 18:13:07 |
天狗 1回生 ヨシツネは、メモを貼った。 (a27) 2023/06/26(Mon) 18:14:50 |
【人】 天狗 1回生 ヨシツネ―→大図書館― 彼女を最初に案内したのは、和菓子倶楽部>>0:118のブース。 手作りされた菓子の数々は、様々な趣向が凝らされている。 その中でも特にオススメなのは…。 「これが、琥珀糖。 寒天と砂糖を混ぜただけの簡単なものなんだけど、これがとんでもなく難しい。 けど、その見た目は『食べる宝石』と言われるほど人気があるんだ。」 小さく、半透明をしたゼリー状の菓子。 着色料によって無数に色を変え、光を反射して煌めく。 熟練した者の手によるものならば、まさに宝石に見まごう程。 今、自分達の目の前に並ぶ物も、その域に近いと言っていいだろう。 販売員を呼んで、その内のいくつかを金を払って注文する。 「これ、君の分。」 差し出したのは四つ。 アメジストを思わせる、薄紫色のもの。 サファイヤに似た、深い混色。 ルビーに似たもの、エメラルドに似たもの。 並んでいた中でも、特に出来の良いもの。 自身も和菓子を作る趣味があると、目利きが効く。 「他にも、見ていくかい?」 そう言って、彼女に倶楽部の中を案内しようとする。 そっと、後ろから手を忍ばせながら。 (130) 2023/06/26(Mon) 21:14:59 |
天狗 1回生 ヨシツネは、メモを貼った。 (a29) 2023/06/26(Mon) 23:25:50 |
【人】 天狗 1回生 ヨシツネ―1日目 大図書館― 忍ばせた手は、何やら蠢き続けている。 何事か彼女の耳元い囁いているが、何が起きているかはわからないだろう。 (158) 2023/06/27(Tue) 0:07:10 |
(a32) 2023/06/27(Tue) 0:09:49 |
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