【人】 教会の冒険者 ジェニー[禍々しい気配が奥からする。 また新しく怪物が増えたのか、と 青年は剣に手を当て、慎重に進んでいた。 ――が、 たーすけてー、と響き渡る声に耳を疑い、 半ば呆れた様子で声の主を呼んだ。] ルーナ? 何をしているんだ……。 怪物に襲われているのか? [まさか相手も出入口が見つからぬのだとは思い当たらず ただ逃げ惑う福男に呼びかけ、足を止めた。>>18 **] (19) 2023/01/06(Fri) 12:59:15 |
教会の冒険者 ジェニーは、メモを貼った。 (a8) 2023/01/06(Fri) 13:00:05 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー――魔との遭遇―― ちょ、は、……わあっ?! [勢いよくこちらにスッ転んでくる顔見知りが一人。 何故何もない所で転んだのか、 そして何故また股座の布が膨らんでいるのか そんなことを問いただす前に ルーナは青年の足の間に滑り込んだ。>>21 顔を上げれば花園が見える――わけもない。 教会の冒険者らしく青年は男装をしている。] (32) 2023/01/06(Fri) 19:11:22 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[どうして、と涙ながらに呟いたルーナが呟いた一言に どうしてはこっちの台詞だよこいつ怖い…………と 直感的な感想を抱きながら>>24 次いで告げられた単語に、背筋に緊張が走る。] ヴァンパイアロードだと……? チッ、今のオレたちでも敵うかどうか……、 なら早くここから逃げ―――― ――おい! 数秒前の自分の台詞忘れたのか! [ヴァンパイアロードといえば、人の身に膨大な魔力を宿した 生ける城塞機構といっても過言ではない魔物中の魔物である。 そんなものが迫ってきているにも関わらず 発動した罠と現れた淫魔に注意が向くルーナにあきれ果てた。 性欲の権化め、と悪態をつく間もなく、 淫魔は指先をこちらに向ける――。] (33) 2023/01/06(Fri) 19:12:10 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー[そうか。 この身は古き淫魔の裔。 普段堪えている分、淫の気には耐性が無い。 淫魔の腰に手を回して、深く肉を割りつき入れてやりたい。 未だ快楽を知らぬ女性器に男を受け入れて、壊れてしまいたい。 ――だから、こんなに汗ばむのか。] (*2) 2023/01/06(Fri) 19:13:14 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[欲望がぐるぐると渦を巻いて吐き気すらしてくる。 青年は深く、息を吸い込むと (そうすることで淫気を吸ってしまうことも意に介さず) 差し出された手のひらを取って紳士らしく口づけようとする。] …………お戯れを。 この……ような、場、では、 貴女の魅力を、……っ、引き出すこと、叶いますまい [はらり、と金の髪が紅潮した頬に落ちる。 男のものらしくもない湿った薄桃の唇が、 まるで口淫を想起させるように白い指先に触れて] (35) 2023/01/06(Fri) 19:14:07 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー……はァァァッ! [刹那、銀の剣が淫魔の腕を下から上へ切り払う。 それで彼女の腕が切れてしまったかはさておき、 (切れてしまったとしても再生するだろう) 淫魔の不意をついて青年はルーナの服の袖を引っ張り、踵を返した] 逃げるぞ! ロードに見つかって死にたいなら別だがな―― [そもそも男に引っ張られてルーナがついてくるのか、 それは青年にはわからない。 淫魔の誘いに乗るも乗らないも、ルーナ次第と言ったところ。 ともかくも青年は、ひとまずロードの気配のしない小部屋へと逃げ込むだろう**] (36) 2023/01/06(Fri) 19:14:56 |
教会の冒険者 ジェニーは、メモを貼った。 (a14) 2023/01/06(Fri) 19:16:46 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[骨格レベルで男女を見分けられるなんて聞いていない。>>39 だから、ルーナが抱いた違和感など気づく筈もないし、 青年は青年で襲い来る淫欲に抗うのに必死である。 なにやってんの>>40、と咎めるような声が聞こえたが 所詮魔物は魔物だと青年は思っている。 転がるものも、響く悲鳴も気にせずにルーナを引っ張った。 この福男の素行は信用できないとしても 指名任務をこなした過程で それなりに相手に友誼というものを抱いていたから 見捨てるという行為には及べなかったのだ。] あれくらいの魔物なら、 腕を落としたところで大したことはあるまい。 [むしろ自分たちが虜にされて死んでしまう、と舌打ちをして 小部屋の方へと走りこんだ。] (44) 2023/01/06(Fri) 20:40:29 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー――出口は一つだけ―― ……はぁ、はあ、はあ。 そう、だな。ここまで逃げれば。 [息をあらげ、ルーナの服の袖から手を離した。 隣に男が立っている。汗のにおいがする。 それだけでさざめく感情を閉ざすように、 金のまつげを伏せて、一つ長く息を吐く。 意識したことが無かったが、 やはりルーナの方が体格も良ければ背丈も高い。 完全に男として生まれ育っていれば、 これくらいあったのだろうか。 羨望のまなざしで彼の方をちらりと見れば、 やや汗ばんだ喉ぼとけが目について、また眩暈がした。] (46) 2023/01/06(Fri) 20:41:12 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー……あぁ、……珍しいこともあるもんだな。 ありがとう。 [新品の手ぬぐいを渡されて、青年は一瞬目を丸くした。 だが、野郎だなんだと言いながらこの男は青年に優しい。 これも友情の一環か、と理解し 首元に手ぬぐいを当てようとして、 すん、と、嗅ぐような音がした。] なんだ、ルーナ。 [沈黙が部屋全体に広がった。] (47) 2023/01/06(Fri) 20:42:45 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[こくりと喉を鳴らした。 この距離に何がいようと、普段なら気にならない筈だ。 だから、この張り裂けそうな胸と止まらない熱は、 先ほどの魔に当てられた結果故、なのだろう。 出入口を目で探す。 ――それは、ルーナの背後にひとつきり*] (49) 2023/01/06(Fri) 20:44:57 |
教会の冒険者 ジェニーは、メモを貼った。 (a17) 2023/01/06(Fri) 20:47:59 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[銀の剣より股間のブレード理論を理解するには、 青年には性の経験が足りなかった。>>54 或いは、ルーナという男の股間レーダーがどれほど的確か 理解するだけの知識が無かった。 どちらか片方でも理解できていれば、 青年は淫魔とルーナをそこに置いて、一人逃げ出しただろうに。] (60) 2023/01/06(Fri) 21:42:44 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[まるで青年の動きを読んだかのように―― 実際、共に戦った経験から、「読まれた」のだろう、 ルーナが身じろぐのが見えた。>>56 構うものか、 青年とてルーナがこちらを読んでくることは分かっている。 白夜黒月のワイヤー攻撃を警戒して後ろに下がり、 青年は魔石の力を呼び出す。] 風、よ、 ――――っ?! (62) 2023/01/06(Fri) 21:44:45 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー[直後、がくん、と、 空に縫い留められでもしたかのように体が硬直した。 青年の敗因は二つある。 ひとつ、ルーナがいつも通りにワイヤーで攻撃してくると予想し ワイヤー攻撃を妨害する風を呼び出したこと。 ふたつ、身体の動きを拘束する魔石を自分に使われる、等とは考えなかったこと。 せめて炎の魔法でも使っていれば、 小部屋で2人まる焼けになれたかもしれないが。 ルーナが用意した搦め手は まさに、こうかばつぐんだ!であろう。] (63) 2023/01/06(Fri) 21:45:35 |
【人】 教会の冒険者 ジェニールーナ貴様、このクソがっっっ! [ルーナの手に煌めく魔石を確認するなり、 作り手までは思い至らないまでも脳裏に浮かんだのは エデンの伏し目がちの美しい瞳――、だったが。 それはまた別の物語。 跳ね返せるほどの体格差はなく、 青年はルーナに抑え込まれてしまう。 身もだえし、軽く着衣が乱れるほどに暴れても、 逃げることはできない。 ――その代わり。 汗ばんだ青年の体から、甘くかぐわしい匂いがするだろう。 くらくらと眩暈がするようなそれは 「魔」によって呼び起こされた淫魔の淫気そのものだ。 そんなものを垂れ流しながら、 青年は歯噛みをし、ルーナの情に訴えかける。] (64) 2023/01/06(Fri) 21:46:42 |
【人】 教会の冒険者 ジェニーやめろ、こんなものを使って、 本当におかしくなったのか…… ルーナ……オレは…… お前の事を……これでも、友だと…… [熱によってうるんだ瞳から、一つ涙がこぼれた。**] (65) 2023/01/06(Fri) 21:47:20 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー……オレたち教会の者は、 人を害する魔を退けるのが仕事だから、な [くそ、と悪態をつきながら 覆いかぶさってくるルーナを睨んでいる。 こんな経験をするなんて思ってもみなかった。 いつか、女の部分だけを捨てて男になり切るのだとそう思っていた。 青年はまだあきらめきれず足をばたばたと動かすが それもまた無駄な足掻きなのだろう。>>71] (76) 2023/01/06(Fri) 22:50:15 |
【人】 教会の冒険者 ジェニー! [俺もだ、と言われて、青年の表情に一瞬喜色が浮かんだ。 青年の心は冒険者にしては善に寄りすぎている。 端的に言えば、「我慢すれば」「男だと証明できれば」 これまでの関係でいられるのではないかと そんな非現実的な考えが浮かぶほどには。] ……わか、……った。 オレが男なら、 お前はまだ、オレの友でいてくれるんだな。 [ならば、耐えてみせよう。 ルーナを萎えさせれば勝ちということならば。 男だと証明してみせようと――] (77) 2023/01/06(Fri) 22:50:47 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー[とはいえ、着衣を剥かれるという行為に脅えがあるのは事実。 既に乱れた着衣を解かれる様を見て、 さすがコイツ慣れているな、と妙な感慨を抱きながら 一枚、二枚と装備を外されていく。 そしてはらりとさらしが解かれれば、 抑え込まれた白い乳房は初めて陽の目を見たかのように ふわりと零れ、揺れた。 突けば、赤子の素肌に似た感触がするだろう。] っ、筋肉だと、前も言っただろ。 お前にだって胸くらいあるだろう、が [ほら、と青年は白い手を伸ばしルーナの胸板に布越しに触れる。 自分のものとはやけに感触が違う、という事実から目を反らす。 広いな、と触れてみて抱いた感想から目を反らす。] ……もういいか? [外気に触れて粟立つ肌につられ、 股座の性器が、紅い乳頭が存在を主張し始める。 まどろっこしさをごまかすように、 まだズボンに収まった性器で、布越しにルーナの腰を擦った。 男だと認識すれば引いてくれやしないかと、まだ考えている*] (*6) 2023/01/06(Fri) 22:52:28 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニーいーや、男の胸だね。 力を入れていなければ筋肉とて柔らかいもの、……だから、 そうだと、……聞いた……んっ、 [眉を軽く潜めて、く、と背筋を反らした。 感じたのを隠すように息を吐いて、ルーナの瞳をねめつける。 ――直後、ルーナは服を脱ぎ始める。 使い込まれた革鎧や衣服を脱げば、 彼の匂いがふわりと鼻を掠めた。 分厚い胸板に腹筋、鍛え抜かれた獣の如く、 締まった体から視線を外すことができない。] (……なんでだ?!) [別に男性の体を見るのは初めてではない。 けれども魔に襲われた今、 視線はルーナの豊満な肉体に釘付けになってしまう。 直後股座から飛び出した一物の凶悪さに、 青年は思わず喉の奥で悲鳴を上げた。] (*9) 2023/01/06(Fri) 23:59:10 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニーひ……っ、化物かよ……っ そんなの、見たことねえよ…… [黒い怒張には文様が浮き上がっている。魔の影響だろうか。 ぶわりと馨る雄の匂いは、 普段の青年であれば忌まわしいと咳き込むものだが 今は脳みそをくらくらと揺さぶって離さない。 だが、ルーナが隙を見せた今がチャンスだ。 逃げなくては。 逃げなくては。 服も何も取り繕わず、逃げなくては。 そう思うのに、ルーナの瞳から目が離せない。] (*10) 2023/01/06(Fri) 23:59:40 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニーは、は、……はぁっ、…… ルーナ……お前、魔の影響が、出ている 解かなくては―――そう、解かなくては、 この呪いを解けば……もとに、 [浅く呼吸を繰り返しながら、 腹筋を打つ怒張に指を添えて解呪の呪文を唱える。 熱く、とろけるような粘液が指にまとわりつく。とくとくと脈打つそれを指腹で擦って、尿道の割れ目をなぞる。 解呪の呪文が発動し、淡い光がはじけて揺れて、] 馬鹿な、教会の術式が…… 外に助けを……っ [――それでも払えない魔の気配に恐怖し、 くるり、と体を反転させて這って逃げ出そうとした。 下の着衣に手をかけられれば そのまますべて脱げてしまうことに気が付かないまま。 青年を逃がすも逃がさぬも、ルーナ次第である*] (*11) 2023/01/07(Sat) 0:01:50 |
【赤】 教会の冒険者 ジェニー[触れれば、浅黒い肌の下に厚い筋肉がある。>>*12 青年には覆しようもない「男」の体が目の前にあって、 指で触れて解呪を試みようとご機嫌で上を剥く怒張がある。 指先に先走りがまとわりつく。 性欲を感じた時自分の男性器からもこういうものが出るが こうも雄の匂いを放つものを、青年は初めて知った。 清らかに保たれていた指先に雄の匂いが沁みついて、 体の奥に眠っていた女の性が産声を上げ始める。 ……嗚呼、頬も、喉も、熱くてたまらない。] いつも通りなわけがあるか、……っ、く! や、やめろ! 見るなぁ! はな、せ……! [ずるり、と、 逃げ出そうとした青年の着衣はあっけなく剥かれてしまう。 ルーナの匂いにつられてか とろりと小さく床に染みをつくる男性器。 何も知らず、外気にさらされて震える女性器。 醜い己の姿を見られたのだと赤面する間もなく、 くるり、と青年の体は再びあおむけに寝かされる。 小部屋に青年の声が反響する。] (*15) 2023/01/07(Sat) 1:09:05 |
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