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【赤】 ディーラー サダル鑑賞室。三人の共犯者たちが隠れ家として使う場所。 人払いは済ませてある。今ここに立ち入ることが許されるのは自分と二人の共犯者と、それから仮面をつけた者たちのみ。 隔絶された空間で、体を震わせるものが一人。 「……ぁは、あははっ」 「あはははははッ!!!」 (*0) 2021/07/03(Sat) 20:05:51 |
【赤】 ディーラー サダル「私はこれがしたかった!だから自分はこの身を汚してでもどんな手段を使ってでもこの立ち位置を手に入れた! 自分より偉い人間、強い人間、穢れのない人間。 みぃんなみんな、妬ましい。妬ましくて仕方がない。 だから……自分は。私は。 皆等しく地に落ちるこの瞬間が見たかったんだッ!!!」 (*1) 2021/07/03(Sat) 20:06:21 |
【赤】 ディーラー サダル「ああ、愉しい。最ッ高に愉しいよ! こんなにも清々しい気持ちは久しぶり。自分じゃ到底敵わない地位や力を持った人間を私の土俵で打ち負かした時と同じくらい気持ちがいい!」 財産、権力、日常。 自分には無いものを持っている人間が妬ましかった。 それは共犯者の"暴食"に対しても例外ではなく。 憎悪、憤怒、嫉妬。 自分が持つものを持っていない人間が妬ましかった。 それは共犯者の"怠惰"に対しても例外ではなく。 (*2) 2021/07/03(Sat) 20:06:50 |
【赤】 ディーラー サダル「ねえグラトニー、スロウス。……どうして私がギャンブル好きなのか分かる? 煌びやかな社交の場。本職を全うするだけでは決して巡り会えないような縁遠い者とも出会い、遊べる華やかな娯楽場。 皆が天に身を任せ、勝った負けたと一喜一憂する……ある意味で理不尽で、ある意味で公平なシステム! ……言い換えれば。 地位も力もないこの私が、本来顔を拝むことすら出来ない恵まれた奴の悔しがる顔を間近で見ることができるんだよ! ぁは、あははははッ!これほど素敵なことはない!どんなに偉い奴も、強い奴も!皆等しく負けるんだ!何も持たない私の目の前で!ざまあみろ!!!あははははははッ!!!!!」 (*3) 2021/07/03(Sat) 20:07:24 |
【赤】 ディーラー サダル仮面の下に隠してきた本性。長く、長く溜め込んできた嫉妬の思いが姿を現す。 もう止まらない。止められない。 ポーカーフェイスをかなぐり捨てて、"エンヴィー"は獰猛に吠えて、嗤う。 「見ているか、地に落ちた者たち! 私達はこれからも船の人間たちを裏切り、陥れ、引き摺り込んでいく! さあ賭けろ! Place Your BET! チップは己の心身だ! 私達が消えてしまうか、君達が喰われるか!さあ、二人とも賭けるといい! もうルーレットは止められない!もう誰も降りれやしない! 『個』を押し込められた仮面越しに、このゲームの結末をその目に焼き付けろ!!!」 (*4) 2021/07/03(Sat) 20:08:39 |
【赤】 ディーラー サダル「…………ああ、そういえばさ。 私、色んな人間が妬ましくて仕方ないけれど……何より一番許せない人がいるんだよね」 先程までの態度とは一変。 ただ酷く極めて静かに胸中を吐露する。 「私は手段の為にギャンブルを選んだ。 でも、その人はもはや生きる意味そのものとしてギャンブルを楽しんでいる」 許せなかった。 「勝った数より負けた数の方が多いのに、すぐ自分の全てを賭けようとするほど馬鹿なのに。勝つときはいつも華々しい逆転劇で周りを巻き込んで。結果がどう転んでもいつも楽しそうで。多くを失って地に落ちてもなお輝いていて」 ずるい。ずるいよ。 どうしてそんな姿でいられるの? 羨ましい。妬ましい。 許せない、許せない。 「私……私さ」 艶めく唇が弧を描く。 怒りも苦しみも憧憬も喜びも。 全て嫉妬で包み込んで。 たった一人に、放り投げる。 (*5) 2021/07/03(Sat) 20:09:20 |
【赤】 ディーラー サダル「……"研修"の準備をしてくる。 グラトニー、スロウス。私の分は時間がかかるから、好きに動いてて」 それだけを吐き捨てて、"嫉妬"はくるりと踵を返してその場を去る。 カツカツと鳴らされる靴音は忙しなく、苛立たしげで。持ち主の今の気持ちを如実に表しているようだった。 「……全てぶち撒けたのに、どうしてこんなに腹が立つんだろう。 ………………ああ、妬ましいなあ」 (*7) 2021/07/03(Sat) 20:10:28 |
【人】 翠眼の ダビー昨日も訪れたレストランに今朝も変わらずやってきた。まだ眠っている人間もいるような早くから全体を見渡せる席を確保し納豆コーヒーゼリーサンドfoodをテーブルの上に置いて人々の行き来を眺めることにする。 (0) 2021/07/03(Sat) 20:19:11 |
【赤】 白衣の アルレシャ「素敵だ。なんて素敵なのだろうね、『エンヴィー』。 欲を解放し、己の胸に渦巻く全てを燃やした君は、貴方は……とっても、愛しい」 まるで積年の愛を向けた恋人にそうするように、『グラトニー』はうっとりと声を投げかけた。 真っ赤なドレスは針金でしっかりと形を保っていながら、袖と裾以外、前は完全に開いている。 そこから乳房が、桃色の乳首が露出し。そればかりか女性器と、男性器の両方が完全に見えている。 『エンヴィー』の吠え声を聞いて蜜を滴らせる肉の割れ目にくち、と指を差し込んだ。 "研修"を前に下ごしらえされる、その前の二人の表情を見て舌なめずりをする。 その顔の前には、堂々と屹立した、睾丸の無い竿竹の陽芯がそそり立つ。 「『エンヴィー』、貴方の研修を決して奪わないようにするよ。 なにせ貴方の大事な獲物だ、それにこの踊り子……教育のしがいがありそうだものな。 どちらもたいへんな上玉だ、お客様の希望にお答えしないと、ねえ、『スロウス』?」 カーペットを刺すようなピンヒールが、絨毛の中にうずまる。 (*8) 2021/07/03(Sat) 20:26:35 |
【赤】 オーバーワーク ラサルハグ「………あなたはそれで満たされた?」 "嫉妬"の去った鑑賞室で独りごちる。 "怠惰"は誰の答えも求めていない。 「いいえ、あなたは未だ餓え続けている。 内に秘めるものらの発露の先を、獲物を捜し求めている。 ああ、実に好都合ですね。」 たった一人地に落として、それっきり満足するような この船が、そのような人間を寄越すはずがない。 空腹を紛らわす為の獲物は他に幾らでも居る。 一度毒牙に掛けたものを、気が済むまで冒涜し続ける事もできる。 それでいい。 我らに満足する事など許されていないのだから。 「あなた達がその餓えを失わない限り、勝つのは僕達です」 片一方の瞳を閉じて、何処か確信を持った声色で あるいはそうである事を祈るように、そう呟いた。 (*9) 2021/07/03(Sat) 20:31:42 |
【赤】 オーバーワーク ラサルハグ「……ええ、研修に関しては、その通り。 僕もあなたの意見に賛成です、『グラトニー』。」 今夜も扇情的な装いの、 けれど新たな遊戯を前に沸き立つ少女のような声色の 共犯者の言葉に僅かに嘆息するような息を吐いた。 「今、この場はあなたに任せます。 僕はお客様からの『ご意見』を伺ってから動くとしましょう」 次の『標的』も決めなければならない。 二人が特別な獲物を見付けたのであれば、話は別だけど。 (*10) 2021/07/03(Sat) 20:39:06 |
ゲイザーは、本日の新作パイの準備をしている。 (a0) 2021/07/03(Sat) 20:39:40 |
ハマルは、当選も楽しいのかと、そればかりが気になりました。 (a1) 2021/07/03(Sat) 21:20:44 |
【赤】 ディーラー サダル/*カンカンカンカンカーーーン! 全員集合!お嬢様会議の時間ですわ!! 現在あがっている話題ですが、複数人での連絡の都合上、赤窓を使った方がスムーズかなと思ったのですがいかがでしょうか! ちょっと空気ぶち壊しではなくって!?という感じでしたらわたくし引っ叩いてくださいまし!!! (*11) 2021/07/03(Sat) 21:22:31 |
ニアは、美味しいパンを焼きました。 (a2) 2021/07/03(Sat) 21:24:13 |
【赤】 オーバーワーク ラサルハグ/* よくってよ! どうせエピローグ入ったら独り言や秘話と混ざって大乱交ですわ! 双方に伝えた通り、スロウス個人としては【OK】でしてよ! (*12) 2021/07/03(Sat) 21:26:48 |
【人】 新人クルー ゲイザービュッフェボードの端、そこを覗けば 既に定位置となったその場所に本日もカラフルに装丁された手書きのポップと共にパイが置かれている。 本日のパイ 【激甘★スペシャルジュエリーフォーチュンパイ】 『とろけるような甘さのパイは如何? 本日のパイは中にフォーチュンクッキーを仕込んで見ました! ただのフォーチュンクッキーではありません!中には宝石を模した飴と宝石の説明が書かれた紙が入ってるのが、”ジュエリー”たる所以!飴の味は宝石によって違うよ!貴方だけの宝石を見つけてね! ※紙は食べれません』 更に、よく見ればポップとは別にカードが1枚置かれている。 パイ製造者からのお詫び: 先日、お出しした激辛パイを食べたお客様が あまりの辛さに新陳代謝がよくなりアチチになった結果 ストリップを始めてしまうという事件が発生しました。 この度は、多大なるご迷惑をおかけしましたことを、 心よりお詫び申し上げます。 今後はこのような事が起こらぬよう、 十二分に注意を払ってまいりますので 何卒変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。 (7) 2021/07/03(Sat) 21:39:57 |
新人クルー ゲイザーは、メモを貼った。 (a3) 2021/07/03(Sat) 21:47:01 |
【人】 休暇中 カウス 甘い、甘すぎるにおいが、料理台の端から届いている。 ───珈琲に砂糖は必要なかったかもしれない。 あのかぎろいだけで、口のなかが甘ったるい。 「あれも。 客の退屈を紛らわせるための策なんだろうか…。」 (8) 2021/07/03(Sat) 21:52:51 |
【人】 翠眼の ダビー結局納(中略)ドを食べる気は起きなかったので本日のパイを食べてみようか。お詫びのカードを見て脳裏を過ったパイ製造者の幻影を遠くに見るも何事もなかったかのように一つ取って座席に戻る。 激甘の名に相応しいにおいが漂うパイに挑んだダビーは意外と問題なく完食した。入っていた飴はシルバーパールgemらしい。 (10) 2021/07/03(Sat) 22:03:50 |
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