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【人】 オルテイシア先回りは……、 気づいてもらえた時はお願いしちゃうかも。 基依さんとなら安心できますし、それに……。 お母さんになることも、考えるなら、 頼れるお母さんのほうが、いいでしょ? [過保護に護られるのもいいけれど、手を繋ぐのなら 自身の片手でも何かを掴めるようになりたい。 「伴侶」としてなら護られるだけでなく 護れる立場にもなりたい。 ときには彼女のように愛らしく、 ときには妻のように淑やかに、 そして、いずれは母のように、強く。 彼の隣をずっと、歩いていきたいから。] (0) 2023/06/28(Wed) 0:44:48 |
【人】 オルテイシア[彼に色々なものを作ってもらうようになって、 料理にもこんなに色のバリエーションがあるのだと知った。 紫やグレーの素材と聞いて、ぱっと思いつくのは やはりよほどの料理好きじゃないと難しい。 素材でなくとも、チョコペンがあること。 紫芋の汎用性やココアと組み合わせがいいこと。 竹炭パウダーなんてものがあるのも、初めて覚えた。 ゼリーにすれば竹炭で作られた黒も薄く透けて よりグレーの印象に近くなる。 出来上がるお菓子や料理を見る度に、 すごい!綺麗!可愛い!とはしゃいで、 またフォルダに写真が増えていく。 自身が彼のモチベーションになっていることには、 気づいていない反面で、彼の作った料理を口にして 明日も頑張ろうというやる気のボルテージが 上がっているところは、これもまた「同じ」こと。] (1) 2023/06/28(Wed) 0:45:03 |
【赤】 オルテイシア[握りしめた拳を胸の前で気合代わりに立てれば、 不意の告白に狼狽えてしまう。] ……ぁ、う……これは、癖で……、 改めて言われると恥ずかしいんですけど、 えっと、…… [付き合って暫く経つのに、可愛いも、好きも。 一つずつ贈られるたびにどきどきしてしまうから。 ふ、と崩れた拳が解けて、両の掌を口元に添える。] たくさん、好きになって欲しいから。 ……必死、なんですよ? [上目に誘惑するみたいにアピールして見せる。 好きになって欲しい気持ちよりも、 好きになっていくほうが、断然数は多いけれど。] (*0) 2023/06/28(Wed) 0:45:59 |
【人】 オルテイシアそんなに大きなものじゃなくていいんです。 家族と、SASANKAのみなさんと、 あのお店で知り合った人たちだけで。 人前式……、バージンロード…… [彼が大切にしているお店と、スタッフたち。 背中を押してくれた常連さんにも。見てほしいから。 あまり意識していなかったキーワードが次々に上って、 一気に具体例を帯びてきて、わぁ、と感嘆を洩らした。 子供を可愛がる両親だったから、 父は確かに、そういった儀式をしたいのかもしれない。 ……泣いちゃいそうな気がするけど。] (2) 2023/06/28(Wed) 0:46:46 |
【人】 オルテイシア[両親のことも考えてくれる彼の優しさを改めて実感する。 そういうさりげなく気遣えるところも、昔から変わらない。] ……そうですね、お父さんたちとも相談しないと。 だったら、二次会みたいにしたほうがいいのかな? 考えることたくさん……? あ、動画は撮りたいです! 格好いい基依さん残したいっ。 [主張だけはしっかりと伝えた。 今はふんわりとした計画だけど、少しずつ。 少しずつ、輪郭がはっきりとしていく将来の話。 それは、不安よりも楽しみと幸福に満ちている。] (3) 2023/06/28(Wed) 0:48:29 |
【人】 イウダ[会話は途中で止まってしまったが、 それは卯田が結婚式の話を避けたいというのではなく (自ら始めた話であるし) 二人の希望出しや具体的な話は 欲情が絡んでいない時に落ち着いてしたいと思ったから。 SASANKAで祝われたい、 両親の意向は確認したい、 動画を残したい、 少し話しただけでも共通の想いが出て来たから 今後具体的に話す時にもそう難航しないだろうと思う。] (4) 2023/06/28(Wed) 18:39:41 |
【赤】 イウダ[たくさん好きになって欲しくて必死なのは 卯田も同じ。 グレーと紫の食材に自分達を投影して 紫亜の関心が常に自分に向くように仕向けている 自覚はある。 気合を入れてアピールする紫亜は可愛い。 ――本当に。 ――誰よりも。 ――いちばん。] (*1) 2023/06/28(Wed) 18:39:55 |
【赤】 オルテイシア[話したいことはたくさんあったけれど、 密着している下肢は熱を孕んでいたままだったし、 喋る度に声が肌を擽るから。 引き寄せられるように唇を触れ合わせていた。 跳ね返していた会話に呼気と喘ぎが混ざり始め、 いつしか言葉は語らなくなって。] ……っふ、……ぅ、ンっ、んん……、 [言葉よりも明確に、訴える視線が物を言う。 熱の籠もった視線で、グレーと紫の食材たちに 作り変えられた貴方好みの身体になって。 ――食べられたい。 ] (*2) 2023/06/28(Wed) 21:18:40 |
【人】 イウダそう、寝袋。 折角買ったしランタンもつけて「おうちキャンプ」しよう? [少し突拍子もない提案はいくらか紫亜の心を慰めただろうか。 テントは流石に室内で広げるのは大変だから断念するが、 カセットコンロで湯を沸かして 温かいコーヒーをマグに入れて飲めば雰囲気も出るだろう。 もし途中で停電になっても安心だ、と笑った。] (5) 2023/07/01(Sat) 20:18:44 |
【赤】 オルテイシア[シャワーの音に混じって、 肌のぶつかり合う音と、嬌声がこだまする。 淫靡な夜は、更けて。 *]恋人たちは、愛を何度も呟いて、交わして。 (*5) 2023/07/03(Mon) 0:02:54 |
【人】 イウダ[身体は怠かったが、流石に少し何か身体に入れたい。 冷蔵庫に入れたタッパーから二つ、 ラップに包んだみそ玉を取り出した。 使っている味噌はこだわって取り寄せている味噌蔵のもの。 麦みそと赤みそを好みで合わせている。 合わせ味噌も販売しているし、其方も旨いのだが より自分好みの味に近づける為だ。 煮干しをミルで粉に引き、かつおぶしと刻みネギと 一緒に味噌に練り込む。 煮干しとかつおぶしが出汁となる。 それを一人前ずつラップに乗せ、とろろ昆布を乗せて 丸く包んでみそ玉の完成だ。 それぞれをステンレスのマグに入れ、 ポットの湯を注ぐ。 カセットコンロでの湯沸かしは流石に省略した。] (6) 2023/07/03(Mon) 19:56:52 |
【人】 イウダほい、熱いから気ぃつけてな。 [ローテーブルにマグを二つ並べる。 具はネギととろろ昆布だけなので、 マグでも十分だろう。 照明を落として電気ランタンを照らし、 リビングに寝袋を広げる。 大柄な卯田には少し窮屈だったが 紫亜との距離が近いのは歓迎だ。] (7) 2023/07/03(Mon) 19:57:04 |
【人】 オルテイシア[シャワーを浴びたというよりは、激しい運動をした、の。 印象の方が強く残ったかもしれない夜半すぎ。 さすがに三度目バスタイムでくったりとした身体は、 力が入りにくく、キッチンに立つのは彼に任せた。 体の奥にまだ彼がいる気がする。 お腹の部分を無意識に押さえながら、 再生が終わっていた映画を、どこまで見たかなと、 チェックしたりして待っていれば。 ふわりと味噌の香りが届いたような気がした。 深夜のスープは背徳の味がする。 味噌玉はあまり時間がかからないのだろう。 それでも、ミルを使っている姿を目にして、 「やっぱり、一工夫している」と、後ろ姿に小さく笑った。 さほど時間を置かずに戻ってきた彼の手には、 二つのステンレスのマグがあって。] (9) 2023/07/03(Mon) 21:25:46 |
【人】 オルテイシアありがとうございます。 [ステンレス製のマグは陶器のものより温度を通しやすい。 熱い部分に一度手を引いて、袖口を引っ張って、 袖で隠した両手で持ち直した。 湯に溶けた具材が入れたばかりのお湯で泳いでいる。 青ネギととろろ昆布がくるくる回っているのを、 目を細めて、笑って。] ……おいしそう。 お味噌の香りすごくしますね? [すぐには飲めそうにないから、ソファの上で折りたたんだ 膝の上にマグの底を乗せて、ふぅと息を吹きかける。 香りだけを楽しむ間も、料理の醍醐味。] (10) 2023/07/03(Mon) 21:25:59 |
【人】 オルテイシア[味噌汁が冷めるまでの間、少し話して。 唇に少しずつ含めば、出汁がしっかりと効いた味噌の味。 実家の味とは違う、だけど、我が家の味になりつつある、 麦味噌と赤味噌の合わせ味噌の味。] お味噌汁、最近この合わせ味噌じゃないと、 落ち着かなくなってきました。 [彼がバランスを考えて混ぜる合わせ味噌は、 冷蔵庫には定番のものになっている。] (11) 2023/07/03(Mon) 21:26:12 |
【人】 オルテイシア[スープだからちょうどよくお腹の中に収まって、 冷房で冷えた身体を程よく温めてくれる。 いつもとは違う明るさと、いつもより低い目線の 寝袋の中から覗く、リビング。 基依さんは少し大きいから、寝袋からはみ出しそう。 なんて、笑いながら身体を寄せ合えば。 とろんと瞼が落ちてくる。] ……おやすみなさい、 [小さな欠伸を零したのも束の間、 意識が溶けていくのは思いの外早かった。*] (12) 2023/07/03(Mon) 21:26:35 |
【人】 イウダ[店で作り置きをしていたものもあったが やはり作り立てが良いだろうと二人分。 溶けた後ではそのビジュアルを楽しむことができないから チョコレート菓子のような見た目を披露するのは また今度の機会に。] 他の味噌じゃ満足できない身体になってしまった…… なんてな。 紫亜も覚えてくれて嬉しい。 [SASANKAにこの味噌を紹介したのは卯田で、 遠く離れた土地の味噌は多くの客にとって 初めての体験のようで最初は驚かれることも多い。 その味わい深い味噌を2種類混ぜることによって 更に深みが出ている。] (13) 2023/07/03(Mon) 22:30:59 |
【人】 イウダ[湯舟に浸からなかったバスタイムで 少し冷えた内臓を暖める味噌汁。 億劫だが寝袋から一度抜け出して 歯磨きだけして、寝袋に戻る。 足元は閉じられているからはみ出すことはないが 膝を曲げないといけないのは少々難儀だが、 この窮屈さもキャンプの醍醐味というもの。 寝物語までをする余裕はなく――――] おはよう紫亜。 [外が完全に明るくなってから目が醒める。 紫亜は先に起きているだろうか? 目が開かないまま抱き締める身体を探して腕を彷徨わせた。*] (14) 2023/07/03(Mon) 22:31:17 |
【人】 オルテイシア[味噌玉の溶ける前の可愛らしさはその日、 見ることは叶わなかったけれど、後日目にすることになる。 彼がトリュフみたいだと言っていたのがよく分かる、 ころころとした丸っこいおやつのような形に。 可愛い、作ってみたいとはしゃいだのは、 また別の日の話。 温まるお味噌の味に、ほぅと溜息をついて。 彼の台詞に声を立てて笑う。 どこかで聞いたような台詞だ。] そうですよぉ。 基依さんがダメな身体にしたんですからね? ……なーんて、ふふっ。 最初はちょっと赤味噌が苦手だったんですけど、 このコクが出せるのってこれしかなくなっちゃって。 一緒に暮らしている内に、 舌が基依さんを覚えちゃいました。 [言葉と共にちょこっと舌を出してみておどけてみせる。 麹の麦の絶妙な塩梅はまだ自分には難しい。] (15) 2023/07/03(Mon) 23:01:17 |
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