情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【人】 美術 エノ>>217 「そうなんだ。まぁ、あんま人前で描く人いないか。」 大道芸くらいかな、と納得を示す。 君がそのまま見ていくようなので、正面に向き直り。 飛び散る雫の一つ一つを描いていく。 「楽しいから好きになるんじゃない?」 それって分けられるものなのかな?と首を傾げ。 あらかた風景を描き終われば、今度は人影をひとつ描いていく。 噴水に向かい合うような影。 「俺は楽しいし、好きだよ。」 「自分が作ったものを残せることが好きなのかも。」 「この絵を見て、自分のことを少しでも理解してくれる人がいるかもしれないから。」 人影の前にイーゼルを描き足して。 ざくざくと、さほど時間もかけずに描いていく。 「君はどう?なにか趣味はある?」 「その趣味は、好きだからやるの?それとも、楽しいからやるの?」 (219) 2022/02/23(Wed) 15:43:27 |
フカワは、 42が74に近ければ近いほどブランコが上手く乗れる。 (a97) 2022/02/23(Wed) 15:47:48 |
【人】 規律 ユス 来てすぐに海を楽しんだ青年は数名と会話したり、適当に寝たり、適当に食事をしたり、マイペースに過ごしていた。環境の変化も何も気にするものではないと言わんばかりに。 暫くしてから散策する。 「……なんか建っているな」 叙々苑が建っている。 「……なんか出来ているな」 ブランコとかミステリーサークルとか色々出来ている。 「ふむ、見たことがない景色だ」 その存在自体を見たことがないわけではなく、虚無からブランコが生えていたり唐突に焼肉屋が生えていたりする奇妙な光景が。 何か思ったのかそうでないのか、無表情のまま周囲を観察していた。 (220) 2022/02/23(Wed) 15:48:31 |
【赤】 清掃員 カミクズ「…………」 ぱた、ぱた。 結果の出る時間が、合議の続きが。 正真正銘、自分達の意思で誰か一人を選ぶ時間の始まりが。 少しずつ迫っている事が、どうにも落ち着かなくて。 散らかった部屋で、メッセージログを何度も開いては、閉じて。 『エノさんは』 『この制度の事、どう思ってますか』 『返信、なくても大丈夫です』 逃避の果てに送ったのは益体もないメッセージ。 言葉の通り、返答は、なくてもよかった。 (*21) 2022/02/23(Wed) 16:04:11 |
【人】 剣道 ツルギ>>219 エノ 「楽しいから好き、………んー…」 筆先から生まれる色をボンヤリと眺めた。 楽しいも好きも、わからないわけじゃない。感情が麻痺する程、厳しい人生は歩んでいないから。 「趣味は……ないです…………」 珍しく言いよどみ、眉間に皺を寄せる。 ここに来てから自分の無趣味さを何度も痛感した。 「だから好きで何かやるってのが、あんまりわからなくて。 楽しいとか、好きって気持ちがわからないわけじゃないけど。」 熱意が無い、という表現が正しいのかもしれない。 時を忘れる程の何かを持っていないのではなく、時を忘れる程の熱意を持っていない。 (223) 2022/02/23(Wed) 16:07:00 |
【人】 園芸 ハナサキ>>@25 メイサイ 「はっ!そうでした!私ってばうっかり。見学者さんだったんですね。 恥ずかしい所を見られてしまいました……」 懇切丁寧な説明のお陰で漸く理解したハナサキは、よろよろと穴から這い出してきました。 落ちる際にお尻を打ったのかさすっています。 「あ、あはは、冗談ですよね。 そうですよ、VRにおばけなんて属性的には相殺されますよ!」 さすがにもう騙されませんからね!と得意げにしています。 勝手に騙されていただけなんですけどね。 「あなたはえーっと……メイサイさんですよね。 何をされていたんですか?」 見学というからには何か見たいものがあってこの場に居るのだろうと思ってのことでした。 (225) 2022/02/23(Wed) 16:23:33 |
【人】 演劇 アクタ黄昏どき。 昼と夜の境目。 気分転換も兼ねて、一人で探索する。 こんな経験すら、文章を紡ぐ糧に出来れば良い。 広場──図書館──カフェ。そのどれにも立ち入らず、声も掛けず、ただウインドウショッピングの如く見ているだけ。 「なん………?」 ぐるりと軽く見て回り、気付く。 一晩経ったぐらいで、何だか発展している。 しかも焼肉屋やら、遊具やら。すごく偏った進化を遂げている───。 「あいつら、呑気なもんだな。」 色々──色々と。楽しそうだが、 フン、と息を吐いて、興味なさそうに、散歩を続行した。 (226) 2022/02/23(Wed) 16:24:05 |
【赤】 美術 エノ青年はといえば、落ち着いたものだった。 趣味の絵に没頭して、されど別に逃避というわけでもなく。 言うなればそう、時間つぶしのような気持ちで。 筆を滑らせていた。 端末が震え……今は近くに人がいるから、メッセージを網膜の上に映し出す。 前回の経験から、随分VR上で様々な操作ができるようになっていた。 『それは。』 『いいか、悪いかってこと?』 『まぁ、なくていいなら無い方がいい制度だよね。』 死にたくないと思う人がいて。 死んで欲しくないと思う人もきっといる。 突然訪れる平等な死を、肯定できる人は果たしてどれほど居るのだろう。 『辛くなっちゃった?』 『取り留めのないことでも、話したら楽になるよ』 2回も選ばれてしまった君を可哀想、だと思ってるから。 せめて支えになってあげられればいいなと思った (*22) 2022/02/23(Wed) 16:37:40 |
【人】 美術 エノ>>223 ツルギ 筆はやがて、色の多い髪を描いていく。 噴水広場にひとりぽつんと立つ絵描きを、精巧に描いていく。 「無いんだ、趣味。」 「すごいね、退屈で死んじゃいそうだ。」 暇な時どうしてたんだろう。 さほど暇な時もなかったのだろうか。 ある程度描き終えた絵に背を向けて、君に向き直った。 君の言葉を聞く。ひとつ、頷いて。 「なるほど。」 「君は物事を頑張れない人なんだ。」 「何をしても、実らないかもしれない、無駄かもしれない」 「そんな思いでいるんじゃない。」 昨日の会話を思い出しながら、そう告げた。 徒労が嫌だと言っていた、君の言葉。 「成果が出るか分からないものに、力が入れられないのかな。」 つらつら、君を理解するために。 今理解してる中での、君への印象から推測して話す。 (228) 2022/02/23(Wed) 16:42:57 |
【赤】 清掃員 カミクズ清掃員は、特別この合議場に馴染んでいるふうでもなくて。 細かな仕様はうろ覚えだし、機能の事をど忘れする事もある。 それらは演技ではない。伏せるべき点は伏せているけれど。 前回の事を忘れたいのかもしれない。 なのに本当に忘れたい事ばかりが今も心の底に重く沈んでいる。 『今が特別辛いわけじゃなくて』 憂鬱なのは、いつものことだ。 『この制度の事、この制度で自分が死ぬかもしれない事』 『エノさんはどう思ってるのかなと思って』 『独りで死ぬのは寂しい、って言ってましたけど』 『怖くはないんですか』 一人で死ぬのは寂しいし怖い。 寂しいけど怖くはない。 寂しくないけど怖い。 それらはきっと、どれも有り得る事。だから敢えて問う。 (*23) 2022/02/23(Wed) 17:00:35 |
【赤】 美術 エノ青年には何も忘れたい事がない。 死んで悲しいなと思えるほど理解できた人もいなかったし。 それより前の、日常生活でも何も困ったことはなかったし。 心の底に何もない、ぬるま湯の風呂のような人生だった。 『うーん。』 『これは俺なりの考えだけれど。』 『死ぬのが怖い人って、未練がある人だと思う。』 それは例えば、もっと何々がしたかった、だとか。 あの人と一緒に居たかった、とか、遊びたかった、とか。 アイドルのライブに行きたい、とか、ドラマの続きが見たい、とか。 そういう、"生きて何かしたかった"から、それが出来なくなる死が怖いのだと、思ってる。 『怖くないよ。』 『生きてやりたいことがないから。』 『寂しいけどね。』 寂しいけど怖くはない。 それが青年の答えだ。 恐怖を感じるほど、未来を見据えた人生じゃなかった。 『君はどう、カミクズくん。』 『怖い?』 (*24) 2022/02/23(Wed) 17:18:51 |
【人】 剣道 ツルギ>>228 エノ 「退屈しないように、部活とバイトのシフト入れてる。 でも結果がすぐ得られるなら頑張るよ。 坂道をあと少しで登れそうなら、自転車を立ち漕ぎする、みたいな。 何をしても無駄とか、そんな気持ちは………まあうん、あるけど。」 目玉が空中にあるわけでもないのに、自分自身を描く君を不思議に思った。風景画だし、自分の目で見えている物だけを描くのかと考えていたから。 それを口に出すことはしない。 芸術には詳しくないし、そんなものかな、とだけ。 「エノは違う、よな。多分。 っていうか今は期待している段階…?とか…?」 他者を理解することに関しては、周囲より劣っている自信がある。 噴水から上がる水しぶきを見ながら呟いた。風があれば、小さな水滴が飛んできそうだ。 (232) 2022/02/23(Wed) 17:30:15 |
【赤】 清掃員 カミクズ清掃員の人生は、平凡なものだった。 特別得難いものを得たわけではないし、 特別苦労をするような事もなかった。 ただ、人並みに恵まれていて、 人並みに幸せで、 今はそうではないだけ。 『怖いですよ』 『でも きっと後悔するから、生きているのも怖いんです』 『そうやって、やりたい事もないまま惰性で生きてる』 惰性。 今生きている理由を言葉にするなら、これが最も正しくて。 生きてやりたい事はない。やり残した事もない。 ただ漠然とした、意識の喪失、その根源的な恐怖に怯えている。 『前回を経て、自分が生きていてよかったと思うこともなくて』 『エノさんは、生きていてよかったと思うこと、ありましたか』 『生きていて、嬉しかったこと、ありましたか』 (*25) 2022/02/23(Wed) 17:35:55 |
【人】 規律 ユス 何もないスペース。ぼんやり立つ青年が両手に持っているのは手帳とボールペン。 「…………」 さらさらと何かを書き込んでいく。 『 食い倒れ人形、ダビデ像、兵馬俑』 (233) 2022/02/23(Wed) 17:44:27 |
【人】 美術 エノ>>232 ツルギ 「退屈から逃れるためにするものではないと思う。」 バッサリ。 自分はどっちもやったことないけれど。 たいてい目的があるとか、好きだからやるものだと聞く。 「結果がすぐ出るような趣味があればいいのかもしれないね。」 「それか、目標を短く設定するとか。」 「例えば、そう。人と話す事。人の話を聞くこと。自分の話をすること。心を近づけてみる事。」 「そうして少しずつ段階を踏めば、いずれ理解者ができるかもしれない。」 細かな目標は大事だよ、なんて。 人生の先輩らしい事を言ってみる。 背中から見ている君は分からないだろうが、青年は自分を描く時、瞳を閉じている。 視界がどこか別の場所にあるように。 それもVRの機能の一種なのかもしれない。もしかしたら、空中に目玉があるのかも。 風景が多数を占めるこの絵は、しかし青年にとっては。 肖像画であった。 「うーん…期待……そうだね。」 「どちらかと言うと、諦められないだけかな。」 「一人でも、心から理解してくれる人がいてほしい。」 「そんな夢を諦められなくて、求めているだけ。」 「俺は君みたいに、何かに裏切られたような経験もないからね。」 風が吹いて、首筋に冷たさを感じた。 肌についた水滴を、指で拭った。 (234) 2022/02/23(Wed) 17:45:47 |
ユスは、にょきにょき生えてきたそれらを黙って見つめた。 (a98) 2022/02/23(Wed) 17:46:33 |
ユスは、このボールペンは欧州の気分なんだろうかと適当に選ばれたものを見つめた。 (a99) 2022/02/23(Wed) 17:49:32 |
ユスは、何の感慨もなく消去手続きを取った。16分後には崩れて消える。 (a100) 2022/02/23(Wed) 17:53:45 |
ユメスケは、「うわぁ……」 如何とも形容しがたい光景を見た。姿を消して歩いている時のこと。 (t33) 2022/02/23(Wed) 17:57:00 |
【赤】 美術 エノ『へぇ、やりたい事がないんだ。』 『意外だな。』 『だって、理由を付けて家族から離れたいくらい、一人暮らしがしたかったんだよね。』 『一人じゃないとしたい事が出来ないからだと思ってた。』 なにかをしたいから。 そのために一人暮らしがしたかったのだと、思っていた。 そうじゃないというなら。 家族と離れる事 そのものが理由だったのだろうか。果たしてそれは、どんな事情なのだろうか。 『ないよ。』 君の質問には、すぐに返信が来る。 『元から無かったんだ。よかった事、嬉しい事。』 『だから生き延びた後も当然なくて。』 『何もないまま、今日まで来ちゃったよ。』 『だから、まぁ』 『死んでた方が楽だったかも、とは少し思うね。』 1回目を生きて帰ってきたときの周りの反応も。 腫れ物を触るかのようで、今までもそうされてきたのだけれど。 より一層に距離を置かれたようで、寂しかった。 死が齎す負の感情より、生きて得る虚無の方が多い。 だから死ぬのが、怖くない。 そんな感じだ。 (*26) 2022/02/23(Wed) 17:57:17 |
【人】 規律 ユス「何も感じないな」 ただ一言。それだけ呟いて手帳を閉じた。 98uの海。虚無のブランコ。落とし穴の上に立つ人。 ここで生まれた突拍子もない景色はいくつか見た。真似するようにめちゃくちゃなものを作ってみた。 同じような心情には、ならなかった。 (237) 2022/02/23(Wed) 17:58:26 |
【人】 医者の息子 カイ>>230 >>231 ツルギ 「ふうん、本気なんだ。さっき、君が何もかも諦めてるって 言ったけど撤回してやろうかな……」 何もかも諦めてるなら、わざわざ善人を選別する必要もない。 「……それって本能的に嫌悪感を抱くってことだろ。 僕は虫は好きじゃないし、そういうことはあるけど。 さっき言った人に対する嫌いと、なんか、違う……」 都会育ちのカイは、タニシの卵は見たことはないが 卵というだけでどことなく想像できるものはある。 「僕はムカつくとか、気に入らないって感じだけど 君が言う嫌いはどちらかというと、恐怖だろ」 人に対してそういう嫌いを抱くことは カイにはあまりない気がした。 (238) 2022/02/23(Wed) 18:03:56 |
【赤】 清掃員 カミクズほんの少し、言葉に迷うような間の後に。 『逃げたかったんですよ』 家族の問題からか、自分の問題からか。 或いは、それ以外の何かか。 どうとでも取れるような、曖昧な答えだけを返した。 実際の所は、本当にくだらない理由だと自分でも思う。 それでも自分には耐えきれなかった。今だってそうだ。 逃げる事しかできなかった。それが全てだった。 「…………」 死んでいた方が楽だったかもしれない。 これまで何度も思った事で、ここでも何度も思った事。 自分とあなたのそれは、細かに分析すれば 本質的にはやや異なるものかもしれないけれど。 それでも、そのように思うのだな、と思った。 『それでも』 『誰かに理解されるまでは、生きていたいんですよね』 (*27) 2022/02/23(Wed) 18:14:06 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新