【人】 名坂愛子―― 食堂 [さて、彼女の案内に従ってたどり着いた先は、少々荒れているのも否めないけれど、机や椅子に壁などが白で統制された清潔感のある食堂。 電気もついているし、給水機ではちゃんと水が出るのも確認できた。 ただ、人らしき気配は何も感じなかったけれど。 もちろん、人以外の気配については知らない。 備え付けてあった紙コップに水を入れてその場で何度かがぶ飲みした後、ふらふらと空いている席に近づいて、そのまま机に突っ伏すようにして座る] ごめん、少しウトウトしてる…… 15分くらい経ったら起こしてー、なんて…… [突っ伏したままで彼女に言って、しばらくしたらスヤスヤとうたたねしている気配がするように。 見たところ自分と彼女以外に人が居ないように見えたし、いろいろとよくしてくれている彼女を信頼してるのもあって、疲れをとる手っ取り早い方法として睡眠を選んだのだ] ――むにゃ…… [かなり無防備に突っ伏しているため、多分、誰かに何かされたとしても、しばらくは起きない……かもしれない]** (213) 2022/08/11(Thu) 2:07:55 |
名坂愛子は、メモを貼った。 (a64) 2022/08/11(Thu) 2:12:36 |
【人】 空虚 タチバナ[カナとはきっと同じ時期に入院していただろう。 生きている頃に顔を合わせたこともあるかもしれない。 しかし自身は何に対しても無気力で、 彼女はいつだって■■さん≠求めていた。 故に、私が彼女を認識したのは命が尽きてからだ。 動く心配のなかった自身とは違い、 彼女はただひとつのことに対してまっすぐだった。 だから初めてその姿を認識した時、 拘束された手足を見て驚いた表情を浮かべたと思う。 しかし彼女がそれを物ともせず歩き出した時、 自身の胸の穴と同じようなものかとも感じた。 死んでいるが故に、意味を成さないカタチ。] (218) 2022/08/11(Thu) 3:02:20 |
【人】 空虚 タチバナ[生まれてくることのできなかった子どもたちの前では、 いつも以上に無口になる。 口を開いてしまえば、 「代わってあげたかった」なんて、 ふざけた言葉が溢れてしまいそうだからだ。 過ぎてしまったもしも程、愚かなものはない。 もし、生まれたのが私じゃなかったら。 あの子たちの誰かだったなら。 ……だったらなんだと言うのだろう。 生から解放されたというのに、 あの子たちを見るといつだって生を思い出してしまう。 だから、あの子たちが望むことを私は阻まない。 それは罪悪感などという愚かな感情ではなく、 ただ関わりを避けるためのエゴに過ぎない。] (221) 2022/08/11(Thu) 3:03:02 |
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