人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

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【人】 鈴木 深江

[弁当をまとめてリュックに入れて、明かりは天美に渡す。コテージの入り口電気はつけたまま鍵を閉めた。背中越しにリュックの向こうから出来立ての弁当のあたたかさを感じると何となく顔が緩んだ。
 軽口に返るのは当たり前のような軽い動作だ。

 触れても人間のものに思えるそれを緩く握りながら、木々の方へと踏み出した>>412。]
(451) 2023/03/04(Sat) 15:27:12

【人】 鈴木 深江

[土地勘はないが、山の空気は読める。]


 くらいな。


[コテージの明かりが届かなくなったところくらいでそう笑って空を見上げる。葉の隙間から見える星は人里と比べ物にならなくて目を瞠った。
 けれど、きっとあれは昔に足りない。
 楽しさと眩しさと、物珍しさになってしまった懐かしさと、物足りなさ。傍にあるぬくもりがあるからこその郷愁は、決して嫌なものではない。]
(452) 2023/03/04(Sat) 15:27:34

【人】 鈴木 深江


 でも、明るいなあ。*

 
(453) 2023/03/04(Sat) 15:27:42

【人】 片連理 “椿”

[足音に続いて、声がした。
 溶けていた輪郭が形を取り戻し、沈んでいた意識が浮上する。
 ふわりと微笑み、応えた。]
 

  おはようございます。
  ええ、ええ。どうぞ、召し上がってくださいな。


[楓が食べ始めると、自分も皿に手をつける。
 菠薐草とベーコンを卵の黄身に絡める。味付けは最低限の塩だけ。シンプルだが、滋味があって良い。]
(454) 2023/03/04(Sat) 15:38:54

【人】 片連理 “椿”

[食べながら、楓の方をちらりと見やる。]


  ——楓様?


[呼んでみたものの、何か言いたいことがあるわけでもなかった。
 ただ、何かが違う、ような気がした。
 琥珀色の瞳を、じっと見つめる。
 その中にほんのわずかな影を見出したような、かすかな違和感がある。]


  いいえ……なんでもないの。
  昨夜は、よくお休みになれましたか?


[寝室まで運んでもらったことは覚えていない。
 意識のない間に何かしていることはそう珍しくもなかったせいで、特に気にかけてもいない椿だった。]**
(455) 2023/03/04(Sat) 15:39:55

【人】 一匹狼 “楓”

[彼女の了承を得て食事を始めた。>>454
 シンプルな味付けの料理は、素材の味が引き立つ。
 ターンオーバーでなくサニーサイドアップなのも楓の好みだった。>>442
 黄身を崩し、菠薐草やベーコンにきいろをまとわりつかせ、そのさまをじっくりと眺めてから口に運んだ]


  うん?
  ああ、まあまあかな……。


[名前を呼ばれ、瞳を覗き込まれる。>>455
 熟睡でこそないが、全く眠れなかったわけでもない。ゆえに彼は『嘘ではない答え』としてそれを選んだ]*
(456) 2023/03/04(Sat) 16:24:38

【人】 武藤景虎

[気まずい、とはまた違った空気だったように思う。

くっきーの心の内も知らないままに、自分の伝えたいことを衝動的に告げて困らせるようなことは、これが初めてではないような気がするのに、それがいつのことで何を言ったかも朧気だ。

せめて何を思っているのか伝えてくれたら、何か言ってやれることはあると思っても、オレには関係のないことだと言われてしまったらと考えると、尋ねるようなことは出来そうもなかった。

ただ、何を思っているかはわからなくても、ひどくつらそうな様子だけが伝わってくることに胸が痛んだ。

秘密を知ってしまっても約束はなくなってはいないのだし、少なくとも、今此処にオレが一緒にいることを良かったとは言ってくれたのだから、必要として欲しいだなんて望むのはバチがあたる。]
(457) 2023/03/04(Sat) 18:43:20

【人】 武藤景虎

[なんで、そんな顔すんの?

気になる女の子以外には言ってはいけないらしい言葉に対して、今度は否定が返ってくる様子はなかったけれど。

ただ、極々小さな声で返された“なんで“>>440の声が胸の内の声と重なった。

すっかり覚めているはずの酔いのせいにも出来そうにない頬の赤みに気づかれないように僅かに視線を上げた先、捉えた表情に問いかけることは出来なくて。

空になったカップの底に視線を落とすと、甘さの度合まで馴染みのある気がするココアの舌に残った味が何故か苦く感じた。]

 はは、蹴り飛ばされるのは痛そうだから頑張って起きるわ。

[ほとんど同じ位置にある目線が合わないことに不自然さを感じながら、気にしてない風に冗談混じりに返すと寝室に向かって。

部屋の左右両端に離したベッドの上、お互い背を向けて寝るのは、それこそ不自然な光景に思えたけど、何より違和感が大きかった。]
(458) 2023/03/04(Sat) 18:43:28

【人】 武藤景虎

[灯りを消した室内で、おやすみと声を掛け合った後、静寂が流れて。

引き上げた掛け布団の中で目を瞑っていてもなかなか睡魔はやってきてくれそうになく、こうも離れた距離では背後に感じる気配もごく僅かなものだというのに、やけに鮮明に感じられたのは意識がそちらを向いてしまっているからだろう。]

 …………?

[最初は気のせいかと思った。そう思いたかったのもあるけど。
いつまで経っても寝息が聞こえてこない代わり、殺したような嗚咽が鼓膜を揺らして。

…………え、泣いて、る……??

どうしよう、気づかないふりをした方がいいんだろうか。

意図せず何か悪いことをしたり言ったりしてしまったとか、さっきの会話で。
少なくともあの時から悲しそうな表情にはなっていたのは確かだけれど。

オレが行ったところでどうにかしてやれるものかもわからないし、気づかれたくないだろうことは声を押し殺している様子からも察せられた。
それに近づいたりしたら陣地を越えたことになるし、なんのために結構な労力を使ってこんだけベッド離したんだって話になるわけで。

寝るのも起きるのも早いって言ってたし、しばらくそっとしとけば寝てくれる、はず……、と再び目を伏せようとして。]
(459) 2023/03/04(Sat) 18:46:35

【人】 武藤景虎

[いや、無理だろ……。

ああもう、と声には出さずに被っていた布団を押し退けて静かに体を起こす。]

 ……くっきー?

[反対側にあるベッドに小さく声をかければ、反応はあっただろうか。

あってもなくても、ベッドから降りると数歩の距離、そっと近くへと歩み寄った。

傍らに腰掛けると、ギシ、と軋む音が鳴るのがやけに大きく聞こえて。

それよりもうるさくなってくる鼓動を無視して、幾許かの躊躇の後、黒髪へと手を伸ばした。]
(460) 2023/03/04(Sat) 18:47:22

【人】 武藤景虎


 ………ッ、

[抱き寄せるのと、抱きつかれるのはどちらが先だっただろうか。

肩を震わせて嗚咽を漏らす背をそっと撫でると、何か向けられる言葉があるなら聞いたし、何も言わないようであれば此方からは何かを問うつもりはなかった。

益々眠れそうにはなかったけれど、泣き止むか泣き疲れて寝るまではそうしているつもりで、シーツへ体を横たえて。

腕の中で聞こえていた嗚咽が寝息に変われば、しばらくその顔を見詰めているうち、自然と意識は暗闇へと落ちていったと思う。]*
(461) 2023/03/04(Sat) 18:48:02

【人】 天原 珠月


 へ? 全部で70点?
 この料理は300点だけど。

[幼馴染>>398は何を言ってるんだ、という顔。
まさか先ほどの点数を合算されているとは思わなかった。]

 ああ、そういう計算……!?

 やっぱ雅空兄ぃ変なとこで真面目だよねぇ。
 幼馴染やお兄ちゃんとしての点数は別物なのに。

[吹き出して。
ぽんぽんと軍手をしてない手で肩を叩く。
まぁその点数は教えないけれど。

そもそも王子と騎士の点数をわざわざ覚えているなんて、自分にそう思われたい気持ちでもあるの?なんてね。
幼馴染のいうお姫様が末っ子の意味なのは知っている。
昔からよく言われていたし、幼馴染のお父さんも一緒に可愛がってくれ、とても自然に受け取ってきた。]
(462) 2023/03/04(Sat) 19:56:19

【人】 天原 珠月

[牛モモ肉はローストビーフになるのだろう。
自分自身の料理の腕は、美容師として忙しく働く母の代わりに簡単な料理をどうにか作ってきた程度だが、小さい頃から幼馴染の店に入り浸っていた――客でもないくせに、邪魔になりにくい観葉植物に隠れた端っこの席でジュースを飲みながら、彼が店を手伝う様子をよく眺めていた――ので知識はそれなりにあった。

どんなソースが用意されているのかも楽しみ。
料理に関してぬかりのない幼馴染ならば、とろみのある美しいソースを作り上げてあるのだろうから。]

 どれからって言われると迷うじゃん……。

[むむ、と唸って幼馴染にお任せする。>>399]

 すごい、豪華だね。
 ホタテにバター醤油ってなんでこんな合うんだろ?

[幼馴染の食材の焼き加減は何より信頼している。
渡されるのを受け取ったり、お皿にのせて貰ったり、これは雅空兄ぃが食べなよと箸で摘まんで口に差し出したり――しかけて数秒止まったが、結局は有無を言わせず強引に突っ込んだ。
少し冷めているのは選んだから火傷はしなかったろう。]
(463) 2023/03/04(Sat) 19:56:28

【人】 天原 珠月


 かんぱーい!

[ふたり分の声が夜に染まっていく森に響いた。>>400
そよ風と静かな波の音。ぱちぱちという火の音。
耳に届く声が幼馴染の声だけで、それが楽しげでリラックスしていているものだから、なんだかほっとした。
幼馴染という関係は変わらなくて、心地良い。

タレで濃いめに味付けられた鳥は炭火の風味がきちんとついていて香ばしく、口の中でほろほろと柔らかすぎない感触が楽しい。
あえて塩とわさびだけを効かされた牛肉は噛めば噛むほど甘いような、これぞ牛!という感じの味がした。
最後の方はわざわざ言葉にして食レポしてあげたのだが、幼馴染の評価はどんなものだったのか。]

 ご飯が何杯でもいけちゃいそう……。

[これは最大の褒め言葉である。]

 この焼き鳥を入れたお握りとか、あー、お茶漬けも美味しそうだなぁ……朝から贅沢すぎるかな。

[和食もいいけど洋食もいい。
幼馴染が作ってくれるなら、尚更の話なのだ。]
(464) 2023/03/04(Sat) 19:57:42

【人】 天原 珠月

[焼き肉の後の焼きトマトは口直しに最適で。
じつはちょっと苦手な青臭さもなく、トマトってこんなに美味しかったんだなぁと思わせられる。]

 ……。

[ピーマンはおもわずじっと焼かれている姿を見つめた。
幼馴染用なんだろうとは思ったから箸を伸ばす気はなかったのだが、あれ、鶏肉を詰めたものも現れた。
ちらっと幼馴染の顔へ視線をやり、もう一度網の上へ。
数分後、ピーマンのくせにこんなに美味しくなるなんて、と唸っている姿があったことだろう。

何度かタイマーの音の度にコテージへ戻る姿を見守りつつ。
その後、しいたけの山椒にやられて涙目になっていたら、幼馴染の穏やかに問う声があって、そのまま顔を上げた。
あ、口の周りについているかも。子供みたいに。]
(465) 2023/03/04(Sat) 19:58:59

【人】 天原 珠月


 学校は、さすがに慣れて落ち着いてるかな。
 最初は焦るばかりだったから。

[つい最近まで課題で大忙しだったのだが。]
 
 今でも上手くいかないことばっかりだし、周りに比べても色々下手くそだなーって思うけど……練習をちゃんとすれば少しずつでもマシになるんだって、どうにかやる気出してるところ。

 あとね、色んなヘアスタイルを考えるのは楽しいの。
 まだまだ技術が追いつかないのはもちろんでも、いつか、本当に形にしたいって頑張れてる。

[まぁお母さんの美容院のお客さんでそんな髪型を頼む人見たことない感じなんだけど、とくすくす笑って。]

 ……今度、雅空兄ぃの髪も切らせてよ。

[練習台になって欲しいと頼んだことはなかった。
幼馴染の今の髪型は母が仕上げたもので、飾り気なく見えてシャープさがあり、眼鏡の奥の目元が前髪の隙間から覗く、絶妙なラインがきちんと考えられている。
自分だったらどんな風に切るだろう、何度も考えてきた。]
(466) 2023/03/04(Sat) 20:05:07

【人】 天原 珠月


 コックコート。
 あれ着たら雅空兄ぃでも格好良く見えるよね。

[にやにやと笑って。>>401
続く台詞は目を細めながら黙って聞いてから。]

 そっかぁ。
 学校を卒業してからも修行の日々だ。
 
[それは自分も全く同じなのだろう。]

 期間限定の料理、もう春のかな?
 私、春野菜のパスタが食べたいー何か考えて!

[なんて、冗談半分、実は本気半分。
今からメニューを考えるなんて間に合わないだろうけど、幼馴染なら来年にでも叶えてくれると思ってしまうから。
このキャンプの後は隣のお店に食べに行くね、と言って。
レシピ当てってどんなの?から、新しいメニュー案を尋ねたり、ここなら誰も聞かないからって常連さんの噂話なんて聞き出そうとしたり、テレビで見た白いオムライスの話をしたり。
お互いの近況から始まり、話題は尽きることなく、かといって相手が黙って食べていても気にならない、当たり前の時間。]
(467) 2023/03/04(Sat) 20:19:23

【人】 天原 珠月

[幼馴染との時間は日常だから。
バーベキューの時間も、そのひとつで。
楽しくてあっという間でも、寂しいということはなかった。
――明日からも当たり前にそばにいると思っている。

最後のお楽しみはデザート。
またお姫様、なんていう呼び方とともに。]

 わぁ……きれい。

[こればかりは美味しそう、より先にそちらが出た。
ちゃんとガラスの器に盛り付けられたシャーベットは、火の明かりに氷がキラキラしていて、涼しげで。
しっとり柔らかそうに漬けられた桃の甘やかな香り。
思わずガラスの器を両手に持ち、見つめてしまいたくなったけれど、それではすぐ溶けてしまいそうで我慢する。]
(468) 2023/03/04(Sat) 20:37:54

【人】 天原 珠月


 ……専属コックさん?

[今日の幼馴染はもちろんコックコートなんて着ていない。
キャンプに来ているのだから当たり前だ。
なんなら向こうもこっちも、顔に煤がついていたり、髪に葉っぱがくっついているかもしれない。

でも、綺麗な一礼に。少しだけ、変な感じがした。
顔を上げた幼馴染は相変わらずもさい眼鏡をかけていて、せっかくの髪型の整え方も自分から見たらまだまだなのに。

焚き火の近くにいすぎて、熱くなったのかもしれない。
なんで今更幼馴染に照れたりしているのだろう。]
(469) 2023/03/04(Sat) 20:39:44

【人】 天原 珠月


 美味しい! ……けど。

[一口。文句なく味は最高だ。
そのくせ、ちょっと不満そうに見上げて。]

 私はお客さんじゃないもん。
 ほんとのお姫様でもないの。

 ほら、雅空兄ぃの分も用意しなきゃ。
 私の溶ける前に! 一緒に食べるんだから!

[隣に座ってほしい。並んで星空を眺めながら食べたい。
そんな風に我が儘を言い、またせっついたのだった。**]
(470) 2023/03/04(Sat) 20:45:30

【人】 黒崎柚樹

[千々に乱れた心より何より、思っていたのは、"武藤に気付かれたらいけない"ということ。

涙は全然止まりそうになくて。

でもそれを止めようとするよりも、吐息や引き攣るような喉の音を止めるのを優先している自分は、やっぱり相当に混乱はしていたんだと思う。]

 ………………っ……ぅ、

[それでも時折、どうしても漏れてしまう吐息はあって、どうぞ気付いてくれるなと。

そう、思ってたのに。]

 !?…………ぇ…………、

[思っていたよりずっと近くから、"くっきー?"と名を呼ぶ声 >>460 が聞こえて、その呼び名にもまた涙が溢れてしまう。
ここに、私を"柚樹"と呼んでくれる武藤は居ない。

なのに、ベッドの軋む音が。手の熱が。声にならない、戸惑うような吐息が。

全部に突き動かされるように、私は武藤に抱きついていた。]
(471) 2023/03/04(Sat) 20:51:24

【人】 黒崎柚樹


 …………ぅ……、……ふ、ぇ……っ、

[ああもう。
知ってるにおいがするよ。武藤のにおい。
私の大好きな。

この武藤は私の好きな武藤じゃない。
抱き締めていい武藤じゃない。
好きと囁いていい武藤じゃない。

全部解ってるのに、しがみつこうとする手の力は全然緩んでくれなくて。

そして抱き留めてくれている武藤の手も、緩ませよう、突き放そうとかの色もなく。

嗚咽の合間、「ばか」と「ごめん」という、武藤にはきっと全く意味のわからない、そのくせ強い意味を持つ言葉を漏らし続けていたように思う。]
(472) 2023/03/04(Sat) 20:52:16

【人】 黒崎柚樹


[いつの間にか、私は泣き疲れて眠ってしまっていたらしい。

夢をみたような気がするけれど、どんな夢だったのかは覚えていない。

でも、ひどく悲しくて、ひどく幸せな夢だった気はしてる。*]
(473) 2023/03/04(Sat) 20:53:22

【人】 月島 雅空

 そりゃよかった。

 ってかいきなり桁が上がったがどんな計算なんだよ。

[別に真面目という自覚はない…そりゃ確かにどうでもいい人間から言われたら聞き流していただろうけど、吹きだす珠月>>462へとさらりとした突っ込みをしながら、他の点数についてはきかなかった。まぁ15年ほどの仲だしな。

そこからはバーベキューの時間だ。
しかし焼いていたりすると自分が食べる時間ってのはなかなか取れないものだよな。

まぁ、それでも一緒に乾杯して、隙をみて自分も食べて、不意な停止>>463とともに口に突っ込まれて驚かされたりもあった。]
(474) 2023/03/04(Sat) 21:57:48

【人】 月島 雅空

[ただ自分が食べる以外のものとしても、美味しそうに食べる幼馴染が、どう美味しいのかと一生懸命伝えてくれる様が嬉しくも微笑ましく目を細めて見守って過ごすのは良い時間だった]

 確かに、明らはごはん主体にするか。

[珠月>>464からの最大の誉め言葉に嬉しくありつつ、自分も同意するように深く肯く]

 今日は来て早々だったが明日からは時間もあるからな。リクエストあるならある程度叶えられるぞ。

[到着時間から考えて、事前にいくつか用意しておいてよかった。と思いつつ、焼きトマトや、苦手なピーマンを鶏肉が詰めてだと食べて、妙な敗北感を漂わせている幼馴染。そしてしいたけに山椒をかけすぎて悶えてるのをみて、我慢もせずに声を出して笑ったりしながら食事が進んでいった]
(475) 2023/03/04(Sat) 21:57:58

【人】 月島 雅空

[そして珠月の学校生活を口を挟まずに相槌を打ちながら聞いていく。
周りと比べたりはしかたないとしても、はぶてることなくがんばっているらしい。
それに声の色的にも強がっているわけではないのが伝わる。]

 新しい形をつくるのって大変だからな。俺も今までにあったものを学んでいって案が出てくるものだしな。でも珠月の表現したいものが見えるようになるのが楽しみだ。

 髪か。なら夏前ぐらいには切るからその時頼むな。

[天原母のお店でいつもきってもらっている雅空はというと、その技術の細かいところはわかっていないが、珠月が試したいというなら対して悩むことなく頷くのであった。]
(476) 2023/03/04(Sat) 21:58:10

【人】 月島 雅空

 清潔感と姿勢。それがあればいいんだよ。

[あれを着てるからかっこいい。と暗にいってる珠月に持論を述べるようにいうにはいうが]

 …まぁ、でもコックコートって確かにかっこいいんだよな。

[素直に子供の頃から思っていたのも事実である。ただ自分がといわれると照れのほうが出るからそういう強がりめいたいいかたにもなってしまうのだ]

 そういうこと、珠月も学校卒業した後のほうが本番だって思って今はゆっくりやってけばいいって思うぞ。

[といってもなってみないとわからないか。とは内心で呟きつつ]

 いや、流石に今更は――まぁ、やれるだけやってみるけど期待はするなよ。

[咄嗟に浮かぶものとして、春野菜のっていえば定番では野菜とニンニクをつかったパスタになりそうだが、定番でいいものかどうかは父と相談だろう。有限な時間の限り、とあるけどな]
(477) 2023/03/04(Sat) 21:58:41

【人】 武藤景虎


 ……うん、

[抱き締めた先、嗚咽混じりに溢され続けていた“ばか“や“ごめん“の意味はわからなかったけど>>472、告げられる言葉一つひとつの合間に相槌を打って緩く背を撫で続けていた。

縋るように回された腕の温もりや感触は、知らないもののはずなのに、さっきまで背を向けて横になっていた時に感じていた違和感が拭われて、収まり良く感じてしまうのは何故だろう。

感じる匂いが何か大切なものを思い起こさせる気がして、じわりと胸の内が熱くなるような感覚がする。

“ばか“と言うからにはオレに原因があったのだと思えば、どこか安堵するような気持ちもあって。

武藤には全く関係のない話だから放っておいてくれと言われるよりはずっと、と思ってしまうのは、何もしてやれてないのに勝手な話ではあるけれど。

謝らなくていいのにと緩く首を振るのは、“ごめん“の意味はわからなくても、そう告げるくっきーの方がつらそうだったから。

そのつらさの半分でもいいから引き受けてやれないことが歯痒く思えた。]
(478) 2023/03/04(Sat) 21:58:50

【人】 月島 雅空

 お、こっちもそろそろいいぞ。

[ローストビーフを包んだアルミホイルをあけてみて、包丁で軽く端のほうをきってみて具合を確認した。
ソースはというと>>296で作ったものだ。バルサミコ酢のフルーティーな香り高い味わいと、馴染みある和風の味付けのミックスである。
まな板で一枚二枚と切ってみて、ソースを軽くかけてみて]

 食べるか?珠月・・・・・あーん。

[先ほどの仕返しぐらいのつもりで、こっちはあまり気にせずお兄ちゃんしているつもりで、素直に食べるか嫌がるかはわからないが]

 あぐ。むぐむぐ。

[するだけして自分で食べるのであった。んむ、さっぱりとしたローストビーフに和風バルサミコ酢ソース。これはごはんが欲しくなるし、パンにだって合うだろう。

―――なんてちょっとした悪戯をしたあとは、悪びれなく謝りながら、珠月はどれだけ食べる?とその分切り分けるのだ。]

 全部食べなくても大丈夫だからな。余ったらサンドイッチにでもするか。

[そんな風にして時間が過ぎていった。]
(479) 2023/03/04(Sat) 21:58:56

【人】 武藤景虎

[人がいるところだとよく寝付けないはずだったんだけどな、どうしてだろう。

静かな寝息が聞こえてくるまでは、胸の鼓動はうるさいままではあったけど、こんな風に誰かを抱き締めて寝たことなんてないはずなのに、ひどく懐かしいような、当たり前のような気がして、安心して眠りに落ちていくのを感じていた。]*
(480) 2023/03/04(Sat) 21:59:21