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【赤】 眼科医 紫川 誠丞[碌に慣らさずに挿れたら苦痛が勝るはずだ。 経験したことはなくてもそれぐらいは想像出来るし、彼をなだめて丁寧に進めるべきだと冷静に考えれば気付けただろう。 けれど小悪魔の囁きに、ぐらぐらと揺れていた理性の天秤が簡単に傾く] ……っ、どっちが……、我慢出来ない、って? [君こそ、と吐き出す言葉は吐息ばかりで口端が歪んだ。 見透かされた。 と思うと同時に、一体誰のために欲望に抗っているのか分からなくなって、……こんな煽り文句一つで揺らぐ余裕の無さにも笑えてしまって、躊躇を手放した] (*0) 2022/05/19(Thu) 23:11:10 |
【赤】 眼科医 紫川 誠丞[彼が言葉無く戦慄いている一方で、自分は窮屈ではあるのに粘膜の気持ち良さに唆される。無理矢理にでも奥まで進みたくなる衝動はあれど、物理的にも 無意識的にも ストッパーが掛かって捻じ込むまでには至らない。そんなもどかしさが募り、おまけに彼が内側を締め付けて可愛いことを言うので、ない筈の理性がまた焼き切れる心地がする] ぐ、…… 瑠威。 ……、っ るい、好きだ…… [主語のない言葉が何を求めているのかわからなくても、彼の名前が口をついて出た。まだ呼び慣れない2文字を繰り返せば、譫言めいた響きになり、さらに結合を深めようと力を掛けていく。 嗚咽にも似た声を噛み殺しながら、囀る唇にキスをして] (*1) 2022/05/19(Thu) 23:11:32 |
【赤】 眼科医 紫川 誠丞す、まない……もう耐えられない 君の中が気持ち良くて……、 [初めてだからお手柔らかに、……そんな彼の言葉を思い出したが。じわじわと隘路を進み、馴染むまで奥でじっとしているだけの余裕がない。 「瑠威」と再び彼の名を呼んだ。 そうしたら許してくれるんじゃないか、と打算半分に強請る気持ちで、頭を擦り寄せながら。緩やかに抽送を始める*] (*2) 2022/05/19(Thu) 23:11:42 |
【赤】 眼科医 紫川 誠丞[仮に前立腺云々の質問をされていれば、知り合いの専門医が話していた雑談をそのまま復唱するところだった。……とはいえ腰ばかり振っている今、他事を考えようとしても浅い思考しか出来ずに、途中で霧散してしまって上手く答えられないだろう。 手を取られ、昂ぶっている場所に誘われて、やっと彼が感じられていない可能性に思い至る有様だった。 感度は人それぞれとは言えど、流石に痛みで身体も心も萎えてもおかしくはないと思っていた。手のひらに感じる固い熱に驚く。添えたまま触れて緩く感触を確かめていると、物足りないのか彼の手が手本を教えてくれる] あぁ、……君にもたくさん気持ち良くなって欲しい [彼の口から私の名前が聞こえた、気がするが、あまりにも自然かつ非現実的に響いた。嬉しいと思いながら、目が覚めたら終わる夢なんじゃないかとすら過る] (*7) 2022/05/20(Fri) 3:42:12 |
【赤】 眼科医 紫川 誠丞[彼が何度も実演してくれた手淫を真似て補助的に手を動かす。彼はどうするのが好きだったか……記憶を辿っているうちに、内側の性感帯のことを思い出して。手指で場所を探ってもいないが、そこを擦るように意識して動いてみる。 何かを言い掛けた彼の背が撓り、身構える猶予もないまま畝る内壁に搾り取られる] ……? ぁ……えっ、 ちょっ 待っ、……、……〜〜〜〜っ、! [静止するように、縋るみたいに名前を呼んだ。 前のめりになったくらいじゃ受け流せない快感に抗えず、脈打つ奔流を埋め込んだまま荒い呼吸を落ち着ける] (*8) 2022/05/20(Fri) 3:43:12 |
【赤】 眼科医 紫川 誠丞はぁ、……ふふ。 お手柔らかに頼むよ、阿出川くん。 [つうと額を落ち落ちる汗を拭いながら、余裕がない自分を顧みて笑みを浮かべた。無性にキスがしたい気分になって口付けを強請る。少し動いて体勢が変わると、足された潤滑のおかげか粘着質な音がした。薄い隔たりがないまま繋がったのだと今更思い出す。綺麗とは形容し難い生々しさを五感で感じれば、眠気を感じるどころか全然満足していない自分に気がつく] もう一回、したい。まだ足りないんだ、…… [ぐるりと泥濘んだ内側をかき混ぜて。 けれど勝手に動き始めることは出来ず、彼の瞳を見つめる*] (*9) 2022/05/20(Fri) 3:44:44 |
【赤】 眼科医 紫川 誠丞[口付けに夢中になっている間に体勢が入れ替わり、上に乗り上げた彼を見上げる。飲み下しきれなかった唾液が口の周りを汚すが、そんなことはどうだって良い。 言い聞かせるような言葉が降ってきて、ぼんやりとした肯定を返すのは、彼が自分から熱を咥え込もうとする動作に魅入っていたからだ。 「俺の番」だと言うなら、今は彼に任せておくべきなんだろう。間接的に待てを言い渡されたような心地で、じりじりと迫り上がってくる期待を持て余していた。 柔らかな入り口に招き入れられ、感じ入ったような吐息を漏らすが、中途半端な侵犯はもどかしく意地が悪いとすら感じる。 目の前にある腰を掴んで、滅茶苦茶に打ち付けたい。もっと奥まで挿れたら気持ち良いと、既に身体が知っている。行き場のない手のひらを握り締めて堪えるが] ……、──なぁ 瑠威。 は、やく……っ [辿々しい仕草に心を擽られるのに、焦らされている気にもなる。強請ったものは存外早く与えられた。それが絞り出すように言った急かす声より、早かったかどうかは意識の外で] (*15) 2022/05/21(Sat) 0:09:23 |
【赤】 眼科医 紫川 誠丞[重力に従って沈んでいくように、じわじわ拓いた内壁が強請るみたいに締め付けてくる。自分の上で乱れる彼の姿がどうしようもなく淫らで。直接的な興奮と目の前の光景に煽られ、獰猛な衝動が燻る感覚を覚えながら、恍惚に蕩けた彼を見つめる。 投げ掛けられる熱っぽい眼差しを受け止め、その意図を何となく理解して視線を絡めたまま薄く笑った。熱に浮かされながらも、私を認識してくれているらしい。 かわいい、とシンプルな感想が浮かぶ。 馬鹿になった頭で思いながら、でも、もっと──私に構う余裕がないくらい快楽に狂った所を見てみたい。とまたひとつ欲が出る] ……っぐ、……はぁ、 あ゛……──ははっ、 その格好、動き難いんじゃないか? ほら……、手を痛めるかも……しれないしな。 私にも手伝わせてくれ、よ──……っ! [遮るのが惜しいほど絶景だったけれど、私が限界だった。 適当な言い訳を連ね、視界で踊るように揺らめく細い腰を両手で捕まえる。掴んだ骨盤を傾けて下から突き上げる。一息に浅瀬から奥深くまで届くように。 初めは緩やかに動いて手伝う素振りをしても。彼を見ているうちに我慢出来ず、次第に容赦無く穿つような動きになる] (*16) 2022/05/21(Sat) 0:11:14 |
【赤】 眼科医 紫川 誠丞[今までのもどかしさを解消したい一心で、息を弾ませて腰を動かす。彼が跳ねる度に、上に人間が乗っている重みで声が濁った] ……はっ、はあ゛……、っぐ……… かわいいな、瑠威。可愛かった、とても……、 [現在進行形で上書きされる感想を、快楽の奔流に呑まれる最中に呟いた。それを体現したいのだが抱き締めようにも、口付けようにも少し遠いなと思う] 私に背中を向けて、もう一回座ってくれないか? もっと君にくっつきたい。 [「彼の番」がまだ終わっていなければ取り下げるつもりで、彼に余力がありそうなら、そんな提案をしてみるだろう*] (*17) 2022/05/21(Sat) 0:12:05 |
【赤】 眼科医 紫川 誠丞[内壁が一際強く収縮し、ぞくぞくと射精感が高まったが、今度はつられずに耐えられた。一度出して楽になったからか。 ぐらりと傾き、彼の上体が此方に倒れて来る。>>*19 肘を付いて少し起き上がり、快楽の余韻に震える背中を摩った。 ゆったりした動作で身体を起こす様子は気怠げで。>>*21 移動を頼んだのが申し訳ないなと思いつつ、彼が埋め込んだ脈動を引き抜く仕草の艶かしさに意識が向く。下腹に触れると精液にしては透明なぬめりが指先を汚した] ん、……どうした? [キスの後も絡んだままの視線に、僅かに首を傾けてみせる。 全然余裕という訳ではないが、無意識に渋りたがっているのかもしれない。今は興奮で交感神経が昂っているが寝不足だし、体力はあっても若者には負けるだろう。 そのまま足の間に収まる彼を見守りながら、もう一度質問を投げ掛けようか考えていたが、思考は中断される] (*23) 2022/05/22(Sun) 1:07:35 |
【赤】 眼科医 紫川 誠丞[近い距離で紡がれたから、彼の言葉が鼓膜によく届いた。>>*22 フィクションでしか聞かないような台詞に、だらりと頭を垂れたまま小さく笑う。 屹立を食んだ粘膜が無自覚に奥へ誘うから、笑う素振りで逃した吐息も熱くなるけれど。痩せた体躯に両腕を絡めて、彼の肩口に甘く歯を立てて吸い付いた。恋人が戯れつくみたいに] 男として複雑だって? はは、……でも、それで良いじゃないか。 私は君のことが好きだし、君も私が好きなんだろ。 ……私は既に君の虜だよ。 [ずっと前から──という補足は、流石に重過ぎて喉の奥に引っ掛かった。彼にとっては他愛ない睦言だったかもしれないが、私の何らかの琴線に触れたらしく、まるで其方に誘導したいような、願望が透けかねない言い回しになる。 拡大解釈すれば、私がいなければ生きられなくなる。 もしくは生に執着する理由になるかもしれない。 ……と、深刻に極端に物事を捉える傾向のある頭でぼんやり考えていた] (*24) 2022/05/22(Sun) 1:09:06 |
【赤】 眼科医 紫川 誠丞まあ、でも……案外くせになってるかもな。 後ろだけでも気持ち良いんだろう? 素質があるのは嬉しいけれど、…… 君がはじめてで良かったと思うよ。 [飲み込みの早さに感心する一方で、魔性な彼が男を知らないでいて良かったとも思う。そんな感想を零し、そろそろ口を動かすだけでは物足りなくなり、緩く胎内を掻き混ぜるように揺する。ただこんな風に話す穏やかな時間も良いなと思って、焦らす意図は無いけれど自分にスイッチが入りそうで引き伸ばす。 そのうち首を傾けて口付けを強請り、自由な両腕で彼の素肌をまさぐりながら、碌に触れられなかった彼の熱にも手を伸ばして。次第に抽送を早めていくだろう*] (*25) 2022/05/22(Sun) 1:19:35 |
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