人狼物語 三日月国


59 【R18RP】花韮の咲く頃

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【人】 上原 隆司

  ……あー。


>>40言い分を笑われると、上原は苦笑することになった。
 確かに今の時期しか通用しない言い方である。

 桜が散っても、次に咲く花が何かあるはずで、町の中を歩いていればどこかでなにかの花が咲いていることに気付くのだろう。次々新しい楽しみを見つけるかのように]


  誕生日……? 七夕、今年は何曜だろうな。
  俺は8月3日。割と近い。

  お揃い……例えば、なんだ? アクセサリーとかか。


[急な誕生日の話に首を傾げつつ、問われたことには答えて、恋人と一緒に持ちたいお揃いのものを思い浮かべる。
 定番は指輪なのだろうけれど、それは目立ちすぎる気がして、上原の気はあまり進まなかった。

 じゃあ他の何があるのだろう。ストラップとかマグカップとか、だろうか。他にも、すぐには思いつかないようなものがいろいろあるのかもしれない]
(42) 2021/03/06(Sat) 15:18:48

【人】 上原 隆司

>>41矢川が立ち上がるのに合わせて、手を繫いだまま立ち上がる。
 道すがら話すのは次のデートのことなのだろうか。日時が決まれば、またその日を楽しみに過ごすことになるのだろう。

 不審な人影が無いか気を配りながら矢川の家までたどり着くと、キスは拒むことなく受け入れた]


  おやすみ。また来週な。


[微笑んで伝えて、頭を撫でて、矢川が家に入るのを見届けてから去るだろう。
 帰りは駅まではまっすぐ向かうものの、すぐに中には入らずに煙草を1本吸うことになった。なんとなく、そんな気分だった]**
(43) 2021/03/06(Sat) 15:19:04

【人】 上原 隆司

>>44誕生日の話が出た理由に、上原はやっと納得していた。
 社会人と高校生。大人と未成年。その差は新鮮なものでもあるし、行動を縛るものでもある]


  なるほどな……。
  大学生になりゃ、歳なんか無視して
  酒飲む奴も多いしなぁ。


[それが褒められた行動でないのは確かだ。それでも一緒に楽しめるものが増えていくのは、上原も楽しみだった。
 アルコールに関しては、体質もあるだろうけれど]


  キーホルダーか。
  バリトンサックスの……。
  いいな、今度買いに行こう。


>>45お揃いの持ち物の案に目を細める。今日の思い出が形になるようで、手に入れたら大切に持ち歩くだろう]
(49) 2021/03/06(Sat) 16:23:04

【人】 上原 隆司

[次の休みはちょうど火曜日。>>45
 お弁当を受け取って登校に付き合って、帰りに待ち合わせて映画館に行くことになるのだろう。

 >>46不穏な影が見当たらないことに安堵して、見送ったときの言葉は心に留めた。

 一服した後、電車で家に帰って、部屋の鍵を開けるとき。
 そのキーホルダーがお揃いのものになるところを夢想した。
 いつかは矢川に部屋まで来てほしい気がして、春休みならそれが無理なく叶うかとも考えた。

 もう少し部屋の中を片付けるかと考えながら、寝る前にメッセージを送ろうとして。
 文章が何も思い浮かばず、悩んだ末に送ったのは、音符のスタンプをひとつだけだった。
 共に過ごした時間に想いを馳せて]**
(50) 2021/03/06(Sat) 16:23:28

【人】 上原 隆司

>>47そうして時を重ねていった。
 家に帰るたび、キーホルダーを見てあの日のデートを思い返していた。

 卵焼きはいつの間にか、母親の味とそっくりになっていたけれど。全く同じよりもコショウを足したものが美味しくて、定番になったのはきっとその味だったろう。
 春休みの間、家に誘う機会を窺ったことはあっただろうが>>50、結局誘わずじまいだったかもしれない。

 一緒に街中を歩くことが増えれば、同僚と鉢合わせることも何度かあった。
 「上原さんの彼女、若いですね」などと後日揶揄されたこともあったが、年齢については「まだ学生だから」で濁していた。
 出会いのきっかけを詳しく語ることもなかっただろう。あまり個人的な話はしない主義だった]
(51) 2021/03/06(Sat) 16:36:37

【人】 上原 隆司

>>48見慣れないセーラー服姿は、彼女が高校生だと実感するものだった。
 物珍しくて写真にはついつい見入ったものの、セーラー服姿の女子高生とデートはあまりにも気が引ける話である。
 何もしなければ着替えてくるだろうと思いながらも]


 『ちゃんと着替えてから来いよ。』


[念を入れてメッセージを送りたくなるくらい、上原は人目を気にした。

 ――生で見てみたい気はするが、それは卒業式に顔を出させてもらうときにしようか。

 そんなことを考えながら待ち合わせに向かったのだった]**
(52) 2021/03/06(Sat) 16:36:58

【人】 上原 隆司

>>53犬のスタンプで上原がすんなり矢川を連想するのは、彼女が子犬のように見えたことがあるせいなのだろう。>>3

 朝や寝る前はあまり長々とやり取りすることはなかったけれど、昼休みや退勤後の時間はいろいろ話していたかもしれない。
 最初の頃こそストーカー対策ばかりだったけれど、今は次のデート先や、互いの趣味の話などに変わっていただろうか。

 街中で同僚に会っても会釈程度。矢川が気付くことはなかっただろうけれど。
 会釈を疑問に思われたなら、同僚だとは伝えただろう。

 上原と同僚は恋人との関係の深さについていちいち話す年頃ではなくなっている。
 だから矢川が部活で大惨事に巻き込まれていようとは、言われることがなければ思いつかなかっただろう。
 言われてみれば至極当然の反応ではあるのだが]
(55) 2021/03/06(Sat) 17:57:18

【人】 上原 隆司

[お花見デートの日。
 矢川が用意してくれたお弁当箱のそばには、上原が家でハンドドリップしてきたコーヒーを詰めたボトルがあった。
 人に飲ませるほどの腕ではないが、自分で飲む分には気に入っていて、いつも食べ物を用意してくれるお礼にと用意したのだった。
 ブラックだからと、ミルクチョコレートも一緒に。

 辺りが賑やかな中、ベンチに陣取ることは無事できただろうか]


  俺の家? 普通の1DKマンションだよ。
  台所狭いぞ……。今度見にくるか?


[家のことを問われると、素直に答えた。>>0:93
 見たいのだったら、と誘う言葉をかけながら。

 上原の部屋は独居が前提だけにあちこち狭苦しいが、特に台所は顕著だった。
 元々狭い調理スペースに炊飯器が置かれ、そのままでは本格的に何か作るのは苦労するだろう有様であった]**
(56) 2021/03/06(Sat) 17:57:41

【人】 上原 隆司

>>57矢川の部活では大分面白い言い草になっていたとは露知らず、マイペースな逢瀬を続ける上原だった]


  ダイニングキッチンの他に寝室がひとつだな。

  コンロは1個だけだな……。
  料理するには不便だと思う。
  普段はほとんどお湯沸かすくらいだ。


[部屋の広さがピンと来ていなそうな矢川に、間取りの説明を付け加えた。
 独居でもワンルームでないのは、少し贅沢かもしれない。あまり狭すぎるのも落ち着かないからと選んだ部屋だった。

 上原は米は炊くが自炊というほど料理もしない。それは下手に作るとかえって栄養バランスが悪くなるからだった。
 1人前の1食分のおかずを作るのは難しい。根気よく日々料理するのも向かない性分だった。

 だから矢川のお弁当にはいつもありがたみを感じていた]
(60) 2021/03/06(Sat) 20:58:07

【人】 上原 隆司

  いただきます。
  いつもありがとな……、今度何か奢らせろよ。


[紙皿と箸を受け取って手を合わせ、お重から料理を選び取る。確かに言われた通りに春の彩を感じるメニューである>>59


  蛍の料理はいつも美味いよ。
  和食というか、日本食が好きなのか?


[矢川のお弁当は洋食にしても日本人らしいメニューが多いように感じていて、食べながらふと尋ねた。
 外国料理に関心はないのだろうか、と。
 何か気になる料理があれば、一緒に外食するときに食べてみたかった]
(61) 2021/03/06(Sat) 20:58:50

【人】 上原 隆司

  そういえば蛍は、志望校決めたんだったか。


[あまり進路の話をしたことがなかった気がして、桜を見ながらふと尋ねた。

 >>59もし志望校の話を聞けば、女子大という点に安堵したかもしれない。
 己の大学生活を思い出すと、男子学生に不安の湧く話が上原にはいろいろあったのだった。

 コーヒーを飲んで幸せそうにする矢川を見ながら、料理の合間に一口飲む。
 癖なのか、上原の淹れるコーヒーはどうしても濃くなってしまいがちだが、その分ミルクと相性はいいかもしれない。

 今は食事中だからチョコレートに手を伸ばすことはなかったけれど、コーヒーと一緒に食べれば苦味がほどよく和らぐだろう]**
(62) 2021/03/06(Sat) 20:59:16

【人】 上原 隆司

  えっ、……いや、さすがにそれは悪い。


>>63毎日お弁当と言われると、上原はさすがに食費を負担しなければという心境になった。

 添加物が心配というのは確かにそうだろう。あまり余分なものは入っていないものを選んではいるのだが]


  料理はタダじゃ作れないだろ。
  材料もそうだし、手間暇かかるし。
  礼はしたいんだよ。

  パフェか……、そのうち行ってみるか。


[店が遠いと、何かのついでで遠出したときになるのだろうか。
 デート先と合わせて少し遠くまで行くのも、きっと楽しいだろう]
(66) 2021/03/06(Sat) 22:23:34

【人】 上原 隆司

[矢川がアスパラのベーコン巻きを食べている頃、上原はタコさんウィンナーを容赦なく頭からかじっていた。
 その他のおかずも満遍なく食べて、卵焼きには相変わらず満足げだった]


  バランスか、なるほど。
  確かにいつもバランスいいもんな……。

  俺はいつか、食べたことない外国料理を
  食べてみたいんだよな。


[上原には好き嫌いがあまりない。
 それは、際立って好きなものはほとんど見つかっていないということだ。
 生まれつき食べ慣れている食事の中には、大好きな味はないのかもしれない。

 そう思うと、見知らぬ国の料理の中にそれを探してみたくなることがあった]
(67) 2021/03/06(Sat) 22:24:00

【人】 上原 隆司

>>65矢川の志望校のことを聞いて、「離れたくない」と言われたことに一瞬、上原の胸は高鳴った。
 それと同時に、いくらか安心感も湧く]


  女子大か……なら大丈夫かな。
  男子大学生、ろくでもないのが結構いるからな。
  学外との交流には気をつけるんだぞ……?


[高校でストーカーに遭った矢川には今更注意を促すほどのことではないのだろうか。
 それでもどうしても不安なものは不安で、じっと真剣に矢川を見つめることになった]
(68) 2021/03/06(Sat) 22:24:34

【人】 上原 隆司

  ああ、片付けなぁ……。


[実家暮らしだった頃、親の洗い物を手伝った記憶が上原にはあった。
 作ってもらう立場としては洗い物の負担はさほどでないのだが、作る側が洗い物もするのは大変らしいのは知っていた。

 もし共に暮らすなら洗い物は自分でやろうか、などと彼女と同じことを知らぬ間に考えていた>>69


  国にまで行くのは大変かもなあ。
  国内で食べられる外国料理だけでも
  いろいろ食べてみたい。

  牧場のアイスクリームって美味いらしいよな?


[絞り立て牛乳と言われて、連想したことを話す。上原の遠方出身の友人がそんなことを言っていたのだった]
(71) 2021/03/07(Sun) 9:46:20

【人】 上原 隆司

>>70大学生活の夢を語る矢川が微笑ましくて、上原は微笑んだ。
 大学受験を控えた頃、そんなことがあったのを思い出した]


  市民サークルはいいかもな。
  学生時代からいろんな年代と知り合っておくと
  世界も広がるし。

  ろくでもない奴は……、
  新入生を交えた飲み会で、強くて飲みやすい酒を
  新入生に勧めて、そのまま持ち帰ったりとか。


[ニュースになるような大規模な事件を起こす例は少ないだろうけれど、そのくらいの話なら頻繁に聞くことだった。未遂も含めて。

 女子学生にも恐ろしい相手はいるのだが、女子同士でターゲットになる可能性は低く見積もっていた。
 ありえない話ではないだろうけれど。

 そして真剣に話している間、呑気に見惚れられていることには気づかなかったものの、他人事っぽく聞いている印象は受けていた]
(72) 2021/03/07(Sun) 9:46:44

【人】 上原 隆司

  観光できる牧場ならバスが出てるんじゃないか?
  運転できりゃよかったが、免許ないんだよな……。


[都会に暮らす分にはあっても使わない気がして、上原は無免許なのだった。
 楽器演奏については微笑んで頷いた]


  サークルなら自分の楽器いるもんな。
  気に入ったのが買えるといいな……。


[高値のものを買うという話になると、いくらか出資できないか考えてしまった。
 それはさすがに気を遣わせてしまう気がして、申し出は躊躇っていた。
 それよりも日々を過ごしながら少しずつ助けになるほうが良いだろうかと]
(75) 2021/03/07(Sun) 13:08:07

【人】 上原 隆司

  律儀に法律守る奴と、守らない奴がいてなあ。
  周りが飲むからって飲んじゃう奴も少なくないぞ。
  騙されて飲むケースもあるだろうし。


[そもそも、大学の新入生が未成年とは限らない。2浪していれば二十歳である。
 ちなみに上原の初飲酒は19歳であったとか]


  自分の飲めるペース掴んでおくのは大事だからな。
  そのときは付き合おう。


[矢川がどのくらい飲めるのか、上原も興味があった。どんな好みをしているのかも。
 同じものが楽しめるかもしれないし、そうでないかもしれない。それを知る機会まで、関係が続いてほしいと思った。

 コーヒーを飲み終え、お弁当も食べ終えると、片付けを手伝って次の場所へ向かう準備を整えた]*
(76) 2021/03/07(Sun) 13:08:48

【人】 上原 隆司

>>78矢川の高校最後の一年間。
 上原は演奏会にも文化祭にも顔を出したろうし、卒業式も見に行っただろう。
 そのときには矢川の両親に挨拶することにもなったかもしれない。

 そのうちに矢川の家に遊びに行く機会もできるだろうし、酒の味はともかく強さが同じくらいとわかれば、一緒にバーや居酒屋を巡る機会も増えただろう。
 ときには好みの酒を持ち寄って、家で一緒に晩酌もあったかもしれない。

 コンロ不足にはカセットコンロを調達して、矢川が部屋に料理をしに来てくれることを楽しんだ。

 喧嘩をすれば上原が折れることのほうが多かったかもしれない。
 譲らないときもあったかもしれないが。

 そうやって時を重ねながら、矢川と共に暮らしたいという上原の想いは強まっていくことになっただろう]**
(79) 2021/03/07(Sun) 21:17:45

【人】 上原 隆司

>>80卒業式の日、矢川の両親と上原は初対面であった。
 矢川父の棘のある態度に肝が冷えたものの、理由が卵焼きと知って上原は安堵しつつも苦笑した。
 今まで挨拶に行かなかったことを詫びて、改めて挨拶に向かうことになっただろう。

 矢川のセーラー服姿は他の行事のときも見たかもしれないが、高校生らしい姿の矢川と写真を撮る機会が最後と思えばすんなりと応じた。
 まだ知り合って1年しか経っていないことが不思議に思えたのもその時だった]
(83) 2021/03/07(Sun) 22:59:55

【人】 上原 隆司

[20歳未満の飲酒を強く咎める気は上原にはなくて、嗜めつつもときどきなら一緒に飲むこともあった。>>81

 上原はあまり果実酒は飲まないほうだったが、矢川が気に入り始めてから一緒に飲んでいるうちに、良さを理解し始めた。

 酔って甘える矢川は大層可愛らしかったが、外でこうなられては困るとも思った。
 恋人の可愛い姿は自分だけのものにしておきたいのが人情であろう]
(84) 2021/03/07(Sun) 23:00:24

【人】 上原 隆司

[テーマパークのイベントで泊まりの話が出たとき、意見が割れたのはその頃の仕事の状況が主な理由だった。>>82

 上原の誠実な取材と納期をきっちり守る仕事ぶりが評価されて、記事のテーマが幅広くなり始め、慣れない記事の締め切りを複数抱えていた頃だった。
 その上、ただ書くだけでなく企画を出す側にも回ることになり、新人指導まですることになって、仕事が非常に立て込んでいた。
 充実していたとも言える。

 そのイベントが2ヶ月後ならギリギリ可能だったのだが、1ヶ月後だった。それではまだ締め切りの渦中で、どうしても断るしかなかった。
 そして事情を話して謝ったのに矢川に拗ねられてしまって、上原も少々苛立ってしまったのだ。

 それでも1週間も経たないうちに仲直りはしたし、後日埋め合わせを約束して、ちゃんと実行もしたのだった]*
(85) 2021/03/07(Sun) 23:01:20

【人】 上原 隆司

[長い付き合いをしているうちに、上原が言いそびれたまま言えなくなった言葉があった。>>86

 関係が安定すればするほど、改まった話はしづらくなる。

 それでも、大学卒業をきっかけに少し進展すればとは思っていたのだが。

 なんとなく言う機会を逸しているうちに、5回目のバレンタインになった]
(89) 2021/03/08(Mon) 8:06:12

【人】 上原 隆司

[待ち合わせに着くのはいつもちょっとだけ上原が早かった。>>87
 けれど矢川も時間をしっかり守るから、待ちぼうけることなどなくて、同時に着いたこともあるくらいだった。

 どんなやりとりも、それが当たり前と言うように自然になって、長く続いた関係を物語る。

 矢川が「帰りたくない」と言うことはなくなったけれど、別れ際に名残惜しそうに見える日が少なからずあったのは、上原がそうであってほしいと思うせいだろうか]
(90) 2021/03/08(Mon) 8:06:41

【人】 上原 隆司

[デートはいつも楽しいし幸せで、だからこそ別れ際が寂しかった。
 帰したくないと思っても、帰さないわけにいかなくて、次に会う日を楽しみにして過ごした。

 ――このまま同じ家に帰って、次の日も、その次の日も隣にいてくれたら。

 別れ際、そんな風に上原が切実に思うようになってから、何年経っただろう。

 >>88いつもより少し長めのキスで、同じことを考えている気がして、上原は彼女を抱き締める腕に力を込めた]


  ……蛍、あのさ。
  卒業したら、一緒に暮らさないか。


[卒業も間近。新しい生活を始めてもおかしくない時期。
 それで、やっと。
 ここ何年か言いそびれていたことが言えたのだった]**
(91) 2021/03/08(Mon) 8:07:00

【人】 上原 隆司

[彼女が子犬みたいに見えたのは、そんな喜びようを上原が見たのは、ずいぶん久しぶりのことだった。>>92
 それが愛おしいのと、即答に安心したのとで、微笑んでしっかりと抱き締めた。

 が、確認するような問い>>93に、今度は上原が目を瞬いた]


  ……いきなり結婚がよかったか?
  一緒に暮らして負担がないか確かめる前に。


[たぶん負担などないとは、上原も既に思っていたけれど。
 それでも、急に何もかもが変わってしまうよりは、少しずつと思ったのだった。
 春からは彼女も働き始めるわけで]
(95) 2021/03/08(Mon) 9:16:30

【人】 上原 隆司

  期間を決めるか。
  一緒に暮らしてみて、半年とか1年とか……

  それで、この先もずっと一緒にいたいって
  気持ちが変わらなかったら。

  そのときは結婚しよう。


[気の長い話かもしれない。さらに歳を取ってしまうし。
 それでも一緒に暮らす幸せを確かなものにするために、必要なステップだと上原は思っていた。>>94

 それに。
 「子供ができたから」という結婚の仕方が、上原は好きになれなかったのだ。
 子供を言い訳にするようで。
 無計画を曝け出すようで。
 その分、相手への愛情が薄いようで。

 ちゃんと視野に入れて準備してきたもの。結婚はそういうものであってほしかった]**
(96) 2021/03/08(Mon) 9:17:02

【人】 上原 隆司

  ……それは、確かになぁ。


>>98名前が変わることを言われると、その観点が無かったことに気づく。
 諸々の手続きが相当に大変なものであるらしいことは、上原も知っていた。

 それに、子供の人数も。
 上原は何人ほしいとまでは考えていなかったが、健康な子を望むのなら早いほうがいいのは知識としてはあったから]
(100) 2021/03/08(Mon) 9:42:21

【人】 上原 隆司

  待つ期間が無いほうがいいか?
  俺の都合ばかり押しつけるのも嫌だ。

  たぶん大丈夫だろうとは、俺も思ってるし。


[大丈夫でないことがあったとしても、前向きに解決できるくらいの絆があるとも思えていた。
 だから、彼女の意志を尊重したくて改めて尋ねた。

 とはいえ、仮に書類が早々に出せても、挙式となるとまた話が変わるのだろうけれど]**
(101) 2021/03/08(Mon) 9:42:48

【人】 上原 隆司

  ……そうか。


[語られる切実な言葉を聞く。>>102 >>103
 気持ちだけではどうにもならない、いや、気持ちがあるからこそどうにもならない、体の問題。

 彼女の将来を閉ざさないためと耐え続けて、けれど、耐える理由もそろそろなくなる。

 それこそなし崩しになって、上原が一番避けたかったことになるのかもしれない>>96


  わかった。


[それならもう、我慢するのはやめにしよう……まだ「我慢してる」と思えているうちに。
 上原はそう思って、背伸びされてのキスで彼女の唇に少し隙間を感じたとき。

 言葉で答えようとするのを、やめた]*
(104) 2021/03/08(Mon) 10:44:33
 




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