人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


[犠牲者リスト]
???

二日目

事件:楽観

本日の生存者:“楓”、武藤景虎、寿 達也、緑山 宗太朗、黒崎柚樹、緑山 美海、“椿”、要 薫、天原 珠月、月島 雅空、深江、天美以上12名

【人】 月島 雅空

[ここにきて二度目の夜になった。それはすなわち珠月がいなくなって一日近く立っていることを意味してもいた。

結局親にも連絡せずに珠月の件は黙っていた。ペルラさんの力をあてにする。なんてなんともか細いが、もし戻れるならば珠月が帰ってきたときのために騒ぎにしないほうがいいし、ペルラさんの存在のことも考えるとといけないと踏み止まったのだ。

ペルラさんはぐっすりと眠っている。リビングのコタツで寝た自分は途中一度だけ二階の荷物を取り、天窓のシャッターを閉めはしたが、まだ寝てるのを確認だけして去る。疲労以外にも寝具の柔らかさが原因>>1:157ともなるとはおもいもよらない。
そうここに住まうものは食や風呂、寝具にとてもこだわっている民族なのだ。]
(0) 2023/03/06(Mon) 22:06:25

【人】 月島 雅空

[さて、その間に色々としていた。彼女の変えの服を買いにいき、ついでに何か自分宛てに連絡が入っていないかとか管理人のほうに聞いてみたり、ちょっとした予約をしたり。

その後は、料理を作っていた。
料理をして、気持ちを落ち着けるため、というのもあっただろうが、生活する上では必要だし、ペルラの回復の貢献できるとしたら浮かぶのがそれだったのもあった]
(1) 2023/03/06(Mon) 22:06:39

【人】 月島 雅空

[前日にヨーグルトと塩で漬けた鶏むね肉、ヨーグルトはふき取り鍋に入れて炒め、そこに刻んだ玉ねぎを刻み、乱切りにしたナス、粗めに刻んだシメジとエリンギをいれて弱火で蓋をしてじっくりと焼いていく。

しばらくの時間がたち鍋の蓋を開けてみると、肉や野菜にキノコからでた水分で随分水っぽくなっていた。
これが野菜の甘味や肉やキノコの旨味が詰まっているものだ。そこに粗ごししたトマトと野菜ジュースを加えて、混ぜ合わせる。
そこから蓋をして更にじっくり弱火で加熱した後に、市販のカレールーを加えて、焦げ付かないようにかき混ぜて、水を使わないでトマトと具材から出る水分で作った旨味たっぷりのカレーの出来上がりだ。
ヨーグルトに漬けたおかげで鶏むねに柔らかくコク深さとすっきりさと食べやすく美味しいだろう。
ご飯を炊けば、あとは彼女がいつ起きても大丈夫な状態だろう。]
(2) 2023/03/06(Mon) 22:06:53

【人】 月島 雅空

[いつ起きてもいいようにとごはんを作り終えたところで、自分は一足先にシャワーを浴びにいった。
服も着替えたところで、ふとみたのはアメニティグッズ>>0:167。珠月がいっていたやつだ。そして―――]

 あ、ペルラさん、おはようでこんばんは

[一階のこたつにいた雅空は、だが彼女からしたらだいぶ様変わりしていたように見えるだろう。目や口や鼻を空けていたが、顔全体が白いお面をつけているような状態で―――シートマスクをつけていたのだ。]
(3) 2023/03/06(Mon) 22:07:10

【人】 月島 雅空

 スキンケア―――肌の健康のためには、洗う、潤す、守る。と三つの必要な要素がありまして……

[だいぶ驚かせてしまっただろう。落ち着かせるのにしばし時間がかかっただろうか。なぜこんなことになっているのか訳を説明する。]

 肌が乾燥するのは非常に悪いことといわれてまして、これ、シートマスクを着けることで肌に良い成分が浸透していくという効果があるんですね。
 まぁ俺も聞きかじった知識なんだけど……

[肌とは大事なものなのだ。と、天原母からの教訓であり、珠月も詳しいだろう。と、なんでこんなことをしていたかも伝える。]

 つまり肌がきれいになるためにやっている。と認識してもらえればいいかな

 …興味があれば、後でやってみます?あ、ごはんも用意してるんでお腹空いてたらそっちからがいいかな。

[起きてきて早々、昨日の件から他の会話をしてもいいはずなのに、シートマスクをしていたせいですっかり肌談義スタートになってしまったのであった*]
(4) 2023/03/06(Mon) 22:07:58

【人】 黒崎柚樹


[武藤は時々すごく、私の保護者のようになるんだ。

どちらかと言うと私の方が姉御気質(弟が居るのが大きいのだろうな、とは)だとは思うのだけど、弱っている時、疲れている時に的確に手を伸ばしてくれるのは武藤の側。
そして私はそんな武藤に甘えているという自覚はある。

"食べ物だけ与えておけばいい"とまでは思っていないけど、でも、"お腹いっぱい食べさせておきたい"とは思ってるよね?

食べ始めるともくもく、目の前の料理に集中しがちな私の代わりに、武藤はせっせとビールのおかわりを取りに行ったりしてくれていた。ごめん。

外で食べる御飯は初めてではなかったけれど、でも、"作って食べる"のは初めてだったから、とても楽しかったよ。

作った料理を家族に"おいしい"と言って貰えるのも格別なら、誰より好きな人に"めっちゃ美味い"と言って貰える >>1:153 のは、輪を掛けた嬉しさがあるんだなと、とうに知っていたことだけど、今日も改めて思うことになった。]
(5) 2023/03/06(Mon) 22:31:07

【人】 黒崎柚樹

[モンスターやっつけて(あれはもう正しくモンスターで良いと思う)、討伐記念に美味しく焼けた骨付き肉とお酒を前にして。]

 あのゲームにもお酒って、出てくるんだっけ。

[私はそのゲームをしたことはないけれど、やってた弟が、酒とチーズの組み合わせが云々とか騒いでいた記憶がある。武藤とやったあのアトラクションでは、お酒は出てこなかった記憶があるものの、でも売店でお肉は買って食べたよね。おいしかった。

ハンターさんは頑張ったのでいっぱい食べて良いんだよとばかり、テーブル端に置いたボウルの中には着々と太い骨が溜まっていく。]

 武藤も茄子好きなんだっけ。……そっか。

[特に味のない野菜なのにね、なんでかすごく美味しいよね。
スライスして、油ちょっと多めで揚げ焼きみたいにしてトロッと柔らかく焼けたのに、おろし醤油かけて食べるのが一番好きだったりするけれど。

会話はとりとめなく、食材の減り具合もまた、とりとめなく。]

 あ……ごめん、ありがと。何度も立たせて。

[ビールのお代わりを取りにと立ち上がる武藤へ顔を向ければ、いつの間にか空には茜色が差していた。

新たな缶を飲み干して、もう1缶と言う頃にはもう薄暗くなってきていたし、合間にぽいぽいと口に入れていた1株分のにんにくも綺麗に消えていた。]
(6) 2023/03/06(Mon) 22:31:48

【人】 黒崎柚樹


[そして最終局面の私は、オムレツ作りに御執心。

本当に美味しいんだよ?でも火を通しすぎると固くなりすぎて、いまいちになってしまうので。

アルミホイルで作った器の底に溜まったにんにく風味のオイルを見て、この量なら卵2個かなあとぱかぱか割り落とし。

アルミホイル破らないように竹串でぐーるぐるかき混ぜながら、お醤油ひと垂らし。

あとは鉄板の端の方でゆるゆると火を通しつつ、途中でうまい具合にひっくり返し、表面ちゃんと固めるくらい火から下ろせば、にんにくオムレツのできあがり。

酔っ払い特有の執着心で仕上げたオムレツは、過去一番くらいの出来映えだった。]

 ふふ、美味しいでしょう。
 ふふー。

[得意気に胸を張り、私もサンドイッチ食べる……と、コールスロー、ほぐしたスペアリブ、バーベキューソースを食パンの中央に積み上げて。

ぱたりと二つ折りにして齧り付いたらちょっとばかり異国な味がした。異国、まだどこへも行ったことがないけどね。]
 
(7) 2023/03/06(Mon) 22:32:16

【人】 黒崎柚樹


[多分私は、相当に酔っていた。

普段だったらビールだけ飲んで酔うことはない。

けれど今日の私は寝不足で。武藤が戻ってきてくれたことで、すごく気も緩んでいた。
自覚はなかったけれど、きっと疲れてもいたんだろう。]

 むとー。
 温泉は、行かないの?

[こてりと首を傾げたものの、じゃあ温泉に行こうとは、とても言えない状態だったに違いない。

温泉は明日にしようと言われ、ぶうぶう口を尖らせた私は、バーベキューの片付けをあらかたしたところで、お先にどうぞと言われるまま、バスルームへと消えたのだった。

……そういえば、鍵をかけるの、忘れたな?]
 
(8) 2023/03/06(Mon) 22:32:44

【人】 黒崎柚樹


[髪、ちゃんと洗ったよ?顔も洗った。もちろん、身体も。

なんだか立っていられなくて、バスタブの中、ぺたりと座り込んだまま、ごしごし全身洗う感じになったけれど。

で、洗面台に乗せておいたバスタオルを手探りで取って、座ったまま、もそもそと全身を拭いて。

  ────うん。寝ましょう。
  今日は寝ましょう。


肩にタオルを引っかけ、バスタブを跨いだあたりで、どうやら私は限界だったらしい。

シャワーカーテンが最上の枕と言わんばかりに、私はバスルームの床に膝をつき、シャワーカーテンにしがみつくようにしながらすうすうと眠りこけてしまっていた…………ので、あるらしい。

おかしいな。
お布団でちゃんと寝ているつもりだったんだよ?**]
 
(9) 2023/03/06(Mon) 22:34:11
片連理 “椿”は、メモを貼った。
(a0) 2023/03/07(Tue) 0:24:37

【人】 天原 珠月

[目覚めたとき、つかの間、思い違いをした。
まるで誰かを探すように辺りを見回してから目を閉じる。
ゆっくり吸って吐いて、もう大丈夫。

ベッドを降りると簡単に髪の毛や衣服を整え、顔を洗うための水場は下だろうと階段を降りる。
1階にはなんだか嗅ぎ慣れない良い匂いがしていた。
ガクが料理を作ると言っていたが、それと関係あるのだろうかと首を傾げていれば、昨日コタツというと教えて貰った、布のくっついたテーブルに後ろ姿>>3があった。

なんだかほっとする。
自分にとっても不思議なことがあった直後だ、ガクのほうにまで何かあっては自分ではどうにもならない気がする。]

 おはよう、ガク。

[ああ、そうだ。彼が振り返る前に心の準備。
だってガクはあの『彼』にとてもよく似ていて心臓に――。]
(10) 2023/03/07(Tue) 0:43:28

【人】 天原 珠月


 な、……な、ななな、……大丈夫!?
 何かに取り憑かれたの? どうしたの?

[こういう意味で心臓に悪いなんて聞いてない!!!]

 え? すきん、けあ?
 洗う、潤す? その白いので守ってるの?

 な、なるほど……この世界の人々は凝り性なのね?
 清潔と睡眠と、肌への気遣いと……。

[最初は心配、次には興味で、コタツに座るガクの隣に膝をつき、自らも意識しないぐらい近づいて覗き込む。
よかった、本当に肌に何かくっつけているだけらしい。
元の世界にも化粧の文化はあるにはあったが、こういう仮面のようなものでの肌の気遣い方法は初めて見た。]

 ガクもお肌には気を遣っているのね。
 
[元々ガクを知っているわけではないし、この世界の男性の普通を知るわけでもないので、意外そうではない。
ただ『彼』とは全く違うなぁ、とくすぐったいだけ。]
(11) 2023/03/07(Tue) 0:44:04

【人】 天原 珠月


 え? 私もやってみていいの?

[興味半分、恐れ半分。後は。]

 それをしたら、肌がきれいになる……若返る?

[そういうところはほんのり気になるお年頃かもしれない。
もしガクが気にする素振りを見せるなら、特に気にせず、年齢は25であると教えることだろう。]

 まぁ、私の見た目を気にして褒めてくれるような……そういう人は、もうそばにはいないのだけれど。

[柔らかに目を細める笑みに、切なさが一滴。]

 あ、ご飯。……。

[今何も聞いてない、聞いてないわ、ね?
お腹を押さえて後ずさると、顔を洗ってくるからと洗面所までどうにか駆けるのを抑えて歩いて行くのだった。]
(12) 2023/03/07(Tue) 0:53:35

【人】 天原 珠月

[顔を洗い、櫛を借りて髪を梳かす。
洋服はガクが用意してくれたらしく、申し訳なさそうに、でも感謝の言葉とともに受け取ったことだろう。
脱衣所で着替えさせてもらい居間に戻ってくる。

シフォン素材の小花柄のワンピースは足首までの丈があり、軽くふわふわと室内でも風を纏っているかのよう。
セットで作られたように色のピッタリな若草色のカーディガンは大きめのサイズで、手の甲までが隠れていた。

丈としてもふんわりした具合もこれまでの装束に似通うものがあり、特に違和感もなく着こなすことが出来ている、はず。
おかしくない? これで大丈夫?
と尋ねるように、ガクの前で控えめに回ってみせた。*]
(13) 2023/03/07(Tue) 1:23:07

【人】 月島 雅空

 ええ、まぁ……美を求めて争う人がいるぐらい…には?

[自分でいってみて、間違ってはいないけれど過激だな。などと、少しだけ悩まし気に、なにはともあれ驚かせたことには素直に驚かせてすみません。とペルラさん>>11には謝って]

 気を遣ってるというか、そういう環境だったのもあるけど……珠月がな。
 珠月が可愛いおかげで異性からちょっかいかけられてたとかあったんですよ。だからできるだけ異性を感じさせないように気遣ってた時があったんで。

[主に反抗期のときとか顕著だっただろう。おかげで自分が反抗期になる暇がなかったぐらいである。
そういうわけで粗野なとこがでないようにできるだけしていた面はあった――と、そこは当人にはいえないですけどね。と苦笑していった。

なお、珠月に似ているといったペルラも同時に可愛いと言っていることになるのだろうけれど、その辺りは無自覚である。]
(14) 2023/03/07(Tue) 2:02:05

【人】 月島 雅空

 もちろんどうぞ。やりかたは教えるんで、専門家じゃないから確証をもって綺麗になるとは言えないけど、肌の健康にはいいはずです。

[その辺りはどこでも一緒なんだなぁ。と、若返る?という言葉>>12にはおかしそうに笑みを浮かべつつ、年齢を聞かなかった。別に礼儀とかではなく少し上ぐらいなんだろう。と勝手に頭の中で変換されていて疑問にならなかったからである。

そろそろ時間だと、シートマスクをとって眼鏡をかけ直した。]
(15) 2023/03/07(Tue) 2:02:36

【人】 月島 雅空

[そういう人がこの人にいたんだ。と思うと、言葉が思い返される。
ペルラさんは力を使い切って役目を終えたのだ。そしてよくわからない世界で珠月とあった。というし、当然そこには残されてきたものがいるのだ。

憂いを帯びた光を宿す瞳と笑み、その呟きに珠月にも自分にもない種類のものだ。

ただそれはそれとしてお腹を抑えたのをみて、これは腹ペコの合図です。と料理人を目指す男は知るのである。]
(16) 2023/03/07(Tue) 2:02:52

【人】 月島 雅空

[変えの服があるので、よかったら着替えてください。といってペルラさんが脱衣所 >>13にいくのを見送り、自分はつくっておいたカレーを温めなおすためキッチンにたっていた。]

 大丈夫、ちゃんと着れてる…むしろサイズがわからないからタイトにならないものをって選んだのが大丈夫で俺のほうがほっとした。

[自分の前でくるりと回って見せるペルラをみて、自分もまた安堵するように息を吐いた。
セットで買ったやつなので間違いないとは思うが、春らしく、それでいてちょっと大人っぽく見えて似合っていると思う。

それに肌の露出が少ない。昨日彼女の巫女としての服を着ていたとき、正確には水に濡れ張り付いていた姿に心臓を悪くしたからこそのチョイスでもあったとか。]
(17) 2023/03/07(Tue) 2:03:47

【人】 月島 雅空

[そうして温めたカレーを二人分と水も二人分用意。キッチンカウンターに置いてそっちに運んでくれるかな。とペルラさんへといって、二人分の食事がこたつへと運ばれる]

 これはカレーっていって、こっちの白いごはんと混ぜるようにして食べるんだけど…言わなくても大丈夫だったかな。

[と、知ってるかわからなかったので流れでカレーの説明。味付けはちなみに甘口だ。

水をいれずにつくったカレー>>2は一日目から濃厚で、食欲をそそる香りはもちろん。野菜や肉、キノコのエキスをこれでもかと含んだ味付けは深い味わいをもたらしてくれるだろう。

皿を渡して先程のこたつへ。既に電源は入れているのでぬくぬくのほかほかである。]

 では、いただきます。

[ぱちりと手を合わせて食事を始める。見たことない料理なら最初に食べてみせるのがいいだろう。と食べてみると、市販のカレールーの優秀さもさることながら、多彩な味わいは脳みそに喜びを与えてくれるし野菜もたっぷりなので一日の疲れを癒せるほど活力が満ちるようだ。そんな旨さで満足のいく出来であった]

 食べながらでいいんだけど聞いていいかな。

 珠月をペルラさんの世界に送ったとき、一番信頼してる人のもとに送った…っていってたけど……恋人、だったりしたのかな?

[先ほどの肌に対して切ない響きとともにいっていたのと合わせて、そうじゃないかな。という推測のもと聞くのであった*]
(18) 2023/03/07(Tue) 2:04:14

【人】 天原 珠月

[カレーという食べ物は初めてだった。
ご飯すらも初めてだと明かし、水気を飛ばした野菜たっぷりスープのようなルーとの組み合わせに瞳を大きくする。

ぬくぬくコタツに自然と大きく息をついてしまう。
なんて身体の力が抜けるあたたかさなのか。
ガク>>18の真似をして手を合わせ、いただきます、と言って。
食べ始める様子をそうっと窺って、自分も一口。]

 ……!

[野菜のうまみ、トマトの酸味、タマネギの甘み。
柔らかなお肉は力を入れなくても口の中で崩れて、キノコの歯ごたえは感じられるのがアクセントになって。
とにかく色んな味がしてちょっと頭が混乱しそう。
自分の世界の料理の味付けは基本的にシンプルなものが多かったし、巫女用と準備されたものは栄養を考えられている点で上等ではあったが、味は薄めのものが多かった。

なにこれ、美味しい!と目が輝いた後に眉が下がった。
柔和な笑みがほんのり崩れている。]
(19) 2023/03/07(Tue) 2:40:26

【人】 天原 珠月

[上品な仕草は崩さずにもりもりと食べている。
そんな中でガクの質問はやってきたのだった。]

 ……、

[スプーン片手に固まる姿は少し幼げだったかもしれない。
でも口の中のものを飲み込み、コップの水を含んだ後は、また穏やかな微笑みを浮かべ――切なさが掠める。]

 ……聞かれちゃった。

[今は眼鏡をかけているガク。
先ほどシートマスクを外したときは遮るものがなく、予想通り、その奥にあった群青色の瞳が見えた。
とても似ていた。肩が震えそうなほどに。
『彼』が若い頃を鮮明に思い出させた。

まったく、このタイミングでなんて、ね。]
(20) 2023/03/07(Tue) 2:45:41

【人】 天原 珠月


 そう。その人は、私の恋人。
 唯一で、大好きで、……素敵でかっこいいの。

[最後は茶目っ気のある笑みを乗せて。]

 空を飛ぶのが得意でね。
 風を操って、風に乗って、鳥のように飛ぶのよ。

[細めた青に近い瞳は、思い出を映すような色をしていた。]

 巫女には、守り人という存在がいて。
 その役目を長い間担っていたのが彼だったの。
 私がまだ巫女見習いになったばかりの小さい頃から、ずっと、ずっと一緒にいてくれた。

[自分が役目を終え、力が尽きたために元の世界から消えてしまったことははっきり言葉にしないけれど。]
(21) 2023/03/07(Tue) 2:54:48

【赤】 片連理 “椿”

  “狼”は近しい者から喰らうといいます。
  そう言い伝えられるほどに、衝動に抗った者は少なかったのね。
  だから貴方の選んだ道はたぶん正しい。その場所を、守りたいのなら。……だけど


[そこまで言って、椿は悲しげに眉を顰めた。]

  
  ひとつところに留まる限り、その所業はいつか知れます。どこで見たとか、だれといたとか、いつは不在だったとか……そういうものが、積み重なるの。そしていつか誰かが、結びつけてしまう。


[友達や、仲間という存在は椿にはわからなかったが、一箇所に長く留まるのが危険だということはよく知っている。どんなに気をつけていても、いつしか噂は立ってしまうのだ。]


  だから、その時に貴方が、絶望しないといいと願います。


[どうあるべきかは彼自身が決めること。力になりたくても、楓の願いまではどうすることもできないし、その願いはあまりにも彼の性質とは噛み合わない。かといって、無関係な人を死に至らしめてまで守りたかったその場所を諦めろなどとも言えず、椿には精々彼の平穏を願うことしかできなかった。]**
(*0) 2023/03/07(Tue) 2:57:50

【人】 天原 珠月

[今も自分の中には彼がいる。
いつかまた逢える日を待ち続けているから。]

 ガクとミツキと同じかしら? 
 私たちもとても長い付き合いだったの。

[5歳の年の差があったから、自分はいつも彼ばかり見上げて、隣に立って、見つめ合って、育ってきた。]
 
 だから、信頼できるっていう保証は出来るわ。
 まぁちょっと……大雑把なところはあるって周りに言われていた気はするけど……。

[でもやるときはやるし、と。
余計なことを付け加えながら太鼓判を押すのだった。*]
(22) 2023/03/07(Tue) 3:02:33

【人】 武藤景虎


 ああ、シリーズに寄るけど酒が出てくる時もあるよ。

[ゲームだったら討伐前に飲むものだけど、とビールの缶を傾ける。>>6
どのシリーズもいろいろ料理出てきて美味そうなのが多いよ、とか。

テーマパークで食べたゲームの象徴的アイテムを再現した骨付き肉は一本を二人で分けて食べたなって。

食べ物シェアしたり食べさせ合うのはともかく、齧ったものを分けて食べるのが妙に気恥ずかしかったなと今や懐かしく思う。

まあ、付き合って一か月くらいで一本の骨付き肉二人で食うのは結構ハードルが高いことだった気はする。
骨付き肉って辺りがあまり色気がない絵面だけど。

討伐したモンスターの肉ではないものの(さすがにあれの肉は食べたくないが)、いかにも討伐記念っぽい骨付き肉を“上手に焼けました“出来た端から、とりとめない会話を挟んでせっせと食べていく。]

 うん、茄子は何しても美味いよね。

[揚げ浸しみたいなのも好きだし、一番好きな食べ方はフリッターかな。
外ではあまり見たことないけど、実家でよく出てきた、と少し焦げ目のついた茄子を口に運ぶ。]
(23) 2023/03/07(Tue) 3:16:20

【人】 武藤景虎


 いーよ、肉焼きの方が大変だから全然。
 見張ってて。

[追加のビールも何本開けたかは数えてないが、酒に合うものが多いから仕方ない。

まあでも、お互い酒は強い方だし、ちゃんぽんもしてなければビールしか飲んでないのにそこまで酔うことはないだろうし。]

[いや、柚樹は結構酔ってるな、とは、にんにくのホイル焼きの余ったオイルに落とした卵を真剣な顔でぐるぐる掻き回している頃>>7には気づいてはいた。

焼き加減とか難しそうだから邪魔しないように口元の缶を傾けつつ見守って。

酔ってても(酔ってるから?)上手くできるもんなんだなーと焼き上がったオムレツを箸で切り取って口に入れた。]

 うん、わかってたけどすげえ美味い。

[ご機嫌に美味しいでしょうと笑う様子に、かわいいな、と軽く人差し指を曲げた関節で緩んだ頬に触れる。

酔うとベタベタ触る癖の自覚はあるけど、この程度なのでオレはそこまで酔ってないよ。]
(24) 2023/03/07(Tue) 3:17:01

【人】 武藤景虎


 あー、温泉は今日はやめとこ。
 もう暗いし、温泉で寝落ちしたら女湯じゃオレは助けにはいけないので……。

[食べ終わる頃に柚樹が温泉に行きたがり始めたけど、明らかに酔ってるからさすがに止めた。>>8

酔ってないって言われても酔っ払いはそう言うんだよなとしか。

バーベキューの後片付けと、火の始末だけはちゃんとしとかないとなと炭を火消し壺に入れ終わってから室内に戻った。

柚樹が風呂に入ってる間に皿とか洗っておこうと流しに向かって。]
(25) 2023/03/07(Tue) 3:17:26

【人】 武藤景虎

[なんか遅くない?とは、鉄板含む洗い物を終えても戻ってくる様子がないことに不思議に思って。

浸かれる風呂があるならともかく、シャワーだけなら出てくるの早い方なのにと心配になってバスルームの前まで行けば、念のためノックをしながら声をかける。]

 柚樹、開けるよ。

[体温上がってアルコールが回ったのかもしれないから、倒れてたりしたらとドアノブに手をかけて。

鍵かけてとは言ってたものの、すんなりノブが回ったことに今ばかりは鍵がかかってなかったと安心する。

まあ、昨日のオレではないので?
何の問題もない……、とは思ったんだけど。

扉を開けると昨日と同じように一瞬固まった。>>9

ただ、それよりやっぱ倒れてたのかと慌てて身を屈めて声をかけると、寝てるだけだとは寝息を立てる様子から安堵の息を吐く。]
(26) 2023/03/07(Tue) 3:18:44

【人】 武藤景虎

[今まで何度か寝落ちたのを布団まで運んだことはあるから、物理的には大丈夫……、物理的には。

昨日のオレじゃなくてよかったな、とは心底思いつつ。]

 柚樹、布団行こ。

[やっぱ疲れてたんだろうな。

寝ぼけ半分でも掴まってもらうのともらわないのでは負荷がちがうので、小さく声をかけてからベッドまで運んだ。

服着せるのとかさすがに難しいから、起きなかったら布団は深めに被せておこう。]**
(27) 2023/03/07(Tue) 3:19:13
一匹狼 “楓”は、メモを貼った。
(a1) 2023/03/07(Tue) 7:03:27

【赤】 一匹狼 “楓”

[本当に正しいだろうか。>>*0
 守りたいだけなら、ただ殺したくないだけなら、離れるのが最善ではなかろうか。
 なのに人間だった頃の暮らしにしがみつき続けるのは……?]


  ……絶望なら、とっくにしてる。


[彼女の願いに答える声は、淡々としていた。それが当たり前のことで、何の感慨もないとでも言うかのように。
 人狼となって故郷に帰り着いたあの日、誰もが食料に見えたときを越えるような絶望を、この先の生で彼が味わうことはないだろう>>1:*42
(*1) 2023/03/07(Tue) 10:01:00

【赤】 一匹狼 “楓”

[ちらりと彼女に……いや、彼女の唇に視線を向けた。
 昨日目が離せなかった理由が、もう思い出せなかった。今思うのは、裂いたら同じ色の血が流れるだろうことぐらい。

 それを思ったら、彼の手は自然と彼女の頬に伸びた。
 拒む様子が少しでもあればすぐに手を引っ込めるつもりだったが、受け入れられるのならばそっと頬を撫で、身を屈めて唇を寄せるだろう。
 口づけを望んでいるように見えるかもしれないし、一旦はそうするだろうが、彼が本来意図するのは彼女の下唇に牙を立てて血を滲ませることだ。

 彼女に嫌がるそぶりがあれば、どの段階でもすぐに中断して離れるだろうけれど]**
(*2) 2023/03/07(Tue) 10:01:24

【赤】 片連理 “椿”

[頬を撫ぜる手はその声と同じく、無機質で冷たい。
 光沢のない琥珀色狼の目が近づく。
 それを瞬きもせずにじっと見ている。
 あるいは、乾いた色の唇から覗く牙を。
 赤が重なったのはほんの一瞬、すぐに下唇を歯列が捉えた。何かを感じる猶予も与えられず、牙は柔らかな肉を貫く。]


  ——ぁ


[小さく呻いて、目を見開く。
 舌先にとろりとしたものが触れる。慣れた味がする。
 じわりと滲んだそれは次第に溢れて、唇の端から流れ落ちた。]
(*3) 2023/03/07(Tue) 11:46:18

【赤】 片連理 “椿”

[しばらくの間、椿は何を問うでもなくただ黙って楓の目を見つめていた。重い沈黙の中、喘ぐような呼吸の音だけが響く。やがて、大きく息を吸いながら一度ゆっくりと瞬いて、椿は低く呟いた。]


  私も、殺す喰べる


[既に日は落ちて、夕暮れの名残に糸のように細い月が浮かんでいた。]**
(*4) 2023/03/07(Tue) 11:48:31

【赤】 一匹狼 “楓”

[彼女は拒む様子も無く唇を交わらせ、牙を受けた。>>*3
 軽く滲ませるだけのつもりが、存外深く貫いてしまったのかもしれない。
 舌を這わせて口の端から溢れた赤を受け止め、拭う。それから唇を離し、暫し目を閉じた。

 舌に残るのは“狼”でも変わらない、
                  ひとのちのあじ。

 美味いかどうかまでは、感想が浮かばなかった]
(*5) 2023/03/07(Tue) 13:06:13

【赤】 一匹狼 “楓”

[しばらくの間、彼女と瞳を覗き合っていた。>>*4
 声も囁きも発する気が起きないまま、彼女の呼吸だけを聴いていた。

 彼女は何を思っているのだろう。
 瞳の奥に見えることがあるだろうか。

 じっと覗き込む間に響く呼吸の音が変わり、彼女がゆっくりと瞬いた]
(*6) 2023/03/07(Tue) 13:06:24

【赤】 一匹狼 “楓”

[問いかける呟きを聞いて、彼の視線は僅かに逸れた]


  ……いや、


[殺す気は無い……無かった、少なくとも今は。
 けれど食べたかったような気はするのだ。

 その感覚が意味するところを考えてみても、答えは簡単には見つかりそうにない。一番食べたかったひとがうっすら脳裏に浮かぶだけ。その狂おしさともまた違うように感じた。

 彼は椿からゆっくりと離れ、姿勢を戻し、朝食のとき座ったソファへと足を向けた。呼び止められでもしなければ、そのまま身を横たえるだろう]**
(*7) 2023/03/07(Tue) 13:06:38

【赤】 片連理 “椿”


  ……いたい


[傷を袖で拭って、唇を巻いた。赤黒い染みが袖口に残る。まだ口の中に鉄錆めいた味がする。唇の傷は、小さくても出血量が多くなる。]
(*8) 2023/03/07(Tue) 15:12:29

【赤】 片連理 “椿”

[唇を重ねたその一瞬だけ、白昼夢の続きを見たような気がした。しかし咬まれたその瞬間に自分の死を連想したし、別にそれでも構わなかった。

 死ぬのが怖い、とは思わない。
 誰かに殺されるのをずっと待っていた気すらする。
 死にたくない、と思わないわけでもない。
 それでも、生きることも死ぬことも、自分には許されていないのだと、そんな気がしている。]
(*9) 2023/03/07(Tue) 15:13:23

【人】 片連理 “椿”

[楓を追って、リビングへと向かった。
 ソファに横たわる彼と肩を合わせるように、床に腰を下ろして膝を抱える。

 今はただ、そばにいたいと思った。]
(28) 2023/03/07(Tue) 15:20:49

【赤】 片連理 “椿”


[いつ、“その時”が来てもいいように。]**
 
(*10) 2023/03/07(Tue) 15:21:15

【人】 一匹狼 “楓”

[扉まで戻り椿を迎えた後>>1:134、楓が向かったのは朝食のときに使ったソファ。>>0:445
 そこに身を横たえ、緩く脚を組んだ。
 
 肩が触れ合うぐらい近くに付き従う気配を感じて>>28、視線を軽くそちらに流し、すぐにまた天井に向ける。
 眠りたいわけではなかった。
 起き上がっているのが面倒になっただけ]
(29) 2023/03/07(Tue) 16:06:14

【赤】 一匹狼 “楓”

 
  怖くないのか。


[すぐ隣の気配に尋ねる。
 彼女の行動がとても不思議だった。

 殺意を否定はしたが、不意に血を流させた相手だ。
 寄り添ってくる意味がわからない。

 けれど、怯えずに傍にいてくれる人の存在には安らぎを感じた。
 人間でなくなった今、人間の命を奪い続けながら生きている今、自分がいるべきはこういう人の傍なのではないか。]
(*11) 2023/03/07(Tue) 16:08:02

【赤】 一匹狼 “楓”

[“在るべき場所”とは、



 ……どこなのだろう。>>1:*43
(*12) 2023/03/07(Tue) 16:08:25

【人】 一匹狼 “楓”

[窓の外はどんどん暗くなっていく。
 照明をつける気は起きなかった。
 室内が闇に包まれ始めても、ずっと暗がりにいたせいか、何も見えないというほどではなかった。

 普通に生活していれば夕食の時間だろうか。
 何を食べようという気も起きないが、何年ぶりかで酒を飲みたい気分ではあった。
 といっても、楓はろくに飲めない。
 だから言い出す気にもならず、黙して薄暗い天井を眺めていた]**
(30) 2023/03/07(Tue) 16:08:56

【赤】 片連理 “椿”


  ……べつに。


[椿は素っ気なく答えた。]


  あのまま殺しても、良かったのに


[自分だって同じことをしたかも知れないのだ、怖がる理由がなかった。]
(*13) 2023/03/07(Tue) 17:33:08

【赤】 片連理 “椿”

[大きなガラス戸越しに外を眺める。東から染み出した黒が夕焼けの橙も黄昏の紫も西の果てに追いやって、辺りは青みがかった闇に浸され始めていた。

 少し肌寒い気もする。
 何か作ろうか、とも思ったが、食べる気もしない。楓も何も言わないから、同じようなものなのだろう。
 茶を淹れにキッチンに立って、湯が沸くのを待つ間にカウンターの下の棚を漁る。紅茶の缶がやたら充実していて、中には茶葉のようだが全く知らない名の記されたラベルがついているものもあった。

 特に冒険はせず普通の紅茶を選んで、缶をしまおうとしたところで、奥に幾つかの小瓶が見えた。手にとってラベルを確認して、ポットと一緒にそれもトレイに乗せる。]
(*14) 2023/03/07(Tue) 17:33:44

【赤】 片連理 “椿”

[部屋の中はもう青みも抜けて十分に暗かったが、薄暗さに慣れた目には特に不都合もなかった。
 トレイをテーブルに置いてカップを並べ、紅茶を注ぐ。それから、さっき見つけた小瓶の中身を小匙にほんの一杯、カップの中に垂らす。
 楓の視線を感じたなら、椿はにこりとして小瓶を楓の方へ向ける。]


  少し冷えますから、毒でも飲むことにします。
  あたたまるのよ、いかが?


[物騒な冗談をにこやかに放ちながら掲げた、スキットルほどしかない小さな瓶。そのラベルには、派手な飾り文字で“ラム”と記されている。]**
(*15) 2023/03/07(Tue) 17:41:54

【赤】 一匹狼 “楓”

[彼女の素っ気ない言葉に寂しさを覚えた。>>*13
 死が怖くないのだろうか。
 死を望んでるのだろうか?

 唇の感触と血の味を思い返すと、どうしても彼女が“食べたい”気はしてくるのだが……。
 殺したいわけではない──肉を味わいたいという感覚は少し違う。
 抑え切れないほど食べたかった相手に感じていた狂おしさとは通じるものがある気がしても、そこまでの衝動でもない。
 ではこれは、なんなのだろう。

 考え事の種がいくつも頭の中を廻っていく]
(*16) 2023/03/07(Tue) 18:15:52

【赤】 一匹狼 “楓”

[彼女が一度離れた後、湯を沸かす音がしていた。>>*14
 それから、何か探す音。
 彼女が立てる物音に、楓はじっと耳を傾けていた。

 やがてテーブルに何か置かれたのに気付き、視線を向けると、紅茶の用意がされている。
 彼女が毒と言いながら掲げる瓶には“ラム”の文字>>*15


  ……少しだけもらう。
  たくさん入れんなよ、吐くから。


[下戸を申し出ながら身を起こし、ソファに座り直した。
 彼の馴染みある飲み物は紅茶ではない。だが、今は味わってみたい気分だった]**
(*17) 2023/03/07(Tue) 18:17:04

【人】 月島 雅空

[言葉はなくとも態度は雄弁と語るもの。
美味しそうに食べるペルラさん>>19を見て、幼馴染を思い出しつつも、おかわりもあるよ。と伝えつつも、自分がきいた質問>>20には少しだけ切なく遠い色を見せて固まった後に茶目っ気たっぷり>>21な笑みを浮かべ教えてくれる。

楽し気に語りながらも、瞳は遠くの思い出を映して>>22のだろう。]

 そうか…俺たちと同じように、ペルラさんにもずっと一緒にいた人がいたんだな…

[ペルラさんの憂いと強さを実感する。ずっと支えてくれていたから信頼できる人だ。といいきれたのもあるのだろう―――大雑把とか>>22とかもいってるが、そこはまぁ信じることにしよう。]
(31) 2023/03/07(Tue) 20:31:54

【人】 月島 雅空

[本当に好きな人なのだろう。と羨ましいと思う反面もやっともする。
それはペルラさんがその彼のことを語っているからではない。
珠月が困ったとき、傍にいたのは自分なのに、それが今、自分ではないという、そんなもやもやだ。
今いっても仕方ないことだし、逆にペルラさんを預かっているともいえるのだ]

 なら俺のほうも、安心して任せられるようにペルラさんを支えないとな。

[もやっとした気持ちを置いて珠月に帰ってきてもらうために、そしてペルラさんも帰すために。という気持ちをこめて、力強く口にすると]

 まぁ…できること今ぐらいのことしかないんだけどね。

 あとは、お肌の手入れとか?

[ただ実際できることはというと、静養のための補助だな。と改めて自覚しつつ、興味があるならやってみますか?とするのであった*]
(32) 2023/03/07(Tue) 20:34:16

【赤】 片連理 “椿”


  あら、可愛らしいのね。


[揶揄うように言いながら、紅茶をマグカップに注ぐ。秋の並木道が描かれたカップは、薄暗い中では木の葉の赤が沈んで真っ直ぐに伸びた道だけが白く浮き上がって見える。]


  じゃあ、ほんの少しだけ。


[軸の細い、小さな匙に半分だけの酒を紅茶の表面に浮かせるように静かに垂らす。砂糖のような甘い香りがほんのりと漂い、これだけ僅かな量ならアルコールの苦味はほとんど感じないはずだが、口にすれば体の芯から熱が生まれるような感覚が得られるだろう。]
(*18) 2023/03/07(Tue) 20:36:06

【赤】 片連理 “椿”

[テーブルの前に膝をついて用意をしていた椿は楓の分のカップをテーブルに置くと、また膝を抱えるように座り直した。]


  冬にはよく、こうしてお茶を飲むの。
  よく温まって、気持ちよく眠れるのよ。
  飲み過ぎたら、怖い夢を見てしまうけれど。


[今は黒にしか見えない赤い花柄のカップを両手で包み込むように膝に乗せる。右手の袖口には、黒い染みが残っていた。椿はそっと唇をカップに当てる。傷は塞がりかけているようだった。熱いカップが傷に触れないように、少し顔を傾けて水面を吹く。]
(*19) 2023/03/07(Tue) 20:37:59

【赤】 片連理 “椿”


  怖かったな。
  突然水の中に落ちて、深みに引き摺り込まれて。
  息ができなくて、どれだけもがいても暗がりに引き込まれるだけで。
  そのうち、足元に手が見えて、私を沈めようとしているのが、見慣れた人だったりして。すごく怖かった。


[彼は椿にとっての全てではあったものの、彼こそが自分を化け物たらしめているのではないか、という恐れはいつもどこかにあった。彼を恨んではならない、その献身に報いなければならないと自分に言い聞かせて、愛しているのか、愛されているのか、憎んでいるのか、恨んでいるのかも考えないようにして、ただ望まれるままに生きて、望まれるままに消えようとしていた、ような気がする。]


  怖い夢は誰かに話すと見なくなるっていうけれど……
  そんなの嘘。どんなに慰めてもらったって、
  すぐにまたやってくる。


[貴方もそうでしょう?というような目を楓に向けて。]**
(*20) 2023/03/07(Tue) 21:08:47

【人】 天原 珠月

[ガクの表情をそっと見つめていた。>>31>>32
時に言葉よりも雄弁なのは、こちらもよく分かっている。]

 ガクは、ミツキがとても大事なのね。

[自分と『彼』の話を聞きながらも、きっとミツキを想っている心があったのではないかと感じて。
責める意図は欠片もなく。
首を傾げながらも質問の形はとらなかった。]

 可愛いってちゃんと言っていたし? ふふ。

[自分の顔立ちがそっくりなことは意識になくガク>>14の台詞を思い出しながら、彼もまたミツキを守ってきたのだろう、と。
微笑ましげに、どこか懐かしそうに。]
(33) 2023/03/07(Tue) 21:19:25

【人】 天原 珠月


 ありがとう、ガク。
 美味しいご飯は力の源ね。

[大変なときにと思われがちなところだが、重要なこと。
体力も精神力も不思議な力も同じなのである。]

 アスルは私の力が伝わりやすいところにミツキを連れていこうとしてくれているだろうから……。

[特に伝言は頼んでいないくせに、断言して。]

 うーん、あと大事なのは、ミツキに焦点をあてることかしら。
 私の力をそこだけに集中させないといけないわけね……。

[他の人と間違えたり、他の人も一緒ではいけない。
ガクと助け合ってミツキを連れ戻すのだ、なにも隠すつもりもなく、浮かぶ思考を口に出して。]
(34) 2023/03/07(Tue) 21:22:07

【人】 天原 珠月

[ただ自分が帰るために、とは言葉にしなかった。
元の世界からは一度消えた存在なのだから、自分までもこの機会にどうにかなろうとは――願うことができない。

大丈夫、大丈夫。いつまでだって待てる。]

 お肌のお手入れもついてくるの?

[至れり尽くせりね、と笑う。
狭間の世界でもパックって出来るかなぁ、なんて。]

 確かにガクの肌は綺麗ね。
 水場に色々な瓶が置いてあったけれど、あれもそういう美容のためのもの? ミツキのもあるのよね。

[美容談義もまた、ゆっくりと。
それとともにガクとミツキの話も聞いていきたかった。

ただし、ここはあったかなコタツの中である。
まだまだ力の足りない身体は、お腹いっぱいになったことにより、今度は素直に睡眠を欲するのだった。*]
(35) 2023/03/07(Tue) 21:33:22

【赤】 一匹狼 “楓”

 
  うるせェよ……昔は飲めたんだ。


[可愛らしいと揶揄われ、楓はぼそりと抗議した。>>*18
 『昔』が何を意味するかは彼女ならわかるだろうと補足しないまま、用意してもらったカップに手を伸ばす。>>*19
 カップに何が描かれているのか、この暗がりでは楓には見取ることができなかった。元を知っていれば白い筋が何なのか想像がつくのだろうけれど。

 床で膝を抱える彼女をちらりと見下ろしながら、カップに口をつけた。慣れない芳香に混じって、アルコールの匂いが微かにあった。これだけ少量なら気分を悪くすることは無いかもしれないが、酔いを感じる可能性はある。
 人狼に成ってからというもの、極端に弱くなってしまったから]
(*21) 2023/03/07(Tue) 21:51:50

【赤】 一匹狼 “楓”

[彼女の『怖い夢』の話に、じっと耳を傾けた。>>*20
 見慣れた人が深い水底へ引きずり込もうとする夢……。

 自分の悪夢が『殺す夢』なら、
 彼女の悪夢は『殺される夢』なのだな、と内心で思った。
 それがそのまま最も恐れることなのだろうか。

 同意を求めるような視線に気付くと、楓は暗がりの中でじっと彼女の瞳を見つめ返す。その瞳の色がどうなのかは、今は記憶に頼るしかない]


  ……オレがあの夢の話したのは、椿だけだ。
  だからまだわかんねーな……。


[人に話すぐらいで見なくなる夢とは思えなかった。それでもいくらか気が楽になったと感じる部分はある。
 彼女には、今まで誰にも話せなかったことをいくつか話している。楓にとって、自分が人狼であることを明確に明かしたのは二人目。心の内をこれだけ語れた相手は初めてだった]
(*22) 2023/03/07(Tue) 21:52:04

【赤】 一匹狼 “楓”

[カップの中身をちびちびと舐めるように飲んでいるうちに、だんだんと体の芯に熱が灯されるような感覚を得始めた。ほんの少し混ぜてもらったラムによるものだろう。>>*18
 同時にどことない怠さを感じ、改めて自身の変化が身に沁みる。彼の喉からは自然とため息が漏れた。

 一方で、動くのが億劫なのはほどよい加減とも言える。
 今から何かする気は起きそうにない。
 外をうろつく気も、……労力のかかる食事をする気も。

 彼女の様子はどうだろうと隣の様子を窺った。
 進んで『毒』を口にするぐらいなのだし、自分より弱いことは無いだろうと思いながら]**
(*23) 2023/03/07(Tue) 21:52:17

【人】 月島 雅空

 そりゃもちろん。

[珠月が大事というペルラさん>>33の問いには、逡巡なく答えて]

 まぁ、そこは嘘言っても仕方ないからさ。

[可愛いというのも、そもそも当人の前でなければいうハードルは低くなるものだが、指摘されれば照れが混じるもの。
誤魔化すようにカレーを頬張っていく。]
(36) 2023/03/07(Tue) 22:17:42

【人】 月島 雅空

[そうして食事を終えて]

 生きてくには食べるのはかかせないしね。
 それに口にあったようでよかった。

[大変な時だからこそ、しっかり食事をとるのが大事なのだ。
それに睡眠もあるけれど最初にあった時よりも随分顔色がいいし、自分がやれることがあってよかったと心中でほっとしつつ、珠月を連れ戻そうと考えている様子には口を挟まず聞いていて]

 珠月だけを、ってなると、珠月に関係があるもの……例えば身に着けていたものが役にたつのかな?

[どうだろうか。と思考を口に出していたペルラさん>>34へと、自分なりに意見を口にしたりしてもいた。]
(37) 2023/03/07(Tue) 22:18:25

【人】 月島 雅空

 珠月がいうには、女性は髪がまとまるとか、肌のノリとか、後は爪を綺麗に彩るとか。そういうので気分が上がるとかいうんで

 それに力が戻るまで休んでいる間、何もしないでいるなんてわけにもいけないしね。多分珠月もあっちで楽しめるところは楽しんでいるだろうし、それに一つのことばかりに熱中していたら変に力が入って上手くいかなくなることだってあるだろうしね。

[それこそ大変な時に。といえるのかもしれないが、リラックスして状態をよいものに保つのは必要なことだ。という。
それに似た励ましをした"彼"がいたことを雅空は知らないわけだが]

 珠月はもっと詳しいですよ。
 俺はあくまで基本的なことだけだから…

[とりあえず洗顔から教えていってみたり、自分たちのことも聞かれたら答えたりもしただろう。
ただこたつの魔力にやられた犠牲者となって眠るペルラさん>>35をみて、毛布を持ってきて体にかけ、カレー皿を片付けていき]

 …よく寝てるな……起こすのも悪いし、起きたらベッドで寝てもらうか。

[俺も少し休もうと決めて、こたつに入り、その温もりにやられながら横になる。
そうすると昨日はよく寝れなかったのもあって次第に微睡み眠りに落ちていった*]
(38) 2023/03/07(Tue) 22:19:35

【人】 月島 雅空

[翌朝。
結局二人してこたつで一夜を過ごしてしまったか。といっても色気のあるものはない。]

 おはよう、ペルラさん。
 ごはんもう少しでできるけど、飲み物は何がいい?

[そう聞いて用意したのは先日作ったローストビーフに玉ねぎにトマトとレタスとチーズを挟んだローストビーフサンド。
特に要望もなければホットカフェオレを選んだか]

 そういえば、海に興味があるようだったけど、映像で見ることができるんだけど、見てみる?

[こういうの。と、海、とか映像。とかで出てきた動画を開いてペルラの前に置いてみる。

昨夜色々と互いのことを話していたときのことだ。
自分や珠月の写真を見せたり、隣に住んでいて窓を超えて部屋に入ってきていた。とかそういうことも話したり、そのままお互いの世界や文化のことも話しはした。
どうやらあちらの世界には海というのは存在を目にする機会はなく書物で知るのみらしい。良い気分転換になるだろうというのと、口にはしないが彼女も帰るものだと思っている雅空は良い土産話にもなるだろうという気持ちもあるのであった*]
(39) 2023/03/07(Tue) 23:51:38

【人】 天原 珠月

[翌朝。
木の家での目覚めは爽やかで、ガラスのはまった窓から差し込む陽の光があたたかくて眩しかった。

この家はなんだか『彼』の実家に似ている。
コタツ、というものはなかったけれど。]

 おはよう、ガク。

[ガク>>39の顔にも心臓は我慢してくれるようになってきた。
『彼』と似ているだけじゃない、年下の優しく真面目そうな青年のガクへ、柔らかく微笑んで朝の挨拶をする。]

 飲み物は……お任せするわ。

[コーヒーメーカーがあれば興味津々で覗き込んで、カフェオレの香りと味わいに浸った。
サンドイッチはしっとり柔らかなローストビーフにシャキッとほのかに辛いタマネギ、新鮮なトマトにレタス、全部を調和させるようにチーズとソースが活躍していて。]

 美味しい……!
 これなら私の世界でも行列が出来てしまうわね。
 
[手放しで褒めると。]
(40) 2023/03/08(Wed) 0:22:03

【人】 天原 珠月


 そうそう、前にパン屋さんで林檎と蜂蜜のパンを――

[ガクは料理が好きらしいから積極的に料理の話はしよう。
別の世界の料理にも興味を示してくれるだろうし、自分の過去の話にはほぼすべて『彼』が関わっているから、自然と『彼』の情報も積み重なっていくことになる。]

 えっ、海? 近くにないのに見られるの?

[きょとんと目を丸くする。
昨夜ここはキャンプ場という名の場所と教えてもらい、回りには森と湖と他の建物があると聞いていたのだが、遠く離れているはずの海をどうやって見るというのだろうか。]

 えっ!? すごい、この板で色んな映像が出てくる……。
 私も水に映して簡単な遠見とかはしたけれど……あ、後でここでもできるか試してみましょうか。

[なんて言いつつ。
視線はどうしても画面に映る海に吸い込まれていく。]
(41) 2023/03/08(Wed) 1:03:59

【人】 天原 珠月


 水の中というのは湖と一緒なのよね? 
 あ、塩水というのは、私も文献で読んだことがあるわ。
 
 わぁ、綺麗な色……空とはまた違う青だ……。

 この大きな魚はなに? イルカ?
 小さな魚がとても鮮やかな色ね。
 サンゴ……あ、本で見たことがあるかも……たしか真珠と同じで宝石にもなるって、どこかの島が保存してるって。
 
 この透明でふわふわしたのは?
 ……あ、これは海の中じゃない……この子は、鳥なの?

[一心に眺め、魅入られたように瞳に映して。
その衝動が落ち着いた後は質問攻めにしてしまった。]
(42) 2023/03/08(Wed) 1:13:16

【人】 天原 珠月

 
 そういえばね、昨日ガクが言っていたでしょう。
 ミツキに関するものがあればって。

[昨日の彼の提案>>37について自分でも考えたのだ。]

 身につけていたもの、というよりは、縁が深いものかな……彼女を呼び寄せられそうなもの、彼女が大切にしていたもの……ミツキを呼んで語りかけられるような、なにか。

[ここまで言ってから。]

 ……心当たりはある?

[一緒に画面を見てすぐのタイミングで。
ほど近くから覗き込むようにして小首を傾げる。]

 私としては、ここにガクがいるなら大丈夫なんじゃないかなって思ったりもするけれど、どうかしら。

[昨日たくさんミツキとの話をしてくれた表情を思い返し。
そうして悪戯っぽく目を細めた。*]
(43) 2023/03/08(Wed) 1:25:55

【人】 田中 天美

[黒々とした夜の森の空に星が広がる。
 二人で空を仰ぎつつ、促されるまま弁当の蓋を開けると薄っすらと湯気が立った。
 どの具を入れたか分からないおむすびが幾らかと、包みきれずに具になりそびれたおかずたち。目を楽しませる賑やかさはないが、急遽思い立って作り始めたハイキングのお弁当と思えば上出来だ。
 ぱくと齧りつくとまだ温かく、中からじゅわりと甘辛い醤油の味が染みてくる。味付けは深江のいつものやつの筈だが、もう一口齧って貝も混ぜて咀嚼すると、何ともいえず旨みが増した。醤油か米が違うのかもしれない。最近はスーパーの特売で買ってるからそこらの差は出てもおかしくはない]

 ええ案だったの。

[あるいは、と空を見上げ、森の音に耳を傾ける。
 雰囲気ってのが一味加えたか。夜の山歩きってのもいいものだ]
(44) 2023/03/08(Wed) 1:45:33

【人】 田中 天美

[弁当を空にすると天辺を目指すことになった。どうせここまで来たんだからついでとばかりの道行き、思いの外かかったのは予想外。
 夜の青黒い裾が端から白み始めるのを笑って眺め]

 このままぼんやりしとったら、
 お日さんまで天辺来てしまうなあ。

[そうして二人で道を降り、白んだ裾がちりちり色づく夜明けも迎え、コテージに辿り着けばすっかり朝の日差しが注いできた。
 予想より長くかかってしまったが、絶対にやらないといけない予定もないのだから何も気にすることはない。風呂は起きてから、リュックの中身も明日整理すりゃいいと放ったらかして、早々に寝床に潜り込む]
(45) 2023/03/08(Wed) 1:45:55

【人】 田中 天美


 まったく、仕方ないの〜。

[くわあ、と細長い口を大きく開けて鋭い犬歯を見せつけながら大あくび。でかいのは正義だと言うから、普段はやらない程度の大きさになってやった。
 備え付けのマットを二人分広げ、その上をぐるぐると回ってからびびっときた位置でどしんと尻を落ち着ける。いや微妙に違うな。前肢でマットをいい感じになるまでぐにぐに踏みつけ、満足したところで改めてマットに寝転がった。
 場所を定めたのを見計らって深江も潜り込んでくる]
(46) 2023/03/08(Wed) 1:46:13

【人】 田中 天美


 そんじゃあ寝るかあ……ふああ。
 おやすみ、……

[腹がくちくなった満足感が眠気をあっという間に連れてくる。近くのぬくい体温を腹のあたりに抱えながら、すぐにぷすうと鼻を鳴らし始めた]*
(47) 2023/03/08(Wed) 1:47:36

【人】 田中 天美

[狐の姿で風を切る。山を駆ける。四足で大地を跳ねる。後ろで二足が遅れて着いてくるのを先で待ち、辿り着いた途端にまた弾む。きゅるきゅる笑って追いかけっこして、何度目かで服ごとがぶりと噛みつき、ひょいと背に乗せる。そうして山の高い高い所目掛けて走る背から名を呼ばれ――]

 んあ。

[ふっと目が覚めた。マットの上で伸びて寝ていた体を捩り、頭を上げて周りを見ると、腹の辺りでもぞもぞと動いているやつがいた]

 ふぁあ〜……
 もう起きとったんかあ?

[顔を覗くと寝起きにしてはしっかりしている。もしかすると起きて結構経ってたのかもしれない。
 振り返って窓を見ればもうすっかり陽気に明るく、この様子だととっくにお日様も天頂を過ぎているだろう。仕方ない、起きるとするか。
 体を起こせと促しながら狐から人に化け、改めてぐいっと背を伸ばす]
(48) 2023/03/08(Wed) 1:47:53

【人】 田中 天美

[二人でロフトを降りると、まずはざっと水を浴びてから、遅くなった昼食を用意する。デッキに出ればすぐなのだからバーベキューをしたってよかったが、手短に済ませたのはこの後の予定に時間を取りたかったからだ]

 準備はこんなもんかの。
 場所も思ったよか近そうでよかったな。

[ロッドに仕掛、ボックスや網等で昨夜のハイキングより荷は嵩張る。だが幸い、川も湖もこのコテージからそう離れた場所ではない。
 夜に山から降りながら、バーベキューするなら魚釣った後に一緒に焼くかと話していた。坊主にでもならなきゃ、そう遅くない頃に帰れるだろう]*
(49) 2023/03/08(Wed) 1:49:58

【人】 月島 雅空

 そういう言葉は俺には何より嬉しいね。
 つくりかたはーって言えたらいいんだけど…調味料がないと厳しいからなぁ。

[今日もよい食べっぷりをみせてくれるペルラさん>>40へと伝えつつ、でも限られたもので作られている料理というのには興味がある。
食感、硬さとかはどれぐらいだった?とかリンゴと蜂蜜のパンの話を聞きながら、うーんと聞きつつ、でも一緒に語られるペルラさんの思い出には微笑ましく思いつつ]

 あ、カスタードなら作れるかも。

[聞いてたかぎり作れるんじゃないかな。と、その調理方法なんかも説明したり、ついでにこちらはこちらで、カスタードを使ったクレープやミニカステラというお菓子が小さい頃珠月はよく食べていて、と、こちらはこちらでも思い出話を重ねていく]
(50) 2023/03/08(Wed) 1:50:39

【人】 月島 雅空

 これはね、誰かが撮影―――見てきた光景をそのまま保存できる機械があって、それをこうして披露してくれているんだ。

[海の中というのはやはりペルラさん>>41には未知だったのだろう。]

 一緒だけれども、海のほうは塩水といってしょっぱいものだよ。

 海、というか水そのものは透明なんだけど、太陽の光が海の中を通ると青色だけが奥まで通っていって反射してってあるけど、光の青色の部分だけが残ってるって思ってくれればいいかな。だからそうやって青く見えるんだ。

 って、質問早い早い。一つ一ついくから

[動画はここを押せばストップできるのだ。とかいうのを出したりしつつ、わかるものは解説をわからないものは…コメント欄にあったのを参照したりとしていって出来る限り質問に答えていく]
(51) 2023/03/08(Wed) 1:50:59

【人】 月島 雅空

[と、画面をみながら説明していって不意の質問。
こうして近くから覗き込まれると…頬に熱がたまらない努力が必要になる]

 身に着けてて、珠月が大切にしていたもの……っていったら心当たりはある……よ

[悪戯猫のように目を細めるのも、色々と心臓に悪い。
失礼にならないように、そしてその大切なものをとるためというように身体を引いて、上着ポケットに手をいれて、ハンカチの中に包まれていたものを差し出す]

 …このイヤリングかな。
 直接聞いたわけじゃないけども、よく身に着けてたからさ。

[シルバーの土台に青い石が一粒ついたシンプルな銀に青の光るピアスを見せてみて、どうかな?と首を傾げた]
(52) 2023/03/08(Wed) 1:51:23

【人】 月島 雅空

[そして自分なりに思いついたことをもう一つ]

 そういえばなんだけど、ペルラさん、ここの湖は変わってる。とかいっていたよな。
 だから調べてみたら何かわかるかな。って思ってるんだけど、俺だけじゃわからないだろうからよければ一緒にきてくれないかな?

 今みた動画みたいな感じで潜ろうかって思うんだけど……どうかな。

[ペルラさんの体調もあるけれども、どうだろうか?と誘うのであった**]
(53) 2023/03/08(Wed) 1:52:08

【人】 黒崎柚樹


[ちちち、と、聞き慣れない鳥の声で目覚めれば、昨日のように"ここ、どこだっけ"と思うことはなかった。

ここは、武藤と一緒にみてる、夢の世界。
現実のようで現実ではない、ちょっと不思議なキャンプ場。

カーテンの向こうはすっかり明るくなっていたから、もうもしかしたら朝ともいえない時間帯になりつつあったのかもしれない。

いや、でも、まだ朝かな?朝だな?私の腹時計はそう告げている。

あー、外、走って……?と思いながら身体を起こしかけ、まあ、いいか、と再びシーツに身を落とした。

今の自分にランニングの心肺機能的、筋力機能的効果があるかは怪しいものだし、精神安定剤的な意味で言えば、傍らの体温が何よりその役を果たしてくれるのは考えるまでもないことで。]

 ……………………。

[おはよう、と声をかけてしまうのも、なんだか勿体ない気分。

常よりいくらか幼く見える武藤の寝顔に、私は小さく微笑んだ。*]
 
(54) 2023/03/08(Wed) 6:39:46

【人】 武藤景虎


 んん……、

[微かに聞こえてくる鳥の囀りと、カーテンの向こうから差し込む僅かな陽の光……、に起こされたわけではないものの、聞こえてきた声に朝だと認識して。

薄く目を開いた先、ぼんやりとした視界の先には近すぎる壁でもなく、大切な人の顔があることに安堵した。>>54]

 よかった……、ちゃんといる……。

[寝ぼけた頭では今何処にいるんだっけも曖昧なままではあったけれど、そんなことはどうでもいいかと腕の中にある体温を抱きしめる。

走りに行ったりするのかな、とは頭の片隅で思いはしても、すぐに腕を解くのは難しかったかもしれない。]

 おはよう、柚樹。

[遅れて挨拶を返せば、瞳を見つめ返して目を細めた。]*
(55) 2023/03/08(Wed) 10:38:46

【人】 黒崎柚樹

 
 むとー。

 御飯食べて、さ。
 温泉、見に行ってみよう?

[さすがに混浴の施設とかまでは無いと思う、けど。

でも案外、貸し切りの小さなお風呂とかは、あったりするかもしれない。

キャンプ場だったら、家族対応とか子供対応とかで、そういうのもありそうじゃない?

せっかく面白い場所に来ているのだし、と微笑んだ。*]
 
(56) 2023/03/08(Wed) 10:51:51

【赤】 片連理 “椿”

  私ははじめから、“そういうもの”だったから……
  そうでない時があると、怖いのでしょうね。


[紅茶を冷ましては少し啜っての繰り返し。]


  私にはたぶん、わからないの。
  昨日まで大事にしていたものを壊したくなる怖さ。
   どうせいつかは壊したくなるのなら、初めから近づかない方がいいでしょう。


[楓の夢の話だ。椿には楓がひどく迂遠なことをしているように見える。いつか必ずやってくる拒絶の時を予見しながら、それでもそこを自分の居場所と定めることは、自ら苦しみの中に飛び込んでいるようで。]


  私にはそんなものがないから、自分が死ぬのもあまり怖くはないの。生きてても、さみしいだけ。


[椿は楓の膝に頭をもたせかけた。今はどうだろう、と考える。互いに分かり合えなくても、同胞とも言える彼が共にあれば、寂しくはないのだろうか。]**
(*24) 2023/03/08(Wed) 10:53:49

【赤】 一匹狼 “楓”

[“そういうもの”>>*24……誰かの命を脅かす者。だから自分に危機が及ぶのは怖いのだろうか、と楓は考えた。当然と思っている前提が覆される恐ろしさなら、彼にも理解が及ぶ。
 彼女の言葉を聞きながら、膝に寄りかかってきた頭を感じる。片手を伸ばし、彼女の髪をそっと撫でた]


  仕方ねェんだ、オレにとっては
  “最初からあったもの”なんだから。


[人間だった頃に得ていたもの。
 人間でなくなったときに“失った”もの。
 失ったことを認められず、しがみついている。けれどもう、そこは自分の居場所ではない……きっと、そうなのだ]


  ……オレは、自分が変わったことを
  受け入れられてないのかもしれない……。
  もうそこはオレの居場所じゃないのを……
  認めるのが怖い、のかも……しれない。


[失う覚悟ができていない。そういうことなのだろう。既に失った後ではあっても、まだ向こうにはそうと思われていない。だから自分も周りもごまかし続けている。何年も。多くの命を犠牲にして]**
(*25) 2023/03/08(Wed) 11:58:05

【人】 武藤景虎


 そうだな、今日こそは暗くなる前に行ってみるか、温泉。
 昨日も行きたがってたし、さすがに止めたが。

[風呂場で寝てたことを考えたら行かなくて正解だった、とは柚樹は覚えてないかもしれないけど。

温泉宿に行った際には日に何度も入るくらいには柚樹が温泉好きらしいとは前に聞いていて。

ちょっとした旅行に温泉にでも行きたいねと話したのは冬休み明けくらいの時だったっけ。

こんな形で温泉行くの叶うとは思ってなかったから、せっかくだし行かないと損だよね。

オレの記憶が戻らなかったら性別のことを気にして行きたくてもなかなか行けなかっただろうし、人目を憚って早朝に一人で行かせるようなことにならなくてよかったなって。

腹減ってたら元気でないし、まずはその前に朝飯かな、とベッドから身体を起こした。]
(57) 2023/03/08(Wed) 13:42:39

【人】 武藤景虎


 朝ごはん何にすんの?

[もそもそとベッドから降りて鞄から服を引っ張り出しつつ聞いてみる。

米は炊くのが時間かかるし、またホットサンドで良いかと聞かれれば頷いて。

昨日ツナかコンビーフかでツナにしたから今日はコンビーフらしい。

“こんこるちー“という聞き慣れない略称を告げられて、“こる“ってなんだろうとは首を傾げる。
“つなたまちー“より難易度高かったけど柚樹が作るものなら美味いことには変わりないだろう。

コールスローのことだとわかれば、昨日食べたスペアリブとのサンドイッチも美味かったし絶対美味いと思うから楽しみ、と顔を洗いに洗面所へと向かった。

毎朝の習慣みたいな装飾をつける作業の前から、鏡に映った左耳の上に金色があるのを見て笑みを浮かべる。
左手の指に僅かな重みがあることも、今の“いつも通り“だと昨日の朝まで感じていた違和感がないことに戻ってきた実感がして。

温泉行くなら髪はそんなしっかりセットしなくていいかなと長めの前髪を摘んで、軽く整えとくくらいにしておいた。

柚樹のところへ戻った時には、朝飯も食べてないのに随分上機嫌だとは思われたかもしれない。]*
(58) 2023/03/08(Wed) 13:44:00

【赤】 片連理 “椿”


認めるのが……。


[楓の言葉を繰り返す。
 確かにそうなのかもしれない。
 が、それを認めてしまうなら、自分と同じにしかならないのだ。それが彼にとって良いことかどうかはわからない。

 また、紅茶をひと口啜る。体はよく温まっていたが、頭の奥のどこかが冷たく冷えきっているような気がする。]


[紅茶のカップをテーブルに置いて、椿は楓の隣に座った。]


  どうするのが、正しいのかしら。
  ——いいえ、もしかしたら、正しい道なんてどこにもないのかもしれない。


[楓の膝に手を置いて、彼の目を見上げる。それから、揺れる耳飾りを、柔らかく跳ねた髪の先を、さっき喰らい損ねた首筋を見る。本当に貫くことはできないのだろうか。終わらせてしまうのがあるいは正しいのではないだろうか。自分も、楓も。そんなことを考えながら。]**
(*26) 2023/03/08(Wed) 15:10:43

【人】 黒崎柚樹


 ?……そうなの?

[昨夜の私はバーベキューを終えた後に温泉に行きたがっていたらしい。

片付けしたあたりはうっすら覚えているんだけどな。
残ったコールスローのボウルにラップかけて冷蔵庫に入れたこととか、ちゃんと記憶に残っている。

でも会話の端々の記憶となると曖昧で、どうやら私は"温泉には行かないの?"などと武藤に絡んでいたらしく。
武藤が止めてくれて本当に良かった、とは。]

 朝御飯、ほんとはおにぎり作りたかったんだけどね。

[武藤、おにぎりが好きって言ってたし。

でもどう頑張っても今から1時間はかかってしまうから次の機会ねと、今朝も昨日に引き続きホットサンド。

具は、ねえ……、]
  
(59) 2023/03/08(Wed) 15:16:16

【人】 黒崎柚樹


 こん、こーる、ちー……?
 こんこるちー?


[きっと美味しい組み合わせに違いないよと首を傾げつつ提案すれば、武藤も一緒に首を傾げることになって。

コンビーフ+コールスロー+チーズだね。
その組み合わせで食べたことは私もないのだけれど、味の構成的に外れるようなことはきっとないと思うので。

ホットサンドはカロリーおばけなサンドイッチではあるけれど、それに臆せず、鉄板に当てる側のパンに、隅々までバターかマーガリンを塗るのがお約束。カリサクッてなって、美味しいよね。

鼻歌まじり、ホットサンドメーカーにセットしつつ、紅茶とりんごジュースと、あとバナナ。

バナナ大事。お風呂って案外体力使うし汗もかくから、果糖が豊富でカリウムとマグネシウムが含まれるバナナはとっても良い食材で。

そうこうしているうちに少しだけふわふわした髪の武藤がダイニングに戻ってきた。]

 ?……なんか、ちょっと雰囲気違う……?
 
(60) 2023/03/08(Wed) 15:17:04

【人】 黒崎柚樹


[起き抜けのぽわぽわでもないし、いつものしゃきっとした風でもないし。

髪、こういうのもイケメンだね?と顔を近づけ、ついでに鼻先にキスしてしまうくらいには、私も大概浮かれていた。

だって、色々な事件が終わってみれば、これは普通にデートだし、何よりお金の心配とかをしなくて良いのがとてもいい……なんて、少しちゃっかりしすぎかな。でも、まだまだ貧乏学生の身なのだし。

ああ、いっそお弁当にして、温泉探すついで、ピクニックエリアみたいなところで食べれば良かったのかなと思いつつ、でも今は空腹を癒やすこと優先と、焼き上がったホットサンドを食べた。即食べた。

野菜たっぷりのホットサンドも、おいしいよね。


そして腹が満ちたら即出発とばかり、私たちは一応にとコテージのバスタオルやフェイスタオルを手に、温泉探しの旅に出たのだった。

旅と言いつつ、道中にはマップもあったから道に迷うこともなかったのだけど。

────そして。]
 
(61) 2023/03/08(Wed) 15:18:57

【人】 黒崎柚樹


 ────へえ。大きそう。

["男湯""女湯"の大きな暖簾。

コテージと似た建物だけれど、そのサイズは相当に大きく見えて、これはもしかして、露天風呂もあったりするのかなと心が躍る

きょろ、と案内板を探してみれば、そこに期待の"貸切風呂"の文字もあった。]

 武藤。あるみたい、貸切風呂。

[しかも嬉しいことに複数あるらしく、そのうちの1つにすんなり入れることになった。]

 ……でも武藤、男湯の大きなお風呂とかにも興味、あるんじゃない?

[貸切風呂に時間制限は無いみたいだし、私は長風呂派だからのんびり武藤が来るまで待ってても良いよ?と言ったのだけど、そこで別行動する武藤ではなかったよね、きっと。*]
 
(62) 2023/03/08(Wed) 15:20:17

【赤】 一匹狼 “楓”

[自分はもう人間ではない、人間だった頃の居場所に留まることはできない。
 そう考えたとして、では、次にどうするというのか。

 人間でなくなったからこそ、新たにできるようになったこともある。
 それでも去らねばならないのだろうか。

 彼女が身動ぐのを感じて腕をソファの背に移動させると、彼女はそのまま隣に座ってきた。>>*26
 膝に載せられた手に目を向け、それから彼女の視線の先を思い描いた]
(*27) 2023/03/08(Wed) 16:05:16

【赤】 一匹狼 “楓”

[やがて彼が向けた視線の先には、彼女がテーブルに置いたカップがあった。
 意味などない視線のやり場としてほどよい位置にあった。それだけの理由だ]


  正しいかどうかが道を選ぶ理由になるのか?

  正しくたって間違ってたって、
  やりたかったらやるし、
  やりたくなかったらやらないだろ。


[正しいかどうかは判断基準のひとつではあっても、意思を決める最終的な理由にはならない──それが楓の感覚だった。
 そしてやりたくないこと、やりたいことを整理したら、どうしても楓は現状維持にたどり着いてしまう。それが最適解に思えてしまう>>1:*36。だから何年も続けていると言えるのだが……]
(*28) 2023/03/08(Wed) 16:05:34

【赤】 一匹狼 “楓”

 
  ……他に、なんかあるとしたら。

  ……狼なのを明かしてみるとか、
  ……狼でないものになる、とか?

  狼のまま暮らせる場所を探すとか……、
  どこかに隠れるとか……?


[現状維持以外の何かがあるとして、なんなのか。
 考えただけでやめてしまったことも含めて、いくつか言葉に表してはみたが。

 彼が名案だと思えるような、すぐ飛びつけるようなアイディアなど出ては来ない。出てくるなら、とうに試している。

 ──“死”だけは、浮かばなかった]**
(*29) 2023/03/08(Wed) 16:05:48

【人】 武藤景虎


 うん、今日はやめとこって言ったらすげえ不満そうだった。

[やっぱ覚えてなかった。>>59

単なる寝落ちはともかく、今まで酔って寝落ちてその前のことを忘れてるみたいなのは柚樹んちの実家で家族で飲んでた時くらいだし、そのくらい気が緩んでたってことなんだろう。

貸切風呂とかなら溺れる心配ないにしても、温泉から抱えて帰るのはさすがに無理なので、酒飲んだりする前に(夕飯ともなればどうせ飲むし)行った方が良さそうだと窓の外がまだ明るいことを確認する。

いつもよりは遅めだけど、まだ朝と言っていい時間帯だろう。]

 おにぎりも嬉しいけど、ホットサンドも好きだよ。
 普段そうそう食わないし。

[柚樹とはいろんなもの食べに行ったり作ってもらったりしてるし、カカオ成分以外の好きな食べ物というのもそれなりに、これが好きあれが好きみたいなのは知られてはいるけど。

前に会話に出ただけのおにぎりなんて特に地味なものも覚えてるんだなと嬉しくなる。

一緒に過ごしていれば次の機会はたくさんあるのだし、クリスマスに食うみたいな丸鶏を焼いてもらう約束よりは早めに叶えてもらえるだろうから焦らずに待っておこう。]
(63) 2023/03/08(Wed) 18:01:52

【人】 武藤景虎

[首を傾げながら告げられた“こんこるちー“の謎も解けたところで、洗面台の前で身支度を整えてから戻ると、パンの焼けるいい匂いがして一気に空腹感が増した。>>60

テーブルの上のりんごジュースを見て、その辺あんまり気にしないのが“らしい“よなと思ってしまうのは、昨日の出来事もあって。

あの美術館では林檎に纏わる怪奇現象がいろいろと起きて、柚樹は何を口にしても林檎の味がするようになったと水すら口にできなくなったことがあった。

口移しなら大丈夫ではとか先輩が言い出して、幽霊みたいな状態で後ろから見ていることしか出来なかったオレは複雑な気持ちになったな、とか。

昨日の出来事を含めてもオレは特に気にならないから、その辺の繊細さがないのはお互い幸いだなって。

美味しく食べられるものが減るのは悲しいことなので。]
(64) 2023/03/08(Wed) 18:02:45

【人】 武藤景虎


 あー、整髪料つけてないから?
 ……ぅ、元の顔がいいので……?

[なんか雰囲気違う?と尋ねられて髪を摘みつつ首を傾げる。

鼻先に触れた唇に若干頬が熱くなるのを誤魔化すように、軽口で返して。

柚樹もなんかご機嫌みたいだ。
温泉が楽しみなのもあるだろうし、二人でこんな良さげなとこにデートに来られたからのも大きいのかと思えば、楽しそうに微笑む顔を眺めて、「かわいい」と溢したら急に何だと思われるだろうか。

事あるごとに言ってしまうものだから、最早武藤の鳴き声の一種くらいに思われてても不思議ではない。
いや、ちゃんと一個一個に理由はあるので。

思わず抱きしめに行きそうにはなったものの、作ってもらった朝飯を冷めないうちに食べないとなって我慢したのでえらいと思う。

ホットサンドの匂いに空腹感がピークだったのもあるけどね。]
(65) 2023/03/08(Wed) 18:03:17

【人】 武藤景虎


 う、いい匂いする。美味そう。
 いただきます。

[マーガリンがよく馴染んだパン生地がこんがり焼き上がっていて、大口を開けて齧り付けば、カリッとかサクッとしたトーストの間に溶けたチーズとマヨネーズの組み合わせ、コールスローの水々しい食感とコンビーフの濃いめの塩気が絶妙に馴染んで口の中に広がった。]

 思った通り美味いな、ほんとに初めて作ったの?天才では……?

[これとこれ組み合わせたら美味いとかもなかなか発想として浮かばないもので、すごいなと口元を綻ばせる。

バナナは温泉入るから食っといた方がいいと言われたので、そうなんだ?と口に運びつつ。

朝はバナナいいみたいなのは知ってたけど。
まあ、効果はよく知らないでもバナナは美味いしな、とりんごジュースも飲み干した。


ごちそうさま、と満足して手を合わせたら、温泉の準備をして。

少し歩くくらいが景色もゆっくり見られていいかもな、と空や道中の河辺を眺めたりしながら目的地へと明るいうちには辿り着いた。]
(66) 2023/03/08(Wed) 18:04:15

【人】 武藤景虎


 ほんとだ、結構でかい。

[もっとこぢんまりした施設なのかなとも思っていたが、どうやらそんなことはないようだ。

柚樹の方こそ広い女湯入りたいのでは?と思ったのだけど、その辺は今の格好だと抵抗あるんだろうか。

女子トイレも少し前までは頑なに使わずに多目的トイレ使ってたくらいだし。

気にしないでいいと思うんだが、とは思いつつ、本人が嫌な思いする可能性を懸念しながら入るのもあれかなと思って言わずにおいた。]

 んー、別に泳ぎたいわけじゃないから男湯の方じゃなくていいよ。

[いや、どんだけ広くても泳がないけどね?

家族風呂みたいなのがあるとこも探すの大変だし、貸切風呂ついてるような宿に泊まれる資金もないので、せっかくだし一緒に入れる方がいいよね、と柚樹の予想通り別行動を選ぶ選択肢はなかった。]
(67) 2023/03/08(Wed) 18:04:36

【人】 武藤景虎

[脱衣所は狭いものの、マッサージチェアやらロッカー、ベンチと扇風機、鏡台っぽくなってるとこにはドライヤーもあるし普通の銭湯っぽい感じだな、と見渡して。

すりガラスの引き戸を開けると、空と遠くに見える山がまず目に飛び込んできた。]

 おお、ちゃんと露天風呂だ。

[岩で囲まれた温泉に至るまでは屋根が出ているものの、木の柵で囲われた先は空が広がっていて開放感がある。

崖っぽいとこに面しているから、近くにも木々が生い茂っていて木漏れ日がお湯に差しているのも雰囲気があって良いな、と周辺を見渡してしまう。

そこまで広くはないけど二人なら充分の広さがあるし、自室は普段ユニットバスで風呂に浸かれない身としては贅沢すぎるくらいだ。

冬場だとお湯にたどり着くまでの微妙な距離が寒くてしんどいとかあるけど、平石の張られたいくらかの距離が気にならないくらいに気温も暖かいから気にならないし。

夢の中でも効能みたいなのは効果あるんだろうかと思ったりもしたけど、現実に反映されなくても今は疲れたり腹が減ったりもするし、効果はあるんだろう。

うん、お湯もめちゃくちゃ熱いって感じじゃないからゆっくり入れそうかな。]*
(68) 2023/03/08(Wed) 18:04:58

【人】 天原 珠月

[心当たりがある、というガク。>>52
身体を引く動きと耳飾りを取り出す仕草が重なって不自然には感じなかったものの、自分もハッとしてしまったから。
ガクには分からなかっただろうけれど助かってもいた。]

 あら……綺麗な……これは耳飾り?

[ハンカチの上に大切そうに持たれたピアス。
手を伸ばすことはなくじっと見つめて。]

 これをミツキはよく身につけていたの……。
 そう……そうなんでしょうね。

[銀色に青。彼女もまた、この色たちを――。]

 片方だけのようだけど、もしかしてもう片方はミツキが?
 じゃあ、これは大切にガクが持っていて。
 そして儀式のときは……私のそばにいてほしいの。

[自分が持つよりもガクが持っているべきだわ、と。
特に理由は語らずにふわりと微笑んだ。]
(69) 2023/03/08(Wed) 18:38:29

【人】 天原 珠月


 なるほど、それは良い考えかもしれないわね。
 私はあまり泳いだことはないのだけれど、大丈夫、ガクが先導してくれるなら頑張ってみる。

[湖に潜る提案には前向きに頷いた。>>53
解決策はいくつかあるにこしたことはない。
どんな風に潜るのかは、動画を見ても不思議な服を着ていた気がする程度なので、ガクにお任せなのだが。]

 ……。

[ガクがピアスをしまう前にもう一度見つめて。
先ほどよりは距離を置き、彼の顔をそっと覗き込んだ。]

 ………………銀と、青。

[ぽつりと。]
(70) 2023/03/08(Wed) 18:45:03

【人】 天原 珠月

[なんとなくここまでその事実を口にしなかったのは。
自分の心のざわめきと痛みを抑えるのに必死だったから。

でも、ミツキの耳飾りを見て。
それを大切そうに仕舞うガクを見て。
言おう、と思ったのだ。]

 ガク、実はね。

[今は眼鏡をかけている顔。それでも。]

 私の恋人はあなたにそっくりなの。
 本当に、双子みたい。

 その髪の色も、瞳の色も。
 
 だから最初はとても驚いた……今もまだ、時々、心臓がおかしくなりそうなくらい。

[肩をすくめてみせる。]
(71) 2023/03/08(Wed) 18:57:13

【人】 天原 珠月


 本当に不思議。
 ミツキと私、ガクと……アスル。

[それぞれの名を、恋人の名を大切そうに唇が紡ぐ。]

 入れ替わって、それぞれが一緒にいるのね。

[向こうは今頃どうしているのだろう、と思いを馳せる。

ガクの話を聞いていて、彼にとってミツキはとても大事で、小さい頃から一緒に育ってきた存在と認識している。
自分と『彼』――アスルの関係とも似ていた。
ただあくまでも恋人とも説明されていないし、雰囲気からすると幼馴染、と表現すれば良いのだろうか。
それにしては、とガクを見ていて思わなくはないけれど。

自分が勝手に考え込んでも仕方のないことかと、こちらは湖に潜りましょうか、と穏やかに促した。*]
(72) 2023/03/08(Wed) 19:09:29

【赤】 片連理 “椿”

  狼のままに。良いわね。


[楓の素直な提案に椿は微笑む。
 それに近いようなことはずっとしてきたはずだが、楓の口から聞くとなんだか希望があるように聞こえてしまうから不思議だ。]


  昔は、あったのだそうよ。
  そういう、ヒトではない者の集まるところが。昔話だし、本当のことかどうかはわからないけど。


[そう語ったのは、今はいない片割れだった。今にして思えば、それはただの方便であったのかもしれないが。]
(*30) 2023/03/08(Wed) 20:01:09

【赤】 片連理 “椿”

[心のままに生きることを、椿はもう忘れている。例えば、全てを捨てて共に生きてくれ、などと懇願する道もあっただろうか?そんな思いつきがふと脳裏をよぎったが、小さく首を振って追い払う。何もわざわざ、付き合わせることもない。

椿は楓の腕にもたれかかって、目を閉じた。楓はそれを許すだろうか。酒精の軽い酩酊の中、今はそれが最も落ち着くようだった。]**
(*31) 2023/03/08(Wed) 20:13:21

【人】 黒崎柚樹


[温泉行きを断られた私は、"すげえ不満そう"だった >>63 らしい。

苦笑いするしかないのだけど、温泉は本当に大好きなので、それは仕方がなかったかな、とは。

去年か一昨年、陸上部の合宿で使ったのが温泉宿だった時には、宿にチェックインした直後に入って、夕御飯の直前にも入って、その後も練習はあったのだけどその後にも入って、朝、すごく早起きまでしてわざわざ入りに行った。

長風呂するのが好きだけれど、烏の行水も得意だ──というか私の身支度はすごく早い──から、宿を出る直前にも温泉浸かりに行って、どんだけ好きなんだと周囲を驚かせてしまったくらい。

そんな具合に、温泉に熱い思いを寄せる私は、昨日の午前中の顛末など、些末のことだとすっかり過去のものになっていたらしく。]
 
(73) 2023/03/08(Wed) 20:31:35

【人】 黒崎柚樹


 …………あ。

 ごめ、武藤、ジュース、りんごだった……ね……。

[さすがに果実だったら思うところがあったかもだけど。

そしてあの腐り落ちる寸前みたいな甘い匂いがしていたなら、さすがに顔を顰めるところだけれど。

普通のりんごジュースはそんな匂いしないし、純粋に、おいしいし。

りんごジュースがあるな?と、冷蔵庫からいそいそ出してしまったくらいには、私は本当、こういうことに頓着しない性質たちなので。

謝ったところで、武藤からも特段気にしてないという返事があったのだろうし、それは方便でなく普通にジュースを飲むのだろうし。

……武藤が私と同じ方向の図太さを持っていてくれるのは、心底、有り難いことだと思ったよ。]
 
(74) 2023/03/08(Wed) 20:32:08

【人】 黒崎柚樹


[そしてそんな武藤は、今日も"かわいい"を繰り出すのが絶好調で。

私に"かわいい"なんて言葉をかけてくれる人なんて、武藤以外にはほとんど居ない。

もはや武藤は、私がかわいく見えてしまう呪い的なものにかかっているのか、そういう性癖なのか、いっそ生まれついてのそういう生き物なのかなくらいに思っているところはある。

だから"かわいい"が、実はそういう鳴き声なのだったとしても、きっと不思議には思わないと思う。

そんな謎の生き物と摂る朝食(昼食?)は、美味しかったし、楽しかったよ。もちろん。]

 や……、味の組み合わせっていう問題だけだったし……?

[このレベルのホットサンドで"天才"と言われてしまったら、この先、何を作ればもっと喜んで貰えるのかなと、少し不安にはなってしまう。

いや、武藤は、肉じゃがでも、グラタンでも、私が普段作っている家庭料理そのままのようなものでも旨い旨いと食べてくれるのは、十二分に知ってるけれど。]
 
(75) 2023/03/08(Wed) 20:32:37

【人】 黒崎柚樹


[  いつか、こう、いかにも女の子が作るみたいな、
  お洒落料理?
  作ってみたい……んだけどな。


とはね、ずっと思ってる。

なんだか可愛い、人参が星形にカットされてるみたいな料理、というか。

そんな思いは、温泉に持っていく荷物を整える頃には、もうすっかり頭の棚の中に仕舞われてしまったのだけど。]

 いや……広かったら泳ぐよ。

[温泉に辿り着き、"どんだけ広くても泳がないけどね?"なんて良い子な事を言っている武藤 >>67 の傍ら、一人だったら泳ぐけど……などと宣言してしまう私。

さすがに顔をつけてクロールとかはしないけど。いや、平泳ぎもしないけど。

犬かきみたいに泳いだりとか……しない?しませんか?するよね?え、しないの?と、そのあたりはあまり突っ込まず突っ込まれずで、とりあえず貸切風呂の入口へと、とっとと滑り込んでおいた。]
 
(76) 2023/03/08(Wed) 20:33:23

【人】 黒崎柚樹


 …………え、露天風呂なの?すごい……!

[武藤の声に、服を着たままだった私もすりガラスの扉向こうに広がる景色を確認し、猛然と服を脱いでいく。

わーいとばかり、フェイスタオルだけ持って行った私に、外にもタオル置ける棚があるよと私の分のバスタオルも武藤が持って出てきてくれたことくらいは、ご愛敬だと思う。

あ、シャワーは一応、さすがに、朝食前に使っていたので。ちゃんと全身洗ったので。うん。

だからかけ湯くらいで良いのかな、とは。]

 …………ふー……。

[良い天気。良いお湯。素敵な空間。

悪夢かななんて思っていて、ごめん。この夢、天国だったわ。*]
 
(77) 2023/03/08(Wed) 20:34:42

【赤】 一匹狼 “楓”

 
  ……今もどこかにあんのかな。


[彼女の同意が得られると、それが正しいことのような気がしてしまう。>>*30
 それが平易な思いつきでも。

 ヒトでないものが集って暮らす場。
 そういう場所が本当にあったとして、そこで安定して食料が得られる保障など無いのだが……。
 探して旅をしてみる、という道もあるだろうか。

 だが、そのためには今の日常を捨てる必要があるだろう。
 長い間しがみつき続けた暮らしを捨てる。そういう意味ではやはり、簡単に選べるものではなかった。

 それでも、いくつか思いつきを並べた中では一番良い道のような気がしてくるのは……ほのかな酔いのせいなのだろうか。]
(*32) 2023/03/08(Wed) 21:04:10

【赤】 一匹狼 “楓”

>>*31彼女が腕にもたれかかってくるのを感じ、少し迷った末。
 楓はそっと彼女の肩に腕を回し、緩く抱き寄せた。

 このまま彼女と共に過ごす日々が続いたら。
 戯れにそう考えてみても、やはり日常が思い浮かぶ。

 自分の日常に彼女を迎え入れることはできない。自分という狼一人を御するのにも苦労しているぐらいなのだから。

 もし彼女と共に在ろうとするならば、日常は捨てることになるのだろう。そう、例えば、先ほど思いついた旅路に共に出るような。独りきりで旅に出るよりは心強いものになるかもしれない、……厄介ごとも増えるかもしれないが。

 彼女の思いも知らないままの思いつきをいくつか巡らせた末、ほんの少し残っていた紅茶を飲み干してカップをそっとテーブルに置く。
 それからソファの背に改めて凭れたときにも、まだ椿は隣にいるだろうか。

 早々に感じた体の重さが次第に頭にも及んできたようだ。ずっと彼女が寄り添っていてくれたなら、夜の静けさと彼女の体温がこのまま楓を眠りに落とすだろう]**
(*33) 2023/03/08(Wed) 21:04:29

【人】 月島 雅空

 ああ、消える直前に渡されてさ。
 だから片方だけもってる。

[ペルラさんが安心した様子>>69に気づかぬまま、ペルラさんは何かに納得したように呟いている。
これ以外となると家にあるものとなっていたので力になれたようでほっとしつつ、自分がもっているようにという言葉に了解するように頷く。
珠月がかえってくるためならば、後で怒られてもいいから渡そうと思っていたがそうじゃないなら託されたものなのだから極力自分がもっていたかった]
(78) 2023/03/08(Wed) 21:50:41

【人】 月島 雅空

[改めてハンカチにイヤリングを包み直してポケットにいれる。
提案したダイビングは了承を得られて向かうことに決定した中で、イヤリングに触発されてペルラさん>>70>>71は語り始める]

 はい。……え……

[実は、と言われて少し身構えたが深刻な内容というよりは、不思議な内容で思わず間抜けな声が漏れ出た。]

 じゃああっちにいるのも…ペルラさんの好きな人っていうのも…そ、そっか。

[複雑なようなほっとするような複雑だが、大半は不思議な心地だ。]

 それだけ繋がりがあるっていうと、ロマンチックに過ぎるかな?でも…よかったかも、俺も珠月に似てるペルラさんだから信じやすかった面はあったし、多分…珠月のほうもそう…だとは思う。

[珠月のほうも、自分のように心臓がおかしくなりそうになっているか、まではわからないが]

 それに俺と似てるっていうなら…大丈夫かな。
 いや、中身は色々と違うだろうけど…ペルラさんのお願いも…珠月のことも、無視して、なんてできないだろうからさ。

[ペルラさんからの保障もあったが、やはりあちらはあちらでどうなっているのか安全を願うことしかできないわけで、それはそれとしてほっとするのであった]
(79) 2023/03/08(Wed) 21:51:26

【人】 月島 雅空

[じゃあ、いこうか。と、先日に予約していたために道具は用意されていた。更に沸かした紅茶などを魔法瓶にいれておく。
そしてコテージの中で簡単な講習を行う。ダイビング――厳密にはシュノーケリングというものだが、初心者にはそのほうが安全だろうし施設的にも借りれるのはこれぐらいだったのもある。]

 ちょっと、失礼、見てもらったほうがいいだろうから。

[というのウェットスーツを着る以上はまずは薄着になる必要もある。
流石に珠月に似ていて、それでいて大人なペルラさんのそういう姿を見るのは大変だ。と、上だけ薄着にした状態でペルラへという。]

 着づらいかもしれないけど潜るときに水が入らないようにするためだから、焦らず丁寧に着てほしい

[今回着るのは長袖半ズボンタイプのウェットスーツだ。]

 それでまずはだけど足を通す。その時にこっち側は裏返してるほうがやりやすいかな。

[そうやって片足を通して足首まで抜けたら、次は逆の足を同じようにいれていき、両足が膝まで着けれれば裏返してるのを戻せば腰まで入る。
そして腕、こちらも片腕ずつ、上にあげるようにしていれると入りやすい。などとして、最後に背中と腕のファスナーを引き上げたら完成だ]
(80) 2023/03/08(Wed) 21:52:35

【人】 月島 雅空

 足を通すときにこけそうだと想ったら椅子に座りながらやってね。

[そういった後、ウェットスーツに身を包んだ雅空はそういいつつも、テーブルカウンターのほうに眼鏡を置き、コンタクトレンズを着けた]
(81) 2023/03/08(Wed) 21:52:56

【人】 月島 雅空

[そして手が必要だったらスーツを着るのを…色々がんばって手伝い。

更に必要なものとしてマリンシューズにマリングローブ。身体につける重り。
シュノーケリング用の目から鼻までを覆うマスクとシュノーケルを用意する。
特にシュノーケルは壊れていないか念入りにチェックした後に]

 これをつかって呼吸の練習もしといたほうがいいな。

[まずは口のサイズに合うかどうか、それもあるがシュノーケルのくわえかたである。
歯で噛むのではなく、唇でマウスピースを覆うようにして、水中では口を窄めたようにしながら完全に口だけで呼吸することを意識する等々]

 水が入ってきたときも慌てなくていいよ。
 思いっきり息を吐き出して水を押し出すか、そもそも顔を水面からあげてしまえばいいしね。
 息を吐くときは少し強めに、吸う時はゆっくりとするのがコツかな。
 それと、ちょっとでも身体が変だと思ったらすぐ訴えてね。

[軽くチェックなどをしてもらったら、じゃあいこうか、とコテージから目の前の湖へと向かった]
(82) 2023/03/08(Wed) 21:53:15

【人】 月島 雅空

[タオルや飲み物をいれておいた荷物を近くにおいて、湖の端に腰掛けてまずは自分が潜るように足を着けた。少しひんやりとした水に浸かっていく。
手前のほうは土が盛り上がっているおかげか足も着くようだ。]

 じゃぁ、まずは実際に顔を着けて、練習してみようか。

[と、シュノーケルそのものだが、泳ぐことへの忌避感などもないかというのをチェックするように、ペルラがきたらまずは慌てないように呼吸の練習から入った。
それに呼吸の練習といっても顔を水面に着けての練習だ。

顔を着けてみれば透明度の高い湖の中の光景が目に入るだろう。

緑色の水草がゆらゆらと揺れ、もう少し時期が遅ければ草原のように広がっていただろう。
小さいエビやマス、よくみればナマズなんかも見れたかもしれない。最初は楽しむようにしながら練習をしていき、それを終えると]

 少し泳いで周りを見てみようか。何かあったら手を引いたりして教えてくれ。

[不思議な空間だからと調べようというのが一応目的ではある。
ただそれでもクリアな水色の世界にゆっくりと時の流れなどないように揺蕩う水草というのは見ているだけでも楽しいものがある。
ペルラさんの手を引いて誘い、湖の中をまずは潜らずに回遊するように泳いでいった*]
(83) 2023/03/08(Wed) 21:54:31

【人】 鈴木 深江

[二人で行った深夜のハイキングは楽しかった。おてんとうさまが天辺にくるという話に笑う。実際起きた時にはその通りになっていたのだけれど。
 マットを前足でならす狐が見れてよかった。体毛にしまわれて暑いくらいだったがそれも心地いい。天美の所有物になった気持ちでもある。まあ、大枠で言って間違いはないのだが。]


 おお、起きたか。おはよさん。


[挨拶をして間もなく天美が人の身体に化けたものだから、暖をとっていた分一気に寒くなった。もう昼だが。あたたかすぎるのが悪かった。落差だ。
 身体を伸ばす様子と対照的に軽く身を縮こませたが、それもすぐにおちついた。]
(84) 2023/03/08(Wed) 21:57:39

【人】 武藤景虎


 や、オレは特に気にしない。

[りんごジュースのことは軽く手を振って答える。>>74

実際のところ、あの美術館で起きた諸々は長い期間残された人が不安になる程に見る幻覚というところがあったのか、単にオレが図太いせいなのかは謎だが、大してトラウマになるような経験は林檎に関しては特にしていなかった。

オレが現実に還った後の柚樹の方が大変だったことを知っているので、大丈夫かなとは思いはしたけど。

昨日の出来事もそこまでショッキングではなかった……と言ったら語弊はあるが、あのおかげで記憶が戻ったところもあるし、なんかアドレナリン的なものでも出てたんだろう。

頭に血が昇るようなことはあったものの、林檎が食えなくなるような経験ではなかったから。]
(85) 2023/03/08(Wed) 21:57:55

【人】 鈴木 深江

[起きてコテージに備え付けの風呂に入る。
 そう時間をかけずにさっぱりするだけだが朝風呂(※昼)はやはり贅沢なものに思えた。水道代も気にしなくてよいし。

 そうして準備するのは釣りだ。
 今日は釣果で勝負する予定なのだ。

 午後だけだと川も湖も行くのは難しいということで今日は川、明日湖に行く予定を立てた。連日魚でもなんら問題はない。もともと海辺の漁師が本職なのだ、何年魚続きでも嬉しい人種である。

 それに、川では川遊びができる。
 湖には船等あれば船釣りもできる。(あひるボートで?)
 天美が連日の釣りに飽きるかどうかはあるが、
 どちらに転んでも問題はなさそうだ。

 夜はバーベキューの予定のため、
 出かける前に軽く道具だけでも取り出しやすい所に置いておく。]
(86) 2023/03/08(Wed) 21:58:03

【人】 鈴木 深江


 だのう。
 近場に川も湖もあるの、いいなぁ。

 海が近ければさらに言うことはないんだが、
 さすがに高望みだ。

[笑いながら準備をする。
 コテージの外に釣り用の冷蔵庫もあったのは嬉しい。冷凍室には冷凍された釣り餌やクーラーボックス用の氷も入っていたため助かる以外の言葉がない。冷蔵の方には生餌も用意されている。とても助かる。やはり釣り餌は生餌が好きだ。練り餌を作るのも嫌いではないが。

 ロッドや針についても同様だ。ルアーの用意もあった。
 ルアーについては経験が浅いが何とかなるだろう。

 本当に何でもそろっているな、と思うし、
 釣りもできるがウリならそれくらいあるのも当然なのかな?とも思った。贅沢な発想だ。]
(87) 2023/03/08(Wed) 21:58:15

【人】 武藤景虎

[“かわいい“という度に、イマイチ伝わってないなというか、柚樹はどうにもオレが“そういう生き物“だからと思ってる節があるとは思う。

時間さえ貰えれば柚樹をかわいいと思う理由なら説明できるのだが。

実際長々説明したことはあったし、なんならプレゼン資料を作ってもいいくらいだ。
やめろと言われそうだから作ったことないけど。

味の組み合わせは料理してないと多分思いつかないんじゃないかな、とは思いつつ、大抵の料理を美味いと言って食うのも“なんでも美味いという生き物“だと思われてたらどうしよう。

柚樹から貰った食べ物で不味かったのは市販の変なお茶くらいで、手料理は全部今のところ美味いのしか食ってない。

まあそれも、食わせる前に練習してくれたりしているのも知っているので、そうそう口に合わないものを食べる可能性は低いと思っている。不味くても多分食うけどね。]
(88) 2023/03/08(Wed) 21:58:22

【人】 鈴木 深江

[一日目午後、川に辿り着くとやっぱり思わずまずは川べりの石をひっくり返した。餌になりそうな虫もいる。用意されていた餌と比べてみるのはありだ。
 川の水をクーラーボックスに入れ氷水を作り、口を開けたビニール袋をそこに置く。準備は万端だ。

 川釣りでの餌は基本的にみみずだ。みみずが最強であり釣りたい魚の種類を厳選するなら別の餌に変えた方がいいといった感じだ。別に何でもいいのでとりあえずみみずを使う。とりあえず通し刺しで様子を見るか。

 人があまり来ない場所だと魚の警戒心は薄い。
 流れが溜まっている場所はだいたい魚もたまっている気はするが、どうだろう。 ヒュン、 風をさくような鋭い音のあと、 ポチャ、 と水音が聞こえる。
 釣り竿の先を撓らせキリリ、リールを巻く。撓らせ、巻く、繰り返しである。……… かかった! この引きの軽さは小魚だろう。遠慮なくリールを巻き取り竿を持ち上げた。 水中から魚が出現する瞬間の重さが手に心地いい。]
(89) 2023/03/08(Wed) 21:58:27

【人】 鈴木 深江


 よし。

 かかりも良いようだぞ。

[早速釣るとふふんと天美に向けてどや顔だ。
 釣り竿を立てると魚は宙を舞い手元に収まる。かかった針を取り魚をクーラーボックスのビニールの中にポイっと入れた。いやあ、本当に便利な時代である……。]
(90) 2023/03/08(Wed) 21:58:42

【人】 武藤景虎

 
 えっ、泳ぐの……?

[まあ、人がいなかったら?いいんじゃないかな?>>76

じゃあ尚のこと広い風呂のがいいのではと思いながらも、そのくらいの広さがあればいいねと言いつつ貸切風呂まで向かって。


風呂が露天だとわかった瞬間に猛然と脱ぎ出すのからは、ちょっと目を逸らした。>>77

明らかにテンション上がってるし、よっぽど温泉好きなんだな。

一昨日はいきなり泣かれたりなんだりで焦ってばかりだったけど、昨日決着がついてからはずっと楽しそうだから安心する。

風呂に浸かるの自体柚樹んちで借りないと入れないし、温泉自体も相当久しぶりだから満喫しておこうと温かいお湯の中に身体を沈めて。]

 オレは泳がないけど泳いでいいよ。

[どっかぶつけたりしないようには気をつけてね、と何か保護者みたいな気分になりながら言っておいた。]*
(91) 2023/03/08(Wed) 21:58:44

【人】 鈴木 深江

[釣れない時はのんびり浮かぶウキでも眺め周囲の音を聞くだけでも楽しい。こういった時間は久々な気がする。深江の釣果は数字で例えるなら36くらいだった。
 帰りには氷水は捨て、帰ったら捌いてバーベキューである。]
(92) 2023/03/08(Wed) 21:59:03

【人】 鈴木 深江


[その日は早めに寝て、二日目は朝から湖で遊ぶ予定を立てている。楽しいことがたくさんで時間の流れもゆっくりに感じてしまうな…。*]
(93) 2023/03/08(Wed) 21:59:16
 




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