【人】 大学講師 エガリテ……ジェレミーに抱いて貰える 初めての女性になれるのは、嬉しい [目元口元を、ほろりと綻ばせた。 笑顔を咲かせる、とは言うけれど 鮮やかで華やかな大輪の花とは程遠い。 ともすれば見落とされ踏み潰されてしまう 野原に咲いた花のような――そんな微笑みだった。] (182) 2020/02/03(Mon) 14:32:07 |
【人】 大学講師 エガリテ[ふわりと浮いたかと思うと、 横向きに抱え上げられていた。>>172 こうされるのは初めてじゃない。 以前よりもすっぽり納まる感じから、 自分が小さくなったことを実感する。 ……それから、ジェレミーの肉体の逞しさも。 普段よりさらに、実感してしまう。] …………うん。……ありがとう…… [頭がぽーっとして、近くにある顔に見惚れて。 揶揄いとも取れる言葉に、素直に礼を言った。 彼のこと、頼もしいとは元々感じていたけれど ここまで……だっただろうか。 性自認は相変わらず男なのだが 肉体に引き摺られているのかも……知れない。] (183) 2020/02/03(Mon) 14:32:38 |
【人】 大学講師 エガリテ[心臓は落ち着かないのに 一生このまま居座りたいくらい 心地良くもある、彼の腕の檻の中。 ベッドに戻ってくれば解放されて ほんの少し、寂しく感じてしまう。 とても贅沢になっていると思う。] (184) 2020/02/03(Mon) 14:32:55 |
【人】 大学講師 エガリテ[銀の髪が枕の上に拡がって 不安と期待とが混じった瞳で 愛おしいひとを見上げた。] ジェレミー…… もう一度……キスして、欲しい [甘やかして貰って、甘えてしまう。 惚れた番の雄に 愛されたくて堪らない、ひとりの雌は。 一度外してしまった箍は戻らないというのに。] (185) 2020/02/03(Mon) 14:34:13 |
【人】 大学講師 エガリテ[彼が生きるに当たって 彼の一族から課せられた誓約も 己が女じゃなくてよかったと ふとした時に彼から思われていたことも 俺は、知らない。*] (186) 2020/02/03(Mon) 14:34:24 |
【人】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 褒め言葉、だろう? [誑しだなんて、そんなこと。>>165 言われたことがあるかには触れぬまま、笑みは崩さず誘いをかける。 膝で躙り寄る青年は、素直に可愛い。 這いつくばられるのも嫌いのは言わないが、いかんせん少しばかり遠すぎるのだ。 一段降りなければ、口づけひとつできぬ距離は、挟まる空間が少し寒くて、寂しい、なんて。 口にも顔にもしないが、舎弟どもにも密かに抱く感情だ。] いい子、だ。 [近づいた青年の頭を、両手で掻き回すように撫でて褒めてやる。 少し身をかがめたら、額に口づけひとつ。ふたつ。 わざと、ちゅ、と軽い音を立てて、それから両手を滑らせて、耳の裏から頬、首筋までを柔く撫でて可愛がる。 指先でくっと上向かせたら、少し開いた唇を見て、そこを親指の腹でなぞった。 再度、見せつけるように舌先を閃かせ。 唇が重なる瞬間まで、その眼差しは青年の表情を見つめ続けて……、] (187) 2020/02/03(Mon) 18:12:39 |
『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗は、メモを貼った。 (a28) 2020/02/03(Mon) 18:13:41 |
【人】 木野 ツラユキ [結局。 時間だけは流れたものの、重い頭が睡眠不足を伝えてくる。 美音が静かに風呂に向かったのも、気付いてはいた。 けれど、朦朧とした頭では起き上がることさえできず。 やっと起き上がれたのは、美音が戻ってきたころ。 その彼女が、昨日とは違う香りをまとっていることに気付く。] 美音ちゃん、その香り…… [上気した頬から、うなじから、ほんのりとお香の香りが漂ってくる。 さすがに昨日と同じタイツは履けなかったのか、素足を晒している。 一瞬複雑な表情を浮かべて、それからすぐに話題を変えた。] (188) 2020/02/03(Mon) 18:41:17 |
【人】 木野 ツラユキうーん……そうネエ…… あ! そういえば覚えてる? 美音ちゃんがまだ幼稚園生の時…… [突然の無茶ぶりに驚いたものの、座右の銘は「妹の 頼みを聞くのは 兄(姉)の使命」。 20年分の思い出ストックを存分に振る舞った。 二人が生まれたとき、「お兄ちゃん」になれたのがうれしかった。 しばらくの間、美音も実妹だと思っていた。澪は同じ家に帰れるのに、なぜ美音は違う家に行ってしまうのか不思議だった。 「みおんちゃんはどうしてかえってこないの?」なんて話して、大人に笑われた。 頼りなく手足を動かすだけだった二人が、やがては笑い、寝返りを打ち、後追いをするようになっていくのが面白くて仕方がなかった。 美音が「おにいちゃんかおねえちゃんがほしい」とせがんでいた時は、うれしくてニマニマ笑顔が止まらなかった。 『ぼく、みおんちゃんのおにいちゃんだよ。ちがう? おねえちゃんがいいなら、そっちにもなる! 「アラおはようみおんちゃん! きょうもかわいいワネ」……』 とふざけたら思いの他ウケたのでオネエ口調に至る。] (189) 2020/02/03(Mon) 18:42:36 |
【人】 木野 ツラユキそうそう、この前の成人式、澪ちゃんも美音ちゃんもとっても素敵だったワ! 黄色が可愛く着こなせる子ってなかなか居ないわよネ〜 それぞれでももちろん可愛いんだけど、二人並ぶと可愛さが限界突破して可愛い+可愛いというよりむしろ可愛い×可愛いいやもはや可愛いの累乗? 可愛い^可愛い妹の晴れ姿が、二人分も見られるなんて、オネエさま幸せだワ〜…… 卒業式の袴姿も楽しみ! それにきっと花嫁姿も…… [そこまで言ってから、ふと押し黙った。 澪を思い浮かべる時、いつも自分は客席側。割れんばかりの拍手を送って、滲む涙が頬を伝って…… けれど、美音は…… それ以上考えてはいけない。 寝不足の頭が警鐘を鳴らす。] うーん……絶対綺麗だけど、当分駄目ヨ! オネエ様寂しいモノ。 [その感情に違う名がついていると知りながら、心に蓋をした。 美音のことは本当の妹のように可愛がってきたし、「おねーさま」と呼んでくれたときは、心から嬉しかった。 まさかその呼び名が己を縛るようになるとは、思いもしなかった。] (190) 2020/02/03(Mon) 18:44:06 |
【人】 木野 ツラユキ ── 幕間 探検中 ── アッ! 美音ちゃん、これ、十二単ヨ! それにホラ小袿も! ちょっとぉ〜〜〜→→↓素敵じゃ↑な〜〜〜〜→→→イ↓、美音ちゃん絶対似合うワヨ! せっかくだから着てちょうだいヨ! アラ狩衣も直衣も有るワ〜、オネエ様も何か着てみようかしラ。 [探検し終わったと思っていたが、見落としも多い。 探せばコスプレ、もとい、衣服も見つけられたかもしれない。 なかったらツラユキの妄想。]* (191) 2020/02/03(Mon) 18:47:16 |
木野 ツラユキは、メモを貼った。 (a29) 2020/02/03(Mon) 18:50:49 |
【人】 女子大生 ミオン[カラスの行水の上位互換的に終えた朝風呂。 その帰りに、彼は起き出した様だった] へ、変かな? ビャクダンだったかな? 落ち着く香りで、良いかなって。 [いつもの様におはよう、と笑った後、 香りが伝わってしまった事や、彼の視線が素足に向いた事に気付いてちょっとどきっとしてしまう。 紛らわす様に笑ったけれど、 一瞬見えた気がする、彼の複雑そうな顔は何だろう。 お線香の匂いに嫌な思い出でもあったかな……と記憶を辿るけれど、思い当たるものが無かったから、 追及はしなかった] (192) 2020/02/03(Mon) 20:19:44 |
【人】 女子大生 ミオン[おねだりすれば、 無茶振り 楽しい話も、快く語ってくれた。うんうん、と笑いながら聞いたり、 そんな事あったっけ?と首を傾げたりした。 澪も知らない、二人だけの思い出を語ってくれると、 嬉しくてたまらないといった顔になった。 美音と過ごした時を覚えて話してくれるのが、嬉しかったから] (私、一緒に手を繋いでおでかけしたり、 お揃いの服を着たり、 甘い物をわけっこしたりしたかったから、 お姉ちゃんが良いって思ったんだよね……。) [オネエ口調が面白かったのもあるけれど。 そして、その"したかった事"はほぼ澪としたのだけど。 小学生の途中あたりから、仲の良さは変わらなくても、彼と手を繋ぐ事なんかはしなくなった。 でも「その喋り方やめてもいいよ」と言うタイミングも、 ツラユキさんとか、せめておにいさまと呼ぶタイミングも、 ずっとわからないでいる] (193) 2020/02/03(Mon) 20:20:06 |
【人】 女子大生 ミオンぇへへ、ありがとう。 [成人式の振袖を褒められて、またぱっと笑顔が咲く。 当日着たのは母から受け継いだ着物で、ちょっと最近は見ない色と柄だったから、すごく気に入っていた。 澪もとても綺麗で、沢山一緒に写真を撮ってもらった。 でもちょっとおねーさまは褒め過ぎだと思う。 頬がそわそわ染まっちゃう。 卒業式の袴の話に移ると、 着物は何色でね、袴はね、と頭に話が膨らんだのに、 彼が黙ってしまって、一緒に口を閉ざした。 澪がお嫁に行くのが淋しいのかな、と思った。 ……私の事も、少しは淋しがってくれるといいなと思った] …… [「当分駄目」って私に言ってくれてるから、 きっと、さっきの小さな己の願いは叶っている] (194) 2020/02/03(Mon) 20:20:11 |
【人】 女子大生 ミオン……おねーさまのさみしがり。 大丈夫だよ、私は彼氏もいた事無いもん。 ずっと先だよ。 ……でも、 ちゃんと良い人を見付けるからね…… [何人もの男と寝た事はあっても、 付き合った事は無いのは本当。 いつかちゃんと、誰かを好きになろうと思っているのも本当。 つきつきと胸が痛むけれど、 静かに笑って彼を見上げた。 何だか変な空気になってしまった気がして、 さて、とまた立ち上がって、探索を続けただろう] (195) 2020/02/03(Mon) 20:21:01 |
【人】 女子大生 ミオン[そうしたら、脱出の糸口では無く、 プレイに使えと言われている様なもの 別の衣類をおねーさまは発見した。彼はおもしろかわいくはしゃいだというのに。 自分はすぐにそっちに思考がいってしまった事にちょっとショックを受けかけたけど、おねーさまかわいい、と思えば少しメンタルも回復する] 私着方わかんないよ〜 [と言いながらもやはり昔の着物には興味があるので、 手に取って眺めてみた。 そしたら着てみたくなって、ちらりと彼を見遣った。 それっぽい感じになったらいいよね?と、先に着付けは出来ない事を言い訳しておいて、 衝立の向こうで着替える事にした。 「おねーさまのも是非見たい」とは言っておいて。 衣擦れの音とか響くと意識してしまいそうだったから、 他愛のない話を交わして掻き消しながら。*] (196) 2020/02/03(Mon) 20:21:09 |
【人】 新人捜査官 空閑 誉め言葉、ですね。 [否定しない様子に僕も肯定で返した。>>187 若頭の人柄はよく知らないけれど、人誑しの才があれば部下にも好かれるだろうし他を丸め込みやすい。 なんて、仕事にも似たことを考えて 今は仕事じゃないな、って笑ってそれを追い払う。 飲まれないように、流されないようになんて思っていることは悟られないように 誘われるままにそばによって、誘うように唇を開く。 ああ、まだ少し遠い。] いつもその調子なんですか……ぁ…… [額に触れる、リップノイズがそのまま頭に響く。 首筋をなぞる手つきは手馴れていて、気を付けていないと引きずられてしまいそう。 ちらりと覗く舌先、まっすぐに見つめる視線から目は逸らさずに 若頭の膝に手を置いて、僕からも顔を近づける。] (197) 2020/02/03(Mon) 20:30:21 |
新人捜査官 空閑は、メモを貼った。 (a30) 2020/02/03(Mon) 20:34:16 |
【人】 女子大生 ミオン[普段着る服は、青系が多い。 でも着物は、 洋服では無理だと思う色も着させてくれるから不思議だ] ……おかしくない? [着てみたのは、小袿という平安時代の貴族の女性の着物。 可愛らしい桃色の唐衣は、幼くは見えないだろうか。 緋袴の帯はよくわからないから、ただぐるぐる巻いて前で大きなリボン結びにした。 お互いに着てみて姿を見せ合ったら、 普段ならわーい一緒に写真撮ろうー!と言うところなのに、 今は、] (……これで、どうしろと……!!) [頭の冷静な部分が空気の読めないツッコミを繰り出す。 彼にちょっと褒められでもすれば嬉しそうな素振りを見せるだろうが、] ………ちょっと、向こう見て来る…… [テンション落ち気味なのは隠せないままで、 近寄りたくもなかった御帳台の帳を開いた] (198) 2020/02/03(Mon) 21:06:48 |
【人】 女子大生 ミオン[内迄入って割と高い天井を調べ、 それから隅を調べて……] ん…? おねーさま、ちょっと来て! [所謂ベッドの上であるところに彼を呼び付けて、 隅に詰め込まれた布地の様なもの、そこからちらりと見える無機質なものを指した] これってカメラじゃない? [やっぱり見られてるのかな?とか言いながら、 布地を押し広げて実体を明らかにしようとする。 布は厚くて丈夫でびくともしないから、引っ張ってみる。 強固だったけれど格闘を続けていたら、こちらの手がすっぽ抜けて、] きゃっ… [傍に居た彼にぶつかった] (199) 2020/02/03(Mon) 21:07:09 |
【人】 女子大生 ミオンご、ごめんなさい、おねーさ、ま…… [勢いよく背中で彼を押してしまった。 大丈夫かな、と畳に手を着いて振り返ると、 まるで押し倒している様な格好になってしまった] おね、さま……怪我、ない……? [自分の影で肌を一層暗くする彼を、見下ろしている。 そんな光景に胸と喉が鳴って、 すぐにどかなければいけないのに、 身体が持ち上がらない] (……このまま…………、 キスできちゃいそう…………) [沸いた頭で腕を折り畳みかけたけれど、 そこ迄顔が近くなかった事もあって、ぱっと我に返った。 一緒にぱっと身体を起こして、 「ごめんなさい、おねーさま!」と頭を下げた。*] (200) 2020/02/03(Mon) 21:07:14 |
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