人狼物語 三日月国


51 【完全RP】ポムペッシュ・フェーリンコロニー【R15】

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到着:叶わぬ想い 日下部 汐里

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



 [ ……嗚呼、こんな想い。
   どうせ叶いやしないんだから。
   キャンプファイヤーの炎にくべて灰にして。
   闇色の空に溶けて消えてしまえば良いのに。 ]

(14) 2020/11/21(Sat) 9:59:20

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


 [ 和の国に生まれ育った祖父と
   異国の地の名家の生まれの祖母は、
   大恋愛の末に結ばれたらしい。

   ……らしいと、どうにも感慨が薄いのは、
   祖母が早くに亡くなったため
   写真くらいでしか彼女の顔を知らないから。

   ただその存在は確かに私の中に在る。 ]
 
(15) 2020/11/21(Sat) 10:00:34

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  「 片目をつぶったら、それぞれ見える色が違うの? 」


       「 おんなじだよ!みんなとおんなじ!! 」


(16) 2020/11/21(Sat) 10:02:11

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


 [ 無垢な問いに対して、ほっぺたを膨らませたのは、
   齢一桁の頃だけど。
   今もはっきり覚えている。

   在る程度成長した今ならいざ知らず、
   色の異なる左右の瞳は、幼子には興味の対象だった。
   囃し立てるような声を向けるのは、男の子が多くて。
   当時の私にとって、男子は倒すべき敵だった。 ]
 
(17) 2020/11/21(Sat) 10:03:35

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  [ ……それが原因かは、いざ知らず。
    甘い香り。マシュマロのようにふわふわのほっぺ。
    
    私が想いを寄せる相手は、すべからず。
    私と同じ性をを持つ“女の子”だった。 ]

(18) 2020/11/21(Sat) 10:04:35

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



    ─── 告白なんて、できるわけがないでしょう!


  [ 人と違う事が嫌だったのに。
    私は想いの在りどころさえ、
    みんなとおんなじにはなれなかった。

    クラスの女子が恋バナで盛り上がる中。
    曖昧な笑顔で誤魔化す日々。
    そういう話題が満載に違いない。
    間近に迫った林間学校のことを考えれば、
    自然と眉が寄った。 ]

  
    …… 絶対、絶対。
    言っちゃダメだからね。


  [ できるだけ顰めっ面を作りながら、
    傍の幼馴染に念を押す。
    報われぬ想い。
    それに私が押し潰されずにすんでいるのは、
    唯一人、吐き出せる相手がいるから。 ]
   
(19) 2020/11/21(Sat) 10:06:25

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



   ……いつも、ありがとう。


 [ それから照れ臭そうに、そっぽを向けて続ける。
   いつ頃からだろう?
   そばに居てくれた、幼馴染の男の子。
   互いに高校生ともなれば、
   昔みたいに常に一緒というのは難しいけれど。

   時折こんな風に、愚痴に付き合ってくれる事。
   私が男の子嫌いにならなくて済んだ事。

   全部君のおかげだって、素直に口にするには
   少しだけ恥ずかしいから。 ]**
  
(20) 2020/11/21(Sat) 10:08:05
叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。
(a5) 2020/11/21(Sat) 10:14:11

【独】 叶わぬ想い 日下部 汐里

/*
サンダソニア使いたかったけど、女の子多いな
→百合をすればいいのでは?

と名案顔でドヤッと入村したけれど、
どうなるかはお相手次第ではありまぁす!
(-23) 2020/11/21(Sat) 10:16:52
叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。
(a8) 2020/11/21(Sat) 10:25:12

【独】 叶わぬ想い 日下部 汐里

/*
前村ー
結局時間がなくて読めてないの!
再演さんもちらほらいるし、このお休み中に読まねば!
(-29) 2020/11/21(Sat) 10:31:59

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



   ……えっ、と。
   詳しくは知らないんだけど。
   父方の祖母がロシアの出身だったみたいなの。


 [ そんな話を交わしたのはいつだったっけ。>>27
   相手は同じクラスの近藤さん。

   「おかしいね」「変わっている」
   そんな言葉を伴って、
   異質に向ける、不躾な視線には慣れていた。
   しかし彼女は眼差しは真っ直ぐに。
   澄んだ色でこちらを見詰めていて。 ]
 
(32) 2020/11/21(Sat) 13:19:37

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里

 

  そ、そうかなぁ。
  ……… 絵理香ちゃん。


[ ちょっとだけ声を上擦らせながら。
  彼女が綺麗だと言ってくれた肌をほんのり染めて。
  瞳を瞬かせ、人差し指で毛先をくるくると弄ぶ。

  彼女が気付いたかは、わからないけれど。
  これまで近藤さんだった呼び名が、
  絵理香ちゃんに変わった事。

  不器用な“ありがとう”の代わり。 ]*
  
(33) 2020/11/21(Sat) 13:19:53

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



   ど、どうするって。
   普通にやりますよ!
   我々はお友達ですから。


 [ こちとら鋼の片想いですよ!
   きっとバレたら、私だけでなく。
   彼女も好奇に晒されるから。
   世界中が健吾と同じ考え方をしていたらいいのにね。
   なんて、無いものねだり。>>29

   この想いは誰にも知られるわけにはいかない。
   だから吐け口になってくれる健吾には
   実は頭が上がらない。 ]
  
(34) 2020/11/21(Sat) 13:36:49

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 面倒くさそうな横顔には、>>28
  おかしな話、少し安堵したりする。
  一方的に私が愚痴ってしまっているけれど。
  迷惑なら君はきちんと言ってくれるだろうって、
  …… そんな信頼感。 ]


  いつも私が聞いてもらってるばかりだし。
  健吾も悩みとかあったら言ってね。
  好きな子の話とかあれば、相談に乗るんだから。


[ なんて提案は、お世話になっているお返し半分。
  普段から物事を静観しているような幼馴染、
  その内面への興味半分。

  健吾の瞳の色も、私と同じで人と少しだけ違う。
  彼のようにどっしり構えていられたのなら、
  私もここまで拗らせずにすんだのにな。
 
  何を食べて育てばこうも動じないでいられるのか。
  秘訣があれば聞かせてもらいたいくらいだった。 ]**
   
(35) 2020/11/21(Sat) 13:37:40
叶わぬ想い 日下部 汐里は、メモを貼った。
(a14) 2020/11/21(Sat) 13:39:32

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



   写真でしか知らないけど。
   うん、綺麗な人だったな。


 [ そういえば、既に故人であることは伝わったか。

   “ちゃん付けって新鮮。”
   言われて初めて、子供っぽかったかなって。
   気恥ずかしさにうっすら顔を赤らめる。

   ─── 汐里ちゃん。
   しかし否定される事はなく
   倣うように返された呼び名に。

   途端、くらりと頭に走る甘い痺れは、
   彼女が纏うジャスミンの優しい芳香だけでなく。
   照れくさそうに向けられた微笑みのせい。 ]*
 
(52) 2020/11/21(Sat) 17:32:38
2020/11/21(Sat) 17:38:14

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  あっ、好きな子限定じゃないからね!
  困った事があったら、何でもかんでも
  二十四時間どんと来いだから。

  …… 私にも、お返しさせてね。


[ 同じグループ。>>40
  彼女の友達である日下部汐里なら問題なく誘える。
  しかし彼女に恋する日下部汐里なら?
  …… 私が勘違いしたせいで、
  答えは出ぬまま話題は流れて。 ]


  なるべくなら、そう。
  健吾が、当たり前のように
  私の近くにいてくれる間がいいな。


 
(55) 2020/11/21(Sat) 17:53:33

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 幼馴染。
  それは過去を共にした証ではあるけれど。
  未来を約束する言葉ではない。

  進路によって別たれる道もあるだろうし。
  もし健吾に恋人でもできたら。
  私が彼の傍にいる事は好まれないだろうから。

  …… 恋とか愛とか関係なしに。
  ただ無邪気に公園で駆け回れた頃もあったのにね。
  自らも報われぬ想いに身を焦がしているくせに
  相反する心に折り合いをつけられぬまま、
  在りし日を懐かしむように、そっと瞳を伏せた。 ]**
 
(56) 2020/11/21(Sat) 17:54:08

【独】 叶わぬ想い 日下部 汐里

/*
健吾くんは子供の頃でも公園駆け回らないかもしれないな
その時は私が一人で走ろう⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝⋆
(-53) 2020/11/21(Sat) 18:01:07

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  確かに、寝てて気付かない時もあるし。
  トイレやお風呂に入っている場合は、
  駆けつけるのは少し待って欲しいかな。

  あっ、そうそう。
  おはぎsweetを堪能している時は、
  緊急なら可。余裕がある時は避けてもらえると……


[ 大きい口を叩いておきながら
  少しずつスケールを削ぎ落として。
  最後にあげたスイーツは、君も知っている私の好物。 ]
 
(70) 2020/11/21(Sat) 19:46:36

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  遠くに行っても繋がっててくれるの?
  私から解放される機会なのに。
  そんなこと言ってると、ずっと愚痴っちゃうんだから。
  

[ くすりと微笑んで。
  冗談めかした口調に、僅かな本気を潜ませる。
  いつまで彼に甘えていいのかなって考え始めたのは。
  男女の性別の差。
  そこに立ちはだかる壁を考えた時。

  幼馴染の男女が、
  それ以外の関係を持たずままいられる距離。

  …… 確固たる自分を持つ君と違って
  私はすぐにこうしたしがらみに囚われる。 ]
 
(71) 2020/11/21(Sat) 19:47:18

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  そうだね。
  教室に戻ろうか。

  話聞いてくれてありがとうね、健吾。


[ 頷いて、空き教室から廊下に繋がる扉を開けば、
  先程まで遠くで響いていた喧騒が間近に響く。
  私もその中の一員に加わるべく、足を踏み出した。 ]*
 
(72) 2020/11/21(Sat) 19:47:34

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 私が色々考え込んでしまう壁。
  それを最初からなかったかのように乗り越えてしまう。
  彼、そして彼女達は私の憧れで。
  少しだけ嫉妬してしまう。

  あの日だってそう。
  健吾と絵理香ちゃんが
  何か話しているのは気付いていたけれど。

  …… 気になってはいたけれど。
  邪魔するのは悪いな、とか。
  私には関係ないんだし、とか。
  そんな言葉で自分に制限をかけて。 ]
  
(74) 2020/11/21(Sat) 20:10:52

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里

 

  
─── ふえっ!? 



[ そこに突如自分の名も含まれて。
  思わず素っ頓狂な声が出た。>>69
  慌てて口元を両手で押さえる。 ]


  またいきなりだねー、絵理香ちゃん。
  ふふっ、いいよー。


[ 様子を伺っていた事なんておくびにも出さない、多分。
  素知らぬ顔で振り向き、スマホを取り出す。 ]
 
(75) 2020/11/21(Sat) 20:11:37

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里

 

  絵理香ちゃんあんまりこの街に詳しくないの?
  どういう所に行きたいんだろ。

  美味しいスイーツの店、本屋、雑貨屋……
  文房具もわかるけど、折り紙は売ってたかなあ。
  二人で健吾の服を見立てるのも楽しそうよね。


[ ことさら明るい声で候補を並べる。
  ファッションにあまり興味がなさそうな
  幼馴染も半ば強引に巻き込んで。 ]
 
(76) 2020/11/21(Sat) 20:12:11

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里

 
[ 三人、あるいは二人で。
  見知ったはずの街を巡り
  そこに新たな発見を見つける度に、
  少しずつ距離が近まった。

  ─── その最初の一歩を踏み出したのは、私ではない。
  そんな事を考えているのは、きっと私だけ。 ]*

(77) 2020/11/21(Sat) 20:12:21

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  ・・・・・・。

(84) 2020/11/21(Sat) 21:10:07

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 三人での街巡り。
  待ち合わせ場所に現れた現れた幼馴染を見て。>>80
  最初の目的地は、
  有無を言わさずメンズの服屋に決まった。 ]


  全く、健吾は全く!
  せっかくの女の子とのお出かけだというのに!
  高校生にもなって「箪笥の一番上から取って着ました」
  みたいな格好しかしないんだから!

  
[ ぷりぷりとそんな愚痴を零しながら、
  付き合ってくれるようならば。
  あーでもない、こーでもないと。
  彼に似合いそうな服を、せっせと試着室に運ぶ。 ]
 
(85) 2020/11/21(Sat) 21:11:21

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 私と絵理香ちゃんと企画して。
  健吾を引っ張り込む。
  そんな街巡りが何度繰り返したか、繰り返せたか。

  繰り返すたびに縮まる距離。そう、友達として。>>78
  そこに喜び以外の感情があると気付いたのは
  いつだったか。

  見知った街の、見知った幼馴染の。
  馴染みのある一面、新たな一面。
  その中に、少しずつ、少しずつ。
  ・・
  貴女の存在が積み重なっていく。 ]
 
(86) 2020/11/21(Sat) 21:12:08

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里



  健吾、私ね ───


[ 一人で抱え込めばよかったのに。
  弱い私はそれができなかった。
  
  ある日、子供の頃に一緒に遊んだ公園。
  帰宅中だった彼を引っ張り込んで。
  ブランコだとか滑り台でひとしきり遊んだ後。

  夕陽が紡ぐ茜色を背にして。
  泣きそうな顔で、想い人の名を、
  それが彼もよく知る女子である事を告げた。 ]
 
(87) 2020/11/21(Sat) 21:12:36

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ …… それは私の罪だ。

  三人の男女。
  私と健吾は数年以上関係が変わらなかった。
  なら、新たな関係を築く可能性があるのは?

  好きな女の子を、一番身近な男の子に取られる事。
  一番身近な男の子を、好きな女の子に取られる事。

  そのどちらも、私には耐えられそうになくて。
  
  もし私の想いを知っていれば、
  なんだかんだ優しい君は、
  彼女を好きにならないように、
  気を配ってくれるかなって。
  そんな汚い誘惑に、愚かな私は負けてしまった。 ]
 
(88) 2020/11/21(Sat) 21:12:59